JPS5923660Y2 - 自動２輪車のサイドカバ−取付装置 - Google Patents
自動２輪車のサイドカバ−取付装置Info
- Publication number
- JPS5923660Y2 JPS5923660Y2 JP18993480U JP18993480U JPS5923660Y2 JP S5923660 Y2 JPS5923660 Y2 JP S5923660Y2 JP 18993480 U JP18993480 U JP 18993480U JP 18993480 U JP18993480 U JP 18993480U JP S5923660 Y2 JPS5923660 Y2 JP S5923660Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side cover
- support plate
- bracket
- battery case
- cylindrical portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動２輪車のサイドカバー取付装置に関するも
ので、例えばバッテリーケースのフレムパイプへの取付
部を利用してサイドカバーを取り付は得るようにすると
共に、バッテリーケース取付部の補強を目的としている
。
ので、例えばバッテリーケースのフレムパイプへの取付
部を利用してサイドカバーを取り付は得るようにすると
共に、バッテリーケース取付部の補強を目的としている
。
従来は例えば第１図のように、樹脂製サイドカバー１の
周辺部数箇所に突起２を一体に設け、突起２を支持する
ためのゴムリング３を対応する位置のブラケット４に取
り付けている。
周辺部数箇所に突起２を一体に設け、突起２を支持する
ためのゴムリング３を対応する位置のブラケット４に取
り付けている。
ブラケット４はパイプフレーム５に溶着されている。
この構造によるとサイドカバー１を外す場合は突起２を
ゴムリング３から抜けばよく、取扱いは簡単であるが、
サイドカバーの支持専用のブラケット４やゴムリング３
が必要となり、サイドカバー１の内部に設置すべきバッ
テリーケース（図示せず）はまた別の位置でパイプフレ
ーム５に支持しなければならず、部品点数が増し構造が
複雑高価になる。
ゴムリング３から抜けばよく、取扱いは簡単であるが、
サイドカバーの支持専用のブラケット４やゴムリング３
が必要となり、サイドカバー１の内部に設置すべきバッ
テリーケース（図示せず）はまた別の位置でパイプフレ
ーム５に支持しなければならず、部品点数が増し構造が
複雑高価になる。
本考案はパイプフレーム上のブラケットに対し樹脂製ケ
ース（バッテリーケース、エヤクリーナボディ、ツール
ボックス等）を取り付ける部分の構造を改良して、ケー
ス取付部にサイドカバーの取付機構を一体に設けること
により、上記従来の問題を解決しようとするもので、第
２図以下に実施例を示す。
ース（バッテリーケース、エヤクリーナボディ、ツール
ボックス等）を取り付ける部分の構造を改良して、ケー
ス取付部にサイドカバーの取付機構を一体に設けること
により、上記従来の問題を解決しようとするもので、第
２図以下に実施例を示す。
第２図は本考案を適用することのできる自動２輪車の左
側面部分図で、燃料タンク６とシート７の下方のパイプ
フレーム１４にバッテリーケース９とサイドカバー１０
が部分１１において共に取り付けである。
側面部分図で、燃料タンク６とシート７の下方のパイプ
フレーム１４にバッテリーケース９とサイドカバー１０
が部分１１において共に取り付けである。
バッテリーケース９は側方（第２図の手前側）に向い開
いた樹脂製の箱体であり、サイドカバー１０はバッテリ
ーケース９を側方から覆う樹脂製部材である。
いた樹脂製の箱体であり、サイドカバー１０はバッテリ
ーケース９を側方から覆う樹脂製部材である。
第２図のＩＩＩ−ＩＩＩ断面を拡大した第３図において
、バッテリーケース９はポリプロピレン製であり、自動
２輪車の側方、すなわち第３図の左方に向い開いており
、内部にバッテリー１２を入れ、図示されていないバン
ドにより締付けである。
、バッテリーケース９はポリプロピレン製であり、自動
２輪車の側方、すなわち第３図の左方に向い開いており
、内部にバッテリー１２を入れ、図示されていないバン
ドにより締付けである。
バッテリーケース９の周縁３箇所にはバッテリーケース
９の開口面に沿う垂直な支持板１３が一体に設けてあり
、各支持板１３は先端部がフレームパイプ１４上のブラ
ケット１５に側方から当接し、孔１６を備え、この孔１
６とブラケット１５の孔１７を通して側方からビス１８
を溶接ナツト１９に係合し、ブラケット１５に支持板１
３を締着している。
９の開口面に沿う垂直な支持板１３が一体に設けてあり
