JP3720150B2 - エアクリーナ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、組立を容易にしたエアクリーナに関する。
【0002】
【従来の技術】
特公昭61−38346号には、自動2輪車用エアクリーナが示され、このエアクリーナは、吸入ダクトの設けられたエアクリーナケースと、このエアクリーナケースの開口部を閉じるように取付けられかつ気化器へ通じるコンチューブが連結されたエアクリーナカバーと、これらエアクリーナケースとエアクリーナカバーによる閉空間内へ収容されるエアクリーナエレメントを備えている。
【0003】
エアクリーナエレメントは筒状をなし、その内側にフレーム部材が挿入され、その一端は、エアクリーナカバーに形成された吐出口の開口周縁部へ嵌合しているコンチューブのジョイント部内側へ挿入されている。
【0004】
このエアクリーナを組み立てるには、フィルタを取付けたフレーム部材一端を前記ジョイント部内側へ挿入し、続いてエアクリーナケースとエアクリーナカバーの各開口縁部を合わせて周囲を締結することにより、エアクリーナケースの内面でエアクリーナエレメントをジョイント部周囲へ密に押し付けて接続するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで一般にエアクリーナは、ジョイント部に対してエアクリーナエレメントを密接させて空気が漏れないようにすることが必要である。しかし、上記構造の場合、エアクリーナケースとエアクリーナカバーとを結合した後でなければ、前記ジョイント部とエアクリーナエレメントの密着構造は完成されず、しかも、組立状態では、内部のエアクリーナエレメントを目視確認することができない。
【0006】
このため、エアクリーナの組立現場では、組立に細心の注意が必要となるため、より組立作業の容易な構造が望まれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本願発明の請求項1に係るエアクリーナは、吸入ダクトの設けられたエアクリーナケースと、このエアクリーナケースの開口部を閉じるように取り付けられ気化器へ通じるコンチューブが連結されたエアクリーナカバーと、これらエアクリーナケースとエアクリーナカバーによる閉空間内へ収容されるエアクリーナエレメントとを備え、エアクリーナエレメントは筒状のフレーム部材とその周囲に嵌合されて保持される筒状の弾性体からなるフィルタを備えたエアクリーナにおいて、
前記コンチューブの一端に形成されたジョイント部をエアクリーナカバーに形成された吐出口の開口周縁部へ密に取付けるとともに、
前記フレーム部材は、その一端部に吐出口より大きな第1フランジ部を形成し、この第1フランジ部をジョイント部の内周側へ密に係合し、
他端部に第2フランジ部を設け、その先端側を前記第1フランジ部側へ折り曲げて環状に突出させ、
この第2フランジ部に形成した環状の折り曲げ部と、吐出口の開口周縁部近傍に形成したエアクリーナカバーから一体に第2フランジ部側へ突出する環状リブとの間に、フレーム部材の筒状部外周に嵌合された前記フィルタを弾性変形させて着脱可能に挟持し、
前記ジョイント部へエアクリーナエレメントを密に取付けることにより、
エアクリーナカバーに対してコンチューブ及びエアクリーナエレメントを小組一体化したことを特徴とする。
【0010】
さらに、請求項2に係る発明は、吸入ダクトの設けられたエアクリーナケースと、このエアクリーナケースの開口部を閉じるように取り付けられかつ気化器へ通じるコンチューブが連結されたエアクリーナカバーと、これらエアクリーナケースとエアクリーナカバーによる閉空間内へ収容されるエアクリーナエレメントを備えたエアクリーナにおいて、
前記コンチューブの一端に形成されたジョイント部をエアクリーナカバーに形成された吐出口の開口周縁部へ密に取付け、
さらに、前記ジョイント部へエアクリーナエレメントを密に取付けることにより、
エアクリーナカバーに対してコンチューブ及びエアクリーナエレメントを小組一体化するとともに、
前記フレーム部材のエアクリーナケースに対向する面に設けた側面プレートにテーパー状のガイド凹部を設け、このガイド凹部と対向するエアクリーナケース内面へガイド突部を突出形成し、組立時にこのガイド突部がガイド凹部内へ入って位置決めする。
