JPS6219441Y2 - - Google Patents

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JPS6219441Y2
JPS6219441Y2 JP7026781U JP7026781U JPS6219441Y2 JP S6219441 Y2 JPS6219441 Y2 JP S6219441Y2 JP 7026781 U JP7026781 U JP 7026781U JP 7026781 U JP7026781 U JP 7026781U JP S6219441 Y2 JPS6219441 Y2 JP S6219441Y2
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diameter
small diameter
nut body
diameter portion
washer
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JP7026781U
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は自動車の車輪を取り付ける数個のボル
ト、ナツトの内1個のナツトに施錠をなし、車輪
の盗難防止をするためのナツトに関する考案で、
従来の様に各種車別に夫々異つたナツトを使用す
ることなく、何種類かの車の車輪に1組のナツト
が使用出来る様にした施錠装置を着脱し得るロツ
クナツトを提供することを目的としたものであ
る。
次に図面に基づいて本案の一実施例について説
明する。
車輪のデイスク1とハブ5とを締結する数本の
ボルトの内1本のボルト3に螺合するナツト本体
7の長さをボルト3の外部に突出している部分の
長さより長く作り、この長くした部分の内周面を
前記ボルト3の螺子径より大径となし、該大径部
8の前方の開放面に近い部分に、大径部8より更
に大径の溝部8Aを形成し、該溝部8Aの前方の
側面8Bを軸方向に直交する面となし、前方の関
放端面より内方に向けて傾斜面9を前記側面8B
に至る迄形成し、ナツト本体7の後方部の外周面
を小径部63となし、後端部に面取り部64を形
成し、(第1図及び第2図参照)別に第3図に示
す様に前記ナツト本体7の小径部63に嵌挿し得
る内径を有する大径の座金61を形成し、又別に
内径は前記小径部63に嵌挿出来る径となし、外
径は座金61より小径で、長さは小径部63の外
周面の面取り部64迄の長さとなし、且つこの外
端部に小径部63の面取り部64と同一勾配の面
取り部65を設けたライナー63を形成し、又前
記ナツト本体7に被冠し得る円筒形のケース10
を形成し、ケース10の前端に近い内周面に環状
段部11を設け、該段部11に切欠き50を成形
し、別に前記環状段部11に嵌合し得る小径部1
2aを形成し、該小径部12aの前端に前記ケー
ス10の前端の内周面に嵌合し得る径の環状突部
51を形成し、環状突部51の表面の中央より軸
方向に孔52を穿ち、更にその上部に略45度に開
いた扇型の切込み部53を設け、前記小径部12
aの後方に方形の縦孔13を穿ち、又小径部12
aの外周面より前記孔52に至る小孔54を穿設
し、更に小径部12aの外周面に前記環状突部5
1より前記ケース10の環状段部11の切欠き5
0に嵌合し得る係合部55を成形し、又環状突部
51の表面に前記扇型の切込み部53をさけて、
軸芯を中心とし夫々60度間隔に軸方向に5個の小
径の盲孔14……を形成し、これらの夫々の盲孔
14……に押しばね16と磁石15とを挿入し、
磁石15の先端部が盲孔14より突出している状
態となし、何れか1個の盲孔14だけは何も入れ
ないで置き、又前記縦孔13に1対で嵌挿し得る
2個の小形の角柱を形成し、その前面に方形の切
込み24b,25bを設け、後面に両角柱を合せ
て突張りばね27を収納し得る切欠き26及び突
部24c,25cを形成し、角柱の先端の後面を
傾斜面56,57となし、これらを爪片24,2
5として、両爪片24,25に前記突張りばね2
7を収納して前記小径部12aの縦孔13に嵌挿
し、別に前記小径部12aの孔52に嵌挿し得る
芯棒20を形成し、該芯棒20の後端に前記縦孔
13に嵌挿している爪片24,25の切り込み2
4b,25bに臨む長方形状の突片23を形成
し、芯棒20の前端に前記環状突部51と周径の
皿板17を成形し、皿板17の後面の芯棒20上
に前記環状突部51に設けた扇形の切り込み部5
3内を回動し得る突片58を形成し、又前記盲孔
14……と合致する位置に底の浅い小孔18……
を穿ち、又皿板17の芯棒20を前記小径部12
aの孔52に嵌合させたとき小径部12aに設け
た孔54と合致する芯棒20の外周面上に扇型の
