JP3614653B2 - エアクリーナの水抜き構造 - Google Patents

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願の発明は、エアクリーナの水抜き構造に関し、特にエアクリーナ内の水を速やかに排出し、車両走行時等における外部からの水のエアクリーナ内への侵入を効果的に阻止したエアクリーナの水抜き構造に関する。
【0002】
【従来技術、発明が解決しようとする課題】
従来、エアクリーナの水抜き構造として、種々の提案がなされている。
実用新案登録第2534113号公報に従来例として紹介されたもの(図6参照)においては、エアクリーナケースの底壁に穿孔された水抜き孔に水抜き弁が配置され、エアクリーナ内に溜まった水の自重によって該水抜き弁が開かれ、内部の水が排出される。また、外部からの水は、水抜き弁が閉じることにより、エアクリーナ内への侵入が阻止されている。しかしながら、このものは、構造が複雑であり、コスト的にも不利であるという問題点があった。
【0003】
そこで、このような問題点の解決を図った前記公報記載のものにおいては、エアクリーナケースの底壁外面(下面)に、壁状に突出する補強用のビードが一体に形成され、底壁には、該ビードからわずかな間隔を保ちつつ該ビードに沿って開口する細長い矩形の貫通孔が形成され、さらに、底壁外面には、この貫通孔の下方ならびに周囲の三方を囲んで前記ビードに対向する開口部のみが側方に開口された突出部が、一体に突出形成されている。
【0004】
このものにおいては、ビードと突出部とに挟まれて形成された通路と貫通孔とにより水抜き孔が形成されており、ビードと突出部とが、外部からの水のエアクリーナ内への侵入を阻止しているが、水抜き孔は、エアクリーナケースの底壁内面に単に開口されるのみであるので、雨天時の車両走行等により、外部からの水が少量でも水抜き孔を通ってエアクリーナ内に侵入すると、この侵入水は、エアクリーナ内の空気流の影響を受け、該空気流により搬送されて、フィルタエレメントを汚損する。
【0005】
本願の発明は、このような問題点を解決して、エアクリーナ内の水を速やかに排出することができるとともに、車両走行時等において、外部からの水がエアクリーナ内に侵入するのを阻止し、仮に侵入したとしても、該侵入水がエアクリーナ内の空気流に影響され、該空気流により搬送されて、フィルタエレメントを汚損するようなことのないようにした、簡単な構造のエアクリーナの水抜き構造を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段および効果】
本願の発明は、前記のような課題を解決したエアクリーナの水抜き構造に係り、その請求項1に記載された発明は、空気清浄用のフィルタエレメントを挟んで下方に空気入口を有するダスト室が、上方に空気出口を有するクリーン室が、それぞれ配設され、ダスト室の底部に水抜き孔が設けられたエアクリーナの水抜き構造において、前記ダスト室の底壁内面に、1個もしくは複数個の突出部が一体に突出形成され、前記ダスト室の底壁外面の前記突出部と丁度反対側の位置に、環状の突出壁が一体に突出形成され、前記水抜き孔が、前記突出部に形成され、前記水抜き孔の一方の開口端は、前記突出部の外周面に、車両進行方向に対し後方もしくは側方に向くようにして開口され、かつ前記空気入口もしくは前記空気出口を流れる空気の主流軸方向の下流側に向けて開口され、前記水抜き孔の他方の開口端は、前記環状の突出壁の内部空間に臨んで開口されたことを特徴とするエアクリーナの水抜き構造である。
【0007】
請求項1に記載された発明は、前記のように構成されているので、突出部に形成された水抜き孔の一方の開口端は、該突出部の外周面に、車両進行方向に対し後方もしくは側方に向くようにして開口され、水抜き孔の他方の開口端は、ダスト室の底壁外面に下方に向けて突出形成された環状の突出壁の内部空間に臨んで開口される。
【0008】
したがって、エアクリーナのダスト室内の水は、水抜き孔を介して外部に排出することができるとともに、車両走行時等における外部からの水は、環状の突出壁および水抜き孔の壁面により外方に跳ね返され、その主流は、水抜き孔の一方の開口端を背後もしくは側方から通り過ぎるのみであるので、ダスト室内に侵入しない。これにより、フィルタエレメントの汚損を防止することができる。
【0009】
さらに、車両進行方向に対し後方もしくは側方に向くようにして開口された水抜き孔の一方の開口端は、同時に、空気入口もしくは空気出口を流れる空気の主流軸方向の下流側に向けて開口されるので、車両進行方向に対し後方もしくは側方は、空気入口もしくは空気出口を流れる空気の主流軸方向の下流側(下流方向)と一致することになる。
【0010】
