JPH0610783A - 前後輪駆動車の吸気装置 - Google Patents
前後輪駆動車の吸気装置Info
- Publication number
- JPH0610783A JPH0610783A JP4188857A JP18885792A JPH0610783A JP H0610783 A JPH0610783 A JP H0610783A JP 4188857 A JP4188857 A JP 4188857A JP 18885792 A JP18885792 A JP 18885792A JP H0610783 A JPH0610783 A JP H0610783A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling air
- engine
- intake
- pipe
- cleaner case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims abstract description 38
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 26
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims abstract description 18
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 4
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 1
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジンの吸気管と強制冷却風導風管と変速
機室冷却風導風管をクリーナーケースに連結するか一つ
の集合管にまとめ、燃料タンクの下側に配置して防水で
きると共にコストダウンが図れる前後輪駆動車の吸気装
置を得ること。 【構成】 強制空冷エンジン1で、前後の無段ベルト変
速機を介して前後輪14,18を駆動し、エンジン1の
吸気管26と、強制冷却風導風管27と、変速機室冷却
風導風管28をクリーナーケース23に連結するか、上
方に延して集合管にまとめ、クリーナーケース23の吸
入口24を上面に設け、集合管の入口を、フレーム21
の前上部の燃料タンク22の下側に配置したこと。
機室冷却風導風管をクリーナーケースに連結するか一つ
の集合管にまとめ、燃料タンクの下側に配置して防水で
きると共にコストダウンが図れる前後輪駆動車の吸気装
置を得ること。 【構成】 強制空冷エンジン1で、前後の無段ベルト変
速機を介して前後輪14,18を駆動し、エンジン1の
吸気管26と、強制冷却風導風管27と、変速機室冷却
風導風管28をクリーナーケース23に連結するか、上
方に延して集合管にまとめ、クリーナーケース23の吸
入口24を上面に設け、集合管の入口を、フレーム21
の前上部の燃料タンク22の下側に配置したこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、泥水などの吸入を防
ぐことができる前後輪駆動車の吸気装置に関する。
ぐことができる前後輪駆動車の吸気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】強制空冷エンジンで、後輪を駆動する不
正地走行車がある。この種の車両は、エンジンに吸気を
供給するエアークリーナーとエンジンの強制冷却風吸入
パイプがあって、各々フレームの上部まで導き、泥水な
どが入らないように防水対策をしている。例えば、特開
昭62−153555号公報参照。
正地走行車がある。この種の車両は、エンジンに吸気を
供給するエアークリーナーとエンジンの強制冷却風吸入
パイプがあって、各々フレームの上部まで導き、泥水な
どが入らないように防水対策をしている。例えば、特開
昭62−153555号公報参照。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エンジンの吸気用のエ
アークリーナーと、エンジンの強制冷却風吸入パイプに
各々防水対策を施すのは、構造が複雑になり重量増やコ
ストアップにつながって不便である。
アークリーナーと、エンジンの強制冷却風吸入パイプに
各々防水対策を施すのは、構造が複雑になり重量増やコ
ストアップにつながって不便である。
【0004】かかる点に鑑み、この発明は、エンジンの
吸気管と強制冷却風導風管と変速機室冷却風導風管をク
リーナーケースに連結するか一つの集合管にまとめ、燃
料タンクの下側に配置して防水できると共にコストダウ
ンが図れる前後輪駆動車の吸気装置を得ることを目的と
する。
吸気管と強制冷却風導風管と変速機室冷却風導風管をク
リーナーケースに連結するか一つの集合管にまとめ、燃
