JP5238629B2 - エアクリーナ - Google Patents
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Description
本体容器とカバーとからなるエアクリーナケースと、上記エアクリーナケースの内部に設けられる仕切り部材と、上記仕切り部材の一部をなすフィルタと、上記カバーに設けられる吸気部と、上記本体容器に設けられるエンジンへの接続部とを備え、吸気部から吸入された空気をフィルタを通過させ、接続部を経てエンジンの吸気系へ供給するエアクリーナにおいて、
上記仕切り部材の周囲部と上記カバーの周囲部との間に第1シール部が形成され、上記仕切り部材においてドレン排出口が上記第1シール部の内側に位置するよう設けられ
に位置するよう設けられ、上記仕切り部材の周囲部と上記本体容器の周囲部との間に第2シール部が形成され、上記仕切り部材において、上記ドレン排出口は上記第2シール部の外側に位置するよう設けられることを特徴とするエアクリーナである。
フィルタ部材に切欠きを設けるなどの制約をフィルタ形状にかけることなく、且つエアクリーナを大型化することなく、ダーティサイドに流入する水や埃を効果的に排出するドレン排出口を形成することができる。
また、上記仕切り部材と上記本体容器との気密性を維持しつつ、本体容器の第2シール部の外側にドレン排出口が位置するので、上記本体容器に水が入らないようにすることができる。
上記仕切り部材を上記カバーと上記本体容器で挟み込むことができるため、シール性を向上させながら挟む部分にドレン排出口を形成し、水を排出することができる。
円形のドレン排出口と比べて、楕円形のドレン排出口は吐出面積が大きくなるので、ドレンや埃を容易に排出することができる。
上記の溝がガイドの役割を果たすことになり、外周部にドレンを溜めることなく、スムーズに排出することができる。
角形の上側ドレン排出口は、十分な排出面積が確保できるとともに、楕円状のものと比べて成形性が良い。
上記カバーと上記本体容器との締結性を維持しつつ、上記締結部が上記エアクリーナの外側に突出することを抑制できるので、エアクリーナの小型化に寄与することができる。
凹形部の締結部は、2つのドレン排出口の間に形成されるので、カバー部、仕切り部材、本体容器間の空いたスペースを利用して、シール性を向上させることができる。
上記エアクリーナは車両搭載状態で後下がりに傾斜しているので、ドレンの排出が容易である。また、車両搭載状態のままカバーを外せば分解できるので、メンテナンス性が向上する。
(1)仕切り部材57において、上側ドレン排出口74Aは第1シール部101の内側に位置するよう設けられるので、フィルタ部材に切欠きを設けるなどの制約をフィルタ形状にかけることなく、且つエアクリーナを大型化することなく、ダーティサイドに流入する水や埃を効果的に排出するドレン排出口を形成することができる。
(2)仕切り部材57において、上側ドレン排出口74Aは第2シール部102の外側に位置するよう設けられるので、仕切り部材57と本体容器58との気密性が維持され、且つ、本体容器58にドレンが流入することが防がれる。
(3)本体容器58の、上側ドレン排出口74Aと対応する位置に下側ドレン排出口74Bを形成して、一続きのドレン排出口としたので、仕切り部材57をカバー55と本体容器58で挟み込み、シール性を向上させながら挟む部分に下側ドレン排出口74Bを形成して、効果的にドレンを排出することができる。
(4)第2実施形態(図16)において、上側ドレン排出口103Aと下側ドレン排出口103Bが楕円形に形成されるので、円形のドレン排出口と比べて、楕円形のドレン排出口は吐出面積が大きくなり、ドレンや埃を容易に排出することができる。
(5)第3実施形態(図17)において、下側ドレン排出口104Bは本体容器58の外端に開放される溝形に形成されるので、上記の溝がガイドの役割を果たすことになり、外周部にドレンを溜めることなく、スムーズに排出することができる。
(6)第3実施形態(図17)において、上側ドレン排出口104Aは、仕切り部材の外端の一部を角形に貫通するように形成してあるので、十分な排出面積が確保できるとともに、楕円状のものと比べて成形性が良い。
(7)仕切り部材57の外周の複数個所に内方へ湾曲した凹形部71が形成され、その凹形部71にカバー55と本体容器58とを締結する締結部(ネジ62、ネジ孔83)が形成されるので、カバー55と本体容器58との締結性を維持しつつ、締結部がエアクリーナ19の外側に突出することを抑制できるので、エアクリーナ19の小型化に寄与することができる。
