JPH07534Y2 - 阻集器 - Google Patents

阻集器

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JPH07534Y2
JPH07534Y2 JP2601590U JP2601590U JPH07534Y2 JP H07534 Y2 JPH07534 Y2 JP H07534Y2 JP 2601590 U JP2601590 U JP 2601590U JP 2601590 U JP2601590 U JP 2601590U JP H07534 Y2 JPH07534 Y2 JP H07534Y2
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JP2601590U
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JPH03119073U (ja
Inventor
隆 岡▲崎▼
Original Assignee
プレパイ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、排水中に含まれる油脂分、ゴミ等を水分から
阻止、若しくは分離し、収集するための阻集器に関し、
特にそのメンテナンスの容易化を図ったものである。
(従来の技術) 第11図は、前記阻集器を例えば厨房において使用する場
合を例示している。同図において、31は流し台であり、
複数本の支柱32によって支えられており、該支柱32の下
側に載置台33を設けることにより、その載置台33と流し
台31の下面との間に収納空間34が確保されている。35は
阻集器であり、載置台33上に設置されており、その流入
口36は流し台31の排水口37に配管38され、流出口39は図
外の排水設備に配管40されている。この阻集器35は、上
側が開口された略直方体状の阻集器本体41と、その開口
を施蓋する上蓋42とから成る。阻集器本体41の内部は、
例えば、2枚の隔壁部材43,43を設けることによって3
つの室に分割されており、この隔壁部材43は、前記本体
41の側壁内面に上下方向に設けた図外のガイド溝に、そ
の両端を嵌合させることにより、当該本体41に対して上
下方向に摺動可能として着脱自在に設けられている。ま
た、上蓋42は、阻集器本体41の上端から開口を囲むよう
に延設されたフランジ部44と同じ大きさとされ、その周
端側において蝶ネジ45とナット46を介してそのフランジ
部44に締付固定されている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、当該阻集器35は、本来的には第11図に示すよ
うな流し台31の下の載置台33上に設置するものではな
く、例えば、地下に設けた収納空間で、排管の途中に設
けるのが好ましいが、雑居ビルの2階以上にある飲食店
舗等の場合、下階への影響を鑑みれば、どうしても第11
図に示すように設置しなければならない場合がある。
また、当該阻集器35は、その内部にたまったゴミや、前
記隔壁部材43等に付着した油脂分を除去するために、毎
日でも清掃すべきものであるが、第11図に示すような流
し台31の下の収納空間34に設けた阻集器35を清掃する際
には、非常に苦労を要していた。即ち、前記隔壁部材43
を洗浄したいときは、上蓋42をはずした後に、第11図仮
想線で示す如く、収納空間34内において一旦隔壁部材43
を上方向に完全に貫き取ってから、該部材43を手前側
(第11図右側)に引きよせなければならず、ただでさえ
手の入りにくい状況下でのこのような作業はたいへんで
あった。また、前記上蓋42を取りはずす際の蝶ネジ45及
びナット46の取扱いもたいへんであり、その際にそれら
をなくしてしまうこともあった。
本考案は、このような実情に鑑みて成されたものであ
り、その目的とするところは、流し台の下の収納空間
等、上下間隔が規制されたところに設置した場合でも、
隔壁部材を容易に取りはずすことができ、その清掃を簡
単にすることができる阻集器を提供するにある。
(課題を解決するための手段) その目的を達成すべく、本考案が講じた技術的手段は、
上側が開口された阻集器本体2の内部に、隔壁部材5を
前記本体2に対して上下方向に摺動可能として着脱自在
に設けることにより、当該阻集器本体2の内部が複数室
に分割された阻集器において、 前記隔壁部材5は、その上下方向において折り曲げ自在
とされていることにある。
(作用) 隔壁部材5は、その上下方向において折り曲げ自在とさ
れているので、第1図に示す如く、その上端側を手で直
上に引き上げた後、隔壁部材5を折り曲げながら引き上
げることができ、阻集器1のすぐ上側に何か障害物があ
っても、当該隔壁部材5を簡単にぬき取ることができ
る。
(実施例) 以下、図面に従い本考案の一実施例について説明する。
図において、1は阻集器であり、直方体箱状を呈する阻
集器本体2と、該本体2の上側開口3を施蓋する上蓋4
とから成る。阻集器本体2の内部は、2枚の隔壁部材5,
5を設けることによって、排水流入側から順に第1室
a、第2室b及び第3室cの3つの室に分割されてお
り、第1室aには、流入口6から排液と共に入ってくる
ゴミを収集するための多数の孔を有するストレーナ7
が、ブラケット8を介して着脱自在に設けられ、第3室
cには、第3室c内の排液を器外に排出する排出管9が
取付けられている。従って、流入口6より入った排液
は、先ず、前記ストレーナ7によって、比較的大きなゴ
ミがより分けられ収集され、隔壁部材5,5の下の連通孔1
0,10を通って第2室b及び第3室cに流入し、最終的に
排出管9から排出される。そして、その間に、前記各室
a,b,cにおいて油脂分が上に浮き上がって水分と分離さ
れることにより、排液から阻集分が取り除かれるように
なっている。尚、11は油ぬき用バルブ、12はドレーンバ
ルブである。
本実施例では、前記隔壁部材5は2枚の上下板5A,5Bよ
り成り、第3、4図に示す如く、それら上下板5A,5Bが
蝶番13により互いに連結されることにより、上下方向に
折り曲げ自在に構成されている。また、14は水漏れ防止
板であり、上下板5A,5Bの接合線15を塞ぐように上板5A
の下端側に取付けられている。そして、前記阻集器本体
2の幅方向左右の側壁内面には、縦方向に伸びた隔壁ガ
イド16が、そのガイド溝16Aを本体2の内方に向けて固
着されており、隔壁部材5の左右両端がこのガイド溝16
