JPH11351084A - エアクリーナの排水構造 - Google Patents
エアクリーナの排水構造Info
- Publication number
- JPH11351084A JPH11351084A JP15615198A JP15615198A JPH11351084A JP H11351084 A JPH11351084 A JP H11351084A JP 15615198 A JP15615198 A JP 15615198A JP 15615198 A JP15615198 A JP 15615198A JP H11351084 A JPH11351084 A JP H11351084A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air cleaner
- drain
- dusty
- drain passage
- clean
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 20
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 9
- 238000009434 installation Methods 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 9
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920005830 Polyurethane Foam Polymers 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 1
- 239000012466 permeate Substances 0.000 description 1
- 239000011496 polyurethane foam Substances 0.000 description 1
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数を削減でき、ドレンの排出作業が容
易にできるエアクリーナの排水構造を提供すること。 【解決手段】 エアクリーナ11内をダスティサイド1
7とクリーンサイド18とに区画する。ダスティサイド
排水口21に共通ドレン通路22を接続し、前記共通ド
レン通路22から分岐してクリーンサイド排水口27に
分岐ドレン通路25を接続する。分岐ドレン通路には、
フィルタ材を充填する。共通ドレン通路22で、ダステ
ィサイド17及びクリーンサイド18に溜まったドレン
を排水するので、従来のようにダスティサイド17及び
クリーンサイド18のそれぞれにドレン管等を設けるこ
となく、部品点数を減らすことができる。また、水の排
出作業も簡単にすることができる。
易にできるエアクリーナの排水構造を提供すること。 【解決手段】 エアクリーナ11内をダスティサイド1
7とクリーンサイド18とに区画する。ダスティサイド
排水口21に共通ドレン通路22を接続し、前記共通ド
レン通路22から分岐してクリーンサイド排水口27に
分岐ドレン通路25を接続する。分岐ドレン通路には、
フィルタ材を充填する。共通ドレン通路22で、ダステ
ィサイド17及びクリーンサイド18に溜まったドレン
を排水するので、従来のようにダスティサイド17及び
クリーンサイド18のそれぞれにドレン管等を設けるこ
となく、部品点数を減らすことができる。また、水の排
出作業も簡単にすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアクリーナ内に
浸入した水を排除するエアクリーナの排水構造に関す
る。
浸入した水を排除するエアクリーナの排水構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のエアクリーナの排水構造を適用し
たエアクリーナとして、図5に示したものが知られてい
る。略箱型のエアクリーナ1の一端には、吸気口2が設
けられ、他端にはキャブレータ側に接続される吐出口3
が設けられる。エアクリーナ1内は、仕切り板4で分割
され、内部がダスティサイド5とクリーンサイド6とに
区画される。ダスティサイド5には、エレメント7が着
脱可能に取り付けられる。キャブレータ側が負圧になる
と、吸気口2からダスティサイド5内に外気が流入す
る。そして、外気はエレメント7で浄化され、クリーン
サイド6に移動する。浄化された外気は、吐出口3から
流出し、キャブレータに送られる。
たエアクリーナとして、図5に示したものが知られてい
る。略箱型のエアクリーナ1の一端には、吸気口2が設