切り込み22を設け、前記孔54に小径の割りパ
イプ21を圧入してその先端を前記扇型の切り込
み22に臨ませる。この状態に於ては皿板17の
突片58は環状突部51の扇型の切り込み部53
内の左端部に位置し、芯棒20の突片23は両爪
片24,25の切り込み24b,25b内に位置
し、両爪片24,25は突張りばね27によつて
一方の爪片24は上方に、他方の爪片25は下方
に押され、夫々の爪片24,25の爪先24a,
25aは芯棒20より突出した状態であり、芯棒
20の突片23は縦孔13に対して水平の位置で
あり、一方の爪片24の切り込み24bの下面に
当接され、又他方の爪片25の切り込み25bの
上面に当接された状態である。又小径部12aの
盲孔14…に挿入されている磁石15……は皿板
17の後面に設けた小孔18……に押しばね16
……の力で嵌入しており、皿板17の小径部12
aに対する回転を阻止している。又割りパイプ2
1の先端部が切り込み22内にあるので、皿板1
7は軸方向の動きも阻止されている状態であり、
皿板17の表面の周縁には突起34が形成され、
この様にしてロツク本体12が構成され、該ロツ
ク本体12をケース10に嵌挿し、ケース10の
環状の段部11に設けた切欠き50に係合部55
を合致させて挿入し、係合部55と環状段部11
とをかしめ加工し、ケース10とロツク本体12
とを固着させてロツク装置19を構成し、又別に
前記皿板17の表面に嵌合し、且つ皿板17の突
起34と合う凹部33を設けた円板状のキー30
を形成し、この表面にロツク本体12に設けた磁
石15……と合致する位置に小孔59……を設
け、該小孔59……に前記磁石15……と同じ位
置で同極の磁極が相対するように磁石35……を
設け、その表面に銅板60を嵌合し、キー30の
周縁を内方に押圧して銅板60を支持させてなる
もので、32はキー30の把手である。
本案は以上の様な構成で、之が使用に際しては
2通りに使用出来、2種の付属品即ち座金61と
ライラー62を夫々車種の違いによつて使いわけ
るもので、使用方法は夫々同様であるので、第1
5図に示す座金61を使用する場合について説明
する。
ナツト本体7の後方の小径部63に座金61を
嵌合し、ナツト本体7の6面体を利用してボルト
3に螺合させ、次いでロツク装置19をナツト本
体7に被冠させる様にすると、ロツク本体10の
爪先24a,25aがナツト本体7の先端に当る
が、爪先24a,25aの後面は傾斜面56,5
7となつており、又ナツト本体7の開放面も傾斜
面9となつているので、爪先24a,25aは円
滑に突張りばね27の弾性力に抗して内方に縮ま
り、ナツト本体7の内部に進み、溝部8Aに至
り、爪先24a,25aにかかつていた圧力が解
かれ、突張りばね27の弾性により再び爪先24
a,25aが外方に突出し、爪先24a,25a
が溝部8A内に入る。この状態に於て、ケース1
0を回転させてもケース10及びロツク本体12
は共に空転し、ナツト本体7は回動せず、又ケー
ス10を軸方向に引張つても爪先24a,25a
がナツト本体7の溝部8Aの側面8Bと係合して
いるので取り出すことが出来ず施錠された状態と
なつている。
これを解錠する場合は、皿板17にキー30を
嵌合させると小径部12aの磁石15……と、キ
ー30の磁石35……とは同極が相対応している
ため、互に反撥し、磁石15……は押しばね16
……の弾力に抗して皿板17の小孔18……より
抜け出ることになる。この状態に於てキー30を
時計方向に回動させると皿板17と共に回動し、
皿板17の後面に設けた突片58も扇型の切り込
部53内を45度回転し、その回動を制限される
が、この時芯棒20の後端の突片23も第17図
に示す様に回動し、両爪片24,25の切り込み
24b,25bの上面と下面とを夫々下降及び上
昇させることになり、爪片24,25の爪先24
a,25aも小径部12aの縦孔13内に収納さ
れる。この状態に於てケース10を引き出すこと
によつてナツト本体7よりロツク装置19を取り
去り、ナツト本体7を回動させてタイヤ等を取り
替えるものである。
本案は以上の様な構成であるから、1組の本案
品の座金とライナーとを使用して、2種類の使用
方法が出来るばかりでなく、ナツト本体の小径部
の外周面を被覆して小径部を保護する効果を有
し、且つライナーには面取り部を設けているか
ら、この面取り部を有効に利用することにより、
使用範囲が広くなり、更にライナーと座金とを同
時に使用することも可能で、一層種々の使用方法
が出来ると共にロツク装置の着脱が円滑に出来る
等著しい実用効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の構成部材の1つであるナツト本
体の斜面図、第2図は同ナツト本体の側面図で要
