JP2006233599A - 排水トラップ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 洗浄作業者が無理な姿勢で作業をしなくとも,簡単に洗浄を行うことができ,しかも,トラップ内部もきれいに洗浄することができる排水トラップ構造を提供する。
【解決手段】 シンクの底部に連通接続されてなるSトラップのシンク側と排水管側とを隔てる隔壁部を,シンク側から挿脱自在とした。隔壁部は,前記シンクの底面部に沿う略平板状,或は底面部と内周壁面に沿う縦片部と底片部とで略L字状に形成されてなる把持片部に連設した。また,排水トラップを,シンクの底部に着脱自在に嵌合されるゴミ収納部と,該ゴミ収納部と連通する排水トラップ部に挿脱自在な前記隔壁部と,で隔壁体を構成した。
【選択図】図1

Description

この発明は,浴槽,流し台,洗面台,手洗い器に連通接続されている排水トラップ構造に係り,特にトラップ内部も洗浄が可能な排水トラップ構造に関する。
従来のこの種のトラップとしては,ワントラップが主流であったが,シンク下方の収納量を増加させるため,Sトラップが多く用いられている。
このようなSトラップを採用している集合住宅では,定期的に高圧洗浄処理が実施されているが,このような従来のSトラップが採用されている流し台等の場合,例えば特許文献1に示すように,シンクの下に作業員が潜り込んで作業をしなければならないため,かかる作業が非常に煩雑であった。
このような問題を解決するため,近年では,例えば,特許文献2或は特許文献3に示す構造が提案されている。
特許文献2に示す構造は,網かごを収容可能な本体に排水口を設けると共に開閉可能な洗浄口を備え,前記排水口にはS字トラップ,U字トラップ等のサイホン式トラップを接続すると共に,前記洗浄口と前記トラップの少なくとも封水底よりも下流の一部とをバイパス管で接続したことを特徴とする排水トラップ構造である。
また,特許文献3に示す構造は,槽体の底面に設けられた排水口からの排水を排出する排水トラップ配管であって,該排水トラップ配管を,排水口と,排水口の下流側に設けられた,管体を屈曲させ封水部としたトラップ部と,排水口とトラップ部を連通するトラップ上流管部と,トラップ部と床下配管を連通するトラップ下流管部と,から構成すると共に,排水口に,排水口からトラップ下流管部に連通し,トラップ部を通過しないバイパス管路を設け,更に該バイパス管路を水密的に閉塞する,バイパス管路に着脱自在で排水口から取り出すことが可能なキャップ部材を備えたことを特徴とする排水トラップ配管である。
特開2003−088821号公報
特開2004−190474号公報
特開2004−270290号公報
しかしながら,上記特許文献2や特許文献3に示すSトラップ構造では,トラップ部より下流の高圧洗浄は可能であるが,トラップ内部を洗浄することができない,という問題を有していた。
この発明は,かかる現状に鑑み創案されたものであって,その目的とするところは,洗浄作業者が無理な姿勢で作業をしなくとも,簡単に洗浄を行うことができ,しかも,トラップ内部もきれいに洗浄することができる排水トラップ構造を提供しようとするものである。
上記目的を達成するため,請求項1に記載の排水トラップ構造にあっては,シンクの底部に連通接続されてなる排水トラップ部のシンク側と排水管側とを隔てる隔壁部を,シンク側から挿脱自在としたことを特徴とする。
また,請求項2に記載の発明にあっては,請求項1に記載の排水トラップ構造を技術的前提とし,前記隔壁部を,平板状に形成された平板部,或は,縦片部と底片部とで略L字状に形成されてなる把持片部に連設して構成したことを特徴とする。
さらに,請求項3に記載の発明にあっては,請求項1又は請求項2のいずれかに記載の排水トラップ構造を技術的前提とし,排水トラップを,シンクの底部に着脱自在に嵌合されるゴミ収納部と,該ゴミ収納部と連通する排水トラップ部に挿脱自在な前記隔壁部と,で隔壁体を構成したことを特徴とする。
以上説明したように,請求項1に記載の発明にあっては,シンクの底部に連通接続されてなる排水トラップ部のシンク側と排水管側とを隔てる隔壁部を,シンク側から挿脱自在としたので,挿着した状態では通常のSトラップとして機能し,これを取り外した場合には,広く開口した断面U字状開口となるので,洗浄ノズルをシンク側から楽な姿勢で差し込んで洗浄作業をすることができ,しかも,排水トラップ内部をきれいに洗浄することができるので,衛生的である,という優れた効果を得ることができる。
また,請求項2に記載の発明にあっては,隔壁部を,平板状に形成された平板部,或は,縦片部と底片部とで略L字状に形成されてなる把持片部に連設して構成したので,平板部或は把持片部を把持して隔壁部を容易に挿脱することができると共に,平板部或は把持片部がシンクの内面に突出しないので,シンクでの洗い作業の邪魔とならず,しかも,この平板部或は把持片部をデザイン化することで,シンクの外観品質を向上させることができる。
さらに,請求項3に記載の発明にあっては,排水トラップを,シンクの底部に着脱自在に嵌合されるゴミ収納部と,該ゴミ収納部と連通する排水トラップ部に挿脱自在な前記隔壁部と,で隔壁体を構成したので,隔壁体がシンク内部に突出せず,シンクでの洗い作業の邪魔とならない,という効果が得られる。
以下,添付図面に示す発明の実施例に基づき,この発明を詳細に説明する。