けられ、他端にはキャブレータ側に接続される吐出口3
が設けられる。エアクリーナ1内は、仕切り板4で分割
され、内部がダスティサイド5とクリーンサイド6とに
区画される。ダスティサイド5には、エレメント7が着
脱可能に取り付けられる。キャブレータ側が負圧になる
と、吸気口2からダスティサイド5内に外気が流入す
る。そして、外気はエレメント7で浄化され、クリーン
サイド6に移動する。浄化された外気は、吐出口3から
流出し、キャブレータに送られる。
【0003】エアクリーナ1の下部には、エアクリーナ
の排水構造が適用される。ダスティサイド5及びクリー
ンサイド6の底部には、一対のドレン管8a,8bが接
続される。ドレン管8a,8bの先端は、それぞれ一対
のエンドキャップ9a,9bで塞がれる。エアクリーナ
1内に浸入したドレンは、ドレン管8a,8b内に溜ま
る。ドレン管8a,8b内に溜まったドレンは、エンド
キャップ9a,9bを取り外すことによって、排出され
る。この排水構造によれば、ダスティサイド5及びクリ
ーンサイド6の両方で、ドレンを排水するので、エアク
リーナ1内に浸入したドレンを確実に排水できる。
の排水構造が適用される。ダスティサイド5及びクリー
ンサイド6の底部には、一対のドレン管8a,8bが接
続される。ドレン管8a,8bの先端は、それぞれ一対
のエンドキャップ9a,9bで塞がれる。エアクリーナ
1内に浸入したドレンは、ドレン管8a,8b内に溜ま
る。ドレン管8a,8b内に溜まったドレンは、エンド
キャップ9a,9bを取り外すことによって、排出され
る。この排水構造によれば、ダスティサイド5及びクリ
ーンサイド6の両方で、ドレンを排水するので、エアク
リーナ1内に浸入したドレンを確実に排水できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
エアクリーナの排水構造にあっては、一対のドレン管8
a,8b及び一対のエンドキャップ9a,9bがダステ
ィサイド17及びクリーンサイド18のそれぞれに備え
られているので、部品点数が多くなる。また、エアクリ
ーナ1内に浸入した水を排出するのに、一対のエンドキ
ャップ9a,9bのそれぞれを取り外す必要があり、ド
レンの排出作業が煩雑になる。
エアクリーナの排水構造にあっては、一対のドレン管8
a,8b及び一対のエンドキャップ9a,9bがダステ
ィサイド17及びクリーンサイド18のそれぞれに備え
られているので、部品点数が多くなる。また、エアクリ
ーナ1内に浸入した水を排出するのに、一対のエンドキ
ャップ9a,9bのそれぞれを取り外す必要があり、ド
レンの排出作業が煩雑になる。
【0005】そこで、本発明は、部品点数を削減でき、
ドレンの排出作業が容易にできるエアクリーナの排水構
造を提供することを目的とする。
ドレンの排出作業が容易にできるエアクリーナの排水構
造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以下、本発明について説
明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図
面の参照番号を括弧書きにて付記するが、それにより本
発明が図示の形態に限定されるものでない。
明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図
面の参照番号を括弧書きにて付記するが、それにより本
発明が図示の形態に限定されるものでない。
【0007】請求項1の発明は、エアクリーナ(11)
内をダスティサイド(17)とクリーンサイド(18)
とに区画し、前記ダスティサイド(17)の水溜まり部
に設けられたダスティサイド排水口(21)に共通ドレ
ン通路(22)を接続し、前記クリーンサイド(18)
の水溜まり部に設けられたクリーンサイド排水口(2
7)に前記共通ドレン通路から分岐した分岐ドレン通路
(25)を接続し、前記分岐ドレン通路(25)にフィ
ルタ材を充填することを特徴とするエアクリーナの排水
構造により、上述した課題を解決する。
内をダスティサイド(17)とクリーンサイド(18)
とに区画し、前記ダスティサイド(17)の水溜まり部
に設けられたダスティサイド排水口(21)に共通ドレ
ン通路(22)を接続し、前記クリーンサイド(18)
の水溜まり部に設けられたクリーンサイド排水口(2
7)に前記共通ドレン通路から分岐した分岐ドレン通路
(25)を接続し、前記分岐ドレン通路(25)にフィ
ルタ材を充填することを特徴とするエアクリーナの排水
構造により、上述した課題を解決する。
【0008】この発明によれば、ダスティサイド(1
7)に溜まったドレンは、ダスティサイド排水口(2