料タンクの下側に配置して防水できると共にコストダウ
ンが図れる前後輪駆動車の吸気装置を得ることを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の前後輪駆動車の吸気装置は、強制空冷エ
ンジンで、前後の無段ベルト変速機を介して前後輪を駆
動し、エンジンの吸気管と、強制冷却風導風管と、変速
機室冷却風導風管をクリーナーケースに連結し、該クリ
ーナーケースの吸入口を上面に設けて、フレーム前上部
の燃料タンクの下側に配置したことにある。又、強制空
冷エンジンで、前後の無段ベルト変速機を介して前後輪
を駆動し、エンジンの吸気管と、強制冷却風導風管と、
変速機室冷却風導風管を上方に延して一つの集合管にま
とめ、該集合管の入口を、フレーム前上部の燃料タンク
の下側に配置したことにある。
に、この発明の前後輪駆動車の吸気装置は、強制空冷エ
ンジンで、前後の無段ベルト変速機を介して前後輪を駆
動し、エンジンの吸気管と、強制冷却風導風管と、変速
機室冷却風導風管をクリーナーケースに連結し、該クリ
ーナーケースの吸入口を上面に設けて、フレーム前上部
の燃料タンクの下側に配置したことにある。又、強制空
冷エンジンで、前後の無段ベルト変速機を介して前後輪
を駆動し、エンジンの吸気管と、強制冷却風導風管と、
変速機室冷却風導風管を上方に延して一つの集合管にま
とめ、該集合管の入口を、フレーム前上部の燃料タンク
の下側に配置したことにある。
【0006】
【作用】クリーナーケースの吸入口又は集合管の入口
は、エンジンの吸気管と、強制冷却風導風管と変速機室
冷却風導風管に各々、吸気又は冷却風を送るようにして
あり、一つにまとめられているので、フレームの前上部
に取付ける燃料タンクの下側に配置することによって、
泥水や雨水などが入るのを燃料タンクで防ぐことができ
て、防水することができる。そして、クリーナーケース
の吸入口又は集合管の入口が一つで、燃料タンクで覆い
易く、構造を簡単にできて、コストダウンが図れる。
は、エンジンの吸気管と、強制冷却風導風管と変速機室
冷却風導風管に各々、吸気又は冷却風を送るようにして
あり、一つにまとめられているので、フレームの前上部
に取付ける燃料タンクの下側に配置することによって、
泥水や雨水などが入るのを燃料タンクで防ぐことができ
て、防水することができる。そして、クリーナーケース
の吸入口又は集合管の入口が一つで、燃料タンクで覆い
易く、構造を簡単にできて、コストダウンが図れる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図7によっ
て説明する。図1乃至図5は、本発明の第一実施例を示
すものである。エンジン1は、気化器2で吸気に燃料を
混入して供給するようにしてあり、クランク軸3の一端
には冷却ファン4を取付け、シリンダー5に強制的に冷
却風を送って冷却するようにしてある。
て説明する。図1乃至図5は、本発明の第一実施例を示
すものである。エンジン1は、気化器2で吸気に燃料を
混入して供給するようにしてあり、クランク軸3の一端
には冷却ファン4を取付け、シリンダー5に強制的に冷
却風を送って冷却するようにしてある。
【0008】クランク軸3の他端には、二つの無段ベル
ト変速機6,7を連結してあり、前側の無段ベルト変速
機6は、発進クラッチ8、歯車減速機9を介し、更に、
一次チエン10、等速ジョイント11、二次チエン1
2、三次チエン13を介して、前輪14を駆動するよう
にしてある。又、後側の無段ベルト変速機7は、発進ク
ラッチ15、歯車減速機16を介し、チエン17で後輪
18を駆動するようにしてある。二つの無段ベルト変速
機6,7を収容した変速機室19には、ファン20で冷
却風を送って冷却するようにしてあって、ベルトの発熱
を冷却する。
ト変速機6,7を連結してあり、前側の無段ベルト変速
機6は、発進クラッチ8、歯車減速機9を介し、更に、
一次チエン10、等速ジョイント11、二次チエン1
2、三次チエン13を介して、前輪14を駆動するよう
にしてある。又、後側の無段ベルト変速機7は、発進ク
ラッチ15、歯車減速機16を介し、チエン17で後輪
18を駆動するようにしてある。二つの無段ベルト変速
機6,7を収容した変速機室19には、ファン20で冷
却風を送って冷却するようにしてあって、ベルトの発熱
を冷却する。
【0009】而して、フレーム21の前上部には、燃料
タンク22を取付ける。燃料タンク22は、下面を上方
に抉ってあって、大型のクリーナーケース23の上面に
設けた吸入口24を、燃料タンク22の下面に近づけて
取付ける。クリーナーケース22は、内側に、フィルタ
ー25が張ってあって、埃を取除くようにしてある。そ
して、クリーナーケース23の下部に、気化器2に連結
した吸気管26と、冷却ファン4の入口に連結した強制
冷却風導風管27と、ファン20の入口に連結した変速
