JPH09206886A - エンジンのシリンダボディ用鋳型 - Google Patents

エンジンのシリンダボディ用鋳型

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JPH09206886A
JPH09206886A JP1297096A JP1297096A JPH09206886A JP H09206886 A JPH09206886 A JP H09206886A JP 1297096 A JP1297096 A JP 1297096A JP 1297096 A JP1297096 A JP 1297096A JP H09206886 A JPH09206886 A JP H09206886A
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光彦 塚田
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業性を向上できるとともにコストを低減で
きる2サイクルエンジンのシリンダボディの鋳型を提供
する。 【解決手段】 シリンダボアに連通する排気ポート65
の外部接続開口周縁に排気管が気密に接続される環状の
凸フランジ部66を有し、クランクケースとの接続合面
に肉抜き凹部37aを有するシリンダボディ37を製造
する鋳型70を構成する場合に、シリンダボディの主要
部を形成するための左, 右母型71,72と、該左, 右
母型71,72とで上記排気ポート65,及び凸フラン
ジ部66のシリンダヘッド側上半部66aを形成する排
気用中子73と、シリンダボアの軸線方向に型抜きされ
上記肉抜き凹部37aを形成する肉抜き型74とを備
え、該肉抜き型74に、上記排気用中子73とで上記凸
フランジ部66のクランクケース側下半部66bを形成
する下半部用型部74dを一体形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンのシリン
ダボディを製造する際に用いられる鋳型の改善に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、エンジンでは、排気ポートと排
気管との接続部から排気ガスが洩れるのを防止するため
に排気ポートの外部接続開口の周縁に凸状かつ環状の凸
フランジ部を形成し、該凸フランジ部の内側にガスケッ
トを介在させて排気管のフランジ部を当接させ、ボルト
締め固定するようにしている。また上記排気ポート部分
には高温の排気ガスの熱が溜まり易いことから、排気ポ
ートのフランジ面をシリンダボア中心側に凹ませて該部
分の容積を小さくし、排気管側により多くの熱を伝える
ことにより排気熱の溜まり量を減少させるようにしてい
る。
【0003】一方、シリンダボディのクランクケースが
接続される下合面は、シリンダボディのクランクケース
上面への取付用ボス部を形成するためにある程度の面積
を確保する必要がある。そのためシリンダボアの軸線方
向に見ると上記ボス部が上記凸フランジ部のクランクケ
ース側下半部よりシリンダボア軸線と直角方向に突出す
る、換言すれば凸フランジ部がボス部より凹む場合が生
じる。
【0004】このような構造を有するシリンダボディを
左, 右割り型を用いて製造する場合、上述のように排気
ポートの凸フランジ部が下合面のボス部より内側に凹ん
でいるので、この凸フランジ部分が鋳造時のアンダカッ
トとなり、左,右の型割構造では上記凸フランジ部を鋳
造することはできない。
【0005】このため従来、凸フランジ部を形成する中
子と排気ポートを形成する中子とを別体で形成し、該両
中子を接着した結合型中子を用い、該結合型中子を排気
ポートの軸方向に型抜きするようにしたものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシリンダボディ用鋳型では、排気ポート用中子と凸
フランジ部用中子とを別々に形成し、該両中子を結合し
ており、中子構造が複雑であり、コストが上昇するとい
う問題がある。
【0007】また、軽量化のために、シリンダボディの
クランクケース側の下合面に肉抜凹部を形成する場合が
