JPH0631060B2 - エアクリーナ装置 - Google Patents
エアクリーナ装置Info
- Publication number
- JPH0631060B2 JPH0631060B2 JP60170065A JP17006585A JPH0631060B2 JP H0631060 B2 JPH0631060 B2 JP H0631060B2 JP 60170065 A JP60170065 A JP 60170065A JP 17006585 A JP17006585 A JP 17006585A JP H0631060 B2 JPH0631060 B2 JP H0631060B2
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- JP
- Japan
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- cleaner
- case
- air
- arc
- cleaner element
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- Expired - Lifetime
Links
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- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 6
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 5
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 3
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
- B01D46/10—Particle separators, e.g. dust precipitators, using filter plates, sheets or pads having plane surfaces
- B01D46/103—Curved filtering elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
- B01D46/42—Auxiliary equipment or operation thereof
- B01D46/4227—Manipulating filters or filter elements, e.g. handles or extracting tools
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、2輪車、3輪車または4輪車のような車両
において、車体の後部側へ末広がりに形成された2本の
シートレール間にクリーナケースを収納して固定した車
両のエアクリーナ装置に関するものである。
において、車体の後部側へ末広がりに形成された2本の
シートレール間にクリーナケースを収納して固定した車
両のエアクリーナ装置に関するものである。
たとえば、第5図に示すようなセミダブルクレードルフ
レーム1において、この種のエアクリーナ2は、2本の
シートレール1a,1aとピラーチユーブ1b,1bお
よびリアチユーブ1c,1cで形成される空間内に収納
して上記シートレール1a,1aに固定される。
レーム1において、この種のエアクリーナ2は、2本の
シートレール1a,1aとピラーチユーブ1b,1bお
よびリアチユーブ1c,1cで形成される空間内に収納
して上記シートレール1a,1aに固定される。
第6図は、従来のエアクリーナ2の一例を示す。
エアクリーナ2は、平面方形状のクリーナケース3、こ
のクリーナケース3に内装されるクリーナエレメント
4、クリーナケース3に連結する空気貯留室5などから
構成される。なお、6は外気を取り入れる吸気口、7は
クリーナエレメント4によつて清浄にされた空気を気化
器(図示せず)に送出するダクト、1dはアツパチユー
ブである。
のクリーナケース3に内装されるクリーナエレメント
4、クリーナケース3に連結する空気貯留室5などから
構成される。なお、6は外気を取り入れる吸気口、7は
クリーナエレメント4によつて清浄にされた空気を気化
器(図示せず)に送出するダクト、1dはアツパチユー
ブである。
ところが、上記従来技術では、クリーナケース3内の空
間である吸気室8の容積が小さいので、吸気騒音低減の
ためには、吸気口6の開口面積を小さくする必要があ
り、そのため吸気抵抗が大きくなり、ひいては、エンジ
ンの出力が小さくなりやすい。
間である吸気室8の容積が小さいので、吸気騒音低減の
ためには、吸気口6の開口面積を小さくする必要があ
り、そのため吸気抵抗が大きくなり、ひいては、エンジ
ンの出力が小さくなりやすい。
また、クリーナケース3を下方または前後方向へ大きく
することは、トランスミツシヨン、気化器、バツテリー
(図示せず)などとの位置取りからして困難である。
することは、トランスミツシヨン、気化器、バツテリー
(図示せず)などとの位置取りからして困難である。