【0011】
そのうえ、エアクリーナケースの外側面にバッテリ収容部なす凹部を形成し、このバッテリ収容部内にてエアクリーナケースへ締結部材によりバッテリホルダを締結するとともに、この締結部材の締結相手部材を前記ガイド突部に設ける。
【0012】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、エアクリーナカバーに形成した吐出口の開口周縁部へコンチューブのジョイント部を密に取付け、さらにこのジョイント部にエアクリーナエレメントを密に取付けると、エアクリーナカバーに対してコンチューブ及びエアクリーナエレメントが小組一体化する。
【0013】
この小組体自体において、ジョイント部とエアクリーナエレメントの密接構造が得られているので、エアクリーナ全体の組立前に、小組体だけでジョイント部とエアクリーナエレメントの密接状態を目視確認でき、この確認後、エアクリーナカバーとエアクリーナケースを結合すればエアクリーナが組み立てられるので、従来と比べて組立作業が著しく容易になる。
【0014】
このとき、エアクリーナエレメントを構成する筒状のフレーム部材の一端に形成された第1フランジ部を吐出口よりも大きくし、この第1フランジ部をジョイント部の内側へ係合すると、この第1フランジ部によりジョイント部が吐出口より抜け出せなくなるので、フレーム部材はエアクリーナエレメントのフィルタ支持と同時にジョイント部の抜け止め部材として役立つことができる。
【0015】
また、エアクリーナカバーにおける吐出口の開口周縁部へ環状リブをエアクリーナケース側へ突出形成すると、フレーム部材の外周へエアクリーナエレメントのフィルタを嵌合して取付けたとき、予めフレーム部材の他端に設けられた第2フランジ部の先端を第1フランジ部側へ環状に折り曲げて突出させてあるので、エアクリーナケース側端部に設けた第2フランジ部の環状の折り曲げ部と環状リブの間でフィルタを弾性変形させて挟持することができ、エアクリーナケースによる圧接を必要とすることなくエアクリーナエレメントと吐出口との間の空隙形成を防止できる。
【0016】
請求項2に係る発明によれば、フレーム部材のエアクリーナケースに対向する面にガイド凹部を形成し、これと対応するエアクリーナケース内面にガイド突部を形成すると、エアクリーナケースとエアクリーナカバー部を一体化するとき、ガイド突部がガイド凹部内へ入り込んで位置決めになるので、エアクリーナケースとエアクリーナカバーの接合部を精度よく密接させることができる。
【0017】
そのうえ、エアクリーナケースの外側面にバッテリ収容部を設け、その中でバッテリホルダをエアクリーナケースの外側面へ締結部材で取付ける際、この締結部材の締結相手部材をガイド突部に設ければ、ボスなど締結相手部材のための特別な構造を設ける必要がなく、一つのガイド突部を多機能化できるので、構造が簡単になる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、自動2輪車用に構成されたエアクリーナの一実施形態を説明する。図1はエアクリーナのジョイント部を含む断面図(図5の1−1線に相当)、図2はこのエアクリーナが搭載された自動2輪車の外観側面図、図3はそのエンジンとエアクリーナ部分を示す要部の拡大側面図、図4はエアクリーナの分解斜視図、図5はエアクリーナの一部切り欠き右側面図、図6は同左側面図、図7は平面図、図8はその背面図である。
【0019】
まず、図2及び図3において、この自動2輪車は、前輪1を支持するフロントフォーク2の上端部をヘッドパイプ3へ回動自在に支持されるとともにハンドル4により操向自在になっている。
【0020】
符号5はグリップ、6はヘッドライトカバー、7はメーター、8はヘッドライト、9はフロントウインカ、10はフロントフェンダ、11はナンバープレートである。
【0021】
ヘッドパイプ3からは後方へメインフレーム12が延び、その後端部からは左右一対でピボットフレーム13が下方へ延び、同じく左右一対でシートレール14が略水平に後方へ延びている。
【0022】
また、ヘッドパイプ3の下方からは斜め下方へ延びるフロントダウンフレーム15が設けられ、これらメインフレーム12、ピボットフレーム13、フロントダウンフレーム15によりエンジン16が支持されている。