あるが、この肉抜凹部用の型はシリンダボアの軸方向に
型抜きすることとなるので、上記中子とは別個の型が必
要となり、この点からも型構造が複雑となりコストが上
昇するという問題がある。
【0008】本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされ
たもので、構造が簡単で、コストを低減できるエンジン
のシリンダボディ用鋳型を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、シリンダボア
に連通する排気ポートの外部接続開口の周縁に排気管が
気密に接続される凸状かつ環状の凸フランジ部を、クラ
ンクケースとの接続合面に肉抜き凹部をそれぞれ有する
エンジンのシリンダボディ用鋳型において、上記シリン
ダボディの主要部を形成するための左, 右母型と、該
左, 右母型とで上記排気ポート,及び凸フランジ部のシ
リンダヘッド側に位置する上半部を形成する排気用中子
と、シリンダボアの軸線方向に型抜きされ上記肉抜き凹
部を形成する肉抜き型とを備え、該肉抜き型に、上記排
気用中子とで上記凸フランジ部のクランクケース側に位
置する下半部を形成する下半部用型部を一体形成したこ
とを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1ないし図16は、本発明
の一実施形態による2サイクルエンジンのシリンダボデ
ィ用鋳型を説明するための図であり、図1は自動二輪車
の左側面図、図2は車体フレームの左側面図、図3はエ
ンジンの断面左側面図、図4〜図6はそれぞれシリンダ
ヘッドの平面図,断面正面図,断面側面図、図7,図8
はシリンダボディの断面側面図,底面図、図9及び図1
0はシリンダボディの鋳型を示す構成図、図11は鋳型
の斜視図、図12及び図13はエアクリーナ装置の断面
平面図,側面図、図14及び図15はキック始動装置の
断面背面図,側面図、図16はエアクリーナ装置の吸引
カバーを示す図であり、同図(a),(b),(c),(d),(e) はそ
れぞれ平面図,左側面図,正面図,d−d線断面図,e
−e線断面図である。なお、本実施形態における左右,
前後とはシートに着座した状態での左右,前後を意味す
る。
【0011】図において、1は自動二輪車であり、これ
の車体フレーム2はヘッドパイプ3に車体後方斜め下方
に傾斜して延びる1本のメインフレーム4の前端を接続
し、該メインフレーム4の後端に斜め上方に延びる横断
面コ字状のレールブラケット6を接続し、該接続部、即
ちレールブラケット6の上部とメインフレーム4の後端
部とを囲むように横断面逆U字状のガセット7(補強プ
レート)を接続するとともに、該ガセット7及び上記レ
ールブラケット6の上端に車体後方斜め上方に延びる
左, 右一対のシートレール5を接続した概略構造のもの
である。
【0012】また、上記各シートレール5とレールブラ
ケット6との間にはバックステー8が架設されており、
上記ガセット7の上面にはシートチューブ9が立設され
ている。また上記メインフレーム4の略中央下側には支
持ブラケット10が、後端には下方に延びる懸架ブラケ
ット11がそれぞれ接続されており、両ブラケット1
0,11によりエンジン12が支持されている。
【0013】上記シートチューブ9には前部座席13
a,後部座席13bを一体形成してなるシート13の前
端部が枢支されており、該シート13の下方にはそれぞ
れオイルタンク14,バッテリ15,燃料タンク16が
配設されている。
【0014】また上記ヘッドパイプ3にはフロントフォ
ーク20が枢支されており、該フロントフォーク20の
下端には前輪21が、上端には操向ハンドル22が装着
されている。上記懸架ブラケット11にはピボット軸2
3を介してリヤアーム24が上下揺動可能に枢支されて
おり、該リヤアーム24の後端に後輪25が装着されて
いる。このリヤアーム24とレールブラケット6との間
にはリヤクッション27が架設されている。
【0015】上記ヘッドパイプ3の前部にはヘッドライ
ト30が装着されたカウリング31が配設されており、
上方には操向ハンドル22が配設されている。上記メイ
