JP4480302B2 - 壁掛け型浄水器の取り付け構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、家庭のキッチンのシンク近傍に設置する壁掛け型浄水器およびその取り付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、家庭用の浄水器として、中空糸膜を使用するものやセラミック膜フィルターを使用するものなど種々の浄水器が知られている。これらの浄水器を家庭のキッチンのシンク近傍に設置する場合、水栓の蛇口ノズルに直接浄水器を取り付ける構造、アンダーシンクに設けたビルトイン型浄水器の構造、シンクの平面部に浄水器を置く据え置き型浄水器の構造、などがよく知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これらの浄水器の取り付け構造のうち、蛇口ノズルに直接取り付ける浄水器は小型であるので、流量も少なく、また活性炭などの有害物を除去する部材も小体積であるので、長期の使用に使えない問題があった。また、アンダーシンクのビルトイン型浄水器は、ろ過エレメントも大型にでき、またシンク上や、蛇口ノズルに浄水器や切り替えコックがじゃまとならないので好ましいが、シンク上に取り出し栓の取付けや、浄水器への原水供給配管や浄水器と取り出し栓を結ぶ配管の設置工事が必要で、システムキッチンなど、キッチン購入当初よりこれら配管や栓が取り付けてある以外は採用が困難である問題があった。さらに、据え置き型は、シンク近傍の平面部やシンク近傍の棚などに置く形式で、ろ過エレメントも蛇口直結型より大型であるので、流量、有害物除去特性も優れるが、シンク上でじゃまとなり、また浄水器自体もシンク近傍の平面部に置いてあるので、 浄水器の底部や、底部に対応するシンク上の平面部が汚れ、また掃除もし難く、浄水器自体も転倒しやすい問題があった。
【0004】
本発明の目的は上述した課題を解消して、家庭用のシンク近傍に取り付けてもじゃまにならない壁掛け型浄水器およびその取り付け構造を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の壁掛け型浄水器の取り付け構造は、壁掛け型浄水器における浄水器本体の取り付け構造であって、取付具を2バルブ混合栓の奥側のシンク縁部より立設した壁面に取り付けるにあたり、浄水器本体を固定した取付具としてのステーを、その下部に2つのU字型にスリットを切り欠いた状態で、2つのスリットが壁面から突出する温水、冷水の供給パイプのそれぞれに当接するように、2バルブ混合栓に接続し、付勢手段によりステーを壁面に押圧し、ステーの下部をシンク縁部の平面部と当接させて、浄水器本体を固定したステーを壁面に固定するよう構成するとともに、シンクの水栓から原水を浄水器本体に供給し、浄水器本体から浄水をシンク内に供給できるよう構成したことを特徴とするものである。
【0006】
本発明では、家庭用のシンク近傍で作業のじゃまにならないシンク近傍の壁面に浄水器を取り付けることで、せまい家庭用のキッチンのシンク近傍でも浄水器がじゃまになることはない。 また浄水器の下部に空間をさえぎる部材が少ないので、はね水などで汚れても清掃が容易となる。
【0007】
また、本発明の壁掛け型浄水器の取り付け構造は、壁掛け型浄水器における浄水器本体の取り付け構造であって、取付具をシングルレバー混合栓の奥側のシンク縁部より立設した壁面に取り付けるにあたり、浄水器本体を固定した取付具としてのステーを、その下部にU字型にスリットを切り欠いた状態で、スリットがシングルレバー混合栓と当接するように、シングルレバー混合栓に接続し、U字型のスリットの端部を垂直に曲げ、シンクの垂直面に当接させて、浄水器本体を固定したステーを壁面に固定するよう構成するとともに、シンクの水栓から原水を浄水器本体に供給し、浄水器本体から浄水をシンク内に供給できるよう構成したことを特徴とするものである。
【0008】
さらに、本発明の壁掛け型浄水器の取り付け構造は、壁掛け型浄水器における浄水器本体の取り付け構造であって、取付具を、シンク縁部の平面部に設けられている孔を利用して、シンク縁部より立設した壁面に取り付けるにあたり、浄水器本体を固定した取付具としてのステーを、孔に嵌合するバスケット形状の容器に接続し、この容器を孔に挿入させて、浄水器本体を固定したステーを壁面に固定するよう構成するとともに、シンクの水栓から原水を浄水器本体に供給し、浄水器本体から浄水をシンク内に供給できるよう構成したことを特徴とするものである。
