JPH033116Y2 - - Google Patents

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JPH033116Y2
JPH033116Y2 JP17163785U JP17163785U JPH033116Y2 JP H033116 Y2 JPH033116 Y2 JP H033116Y2 JP 17163785 U JP17163785 U JP 17163785U JP 17163785 U JP17163785 U JP 17163785U JP H033116 Y2 JPH033116 Y2 JP H033116Y2
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side bag
bracket
bag
motorcycle
hole
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JP17163785U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動二輪車のサイドバツグの取付装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の自動二輪車のサイドバツグの取
付装置は、車体側の側面に取付穴およびロツク穴
を備えた金具を設け、一方自動二輪車の骨組をな
すフレームの一部であるリヤーフレームにサイド
バツグのためのカツプリングおよびロツクバーを
備えたロツク装置を設けており、前記カツプリン
グに前記の取付穴を介してサイドバツグを挿入、
懸吊させ、さらにロツク装置をキーにて作動させ
ることにより、ロツク穴にはロツクバーを挿入さ
せて施錠を行い、サイドバツグがリヤーフレーム
に確実に取付けられるようになつており、またロ
ツク装置をキーにて反対に作動することにより、
解錠を行つてサイドバツグをリヤーフレームから
取外せるようにしている。
この従来の自動二輪車のサイドバツグの取付装
置の構成を第6〜9図によつて詳細に説明する。
第6図において、1はサイドバツグであり、2
はサイドバツグ1の車体側の側面を示し、車体側
の側面2には取付金具20を固着している。ま
た、21は自動二輪車のリヤーフレームを示し、
リヤーフレーム21にはロツク装置22を固着し
ている。前記取付金具20は、第7,8,9図に
示す如く車体側の側面2との間に若干の間〓を形
成するように固着されていて、この取付金具20
の左右両側には取付穴20a(第8図参照)が設
けられ、この取付穴20aをリヤーフレーム21
に固着されているロツク装置22の左右両側に設
けられたカツプリング23に嵌装した上、サイド
バツグ1を下方に引き下げて、取付穴20aの上
端をカツプリング23に係止し、サイドバツグ1
を懸吊している。
第7図において、22aはロツク装置22の頂
部に設けたキー挿入口であり、キーの操作によつ
てロツク装置22を作動させ、施錠または解錠を
行うようになつているキー挿入口22aの高さ
は、第6図に示す如くサイドバツグ1の頂部より
上方に位置している。前記取付金具20の取付穴
20aおよびロツク穴20bは第8図に示す如く
配置され、取付穴20aの形状は下部において広
い開口を、頂部において狭い開口を有しており、
カツプリング23への着脱を可能としかつ懸吊で
きるようにしている。ロツク穴20bの形状はロ
ツク装置22の作動によるロツクバー24(第9
図参照)が挿入、引き抜きされるように矩形にな
されていて、第9図の一点鎖線に示す如くロツク
バー24の先端が取付金具20とサイドバツグ1
の車体側の側面2との間〓に突出して位置するよ
うになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上記サイドバツグの取付装置は、サ
イドバツグ1の取付金具20の左右両側に設けた
2個の取付穴20aとロツク装置22の左右両側
に設けた2個のカツプリング23との係合によ
り、懸吊させるのであるから、サイドバツグ1の
取付けが面倒であり、しかも2個の取付穴20a
の配置と寸法及びこれに対応する2個のカツプリ
ング23の配置と寸法に高い精度が要求される。
従つて、これらの部品の製作、組立が甚だ難しく
手間がかかる。またサイドバツグ1の取付金具2
0の取付穴20aとカツプリング23とはメタル
タツチであるので、自動二輪車の走行中の振動、
衝撃により経時的な摩耗が生じることがあつた。
さらにロツク装置22はキー操作のため逆T字形
になして、サイドバツグ1よりも高くしているた
め、サイドバツグ1の取付装置全体の構造が複雑
且つ大型化して、他の機器との取合いが面倒とな