機室冷却風導風管28を、各々連結する。
タンク22を取付ける。燃料タンク22は、下面を上方
に抉ってあって、大型のクリーナーケース23の上面に
設けた吸入口24を、燃料タンク22の下面に近づけて
取付ける。クリーナーケース22は、内側に、フィルタ
ー25が張ってあって、埃を取除くようにしてある。そ
して、クリーナーケース23の下部に、気化器2に連結
した吸気管26と、冷却ファン4の入口に連結した強制
冷却風導風管27と、ファン20の入口に連結した変速
機室冷却風導風管28を、各々連結する。
【0010】図6及び図7は、本発明の第二実施例を示
すものである。この場合には、大型のクリーナーケース
23を止め、気化器2にエンジン吸気用のクリーナーボ
ックス29を連結し、クリーナーボックス29の吸気管
26と、冷却ファン4の入口に連結した強制冷却風導風
管27と、ファン20の入口に連結した変速機室冷却風
導風管28を、各々上方に延して、一つの集合管30に
連結する。そして、フレーム21の前上部に取付けた燃
料タンク22の上方に抉った下面に、集合管30の入口
31を近づけて配置する。その他は第一実施例のものと
同じである。
すものである。この場合には、大型のクリーナーケース
23を止め、気化器2にエンジン吸気用のクリーナーボ
ックス29を連結し、クリーナーボックス29の吸気管
26と、冷却ファン4の入口に連結した強制冷却風導風
管27と、ファン20の入口に連結した変速機室冷却風
導風管28を、各々上方に延して、一つの集合管30に
連結する。そして、フレーム21の前上部に取付けた燃
料タンク22の上方に抉った下面に、集合管30の入口
31を近づけて配置する。その他は第一実施例のものと
同じである。
【0011】エンジン1の吸気管26と強制冷却風導風
管27と変速機室冷却風導風管28は、大型のクリーナ
ーケース23又は集合管30にまとめられ、クリーナー
ケース23の吸入口24又は集合管30の入口31の一
個所だけが空気取入れ口になり燃料タンク22の上方に
抉った下面に近づけて配置することによって、簡単に泥
水や雨水の侵入を燃料タンク22で防ぐことができて、
構造が簡単で軽量化とコストダウンが図れる。又、集合
管30を用いる場合には、吸気管26だけにクリーナー
ボックス29を連結して埃を取除くようにしてあり、強
制冷却風導風管27と、変速機室冷却風導風管28に
は、空気中に浮遊する埃が入ることになるが、吸気管2
6ほど埃を取除かなくてよく、実用上の問題はない。
管27と変速機室冷却風導風管28は、大型のクリーナ
ーケース23又は集合管30にまとめられ、クリーナー
ケース23の吸入口24又は集合管30の入口31の一
個所だけが空気取入れ口になり燃料タンク22の上方に
抉った下面に近づけて配置することによって、簡単に泥
水や雨水の侵入を燃料タンク22で防ぐことができて、
構造が簡単で軽量化とコストダウンが図れる。又、集合
管30を用いる場合には、吸気管26だけにクリーナー
ボックス29を連結して埃を取除くようにしてあり、強
制冷却風導風管27と、変速機室冷却風導風管28に
は、空気中に浮遊する埃が入ることになるが、吸気管2
6ほど埃を取除かなくてよく、実用上の問題はない。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は上述の
ように構成したので、エンジン1の吸気管26と強制冷
却風導風管27と変速機室冷却風導風管28を、一つの
クリーナーケース23又は集合管30にまとめたので、
全体の空気取入口をクリーナーケース23の吸入口24
又は、集合管30の入口31の一個所にでき、燃料タン
ク22の上方に抉った下面に、吸入口24又は入口31
を近づけて配置することによって泥水や雨水の侵入を燃
料タンク22で防ぐことができ、構造が簡単にできて、
軽量化とコストダウンを図ることができる。
ように構成したので、エンジン1の吸気管26と強制冷
却風導風管27と変速機室冷却風導風管28を、一つの
クリーナーケース23又は集合管30にまとめたので、
全体の空気取入口をクリーナーケース23の吸入口24
又は、集合管30の入口31の一個所にでき、燃料タン
ク22の上方に抉った下面に、吸入口24又は入口31
を近づけて配置することによって泥水や雨水の侵入を燃
料タンク22で防ぐことができ、構造が簡単にできて、
軽量化とコストダウンを図ることができる。
【図1】本発明の第一実施例を示す側面図である。
【図2】本発明の第一実施例を示す平面図である。
【図3】本発明の第一実施例を示す正面図である。
【図4】本発明の第一実施例を示すクリーナーケース部
分の側面図である。
分の側面図である。
【図5】本発明の第一実施例を示すエンジン部分の展開
縦断平面図である。
縦断平面図である。
【図6】本発明の第二実施例を示す側面図である。
【図7】本発明の第二実施例を示す平面図である。
