JPH0335624Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0335624Y2 JPH0335624Y2 JP19680984U JP19680984U JPH0335624Y2 JP H0335624 Y2 JPH0335624 Y2 JP H0335624Y2 JP 19680984 U JP19680984 U JP 19680984U JP 19680984 U JP19680984 U JP 19680984U JP H0335624 Y2 JPH0335624 Y2 JP H0335624Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- intake
- duct
- duct body
- air cleaner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案はエンジンの整備性などを改善したダ
ンプトラツクの吸気ダクト装置に関する。
ンプトラツクの吸気ダクト装置に関する。
従来の技術
従来主として大型のダンプトラツクには第４図
に示すような吸気ダクトａが設けられていて、こ
の吸気ダクトａよりエアクリーナｂを介してエン
ジンへ吸気するようになつている。また上記従来
の吸気ダクトａは吸気口ｃがエンジンカバｄの上
面に第５図に示すように接続されていると共に、
車体の門型フレームｅに固着具ｆにより直接固定
した構造となつている。
に示すような吸気ダクトａが設けられていて、こ
の吸気ダクトａよりエアクリーナｂを介してエン
ジンへ吸気するようになつている。また上記従来
の吸気ダクトａは吸気口ｃがエンジンカバｄの上
面に第５図に示すように接続されていると共に、
車体の門型フレームｅに固着具ｆにより直接固定
した構造となつている。
考案が解決しようとする問題点
このためエンジンを整備すべくエンジンカバｄ
を開放する場合、エンジンカバｄの開閉に吸気口
ｃが邪魔になるため、その都度吸気ダクトａを外
さなければならず、整備性が大変悪い。また門型
フレームｅに直接固定されているため、車体の振
動が伝達されて振動に弱いと共に、エアクリーナ
ｂの後面を密閉していることから、吸込み抵抗が
大きいなどの不具合もあつた。
を開放する場合、エンジンカバｄの開閉に吸気口
ｃが邪魔になるため、その都度吸気ダクトａを外
さなければならず、整備性が大変悪い。また門型
フレームｅに直接固定されているため、車体の振
動が伝達されて振動に弱いと共に、エアクリーナ
ｂの後面を密閉していることから、吸込み抵抗が
大きいなどの不具合もあつた。
この考案は上記不具合を改善する目的でなされ
たものである。
たものである。
問題点を解決するための手段及び作用
エンジン室内にエンジンを跨ぐように設けられ
た門型フレームの後方にブラケツトを突設して、
このブラケツトに防振ゴムを介してダクト本体を
取付け、ダクト本体の下面に開口した吸気口を門
型フレームの後方でエンジン室に連通すると共
に、ダクト本体上に吸気部がダクト本体内に位置
するようエアクリーナを取付け、またこのエアク
リーナとエンジンを吸気管で接続して、エンジン
により加熱されたエンジン室内の空気をダクト本
体を介してエアクリーナへ吸入させ、エアクリー
ナで浄化した後エンジンへ吸入させるようにした
ダンプトラツクの吸気ダクト装置。
た門型フレームの後方にブラケツトを突設して、
このブラケツトに防振ゴムを介してダクト本体を
取付け、ダクト本体の下面に開口した吸気口を門
型フレームの後方でエンジン室に連通すると共
に、ダクト本体上に吸気部がダクト本体内に位置
するようエアクリーナを取付け、またこのエアク
リーナとエンジンを吸気管で接続して、エンジン
により加熱されたエンジン室内の空気をダクト本
体を介してエアクリーナへ吸入させ、エアクリー
ナで浄化した後エンジンへ吸入させるようにした
ダンプトラツクの吸気ダクト装置。
実施例
この考案を図示の一実施例を参照して詳述する
と、図において１はダンプトラツクの車体、２は
該車体１に前部に設けられたエンジン室で、内部
にエンジン３が収容されていると共に、エンジン
室２の上部には上方へ開放自在なカバ４により覆
われている。
と、図において１はダンプトラツクの車体、２は
該車体１に前部に設けられたエンジン室で、内部
にエンジン３が収容されていると共に、エンジン
室２の上部には上方へ開放自在なカバ４により覆
われている。
５は上記エンジン３の上方を跨ぐようにエンジ
ン室２内に設けられた門型フレームで、この門型
フレーム５の後面に複数本のブラケツト６が間隔
的に突設されており、これらブラケツト６に固着
具１０により防振ゴム７を介してダクト本体８が
取付けられている。上記ダクト本体８は車巾方向
に細長い箱形をなし、かつ前面上部に前方へ張出
した通路８ｂを有していると共に、下面に開口さ
れた吸気口８ａが門型フレーム５の後方において
エンジン室２内と接続しており、エンジン３によ
り加熱された空気がこの吸気口８ａよりダクト本
体８内に吸入されるようになつている。
ン室２内に設けられた門型フレームで、この門型
フレーム５の後面に複数本のブラケツト６が間隔
的に突設されており、これらブラケツト６に固着
具１０により防振ゴム７を介してダクト本体８が
取付けられている。上記ダクト本体８は車巾方向
に細長い箱形をなし、かつ前面上部に前方へ張出
した通路８ｂを有していると共に、下面に開口さ
れた吸気口８ａが門型フレーム５の後方において
エンジン室２内と接続しており、エンジン３によ
り加熱された空気がこの吸気口８ａよりダクト本
体８内に吸入されるようになつている。
またダクト本体８の上面には吸気部９ａをダク
ト本体８内に位置させて、例えば２基のエアクリ
ーナ９が取付けられている。そしてダクト本体８
内に突出された吸気部９ａの前後左右より第１図
及び第２図に示す矢印のようにダクト本体８内の
空気がエアクリーナ９内へ流入するようになつて
いる。エアクリーナ９内に流入された空気はエア
クリーナ９内で浄化された後、各エアクリーナ９
