JPH09156379A - ドレイン構造 - Google Patents
ドレイン構造Info
- Publication number
- JPH09156379A JPH09156379A JP7321355A JP32135595A JPH09156379A JP H09156379 A JPH09156379 A JP H09156379A JP 7321355 A JP7321355 A JP 7321355A JP 32135595 A JP32135595 A JP 32135595A JP H09156379 A JPH09156379 A JP H09156379A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drain
- ventilator
- vehicle
- guide
- drain hose
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数を減少させ、作業工数の削減を図
る。 【解決手段】 サンルーフユニット22内に侵入した水
をドレインホース20を用いて車外に排出するようにし
たドレイン構造において、ベンチレータ12の裏側に一
体的にドレインガイド15を設け、該ドレインガイドに
ドレインホース20を接続した構成としている。
る。 【解決手段】 サンルーフユニット22内に侵入した水
をドレインホース20を用いて車外に排出するようにし
たドレイン構造において、ベンチレータ12の裏側に一
体的にドレインガイド15を設け、該ドレインガイドに
ドレインホース20を接続した構成としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドレイン構造に関
し、詳しくは、サンルーフユニット内に侵入した水をド
レインホースを用いて車外に排出するようにしたドレイ
ン構造に関する。
し、詳しくは、サンルーフユニット内に侵入した水をド
レインホースを用いて車外に排出するようにしたドレイ
ン構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6および図7は、従来のドレイン構造
を示すものである。この構造は、サンルーフユニット内
に侵入した水をドレインホース1を用いて車外に排出す
るようにしたもので、図示しない車両のサイドアウター
パネル2に孔3を設け、該孔にドレインホース1を通し
て、グロメット4により該ドレインホースをサイドアウ
ターパネル2に固定したものである。すなわち、グロメ
ット4は、その内部の孔にドレインホース1を通し、そ
の周囲に形成された溝をサイドアウターパネル2の孔3
に係合させることによって、該ドレインホースを固定し
ている。
を示すものである。この構造は、サンルーフユニット内
に侵入した水をドレインホース1を用いて車外に排出す
るようにしたもので、図示しない車両のサイドアウター
パネル2に孔3を設け、該孔にドレインホース1を通し
て、グロメット4により該ドレインホースをサイドアウ
ターパネル2に固定したものである。すなわち、グロメ
ット4は、その内部の孔にドレインホース1を通し、そ
の周囲に形成された溝をサイドアウターパネル2の孔3
に係合させることによって、該ドレインホースを固定し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、サンルーフ
無しの車両の場合には、廃棄ガスや雨水がサイドアウタ
ーパネル2の孔3から車内に侵入するのを防ぐために、
孔3へシールを貼って塞ぐか、あるいは、サンルーフ有
りの車両の場合だけ孔3を形成し、サンルーフ無しの車
両の場合には孔3を形成しない、いわゆる孔3の打ち分
けをしていた。
無しの車両の場合には、廃棄ガスや雨水がサイドアウタ
ーパネル2の孔3から車内に侵入するのを防ぐために、
孔3へシールを貼って塞ぐか、あるいは、サンルーフ有
りの車両の場合だけ孔3を形成し、サンルーフ無しの車
両の場合には孔3を形成しない、いわゆる孔3の打ち分
けをしていた。
【0004】しかしながら、孔3を塞ぐためにシールを
貼ったりするのは、部品点数および作業手間が増える不
具合があり、サンルーフの有る無しで孔3の打ち分けを
するのは工数の増加を招く不具合があった。本発明は、
上記実情に鑑みてなされたもので、部品点数を減少さ
せ、作業工数の削減を図ることができるドレイン構造を
提供することを目的とする。
貼ったりするのは、部品点数および作業手間が増える不
具合があり、サンルーフの有る無しで孔3の打ち分けを
するのは工数の増加を招く不具合があった。本発明は、
上記実情に鑑みてなされたもので、部品点数を減少さ
せ、作業工数の削減を図ることができるドレイン構造を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、サンルーフユニット内に侵入した水をドレインホー
スを用いて車外に排出するようにしたドレイン構造にお
いて、ベンチレータの裏側に一体的にドレインガイドを
設け、該ドレインガイドに上記ドレインホースを接続し
た構成としている。
に、サンルーフユニット内に侵入した水をドレインホー
スを用いて車外に排出するようにしたドレイン構造にお
いて、ベンチレータの裏側に一体的にドレインガイドを
