JP4732325B2 - エンジンのブリーザ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エアクリーナケースを備えたエンジンのブリーザ装置に関し、主として車輌用エンジンに適したブリーザ装置に関する。
エンジンのクランクケース内には、運転中、シリンダ内周面とピストンとの隙間から漏出するガス、いわゆるブローバイガスが混入する。ブローバイガス中には、未燃混合気が多く含まれるため、ブローバイガスをエアクリーナ等の吸気側に吸引させ、再燃焼させる構造、すなわちブリーザ装置を設けている。また、ブローバイガス中にはミスト状のオイル成分等の液体が含まれており、これらを分離するためにクランクケース内にブリーザ室を形成した構造が一般的である。
ブリーザ装置に気液分離機能を発揮させるためには、エンジン出力等に応じた一定の容積を有するブリーザ室を確保する必要があるが、上記のようにクランクケース内にブリーザ室を形成する構造では、クランクケース内のスペース的な制限により、所望の容積を有するブリーザ室を形成することが困難な場合が多く、一方、ブリーザ室の容積を大きくしようとすれば、クランクケース自体を大形化せざるを得なくなる。
上記のような従来エンジンに対し、ブリーザタンクをクランクケース外部に別途設けたブリーザ装置も開発されている(特許文献1等)。
特開2004−60531号公報
クランクケース外部にブリーザタンクを設ける構造では、一定容積のブリーザ室を確保しつつ、クランクケースをコンパクト化することはできるが、ブリーザタンクという新たな部品を備えなければならないので、クランクケース周りに新たな配置スペースを確保する必要が生じると共に、部品点数及び部品コストが増加する。特に、小形車輌用のエンジンでは、クランクケースケース及びクランクケース周りの装備品のコンパクト化は、重要な開発課題となっている。
本発明は、新たな部品を追加することなく、しかも、新たにブリーザ室用のスペースを設けることなく、ブリーザ室の容積を大きく確保できるエンジンのブリーザ装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本願請求項1記載の発明は、吸気用のエアクリーナケースを備えたエンジンのブリーザ装置において、前記エアクリーナケースは、該エアクリーナケースの底壁から上方に突出する筒状のエレメント支持壁を一体に備え、該エレメント支持壁の上端面に筒状のフィルターエレメントを載置しており、前記エレメント支持壁及び前記フィルターエレメントで囲まれたクリーンサイド空間部内の前記底壁に、該底壁から立ち上がるブリーザ形成壁を一体に形成し、前記ブリーザ形成壁は、前壁部分、左右側壁部分及び後壁部分を有し、これらの壁部分とフレームアレスタにより、ブリーザ室を構成し、該ブリーザ室が、ブリーザ管を介してクランクケース内に連通していることを特徴としている。
上記構成によると、既存のエアクリーナケース内の空間を、ブリーザ室用のスペースとして利用しているので、新たなブリーザ室形成用のスペースを確保する必要はなく、クランクケース自体のコンパクト化及びクランクケース周りの備品配置のコンパクト化を達成しつつ、容積の大きなブリーザ室を形成することができる。
また、ブリーザ室をエアクリーナケース内のクリーンサイド空間部に配置していることにより、外部から水や埃等がブリーザ室を介してクランクケース内に侵入する恐れはなく、また、ブリーザ室から排出される気液分離後の気体成分を、速やかに吸気の一部として吸引させることができる。
さらに、フレームアレスタをブリーザ室形成部材の一部として利用することにより、ブリーザ室形成用の部材をさらに節約できると共に、フレームアレスタを気液分離壁の一部としても利用できる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のエンジンのブリーザ装置において、前記クランクケース内に、前記エアクリーナケース内の前記ブリーザ室とは別のブリーザ室を形成し、前記クランクケース内の前記ブリーザ室の出口に、前記ブリーザ管を接続している。
上記構成のように、クランクケース内とエアクリーナケース内とに、2段構えにブリーザ室を備えていると、クランクケースケース及びクランクケース周りのコンパクト化を維持しつつ、ブリーザ室全体の容積を拡大し、気液分離性能をさらに向上させることができる。
図1〜図5は本発明による車輌用の2気筒V型エンジンであり、主として不整地用四輪走行車に搭載されるエンジンを示しており、これらの図面に基づいて本発明の一実施の形態を説明する。
(エンジンの全体構成)