【0023】
符号17は気化器、18はセルモータ、19はクランクケースである。
【0024】
ピボットフレーム13の下部にはピボット20において左右一対のリヤスイングアーム21の前端部が揺動自在に支持され、その後端部に後輪22が支持されている。
【0025】
さらにピボット20近傍のピボットフレーム13から斜め上がり後方に左右一対のリヤステー23が延び、その上端部のシートレール14との接続部近傍とリヤスイングアーム21の後端部間に左右一対の緩衝器24が取付けられている。
【0026】
符号25は燃料タンク、26はシート、27はリヤカウル、27aはウインカ、28はサイドカバー、29はサイドカバー28をピボットフレーム13上のナット29a(図3)へ取付けるためのボルトである。
【0027】
このサイドカバー28に覆われる空間内にはエアクリーナ30が収容され、エアクリーナ30はコンチューブ31により気化器17に接続するとともに、後方へは吸入ダクト32が延出している。
【0028】
1、4乃至図8に明らかなように、このエアクリーナ30は、コンチューブ31が接続するエアクリーナカバー33と、円筒状のエアクリーナエレメント34及び吸入ダクト32が取付けられたエアクリーナケース35とを備える。
【0029】
エアクリーナカバー33とエアクリーナケース35は、周囲のボス36、37を合わせてネジ38で締結することにより一体化され(図4参照)、内部にエアクリーナエレメント34を収納する略密閉空間を形成するようになっている。
【0030】
コンチューブ31はゴム等の適宜弾性材料で形成され、その一端は厚肉の環状部からなるジョイント部40をなし、その外周に外周溝41、内周に内周溝42がそれぞれ形成されている。コンチューブ31の他端はバンド43により気化器17に密に接続される。
【0031】
エアクリーナカバー33もプラスチック等ある程度の剛性がある適宜材料で形成され、その中央部には円形の吐出口50が形成されている。ただし、吐出口50の形状は円形に限らず種々の形状が可能である。
【0032】
この吐出口50にはジョイント部40が嵌合され、吐出口50の開口周縁部51がジョイント部40の外周溝41内へ密に係合することにより、コンチューブ31とエアクリーナカバー33が気密に連結されている。
【0033】
さらに、開口周縁部51を環状に囲む環状リブ52がエアクリーナカバー33と一体にエアクリーナケース35方向へ突出して形成されている。
【0034】
エアクリーナエレメント34は円筒状をなす金属製のフレーム部材60とこの周囲に取付けられる円筒状で軟質プラスチックフォーム製のフィルタ61、62で形成されている。
【0035】
フレーム部材60は軸方向両端に外向きのフランジ部63、64が形成され、一方のフランジ63の外径は吐出口50の内径よりも大きく、かつジョイント部40の内周溝42へ係合するようになっている。
【0036】
フランジ部64はフランジ部63よりもさらに大きく、フレーム部材60のエアクリーナケース35側端面に形成された側面プレート65の半径方向延長上に一体に突出形成され、その外周部はエアクリーナカバー33方向へ折り曲げられている。
【0037】
側面プレート65の中央部にはテーパー状の壁面を有してエアクリーナカバー33方向へ凹入するガイド凹部66が一体に形成されている。
【0038】
なお、フレーム部材60の本体部67はパンチング状に多数の連通孔68が形成され、吐出口50側には金網69が設けられている。フレーム部材60の内側空間がエアクリーナのクリーンサイドをなし、エアクリーナエレメント34の周囲がダーテイサイドになっている。
【0039】
エアクリーナケース35の内側面で、ガイド凹部66と対応する位置にガイド突部70が一体に突出形成され、その先端には、ストッパ及びクッション部材を兼ねるゴム等の適宜弾性材料からなるガイド71が取付けられている。
【0040】
ガイド71はガイド凹部66とほぼ密に嵌合するように形成され、その側面はガイド凹部66と対応するテーパー面になっている。
【0041】
ガイド突部70には袋ナット部材72がインサート成形されており、そのネジ穴の開口側は、エアクリーナケース35の外側面に形成されているバッテリ収納部73内へ開口している。
【0042】