るばかりか車両の軽量化に逆行するものである。
そこで本考案は、これらを全て解消することの
できる自動二輪車のサイドバツグの取付装置を提
供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決するために、サイド
バツグの車体側の側面に設けた受具を、自動二輪
車のバツクステーに設けたブラケツトに被せるよ
うになし、ブラケツト頂部に設けた凹部の側面に
は孔を設け、スプリングにより孔へ付勢挿入する
挿入ピンを有するブツシユをサイドバツグの車体
側の側面と受具を貫通させ、前記挿入ピンの孔へ
の挿入、引抜きによつてサイドバツグをブラケツ
トと着脱自在となし、受具は内部が弾性材からな
り外部が金属製からなる逆U字状となしたもので
ある。
〔作用〕
上述の如く本考案のサイドバツグの取付装置は
サイドバツグの車体側の側面に設けた受具を自動
二輪車のバツクステーに設けたブラケツトに被せ
るようになし、ブラケツト頂部の凹部の側面にあ
る穴に向つてスプリングにより付勢した挿入ピン
を挿入、引抜きすることによつて、サイドバツグ
をブラケツトに着脱自在に取付けることができ
る。
従つて、取付装置はキー操作を必要とするロツ
ク装置を省略できて、構造が簡単且つ小型化し、
サイドバツグを自動二輪車のバツクステーのブラ
ケツトに容易に取付けることができて、高い寸法
精度は要求されずに済み、製作組立が容易とな
る。また受具の内部が弾性材から成るので、自動
二輪車の走行中の振動、衝撃を吸収できる。
〔実施例〕
本考案による自動二輪車のサイドバツグの取付
装置の一実施例を第1図乃至第5図によつて詳細
に説明する。
第1,2図において、1はサイドバツグであ
り、2はサイドバツグ1の車体側の側面を示し、
3は自動二輪車のバツクステーである。5はサイ
ドバツグ1の車体側の側面に固着した受具であ
り、4はバツクステー3に突設したブラケツトで
あつて、ブラケツト4の頂部にサイドバツグ1の
受具5が被せられ、サイドバツグ1がブラケツト
4に懸吊される。
第3図は第2図のI−I線に沿つた部分拡大断
面図で、サイドバツグ1の車体側の側面2に後述
するブツシユ7を装着するための開口17を有
し、受具5の側面にも同様な開口18を有してお
り、車体側の側面2と受具5とは弾性体11を介
してブツシユ7とともにボルト12によつて締付
固定されている。前記受具5は内部をゴムなどの
弾性材5aとなし、外部を金属製のカバー5bと
なして両者を接着剤にて接着して一体化したもの
である。前記ブラケツト4の上面は、第5図に示
す如く充分な長さを有し且つ曲面を有していて、
受具5をブラケツト4の上面に接して被せ、サイ
ドバツグ1を懸吊している。ブラケツト4の頂部
中間には第5図に示す如く凹部15が設けられ、
該凹部15の側面には穴14が穿設されている。
この凹部15内に第5図に示す如くブツシユ7が
配され、このブツシユ7内にはフランジ9aを中
間に有する挿入ピン9が装入の上ブツシユ7の先
端より貫通突出され、ブツシユ7内で挿入ピン9
のフランジ9aより後方外周側にスプリング13
が嵌装され、該スプリング13が挿入ピン9の後
部を貫通させてブツシユ7の後端開口縁に固定さ
れたカバー8にて押えられている。10は挿入ピ
ン9の後端に取付けた把手である。
第4図は第3図の−矢視図で、挿入ピン9
の把手10はコイルリングより成り、ブツシユ7
のカバー8には挿入ピン9の回り止めのための平
行部16を有する孔を備え、この孔に対応して挿
入ピン9の後半部外周には平行な面取り部を有し
ていて、該挿入ピン9が軸方向に直線移動のみ行
うようになつている。
以上の如く構成された本考案によるサイドバツ
グの取付装置は、サイドバツグ1の内部から把手
10をつかんで挿入ピン9をスプリング13に抗
して引張つた状態で、サイドバツグ1の受具5を
ブラケツト4に被せて懸吊した後、把手10をは
なすと、スプリング13の復元力により自動的に
挿入ピン9が前進して孔14内に挿入され、受具
5が抜け止めされる。従つて、サイドバツグ1
は、バツクステーのブラケツト4に簡単に懸吊固
定される。特に受具5の内部がゴムなどを弾性材
から成るので、自動二輪車の走行中の振動、衝撃
を吸収できる。
サイドバツグ1をブラケツト4から取外す時
は、サイドバツグ1内より把手10をつかんで挿
入ピン9をスプリング13に抗して引張つた状態
で、サイドバツグ1を持ち上げることにより、簡
単にブラケツト4から取外すことができる。
サイドバツグ1内から挿入ピン9の引張り操作
を行う際には、サイドバツグ1のカバーをキーに
て解錠して外すものである。従つて通常サイドバ
ツグ1のカバーは施錠されていて、他人がカバー
を開けて挿入ピン9の引張り操作を行うことはで