【0009】
さらにまた、本発明の壁掛け型浄水器の取り付け構造は、壁掛け型浄水器における浄水器本体の取り付け構造であって、取付具を、奥側のシンク縁部より立設した壁面であって壁上部にひさしのある壁面に取り付けるにあたり、ひさしの下側とシンク縁部の平面部との間に固定可能な取付具としての拡張部材に浄水器本体を固定し、浄水器本体を固定した拡張部材を壁面に固定するよう構成するとともに、シンクの水栓から原水を浄水器本体に供給し、浄水器本体から浄水をシンク内に供給できるよう構成したことを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1および図2はそれぞれ本発明の壁掛け型浄水器をその取り付け構造の一例とともに示す図である。図1および図2に示す例は、垂直な壁面に取り付けた例(その1)を示している。シンク奥部はシンク1の奥側のシンク縁部2より、垂直方向の壁面3となっており、狭いキッチンに多い形態である。この場合、2バルブ混合栓4に固定する例を示す。浄水器本体5を取り付けるステー6は、下部を2つのU字型スリット7−1、7−2に切り欠いた状態で、2バルブ混合栓4に接続し、バネなどの付勢手段14により、ステー6を壁面3に押圧し、またステー6の下部8−1、8−2はシンク縁部2の平面部9に当接しており、浄水器本体5の荷重を支えている。 ステー6の固定方法としては、ステーの下部をΩ状として、直接温水、冷水のパイプにはさみ込むか、Ω状の開口部をネジで狭め、固定しても良い。
【0015】
2バルブ混合栓4とノズル10の中間に原水取り出し用のスペーサ11を取付け、ここから原水を取り出し、浄水器本体5に導き、浄水器本体内の図示しないろ過エレメントにより、有害物、菌、パーティクルなどを除去した後、浄水器本体5の下部に取り付けた浄水ノズル12より、浄水が得られる。 混合栓に付属しているノズル10の先端には、浄水器へ原水を供給する切り替えコックが付属していなく、ノズル10に原水供給用の柔軟性のあるパイプを取り付けていないので、ノズル10はシンク内で容易に角度を振ることができ、またノズル10の下部もはね水などで汚損することが少ないので、使用感が良好となる。また浄水ノズル12が浄水器本体5の下部についているので、浄水器を使用しない場合の滞留水の排出も容易であり、また浄水ノズル12はシンク1内に浄水を流すことができるので、原水の供給をたった後の水切れ、いわゆるポタポタ落ちがあってもシンク1内に容易に排出できるので、シンク1周囲に水を撒き散らす事も無い。また浄水器本体5の下部空間にはさえぎる部材が少ないので、掃除も容易である。ステー6とシンク奥の壁面3とは、ステー6の平面部9に両面粘着シートを使用して、両者を固着しても良い。また浄水器本体5は水平方向に長い形状であるが、垂直方向でも良い。浄水器本体5内のろ過エレメントは浄水器本体5のカバー13を取り外して浄水器本体5内より取り出すが、ろ過エレメント自体を透明とし、内部の汚れ程度が判るようにしても、寿命判断、意匠の点で好ましい。
【0016】
図3は本発明の壁掛け型浄水器をその取り付け構造の他の例とともに示す図である。図3に示す例は、垂直な壁面に取り付けた例(その2)を示している。図3に示す例において、図1と同一の部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。本例ではシングルレバー混合栓21の場合の例を示す。シンク奥部は図1に示す例と同様な壁面3であり、図1に示す例と同様にU字型のスリット7を有するステー3のU字部の奥が、混合栓21の根元に当接する様にし、さらにステー3が混合栓21に対し、回転しない様に、U字型スリット7の端部22−1、22−2を直角に曲げ、シンク1の垂直面23に当てている。 ステーの固定方法としては、ステーの下部をΩ状にして、シングル
レバー混合栓の本体を挟み込むか、Ω状の開口部をネジなどで狭める様にして固定しても良い。シングルレバー混合栓21のノズル10の先端に取り付けた切り替えコック24より原水を浄水器本体5に導き、浄水器本体5の浄水ノズル12より浄水を得ている。原水を浄水器本体5に導く柔軟性のあるパイプ25は混合栓21のノズル10に対し、プラスチック製のバンド26などで固定してある。
【0017】
図4は本発明の壁掛け型浄水器をその取り付け構造のさらに他の例とともに示す図である。図4に示す例は、垂直な壁面に取り付けた例(その3)を示している。図4に示す例において、上述した例と同一の部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。本例では1バルブの水栓31に取り付けた例を示す。浄水器本体5はそれぞれがロッドなどを90度に曲げて構成されステーとなる一対の脚32−1、32−2によりシンク1近傍の平面部9に置く事ができる。脚32−1、32−2には、浄水器本体5の荷重を直接シンク近傍の平面部9に与える屈曲部33−1、33−2が設けられるとともに、壁面3に沿った垂直部34−1、34−2が設けられており、脚32−1、32−2の屈曲部33−1、33−2及び垂直部34−1、34−2の両端部は吸盤35が取り付けられており、脚32−1、32−2をシンク1に固定する。1バルブの水栓31のノズル10に取り付けた切り替えコック24より導入された原水は、浄水器本体5に導かれ、浄水器本体5の下部から浄水ノズル12より浄水が流れ出る。 本例ではロッドを使用したステーとしての一対の脚を利用して浄水器を固定する方法を説明しているが、L字型に曲げた板をステーとして利用する場合も、以上の説明の様に吸盤を使用してステーをシンク奥の壁面と水平面に固定できる。また浄水器全体が重量のある場合は、吸盤によるステーの固定をせずに、単にL字型ステーのシンク上の水平面に対応した部分に滑り止めのゴムなどを貼り付けておいても壁掛け型浄水器の作用を好適に具体化でき、さらに壁面の清掃時などに浄水器自体を容易に移動でき好ましい。
【0018】
図5および図6はそれぞれ本発明の壁掛け型浄水器をその取り付け構造のさらに他の例とともに示す図である。図5および図6に示す例は、垂直な壁面に取り付けた例(その4)を示している。図5および図6に示す例において、上述した例と同一の部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。本例ではシンク1上の孔41に固定した例を示す。シンク1上には、洗剤、ブラシなど水廻りの作業に必要な備品を常時入れておく孔41があり、この孔41の底部は水切りのため、底に排出口42を開設して、孔41の中に入った水などは排水パイプ43により外部へ排出される。浄水器本体5を支えるステー3はシンク1上の孔41に嵌合するバスケット形状の容器44に接続され、バスケット形状の容器44をシンク1上の孔41に挿入して、浄水器本体5をシンク奥部の壁面3に固定している。バスケット形状の容器44は、中に入った水を排出するためにメッシュ状または、底部が開口した形状とする。なお、図5および図6に示す例では、混合水栓21と浄水器本体5との原水および浄水の流れのための部材は示さなかったが、両者の間の原水および浄水の流れのために、上述した例と同様の構成を設けてあることは言うまでもない。
【0019】
図7および図8はそれぞれ本発明の壁掛け型浄水器をその取り付け構造のさらに他の例とともに示す図である。図7および図8に示す例は、水平面がある壁面に取り付けた例(その5)を示している。図7および図8に示す例において、上述した例と同一の部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。窓51などが設けられることにより存在する水平面52は、据え置き型の浄水器を置くには好適の場所であるが、前記の問題がある。本例では、浄水器本体5はL字型に曲げた一対のステー6−1、6−2に固定されている。各ステー6−1、6−2は、水平面52に沿う水平部53−1、53−2と、壁面3に沿う垂直部54−1、54−2とから構成されている。各ステー6−1、6−2において、L字型の水平部53−1、53−2の内側を粘着性シート55などで水平面52に固定してある。 この場合、壁面3上部の水平面52にはキッチン関係の物品を置くスペースが確保される。また水平面52が木質などの場合は、L字型の水平部53−1、53−2を木ネジなどで固定しても良い。
【0020】