(8)凹形部71の締結部(ネジ62、ネジ孔83)が、2つのドレン排出口の間に形成されているので、カバー部、仕切り部材、本体容器間の空いたスペースを利用して、シール性を向上させることができる。
(9)エアクリーナ19は車両進行方向に対し後部が低くなるよう傾斜して配置され、上側ドレン排出口74A及び下側ドレン排出口74Bは車両進行方向に対し、それぞれ仕切り部材57及び本体容器58の後部に形成される。エアクリーナ19の後部は低い位置にあり、ドレンや埃が溜まりやすいので、ドレンや埃を効率よく排出することができる。
(10)メインフレーム4の上記エアクリーナ19を支持する部分は、後下がりに構成され、本体容器58とカバー55の接合面63は、メインフレーム4の、上記エアクリーナ19を支持する部分とほぼ平行に傾斜して配置され、且つ、上記接合面はメインフレーム4より上方に配置されるので、上記エアクリーナ19は後下がりに傾斜しているので、ドレンの排出が容易であり、また、車両搭載状態のままカバー55を外せば分解できるので、メンテナンス性が向上する。
Claims (9)
- 本体容器(58)とカバー(55)とからなるエアクリーナケースと、
上記エアクリーナケースの内部に設けられる仕切り部材(57)と、
上記仕切り部材(57)の一部をなすフィルタ(61)と、
上記カバー(55)に設けられる吸気部(56)と、
上記本体容器(58)に設けられるエンジンへの接続部(59)とを備え、
吸気部(56)から吸入された空気をフィルタ(61)を通過させ、接続部(59)を経てエンジンの吸気系へ供給するエアクリーナにおいて、
上記仕切り部材(57)の周囲部と上記カバー(55)の周囲部との間に第1シール部(101)が形成され、
上記仕切り部材(57)においてドレン排出口(74,103,104)が上記第1シール部(101)の内側に位置するよう設けられ、
上記仕切り部材(57)の周囲部と上記本体容器(58)の周囲部との間に第2シール部(102)が形成され、
上記仕切り部材(57)において、上記ドレン排出口(74,103,104)は上記第2シール部(102)の外側に位置するよう設けられる
ことを特徴とするエアクリーナ。 - 上記仕切り部材(57)に設けられたドレン排出口(74,103,104)を上側ドレン排出口(74A,103A,104A)とし、上記本体容器(58)の、上記上側ドレン排出口(74A,103A,104A)と対応する位置に、下側ドレン排出口(74B,103B,104B)を形成して、一つに繋がったドレン排出口としたことを特徴とする請求項1に記載のエアクリーナ。
- 上記上側ドレン排出口(103A)及び上記下側ドレン排出口(103B)は楕円形に形成されることを特徴とする請求項2に記載のエアクリーナ。
- 上記下側ドレン排出口(104B)は本体容器(58)の外端に開放される溝形に形成されることを特徴とする請求項2に記載のエアクリーナ。
- 上側ドレン排出口(104A)は、仕切り部材(57)の外端の一部を角形に貫通するように形成されることを特徴とする請求項2に記載のエアクリーナ。
- 上記仕切り部材(57)の外周の複数個所に内方へ湾曲した凹形部(71)が形成され、その凹形部(71)に上記カバー(55)と上記本体容器(58)とを締結する締結部(62,83)が形成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のエアクリーナ。
- 上記締結部(62,83)は、2つのドレン排出口(74,74)の間に形成されることを特徴とする請求項6に記載のエアクリーナ。
- 上記エアクリーナは車両進行方向に対し後部が低くなるよう傾斜して配置されると共に、上記ドレン排出口(74,103,104)は車両進行方向に対し、それぞれ上記仕切り部材(57)及び本体容器(58)の後部に形成されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のエアクリーナ。
- 車体フレーム(2)の、上記エアクリーナを支持する部分は後下がりに構成され、
上記本体容器(58)と上記カバー(55)の接合面は、車体フレームの、上記エアクリーナを支持する部分とほぼ平行に傾斜して配置されるとともに、上記接合面は上記車体フレーム(2)より上方に配置されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のエアクリーナ。
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