1)から共通ドレン通路(22)内を流れ、外部に排水
される。また、クリーンサイド(18)に溜まったドレ
ンは、クリーンサイド排水口(27)から分岐ドレン通
路(27)内のフィルタ材内に浸み込み、共通ドレン通
路(22)に合流する。そして、共通ドレン通路(2
2)内を流れ、外部に排水される。ダスティサイド(1
7)及びクリーンサイド(18)の両方で、溜まったド
レンを排水するので、エアクリーナ(11)内に浸入し
たドレンを確実に排水できる。また、分岐ドレン通路
(25)内には、フィルタ材が充填されるので、分岐ド
レン通路(25)内を空気が通過する際に抵抗が発生す
る。このため、ダスティサイド(17)内の空気が分岐
ドレン通路(25)内をショートカットして通過し、ク
リーンサイド(18)内に流れてしまうのが防止され
る。このように、共通ドレン通路(22)で、ダスティ
サイド(17)及びクリーンサイド(18)に溜まった
ドレンを排水するので、従来のようにダスティサイド
(17)及びクリーンサイド(18)のそれぞれにドレ
ン管、エンドキャップを備えることなく排水できる。し
たがって、エアクリーナの排水構造の部品点数を減ら
し、ドレンの排出作業も簡単にすることができる。
7)に溜まったドレンは、ダスティサイド排水口(2
1)から共通ドレン通路(22)内を流れ、外部に排水
される。また、クリーンサイド(18)に溜まったドレ
ンは、クリーンサイド排水口(27)から分岐ドレン通
路(27)内のフィルタ材内に浸み込み、共通ドレン通
路(22)に合流する。そして、共通ドレン通路(2
2)内を流れ、外部に排水される。ダスティサイド(1
7)及びクリーンサイド(18)の両方で、溜まったド
レンを排水するので、エアクリーナ(11)内に浸入し
たドレンを確実に排水できる。また、分岐ドレン通路
(25)内には、フィルタ材が充填されるので、分岐ド
レン通路(25)内を空気が通過する際に抵抗が発生す
る。このため、ダスティサイド(17)内の空気が分岐
ドレン通路(25)内をショートカットして通過し、ク
リーンサイド(18)内に流れてしまうのが防止され
る。このように、共通ドレン通路(22)で、ダスティ
サイド(17)及びクリーンサイド(18)に溜まった
ドレンを排水するので、従来のようにダスティサイド
(17)及びクリーンサイド(18)のそれぞれにドレ
ン管、エンドキャップを備えることなく排水できる。し
たがって、エアクリーナの排水構造の部品点数を減ら
し、ドレンの排出作業も簡単にすることができる。
【0009】請求項2の発明は、上記エアクリーナ(1
1)は、エアクリーナ本体(12)と該エアクリーナ本
体(12)に被せられるキャップ(13)とを備え、前
記エアクリーナ(12)本体に上記クリーンサイド排水
口(27)を設け、前記キャップ(13)に上記クリー
ンサイド排水口(27)と当接する突片(32)を設け
ることを特徴とする。
1)は、エアクリーナ本体(12)と該エアクリーナ本
体(12)に被せられるキャップ(13)とを備え、前
記エアクリーナ(12)本体に上記クリーンサイド排水
口(27)を設け、前記キャップ(13)に上記クリー
ンサイド排水口(27)と当接する突片(32)を設け
ることを特徴とする。
【0010】この発明によれば、キャップ(13)に設
けられた突片(32)が、クリーンサイド排水口(2
7)と当接し、分岐ドレン通路(25)に充填されたフ
ィルタ材の抜けを防止する。別途フィルタ材の抜け防止
部材を備えることなく、キャップ(13)をエアクリー
ナ本体(12)に被せるだけで、分岐ドレン通路(2
5)からフィルタ材の抜けを防止することができる。し
たがって、エアクリーナの排水構造の部品点数を多くす
ることがなく、組み付け性も向上される。
けられた突片(32)が、クリーンサイド排水口(2
7)と当接し、分岐ドレン通路(25)に充填されたフ
ィルタ材の抜けを防止する。別途フィルタ材の抜け防止
部材を備えることなく、キャップ(13)をエアクリー
ナ本体(12)に被せるだけで、分岐ドレン通路(2
5)からフィルタ材の抜けを防止することができる。し
たがって、エアクリーナの排水構造の部品点数を多くす
ることがなく、組み付け性も向上される。
【0011】
【発明の実施の形態】図1乃至図4は、本発明における
エアクリーナ11の排水構造の一実施形態を示したもの
である。この排水構造が適用されたエアクリーナ11
は、エアクリーナ本体12と、エアクリーナ本体12の
側面に被せられるキャップ13と、エアクリーナ11内
に着脱可能に取り付けられるエレメント14と、エアク
リーナ本体12の一端に取り付けられる吸気口15と、
エアクリーナ本体12の他端に取り付けられる吐出口2
8とを備える。
