JPH0535994Y2 - - Google Patents

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JPH0535994Y2
JPH0535994Y2 JP6934987U JP6934987U JPH0535994Y2 JP H0535994 Y2 JPH0535994 Y2 JP H0535994Y2 JP 6934987 U JP6934987 U JP 6934987U JP 6934987 U JP6934987 U JP 6934987U JP H0535994 Y2 JPH0535994 Y2 JP H0535994Y2
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drain hole
guard pillar
pillar
engine
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、エンジン駆動形式の産業車両にお
けるヘツドガードピラー吸気路の水抜き構造に関
するものである。
(従来の技術) 従来、エンジン駆動形式の産業車両において、
ヘツドガードピラー上部の取入口より空気を取入
れ、この空気を、ピラー内部の吸気路を経て、同
ピラー下部の取出口よりエンジンのエアクリーナ
に供給するように構成したものがある。
ヘツドガードピラーの上部に空気の取入口を形
成したものにおいては、該取入口より取入れられ
る空気とともに、雨水が浸入する場合がある。そ
して、ヘツドガードピラーの吸気路に浸入した雨
水は、ピラー下部に溜められたり、あるいは、そ
の取出口よりエアクリーナに向けて送られること
がある。
上記した不具合を防止するために、すでに同一
出願人によつて考案がなされた実願昭60−154137
号のものがある。
すなわち、これにおいては、第4図に示すよう
に、ヘツドガードピラー2の下端に該ピラー2内
部の吸気路3をエンジンルームに開口させる水抜
き孔15が形成されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、ヘツドガードピラー2の下端に水抜
き孔15を形成して、前記ヘツドガードピラー2
の吸気路3の一部をエンジンルームに開口させる
と、エンジンルーム内の塵埃の多い空気が、前記
水抜き孔15より吸気路3を経て、該吸気路3の
取出口5よりエアクリーナに吸込まれる。そし
て、前記塵埃によつてエアクリーナのエアフイル
タの目づまりが早められ、エアフイルタの早期交
換が必要となる問題点が生じる。
そこでこの考案では、エンジンフードが閉じら
れた状態にある通常時においてのみ、ヘツドガー
ドピラーの水抜き孔を密閉して、エンジンルーム
内の塵埃の吸込みを防止することを、その解決す
べき技術的課題とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記課題解決のための技術的手段は、上部に取
入口を、下部に取出口を有し、内部に前記取入口
と取出口を連通する吸気路を有するヘツドガード
ピラーと、該ヘツドガードピラーの一側に接して
車体に開閉可能に装着されたエンジンフードとを
備えた産業車両において、前記ヘツドガードピラ
ーの下端部一側には、前記吸気路の水抜き孔を貫
設し、前記ヘツドガードピラーの一側に接する前
記エンジンフードの一側縁には、該エンジンフー
ドが閉じられた状態にあるときにのみ前記水抜き
孔を密閉するシール部材を配設した構成にしたこ
とである。
(作用) 上記構成によれば、エンジンフードが閉じられ
ることで、該エンジンフード一側縁のシール部材
によつて、ヘツドガードピラー下端部の水抜き孔
が密閉される。このため、エンジンフードが閉じ
られた状態にある通常時には、前記水抜き孔から
塵埃がヘツドガードピラーの吸気路に吸込まれる
不具合が解消される。
また、車両の始動点検時等において、エンジン
フードが開かれることで、水抜き孔が開口される
ため、ヘツドガードピラーの下端部に溜められた
水が前記水抜き孔より排出される。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面にしたがつて
説明する。
第1図において、車体フレーム1上に立設され
たヘツドガードピラー2は、矩形断面の中空状に
形成され、その内部を吸気路3としている。ヘツ
ドガードピラー2の上部外側面には、その吸気路
3を外部に開口させる取入口4が形成されてい
る。ヘツドガードピラー2の下部内側面には、取
出口5を備えた連通箱6が取付けられている。こ
の連通箱6の内部は、第2図に示すように、ヘツ
ドガードピラー2の下部内側面に貫設された連通
孔7を介して吸気路3に連通されている。そし
て、取入口4より吸気路3に取入れられた空気が
連通箱6の取出口5よりエンジン9のエアクリー
ナ8に供給されるようになつている。
ヘツドガードピラー2の下端の前側面には、第
2図と第3図に示すように、その吸気路3を外部
に開口させて吸気路3の下端部に溜められて雨水
などを排出する水抜き孔15が貫設されている。
さらに、この水抜き孔15は、連通孔7より低い
位置に配設され、連通箱6の取出口5は連通孔7
より高い位置に配設され、これによつてエアクリ
ーナ8に対する水の浸入が防止されるようになつ
ている。
エンジンフード10は、その後側縁がヘツドガ
ードピラー2の前側面に接した状態において、車
体、この実施例ではカウンタウエート11の前側
上面にヒンジ12によつて開閉可能に装着されて
いる。エンジンフード10の下端前縁、下端左右
両縁、後側左右両縁及び後上縁にはゴム材のよう
な弾性部材よりなる環状のシール部材13がその
基部において嵌着されている。このシール部材1
3の先端部13aは弾性伸縮自在に中空状に形成
されている。そして、エンジンフード10が閉じ
られた状態にあるときには、そのシール部材13