ンフレーム4の左, 右側部には下方に延びエンジン12
を囲むアンダカバー33が、またシート13の下面には
サイドカバー34が配設されており、該サイドカバー3
4の後端にはテールライト35が装着されている。
【0016】上記エンジン12は、図3に示すように、
シリンダボア37dの軸線(気筒軸)を前側に約35度
傾斜させて車体フレーム2に搭載された空冷式2サイク
ルエンジンであり、これは左右2分割型クランクケース
36の上合面にシリンダボディ37を、該シリンダボデ
ィ37の上合面にシリンダヘッド38を積層してヘッド
ボルトで締結し、上記シリンダボディ37のシリンダボ
ア(気筒)37d内にピストン39を摺動自在に挿入す
るとともに、該ピストン39をコンロッド40でクラン
ク軸41のクランクピン42に連結した構造のものであ
る。また上記シリンダヘッド38の下面には燃焼凹部3
8aが凹設されており、該凹部38a内に点火プラグ4
2の電極が露出している。
【0017】上記クランクケース36内は、上記クラン
ク軸41を収納するクランク室36aと変速機構43を
収納する変速室36bとに隔壁36cにより区分けされ
ている。上記変速機構43は、クランク軸41の回転を
これの右端に装着された遠心式オートクラッチ(不図
示),メイン軸43a,ドライブ軸43b,及び不図示
のスプロケット,チェーンを介して後輪25に伝達する
ようになっている。なお、図1の47はチェーンカバー
である。
【0018】また上記クランク軸41の下方にはこれと
平行にバランサ軸45が配設されており、クランクケー
ス36の前壁36dの前部にはセルモータ46がこれの
駆動軸46aを車体左側に向けてかつクランク軸41と
平行に配置されている。また図示していないが、上記ク
ランク軸41の右端側には遠心式オートクラッチが装着
されている。
【0019】上記シリンダボディ37の外周壁には気筒
軸と直角方向に起立する複数の放熱用冷却フィン50が
気筒軸方向に間隔をあけて一体形成されており、該各冷
却フィン50同士は車幅方向中央のリブ50aにより一
体的に接続されている。また上記シリンダボディ37の
気筒壁にはクランク室36aとシンダボア37d内とを
連通する複数個の掃気ポート51が形成されている。さ
らに上記シリンダボディ37のクランクケース36と接
続される下合面37bには、図7〜図10に示すように
軽量化を図るための肉抜き凹部37aが形成されてい
る。
【0020】次に本実施形態におけるシリンダヘッド3
8の防振構造について説明する。上記シリンダヘッド3
8の上壁には、図4〜図6に示すように、気筒軸方向に
起立し、車両進行方向に延びる多数の冷却フィンが車幅
方向に間隔をあけて一体に突出形成されている。この冷
却フィンのうちの厚さ方向(車幅方向)左, 右最外側に
位置する外側フィン52a,52aの頂面高さは、内側
に位置する各内側フィン52bの前端部52b´を除く
部分の頂面高さより高くなっている。なお、上記各内側
フィン52bの前端部52b´の頂面高さは上記外側フ
ィン52aと同じ高さに形成されている。即ち上記各内
側フィン52bは段落ち状に形成されている。そして各
内側フィン52bの段落ち状部分の頂面上にはゴム板製
の弾性シート53を介して金属板製のヘッドカバー54
が配置されており、該ヘッドカバー54の上面と上記外
側フィン52a及び上記前端部52b´の頂面とは面一
になっている。このヘッドカバー54はシリンダヘッド
38の四隅に一体形成されたボス部38dにボルト57
を螺着して共締め固定されている。また上記弾性シート
53の、スタッドボルト孔38b,点火プラグ孔38c
に対応する部分には孔53aが形成されている。
【0021】上記左, 右外側フィン52aと該フィン5
2aに隣接する内側フィン52bとの長手方向両端部,
及び中央部とはリブ60により一体的に接続されてい
る。また上記隣接する内側フィン52bの上記リブ60
が接続された部分には切り欠き61が形成されている。
この切り欠き61は上記両フィン52a,52bとリブ
60とで形成された空間aをその車載状態低所部位にお
いて外方に開放する開口となっており、これにより上記