エアクリーナ11の排水構造の一実施形態を示したもの
である。この排水構造が適用されたエアクリーナ11
は、エアクリーナ本体12と、エアクリーナ本体12の
側面に被せられるキャップ13と、エアクリーナ11内
に着脱可能に取り付けられるエレメント14と、エアク
リーナ本体12の一端に取り付けられる吸気口15と、
エアクリーナ本体12の他端に取り付けられる吐出口2
8とを備える。
【0012】図1及び図2に示したように、エアクリー
ナ本体12は、略箱型をなし、内部に上下に延びる仕切
り板16が一体に形成される。エアクリーナ本体12
は、この仕切り板16によって左右方向に2分割され、
ダスティサイド17とクリーンサイド18とに区画され
る。エアクリーナ本体12のダスティサイド17には、
ほこり等を除去して空気を浄化するエレメント14が取
り付けられる。ダスティサイド17の空気は、エレメン
ト14によって浄化された後、仕切り板16に設けた貫
通孔19を通過してクリーンサイド18に移動する。エ
アクリーナ本体12の開口の外周縁及び仕切り板16に
は、細い幅の突条20が巡らされる。
ナ本体12は、略箱型をなし、内部に上下に延びる仕切
り板16が一体に形成される。エアクリーナ本体12
は、この仕切り板16によって左右方向に2分割され、
ダスティサイド17とクリーンサイド18とに区画され
る。エアクリーナ本体12のダスティサイド17には、
ほこり等を除去して空気を浄化するエレメント14が取
り付けられる。ダスティサイド17の空気は、エレメン
ト14によって浄化された後、仕切り板16に設けた貫
通孔19を通過してクリーンサイド18に移動する。エ
アクリーナ本体12の開口の外周縁及び仕切り板16に
は、細い幅の突条20が巡らされる。
【0013】図3及び図4に示すように、エアクリーナ
本体12の下部には、エアクリーナの排水構造の一実施
形態が適用される。ダスティサイド17の仕切り板16
の下端には、ダスティサイド排水口21が開けられる。
このダスティサイド排水口21は、図1中手前のキャッ
プ側に設けられる。ダスティサイド排水口21には、断
面円形の共通ドレン通路22が接続される。共通ドレン
通路22は、ダスティサイド排水口21から水平方向に
直線状に延び、クリーンサイド18の下部を通過する。
共通ドレン通路22の先端は、外部に開放される。ま
た、共通ドレン通路22の先端には、止めバンド23に
よってエンドキャップ24が取り付けられる。
本体12の下部には、エアクリーナの排水構造の一実施
形態が適用される。ダスティサイド17の仕切り板16
の下端には、ダスティサイド排水口21が開けられる。
このダスティサイド排水口21は、図1中手前のキャッ
プ側に設けられる。ダスティサイド排水口21には、断
面円形の共通ドレン通路22が接続される。共通ドレン
通路22は、ダスティサイド排水口21から水平方向に
直線状に延び、クリーンサイド18の下部を通過する。
共通ドレン通路22の先端は、外部に開放される。ま
た、共通ドレン通路22の先端には、止めバンド23に
よってエンドキャップ24が取り付けられる。
【0014】共通ドレン通路22からは、分岐ドレン通
路25が直交方向に分岐する。分岐ドレン通路25は、
共通ドレン通路22と同じ断面形状を有する。この分岐
ドレン通路25と共通ドレン通路22とは、エアクリー
ナ本体12と一体に形成される。分岐ドレン通路25の
分岐点には断面積が絞られた絞り部26が形成される。
この分岐ドレン通路25は、クリーンサイド18の下端
に設けたクリーンサイド排水口27に接続される。ここ
で、クリーンサイド排水口27は、エアクリーナ本体1
2の開口縁上、すなわち、キャップ13との接合面上に
表れる。分岐ドレン通路25内には、フィルタ材が充填
される。ここで、フィルタ材には、ポリウレタンフォー
ム(発泡ウレタン)が用いられる。なお、ダスティサイ
ド排水口21及びクリーンサイド排水口27は、ドレン
が溜まる水溜まり部に設けられれば、例えばダスティサ
イド17及びクリーンサイド18の底面に設けられても
よい。
路25が直交方向に分岐する。分岐ドレン通路25は、
共通ドレン通路22と同じ断面形状を有する。この分岐
ドレン通路25と共通ドレン通路22とは、エアクリー
ナ本体12と一体に形成される。分岐ドレン通路25の
分岐点には断面積が絞られた絞り部26が形成される。
この分岐ドレン通路25は、クリーンサイド18の下端
に設けたクリーンサイド排水口27に接続される。ここ
で、クリーンサイド排水口27は、エアクリーナ本体1
2の開口縁上、すなわち、キャップ13との接合面上に
表れる。分岐ドレン通路25内には、フィルタ材が充填
される。ここで、フィルタ材には、ポリウレタンフォー