の先端部13aが車体フレーム1の上面、ヘツド
ガードピラー2の前側面及びカウンタウエート1
1の上部前側面に圧接してエンジンルーム14を
密閉し、エンジンルーム14からの騒音の漏洩を
防止している。
さらに、エンジンフード10が閉じられた状態
にあるときに、ヘツドガードピラー2の水抜き孔
15がシール部材13の一部によつて密閉される
ように、ヘツドガードピラー2に対する水抜き孔
15の配設位置が設定されている。
この実施例は上述したように構成される。した
がつて、エンジン9の駆動時には、ヘツドガード
ピラー2の取入口4より取入れられた空気は、ヘ
ツドガードピラー2内の吸気路3を経て、その下
部の連通孔7を介して連通箱6に流入する。そし
て、連通箱6の取出口5を経た空気はエンジン9
のエアクリーナ8によつて濾過されてからエンジ
ン9に供給される。
エンジンルーム14内の点検時以外の通常時に
は、エンジンフード10が閉じられた状態にあ
る。この状態においては、第2図に示すように、
エンジンフード10のシール部材によつてヘツド
ガードピラー2の水抜き孔15が密封される。こ
のため、エンジンフード10が閉じられた状態に
あるときには、エンジンルーム14内の塵埃や車
両走行等によつて舞上げられた砂、埃等が水抜き
孔15よりヘツドガードピラー2の吸気路3に吸
込まれることが解消される。
また、エンジン9の始動時に行なわれる点検時
において、エンジンフード10をヒンジ12を支
点として開けることで、水抜き孔15が開放され
る。このため、ヘツドガードピラー2の取入口4
より浸入してヘツドガードピラー2の下端部に溜
められた雨水などはエンジンフード10の開放に
ともなつて水抜き孔15より排水される。
(考案の効果) 以上述べたように、この考案によれば、エンジ
ンフードが閉じられることで、該エンジンフード
一側縁のシール部材によつて、ヘツドガードピラ
ー下端部の水抜き孔が密閉される。このため、エ
ンジンフードが閉じられた状態にある通常時に
は、前記水抜き孔から塵埃がヘツドガードピラー
の吸気路に吸込まれる不具合が解消される。この
結果、水抜き孔から浸入する塵埃が原因となるエ
アクリーナのフイルタの目づまりを防止すること
ができるという効果がある。さらに、ヘツドガー
ドピラーの水抜き孔が密閉されることで、水抜き
孔からエンジン音が漏洩する不具合を防止するこ
とができるという効果もある。
また、車両の始動前などに行なわれるエンジン
ルームの点検時において、エンジンフードが開か
れることで、水抜き孔が開口され、ヘツドガード
ピラーの下端部に溜められた水が前記水抜き孔よ
り排出される。このため、ヘツドガードピラーの
吸気路を流れる空気とともに、水がエアクリーナ
側に送られる不具合を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面の第1図〜第3図はこの考案の一実施例を
示すもので、第1図はヘツドガードピラーとエン
ジンフードとの配設関係を破断して示す斜視図、
第2図はヘツドガードピラーの水抜き孔がエンジ
ンフードのシール部材によつて密閉された状態を
示す平断面図、第3図はヘツドガードピラーの水
抜き孔を示す斜視図である。第4図は従来のもの
を示す縦断面図である。 1……車体フレーム、2……ヘツドガードピラ
ー、3……給気路、4……取入口、5……取出
口、8……エアクリーナ、9……エンジン、10
……エンジンフード、11……カウンタウエー
ト、12……ヒンジ、13……シール部材、14
……エンジンルーム、15……水抜き孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部に取入口を、下部に取出口を有し、内部に
    前記取入口と取出口とを連通する吸気路を有する
    ヘツドガードピラーと、該ヘツドガードピラーの
    一側に接して車体に開閉可能に装着されたエンジ
    ンフードとを備えた産業車両において、前記ヘツ
    ドガードピラーの下端部一側には、前記吸気路の
    水抜き孔を貫設し、前記ヘツドガードピラーの一
    側に接する前記エンジンフードの一側縁には、該
    エンジンフードが閉じられた状態にあるときにの
    み前記水抜き孔を密閉するシール部材を配設した
    産業車両におけるヘツドガードピラー吸気路の水
    抜き構造。
JP6934987U 1987-05-08 1987-05-08 Expired - Lifetime JPH0535994Y2 (ja)

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JP6934987U JPH0535994Y2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08

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JP6934987U JPH0535994Y2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08

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JPS63180364U JPS63180364U (ja) 1988-11-22
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ID=30910004

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JP6934987U Expired - Lifetime JPH0535994Y2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08

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