設け、該ドレインガイドに上記ドレインホースを接続し
た構成としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るドレイン構造
の実施例を添付図面を参照しながら詳細に説明する。図
1〜図5は、本発明に係るドレイン構造の一実施例を示
すものである。本実施例では、車両10のサイドアウタ
ーパネル11の下部に配設されたベンチレータ12を利
用している(図1および図2参照)。ベンチレータ12
は、車内のエアを車外へ排出するためのものである。
の実施例を添付図面を参照しながら詳細に説明する。図
1〜図5は、本発明に係るドレイン構造の一実施例を示
すものである。本実施例では、車両10のサイドアウタ
ーパネル11の下部に配設されたベンチレータ12を利
用している(図1および図2参照)。ベンチレータ12
は、車内のエアを車外へ排出するためのものである。
【0007】ベンチレータ12は、エアを車外(矢印A
方向)へ導く通路を形成するための略箱状のケーシング
13と、該ケーシング内の通路を開閉するベンチレータ
バルブ14と、ケーシング13の裏側下部に一体的に設
けられたドレインガイド15とから成る(図3参照)。
ベンチレータ12は、そのケーシング13の外周面に設
けられた一対の爪16,17間にサイドアウターパネル
11の孔18が嵌着されることにより、該サイドアウタ
ーパネルに固定される。
方向)へ導く通路を形成するための略箱状のケーシング
13と、該ケーシング内の通路を開閉するベンチレータ
バルブ14と、ケーシング13の裏側下部に一体的に設
けられたドレインガイド15とから成る(図3参照)。
ベンチレータ12は、そのケーシング13の外周面に設
けられた一対の爪16,17間にサイドアウターパネル
11の孔18が嵌着されることにより、該サイドアウタ
ーパネルに固定される。
【0008】ベンチレータバルブ14は、ゴムシートに
よって形成され、その上端部がケーシング13の後部上
端に固定されている。ベンチレータバルブ14は、ケー
シング13の通路を常時閉鎖するように付勢され、車両
走行中において車内より圧力を受けた場合にのみ矢印B
方向に折曲され、開成される(図5参照)。ドレインガ
イド15は、略小箱状のもので、ケイーシング13の表
側に開口する態様でケーシング13に設けられている。
ドレインガイド15は、その側壁に孔19を備えてい
る。ドレインガイド15の孔19には、ドレインホース
20の一端が差し込まれる(図4参照)。
よって形成され、その上端部がケーシング13の後部上
端に固定されている。ベンチレータバルブ14は、ケー
シング13の通路を常時閉鎖するように付勢され、車両
走行中において車内より圧力を受けた場合にのみ矢印B
方向に折曲され、開成される(図5参照)。ドレインガ
イド15は、略小箱状のもので、ケイーシング13の表
側に開口する態様でケーシング13に設けられている。
ドレインガイド15は、その側壁に孔19を備えてい
る。ドレインガイド15の孔19には、ドレインホース
20の一端が差し込まれる(図4参照)。
【0009】ドレインホース20の他端は、車両10の
ルーフ21に設けられたサンルーフユニット22に接続
されている。サンルーフユニット22は、サンルーフの
周縁部に配置され、雨水が溜まるように形成された略四
角形状のフレーム23を備えている。フレーム23に溜
まった雨水は、ドレインホース20を通じてベンチレー
タ12のドレインガイド15内に導かれる。ドレインガ
イド15の雨水は、ベンチレータバルブ14を押して開
くことによって、車内のエアとともに排出される(図5
参照)。
ルーフ21に設けられたサンルーフユニット22に接続
されている。サンルーフユニット22は、サンルーフの
周縁部に配置され、雨水が溜まるように形成された略四
角形状のフレーム23を備えている。フレーム23に溜
まった雨水は、ドレインホース20を通じてベンチレー
タ12のドレインガイド15内に導かれる。ドレインガ
イド15の雨水は、ベンチレータバルブ14を押して開
くことによって、車内のエアとともに排出される(図5
参照)。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るドレ
イン構造によれば、サンルーフユニット内に侵入した水
をドレインホースを用いて車外に排出するようにしたド
レイン構造において、ベンチレータの裏側に一体的にド
レインガイドを設け、該ドレインガイドに上記ドレイン
ホースを接続した構成としているので、次のような効果
を得ることができる。
イン構造によれば、サンルーフユニット内に侵入した水
をドレインホースを用いて車外に排出するようにしたド
レイン構造において、ベンチレータの裏側に一体的にド
レインガイドを設け、該ドレインガイドに上記ドレイン
ホースを接続した構成としているので、次のような効果
を得ることができる。
【0011】すなわち、本発明では、車両の下部に配設
されたベンチレータを利用しているので、サンルーフ無
しの車両の場合でも、従来のようなサイドアウターパネ
ルの孔を塞ぐようなシールやドレインホースを固定する
ためのグロメットが不要になる。このため、部品点数お
よび作業手間を減少させることができる。また、サンル