ム(発泡ウレタン)が用いられる。なお、ダスティサイ
ド排水口21及びクリーンサイド排水口27は、ドレン
が溜まる水溜まり部に設けられれば、例えばダスティサ
イド17及びクリーンサイド18の底面に設けられても
よい。
【0015】図2に示したように、キャップ16は、エ
アクリーナ本体12の側面と同じ外形形状を有し、エア
クリーナ本体12の側面に被せられる。キャップ13を
エアクリーナ本体12に被せることで、ダスティサイド
17及びクリーンサイド18は密閉された空間になる。
図3及び図4に示したように、キャップ13の外周縁及
び仕切り板部には、エアクリーナ本体12に設けた突条
20と係合する溝条30が形成される。キャップ13に
形成された溝条30をエアクリーナ本体12に形成され
た突条20に嵌めることで、キャップ13がエアクリー
ナ本体12上に位置決めされる。なお、キャップ13
は、タッピンねじ33によってその4隅がエアクリーナ
本体12に固定される。
アクリーナ本体12の側面と同じ外形形状を有し、エア
クリーナ本体12の側面に被せられる。キャップ13を
エアクリーナ本体12に被せることで、ダスティサイド
17及びクリーンサイド18は密閉された空間になる。
図3及び図4に示したように、キャップ13の外周縁及
び仕切り板部には、エアクリーナ本体12に設けた突条
20と係合する溝条30が形成される。キャップ13に
形成された溝条30をエアクリーナ本体12に形成され
た突条20に嵌めることで、キャップ13がエアクリー
ナ本体12上に位置決めされる。なお、キャップ13
は、タッピンねじ33によってその4隅がエアクリーナ
本体12に固定される。
【0016】クリーンサイド排水口27と接するキャッ
プ13には、図3に示すように、排水口用溝31が形成
される。この排水口用溝31を形成することによって、
キャップ13をエアクリーナ本体12に被せても、エア
クリーナ本体12の接触面に表れるクリーンサイド排水
口27は塞がれることがない。また、図3及び図4に示
したように、キャップ13の排水口用溝31内には、ク
リーンサイド排水口27と当接する板状の突片32が形
成される。突片32が、クリーンサイド排水口27と当
接し、分岐ドレン通路25に充填されたフィルタ材の抜
けを防止する。このため、別途フィルタ材の抜け防止部
材を備えることなく、キャップ13をエアクリーナ本体
12に被せるだけで、フィルタ材の抜けを防止すること
ができる。したがって、排水構造の部品点数を多くする
ことがなく、また、排水構造の組み付け性も向上され
る。なお、この突片32は、クリーンサイド排水口27
の中央付近に上下に形成される。このため、排水口用溝
31内を流れ落ちるドレンは、流れを妨げられることな
く、クリーンサイド排水口27内に流れ込む。
プ13には、図3に示すように、排水口用溝31が形成
される。この排水口用溝31を形成することによって、
キャップ13をエアクリーナ本体12に被せても、エア
クリーナ本体12の接触面に表れるクリーンサイド排水
口27は塞がれることがない。また、図3及び図4に示
したように、キャップ13の排水口用溝31内には、ク
リーンサイド排水口27と当接する板状の突片32が形
成される。突片32が、クリーンサイド排水口27と当
接し、分岐ドレン通路25に充填されたフィルタ材の抜
けを防止する。このため、別途フィルタ材の抜け防止部
材を備えることなく、キャップ13をエアクリーナ本体
12に被せるだけで、フィルタ材の抜けを防止すること
ができる。したがって、排水構造の部品点数を多くする
ことがなく、また、排水構造の組み付け性も向上され
る。なお、この突片32は、クリーンサイド排水口27
の中央付近に上下に形成される。このため、排水口用溝
31内を流れ落ちるドレンは、流れを妨げられることな
く、クリーンサイド排水口27内に流れ込む。
【0017】吸気口15は、図1及び図2に示すよう
に、長方形断面を有するパイプからなる。この吸気口1
5は、ダスティサイド17にエアクリーナ本体12の上
面を貫通して取り付けられる。エアクリーナ本体12の
上面に飛び出す吸気口15は、上方からの水の浸入を防
止するために湾曲される。
に、長方形断面を有するパイプからなる。この吸気口1
5は、ダスティサイド17にエアクリーナ本体12の上
面を貫通して取り付けられる。エアクリーナ本体12の
上面に飛び出す吸気口15は、上方からの水の浸入を防
止するために湾曲される。
【0018】吐出口28は、円形断面のパイプからな
り、クリーンサイド18のエアクリーナ本体12の側面
に取り付けられる。
り、クリーンサイド18のエアクリーナ本体12の側面
に取り付けられる。
【0019】エンジンが始動してキャブレータ側が負圧