図1はV型2気筒エンジンの右側面図、図2はクランクケースを左右幅(クランク軸の軸方向幅)の略中央部で切断した右側部分の左側面図である。図1において、クランクケース3の前部の上端部には、前傾姿勢の第1の気筒1と後傾姿勢の第2の気筒2とが、側方から見てV字状に設けられており、第1の気筒1のシリンダヘッド1aの後上面と、第2の気筒2のシリンダヘッド2aの前上面に、それぞれ吸気口部8,9が設けられ、各吸気口部8,9には第1、第2のスロットル装置11,12の吸気出口部がそれぞれ接続されている。各スロットル装置11,12の上端部に設けられた吸気入口部は、両スロットル装置11,12の上方に配置されたエアクリーナ10の第1、第2のクリーナ出口13,14にそれぞれ接続されている。
エアクリーナ10の外郭は、カップ状のエアクリーナケース30とケース蓋31とから構成され、エアクリーナケース30の底壁に、前記第1,第2のクリーナ出口13,14が形成され、エアクリーナケース30の前壁に空気取入口32が形成されている。なお、クランクケース3の右側面にはVベルト式無段変速機16が配置され、該Vベルト式無段変速機16により、クランクケース3内のクランク軸7とクランクケース3の後部に配置されたギヤ式副変速機の変速入力軸(図示せず)とを動力伝達可能に連結している。
図2において、クランクケース3は左右2分割構造となっており、クランクケース3内は、クランク軸7が収納される前部のクランク室18と後部のギヤ式副変速機室19とに仕切り壁20により仕切られており、クランクケース3の上壁の下面に、クランクケース3と一体に第1のブリーザ室21が形成されている。
(クランクケース3内の第1のブリーザ室21の構造)
前記第1のブリーザ室21は、側面視で、第2気筒2の最下端部の近傍に形成されると共に、前記仕切り壁20の上端部近傍からギヤ式副変速機室19の上壁の前端部に亘っている。また、第1のブリーザ室21は、左右のクランクケース部材と共に左右2分割構造となっており、左右のクランクケース部材を結合することにより、両クランクケース部材の合わせ面において、第1のブリーザ室21として形成されている。
第1のブリーザ室21は、該第1のブリーザ室21の下端部に横向きのブリーザ入口24を有し、第1のブリーザ室21の上端部に横向きのブリーザ出口25を有し、ブリーザ入口24とブリーザ出口25との間には、つづら折れ状の迷路を形成するように、複数の気液分離壁28が形成されている。上記ブリーザ出口25は、クランクケース3の上壁から後上方に突出する出口ボス部26内に連通し、該出口ボス部26にはブリーザ管27の下端部が接続されている。
該ブリーザ管27は、エアクリーナ10に向かって前上方へ延び、エアクリーナケース30内に形成された第2のブリーザ室22の入口ボス部22aに接続されている。
(エアクリーナ10内及び第2のブリーザ室22の構造)
図3はエアクリーナ10の縦断左側面図、図4はエアクリーナケース30の斜視図、図5はエアクリーナケース30の平面図である。図5において、エアクリーナケース30の底壁には、該底壁から上方に突出する筒状のエレメント支持壁35がエアクリーナケース30と一体に形成されており、エレメント支持壁35の上端面にはエレメント支持面35aが形成されている。エレメント支持壁35の内周面には、周方向に間隔をおいて、エレメントホルダー支持用の複数のリブ37が形成され、エレメント支持壁35内の中央部には、上蓋固定用の取付ボス部38が形成されている。なお、エレメント支持壁35の平面形状は、前後方向に長い長円形状を基準形状とし、右前端部及び左後端部が、曲率半径の小さいアールとなるように形成されている。
エレメント支持壁35の外周側の空間部は、浄化前の空気が流通するダーティサイド空間部S1の一部を構成し、エレメント支持壁35の内周側の空間部は、浄化後の空気が流通するクリーンサイド空間部S2の一部を構成しており、該クリーンサイド空間部S2内の底壁に、前記第1,第2のクリーナ出口13,14が形成されると共に、前記第2のブリーザ室22が形成されている。該第2のブリーザ室22は、エレメント支持壁35内の空間部の左後端部に位置すると共に、平面視で、前後方向に長い概ね矩形状のブリーザ室形成壁40により囲まれている。なお、ブリーザ室形成壁40の左側壁は、フィルターエレメント支持壁35の内周面に沿って円弧状に形成されている。
図3において、前記エレメント支持壁35の後半部は、後方に行くにしたがい上下方向の長さが短くなっており、側面視で、概ね直角三角形状となっている。前記エレメント支持壁35のエレメント支持面35aには、エレメント支持面35aに対応する平面形状を有する筒状のフィルターエレメント43が載置されており、該フィルターエレメント43は、筒状のエレメントホルダー44の外周面に嵌合している。該エレメントホルダー44は、多数の空気流通窓孔を有する枠状に形成されると共に、上端面に上蓋45がねじ46により固着されている。該上蓋45の中央部には下方に突出する被取付ボス部45aが形成され、該被取付ボス部45aの下端部は、前記エアクリーナケース30の取付ボス部38の上端部に、ボルト47により固定されている。このように、上蓋45を取付ボス部38に固定することにより、上蓋45の外周端部に下面によって、フィルターエレメント43の上端面を下方に押さえ付け、フィルターエレメント43の上下端面を密封している。
前記エレメント支持壁35の内周面に形成された複数のリブ37の上端面及び取付ボス部38の蓋取付面38aには、エレメント支持壁35内の空間部の上面を覆うフレームアレスタ50が載置され、一方、エレメントホルダー44の下端面には、前記各リブ37に対応する位置に、下方に突出する脚部44bがエレメントホルダー44と一体に形成されており、各脚部44bと各リブ37との間、並びに取付ボス部38の蓋取付面38aと上蓋45の被取付ボス部45aの下端面との間で、フレームアレスタ50を上下から挟持している。
エアクリーナ10のダーティサイド空間部S1は、前記エレメント支持壁35の外周側の空間部から、フィルターエレメント43の外周側の空間部及び上蓋45の上方空間部に亘っており、クリーンサイド空間部S2は、エレメント支持壁35の内周側の空間部からフィルターエレメント43の内周側の空間部に亘っている。
図4において、第2のブリーザ室22のブリーザ室形成壁40は、エアクリーナケース30の底壁から一体に立ち上がっており、ブリーザ室形成壁40の左右側壁部分及び後壁部分には、気体成分排出用の凹部(切欠き)51がそれぞれ形成されている。フレームアレスタ50は、全面に多数の小孔が形成された金属板、いわゆるパンチングメタルでできている。
第2のブリーザ室22の上面は、前記フレームアレスタ50の一部により覆われ、前記ブリーザ入口22aは、ブリーザ室22に対して前上方に向いて開口しており、これにより、該ブリーザ入口22aから第2のブリーザ室22に流入するオイル成分を含むブローバイガスは、ブリーザ室形成壁40の前壁部分40aとフレームアレスタ50とに衝突するようになっている。
(エアクリーナケース30内の吸気の流れ)
図3において、クリーナ入口32からエアクリーナケース30のダーティサイド空間部S1に取り入れられた空気は、まず、エレメント支持壁35の前端部に衝突することにより、空気中の水や泥等が分離し、落下する。
(2)上記衝突後、フィルターエレメント43の外周面からフィルターエレメント43を通過し、それにより浄化された空気がクリーンサイド空間部S2に入る。その後、フレームアレスタ50を通過し、第1,第2のクリーナ出口13,14から、それぞれ図1の第1,第2のスロットル装置11,12に供給される。
(クランクケース内のブローバイガスの流れ)
(1)図2において、エンジン運転中、各気筒1,2のシリンダ内面とピストンとの隙間から、クランク室18内にガスが漏出し、このブローバイガスはクランクケース3のクランク室18内からギヤ式副変速機室19内に亘って蓄積し、また、各気筒1,2内のピストンの往復運動により、クランクケース3内の圧力は、絶えず変動している。
(2)クランクケース3内に蓄積するブローバイガスは、クランクケース3内の圧力上昇により、ブリーザ入口24から第1のブリーザ室21に流入し、第1のブリーザ室21内で各気液分離壁28に衝突することにより、気液分離される。気液分離後のオイル成分は、第1のブリーザ室21の下端に接続されたリターンパイプ24aから、クランクケース3の底部に貯留されているオイル(油面L)内に戻され、一方、気液分離後の気体成分は、ブリーザ出口25及び出口ボス部26を通ってブリーザ管27に排出される。なお、気体成分としてブリーザ管27に排出されてはいるが、気体成分中には、まだオイル成分が残存している場合がある。
(3)オイル成分が残存するブリーザ管27内の気体成分(ブローバイガス)は、ブリーザ入口22aから第2のブリーザ室22内に前上方に向けて排出され、ブリーザ室形成壁40の前壁部分40a及びフレームアレスタ50に衝突することにより、残存のオイル成分が気体成分から分離される。分離されたオイル成分は、ブリーザ管27を介して第1のブリーザ室21に戻され、一方、分離後の気体成分は、ブリーザ室形成壁40の凹部51及びフレームアレスタ50の小孔を介してエアクリーナケース30のクリーンサイド空間部S2に排出され、吸気に混入される。
(実施の形態の効果)
(1)本実施の形態によると、クランクケース3内に第1のブリーザ室21を形成し、既存のエアクリーナケース30内の空間を利用して第2ブリーザ室22を形成し、両ブリーザ室21,22により、2段構えで、クランクケース3内のブローバイガスのオイル成分を分離するので、クランクケース3をコンパクトに保つと同時に、クランクケース周りに新たなブリーザ室配置用スペースを設けることなく、ブリーザ室全体の容積を大きく確保でき、ブリーザ機能及び気液分離機能を向上させることができる。
(2)既存のエアクリーナケース30と一体にブリーザ室形成壁40を形成しているので、部品点数を節約でき、コストを低減することができる。
(3)エアクリーナケース30内に形成される第2のブリーザ室22の外郭の一部を構成する部材として、既存のフレームアレスタ50を利用しているので、部品点数の節約になると共に、第2のブリーザ室22の組立を、エアクリーナ10の組立と同時に、簡単に行うことができる。
(4)エアクリーナケース30のクリーンサイド空間部S1内に、第2のブリーザ室22を形成しているので、クリーナ入口32から空気と共に吸い込まれる水分や埃が、第2のブリーザ室22に侵入するおそれがなく、これにより、第2のブリーザ室22を介して水や埃がクランクケース3内に侵入するおそれもない。
[その他の実施の形態]
(1)前記実施の形態では、図4のように、第2のブリーザ室22の上方を覆うフレームアレスタ50は、全面に小孔が形成されているが、第2のブリーザ室22に対応する部分のみを、小孔を有しない形状とすることもできる。
(2)フレームアレスタ50として、図4のようなパンチングメタルの代わりに、金属製の網状体を利用することも可能である。
(3)前記第1の実施の形態では、クランクケース3内とエアクリーナケース10内との2箇所に、ブリーザ室21,22を形成しているが、エアクリーナケース30内のみにブリーザ室を形成する構造とすることもできる。すなわち、クランクケース3内に第1のブリーザ室を省略することもできる。
(4)本発明は、前記実施の形態の構造に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した内容を逸脱しない範囲で考えられる各種の変形例が含まれる。
本発明によるブリーザ装置を備えるエンジンは、V型2気筒エンジンには限定されず、並列型の複数気筒エンジン又は単気筒エンジンにも適用可能である。また、不整地用四輪走行車のエンジンだけではなく、不整地用の自動二輪もしくは三輪車、その他車輌に搭載されるエンジンにも適用可能である。さらに、車輌用以外に用いられるエンジンにも適用可能である。
本発明によるブリーザ装置を備えたV型2気筒エンジンの右側面図である。 図1のV型2気筒エンジンの縦断左側面図である。 図1のエンジンのエアクリーナの縦断左側面図である。 図1のエアクリーナのエアクリーナケースの斜視図である。 図4のエアクリーナケースの平面図である。
符号の説明
1、2 第1,第2気筒
3 クランクケース
10 エアクリーナ
21 第1のブリーザ室(クランクケース内のブリーザ室)
22 第2のブリーザ室(エアクリーナケース内のブリーザ室)
27 ブリーザ管
30 エアクリーナケース
40 ブリーザ室形成壁
40a ブリーザ室形成壁の前壁部分
43 フィルターエレメント
50 フレームアレスタ
S1 ダーティサイド空間部
S2 クリーンサイド空間部

Claims (2)

  1. 吸気用のエアクリーナケースを備えたエンジンのブリーザ装置において、
    前記エアクリーナケースは、該エアクリーナケースの底壁から上方に突出する筒状のエレメント支持壁を一体に備え、該エレメント支持壁の上端面に筒状のフィルターエレメントを載置しており、
    前記エレメント支持壁及び前記フィルターエレメントで囲まれたクリーンサイド空間部内の前記底壁に、該底壁から立ち上がるブリーザ形成壁を一体に形成し、
    前記ブリーザ形成壁は、前壁部分、左右側壁部分及び後壁部分を有し、これらの壁部分とフレームアレスタにより、ブリーザ室を構成し、
    該ブリーザ室が、ブリーザ管を介してクランクケース内に連通していることを特徴とするエンジンのブリーザ装置。
  2. 請求項1記載のエンジンのブリーザ装置において、
    前記クランクケース内に、前記エアクリーナケース内の前記ブリーザ室とは別のブリーザ室を形成し、前記クランクケース内の前記ブリーザ室の出口に、前記ブリーザ管を接続していることを特徴とするエンジンのブリーザ装置。
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