この発明は上記の実情に鑑みてなされたもので、車両全
体を大型にすることなく、また、エンジン出力の低下を
招くことなく、吸気音の低減を図ることができるととも
に、クリーナエレメントの全面を有効に利用できるよう
にして、整備の頻度を少なくすることができるエアクリ
ーナ装置を提供することを目的としている。
体を大型にすることなく、また、エンジン出力の低下を
招くことなく、吸気音の低減を図ることができるととも
に、クリーナエレメントの全面を有効に利用できるよう
にして、整備の頻度を少なくすることができるエアクリ
ーナ装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、この発明に係るエアクリーナ
装置は、車体フレームを構成しかつその後部側へ末広が
りに形成された2本のシートレール間に収納して固定さ
れる自動2輪車又は自動3輪車用等のエアクリーナにお
いて、クリーナエレメントを内装したクリーナケース
を、上記シートレールに沿って後部側へ末広がりに形成
するとともに、該クリーナケース内に、上記シートレー
ルの上方からみて、上記クリーナエレメントをその中央
部が後方へ膨出する円弧状に形成して縦方向に配置し、
このクリーナエレメントの円弧状部がクリーナケースの
後部側に形成した吸気口と対向するように配置したもの
である。
装置は、車体フレームを構成しかつその後部側へ末広が
りに形成された2本のシートレール間に収納して固定さ
れる自動2輪車又は自動3輪車用等のエアクリーナにお
いて、クリーナエレメントを内装したクリーナケース
を、上記シートレールに沿って後部側へ末広がりに形成
するとともに、該クリーナケース内に、上記シートレー
ルの上方からみて、上記クリーナエレメントをその中央
部が後方へ膨出する円弧状に形成して縦方向に配置し、
このクリーナエレメントの円弧状部がクリーナケースの
後部側に形成した吸気口と対向するように配置したもの
である。
この発明によれば、クリーナケースが後部側へ末広がり
に形成された2本のシートレールに沿って末広がりに形
成されているので、車両自体を特別に大型化する必要な
く、吸気室の大きいエアクリーナが構成される。そのた
め、吸気口の開口面積を必要以上に小さくしなくても、
吸気騒音を低減することが可能となり、したがって、エ
ンジンの出力の低下も招かないですむ。また、クリーナ
エレメントが円弧状で、その中央部とクリーナケースに
形成した吸気口とが対向するような配置であるから、ク
リーナエレメントの全面が有効に利用され、エレメント
の汚れに対する整備のサイクルを長くとることができ
る。
に形成された2本のシートレールに沿って末広がりに形
成されているので、車両自体を特別に大型化する必要な
く、吸気室の大きいエアクリーナが構成される。そのた
め、吸気口の開口面積を必要以上に小さくしなくても、
吸気騒音を低減することが可能となり、したがって、エ
ンジンの出力の低下も招かないですむ。また、クリーナ
エレメントが円弧状で、その中央部とクリーナケースに
形成した吸気口とが対向するような配置であるから、ク
リーナエレメントの全面が有効に利用され、エレメント
の汚れに対する整備のサイクルを長くとることができ
る。
以下、この発明の実施例を図面にしたがつて説明する。
第1図はこの発明にかかるエアクリーナ装置の断面をフ
レームの一部とともに示し、第2図は同縦断面をフレー
ムの一部とともに示す。これらの図において、第5図な
いし第6図の従来例と同一または相当部分には、同一符
号を附して、その詳しい説明を省略する。
レームの一部とともに示し、第2図は同縦断面をフレー
ムの一部とともに示す。これらの図において、第5図な
いし第6図の従来例と同一または相当部分には、同一符
号を附して、その詳しい説明を省略する。
クリーナケース3は、第1図のように、シートレール1
a,1aに沿つて車体後部側へ末広がりに形成されると
ともに、第2図のように、上部ケース3aと下部ケース
3bとが嵌合して一体とされる。9は上部ケース3aと
下部ケース3bとを一体に締結するビス、10はクリー
ナケース3を車体に固定するフランジである。吸気口6
は、第1図に示すように、クリーナケース3の後部側の
側部に2個設けられ、その形状が曲管状とされて、クリ
ーナエレメント4の中心方向へ開口する。クリーナケー
ス3は、第2図の空気貯留室5を形成する貯留ケース5
Aにビス11で固定される。12はクリーナケース3と
貯留ケース5Aとを気密構造にするためのシール部材で
ある。
a,1aに沿つて車体後部側へ末広がりに形成されると
ともに、第2図のように、上部ケース3aと下部ケース
3bとが嵌合して一体とされる。9は上部ケース3aと
下部ケース3bとを一体に締結するビス、10はクリー
ナケース3を車体に固定するフランジである。吸気口6
は、第1図に示すように、クリーナケース3の後部側の
側部に2個設けられ、その形状が曲管状とされて、クリ
ーナエレメント4の中心方向へ開口する。クリーナケー
ス3は、第2図の空気貯留室5を形成する貯留ケース5
Aにビス11で固定される。12はクリーナケース3と
貯留ケース5Aとを気密構造にするためのシール部材で
ある。
第3図はクリーナエレメント4の網の一部を切欠して示