バッテリ収納部73はエアクリーナケース35の外側面の一部をエアクリーナカバー33方向へ凹入することによって形成され、バッテリホルダ取付溝74はこのバッテリ収納部73内をガイド突部70と重なる位置を通って前後方向へ形成されている。
【0043】
バッテリホルダ取付溝74の中央部でガイド突部70と重なる部分は、エアクリーナカバー33方向へ凹入する凹部74aになっており、ここに前記袋ナット部材72のネジ穴が開口している(図4、6)。
【0044】
エアクリーナケース35の下部はバッテリ支持台部75を形成しその下面前後にあり溝部76が形成され、このあり溝部76を挟む前後の肉厚部にナット部77が形成されている。
【0045】
エアクリーナケース35の頂面には取付部78が上方へ突出形成され、左右のシートレール14間に設けられているブラケット78a(図3)へ取付けられている。
【0046】
エアクリーナケース35の接合縁部79はエアクリーナカバー33の二股状の接合縁部53に形成された溝54内へシール55を介して密に嵌合される(図1参照)。
【0047】
エアクリーナケース35のバッテリホルダ取付溝74内には金属製の帯板状をなすバッテリホルダ80が嵌合され、その中央部に屈曲して設けられた突部81においてボルト82によりエアクリーナケース35の外側面へ締結される。
【0048】
突部81はバッテリホルダ取付溝74の凹部74aに嵌合され、予め形成されている通し穴が袋ナット部材72へ一致するようになっており、袋ナット部材72は締結部材であるボルト82に対して締結相手部材になっている。
【0049】
バッテリホルダ80の長さ方向両端には取付穴83が形成され、バッテリ84を挟んで外方から取付けられる略コ字状のバンド85の両端に形成された取付け穴86を取付穴83と一致させて適宜取付部材87により着脱自在に連結するようになっている。
【0050】
バッテリ84はバッテリ収納部73内へ入れられ、その底部をバッテリ支持台部75上へ支持させるとともに、バッテリ支持台部75よりもはみ出した状態でバンド85とバッテリホルダ80によりエアクリーナケース35の外側面に支持される。
【0051】
エアクリーナケース35の下部にはツールボックス90が取付けられる。このツールボックス90は有底筒状をなしその頂部に形成された逆テーパー状側面を有する凸部91をバッテリ支持台部75下面のあり溝部76内へ差し込むことにより、上下方向へ連結一体化される。
【0052】
ツールボックス90の開口部近傍に形成された取付縁部95の通し穴をナット部77と一致させ、さらに、ツールボックス90の開口部に被せた蓋92の通し穴93をナット部77へ重ねてこれら3部材をネジ94で共締めすることにより、蓋92を開閉するようになっている。
【0053】
次に、本実施形態の作用を説明する。このエアクリーナを組み立てるには、図4においてまずコンチューブ31のジョイント部40をエアクリーナカバー33の吐出口50内へ嵌合し、外周溝41に吐出口50の開口周縁部51を密に係合させる。
【0054】
続いて、フレーム部材60のフランジ部63をジョイント部40の内側へ押し込み、内周溝42内へ密に係合する。
【0055】
さらに、フレーム部材60の周囲へフィルタ61と62を取付けると、フィルタ61は環状リブ52とフランジ部64の折り曲げ部の間へ弾性変形して圧縮されて状態で支持されるので、エアクリーナカバー33とエアクリーナエレメント34の間も気密に接続される。
【0056】
これにより、図1に明らかなように、エアクリーナカバー33に対して、コンチューブ31とエアクリーナエレメント34が一体化して小組される。
【0057】
この小組体においては、開口周縁部51が外周溝41へ密に係合することによりエアクリーナカバー33とコンチューブ31は気密に取付けられ、かつエアクリーナエレメント34も前述したように気密に取付けれている。
【0058】
しかも、この小組状態の段階で、エアクリーナエレメント34とエアクリーナカバー33の接続状態を目視確認でき、この段階で不完全な接続状態のものがあれば直ちに組み立て直すことができるので、組立作業がきわめて簡単かつ容易になり作業効率が向上する。
【0059】