この結果、水抜き孔の一方の開口端に到達した外部からの少量の侵入水は、その開口端の位置がすでに空気流下流側にあるので、突出部の基端部周辺の空気流下流側に回り込む必要がなく、該突出部により、ダスト室内の空気流による巻き込みからさらに良く守られて、空気流の影響がさらに緩和され、侵入水の空気流による搬送およびこれに起因するフィルタエレメントの汚損を最小限に抑えることができる。
しかも、エアクリーナの水抜き構造は、底壁の内面に一体に突出形成され、所定の方向に向けられた開口を有する水抜き孔が形成された突出部と、底壁の外面に一体に突出形成された環状の突出壁とのみにより構成されるので、その構造がきわめて簡単である。
【0011】
また、請求項2記載のように請求項1記載の発明を構成することにより、水抜き孔は、空気入口もしくは空気出口を流れる空気の主流軸上に略位置し、かつ、該主流軸方向の下流側にあって該主流軸により貫通されるダスト室の側壁内面の近傍に寄せて配置されるので、吸入空気とともに吸入された水(水分)は、拡大室であるエアクリーナ(そのダスト室とクリーン室)内の空気の主流軸上で減速、分離されて、ダスト室の底壁内面上に落下し、空気の主流軸上に略位置するようにして配置された水抜き孔より速やかに外部に排出することができる。
【0012】
また、空気の主流軸上で気液分離が行なわれるので、分離された水(水分)は、ダスト室内からフィルタエレメントの方向に向かう上向きの空気流れに乗せられることがない。したがって、吸入空気とともに吸入された水(水分)を、水抜き孔より完全に外部に排出することができる。
【0015】
しかも、この効果は、水抜き孔が、空気入口もしくは空気出口を流れる空気の主流軸方向の下流側にあって該主流軸により貫通されるダスト室の側壁内面の近傍に寄せて配置されて、侵入水に対する空気流の影響がさらに緩和されることにより、一層助長される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図1ないし図4に図示される本願の請求項1および請求項2に記載された発明の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態における水抜き構造を備えたエアクリーナの車両進行方向に見て右側面図であって、一部水抜き構造部分を断面で示す図、図2は、図1のエアクリーナからエアクリーナカバーを取り除いて見たエアクリーナケースの平面図、図3は、図2の右側面図であって、エアクリーナケースの正面図、図4は、図1のエアクリーナにおける水抜き構造部分の拡大図である。
【0017】
図1において、本実施形態におけるエアクリーナ1は、エアクリーナケース2とエアクリーナカバー3とからなるケーシング内に、図示されない空気清浄用フィルタエレメントが収容されてなり、エアクリーナケース2と一体に突出形成された係止片4、ブラケット5等の個所において、後述する空気入口7が空気出口13に対し車両前方側に位置するようにして係止、固定されて、機関室内の所定の個所に設置される。エアクリーナケース2とエアクリーナカバー3とは、クランプ6により連結されて、一体化されている。
【0018】
エアクリーナ1の空気入口7は、エアクリーナケース2の一方の側壁(車両進行方向に見て右側壁)の底壁内面8に近い図1において右方角部にケース2と一体に形成され、エアクリーナ1のダスト室9に臨んで開口されている。
【0019】
空気入口7からダスト室9内に流入した空気は、フィルタエレメントの部分汚損が防がれるように、ダスト室9内で直角に変向させられて車両後方に均等に流れ、次いで、上向きに流れ、フィルタエレメント内を通過する(図2参照)。
【0020】
エアクリーナケース2の底壁内面8には、1つの山部10と2つの谷部11、12が存在しており、その谷部の一方12に臨んで前記した空気入口7が開口され、他方の谷部11上方のエアクリーナカバー3の図1において左壁(車両後方側壁)には、前記した空気出口13がカバー3と一体に形成されている。したがって、エアクリーナ1に形成される空気出入口7、13の下方の底壁内面8には、格別の谷部11、12が存在することになる。
【0021】
以上のとおり、エアクリーナケース2には、側面視で山部10および谷部11、12が存在するが、車両前後方向(図1において左右方向)のどこの個所においても、エアクリーナ2の断面が正面視略同一断面となるように、エアクリーナカバー3の空気出口13側上面に山部14が形成されており、これにより、フィルタエレメントの上流側の空気圧力が面方向に略均一化されて、フィルタエレメントの汚損が均一化されるようになっている。
【0022】
エアクリーナ1の水抜き構造20は、次のようにして構成されている。
エアクリーナ1の水抜き構造20は、図4に詳細に図示されるように、ダスト室9の底壁内面8に一体に突出形成された突出部21と、ダスト室9の底壁外面16の前記突出部21と丁度反対側の位置に、下方に向け一体に突出形成された環状の突出壁22とにより構成され、突出部21には、水抜き孔23が形成されている。
