JP4592017B2 - 自動2輪車用エアクリーナ装置 - Google Patents
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Description
しかしこのような構造では、上記各通路がそれぞれ独立通路として形成されるため、エアクリーナが大型化するおそれがあるとともに、それぞれの空気導入口の配設位置を確保する必要があるため、エアクリーナの形状自由度に制約を受けるおそれがあり、これらの解決が望まれていた。本願は係る要請の実現を目的とする。
なお、本願ではエンジンに対する吸気のための専用通路をエンジン用空気通路、冷却空気専用の通路を冷却空気用通路とする。
エンジン及び動力伝達装置が一体となって揺動するユニットスイング式のパワーユニットと、エンジンへ浄化空気を供給するエアクリーナとを備えるとともに、動力伝達装置冷却用の冷却空気を動力伝達装置の内部へ導入するようにした自動2輪車用エアクリーナ装置において、
車体中心に沿って前方から後方へ、エンジン、気化器、エアクリーナが配列され、
前記エアクリーナは前側ケースと後側ケースとに前後分割され、内部はエレメントで区画され、後側ケース側の内部空間がダーティルームをなし、後側ケースの側面に開口された吸入口より外気を取り入れ、エレメントで浄化して、前側ケース側の内部空間であるクリーンルームに供給され、
前記エアクリーナの側面には、前側ケースから後側ケースにまたがって蓋部材が着脱自在に取り付けられ、この蓋部材と前記エアクリーナの側面との間の空間が外気導入通路をなし、
この外気導入通路は前側ケース前端側に設けられた外気導入口より走行風を導入し、蓋部材の内側を後方へ流し、前記吸入口にて連通する前記ダーティルームへ導入するとともに、
前記外気導入通路に、前記冷却空気を導入する冷却空気導入口を開口させ、この冷却空気導入口と前記動力伝達装置内部を冷却空気通路で連通し、
前記外気導入通路から外気を前記冷却空気通路へ分流させて前記冷却空気とし、
前記動力伝達装置は前記パワーユニットの中心よりも車幅方向片側へ偏って配置され、前記エアクリーナを前記動力伝達装置から前記パワーユニットの中心側へオフセットした位置に固定し、これらエアクリーナと動力伝達装置間を前記冷却空気通路で連結したことを特徴とする。
さらに、外気導入通路に取り外し可能な蓋部材を設けたので、冷却空気用通路とエアクリーナケースとを分離する必要なく、蓋部材を外すだけで冷却空気導入口の周辺のメンテナンスが容易になる。
図1は実施例に係るエアクリーナ装置を備えるスクータ型自動2輪車を一部断面で示す側面図である。前輪1を下端部で支持したフロントフォーク2をヘッドパイプ3へ回動自在に支持し、ハンドル4で前輪1を操向自在にする。
ジョイントパイプ42は外側ケース12aの頂部から上方へ一体に延出して略L字形をなすパイプ状部部分である。ジョイントチュ−ブ41は、内側ケース12bの頂部から一体に上方へ突出するジョイント壁43の内側へ嵌合接続され、バンド44で固定されている。
下壁45cに形成された開口45dにはジョイントチュ−ブ41の上端部が嵌合し、外気導入通路37内へ冷却空気導入口41aが臨んでいる。
ジョイントパイプ42の下部42bは上下方向へ延び、外側ケース12aの頂面に形成された冷却空気入口54の周囲部分へ一体に接続している。
このため、エアクリーナ15が大型化することを抑制するとともに、複数の空気導入口を各別に配置するためのスペースを確保することが不要となり、エアクリーナ15の形状自由度を向上させることができる。
そのうえ、冷却空気用通路38がクランク状に屈曲しているので、冷却空気内のゴミや水を冷却空気用通路内で空気から分離させることをより一層効率化できる。
Claims (3)
- エンジン及び動力伝達装置が一体となって揺動するユニットスイング式のパワーユニット(10)と、エンジンへ浄化空気を供給するエアクリーナ(15)とを備えるとともに、動力伝達装置冷却用の冷却空気を動力伝達装置(12)の内部へ導入するようにした自動2輪車用エアクリーナ装置において、
車体中心に沿って前方から後方へ、エンジン(11)、気化器(16)、エアクリーナ(15)が配列され、
前記エアクリーナは前側ケース(30)と後側ケース(31)とに前後分割され、内部はエレメント(32)で区画され、後側ケース側の内部空間がダーティルーム(31a)をなし、後側ケースの側面に開口された吸入口(33)より外気を取り入れ、エレメントで浄化して、前側ケース側の内部空間であるクリーンルーム(30a)に供給され、
前記エアクリーナの側面には、前側ケース(30)から後側ケース(31)にまたがって蓋部材(35)が着脱自在に取り付けられ、この蓋部材(35)と前記エアクリーナ(15)の側面との間の空間が外気導入通路(37)をなし、
この外気導入通路(37)は前記前側ケース(30)前端側に設けられた外気導入口(40)より走行風を導入し、蓋部材(35)の内側を後方へ流し、前記吸入口(33)にて連通する前記ダーティルーム(31a)へ導入するとともに、
前記外気導入通路(37)に、前記冷却空気を導入する冷却空気導入口(41a)を開口させ、この冷却空気導入口(41a)と前記動力伝達装置(12)内部を冷却空気通路(38)で連通し、
前記外気導入通路(37)から外気を前記冷却空気通路(38)へ分流させて前記冷却空気とし、
前記動力伝達装置(12)は前記パワーユニット(10)の中心よりも車幅方向片側へ偏って配置され、前記エアクリーナ(15)を前記動力伝達装置(12)から前記パワーユニット(10)の中心側へオフセットした位置に固定し、これらエアクリーナ(15)と動力伝達装置(12)間を前記冷却空気通路(38)で連結したことを特徴とする自動2輪車用エアクリーナ装置。 - 前記冷却空気通路(38)がクランク状に屈曲して形成されることを特徴とする請求項2の自動2輪車用エアクリーナ装置。
- 前記外気導入通路(37)は側面視で略水平もしくは導入外気の下流に向かう向かうにつれて斜め上方に延びることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載した自動2輪車用エアクリーナ装置。
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