きないので、サイドバツグ1は盗まれることはな
い。
なお、ブラケツト4の凹部15における上面を
斜面となし、一方挿入ピン9の先端を上記と一致
した斜面とする形状にすることによつて、サイド
バツグの受具5を上方からブラケツト4に被せる
際に、把手10により挿入ピン9の引き抜きを行
うことなく容易に取けることができる。
〔考案の効果〕
以上の説明で判るように本考案による自動二輪
車のサイドバツグの取付装置は、サイドバツグの
取付け、取外しが簡単で、高い寸法精度が要求さ
れず、製作組立が容易である。また自動二輪車の
走行中の振動、衝撃を吸収できる。さらに従来の
ようなキー操作を必要とするロツク装置は不要と
なつて、取付装置の構造が簡単且つ小型化するの
で、他の機器との取合いが容易となり、しかも車
体の軽量化を図ることができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の自動二輪車のサイドバツグの
取付装置の一実施例を示す概略図、第2図は同装
置の平面図、第3図は第2図の−線に沿つた
部分拡大断面図、第4図は第3図の−矢視
図、第5図は第3図の−矢視のブラケツトの
部分図、第6図は従来の自動二輪車のサイドバツ
グの取付装置の概略図、第7図は第6図の部分拡
大図、第8図はサイドバツグの取付金具を示す
図、第9図は第8図の−線断面図である。 1……サイドバツグ、2……車体側の側面、3
……バツクステー、4……ブラケツト、5……受
具、7……ブツシユ、9……挿入ピン、13……
スプリング、14……孔、15……凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) サイドバツクの車体側の側面に設けた受具を
    自動二輪車のバツクステーに設けたブラケツト
    に被せるようになし、ブラケツト頂部に設けた
    凹部の側面には孔を設け、スプリングにより孔
    へ付勢挿入する挿入ピンを備えたブツシユをサ
    イドバツグの車体側の側面と受具に貫通させ、
    前記挿入ピンの孔への挿入、引抜きによつてサ
    イドバツグをブラケツトと着脱自在としたこと
    を特徴とする自動二輪車のサイドバツグの取付
    装置。 (2) 受具は、内部が弾性材からなり外部が金属性
    からなる逆U字状となしたことを特徴とする実
    用新登録請求の範囲第1項に記載の自動二輪車
    のサイドバツグの取付装置。
JP17163785U 1985-11-07 1985-11-07 Expired JPH033116Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17163785U JPH033116Y2 (ja) 1985-11-07 1985-11-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17163785U JPH033116Y2 (ja) 1985-11-07 1985-11-07

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Publication Number Publication Date
JPS6279687U JPS6279687U (ja) 1987-05-21
JPH033116Y2 true JPH033116Y2 (ja) 1991-01-28

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ID=31107447

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JP17163785U Expired JPH033116Y2 (ja) 1985-11-07 1985-11-07

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2716811B2 (ja) * 1989-09-19 1998-02-18 本田技研工業株式会社 サイドトランクの取付け構造
JP4581944B2 (ja) * 2005-09-29 2010-11-17 スズキ株式会社 自動二輪車のサイドバッグ支持装置
WO2014024141A1 (en) * 2012-08-07 2014-02-13 Givi S.R.L. Case for motorcycles

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JPS6279687U (ja) 1987-05-21

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