空間aに侵入した泥水等の排出通路が形成されている。
【0022】上記内側フィン52bのうち車幅方向中央
に位置する各フィン52bには後縁を切り欠いてなる平
面視半円状の逃げ凹部62が形成されており、該逃げ凹
部62内にメインフレーム4の下縁が位置している。こ
の逃げ凹部62を形成したことにより、メインフレーム
4の寸法,形状、またエンジン12の傾斜角度を変える
ことなく、エンジンを車体に搭載した状態でシリンダヘ
ッド38の脱着が可能となる。即ち、エンジン車載状態
でシリンダヘッドを脱着可能にするためには、エンジン
の前傾角度を大きくしたりフレーム位置を上方に変更す
る方法が考えられるが、このようにするとフロントフェ
ンダに干渉したり、フレーム形状の自由度が低くなると
いう問題が生じる。また上記凹部62は後述する排気ポ
ートの反対側であるので冷却性への影響はほとんどな
く、また内側フィン52bの一部を切り欠くだけである
ので弾性シート53の当接面積が極端に減少することは
なく、防振対策への影響を回避できる。
【0023】上記シリンダボディ37の前壁部にはシリ
ンダボア37dに連通する排気ポート65が斜め下向き
に形成されている。また排気ポート65の外部接続開口
の周縁には環状の凸フランジ部66が形成されており、
該凸フランジ部66部分はシリンダボア中心側に近接す
るよう図7の矢印a方向に凹ませて形成されている。こ
れにより排気ポート65周囲の体積を小さくし、排気ガ
スによる蓄熱量を抑制している。また、上記凸フランジ
部66部分を凹ませたことにより、排気管67の曲げ半
径を大きくとることができ、該排気管67の曲げ成形加
工がやり易くなり、また同じ曲げ半径であれば突出寸法
が小さくなり、前輪との干渉の問題が生じにくくなる。
一方、上記凸フランジ部66を凹ませたことから、該フ
ランジ部66の下半部66bは、図8に示すように、シ
リンダボディ37をクランクケース36に固定するため
のボルト用ボス部37cよりシリンダボア中心側に位置
しており、そのため後述するように、鋳造用型の形状に
制約が生じることとなる。
【0024】上記凸フランジ部66には図示しないガス
ケットを介在させて排気管67のフランジ部67bがボ
ルト締め固定されている。この排気管67はシリンダボ
ディ37から下方に延びた後車体右側部に導出されここ
から後方に延びており、これの後端部には消音器67a
が接続されている。
【0025】つぎに本実施形態における上記シリンダボ
ディ37の鋳型について説明する。シリンダボディ37
は、図9〜図11に示す鋳型70により製造されたもの
である。即ち、この鋳型70は、シリンダボディ37の
主要部を形成するための一対の左, 右母型71,72
と、該両母型71,72と協働して上記排気ポート6
5,及び凸フランジ部66のシリンダヘッド側に位置す
る上半部66aを形成する排気用中子73と、上記シリ
ンダボディ37の下合面37bの肉抜き凹部37a,及
び上記凸フランジ部66のクランクケース側に位置する
下半部66bを形成する肉抜き型74とから構成されて
いる。
【0026】上記排気用中子73は排気ポート65を形
成する大略円錐状のポート部73aと、ポート開口の周
縁及び凸フランジ部66の内周面を形成する円柱部73
bとからなり、該円柱部73bと上記左, 右母型71,
72に形成された円弧状切り欠き凹部71a,72aと
で凸フランジ部66の上半部66aが形成される。また
上記ポード部73aの先端面には鋳込み時に該中子73
を位置決め支持する支持部73cが突出形成されてい
る。
【0027】上記肉抜き型74は、シリンダボディ37
の下合面37b,及びボス部37cの一部を形成するベ
ース部74aと、上記中子73の円柱部73bを支持す
る支持部74cとを一体形成した構造のものであり、上
記ベース部74a上に、上記肉抜き凹部37aを形成す
る一対の凸部74bが突設され、上記支持部74cの周
縁に上記円柱部73bとで上記凸フランジ部66の下半
部66bを形成する下半部用型部74dが凹設されてい
る。
【0028】上記シリンダボディ37は上記鋳型70に
溶湯を鋳込んだ後、左, 右母型71,72を左右に型割