になると、吸気口15からダスティサイド17に外気が
流入される。ダスティサイド17に取り込まれた外気
は、エレメント14で浄化され、貫通孔19を通過し、
クリーンサイド18に移動する。そして、浄化された外
気は、吐出口28から流出して、キャブレータ側に送ら
れる。
になると、吸気口15からダスティサイド17に外気が
流入される。ダスティサイド17に取り込まれた外気
は、エレメント14で浄化され、貫通孔19を通過し、
クリーンサイド18に移動する。そして、浄化された外
気は、吐出口28から流出して、キャブレータ側に送ら
れる。
【0020】ダスティサイド17のドレンは、側壁及び
仕切り板16等を伝わりダスティサイド17の下端に溜
められる。この溜められたドレンは、ダスティサイド排
水口21から共通ドレン通路22内に流れ、共通ドレン
通路22を通過してエンドキャップ24内に溜められ
る。また、クリーンサイド18のドレンは、側壁及び仕
切り板16等を伝わり、キャップ13に形成されたクリ
ーンサイド18の下端の排水口用溝31内に溜まる。こ
のドレンは、クリーンサイド排水口27から分岐ドレン
通路25内のフィルタ材に浸み込む。そして、分岐ドレ
ン通路25を通過して、共通ドレン通路22に合流す
る。最終的にクリーンサイド18のドレンもエンドキャ
ップ24内に溜められる。
仕切り板16等を伝わりダスティサイド17の下端に溜
められる。この溜められたドレンは、ダスティサイド排
水口21から共通ドレン通路22内に流れ、共通ドレン
通路22を通過してエンドキャップ24内に溜められ
る。また、クリーンサイド18のドレンは、側壁及び仕
切り板16等を伝わり、キャップ13に形成されたクリ
ーンサイド18の下端の排水口用溝31内に溜まる。こ
のドレンは、クリーンサイド排水口27から分岐ドレン
通路25内のフィルタ材に浸み込む。そして、分岐ドレ
ン通路25を通過して、共通ドレン通路22に合流す
る。最終的にクリーンサイド18のドレンもエンドキャ
ップ24内に溜められる。
【0021】このように、ダスティサイド17及びクリ
ーンサイド18の両方でドレンを排水するので、エアク
リーナ11内に浸入したドレンを確実に排出できる。ま
た、共通ドレン通路22で、ダスティサイド17及びク
リーンサイド18に溜まったドレンを排水するので、従
来のようにダスティサイド17及びクリーンサイド18
のそれぞれにドレン管、エンドキャップを設けることが
なく、排水構造の部品点数を減らすことができる。ま
た、一つのエンドキャップ24で、ダスティサイド17
及びクリーンサイド18の両方のドレンを溜めるので、
ドレンの排出作業を簡単にすることができる。
ーンサイド18の両方でドレンを排水するので、エアク
リーナ11内に浸入したドレンを確実に排出できる。ま
た、共通ドレン通路22で、ダスティサイド17及びク
リーンサイド18に溜まったドレンを排水するので、従
来のようにダスティサイド17及びクリーンサイド18
のそれぞれにドレン管、エンドキャップを設けることが
なく、排水構造の部品点数を減らすことができる。ま
た、一つのエンドキャップ24で、ダスティサイド17
及びクリーンサイド18の両方のドレンを溜めるので、
ドレンの排出作業を簡単にすることができる。
【0022】また、分岐ドレン通路25内には、フィル
タ材が充填されるので、分岐ドレン通路25内を空気が
通過する際に抵抗が発生する。すなわち、ダスティサイ
ド17の空気がエレメント14を通過せずにショートカ
ットして、クリーンサイド18に流れてしまうのが防止
される。なお、分岐ドレン通路25の分岐点に設けた絞
り部26でも、分岐ドレン通路25を流れる空気の抵抗
をより大きくすることができる。また、極めて微少量の
空気は、ダスティサイド17からフィルタ材を通過して
クリーンサイド18に流れるが、フィルタ材を通過する
ことで、浄化される。
タ材が充填されるので、分岐ドレン通路25内を空気が
通過する際に抵抗が発生する。すなわち、ダスティサイ
ド17の空気がエレメント14を通過せずにショートカ
ットして、クリーンサイド18に流れてしまうのが防止
される。なお、分岐ドレン通路25の分岐点に設けた絞
り部26でも、分岐ドレン通路25を流れる空気の抵抗
をより大きくすることができる。また、極めて微少量の
空気は、ダスティサイド17からフィルタ材を通過して
クリーンサイド18に流れるが、フィルタ材を通過する
ことで、浄化される。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、ダスティサイド排水口に共通ドレン通路を接続し、
前記共通ドレン通路から分岐してクリーンサイド排水口
に分岐ドレン通路を接続し、前記分岐ドレン通路にフィ