す斜視図である。この図において、13は外気を清浄化
するエレメント本体、14はエレメント本体13の吸気
側に植設され、大きな塵を外気から除去するための植
毛、15はエレメント本体13の空気貯留室5側(第2
図)に敷設される網、16はホルダ、17はスポンジか
らなるシール部材である。クリーナエレメント4は、第
1図のように、シートレール1a,1aの上方からみ
て、その中央部が後方へ膨出した円弧状に形成されてい
るとともに、クリーナケース3の後部側に設けた吸気口
6と対向するように縦方向に配置されて、ホルダ16
(第2図、第3図)によって固定保持されている。
す斜視図である。この図において、13は外気を清浄化
するエレメント本体、14はエレメント本体13の吸気
側に植設され、大きな塵を外気から除去するための植
毛、15はエレメント本体13の空気貯留室5側(第2
図)に敷設される網、16はホルダ、17はスポンジか
らなるシール部材である。クリーナエレメント4は、第
1図のように、シートレール1a,1aの上方からみ
て、その中央部が後方へ膨出した円弧状に形成されてい
るとともに、クリーナケース3の後部側に設けた吸気口
6と対向するように縦方向に配置されて、ホルダ16
(第2図、第3図)によって固定保持されている。
第4図はホルダ16の斜視図である。ホルダ16は上記
円弧状のクリーナエレメント4(第2,3図)を構成す
るエレメント本体13(第2,3図)の外周縁部を保持
するとともに、その対向する円弧状枠体16aの中央部
に、その円弧状枠体16aの円弧の中心側へ延びるブラ
ケツト16bを突設し、このブラケツト16bに挿通孔
16cを設けてなる。上記ホルダ16には、第3図のよ
うに、シール部材17が貼着され、このシール部材17
がエアクリーナ2(第1,2図)の組立時に圧縮されて
クリーナエレメント4とクリーナケース3(第2図)と
を気密構造にする。
円弧状のクリーナエレメント4(第2,3図)を構成す
るエレメント本体13(第2,3図)の外周縁部を保持
するとともに、その対向する円弧状枠体16aの中央部
に、その円弧状枠体16aの円弧の中心側へ延びるブラ
ケツト16bを突設し、このブラケツト16bに挿通孔
16cを設けてなる。上記ホルダ16には、第3図のよ
うに、シール部材17が貼着され、このシール部材17
がエアクリーナ2(第1,2図)の組立時に圧縮されて
クリーナエレメント4とクリーナケース3(第2図)と
を気密構造にする。
第2図において、18は中空体で、両端の径小部18a
が上記挿通孔16c(第4図)に挿通してホルダ16に
固定される円管からなる。19は取付部材で、この取付
部材19は、この実施例の場合、クリーナケース3を上
下に貫通して延びかつ上記中空体18に挿通するボルト
20Aと、このボルト20Aに螺着するナツト20Bと
からなり、クリーナエレメント4をクリーナケース3に
取付ける。
が上記挿通孔16c(第4図)に挿通してホルダ16に
固定される円管からなる。19は取付部材で、この取付
部材19は、この実施例の場合、クリーナケース3を上
下に貫通して延びかつ上記中空体18に挿通するボルト
20Aと、このボルト20Aに螺着するナツト20Bと
からなり、クリーナエレメント4をクリーナケース3に
取付ける。
つぎに、上記のような構成のエアクリーナ2の作用につ
いて説明する。
いて説明する。
外気は、まず、第1図の吸気口6から導入されて、つい
でクリーナエレメント4へ流れるが、吸気口6が曲管状
に形成されてクリーナエレメント4と対向するよう開口
しているから、乱流が生じない。また、クリーナケース
3をシートレール1aに沿つて大型化したから、吸気口
6の開口面積(2カ所の和)を従来のものより大きくで
きるので吸気抵抗が小さい。そのため、エアクリーナ2
の吸気音が大きくなることもなく、かつエンジンに不必
要な抵抗を付与しない上、十分に吸気できるのでエンジ
ンの出力が大きくなる。
でクリーナエレメント4へ流れるが、吸気口6が曲管状
に形成されてクリーナエレメント4と対向するよう開口
しているから、乱流が生じない。また、クリーナケース
3をシートレール1aに沿つて大型化したから、吸気口
6の開口面積(2カ所の和)を従来のものより大きくで
きるので吸気抵抗が小さい。そのため、エアクリーナ2
の吸気音が大きくなることもなく、かつエンジンに不必
要な抵抗を付与しない上、十分に吸気できるのでエンジ
ンの出力が大きくなる。
上記のクリーナエレメント4へ流れた外気は、植毛14
で比較的大きな塵が除去された後、エレメント本体13
(第2,3図)で比較的小さな塵が除去されて清浄化さ
れる。このように、大きな塵が除去された空気がエレメ
ント本体13(第2,3図)に流入するから、エレメン
ト本体13(第2,3図)が目詰りしにくい。また、ク
リーナエレメント4を円弧状に形成して、クリーナエレ
メント4の吸気面積を大きくしたから、クリーニング効
果が良く、かつ吸気抵抗が小さい。さらに、クリーナケ
ース3には、クリーナエレメント4がボルト20A、ナ
ット20Bで固定されているから、クリーナケース3は
クリーナエレメント4により補強されることになるの
で、吸気による振動の小さいものとなる。このため、ク
リーナケース3内に補強リブなどが不要となり、クリー