図1は,この発明の実施例1に係る排水トラップが取り付けられたシンクの右側面図を,図2は同シンクの平面図を,図3は同排水トラップの構造を示す一部切欠斜視図を,図4は同排水トラップの断面図を,図5は同排水トラップの半截平面図を,図6は同排水トラップの正面断面図を,図7は同排水トラップの隔壁体の断面図を,図8は図4A−A線断面図である。
即ち,この実施例1に係る排水Sトラップ10は,図1と図2に示すように,その上端部がシンク1の底部2に開設された排水穴3に連通接続され,下流端部には下水管4が連通接続される。
この排水Sトラップ10は,上記排水穴3の1段落とし込まれた段部に嵌合係止されるフランジ部11を有する断面略凹状のゴミ収納部12と,このゴミ収納部12の底部13に上端が連通する断面略U字状の排水トラップ部15と,この排水トラップ部15をS字状に画成する隔壁体16と,から構成されている。
この隔壁体16は,ゴミ収納部12の内周壁面17に密着する縦片部18と,ゴミ収納部12の底部13に密着する底片部19と,で略L字状に形成されてなる把持片部20と,この把持片部20から排水トラップ部15方向に伸びる隔壁部21と,から構成されている。
そして,上記縦片部18には把持片22が突設されており,また,底片部19には,排水孔23が開設されている。尚,本実施例1では4個開設されているが,排水孔数は,適宜増減させることができる。また,把持片22に代えて孔等の適宜の手掛かり部を形成してもよい。
さらに,上記隔壁部21は,上記したように,隔壁体16を挿着したときには,断面略U字状の上記排水トラップ部15を,図3と図4に示すようにS字状に画成する形状に形成されている。
従って,上記隔壁体16を排水トラップ部15に挿着した状態では,通常のS字型トラップとして機能し,これを取り外した場合には,S字トラップ部が断面略U字状に広く開口するので,洗浄ノズルをシンク側から楽な姿勢で差し込んで洗浄作業をすることができ,しかも,排水トラップ部15の下流は勿論,従来の構造では不可能であった排水トラップ部15の内部もきれいに洗浄することができるので,衛生的である,という効果が得られる。
図9は,この発明の実施例2に係る排水トラップが取り付けられたシンクの一部を切欠した右側面図を,図10は,同排水トラップの隔壁体の正面断面図を示している。
即ち,本実施例2では,隔壁体16Aは,ゴミ収納部12の底部13に密着する略円板状に形成されてなる平板部20Aと,この平板部20Aの下面から排水トラップ部15方向に伸びる隔壁部21Aと,から構成されており,上記平板部20Aの手前側に複数の排水孔23Aが開設されていると共に,平板部20Aの奥行側には,把持片22Aが突設されている他は,他の構成・作用・効果は実施例1と同様であるので,図面には実施例1で用いた符号と同一の符号を付して,その詳細な説明をここでは省略する。勿論,平板部20Aの平面形状は,円板状に限定されるものではなく,適宜の形状とすることができる。
上記隔壁部21Aは,上記したように,隔壁体16Aを挿着したときには,実施例1と同様に,断面略U字状の上記排水トラップ部15をS字状に画成する形状に形成されている。
それ故,本実施例2に係る排水トラップ構造にあっては,上記隔壁体16Aを排水トラップ部15に挿着した状態では,通常のS字型トラップとして機能し,これを取り外した場合には,S字トラップ部が断面略U字状に広く開口するので,洗浄ノズルをシンク側から楽な姿勢で差し込んで洗浄作業をすることができ,しかも,排水トラップ部15の下流は勿論,排水トラップ部15の内部もきれいに洗浄することができるので,衛生的である,という実施例1と同様の効果が得られる他に,隔壁体16Aの構造が実施例1のものよりも簡易であるため,製造コストを低減することができる。
尚,この発明においては,上記隔壁体16,16Aのデザインを,例えば,シンク1の材質と同じ材質で形成し,或は,異なる着色を施すことで,シンクのイメージを適宜変更することができ,従来のシンクと容易に識別することが可能となり,広告宣伝機能も付与することができる。
この発明の実施例1に係る排水トラップが取り付けられたシンクの右側面図である。 同シンクの平面図である。 同排水トラップの構造を示す一部切欠斜視図である。 同排水トラップの断面図である。 同排水トラップの半截平面図である。 同排水トラップの隔壁体の正面断面図である。 同隔壁体の断面図である。 図4A−A線断面図である。 この発明の実施例2に係る排水トラップが取り付けられたシンクの一部を切欠した右側面図である。 同隔壁体の断面図である。
符号の説明
1 シンク
2 シンク底部
3 シンクの排水穴
4 下水管
10 排水Sトラップ
12 ゴミ収納部
13 ゴミ収納部の底部
15 排水トラップ部
16,16A 隔壁体
18 縦片部
19 底片部
20 把持片部
20A 平板部
21,21A 隔壁部
22,22A 把持片
23,23A 排水孔

Claims (3)

  1. シンクの底部に連通接続されてなる排水トラップ部のシンク側と排水管側とを隔てる隔壁部を,シンク側から挿脱自在としたことを特徴とする排水トラップ構造。
  2. 前記隔壁部は,平板状に形成された平板部,或は,縦片部と底片部とで略L字状に形成されてなる把持片部に連設されていることを特徴とする請求項1に記載の排水トラップ構造。
  3. 前記排水トラップを,シンクの底部に着脱自在に嵌合されるゴミ収納部と,該ゴミ収納部と連通する排水トラップ部に挿脱自在な前記隔壁部と,で隔壁体を構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の排水トラップ構造。
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