ルタ材を充填するので、ダスティサイドに溜まったドレ
ンは、ダスティサイド排水口から共通ドレン通路を流
れ、外部に排出される。一方、クリーンサイドに溜まっ
たドレンは、クリーンサイド排水口から分岐ドレン通路
内のフィルタ材内に浸み込み、共通ドレン通路に合流
し、外部に排出される。分岐ドレン通路内には、フィル
タ材が充填されるので、ダスティサイド内の空気がショ
ートカットしてクリーンサイド内に流れてしまうのが防
止される。このように、共通ドレン通路で、ダスティサ
イド及びクリーンサイドに溜まったドレンを排水するの
で、従来のようにダスティサイド及びクリーンサイドそ
れぞれにドレン管、エンドキャップを設けることなく、
部品点数を減らすことができる。また、水の排出作業も
簡単にすることができる。
ば、ダスティサイド排水口に共通ドレン通路を接続し、
前記共通ドレン通路から分岐してクリーンサイド排水口
に分岐ドレン通路を接続し、前記分岐ドレン通路にフィ
ルタ材を充填するので、ダスティサイドに溜まったドレ
ンは、ダスティサイド排水口から共通ドレン通路を流
れ、外部に排出される。一方、クリーンサイドに溜まっ
たドレンは、クリーンサイド排水口から分岐ドレン通路
内のフィルタ材内に浸み込み、共通ドレン通路に合流
し、外部に排出される。分岐ドレン通路内には、フィル
タ材が充填されるので、ダスティサイド内の空気がショ
ートカットしてクリーンサイド内に流れてしまうのが防
止される。このように、共通ドレン通路で、ダスティサ
イド及びクリーンサイドに溜まったドレンを排水するの
で、従来のようにダスティサイド及びクリーンサイドそ
れぞれにドレン管、エンドキャップを設けることなく、
部品点数を減らすことができる。また、水の排出作業も
簡単にすることができる。
【図1】本発明の一実施形態におけるエアクリーナの排
水構造を適用したエアクリーナの正面図。
水構造を適用したエアクリーナの正面図。
【図2】上記エアクリーナの平面図。
【図3】上記図1のA−A断面図。
【図4】上記図1のB−B断面図。
【図5】従来のエアクリーナの排水構造を適用したエア
クリーナの正面図。
クリーナの正面図。
11 エアクリーナ 12 エアクリーナ本体 13 キャップ 17 ダスティサイド 18 クリーンサイド 21 ダスティサイド排水口 22 共通ドレン通路 25 共通ドレン通路 27 クリーンサイド排水口 32 突片
Claims (2)
- 【請求項1】 エアクリーナ内をダスティサイドとクリ
ーンサイドとに区画し、前記ダスティサイドの水溜まり
部に設けられたダスティサイド排水口に共通ドレン通路
を接続し、前記クリーンサイドの水溜まり部に設けられ
たクリーンサイド排水口に前記共通ドレン通路から分岐
した分岐ドレン通路を接続し、前記分岐ドレン通路にフ
ィルタ材を充填することを特徴とするエアクリーナの排
水構造。 - 【請求項2】 上記エアクリーナは、エアクリーナ本体
と該エアクリーナ本体に被せられるキャップとを備え、
前記エアクリーナ本体に上記クリーンサイド排水口を設
け、前記キャップに上記クリーンサイド排水口と当接す
る突片を設けることを特徴とする請求項1記載のエアク
リーナの排水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15615198A JPH11351084A (ja) | 1998-06-04 | 1998-06-04 | エアクリーナの排水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15615198A JPH11351084A (ja) | 1998-06-04 | 1998-06-04 | エアクリーナの排水構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11351084A true JPH11351084A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=15621469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15615198A Pending JPH11351084A (ja) | 1998-06-04 | 1998-06-04 | エアクリーナの排水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11351084A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100357588C (zh) * | 2004-07-05 | 2007-12-26 | 雅马哈发动机株式会社 | 发动机 |