部を切断する、第3図はケース本体に使用する2
種類の付属品の座金とライナーとを示す斜面図、
第4図は本案品に使用するロツク本体の分解斜面
図とケースの斜面図、第5図はロツク本体の構成
部材の1つである皿板の後方より見た斜面図、第
6図は同構成部材である1対の爪片の夫々の後方
よりの斜面図、第7図は同1対の爪片を使用状態
と同様に合せて爪先を夫々拡げた状態の正面より
の斜面図、第8図は同じく第7図の爪片を後方よ
り見た斜面図、第9図はロツク本体の斜面図、第
10図はロツク装置の斜面図、第11図はロツク
装置に使用するキーの分解斜面図、第12図は同
組み込んだ状態の斜面図、第13図は同正面図、
第14図は第13図のA−A線に沿うての断面
図、第15図は本案の使用状態の1施錠状態を示
す断面図、第16図は第15図のB−B線に沿う
ての断面図、第17図は第16図と同位置に於け
る解錠する状態を示す断面図、第18図は本案の
ライナーを使用したときの使用状態を示す断面
図。 3……ホイールドボルト、7……ナツト本体、
8……大径部、8A……溝部、8B……側面、9
……傾斜面、19……ロツク装置、61……座
金、62……ライナー、63……小径部、64…
…面取り部、65……面取り部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホイールボルト3に螺合するナツト本体7の長
    さをホイールボルト3の外部に突出している部分
    の長さより長くし、この長くした部分の内周面を
    前記ホイールボルト3の螺子径より大径とし、該
    大径部8の前方の開放面に近い部分に大径部8よ
    り更に大径の溝部8Aを形成し、該溝部8Aの前
    方の側面8Bを軸方向に直交する面となし、開放
    端面より内方に向けて前記側面8Bに至る傾斜面
    9を設け、前記ナツト本体7の前方よりロツク装
    置19が着脱し得る構造となし、前記ナツト本体
    7の外周面の後方部を小径部63に形成し、該小
    径部63の後端部を面取り部64となし、別に前
    記ナツト本体7の小径部63に嵌挿し得る内径を
    有し、その外径を大径とした座金61を形成し、
    又別に内径を前記小径部63に嵌挿し得る径と
    し、外径を前記座金61より小径で、長さは前記
    小径部63の外周面の面取り部64迄の長さとな
    し、且つこの外端部に小径部63の面取り部64
    と同一勾配の面取り部65を設けたライナー62
    を形成し、此等ナツト本体7、座金61及びライ
    ナー62の組み合せよりなることを特徴とするホ
    イールボルト用ロツクナツト。
JP7026781U 1981-05-14 1981-05-14 Expired JPS6219441Y2 (ja)

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JP7026781U JPS6219441Y2 (ja) 1981-05-14 1981-05-14

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JP7026781U JPS6219441Y2 (ja) 1981-05-14 1981-05-14

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JPS57181864U JPS57181864U (ja) 1982-11-18
JPS6219441Y2 true JPS6219441Y2 (ja) 1987-05-19

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Families Citing this family (2)

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JP2569030B2 (ja) * 1986-06-13 1997-01-08 ドム ズィッヒャーハイツテクニーク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コムパニー コマンディット ゲゼルシャフト 盗難防止用車輪固定装置
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JPS568702A (en) * 1979-07-02 1981-01-29 Kokusan Kinzoku Kogyo Co Ltd Tire wheel lock for automobile

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