りするとともに排気用中子73をポート軸方向後方に型
抜きし、肉抜き型74をシリンダボアの軸線方向下方に
型抜きして製造されたものである。
【0029】上記クランクケース36の後側上壁にはク
ランク室36aに連通する吸気開口36eが形成されて
おり、該開口36eにはリードバルブ75が挿入配置さ
れている。このリードバルブ75は上方に開く弁板のみ
を有する片開きタイプのもので、ピストン39の上昇に
よってクランク室36aが負圧になると自動的に開いて
空気を導入し、下降によって正圧になると閉じて空気の
吹き返しを防止するものである。また、上記吸気開口3
6dのリードバルブ75の上流側には気化器76が接続
されており、該気化器76の上流側にはエアクリーナ装
置68が接続されている。
【0030】次に上記エアクリーナ装置68について説
明する。上記エアクリーナ装置68は、図12,図13
に示すように、上述のメイフレーム4,及びレールブラ
ケット6の接続部と該部分を囲むガセット7とで空気導
入室Aを形成するとともに、該ガセット7の左側部分に
樹脂製のエアクリーナケース80を配置して構成されて
いる。そして上記空気導入室Aの最底部におけるメイン
フレーム4とガセット7との間の溶接に際し、意識的に
一部を溶接しないことによって隙間を設け、これを水抜
きとしており、仮に空気導入室A内に雨水等が侵入した
場合は上記水抜き部分から下方に落下排出するようにな
っている。
【0031】また上記エアクリーナケース80はケース
本体81とケースカバー82とからなる左, 右2分割型
のもので、該ケース本体81はこれの外壁に突出形成さ
れたフランジ部81a,81bを介して車体フレーム2
にボルト締め固定されている。
【0032】上記ケース本体81とケースカバー82と
の合わせ部には両者を区分けするエレメント83が配設
されており、該エレメント83はケース本体81,ケー
スカバー82の周縁に一体形成された係合突起84によ
り挟持固定されている。また上記ケースカバー82は、
これに一体形成されたボス部82aをケース本体81の
ボス部81cに同軸をなすよう係合させるとともにボル
ト85を螺挿することによりケース本体81に着脱可能
に取り付けられている。これによりケースカバー82を
取り外すだけでエレメント83の交換が可能となってい
る。
【0033】上記ケース本体81内には車幅方向に延び
る円筒状の吸気ダクト部86が一体形成されており、該
吸気ダクト部86の上流側吸気口86aはケース本体8
1から外方に突出している。また上記吸気ダクト部86
の下流側吸気口86bはエレメント83を貫通してケー
スカバー82内に開口している。上記ケース本体81の
前壁には吐出口81dが形成されており、該吐出口81
dには上記気化器76の上流端が吸気管87を介して接
続されている。
【0034】そして上記ガセット7の左側後部には吸気
導入口7aが、右側前部には空気取り入れ開口7bがそ
れぞれ形成されており、上記吸気ダクト86の上流側吸
気口86aは上記吸気導入口7aを通って上記空気導入
室A内に開口している。また上記ガセット7には上記開
口7bを囲む大略碗状の吸引カバー26がボス部26
f,26gに挿通されたボルトによって締め付け固定さ
れており、これにより雨水等の開口7bへの侵入を防止
している。この吸引カバー26には吸引口26a〜26
dが形成されており、これにより上記雨水の侵入を防止
しつつ吸引口面積を十分に確保して吸引抵抗を小さくし
ている。また上記吸引カバー26の車幅方向先端部には
カバー取付ボス26eが形成されており、該ボス部26
eにサイドカバー34がボルト締め固定されている。
【0035】このようにして、上記吸引カバー26の吸
引口26a〜26dを通って上記空気開口7bから吸入
された空気は空気導入室Aから吸気ダクト86を通って
ケースカバー82内に導入され、ここからエレメント8
3で濾過されてケース本体81内に入って吐出口81d
から気化器76に供給される(図12の→印参照)。
【0036】次に本実施形態のニュートラルキック始動
装置を図14,図15に基づいて説明する。本ニュート