JP2011012609A (ja) * | 2009-07-02 | 2011-01-20 | Honda Motor Co Ltd | エアクリーナ |
JP2011196313A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Honda Motor Co Ltd | エアクリーナ装置 |
JP2013194543A (ja) * | 2012-03-16 | 2013-09-30 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両における吸気装置 |
-
1998
- 1998-06-04 JP JP15615198A patent/JPH11351084A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100357588C (zh) * | 2004-07-05 | 2007-12-26 | 雅马哈发动机株式会社 | 发动机 |
JP2011012609A (ja) * | 2009-07-02 | 2011-01-20 | Honda Motor Co Ltd | エアクリーナ |
JP2011196313A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Honda Motor Co Ltd | エアクリーナ装置 |
US8991533B2 (en) | 2010-03-23 | 2015-03-31 | Honda Motor Co., Ltd. | Air cleaner device |
JP2013194543A (ja) * | 2012-03-16 | 2013-09-30 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両における吸気装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11351084A (ja) | エアクリーナの排水構造 | |
JP3727249B2 (ja) | バッフル筒体を具備する空気フイルターケーシング | |
JP3614653B2 (ja) | エアクリーナの水抜き構造 | |
US20060230514A1 (en) | Cover for a swimming pool main drain | |
JP2003278206A (ja) | 排水構造 | |
JPS6227572Y2 (ja) | ||
JPH07534Y2 (ja) | 阻集器 | |
JPH0714732Y2 (ja) | 空気調和機 | |
EP2256329B1 (en) | Housing of air filter for IC engines and air filter incorporating said housing | |
JP2000291097A (ja) | 浴室ユニットの排水構造 | |
JP2559748Y2 (ja) | シンクのごみ収納排水装置 | |
JPS6327801Y2 (ja) | ||
KR200193688Y1 (ko) | 컵수거통을 내장한 정수기 | |
JPH047260Y2 (ja) | ||
JPH0236466Y2 (ja) | ||
JPH0712686Y2 (ja) | 車両エアクリーナの空気導入装置 | |
JPH0535994Y2 (ja) | ||
JP2972037B2 (ja) | 水処理器の排水構造 | |
JP2003113666A (ja) | 雨樋用ドレン | |
JP2006233599A (ja) | 排水トラップ構造 | |
KR200282607Y1 (ko) | 습,건식진공청소기 | |
JPS632541Y2 (ja) | ||
JPS5914538Y2 (ja) | 雨水集水装置 | |
JPS6138557Y2 (ja) | ||
JPH048762U (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20050601 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20071221 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20080108 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20080610 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |