JP4051034B2 - 増幅型固体撮像装置およびその駆動方法 - Google Patents

増幅型固体撮像装置およびその駆動方法 Download PDF

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Description

この発明は、増幅型固体撮像装置およびその駆動方法に関する。より詳しくは、この発明は、光電変換素子とこの光電変換素子の信号電荷を転送する転送トランジスタとを有する画素を複数備え、上記各画素からの信号をそれぞれ増幅して上記各画素に対して共通の信号線に出力する増幅型固体撮像装置およびその駆動方法に関する。
一般に、増幅型固体撮像装置としては、増幅機能を持たせた画素部とその画素部の周辺に配置された走査回路を有し、その走査回路により画素部から画素データを読み出すものが普及している。特に、画素部が周辺の駆動回路および信号処理回路と一体化するのに有利なCMOS(コンプリメンタリ・メタル・オキサイド・セミコンダクタ)により構成されたAPS(Active Pixel Sensor)型イメージセンサが知られている。
上記APS型イメージセンサは、通常1画素内に光電変換部と増幅部と画素選択部およびリセット部を含む。このため、APS型イメージセンサを構成するには、通常フォトダイオード(PD)からなる光電変換部の他に3個〜4個のMOS型トランジスタ(Tr)が用いられている。
このように1画素当たり3〜4個のMOSトランジスタを設ければ、画素サイズの小型化に制約となる。このため最近、図12に示すように、1画素当たりのトランジスタの数を低減する技術が提案されている(例えば、特許文献1(特開平9−46596号公報)参照。)。
図12に示す増幅型固体撮像装置は、フォトダイオード101および転送トランジスタ102からなる画素を複数備え、列方向に並ぶ複数の画素に対して共通の電荷検出ノード108、リセットトランジスタ131、増幅用トランジスタ132および選択トランジスタ133を備えている。垂直信号線135とグランド(接地)との間には定電流負荷トランジスタ134が介挿されている。上記トランジスタ102、131、132および133はいずれもnチャネル型トランジスタであり、それぞれゲート駆動信号の高、低に応じてオン、オフされる。
図13に示すように、期間T1では、リセットトランジスタ131に印加されるゲート駆動信号φR(m)が高レベルとなり、ゲート下のポテンシャルが深くなるため、電荷検出ノード108からリセットトランジスタ131のドレイン側へ電荷移動が起こり、電荷検出ノード108の電位が電源電位VDD(リセットレベル)にリセットされる。
次の期間T2では、ゲート駆動信号φR(m)が低レベルとなって、リセットトランジスタ131がオフ状態になる。一方、選択トランジスタ133に印加されるゲート駆動信号φS(m)が高レベルになるため、上記リセットレベルが増幅用トランジスタ132、オン状態の選択トランジスタ133を介して垂直信号線135に読み出される。この時、増幅用トランジスタ132と定電流負荷トランジスタ134とでソースフォロワ回路を形成している。
次の期間T3では、ゲート駆動信号φS(m)が低レベルとなって、選択トランジスタ133はオフ状態になる。一方、第m行の第1ラインの転送トランジスタ102に印加されるゲート駆動信号φT(m,1)が高レベルになるため、ゲート下のポテンシャルが深くなって、第m行の第1ラインのフォトダイオード101に蓄積された信号電荷(電子)が電荷検出ノード108へ転送される。
次の期間T4では、ゲート駆動信号φT(m,1)が低レベルとなって、第m行の第1ラインの転送トランジスタ102はオフ状態となり、電荷検出ノード108では信号電荷転送時の電位が保持される。一方、ゲート駆動信号φS(m)が高レベルになるため、第m行の信号レベルが増幅用トランジスタ132、オン状態の選択トランジスタ133を介して垂直信号線135に読み出される。
1水平走査期間(1H期間)後、第m行の第2ラインの画素に対して、第m行の第2ラインのフォトダイオード101からの信号電荷が、第m行の第2ラインの転送トランジスタ102を介して、リセットトランジスタ131、増幅用トランジスタ132、選択トランジスタ133へ導かれ、上記期間T1からT4における同様の動作が行われる。
この提案された増幅型固体撮像装置は、例えば2画素当たり1個の共通部(つまり、電荷検出ノード108、リセットトランジスタ131、増幅用トランジスタ132および選択トランジスタ133)を設けるものとすると、1画素当たり2.5個のトランジスタで構成される。また、4画素当たり1個の共通部を設けるものとすると、1画素当たり1.75個のトランジスタで構成される。したがって、1画素当たり3個〜4個のMOS型トランジスタで構成される一般的なAPS型イメージセンサに比して、1画素当たりのトランジスタの数が削減される。
特開平9−46596号公報
しかしながら、特許文献1(特開平9−46596号公報)の技術では、次のような問題が生じる。即ち、フォトダイオード101からの信号電荷Qsigを電圧信号Vsigに変換する電荷電圧変換効率ηは、共通の電荷検出ノード108の容量をCFDとすると、
η=G・Vsig/Qsig=G/CFD
となる。ここで、Gは増幅用トランジスタ132と定電流負荷トランジスタ134とで構成されるソースフォロワ回路のゲインであり、通常は1より小さい値を示す。
上記式から明らかなように、電荷電圧変換効率ηを大きくするには、容量CFDを小さくする必要がある。上記共通の電荷検出ノード108の容量CFDは、電荷検出ノード108に接続された複数の転送トランジスタ102のドレイン側接合容量、増幅用トランジスタ132のゲート容量、およびリセットトランジスタ131のノード側の接合容量の総和である。従って、共通の電荷検出ノード108に接続される画素(フォトダイオード101および転送トランジスタ102)の数が多くなる程、容量CFDが増大して、電荷電圧変換効率ηが低下するという問題がある。