、各支持板１３は先端部がフレームパイプ１４上のブラ
ケット１５に側方から当接し、孔１６を備え、この孔１
６とブラケット１５の孔１７を通して側方からビス１８
を溶接ナツト１９に係合し、ブラケット１５に支持板１
３を締着している。
支持板１３には孔１６と同芯の筒状部２０が一体に設け
てあり、図示の実施例においては筒状部２０の内面の先
端縁に内方へ突出した梯形断面の環状の抜止突起２１が
一体に設けである。
てあり、図示の実施例においては筒状部２０の内面の先
端縁に内方へ突出した梯形断面の環状の抜止突起２１が
一体に設けである。
一方、筒状部２０に対向する位置のサイドカバー１０の
内面には、外周に梯形断面の突起２２を有する筒状部２
３が一体に設けてあり、筒状部２０内に筒状部２３が嵌
入し、突起２１゜２２が噛み合うことによりサイドカバ
ー１０に抜は止めが施しである。
内面には、外周に梯形断面の突起２２を有する筒状部２
３が一体に設けてあり、筒状部２０内に筒状部２３が嵌
入し、突起２１゜２２が噛み合うことによりサイドカバ
ー１０に抜は止めが施しである。
筒状部２３に半径方向の弾性を与えるために、筒状部２
３の外周上２個所にスリット２４が設けである。
３の外周上２個所にスリット２４が設けである。
サイドカバー１０の３箇所の取付部分１１はすべて第３
図の構造にすることもできるが、上端２個の取付部分１
１にはサイドカバー１０の舌片をパイプフレーム側ブラ
ケットに引掛ける形式を採用してもさしつかえない。
図の構造にすることもできるが、上端２個の取付部分１
１にはサイドカバー１０の舌片をパイプフレーム側ブラ
ケットに引掛ける形式を採用してもさしつかえない。
またサイドカバー１０側の筒状部２３をバッテリーケー
ス９側の筒状部２０の外側に嵌合固定するべく、突起２
２を筒状部２３の内側に、また突起２１を筒状部２０の
外側に設けるように筒状部２０．２３の寸法形状を変え
ることもできる。
ス９側の筒状部２０の外側に嵌合固定するべく、突起２
２を筒状部２３の内側に、また突起２１を筒状部２０の
外側に設けるように筒状部２０．２３の寸法形状を変え
ることもできる。
第４図は別の実施例を示すための第３図に対応する図面
であり、第３図中の符号と同一符号は対応部分である。
であり、第３図中の符号と同一符号は対応部分である。
第５図、第６図はそれぞれ第４図のＶ−Ｖ、 ＶＩ−Ｖ
ｌ矢視部分図である。
ｌ矢視部分図である。
また第７、第８、第９図はさらに別の実施例を示すため
の第４、第５、第６図に対応する図面であり、これらの
作用は第３図の構造と同様である。
の第４、第５、第６図に対応する図面であり、これらの
作用は第３図の構造と同様である。
以上説明したように本考案においては、バッチノーケー
ス９のような樹脂製ケース及び樹脂製のサイドカバー１
０の各々に、先端縁に抜止突起２１゜２２を有する筒状
部２０．２３を設け、各々の筒状部２０、２３を直接噛
み合せて取り付けるようにした構造であるため、両筒状
部２０．２３のみでサイドカバー１０を弾性的に強固に
保持することができ、別部品の弾性環が不要となり、部
品点数の減少によるコストメリットは大きい。
ス９のような樹脂製ケース及び樹脂製のサイドカバー１
０の各々に、先端縁に抜止突起２１゜２２を有する筒状
部２０．２３を設け、各々の筒状部２０、２３を直接噛
み合せて取り付けるようにした構造であるため、両筒状
部２０．２３のみでサイドカバー１０を弾性的に強固に
保持することができ、別部品の弾性環が不要となり、部
品点数の減少によるコストメリットは大きい。
又バッテリーケース９のフレームへの取付けは、バッテ
リーケース９に設けた筒状部２０の底部の支持板１３に
あけた孔１６を通してビス１８でフレーム側ブラケット
１５に取り付けるようにしているので、余分な取り付け
のためのスペースが不要になり、バッテリーケース９の
容積を大きくできる等、スペースの有効利用が図れる。
リーケース９に設けた筒状部２０の底部の支持板１３に
あけた孔１６を通してビス１８でフレーム側ブラケット
１５に取り付けるようにしているので、余分な取り付け
のためのスペースが不要になり、バッテリーケース９の
容積を大きくできる等、スペースの有効利用が図れる。
以上要するに、本考案においてはバッテリーケース９の
ブラケット１５に対する取付部（支持板１３）に筒状部
２０を設けているため、バッテリーケース取付部の剛性
が高まり、バッテリーケース９の支持が安定するばかり
でなく、筒状部２０に装着するサイドカバー１０の支持
も安定する利点がある。
ブラケット１５に対する取付部（支持板１３）に筒状部
２０を設けているため、バッテリーケース取付部の剛性
が高まり、バッテリーケース９の支持が安定するばかり
でなく、筒状部２０に装着するサイドカバー１０の支持