ラルキック始動装置は、エンジン12の右側に配設され
たキックアーム91を踏み込むとキック軸90が回動
し、該回動に伴ってラチェット92が軸方向右方に移動
してキックギヤ93に係合し、該キックギヤ93の回動
により一速ギヤ94を介してクランク軸41を回動する
ように構成されている。なお、一速ギヤ94は変速用ド
グ(不図示)が係合しない状態ではドライブ軸43b上
を回転自在となっている。
【0037】上記クランクケース36は、左, 右ケース
(第1,第2ケース)95a,95bに分割され、該右
ケース95bにはケースカバー95cが着脱可能に装着
されている。上記キック軸90の左端部は左ケース95
aにより、中央部は右ケース95bにより、さらに右端
部はケースカバー95cによりそれぞれ軸支されてい
る。上記キック軸90の左ケース95a内側にはストッ
パ96がかしめ加工により固着されている。該ストッパ
96は不図示のケース側ストッパ部に当接することによ
り、キック軸90の踏み込み前の戻り位置(回動前位
置)を位置決め規制するものである。また上記キック軸
90の右ケース95b内側には上記キックギヤ93が相
対回転可能に装着されており、該キックギヤ93はサー
クリップ97a,ストッパプレート97bにより軸方向
移動不能に保持されている。
【0038】また上記キック軸90の右ケース95bと
ケースカバー95cとの間には該キック軸90を反踏み
込み方向に、つまり上記戻り位置に向けて常時付勢する
リターンスプリング98が装着されており、該リターン
スプリング98の一端98aは右ケース95bに、他端
98bはキック軸90に係止されている。またキック軸
90の右ケース95bとケースカバー95cとの間には
カラー99が介設されている。
【0039】上記キック軸90のストッパ96とキック
ギヤ93との間に配設された上記ラチェット92は上記
キック軸90に形成された捩じれスプライン90aに噛
合しており、また該ラチェット92には所定トルクまで
は回転不能に保持するスプリング100が装着されてお
り、該スプリング100の一端は上記ラチェット92
に、他端は左ケース95aに係止されている。
【0040】なお、上記ストッパ96,ラチェット9
2,キックギヤ93を図14と左右対称位置、つまり図
示右から左に順にストッパ96,ラチェット92,キッ
クギヤ93を配置しても良い。
【0041】ここで上記ラチェット92の動作について
説明する。キック軸90の回動に伴ってラチェット92
に回転力が加わると、該ラチェット92はスプリング1
00で保持されているので回動せず、従って捩じれスプ
ライン90aによりキック軸90の軸方向の駆動力を受
けキックギヤ93側に移動する。そしてラチェット92
のドグ92aがキックギヤ93のドグ93bに係合する
とキック軸90の回動がラチェット92を介してキック
ギヤ93に伝わり、該キックギヤ93が一速ギヤ94を
介してクランク軸41を回動させることとなる。
【0042】次に本実施形態の作用効果について説明す
る。本実施形態のシリンダヘッド防振構造によれば、
左, 右外側フィン52aの頂面高さを内側フィン52b
の頂面高さより高くし、該内側フィン52bの頂面に弾
性シート53を介在させてヘッドカバー54をボルト5
7により共締め固定したので、フィンの振動によるフィ
ン鳴きを防止することができる。そしてこの場合、上記
弾性シート53,ヘッドカバー54の端面は外側フィン
52aにより覆われて側方から見えることはなく、側方
からの外観を改善できる。また従来のフィン間等に弾性
部材を押し込むようにした場合に比べて部品点数を削減
でき、コストを低減できる。
【0043】そして上記左, 右の外側フィン52aと隣
接する内側フィン52bとをリブ60により一体的に接
続したので、左,右の外側フィン52aの剛性を高める
ことができ、該外側フィン52aの振動によるフィン鳴
きを防止できる。また上記弾性シート53,ヘッドカバ
ー54を外側フィン52aに当接させたので、この点か
らも外側フィン52aの振動を防止できる。
【0044】さらにまた上記外側フィン52aと隣接す
る内側フィン52bとの上面をヘッドカバー54等で覆