そこで、この発明の課題は、ノイズの少ない高画質の画像を得ることができると共に、1画素当たりのトランジスタ数を削減して画素サイズの小型化ができる増幅型固体撮像装置およびその駆動方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、第1の局面では、この発明の増幅型固体撮像装置は、光電変換素子とこの光電変換素子の信号電荷を転送する転送トランジスタとを有する画素を複数備え、上記各画素からの信号をそれぞれ増幅して上記各画素に対して共通の信号線に出力する増幅型固体撮像装置であって、
複数の画素からなる画素群が複数設定され、
上記各画素群に対応してそれぞれスイッチトキャパシタアンプ部が設けられ、
上記各スイッチトキャパシタアンプ部は、上記対応する画素群の各転送トランジスタの出力端子が共通に接続された電荷検出ノードと、上記電荷検出ノード上の信号を入力する増幅部と、上記電荷検出ノードと上記増幅部の出力端子との間に接続されたリセットトランジスタと、上記電荷検出ノードと上記増幅部の出力端子との間に接続された第1キャパシタンス素子と、上記増幅部の出力端子と上記信号線との間に接続された選択トランジスタとを有し、
上記信号線と所定電位の電源との間に、上記各スイッチトキャパシタアンプ部の増幅部と組み合わされてそれぞれ反転増幅器を構成するように、上記各スイッチトキャパシタアンプ部に対して共通の負荷部が接続されており、
上記増幅部と負荷部とでカスコード型反転増幅器を構成することを特徴とする。
この明細書で「接続されている」とは、電気的に接続されていることを意味する。
この第1の局面の増幅型固体撮像装置では、上記各画素群で各画素毎に上記光電変換素子から上記転送トランジスタを介して信号を読み出す動作を繰り返すように、上記転送トランジスタと上記スイッチトキャパシタアンプ部を適切に制御することによって、各画素からの信号をそれぞれ増幅して上記信号線に出力することができる(詳しくは後述する)。この発明の増幅型固体撮像装置によれば、各画素群に含まれた複数の画素に対してスイッチトキャパシタアンプ部(増幅部を含む。) が共通になっているので、1画素当りのトランジスタ数を削減することが可能となる。しかも、上記負荷部は上記各スイッチトキャパシタアンプ部に対して共通に設けられているので、各スイッチトキャパシタアンプ部にそれぞれ負荷部を設ける場合に比して、各スイッチトキャパシタアンプ部の構成が簡素化される。したがって、さらに1画素当りのトランジスタ数を削減することが可能となる。また、上記アンプ部をスイッチトキャパシタ型としているので、上記電荷検出ノードの容量を実効的に低減することが可能となり、電荷電圧変換効率を高めることができる。したがって、ノイズの少ない高画質の画像を得ることができる。また、この増幅型固体撮像装置では、上記増幅部と負荷部とでカスコード型反転増幅器を構成するので、定電流負荷ソース接地型に比して、ゲインが大きくなる。したがって、さらに電荷電圧変換効率を高めることができ、さらにノイズの少ない高画質の画像を得ることができる。
一実施形態の増幅型固体撮像装置は、上記光電変換素子が埋め込み型のフォトダイオードであることを特徴とする。
ここで「埋め込み型のフォトダイオード」とは、半導体基板の表面から離れた半導体中にpn接合を形成して、受光部表面で発生する暗電流を読み出さないようにしたフォトダイオードを指す。
この一実施形態の増幅型固体撮像装置では、上記光電変換素子が埋め込み型のフォトダイオードであるから、このフォトダイオードに蓄積された信号電荷が失われることなく転送される。したがって、低ノイズ化でき、高画質の画像を得ることが可能となる。
一実施形態の増幅型固体撮像装置では、上記負荷部は、定電流負荷として働くトランジスタからなることを特徴とする。
この一実施形態の増幅型固体撮像装置では、上記増幅部と負荷部とで定電流負荷型反転増幅器が構成されて、安定に動作する。
一実施形態の増幅型固体撮像装置では、上記負荷部は、半導体に不純物を拡散させた拡散層からなることを特徴とする。
この一実施形態の増幅型固体撮像装置では、上記負荷部は、半導体に不純物を拡散させた拡散層からなるので、比較的高抵抗に形成される。この場合も、上記増幅部と負荷部とで反転増幅器が構成されて、安定に動作する。
上記スイッチトキャパシタアンプ部の接地端子は、全画素共通の遮光用配線パターンで構成されているのが望ましい。
一実施形態の増幅型固体撮像装置では、上記各画素群で各画素毎に上記光電変換素子から上記転送トランジスタを介して信号を読み出す動作を繰り返すように、上記転送トランジスタと上記スイッチトキャパシタアンプ部を制御する制御部を備えたことを特徴とする。
この一実施形態の増幅型固体撮像装置では、上記制御部が、上記各画素群で各画素毎に上記光電変換素子から上記転送トランジスタを介して信号を読み出す動作を繰り返すように、上記転送トランジスタと上記スイッチトキャパシタアンプ部を制御する。これにより、各画素からの信号をそれぞれ増幅して上記信号線に出力することができる。
第2の局面では、この発明の増幅型固体撮像装置の駆動方法は、
光電変換素子とこの光電変換素子の信号電荷を転送する転送トランジスタとを有する画素を複数備え、上記各画素からの信号をそれぞれ増幅して上記各画素に対して共通の信号線に出力する増幅型固体撮像装置を駆動する増幅型固体撮像装置の駆動方法であって、
上記増幅型固体撮像装置は、
複数の画素からなる画素群が複数設定され、
上記各画素群に対応してそれぞれスイッチトキャパシタアンプ部が設けられ、
上記各スイッチトキャパシタアンプ部は、上記対応する画素群の各転送トランジスタの出力端子が共通に接続された電荷検出ノードと、上記電荷検出ノード上の信号を入力する増幅部と、上記電荷検出ノードと上記増幅部の出力端子との間に接続されたリセットトランジスタと、上記電荷検出ノードと上記増幅部の出力端子との間に接続された第1キャパシタンス素子と、上記増幅部の出力端子と上記信号線との間に接続された選択トランジスタとを有し、
上記信号線と所定電位の電源との間に、上記各スイッチトキャパシタアンプ部の増幅部と組み合わされてそれぞれ反転増幅器を構成するように、上記各スイッチトキャパシタアンプ部に対して共通の負荷部が接続されており、
上記スイッチトキャパシタアンプ部のリセットトランジスタをオンしてリセット動作を行う第1ステップと、
上記第1ステップの後に、上記選択トランジスタをオンし、上記リセットトランジスタをオフしてリセットレベルのみの読み出し動作を行う第2ステップと、
上記第2ステップの後に、上記画素の転送トランジスタをオンして、上記画素から上記スイッチトキャパシタアンプ部に電荷転送を行う第3ステップと、
上記第3ステップの後に、上記転送トランジスタをオフし、上記選択トランジスタをオンして、信号レベルの読み出し動作を行う第4ステップとを有し、
上記各画素群で各画素毎に上記第1ステップから第4ステップまでの動作を繰り返すことを特徴とする。
第3の局面では、この発明の増幅型固体撮像装置は、
光電変換素子とこの光電変換素子の信号電荷を転送する転送トランジスタとを有する画素を複数備え、上記各画素からの信号をそれぞれ増幅して上記各画素に対して共通の信号線に出力する増幅型固体撮像装置であって、
複数の画素からなる画素群が複数設定され、
上記各画素群に対応してそれぞれスイッチトキャパシタアンプ部が設けられ、
上記各スイッチトキャパシタアンプ部は、上記対応する画素群の各転送トランジスタの出力端子が共通に接続された電荷検出ノードと、上記電荷検出ノード上の信号を入力する増幅部と、上記電荷検出ノードと上記増幅部の出力端子との間に接続されたリセットトランジスタと、上記電荷検出ノードと上記増幅部の出力端子との間に接続された第1キャパシタンス素子と、上記増幅部の出力端子と上記信号線との間に接続された選択トランジスタとを有し、
上記信号線と所定電位の電源との間に、上記各スイッチトキャパシタアンプ部の増幅部と組み合わされてそれぞれ反転増幅器を構成するように、上記各スイッチトキャパシタアンプ部に対して共通の負荷部が接続されており、
上記電荷検出ノードに片端子が接続された第2キャパシタンス素子と、
上記第2キャパシタンス素子の他端子に接続され、上記第2キャパシタンス素子を介した容量結合によって上記電荷検出ノードのポテンシャルを深くするための第1昇圧手段を備えたことを特徴とする。
この第3の局面の増幅型固体撮像装置では、上記第1昇圧手段によって上記第2キャパシタンス素子を介した容量結合により上記電荷検出ノードのポテンシャルを深くすることによって、上記光電変換素子から電荷検出ノードへの電荷転送が促進される。したがって、さらに低ノイズ化でき、高画質の画像を得ることが可能となる。
第4の局面では、この発明の増幅型固体撮像装置の駆動方法は、この第3の局面の増幅型固体撮像装置を駆動する増幅型固体撮像装置の駆動方法であって、
上記スイッチトキャパシタアンプ部のリセットトランジスタをオンしてリセット動作を行う第1ステップと、
上記第1ステップの後に、上記選択トランジスタをオンし、上記リセットトランジスタをオフしてリセットレベルのみの読み出し動作を行う第2ステップと、
上記第2ステップの後に、上記第1昇圧手段によって上記第2キャパシタンス素子を介した容量結合により上記電荷検出ノードのポテンシャルを深くした状態で、上記画素の転送トランジスタをオンして、上記画素から上記スイッチトキャパシタアンプ部に電荷転送を行う第3ステップと、
上記第3ステップの後に、上記転送トランジスタをオフし、上記選択トランジスタをオンして、信号レベルの読み出し動作を行う第4ステップとを有し、
上記各画素群で各画素毎に上記第1ステップから第4ステップまでの動作を繰り返すことにより、上記画素群の各光電変換素子から信号を読み出すことを特徴とする。
第4の局面では、この発明の増幅型固体撮像装置
光電変換素子とこの光電変換素子の信号電荷を転送する転送トランジスタとを有する画素を複数備え、上記各画素からの信号をそれぞれ増幅して上記各画素に対して共通の信号線に出力する増幅型固体撮像装置であって、
複数の画素からなる画素群が複数設定され、
上記各画素群に対応してそれぞれスイッチトキャパシタアンプ部が設けられ、
上記各スイッチトキャパシタアンプ部は、上記対応する画素群の各転送トランジスタの出力端子が共通に接続された電荷検出ノードと、上記電荷検出ノード上の信号を入力する増幅部と、上記電荷検出ノードと上記増幅部の出力端子との間に接続されたリセットトランジスタと、上記電荷検出ノードと上記増幅部の出力端子との間に接続された第1キャパシタンス素子と、上記増幅部の出力端子と上記信号線との間に接続された選択トランジスタとを有し、
上記信号線と所定電位の電源との間に、上記各スイッチトキャパシタアンプ部の増幅部と組み合わされてそれぞれ反転増幅器を構成するように、上記各スイッチトキャパシタアンプ部に対して共通の負荷部が接続されており、
上記スイッチトキャパシタアンプ部に含まれた上記リセットトランジスタおよび第1キャパシタンス素子の、上記電荷検出ノードに接続された端子とは反対側の端子はそれぞれ、上記増幅部の出力端子に代えて、上記信号線に接続されており、
上記信号線に接続され、上記第1キャパシタンス素子を介した容量結合によって上記電荷検出ノードのポテンシャルを深くするための第2昇圧手段を備えたことを特徴とする。
この第4の局面の増幅型固体撮像装置では、上記第2昇圧手段によって上記第1キャパシタンス素子を介した容量結合により上記電荷検出ノードのポテンシャルを深くすることによって、上記光電変換素子から電荷検出ノードへの電荷転送が促進される。したがって、さらに低ノイズ化でき、高画質の画像を得ることが可能となる。
第5の局面では、この発明の増幅型固体撮像装置の駆動方法は、この第4の局面の増幅型固体撮像装置を駆動する増幅型固体撮像装置の駆動方法であって、
上記スイッチトキャパシタアンプ部のリセットトランジスタをオンしてリセット動作を行う第1ステップと、
上記第1ステップの後に、上記選択トランジスタをオンし、上記リセットトランジスタをオフしてリセットレベルのみの読み出し動作を行う第2ステップと、
上記第2ステップの後に、上記第2昇圧手段によって上記第1キャパシタンス素子を介した容量結合により上記電荷検出ノードのポテンシャルを深くした状態で、上記画素の転送トランジスタをオンして、上記画素から上記スイッチトキャパシタアンプ部に電荷転送を行う第3ステップと、
上記第3ステップの後に、上記転送トランジスタをオフし、上記選択トランジスタをオンして、信号レベルの読み出し動作を行う第4ステップとを有し、
上記各画素群で各画素毎に上記第1ステップから第4ステップまでの動作を繰り返すことを特徴とする。
以上により、小型・高性能イメージセンサの形成に本発明は極めて有用となる。
以下、この発明の増幅型固体撮像装置およびその駆動方法を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態の2次元増幅型固体撮像装置の一部を示す回路図である。この2次元増幅型固体撮像装置は、光電変換素子としての埋め込み型のフォトダイオード1とこのフォトダイオード1の信号電荷を転送する転送トランジスタ2とを有する画素10を複数備えている。それらの画素10は、マトリクス(行列)状に2次元配列され、各列内でk個(ただし、k≧2である。)の画素からなる画素群X(n−1)、X(n)、X(n+1)、…に(以下、適宜「画素群X」と総称する。)分けられている。なお、この図1では、簡単のため、1列(この例では第I列)内のn番目(ただし、n≧2である。)の画素群X(n)のみを詳細に示している。このような画素群Xが、行方向、列方向にそれぞれ複数設定されている。
各画素群Xは、その画素群に属する各転送トランジスタ2の出力端子が共通に接続されて電荷検出ノード8を形成していることで定められている。電荷検出ノード8が持つ容量はCFDで表されている。なお、画素群X同士の間では、電荷検出ノード8は互いに分離されている。
T(n,1)、T(n,2)、…、T(n,k)は画素群X(n)に属する各転送トランジスタ2のためのゲート駆動信号線であり、それぞれ制御部90によってゲート駆動信号φT(n,1)、φT(n,2)、…、φT(n,k)が印加されるようになっている。
また、各画素群Xに対応してそれぞれスイッチトキャパシタアンプ部20が設けられている。各スイッチトキャパシタアンプ部20は、対応する画素群Xとその画素群Xが属する列に対して共通の垂直信号線11との間にそれぞれ介挿されている。
上記スイッチトキャパシタアンプ部20は、対応する画素群X(以下、X(n)に注目して説明する。)の各転送トランジスタ2の出力端子が共通に接続された電荷検出ノード8と、電荷検出ノード8上の信号を入力する増幅部としての増幅トランジスタ3と、電荷検出ノード8と増幅トランジスタ3の出力端子30との間に接続されたリセットトランジスタ6と、電荷検出ノード8と増幅トランジスタ3の出力端子30との間に接続された第1キャパシタンス素子としてのキャパシタ7(その容量をCinで表す。)と、増幅トランジスタ3の出力端子30と垂直信号線11との間に接続された選択トランジスタ5とを有している。
R(n)はリセットトランジスタ6のためのゲート駆動信号線であり、制御部90によってゲート駆動信号φR(n)が印加されるようになっている。
S(n)は選択トランジスタ5のためのゲート駆動信号線であり、制御部90によってゲート駆動信号φS(n)が印加されるようになっている。
垂直信号線11と電位VDDの電源との間に、負荷部21が介挿して接続されている。負荷部21は、定電流負荷トランジスタ4は、1列(この例では第I列)に対応する各スイッチトキャパシタアンプ部20の増幅トランジスタ3に対して共通の負荷として働く。この例では、負荷部21は定電流負荷トランジスタ4からなる。
動作時には、この定電流負荷トランジスタ4のゲートに、このトランジスタに一定電流を流すための一定のバイアス電位Bias_pが印加される。これにより、増幅トランジスタ3と定電流負荷トランジスタ4とによって定電流負荷型ソース接地反転増幅器が構成される。そして、増幅トランジスタ3、定電流負荷トランジスタ4、キャパシタ7によって、スイッチトキャパシタアンプが構成される。なお、負荷部21は、定電流負荷トランジスタ4でなくとも良く、拡散層などで構成される高抵抗であっても同様の目的を達することができる。また増幅トランジスタの接地端子は各画素共通の遮光メタルにて配線が可能である。
C(n)は昇圧信号線であり、制御部90によって昇圧信号φC(n)が印加されるようになっている。この昇圧信号線C(n)と電荷検出ノード8との間に、第2キャパシタンス素子としてのキャパシタ9(その容量をCupで表す。)が接続されている。動作時には、制御部90によって所定のタイミングで昇圧信号φC(n)が高電位に持ち上げられる。これにより、昇圧信号線C(n)と制御部90とが第1昇圧手段として働いて、キャパシタ9を介した容量結合によって電荷検出ノード8のポテンシャルを深くすることができる。
図2は、制御部90の制御による上記2次元増幅型固体撮像装置の動作タイミングを、画素群X(n)およびそれに対応するスイッチトキャパシタアンプ部20に注目して示している。
期間T1では、選択トランジスタ5に印加されるゲート駆動信号φS(n)が高レベル、リセットトランジスタ6に印加されるゲート駆動信号φR(n)が高レベルとなり、それらのトランジスタ5,6がオン状態になる。これにより、増幅トランジスタ3と定電流負荷トランジスタ4とで構成される定電流負荷型ソース接地反転増幅器の働きによって、電荷検出ノード8の電位が或る一定の電位Vo(リセットレベル)にリセットされる。
上記リセットレベルVoは、次のようにして定められる。すなわち、上述のようにトランジスタ5,6がオンして短絡すると、増幅トランジスタ3と定電流負荷トランジスタ4とで構成される定電流負荷型ソース接地反転増幅器の回路は、図3のように表される。ここで、この反転増幅器の入力をVinとし、出力をVoutとし、また、図4に示すように、この反転増幅器の特性をF1とする。トランジスタ5,6がオンして短絡すると、Vout=Vinとなるから、リセットレベルVoは、特性F1と、Vout=Vinなる直線との交点として定められる。
次の期間T2では、ゲート駆動信号φR(n)が低レベルとなって、リセットトランジスタ6はオフ状態になる。一方、ゲート駆動信号φS(n)は高レベルのままであり、選択トランジスタ5はオン状態になっている。したがって、電荷検出ノード8の電位を反転増幅した出力、つまり上記リセットレベルVoが、オン状態の選択トランジスタ5を介して垂直信号線11に読み出される。
次の期間T3では、ゲート駆動信号φS(n)が低レベルとなって、選択トランジスタ5はオフ状態になる。ここで、ゲート駆動信号φT(n,1)が高レベルとなって、画素群X(n)内で1番目の画素10の転送トランジスタ2がオン状態になる。これにより、1番目の画素10のフォトダイオード1に蓄積された信号電荷が、オン状態の転送トランジスタ2を通して電荷検出ノード8に転送される。更に、ゲート駆動信号φT(n,1)に同期して、昇圧信号φC(n)が高レベルとなる。これにより、キャパシタ9(容量Cup)を介した容量結合により、電荷検出ノード8のポテンシャルが深くなる。したがって、フォトダイオード1から電荷検出ノード8への電荷転送が促進される。
なお、電荷検出ノード8のポテンシャル変化は、昇圧信号線C(n)の電位上昇分をキャパシタ9の容量Cupと電荷検出ノード8の容量CFDとで分配したものに相当する。
次の期間T4では、ゲート駆動信号φT(n,1)が低レベルになって、転送トランジスタ2がオフ状態になる。また、昇圧信号φC(n)が低レベルとなるので、キャパシタ9を介した容量結合による電荷検出ノード8のポテンシャル変化は解消される。これにより、電荷検出ノード8には、期間T2でのリセットレベル(電位Vo)から期間T3での信号電荷転送による変化分ずれた電位(信号レベル)が保持される。この信号レベルは、増幅トランジスタ3と定電流負荷トランジスタ4とで構成される定電流負荷型ソース接地反転増幅器によって増幅され、オン状態の選択トランジスタ5(ゲート駆動信号φS(n)がオンになっているから)を通して垂直信号線11に読み出される。
そして、制御部90の制御によって、垂直信号線11に読み出された期間T2のリセットレベルと期間T4の信号レベルとの間の差信号を取れば、画素群X(n)内で1番目の画素10に入射した光により発生した電荷による実効的な信号が得られる。
1水平走査期間(1H期間)後、画素群X(n)内の2番目の画素に対して、上記期間T1からT4における同様の動作が行われる。
このようにして、各画素群Xで各画素10毎に期間T1からT4までの動作を繰り返せば、各画素10からの信号をそれぞれ増幅して列毎に垂直信号線11に出力することができる。垂直信号線11に読み出された信号は、各垂直信号線に対して共通に設けられた図示しない水平信号線を通して順次出力される。
さて、フォトダイオード1から転送された電荷量Qsig、上記定電流負荷ソース接地型反転増幅器のゲインをAとすれば、読み出される実効的な信号は、
Vsig=A・Qsig/[CFD+Cup+(1+A)Cin] …(1)
となる。ここで上記定電流負荷ソース接地型反転増幅器のゲインAは、
A=gm・(ron//rop) …(2)
である。式(2)中のgmは増幅トランジスタ3のトランスコンダクタンス、ronは増幅トランジスタ3の出力抵抗、ropは定電流負荷トランジスタ4の出力抵抗である。
特に、アンプゲインAが非常に大きい場合は、式(1)から
Vsig〜Qsig/Cin …(3)
となる。したがって、電荷電圧変換効率ηは
η=Vsig/Qsig=1/Cin …(4)
となる。この式(4)から分かるように、アンプゲインAが非常に大きい場合は、出力される信号に対する電荷検出ノード8の容量CFDの影響は、実質的に殆ど無くなる。したがって、列方向に接続される画素数が増加してCFDが大きくなっても、電荷電圧変換効率ηの低下が発生しない。
しかも、この2次元増幅型固体撮像装置によれば、各画素群Xに含まれた複数(この例ではk個)の画素10に対してスイッチトキャパシタアンプ部20(増幅部を含む。) が共通になっているので、1画素当りのトランジスタ数を削減することができる。しかも、負荷部21は1列分の各スイッチトキャパシタアンプ部20に対して共通に設けられているので、各スイッチトキャパシタアンプ部にそれぞれ負荷部21を設ける場合に比して、各スイッチトキャパシタアンプ部20の構成が簡素化される。したがって、さらに1画素当りのトランジスタ数を削減することができる。
また、フォトダイオード1は埋め込み型のフォトダイオードであるから、このフォトダイオード1に蓄積された信号電荷が失われることなく転送される。したがって、低ノイズ化でき、高画質の画像を得ることが可能となる。しかも、上記アンプ部20をスイッチトキャパシタ型としているので、電荷検出ノード8の容量CFDを実効的に低減することが可能となり、電荷電圧変換効率ηを高めることができる。したがって、さらにノイズの少ない高画質の画像を得ることができる。
なお、「埋め込み型のフォトダイオード」とは、半導体基板の表面から離れた半導体中にpn接合を形成して、受光部表面で発生する暗電流を読み出さないようにしたフォトダイオードを指す。一般的なフォトダイオードの受光部表面には、Si−SiO2界面があり結晶欠陥が生じやすい。ここに読み出し電圧をかけると暗時でも電荷が発生して、雑音源となる。これを抑えるため、例えばp型半導体基板の表面にn型領域を拡散して形成し、そのn型領域の表面を覆うようにさらにp+型領域を形成して、n型領域を「埋め込み型」にする。すると、読み出し電圧がかかっても表面で発生した暗電流を読み出さないため、暗電流による雑音を低減できる。
図5は、上記2次元増幅型固体撮像装置の変形例を示している。この2次元増幅型固体撮像装置は、図1のものに対して、各スイッチトキャパシタアンプ部20B内の増幅部とそれに組み合わされる負荷部21Bの構成を変更したものに相当する。その他の構成要素や動作タイミングは、図1のものと同一である。なお、図5においては、図1中の構成要素と同じ構成要素には同じ符号を用いており、個々の説明を省略する。
この図5の2次元増幅型固体撮像装置は、増幅部として、直列接続された増幅トランジスタ31とnチャネル型カスコードトランジスタ32とを備えている。増幅トランジスタ31のゲートには電荷検出ノード8上の信号が入力される。nチャネル型カスコードトランジスタ32のゲートには、動作時に、このトランジスタをオンさせるための一定のバイアス電位Bias_n1が印加される。
負荷部21Bは、直列接続された定電流負荷トランジスタ41とpチャネル型カスコードトランジスタ42とからなっている。定電流負荷トランジスタ41、pチャネル型カスコードトランジスタ42のゲートには、動作時に、それぞれそのトランジスタを定電流負荷とさせるための一定のバイアス電位Bias_p1、Bias_p2が印加される。
各スイッチトキャパシタアンプ部20B内の増幅部と負荷部21Bとを組み合わせて構成されるカスコード型反転増幅器の回路は、図6のように表される。ここで、この反転増幅器の入力をVinとし、出力をVoutとし、また、図7に示すように、この反転増幅器の特性をF2とする。スイッチトキャパシタアンプ部20B内の選択トランジスタ5,リセットトランジスタ6がオンして短絡すると、Vout=Vinとなるから、リセットレベルVoは、特性F2と、Vout=Vinなる直線との交点として定められる。
このカスコード型反転増幅器のゲインAは、
A=gm1・[(gm2・ron1・ron2)//(gm3・rop3・rop4)] …(5)
である。式(5)中のgm1、gm2、gm3は増幅トランジスタ31、nチャネル型カスコードトランジスタ32、pチャネル型カスコードトランジスタ42のそれぞれのトランスコンダクタンスである。またron1、ron2、rop3、rop4は増幅トランジスタ31、nチャネル型カスコードトランジスタ32、pチャネル型カスコードトランジスタ42、定電流負荷トランジスタ41のそれぞれの出力抵抗である。上記カスコード型反転増幅器のゲインAは、図3に示される定電流負荷ソース接地型反転増幅型アンプのゲインより数十倍大きいため、(3)(4)で示されるCinをより小さく設定できる。したがって、図5の2次元増幅型固体撮像装置では、電荷電圧変換効率ηをさらに大きくでき、さらに高感度化を図ることができる。
図8は、図1の2次元増幅型固体撮像装置のさらに別の変形例を示している。なお、図8においても、図1中の構成要素と同じ構成要素には同じ符号を用いており、個々の説明を省略する。
この2次元増幅型固体撮像装置では、各スイッチトキャパシタアンプ部20C内で、リセットトランジスタ6およびキャパシタ7の、電荷検出ノード8に接続された端子とは反対側の端子がそれぞれ、上記増幅トランジスタ3の出力端子30に代えて、垂直信号線11に接続されている。図1中のキャパシタ9および昇圧信号線C(n)は省略されている。
また、この2次元増幅型固体撮像装置では、負荷部21のpチャネル型トランジスタ4のゲートに、一定バイアスではなく、制御部90によって昇圧信号φCが印加される。これにより、垂直信号線11の電位VDが可変されるようになっている。
図9は、制御部90の制御による上記2次元増幅型固体撮像装置の動作タイミングを、画素群X(n)およびそれに対応するスイッチトキャパシタアンプ部20Cに注目して示している。
期間T1、T2の動作は、図2を用いて説明したのと同じである。この時、pチャネル型トランジスタ4に印加される昇圧信号φCは、定電流負荷となるようにバイアスレベルBias_pに設定されている。
次の期間T3では、ゲート駆動信号φT(n,1)に同期して、昇圧信号φCが接地レベルGNDとなり、垂直信号線11とVD端子を短絡させる。これにより、垂直信号線11と制御部90とが第2昇圧手段として働いて、垂直信号線11の電位VDが2VDDに持ち上げられ、キャパシタ7(容量Cin)を介した容量結合により、電荷検出ノード8のポテンシャルが深くなる。したがって、フォトダイオード1から電荷検出ノード8への電荷転送が促進される。
なお、電荷検出ノード8のポテンシャル変化は、垂直信号線11の電位上昇分をキャパシタ7の容量Cinと電荷検出ノード8の容量CFDとで分配したものに相当する。電荷検出ノード8の必要なポテンシャル変化量に応じて、垂直信号線11の電位上昇分を増やしても良い。
次の期間T4の動作は、図2を用いて説明したのと同じである。
この2次元増幅型固体撮像装置では、図1のものに比して、キャパシタ9および昇圧信号線C(n)を省略できる。したがって、その分だけ、フォトダイオード1の面積を大きく設定でき、高感度化を図ることができる。
図10は、図1の2次元増幅型固体撮像装置のさらに別の変形例を示している。なお、図10においても、図1中の構成要素と同じ構成要素には同じ符号を用いており、個々の説明を省略する。
図1の例では、画素群Xが各列内のk個(ただし、k≧2である。)の画素からなっていたが、この図10の例では、画素群XDが隣り合う2列(この例では第I列と第(I+1)列)にまたがって設定されている。例えば、図示の列方向に関してn番目(ただし、n≧2である。)の画素群XD(n)は、第I列内のk個の画素10と、それに隣り合う第(I+1)列内のk個の画素10−1とを含んでいる。
第I列内のk個の画素10の各転送トランジスタ2の出力端子は共通に接続されて電荷検出ノード8を形成している。同様に、第(I+1)列内のk個の画素10−1の各転送トランジスタ2の出力端子は共通に接続されて電荷検出ノード8−1を形成している。それらの電荷検出ノード8、8−1は配線50で互いに接続されており、実質的に一つの電荷検出ノードを構成している。
このような2列にまたがる画素群XDが、行方向、列方向にそれぞれ複数設定されている。そして、各画素群XDに対応してそれぞれスイッチトキャパシタアンプ部20が設けられている。
T(n,O1)、T(n,O2)、…、T(n,Ok)は奇数列の画素10−1の各転送トランジスタ2のためのゲート駆動信号線であり、T(n,E1)、T(n,E2)、…、T(n,Ek)は、偶数列の画素10の各転送トランジスタ2のためのゲート駆動信号線である。それらのゲート駆動信号線には、それぞれ制御部90によってゲート駆動信号φT(n,O1)、φT(n,O2)、…、φT(n,Ok)、φT(n,E1)、φT(n,E2)、…、φT(n,Ek)が印加されるようになっている。
図11は、制御部90の制御による上記2次元増幅型固体撮像装置の動作タイミングを、画素群XD(n)およびそれに対応するスイッチトキャパシタアンプ部20に注目して示している。
この図11の例では、1水平期間(1H期間)内で、偶数列の画素10に対する期間T1からT4まで動作と、奇数列の画素10−1に対する期間T1からT4まで動作とを2回繰り返して行う。期間T1からT4までの1回の動作は、図2を用いて説明したのと同じである。これにより、各画素群XDで各画素10、10−1毎に信号を読み出すことができる。
本発明の一実施形態の2次元増幅型固体撮像装置の構成を示す図である。 図1の2次元増幅型固体撮像装置の動作タイミングを示すチャート図である。 図1中の要素で構成される定電流負荷型ソース接地反転増幅器の回路構成を示す図である。 図3の反転増幅器の特性を示す図である。 図1の2次元増幅型固体撮像装置の変形例を示す図である。 図5中の要素で構成されるカスコード型反転増幅器の回路構成を示す図である。 図6の反転増幅器の特性を示す図である。 図1の2次元増幅型固体撮像装置のさらに別の変形例を示す図である。 図8の2次元増幅型固体撮像装置の動作タイミングを示すチャート図である。 図1の2次元増幅型固体撮像装置のさらに別の変形例を示す図である。 図10の2次元増幅型固体撮像装置の動作タイミングを示すチャート図である。 従来の2次元増幅型固体撮像装置の構成を示す図である。 図12の2次元増幅型固体撮像装置の動作タイミングを示すチャート図である。
符号の説明
1 フォトダイオード
2 転送トランジスタ
3 増幅トランジスタ
5 選択トランジスタ
6 リセットトランジスタ
8 電荷検出ノード
10、10−1 画素
11 垂直信号線
20 スイッチトキャパシタアンプ部
X(n−1)、X(n)、X(n−1)、XD(n) 画素群

Claims (11)

  1. 光電変換素子とこの光電変換素子の信号電荷を転送する転送トランジスタとを有する画素を複数備え、上記各画素からの信号をそれぞれ増幅して上記各画素に対して共通の信号線に出力する増幅型固体撮像装置であって、
    複数の画素からなる画素群が複数設定され、
    上記各画素群に対応してそれぞれスイッチトキャパシタアンプ部が設けられ、
    上記各スイッチトキャパシタアンプ部は、上記対応する画素群の各転送トランジスタの出力端子が共通に接続された電荷検出ノードと、上記電荷検出ノード上の信号を入力する増幅部と、上記電荷検出ノードと上記増幅部の出力端子との間に接続されたリセットトランジスタと、上記電荷検出ノードと上記増幅部の出力端子との間に接続された第1キャパシタンス素子と、上記増幅部の出力端子と上記信号線との間に接続された選択トランジスタとを有し、
    上記信号線と所定電位の電源との間に、上記各スイッチトキャパシタアンプ部の増幅部と組み合わされてそれぞれ反転増幅器を構成するように、上記各スイッチトキャパシタアンプ部に対して共通の負荷部が接続されており、
    上記増幅部と負荷部とでカスコード型反転増幅器を構成することを特徴とする増幅型固体撮像装置。
  2. 請求項1に記載の増幅型固体撮像装置において、
    上記光電変換素子が埋め込み型のフォトダイオードであることを特徴とする増幅型固体撮像装置。
  3. 請求項1に記載の増幅型固体撮像装置において、
    上記負荷部は、定電流負荷として働くトランジスタからなることを特徴とする増幅型固体撮像装置。
  4. 請求項1に記載の増幅型固体撮像装置において、
    上記負荷部は、半導体に不純物を拡散させた拡散層からなることを特徴とする増幅型固体撮像装置。
  5. 請求項1に記載の増幅型固体撮像装置において、
    上記スイッチトキャパシタアンプ部の接地端子は、全画素共通の遮光用配線パターンで構成されたことを特徴とする増幅型固体撮像装置。
  6. 請求項1に記載の増幅型固体撮像装置において、
    上記各画素群で各画素毎に上記光電変換素子から上記転送トランジスタを介して信号を読み出す動作を繰り返すように、上記転送トランジスタと上記スイッチトキャパシタアンプ部を制御する制御部を備えたことを特徴とする増幅型固体撮像装置。
  7. 光電変換素子とこの光電変換素子の信号電荷を転送する転送トランジスタとを有する画素を複数備え、上記各画素からの信号をそれぞれ増幅して上記各画素に対して共通の信号線に出力する増幅型固体撮像装置を駆動する増幅型固体撮像装置の駆動方法であって、
    上記増幅型固体撮像装置は、
    複数の画素からなる画素群が複数設定され、
    上記各画素群に対応してそれぞれスイッチトキャパシタアンプ部が設けられ、
    上記各スイッチトキャパシタアンプ部は、上記対応する画素群の各転送トランジスタの出力端子が共通に接続された電荷検出ノードと、上記電荷検出ノード上の信号を入力する増幅部と、上記電荷検出ノードと上記増幅部の出力端子との間に接続されたリセットトランジスタと、上記電荷検出ノードと上記増幅部の出力端子との間に接続された第1キャパシタンス素子と、上記増幅部の出力端子と上記信号線との間に接続された選択トランジスタとを有し、
    上記信号線と所定電位の電源との間に、上記各スイッチトキャパシタアンプ部の増幅部と組み合わされてそれぞれ反転増幅器を構成するように、上記各スイッチトキャパシタアンプ部に対して共通の負荷部が接続されており、
    上記スイッチトキャパシタアンプ部のリセットトランジスタをオンしてリセット動作を行う第1ステップと、
    上記第1ステップの後に、上記選択トランジスタをオンし、上記リセットトランジスタをオフしてリセットレベルのみの読み出し動作を行う第2ステップと、
    上記第2ステップの後に、上記画素の転送トランジスタをオンして、上記画素から上記スイッチトキャパシタアンプ部に電荷転送を行う第3ステップと、
    上記第3ステップの後に、上記転送トランジスタをオフし、上記選択トランジスタをオンして、信号レベルの読み出し動作を行う第4ステップとを有し、
    上記各画素群で各画素毎に上記第1ステップから第4ステップまでの動作を繰り返すことを特徴とする増幅型固体撮像装置の駆動方法。
  8. 光電変換素子とこの光電変換素子の信号電荷を転送する転送トランジスタとを有する画素を複数備え、上記各画素からの信号をそれぞれ増幅して上記各画素に対して共通の信号線に出力する増幅型固体撮像装置であって、
    複数の画素からなる画素群が複数設定され、
    上記各画素群に対応してそれぞれスイッチトキャパシタアンプ部が設けられ、
    上記各スイッチトキャパシタアンプ部は、上記対応する画素群の各転送トランジスタの出力端子が共通に接続された電荷検出ノードと、上記電荷検出ノード上の信号を入力する増幅部と、上記電荷検出ノードと上記増幅部の出力端子との間に接続されたリセットトランジスタと、上記電荷検出ノードと上記増幅部の出力端子との間に接続された第1キャパシタンス素子と、上記増幅部の出力端子と上記信号線との間に接続された選択トランジスタとを有し、
    上記信号線と所定電位の電源との間に、上記各スイッチトキャパシタアンプ部の増幅部と組み合わされてそれぞれ反転増幅器を構成するように、上記各スイッチトキャパシタアンプ部に対して共通の負荷部が接続されており、
    上記電荷検出ノードに片端子が接続された第2キャパシタンス素子と、
    上記第2キャパシタンス素子の他端子に接続され、上記第2キャパシタンス素子を介した容量結合によって上記電荷検出ノードのポテンシャルを深くするための第1昇圧手段を備えたことを特徴とする増幅型固体撮像装置。
  9. 請求項に記載の増幅型固体撮像装置を駆動する増幅型固体撮像装置の駆動方法であって、
    上記スイッチトキャパシタアンプ部のリセットトランジスタをオンしてリセット動作を行う第1ステップと、
    上記第1ステップの後に、上記選択トランジスタをオンし、上記リセットトランジスタをオフしてリセットレベルのみの読み出し動作を行う第2ステップと、
    上記第2ステップの後に、上記第1昇圧手段によって上記第2キャパシタンス素子を介した容量結合により上記電荷検出ノードのポテンシャルを深くした状態で、上記画素の転送トランジスタをオンして、上記画素から上記スイッチトキャパシタアンプ部に電荷転送を行う第3ステップと、
    上記第3ステップの後に、上記転送トランジスタをオフし、上記選択トランジスタをオンして、信号レベルの読み出し動作を行う第4ステップとを有し、
    上記各画素群で各画素毎に上記第1ステップから第4ステップまでの動作を繰り返すことにより、上記画素群の各光電変換素子から信号を読み出すことを特徴とする増幅型固体撮像装置の駆動方法。
  10. 光電変換素子とこの光電変換素子の信号電荷を転送する転送トランジスタとを有する画素を複数備え、上記各画素からの信号をそれぞれ増幅して上記各画素に対して共通の信号線に出力する増幅型固体撮像装置であって、
    複数の画素からなる画素群が複数設定され、
    上記各画素群に対応してそれぞれスイッチトキャパシタアンプ部が設けられ、
    上記各スイッチトキャパシタアンプ部は、上記対応する画素群の各転送トランジスタの出力端子が共通に接続された電荷検出ノードと、上記電荷検出ノード上の信号を入力する増幅部と、上記電荷検出ノードと上記増幅部の出力端子との間に接続されたリセットトランジスタと、上記電荷検出ノードと上記増幅部の出力端子との間に接続された第1キャパシタンス素子と、上記増幅部の出力端子と上記信号線との間に接続された選択トランジスタとを有し、
    上記信号線と所定電位の電源との間に、上記各スイッチトキャパシタアンプ部の増幅部と組み合わされてそれぞれ反転増幅器を構成するように、上記各スイッチトキャパシタアンプ部に対して共通の負荷部が接続されており、
    上記スイッチトキャパシタアンプ部に含まれた上記リセットトランジスタおよび第1キャパシタンス素子の、上記電荷検出ノードに接続された端子とは反対側の端子はそれぞれ、上記増幅部の出力端子に代えて、上記信号線に接続されており、
    上記信号線に接続され、上記第1キャパシタンス素子を介した容量結合によって上記電荷検出ノードのポテンシャルを深くするための第2昇圧手段を備えたことを特徴とする増幅型固体撮像装置。
  11. 請求項10に記載の増幅型固体撮像装置を駆動する増幅型固体撮像装置の駆動方法であって、
    上記スイッチトキャパシタアンプ部のリセットトランジスタをオンしてリセット動作を行う第1ステップと、
    上記第1ステップの後に、上記選択トランジスタをオンし、上記リセットトランジスタをオフしてリセットレベルのみの読み出し動作を行う第2ステップと、
    上記第2ステップの後に、上記第2昇圧手段によって上記第1キャパシタンス素子を介した容量結合により上記電荷検出ノードのポテンシャルを深くした状態で、上記画素の転送トランジスタをオンして、上記画素から上記スイッチトキャパシタアンプ部に電荷転送を行う第3ステップと、
    上記第3ステップの後に、上記転送トランジスタをオフし、上記選択トランジスタをオンして、信号レベルの読み出し動作を行う第4ステップとを有し、
    上記各画素群で各画素毎に上記第1ステップから第4ステップまでの動作を繰り返すことを特徴とする増幅型固体撮像装置の駆動方法。
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