ーフの有る無しで上記孔の打ち分けをする必要も無くな
り、作業工数の削減を図ることができる。
されたベンチレータを利用しているので、サンルーフ無
しの車両の場合でも、従来のようなサイドアウターパネ
ルの孔を塞ぐようなシールやドレインホースを固定する
ためのグロメットが不要になる。このため、部品点数お
よび作業手間を減少させることができる。また、サンル
ーフの有る無しで上記孔の打ち分けをする必要も無くな
り、作業工数の削減を図ることができる。
【図1】本発明に係るドレイン構造の一実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】本発明に係るドレイン構造の一実施例の要部を
拡大して示す平面図である。
拡大して示す平面図である。
【図3】本発明に係るドレイン構造の一実施例のベンチ
レータを示す斜視図である。
レータを示す斜視図である。
【図4】本発明に係るドレイン構造の一実施例のベンチ
レータの裏側を示す斜視図である。
レータの裏側を示す斜視図である。
【図5】図2におけるC−C線断面図である。
【図6】従来のドレイン構造を示す分解斜視図である。
【図7】図6におけるD−D線断面図である。
【符号の説明】 10 車両 11 サイドアウターパネル 12 ベンチレータ 13 ケーシング 14 ベンチレータバルブ 15 ドレインガイド 16,17 爪 18,19 孔 20 ドレインホース 21 ルーフ 22 サンルーフユニット 23 フレーム
Claims (1)
- 【請求項1】 サンルーフユニット内に侵入した水をド
レインホースを用いて車外に排出するようにしたドレイ
ン構造において、ベンチレータの裏側に一体的にドレイ
ンガイドを設け、該ドレインガイドに上記ドレインホー
スを接続したことを特徴とするドレイン構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7321355A JPH09156379A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | ドレイン構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7321355A JPH09156379A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | ドレイン構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09156379A true JPH09156379A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18131659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7321355A Pending JPH09156379A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | ドレイン構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09156379A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2228264A1 (en) * | 2009-03-11 | 2010-09-15 | Laika Caravans S.r.l. | Caravan or motor home with device for discharging water |
JP2016144976A (ja) * | 2015-02-06 | 2016-08-12 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の排水構造 |
CN114555454A (zh) * | 2019-10-30 | 2022-05-27 | 曼卡车和巴士欧洲股份公司 | 用于天窗装置的液体排放装置 |
-
1995
- 1995-12-11 JP JP7321355A patent/JPH09156379A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2228264A1 (en) * | 2009-03-11 | 2010-09-15 | Laika Caravans S.r.l. | Caravan or motor home with device for discharging water |
JP2016144976A (ja) * | 2015-02-06 | 2016-08-12 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の排水構造 |
CN105857040A (zh) * | 2015-02-06 | 2016-08-17 | 丰田自动车株式会社 | 车辆的排水结构 |
CN114555454A (zh) * | 2019-10-30 | 2022-05-27 | 曼卡车和巴士欧洲股份公司 | 用于天窗装置的液体排放装置 |
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