ったので、上記両フィン52a,52b及びリブ60で
囲まれた空間a内に泥水等が侵入するのを防止でき、ま
た上記内側フィン52bに切り欠き部61を形成したの
で、仮に上記空間a内に泥水等が侵入したとしても該侵
入した泥水等は切り欠き部61から外方に排出されるこ
とから、リブ60を形成したことによる水,泥等つまり
を防止できる。
【0045】上記切り欠き部61を外側フィン52aで
はなく内側フィン52bに形成したので、切り欠きが側
面視で見えることはなく、切り欠きを設けたことにより
外観が悪化するのを防止できる。また泥水等は車両前側
に流出するので、側面から見た場合に泥水等で汚れるこ
とがなく、この点からも外観悪化を防止できる。
【0046】ここで、例えば図5に二点鎖線で示すよう
に、弾性シート53に脚部53aを一体に突出形成し、
該脚部53aを外側フィン52aと内側フィン52bの
間に押し込むようにしてもよい。このようにした場合に
は、部品点数を増やすことなく外側フィン52aの振動
をさらに抑制でき、またリブ60の数量削減,あるいは
省略が可能となる。
【0047】本実施形態のシリンダボディ用鋳型70に
よれば、凸フランジ部66の上半部66aについては、
左, 右母型71,72と排気用中子73とで形成し、下
半部66bについては上記排気用中子73と肉抜型74
に形成した下半部用型部74dとで形成するようにした
ので、上記排気用中子73は、排気ポート用ポート部7
3aと凸フランジ66内周面用円柱部73bとからなる
簡単な構造で済み、従来の別々の中子を作成した後結合
する場合に比べて中子構造を簡素化でき、コストを低減
できる。
【0048】また肉抜き型74だけで肉抜き凹部37
a,及び凸フランジ部66の下半部66bを同時に形成
でき、別体の型部材を不要にでき、それだけコストを低
減できる。
【0049】本実施形態のエアクリーナ装置68によれ
ば、メインフレーム4,レールブラケット6の接続部と
該部分を囲むガセット7とで空気導入室Aを構成し、該
ガセット7の吸気導入口7aにエアクリーナ80の吸気
ダクト部86を挿入し、空気導入室A内に開口させたの
で、水入りを確実に防止できる。また上記吸気導入口7
aは空気導入室Aの底面より高所に位置しているので該
空気導入室Aに侵入した水は吸気ダクト部8b内に侵入
することはなく、また上記空気導入室Aの最低位置に意
識的に設けられた上記メインフレーム4とがセット7と
の間の非溶接ヶ所(水抜き)を通って外側に排出される
ことから、侵入水が空気に混入するのを防止できる。そ
の結果、特別に水入り防止板等を必要とすることなく雨
水等の吸い込みを確実に防止できる。
【0050】また上記吸気ダクト部86をケース本体8
1に一体形成したので、別体のダクトを配設する場合に
比べてコストを低減できる。また空気導入室Aの容積は
他の車体部分より大きいので、吸気量の低下を招くこと
はなく、さらに剛性の高いガセット7の内部を空気導入
室Aとしたので、ガセット7自身が吸気騒音の発生源に
なることを防止できる。また吸気ダクト86を設けエア
クリーナ内を反転構造とし上流側吸気口86a,吐出口
81dの両者をケース本体81側に形成したので、ケー
スカバー82側には吸気通路としての連通部は不要であ
り、着脱容易な構成となるため、エレメントの清掃,交
換等のメンテナンスが容易である。また上記ケース本体
81とケースカバー82とでエレメント83を挟持し、
該ケースカバー82を着脱可能としたので、該ケースカ
バー82を取り外すだけでエレメント83の交換がで
き、この点からもメンテナンスを容易に行うことができ
る。
【0051】本実施形態のキック始動装置によれば、
左, 右ケース95a,95bにキック軸90を架け渡し
て軸支する場合に、上記キック軸90の左ケース95a
側にストッパ96を固着し、ラチェット92,キックギ
ヤ93を装着するようにしたので、組み付け作業を容易
に行うことかできる。即ち、キック軸90のクランクケ
ース36への組み付けに当たっては、該キック軸90に
上記ストッパ96,ラチェット92,キックギヤ93を
予め装着した状態で左端部を左ケース95aの軸支孔に
組み付け、該左ケース95aと右ケース95bとを結合