1 エンジン 6 無段ベルト変速機 7 無段ベルト変速機 14 前輪 18 後輪 21 フレーム 22 燃料タンク 23 クリーナーケース 24 吸入口 26 吸気管 27 強制冷却風導風管 28 変速機室冷却風導風管 30 集合管 31 入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 35/08 J 9247−3G 35/16 M 9247−3G
Claims (2)
- 【請求項1】 強制空冷エンジンで、前後の無段ベルト
変速機を介して前後輪を駆動し、エンジンの吸気管と、
強制冷却風導風管と、変速機室冷却風導風管をクリーナ
ーケースに連結し、該クリーナーケースの吸入口を上面
に設けて、フレーム前上部の燃料タンクの下側に配置し
たことを特徴とする前後輪駆動車の吸気装置。 - 【請求項2】 強制空冷エンジンで、前後の無段ベルト
変速機を介して前後輪を駆動し、エンジンの吸気管と、
強制冷却風導風管と、変速機室冷却風導風管を上方に延
して一つの集合管にまとめ、該集合管の入口を、フレー
ム前上部の燃料タンクの下側に配置したことを特徴とす
る前後輪駆動車の吸気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4188857A JPH0610783A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 前後輪駆動車の吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4188857A JPH0610783A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 前後輪駆動車の吸気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0610783A true JPH0610783A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=16231073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4188857A Pending JPH0610783A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 前後輪駆動車の吸気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0610783A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007168530A (ja) * | 2005-12-20 | 2007-07-05 | Honda Motor Co Ltd | 自動2輪車用エアクリーナ装置 |
JP2007191104A (ja) * | 2006-01-20 | 2007-08-02 | Suzuki Motor Corp | 不整地走行車両 |
JP2008183924A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-14 | Yamaha Motor Co Ltd | 樹脂ブロックベルトを有するベルト式無段変速機を備えた自動二輪車 |
JP2010126057A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両 |
-
1992
- 1992-06-24 JP JP4188857A patent/JPH0610783A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007168530A (ja) * | 2005-12-20 | 2007-07-05 | Honda Motor Co Ltd | 自動2輪車用エアクリーナ装置 |
JP4592017B2 (ja) * | 2005-12-20 | 2010-12-01 | 本田技研工業株式会社 | 自動2輪車用エアクリーナ装置 |
JP2007191104A (ja) * | 2006-01-20 | 2007-08-02 | Suzuki Motor Corp | 不整地走行車両 |
JP2008183924A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-14 | Yamaha Motor Co Ltd | 樹脂ブロックベルトを有するベルト式無段変速機を備えた自動二輪車 |
JP2010126057A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両 |
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