また、フランジ部63の外径が開口周縁部51の内径よりも大きいのでフランジ部63を内周溝42へ係合するとコンチューブ31は抜け止めされて脱落しなくなる。なお、フランジ部63及び吐出口50が非円形の場合は、両者を重ねたときフランジ部63側が吐出口50よりも大きくなるようにする。
【0060】
さらに、エアクリーナケース35を取付ける際、ガイド71がガイド凹部66内へガイドされつつ収容され、これによって接合縁部79と同53との接合も位置決めされて正確に行われるから気密性の高い接続が可能である。
【0061】
そのうえ、ガイド突部70を利用してボルト82の取付相手側である袋ナット部材72をインサートしたので、ボスなど袋ナット部材72のための特別な構造を別に設ける必要がなく、一つのガイド突部70を多機能化でき、エアクリーナの内部構造を簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エアクリーナのジョイント部を含む断面図
【図2】このエアクリーナが搭載された自動2輪車の外観側面図
【図3】そのエンジンとエアクリーナ部分を示す要部の拡大側面図
【図4】エアクリーナの分解斜視図
【図5】エアクリーナの一部切り欠き右側面図
【図6】同左側面図
【図7】平面
【図8】その背面図
【符号の説明】
30:エアクリーナ、31:コンチューブ、32:吸入ダクト、33:エアクリーナカバー、34:エアクリーナエレメント、35:エアクリーナケース、40:ジョイント部、41:外周溝、42:内周溝、50:吐出口、51:縁部、52:環状リブ、60:フレーム部材、61,62:フィルタ、63:フランジ部

Claims (2)

  1. 吸入ダクトの設けられたエアクリーナケースと、このエアクリーナケースの開口部を閉じるように取り付けられ気化器へ通じるコンチューブが連結されたエアクリーナカバーと、これらエアクリーナケースとエアクリーナカバーによる閉空間内へ収容されるエアクリーナエレメントとを備え、エアクリーナエレメントは筒状のフレーム部材とその周囲に嵌合されて保持される筒状の弾性体からなるフィルタを備えたエアクリーナにおいて、
    前記コンチューブの一端に形成されたジョイント部をエアクリーナカバーに形成された吐出口の開口周縁部へ密に取付けるとともに、
    前記フレーム部材は、その一端部に吐出口より大きな第1フランジ部を形成し、この第1フランジ部をジョイント部の内周側へ密に係合し、
    他端部に第2フランジ部を設け、その先端側を前記第1フランジ部側へ折り曲げて環状に突出させ、
    この第2フランジ部に形成した環状の折り曲げ部と、吐出口の開口周縁部近傍に形成したエアクリーナカバーから一体に第2フランジ部側へ突出する環状リブとの間に、フレーム部材の筒状部外周に嵌合された前記フィルタを弾性変形させて着脱可能に挟持し、
    前記ジョイント部へエアクリーナエレメントを密に取付けることにより、
    エアクリーナカバーに対してコンチューブ及びエアクリーナエレメントを小組一体化したことを特徴とするエアクリーナ。
  2. 吸入ダクトの設けられたエアクリーナケースと、このエアクリーナケースの開口部を閉じるように取り付けられかつ気化器へ通じるコンチューブが連結されたエアクリーナカバーと、これらエアクリーナケースとエアクリーナカバーによる閉空間内へ収容されるエアクリーナエレメントを備えたエアクリーナにおいて、
    前記コンチューブの一端に形成されたジョイント部をエアクリーナカバーに形成された吐出口の開口周縁部へ密に取付け、
    さらに前記ジョイント部へエアクリーナエレメントを密に取付けることにより、
    エアクリーナカバーに対してコンチューブ及びエアクリーナエレメントを小組一体化するとともに、
    前記フレーム部材のエアクリーナケースに対向する面に設けた側面プレートにテーパー状のガイド凹部を設け、このガイド凹部と対向するエアクリーナケース内面へガイド突部を突出形成し、組立時にこのガイド突部がガイド凹部内へ入って位置決めするとともに、
    前記エアクリーナケースの外側面にバッテリ収容部なす凹部を形成し、このバッテリ収容部内にてエアクリーナケースへ締結部材によりバッテリホルダを締結し、この締結部材の締結相手部材を前記ガイド突部に設けたことを特徴とするエアクリーナ。
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