【0023】
突出部21は、図2および図4に図示されるように、円柱状の突起であって、水抜き孔23は、該円柱状の突起に同心に形成された円形通路部分23a と、該円形通路部分23a をダスト室9内に連通させる縦溝状通路部分23b とからなっている。
【0024】
円形通路部分23a は、環状の突出壁22の内部空間24に向け末広がり状に形成され、その下方の開口端(後述する水抜き孔23の一方の開口端に対し、他方の開口端)は、該内部空間24に臨んでいる。縦溝状通路部分23b は、突出部21の天井壁21a 部分を残し、円形通路部分23a の全高に及んで、該円形通路部分23a を囲む壁が幅広の溝状に切り落とされて形成されている。
【0025】
環状の突出壁22は、突出部21より大径にされ、その内部空間24は、前記のとおり、円形通路部分23a の末広がり状に拡大された下方の開口端に連通されており、その突出長は、斜め下方外方から水抜き孔23内に侵入しようとするほとんどの水を跳ね返すことができる範囲において、最短に形成されている。
【0026】
次に、水抜き構造20の配置と水抜き孔23のダスト室9側開口端の開口方向とについて説明する。
水抜き構造20の主要構成要素であり、水抜き孔23が形成される突出部21は、図2により良く図示されているように、エアクリーナケース2のダスト室9の底部の谷部12に沿った図2において右上角部と、同谷部11の図2において上下方向中央部との2個所に形成されている。
【0027】
谷部12に沿った図2において右上角部に形成された一方の突出部21は、空気入口7を流れる空気の主流軸上に略位置し、かつ、該主流軸方向の下流側にあって該主流軸により貫通されるダスト室9の左側壁内面15a の近傍に寄せて配置されている。
【0028】
そして、該一方の突出部21に形成された水抜き孔23のダスト室9側開口端(水抜き孔23の一方の開口端)は、図2に縦溝状通路部分23b が想像線で図示されているところから明らかなように、ダスト室9の左側壁内面15a に対面し、車両進行方向に対し左側方であって、かつ、空気入口7を流れる空気の主流軸方向の下流側方向に向くようにして開口形成されている。
【0029】
また、谷部11の図2において上下方向中央部に形成された他方の突出部21は、平面視空気出口13を流れる空気の主流軸上に位置し、かつ、該主流軸方向の下流側にあって平面視該主流軸により貫通されるダスト室9の後側壁内面15b の近傍に寄せて配置されており、この位置は、また、空気出口13への空気入口直下の位置である。
【0030】
そして、該他方の突出部21に形成された水抜き孔23のダスト室9側開口端(水抜き孔23の一方の開口端)は、図2に縦溝状通路部分23b が想像線で図示されているところから明らかなように、ダスト室9の後側壁内面15b に対面し、車両進行方向に対し後方であって、かつ、空気出口13を流れる空気の主流軸方向の下流側方向に向くようにして開口形成されている。
【0031】
このように、いずれの突出部21に形成された水抜き孔23も、ダスト室9の左側壁内面15a もしくは後側壁内面15b の近傍に寄せられ、そのダスト室9側開口端(水抜き孔23の一方の開口端)は、これらの面に対面し、かつ、空気入口7もしくは空気出口13を流れる空気の主流軸方向の下流側方向に向くようにして開口形成されているので、水抜き孔23のダスト室9側開口端に到達してダスト室9内に侵入した水は、空気流の影響を受けることが非常に少ない。
【0032】
本実施形態は、前記のように構成されているので、さらに、次のような効果を奏することができる。
突出部21は、谷部11、12に形成され、該突出部21に形成された水抜き孔23の一方の開口端であるダスト室9側の開口端は、該突出部21の外周面に、車両進行方向に対し後方もしくは側方に向くようにして開口形成され、水抜き孔23の他方の開口端は、ダスト室9の底壁外面16に下方に向けて突出形成された環状の突出壁22の内部空間24に臨んで開口形成されている。
【0033】
したがって、エアクリーナ1のダスト室9内の水は、水抜き孔23を介して速やかに外部に排出することができるとともに、車両走行時等における外部からの水は、環状の突出壁22および水抜き孔23の壁面により側方もしくは下方に跳ね返され、その主流は、水抜き孔23の一方の開口端を背後もしくは側方から通り過ぎるのみであるので、ダスト室9内に侵入しない。これにより、フィルタエレメントの汚損を防止することができる。
【0034】
しかも、エアクリーナ1の水抜き構造20は、底壁内面8に一体に突出形成され、所定の方向に向けられた開口を有する水抜き孔23が形成された突出部21と、底壁外面16に一体に突出形成された環状の突出壁22とのみにより構成されるので、その構造がきわめて簡単である。