Aに入り込むことにより、隔壁部材5は本体2に対して
上下方向に摺動可能として着脱自在に設けられている。
尚、17は流速緩和用のオリフィスであり、本実施例の場
合、第1室a側の隔壁部材5の下側にのみ形成されてい
る。
また、阻集器本体2の上端側全周は、断面視L字状に形
成されて蓋嵌合受部18とされており、該受部18に前記上
蓋4が嵌め込まれることにより施蓋される。尚、19はシ
ールゴムである。
20はその上蓋4を本体2側に固定するための固定部材で
あり、その長手方向両側には、蝶ネジ21,21が螺合され
ており、該蝶ネジ21の先端には、蓋押え板22が蝶ネジ21
に対して回動自在に取付けられている。また、固定部材
20の両端側はコ字状に折り曲げられて、掛止部23が形成
されている。
上記のように構成された本実施例においては、前記隔壁
部材5が、蝶番13を介してその上下方向に折り曲げ自在
に構成されているので、例えば第11図に示す如くの流し
台31の下の収納空間34等のような、高さに規制のあると
ころに本器1を設けるとしても、当該隔壁部材5の上端
が流し台31の下面に当たってはずれなかったりすること
がなく、若しくは、はずれるときにはそのぬき取りを非
常に簡便に行なうことができる。また、上蓋4は、前記
固定部材20の掛止部23を阻集器本体2の嵌合受部18に掛
止し、蝶ネジ21を締付けることにより固定され、その操
作は従来よりも至極簡単なものとなっており、従来例の
ように蝶ネジ等をなくしてしまう惧れもない。
以上、本考案の一実施例について説明したが、本考案の
実施例はこれに限られず、特に前記隔壁部材5と固定部
材20について種々の変形例がある。
先ず、隔壁部材5については、上下板5A,5B2枚のみでな
く、3枚以上の板状構成部材により、隔壁部材5を構成
することができることは勿論である。また、例えば第7
図に示す如く、水平方向に長い多数の連結部材25をその
幅方向(第7図縦方向)に互いに回動可能に連結するこ
とにより、隔壁部材5を所謂すだれ状に構成することに
してもよい。更に、第8図に示す如く、ゴム又はビニー
ル等の合成樹脂から成る不透水性の方形シート26の片面
に、多数の長板27を上下方向に並べて貼着することによ
り、隔壁部材5を構成することもできる。
次に、固定部材20については、先ず第9図に示す如く、
前記蝶ネジ21を固定部材20の中央に1つ設けることにし
てもよく、この場合、同図に示す如く、前記実施例(第
6図)の場合よりも蓋押え板22を大きくしておくことが
好ましい。また、第10図に示す如く、固定部材20の下面
両端側にゴム等により成る可撓性の蓋押え材28を貼着
し、片方の掛止部23(両方でもよい)を蝶番29等によっ
て縦方向に回動自在に構成してもよい。尚、この場合
は、当該掛止部23を片方ずつ阻集器本体2の受部18に掛
止するだけで、ほとんどワンタッチで固定部材20を装着
することができ、より着脱作業の迅速化が図られる。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、隔壁部材5をそ
の上下方向において折り曲げ自在に構成したことによ
り、第11図に示すような流し台31の下の収納空間34等の
高さに規制がある場所に阻集器1を設置しても、当該隔
壁部材5を阻集器本体2から非常に簡単に着脱すること
ができるので、阻集器1自体の清掃も非常に簡単迅速に
行なうことができ、実益大である。
【図面の簡単な説明】
第1図及至第6図は本考案の一実施例を示し、第1図は
阻集器の縦断面図、第2図は同平面図、第3図は隔壁部
材の正面図、第4図は同側面図、第5図は同要部拡大断
面図、第6図は固定部材の縦断面図、第7図及び第8図
は隔壁部材の変形例を示す縦断面図、第9図及び第10図
は固定部材の変形例を示す縦断面図、第11図及び第12図
は従来例を示し、第11図は流し台及び阻集器の側面図、
第12図は阻集器の平面図である。 1……阻集器、2……阻集器本体、5……隔壁部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上側が開口された阻集器本体(2)の内部
    に、隔壁部材(5)を前記本体(2)に対して上下方向
    に摺動可能として着脱自在に設けることにより、当該阻
    集器本体(2)の内部が複数室に分割された阻集器にお
    いて、 前記隔壁部材(5)は、その上下方向において折り曲げ
    自在とされていることを特徴とする阻集器。
JP2601590U 1990-03-14 1990-03-14 阻集器 Expired - Lifetime JPH07534Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2601590U JPH07534Y2 (ja) 1990-03-14 1990-03-14 阻集器

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JP2601590U JPH07534Y2 (ja) 1990-03-14 1990-03-14 阻集器

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Publication Number Publication Date
JPH03119073U JPH03119073U (ja) 1991-12-09
JPH07534Y2 true JPH07534Y2 (ja) 1995-01-11

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ID=31528928

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JP2601590U Expired - Lifetime JPH07534Y2 (ja) 1990-03-14 1990-03-14 阻集器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003082754A (ja) * 2001-09-14 2003-03-19 Hitachi Metals Ltd オイル阻集器

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JPH03119073U (ja) 1991-12-09

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