毎に設けられた吸気管１１を経てエンジン室２内
のエンジン３へ吸入される。上記吸気管１１はエ
アクリーナ９の後面よりダクト本体８の後方を通
つてエンジン室２内へ導入され、さらにエンジン
３の上方を通つて図示しない過給機の入口に接続
されている。
ト本体８内に位置させて、例えば２基のエアクリ
ーナ９が取付けられている。そしてダクト本体８
内に突出された吸気部９ａの前後左右より第１図
及び第２図に示す矢印のようにダクト本体８内の
空気がエアクリーナ９内へ流入するようになつて
いる。エアクリーナ９内に流入された空気はエア
クリーナ９内で浄化された後、各エアクリーナ９
毎に設けられた吸気管１１を経てエンジン室２内
のエンジン３へ吸入される。上記吸気管１１はエ
アクリーナ９の後面よりダクト本体８の後方を通
つてエンジン室２内へ導入され、さらにエンジン
３の上方を通つて図示しない過給機の入口に接続
されている。
なお図中１２はエアクリーナ９の目詰りを監視
するダストインジケータで、エアクリーナ９と管
路１３により接続されている。また１４は運転室
である。
するダストインジケータで、エアクリーナ９と管
路１３により接続されている。また１４は運転室
である。
考案の効果
この考案は以上詳述したように、ダクト本体８
を門型フレーム５の後面に突設したブラケツト６
に防振ゴム７を介して取付けると共に、ダクト本
体８の底面に開口した吸気口８ａをエンジン室２
内に接続するようにしたことから、エンジンカバ
４を上方へ開放する際ダクト本体８が邪魔になる
ことがないのでその都度ダクト本体８を外す必要
がない。これによつてエンジンカバ４を開放して
エンジン室２内のエンジン３などを整備する作業
が容易となり、従来の吸気ダクトａを外して整備
していたものに比べて整備性が大幅に向上する。
また門型フレーム５に防振ゴム７を介してマウン
トされているため、車体１からの振動が直接ダク
ト本体８に伝達されることがなく、これによつて
振動などに対して耐久性が向上すると共に、エア
クリーナ９の吸気口９ａへ四方から空気が流入す
るため、吸気抵抗が従来のものに比べて小さくな
り、エンジン３の性能向上も図れるようになる。
を門型フレーム５の後面に突設したブラケツト６
に防振ゴム７を介して取付けると共に、ダクト本
体８の底面に開口した吸気口８ａをエンジン室２
内に接続するようにしたことから、エンジンカバ
４を上方へ開放する際ダクト本体８が邪魔になる
ことがないのでその都度ダクト本体８を外す必要
がない。これによつてエンジンカバ４を開放して
エンジン室２内のエンジン３などを整備する作業
が容易となり、従来の吸気ダクトａを外して整備
していたものに比べて整備性が大幅に向上する。
また門型フレーム５に防振ゴム７を介してマウン
トされているため、車体１からの振動が直接ダク
ト本体８に伝達されることがなく、これによつて
振動などに対して耐久性が向上すると共に、エア
クリーナ９の吸気口９ａへ四方から空気が流入す
るため、吸気抵抗が従来のものに比べて小さくな
り、エンジン３の性能向上も図れるようになる。
しかも全体が小型化できるため、車体１への搭
載も容易である。
載も容易である。
図面はこの考案の一実施例を示し、第１図は平
面図、第２図は側面図、第３図は正面図、第４図
及び第５図は従来の説明図である。 ２はエンジン室、３はエンジン、５は門型フレ
ーム、６はブラケツト、７は防振ゴム、８はダク
ト本体、８ａは吸気口、９はエアクリーナ、９ａ
は吸気部、１１は吸気管。
面図、第２図は側面図、第３図は正面図、第４図
及び第５図は従来の説明図である。 ２はエンジン室、３はエンジン、５は門型フレ
ーム、６はブラケツト、７は防振ゴム、８はダク
ト本体、８ａは吸気口、９はエアクリーナ、９ａ
は吸気部、１１は吸気管。
Claims (1)
- エンジン３を収容したエンジン室２内に、エン
ジン３を跨ぐように門型フレーム５を設け、この
門型フレーム５の後方にブラケツト６を突設し
て、このブラケツト６にダクト本体８を防振ゴム
７を介して取付け、上記ダクト本体８の下面には
エンジン室２内に連通する吸気口８ａを開口し、
また上記ダクト本体８の上面には、吸気部９ａが
ダクト本体８内に位置するようにエアクリーナ９
を取付けると共に、上記エアクリーナ９とエンジ
ン３の間を吸気管１１で接続してなるダンプトラ
ツクの吸気ダクト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19680984U JPH0335624Y2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19680984U JPH0335624Y2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61113022U JPS61113022U (ja) | 1986-07-17 |
| JPH0335624Y2 true JPH0335624Y2 (ja) | 1991-07-29 |
Family
ID=30754697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19680984U Expired JPH0335624Y2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0335624Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2517992Y2 (ja) * | 1988-11-15 | 1996-11-20 | 株式会社小松製作所 | 建設機械用ダンプトラックのエアクリーナ取付装置 |
-
1984
- 1984-12-28 JP JP19680984U patent/JPH0335624Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61113022U (ja) | 1986-07-17 |
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