【0035】
また、水抜き孔23は、空気入口7もしくは空気出口13を流れる空気の主流軸上に略位置し、かつ、該主流軸方向の下流側にあって該主流軸により貫通されるダスト室9の側壁内面15a 、15b の近傍に寄せて配置されるので、吸入空気とともに吸入された水(水分)は、拡大室であるエアクリーナ(そのダスト室9と図示されないクリーン室)内の空気の主流軸上で減速、分離されて、ダスト室9の底壁内面8上に落下し、谷部11、12に沿って流れて、空気の主流軸上に配置された水抜き孔23より速やかに外部に排出することができる。
【0036】
また、空気の主流軸上で気液分離が行なわれるので、分離された水(水分)は、ダスト室9内からフィルタエレメントの方向に向かう上向きの空気流れに乗せられることがない。したがって、吸入空気とともに吸入された水(水分)を、水抜き孔23より完全に外部に排出することができる。
【0037】
さらに、車両進行方向に対し後方もしくは側方に向くようにして開口される水抜き孔23の一方の開口端は、同時に、空気入口7もしくは空気出口13を流れる空気の主流軸方向の下流側に向けて開口されるので、車両進行方向に対し後方もしくは側方は、空気入口7もしくは空気出口13を流れる空気の主流軸方向の下流側(下流方向)と一致することになる。
【0038】
この結果、外部からの水の少量が、水抜き孔23の他方の開口端から侵入して一方の開口端に到達し、ダスト室9内に侵入したとしても、この侵入水は、一方の開口端の位置がすでに空気流下流側にあるので、突出部21により、ダスト室9内の空気流による巻き込みからよく守られて、空気流の影響が緩和され、侵入水の空気流による搬送およびこれに起因するフィルタエレメントの汚損を最小限に抑えることができる。
【0039】
しかも、この効果は、水抜き孔23が、空気入口7もしくは空気出口13を流れる空気の主流軸方向の下流側にあって該主流軸により貫通されるダスト室9の側壁内面15a 、15b の近傍に寄せて配置されて、侵入水に対する空気流の影響がさらに緩和されることにより、一層助長される。
【0040】
本実施形態において、エアクリーナ1の水抜き構造20は、エアクリーナケース2に2個所形成されたが、これに限定されず、これ以上形成されてもよい。
また、水抜き構造20に向けて谷部の形状を深くすると、ダスト室9内の水をさらに速やかに外部に排出することができるとともに、外部からの水のダスト室9内への侵入をさらに効果的に阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の請求項1および請求項2に記載された発明の一実施形態における水抜き構造を備えたエアクリーナの車両進行方向に見て右側面図であって、一部水抜き構造部分を断面で示す図である。
【図2】図1のエアクリーナからエアクリーナカバーを取り除いて見たエアクリーナケースの平面図である。
【図3】図2の右側面図であって、エアクリーナケースの正面図である。
【図4】図1のエアクリーナにおける水抜き構造部分の拡大図である。
【符号の説明】
1…エアクリーナ、2…エアクリーナケース、3…エアクリーナカバー、4…係止片、5…ブラケット、6…クランプ、7…空気入口、8…底壁内面、9…ダスト室、10…山部、11、12…谷部、13…空気出口、14…山部、15a …左側壁内面、15b …後側壁内面、16…底壁外面、20…水抜き構造、21…突出部、21a …天井壁、22…環状突出壁、23…水抜き孔、23a …円形通路部分、23b …縦溝状通路部分、24…内部空間。

Claims (2)

  1. 空気清浄用のフィルタエレメントを挟んで下方に空気入口を有するダスト室が、上方に空気出口を有するクリーン室が、それぞれ配設され、ダスト室の底部に水抜き孔が設けられたエアクリーナの水抜き構造において、
    前記ダスト室の底壁内面に、1個もしくは複数個の突出部が一体に突出形成され、前記ダスト室の底壁外面の前記突出部と丁度反対側の位置に、環状の突出壁が一体に突出形成され、
    前記水抜き孔が、前記突出部に形成され、前記水抜き孔の一方の開口端は、前記突出部の外周面に、車両進行方向に対し後方もしくは側方に向くようにして開口され、
    かつ前記空気入口もしくは前記空気出口を流れる空気の主流軸方向の下流側に向けて開口され、
    前記水抜き孔の他方の開口端は、前記環状の突出壁の内部空間に臨んで開口されたことを特徴とするエアクリーナの水抜き構造。
  2. 前記水抜き孔は、前記空気入口もしくは前記空気出口を流れる空気の主流軸上に略位置し、かつ、前記主流軸により貫通される前記ダスト室の側壁内面の近傍に寄せて配置されたことを特徴とする請求項1に記載のエアクリーナの水抜き構造。
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