した後、キック軸90の右ケース95bから外方に突出
する部分に上記ストッパ96がケース側ストッパ部に当
接するようにキック軸90を回動前位置に回動させた状
態でリターンスプリング98を装着し、カラー99を装
着する。そしてケースカバー95cを装着し、最後にキ
ックアーム91を装着すれば良い。従って、従来のよう
なストッパ,ラチェットの位置合わせを行いながらの装
着作業を不要にでき、作業性を向上できる。なお、カラ
ー99にはスリットが形成されており、該スリット内に
リターンスプリング98の端部を位置させることによ
り、該スプリング98装着後にカラー99を装着できる
ものである。
【0052】また従来のラチェットを軸方向に移動させ
るためのスプリング,ガイドを不要にできるとともに、
キックギヤを移動不能に保持するサークリップが1つだ
けで済むので、部品点数及び作業工数を削減できコスト
を低減できる。
【0053】なお、上記実施形態では、エンジンの右側
にキックアームが配置された場合を説明したが、キック
アームを左側に配置してもよい。この場合各部品の配置
位置は図14と左右対称となる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、凸フランジ部の上半部
については左, 右母型と排気用中子とで形成し、下半部
については上記排気中子と肉抜き凹部を形成するための
肉抜き型に形成した下半部用型部とで形成するようにし
たので、中子の構造を簡略化でき、また肉抜き用型を別
途形成する必要がなく、コストを低減できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による2サイクルエンジン
のシリンダボディ用鋳型を説明するための自動二輪車の
左側面図である。
【図2】上記自動二輪車の車体フレームの左側面図であ
る。
【図3】上記空冷エンジンの断面左側面図である。
【図4】上記エンジンのシリンダヘッドの平面図であ
る。
【図5】上記シリンダヘッドの断面正面図である(図4
のV−V線断面図)。
【図6】上記シリンダヘッドの断面左側面図である。
【図7】上記エンジンのシリンダボディの断面左側面図
である。
【図8】上記シリンダボディの底面図である。
【図9】上記シリンダボディの鋳型を示す右側面構成図
である。
【図10】上記鋳型を示す正面構成図である。
【図11】上記鋳型の分解斜視図である。
【図12】上記エンジンのエアクリーナ装置の断面平面
図である。
【図13】上記エアクリーナ装置のケースカバーを外し
た状態の左側面図である。
【図14】上記エンジンのキック始動装置の断面平面図
である。
【図15】上記キック始動装置のケースカバーを外した
状態の右側面図である。
【図16】上記エアクリーナ装置の吸引カバーを示す図
である。
【符号の説明】
12 2サイクルエンジン 37 シリンダボディ 37a 肉抜き凹部 65 排気ポート 66 凸フランジ部 66a,66b 上半部,下半部 71,72 左, 右母型 73 排気用中子 74 肉抜き型 74d 半部用型部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダボアに連通する排気ポートの外
    部接続開口の周縁に排気管が気密に接続される凸状かつ
    環状の凸フランジ部を、クランクケースとの接続合面に
    肉抜き凹部をそれぞれ有するエンジンのシリンダボディ
    用鋳型において、上記シリンダボディの主要部を形成す
    るための左, 右母型と、該左, 右母型とで上記排気ポー
    ト,及び凸フランジ部のシリンダヘッド側に位置する上
    半部を形成する排気用中子と、シリンダボアの軸線方向
    に型抜きされ上記肉抜き凹部を形成する肉抜き型とを備
    え、該肉抜き型に、上記排気用中子とで上記凸フランジ
    部のクランクケース側に位置する下半部を形成する下半
    部用型部を一体形成したことを特徴とするエンジンのシ
    リンダボディ用鋳型。
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