シングルレバー混合栓21のノズル10端部に切り替えコック24を取付け、原水を切り替えコック24から取り出し、柔軟性のあるパイプ26により浄水器本体5に導入し、浄水器本体5からの浄水は同様に別の柔軟性のあるパイプ26により、切り替えコック24に返送され、切り替えコック24より浄水が得られる。浄水器本体5には浄水器内の滞留水、逆洗水、浄水器使用当初の捨て水などをシンク1内に排出する排水パイプ56が浄水器本体5の下部に取り付けてあり、排出がスムースかつ周囲に水を撒き散らすことなく、前記機能を達成できる。図8に示すように、シンク奥部にさらに窓51などがある場合は、浄水器本体5を取り付けるステー6−1、6−2の2個のL字状水平部53−1、53−2を、2個のL字部品57−1、57−2をネジ58−1、58−2などで連結し、窓枠の溝59に一方のL字部品57−1、57−2のL字部をはめる構造とする。この場合、壁面3上部の水平面52にはキッチン関係の物品を置くスペースが確保される。 また本例では一対のL字型に曲げたステーを使用した固定方法について説明しているが、L字型のステーは一枚の板を曲げた形状としても良い。
【0021】
図9および図10はそれぞれ本発明の壁掛け型浄水器をその取り付け構造のさらに他の例とともに示す図である。図9および図10に示す例は、壁上部にひさしのある壁面に取り付けた例(その6)を示している。図9および図10に示す例において、上述した例と同一の部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。本例のように、ワンレバー混合栓61で、シンク1全部の壁面3に取付けたものはシンク1および壁面3が汚れ難く、掃除がし易い。浄水器本体5は、ひさし62の下側と、シンク1の平面部9の間の寸法に可変に対応した一対のロッド63−1、63−2などの取付け部材により固定される。この例では、ロッド63−1、63−2のそれぞれの上部は鋭角部64−1、64−2があり、ひさし62の下面は、浄水器本体5に対しネジ65−1、65−2で固定され、ロッド63−1、63−2の下面はゴムなどのクッション材66−1、66−2を適宜介在させ、シンク1上の損傷と滑りとめとする。この例では一対のロッド63−1、63−2を使用したが、板状のステー6−1、6−2でも良いし、ステー6の下部を曲げてシンク1上に置いても良い。 また壁掛け型浄水器をシンク1のひさし62とシンク1の平面部9の間で固定するための固定金具は、ひさし62と平面部9の間で拡張する機能を有する機構であれば良く、例えば前記ロッドにバネなどの付勢手段を併用しても良い。混合栓61のノズル10端部に固定した切り替えコック24からの原水はパイプ25により浄水器本体5に導入され、浄水器本体5下部のノズル12より浄水が得られる。また浄水ノズル12の端部には浄水が飛散しない様に泡沫口金67がついており、野菜洗いなどに対応している。
【0022】
以上の例では、壁掛け型浄水器をシンク壁面に固定する取り付け金具を、シンク周りにある構造体を利用して固定する方法について説明しているが、シンクの壁面に木ネジなどで例えば一対の段付き円盤などをまず固定し、さらに浄水器の背面に前記段付き円盤に対応した固定部分を設け、浄水器を壁面に固定する方法や、直接浄水器本体をネジ止めしても良い。しかし、賃貸住宅などでは契約終了時のネジ止め部の補修金を請求されることがあり、本願構成が好ましい。さらに浄水器が中空糸エレメントなどを使用して軽量化できる場合は、両面粘着テープなどを使用して、浄水器背面とシンクの壁面を直接固定しても良い。また以上の各実施例では浄水器またはステーなどの取付具の背面を壁に当接する構成について説明しているが、浄水器または取付具の背面、およびシンク奥の壁面の清掃をするためには5〜20mmの空間を浄水器または取付具とシンク奥の壁面の間に設けることが好ましいが、20mm以上離すとシンク近傍の空間利用が効果的でなくなり、また浄水器自体も振動する問題が発生する。
【0023】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、(1)蛇口、混合栓に取り付ける方法、(2)シンクの孔を利用する方法、(3)シンク奥の壁上部の水平部を利用する方法、(4)シンク奥の壁上部のひさしを利用する方法により、家庭用のシンク近傍で作業のじゃまにならないシンク近傍の壁面に浄水器を取り付けることで、せまい家庭用のキッチンのシンク近傍でも浄水器がじゃまになることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の壁掛け型浄水器をその取り付け構造の一例とともに示す図である。
【図2】図1に示す例を側面から見た例を示す図である。
【図3】本発明の壁掛け型浄水器をその取り付け構造の他の例とともに示す図である。
【図4】本発明の壁掛け型浄水器をその取り付け構造のさらに他の例とともに示す図である。
【図5】本発明の壁掛け型浄水器をその取り付け構造のさらに他の例とともに示す図である。
【図6】図5に示す例を側面から見た例を示す図である。
【図7】本発明の壁掛け型浄水器をその取り付け構造のさらに他の例とともに示す図である。
【図8】図7に示す例を側面から見た例を示す図である。
【図9】本発明の壁掛け型浄水器をその取り付け構造のさらに他の例とともに示す図である。
【図10】図9に示す例を側面から見た例を示す図である。
【符号の説明】
1 シンク、2 シンク縁部、3 壁面、4 2バルブ混合栓、5 浄水器本体、6、6−1、6−2 ステー、7、7−1、7−2 スリット、8−1、8−2 下部、9 平面部、10 ノズル、11 スペーサ、12 浄水ノズル、13 カバー、14 付勢手段、21 シングルレバー混合栓、22−1、22−2 端部、23 垂直面、24 切り替えコック、25 パイプ、26 バンド、31 1バルブの水栓、32−1、32−2 脚、33−1、33−2 屈曲部、34−1、34−2 垂直部、35 吸盤、41 孔、42 排出口、43排水パイプ、44 容器、51 窓、52 水平面、53−1、53−2 水平部、54−1、54−2 垂直部、55 粘着性シート、56 排水パイプ、57−1、57−2 L字部品、58−1、58−2 ネジ、59 溝、61 ワンレバー混合栓、62 ひさし、63−1、63−2 ロッド、64−1、64−2 鋭角部、65−1、65−2 ネジ、66−1、66−2 クッション材、67 泡沫口金

Claims (4)

  1. 壁掛け型浄水器における浄水器本体の取り付け構造であって、取付具を2バルブ混合栓の奥側のシンク縁部より立設した壁面に取り付けるにあたり、浄水器本体を固定した取付具としてのステーを、その下部に2つのU字型にスリットを切り欠いた状態で、2つのスリットが壁面から突出する温水、冷水の供給パイプのそれぞれに当接するように、2バルブ混合栓に接続し、付勢手段によりステーを壁面に押圧し、ステーの下部をシンク縁部の平面部と当接させて、浄水器本体を固定したステーを壁面に固定するよう構成するとともに、シンクの水栓から原水を浄水器本体に供給し、浄水器本体から浄水をシンク内に供給できるよう構成したことを特徴とする壁掛け型浄水器の取り付け構造
  2. 壁掛け型浄水器における浄水器本体の取り付け構造であって、取付具をシングルレバー混合栓の奥側のシンク縁部より立設した壁面に取り付けるにあたり、浄水器本体を固定した取付具としてのステーを、その下部にU字型にスリットを切り欠いた状態で、スリットがシングルレバー混合栓と当接するように、シングルレバー混合栓に接続し、U字型のスリットの端部を垂直に曲げ、シンクの垂直面に当接させて、浄水器本体を固定したステーを壁面に固定するよう構成するとともに、シンクの水栓から原水を浄水器本体に供給し、浄水器本体から浄水をシンク内に供給できるよう構成したことを特徴とする壁掛け型浄水器の取り付け構造。
  3. 壁掛け型浄水器における浄水器本体の取り付け構造であって、取付具を、シンク縁部の平面部に設けられている孔を利用して、シンク縁部より立設した壁面に取り付けるにあたり、浄水器本体を固定した取付具としてのステーを、孔に嵌合するバスケット形状の容器に接続し、この容器を孔に挿入させて、浄水器本体を固定したステーを壁面に固定するよう構成するとともに、シンクの水栓から原水を浄水器本体に供給し、浄水器本体から浄水をシンク内に供給できるよう構成したことを特徴とする壁掛け型浄水器の取り付け構造
  4. 壁掛け型浄水器における浄水器本体の取り付け構造であって、取付具を、奥側のシンク縁部より立設した壁面であって壁上部にひさしのある壁面に取り付けるにあたり、ひさしの下側とシンク縁部の平面部との間に固定可能な取付具としての拡張部材に浄水器本体を固定し、浄水器本体を固定した拡張部材を壁面に固定するよう構成するとともに、シンクの水栓から原水を浄水器本体に供給し、浄水器本体から浄水をシンク内に供給できるよう構成したことを特徴とする壁掛け型浄水器の取り付け構造
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