ナケース3の形状が単純にできる。
で比較的大きな塵が除去された後、エレメント本体13
(第2,3図)で比較的小さな塵が除去されて清浄化さ
れる。このように、大きな塵が除去された空気がエレメ
ント本体13(第2,3図)に流入するから、エレメン
ト本体13(第2,3図)が目詰りしにくい。また、ク
リーナエレメント4を円弧状に形成して、クリーナエレ
メント4の吸気面積を大きくしたから、クリーニング効
果が良く、かつ吸気抵抗が小さい。さらに、クリーナケ
ース3には、クリーナエレメント4がボルト20A、ナ
ット20Bで固定されているから、クリーナケース3は
クリーナエレメント4により補強されることになるの
で、吸気による振動の小さいものとなる。このため、ク
リーナケース3内に補強リブなどが不要となり、クリー
ナケース3の形状が単純にできる。
上記清浄化された空気は、空気貯留室5からダクト7を
経て気化器(図示せず)に導入される。空気貯留室5
は、クリーナエレメント4が吸気室8側に膨出している
から、その分大きくなる。このように、空気貯留室5を
大きくしたから、急加速時に、空気貯留室5の空気が迅
速に気化器へ送気できる。このため、急加速時の応答性
が良い。
経て気化器(図示せず)に導入される。空気貯留室5
は、クリーナエレメント4が吸気室8側に膨出している
から、その分大きくなる。このように、空気貯留室5を
大きくしたから、急加速時に、空気貯留室5の空気が迅
速に気化器へ送気できる。このため、急加速時の応答性
が良い。
つぎに、エアクリーナ2の取付およびクリーナエレメン
ト4のメンテナンスについて説明する。
ト4のメンテナンスについて説明する。
エアクリーナ2は、第2図のように、フレーム1に横架
する取付片21および取付片22に、ボルト23および
ボルト24で固定される。クリーナエレメント4は、ま
ず、ビス11およびボルト24を取り外して、クリーナ
ケース3を車体から取り外し、ついで、ナツト20Bを
暖めて、ボルト20Aを中空体18から抜き取り、この
後、中空体18を手に持つて、クリーナエレメント4
を、第1図の2点鎖線で示すように、吸気室8側へ押し
ながら回動し、さらにクリーナエレメント4を回動して
空気貯留室5側へ引き出される。その後、クリーナエレ
メント4は必要なメンテナンスが施こされる。このよう
に、クリーナエレメント4を空気貯留室5側へ引き出し
可能な構造としたから、エアクリーナ2のメンテナンス
および部品交換が容易にできる。つまり、クリーナケー
ス3の分解をすることなく、クリーナエレメント4のメ
ンテナンスおよび交換ができる。
する取付片21および取付片22に、ボルト23および
ボルト24で固定される。クリーナエレメント4は、ま
ず、ビス11およびボルト24を取り外して、クリーナ
ケース3を車体から取り外し、ついで、ナツト20Bを
暖めて、ボルト20Aを中空体18から抜き取り、この
後、中空体18を手に持つて、クリーナエレメント4
を、第1図の2点鎖線で示すように、吸気室8側へ押し
ながら回動し、さらにクリーナエレメント4を回動して
空気貯留室5側へ引き出される。その後、クリーナエレ
メント4は必要なメンテナンスが施こされる。このよう
に、クリーナエレメント4を空気貯留室5側へ引き出し
可能な構造としたから、エアクリーナ2のメンテナンス
および部品交換が容易にできる。つまり、クリーナケー
ス3の分解をすることなく、クリーナエレメント4のメ
ンテナンスおよび交換ができる。
この発明において、クリーナケース3は、実施例に示し
たように、2分割にする必要のないものである。したが
つて、板金等により一体に成形されたものでも良い。し
かし、2分割とすれば、クリーナケース3を合成樹脂製
とした際の金型の形状が簡単になる。
たように、2分割にする必要のないものである。したが
つて、板金等により一体に成形されたものでも良い。し
かし、2分割とすれば、クリーナケース3を合成樹脂製
とした際の金型の形状が簡単になる。
以上説明したとおり、この発明によれば、クリーナケー
スが2本のシートレール間の空間を利用して、車体の後
部側へ末広がりに形成されているから、車両自体を特別
に大型化することなく、従来のままの大きさとしなが
ら、吸気室の大きいエアクリーナを構成させることがで
きる。これによって、吸気口の開口面積を小さくしなく
ても、吸気騒音の低減を図ることができるので、エンジ
ンの出力の低下を招くことなく、吸気騒音の低いエアク
リーナとすることができる。しかも、クリーナエレメン
トが円弧状で、吸気を円弧状の中央部付近に流動させる
ことができるため、クリーナエレメントの全面を有効に
利用して、エレメントの汚れに対する整備のサイクルを
長くとることができる。また、クリーナエレメントが縦
方向に配置されているため、エレメントの表面に付着し
たゴミ等は下方へ落下しやすく、長時間にわたる連続使
用によっても、目詰まりによる清浄機能の低下を抑制
し、整備の頻度を少なくすることができるという効果を
奏する。
スが2本のシートレール間の空間を利用して、車体の後
部側へ末広がりに形成されているから、車両自体を特別
に大型化することなく、従来のままの大きさとしなが
ら、吸気室の大きいエアクリーナを構成させることがで
きる。これによって、吸気口の開口面積を小さくしなく
ても、吸気騒音の低減を図ることができるので、エンジ
ンの出力の低下を招くことなく、吸気騒音の低いエアク
リーナとすることができる。しかも、クリーナエレメン
トが円弧状で、吸気を円弧状の中央部付近に流動させる
ことができるため、クリーナエレメントの全面を有効に
利用して、エレメントの汚れに対する整備のサイクルを
長くとることができる。また、クリーナエレメントが縦
方向に配置されているため、エレメントの表面に付着し
たゴミ等は下方へ落下しやすく、長時間にわたる連続使
用によっても、目詰まりによる清浄機能の低下を抑制
し、整備の頻度を少なくすることができるという効果を
奏する。
第1図はこの発明の一実施例を示すエアクリーナ装置の
平面断面図、第2図は同縦断面図、第3図はクリーナエ
レメントの斜視図、第4図はホルダの斜視図、第5図は
フレームの斜視図、第6図は従来例を示す平面断面図で
ある。 1……フレーム、1a……シートレール、2……エアク
リーナ、3……クリーナケース、4……クリーナエレメ
ント、6……吸気口、16……ホルダ、16a……円弧
状枠体、16b……ブラケツト、18……中空体。
平面断面図、第2図は同縦断面図、第3図はクリーナエ
レメントの斜視図、第4図はホルダの斜視図、第5図は
フレームの斜視図、第6図は従来例を示す平面断面図で
ある。 1……フレーム、1a……シートレール、2……エアク
リーナ、3……クリーナケース、4……クリーナエレメ
ント、6……吸気口、16……ホルダ、16a……円弧
状枠体、16b……ブラケツト、18……中空体。
Claims (2)
- 【請求項1】車体フレームを構成しかつその後部側へ末
広がりに形成された2本のシートレール間に収納して固
定される自動2輪車又は自動3輪車用等のエアクリーナ
において、クリーナエレメントを内装したクリーナケー
スを、上記シートレールに沿って後部側へ末広がりに形
成するとともに、該クリーナケース内に、上記シートレ
ールの上方からみて、上記クリーナエレメントをその中
央部が後方へ膨出する円弧状に形成して縦方向に配置
し、このクリーナエレメントの円弧状部がクリーナケー
スの後部側に形成した吸気口と対向するように配置した
ことを特徴とするエアクリーナ装置。 - 【請求項2】上記円弧状のクリーナエレメントの外周縁
部を保持するホルダにおける対向する円弧状枠体の中央
部に、その円弧状枠体の円弧の中心側へ延びるブラケッ
トをそれぞれ突設し、これら両ブラケット間に中空体を
架設し、この中空体とクリーナケースとを貫通して延び
る取付部材により上記クリーナエレメントがクリーナケ
ースに取り付けられてなる特許請求の範囲第1項記載の
エアクリーナ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60170065A JPH0631060B2 (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | エアクリーナ装置 |
CN198686105694A CN86105694A (zh) | 1985-07-31 | 1986-07-29 | 空气滤清器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60170065A JPH0631060B2 (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | エアクリーナ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6229479A JPS6229479A (ja) | 1987-02-07 |
JPH0631060B2 true JPH0631060B2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=15897977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60170065A Expired - Lifetime JPH0631060B2 (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | エアクリーナ装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0631060B2 (ja) |
CN (1) | CN86105694A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01149919A (ja) * | 1987-12-07 | 1989-06-13 | Riken Corp | 加熱炉用ガイドレール |
CN1304750C (zh) * | 2001-06-20 | 2007-03-14 | 本田技研工业株式会社 | 机动两轮车的空气滤清器 |
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1986
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