も安定する利点がある。
また樹脂製筒状部２０．２３の直接的な嵌合により抜止
めが施されるため、間にゴムリングのような経時変化の
多い部品が存在しなくなるため、長期間の使用によりサ
イドカバー取付部が緩む恐れもなくなる。
めが施されるため、間にゴムリングのような経時変化の
多い部品が存在しなくなるため、長期間の使用によりサ
イドカバー取付部が緩む恐れもなくなる。
スペースの有効利用も図れるのである。
実施例図面に示すバッチ、リーケース９の代りにエヤク
リーナボテ゛イ、ツールボックス等の樹脂製ケースを採
用することもできる。
リーナボテ゛イ、ツールボックス等の樹脂製ケースを採
用することもできる。
第１図は従来構造を示す縦断面図、第２図は本考案を適
用した自動２輪車の左側面部分図、第３図は第２図のＩ
ＩＩ−ＩＩＩ断面拡大図、第４図は別の実施例を示すた
めの第３図に対応する図面、第５、第６図はそれぞれ第
４図のＶ−Ｖ、ＶＩ−ＶＩ矢視部分図、第７、第８、第
９図はさらに別の実施例を示すための第４、第５、第６
図に対応する図面である。 ９・・・・・・バッテリーケース、１０・・・・・・サ
イドカバー、１３・・・・・〜・支持板、１４・・・・
・・フレームパイプ、１５・・・・・・ブラケット、１
８・・・・・・ビス、２０．２３・・・・・・筒状部、
２１．２２・・・・・・突起。
用した自動２輪車の左側面部分図、第３図は第２図のＩ
ＩＩ−ＩＩＩ断面拡大図、第４図は別の実施例を示すた
めの第３図に対応する図面、第５、第６図はそれぞれ第
４図のＶ−Ｖ、ＶＩ−ＶＩ矢視部分図、第７、第８、第
９図はさらに別の実施例を示すための第４、第５、第６
図に対応する図面である。 ９・・・・・・バッテリーケース、１０・・・・・・サ
イドカバー、１３・・・・・〜・支持板、１４・・・・
・・フレームパイプ、１５・・・・・・ブラケット、１
８・・・・・・ビス、２０．２３・・・・・・筒状部、
２１．２２・・・・・・突起。
Claims (1)
- 側方に向い開いた樹脂製ケースの周辺にケースの開口面
に沿う垂直な支持板を設け、この支持板に側方へ向い開
きかつ内面又は外面の先端縁に抜止突起を有する筒状部
を一体に設け、前記支持板をフレームパイプ側のブラケ
ットに当て、筒状部の底部の支持板に明けた孔を通して
ビスを前記ブラケットに締着し、樹脂製サイドカバーに
外面又は内面の先端縁に抜止突起を有する筒状部を設け
、両筒状部を噛み合わせるようにしたことを特徴とする
自動２輪車のサイドカバー取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18993480U JPS5923660Y2 (ja) | 1980-12-26 | 1980-12-26 | 自動２輪車のサイドカバ−取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18993480U JPS5923660Y2 (ja) | 1980-12-26 | 1980-12-26 | 自動２輪車のサイドカバ−取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57109990U JPS57109990U (ja) | 1982-07-07 |
| JPS5923660Y2 true JPS5923660Y2 (ja) | 1984-07-13 |
Family
ID=29994201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18993480U Expired JPS5923660Y2 (ja) | 1980-12-26 | 1980-12-26 | 自動２輪車のサイドカバ−取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5923660Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59174983U (ja) * | 1983-05-12 | 1984-11-22 | スズキ株式会社 | オ−トバイのチエンロ−ラ−とフレ−ムカバ−の取着装置 |
| JPS59174982U (ja) * | 1983-05-12 | 1984-11-22 | スズキ株式会社 | オ−トバイのチエンロ−ラ−とフレ−ムカバ−の取着装置 |
-
1980
- 1980-12-26 JP JP18993480U patent/JPS5923660Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57109990U (ja) | 1982-07-07 |
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