JP4071190B2 - 増幅型固体撮像装置およびその駆動方法 - Google Patents

増幅型固体撮像装置およびその駆動方法 Download PDF

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Description

この発明は、増幅型固体撮像装置およびその駆動方法に関する。
従来、増幅型固体撮像装置としては、増幅機能を持たせた画素部とその画素部の周辺に配置された走査回路を有し、その走査回路により画素部から画素データを読み出すものが提案されている。特に、画素構成を周辺の駆動回路および信号処理回路と一体化するのに有利なCMOS(コンプリメンタリ・メタル・オキサイド・セミコンダクタ)により構成されたAPS(Active Pixel Sensor)型イメージセンサが知られている。
上記APS型イメージセンサは、通常1画素内に光電変換部と増幅部と画素選択部およびリセット部を形成する必要がある。このため、APS型イメージセンサには、通常フォトダイオード(PD)からなる光電変換部の他に3個〜4個のMOS型トランジスタ(Tr)が用いられている。
図8に1個のフォトダイオード(PD)と4個のMOS型トランジスタ(Tr)を用いて、PD+4Tr方式としたAPS型イメージセンサの構成を示している。このPD+4Tr方式のAPS型イメージセンサは、例えば文献「I.Inoue et al., IEDM Tech.Digest, pp883 (1999)」に開示されている。
図8に示すPD+4Tr方式のAPS型イメージセンサは、「PD」としてフォトダイオード201、「4Tr」としては、フォトダイオード201に蓄積した信号電荷を転送するための転送トランジスタ202、リセットトランジスタ231、増幅用トランジスタ232、画素選択トランジスタ233によって構成されている。ここで、フォトダイオード201を埋め込み型とし、フォトダイオード201からの信号電荷転送を完全とすれば、極めて低ノイズ化でき、高画質の画像を得ることが可能となることが知られている。
上記転送トランジスタ202の駆動パルスはφTで表し、リセットトランジスタ231の駆動パルスはφRで表し、画素選択トランジスタ233の駆動パルスはφSで表している。また、垂直信号線235は、駆動パルスφLが印加される定電流負荷トランジスタ234を介して接地され、出力信号VSを得る。なお、VDDは電源電圧(一定電圧)である。
図9は図8で示したPD+4Tr方式の回路動作を説明するタイミングチャートである。
m行目(mは自然数)の各駆動パルスφR(m),φS(m),φT(m)およびm+1行目の各駆動パルスφR(m+1),φS(m+1),φT(m+1)は、1水平走査期間(1H)毎に同様の駆動パルス電圧波形が繰り返されるため、m行目の1水平走査期間について説明する。
まず、期間T1では、リセットトランジスタ231のゲートに印加される駆動パルスφR(m)がハイレベルとなってオン状態となり、ゲートのポテンシャル電位が上がるため、信号電荷蓄積部208よりリセットトランジスタ231のドレインに電荷移動が起こり、信号電荷蓄積部208の電位が電源電圧VDDにリセットされる。このとき、定電流負荷トランジスタ234のゲートに印加される駆動パルスφLがハイレベルとなってオン状態となると共に、画素選択用トランジスタ233のゲートに印加される駆動パルスφS(m)がハイレベルとなってオン状態となる。
次の期間T2では、リセットトランジスタ231のゲートに印加される駆動パルスφR(m)がローレベルとなってオフ状態となるが、画素選択用トランジスタ233のゲートに印加される駆動パルスφS(m)がハイレベルでオン状態のため、信号電荷蓄積部8のリセットレベルが増幅用トランジスタ232,画素選択用トランジスタ233を介して垂直信号線235に読み出される。
次の期間T3では、画素選択用トランジスタ233のゲートに印加される駆動パルスφS(m)がローレベルとなってオフ状態となり、転送トランジスタ202のゲートに印加される駆動パルスφT(m)がハイレベルとなってオン状態となり、ゲートのポテンシャル電位が上がるため、フォトダイオード201に蓄積された信号電荷が信号電荷蓄積部208に転送される。
次の期間T4では、転送トランジスタ202のゲートに印加される駆動パルスφT(m)がローレベルとなってオフ状態となるが、信号電荷蓄積部208では信号電荷転送時の電位が保持される。そして、画素選択用トランジスタ233のゲートに印加される駆動パルスφS(m)がハイレベルでオン状態のため、信号レベルが増幅用トランジスタ232,画素選択用トランジスタ233を介して垂直信号線235に読み出される。このとき、定電流負荷トランジスタ234のゲートに印加される駆動パルスφLがハイレベルとなってオン状態となる。
以上説明した図8の回路構成および図9の回路動作では、1画素当り4個のトランジスタと1個のフォトダイオードを必要とし、画素サイズの小型化に対して制約となる。このため、1画素当りのトランジスタ数を低減する提案がなされている。
図10は、複数のフォトダイオード201および転送トランジスタ202に対して、共通の信号電荷蓄積部208、リセットトランジスタ231、増幅用トランジスタ232、画素選択トランジスタ233を設けた増幅型固体撮像装置である(例えば、特開平9−46596号公報(特許文献1)参照)。
図10の増幅型固体撮像装置の動作を図11のタイミング図で示す。
図11に示すように、期間T1では、共通のリセットトランジスタ231のゲートに印加される駆動パルスφR(m)がオン状態となり、ゲートのポテンシャル電位が上がるため、共通の信号電荷蓄積部208より共通のリセットトランジスタ231のドレインに電荷移動が起こり、信号電荷蓄積部208の電位が電源電圧VDDにリセットされる。このとき、定電流負荷トランジスタ234のゲートに印加される駆動パルスφLがハイレベルとなってオン状態となると共に、画素選択用トランジスタ233のゲートに印加される駆動パルスφS(m)がハイレベルとなってオン状態となる。
次の期間T2では、共通のリセットトランジスタ231のゲートに印加される駆動パルスφR(m)がローレベルとなってオフ状態となるが、共通の画素選択用トランジスタ233のゲートに印加される駆動パルスφS(m)がハイレベルとなってオン状態のため、リセットレベルが共通の増幅用トランジスタ232,画素選択用トランジスタ233を介して垂直信号線235に読み出される。
次の期間T3では、共通の画素選択用トランジスタ233のゲートに印加される駆動パルスφS(m)がローレベルとなってオフ状態となり、第m行の転送トランジスタ202のゲートに印加される駆動パルスφT(m)がハイレベルとなってオン状態となり、ゲートのポテンシャル電位が上がるため第m行のフォトダイオード201に蓄積された信号電荷が信号電荷蓄積部208に転送される。
次の期間T4では、第m行の転送トランジスタ202のゲートに印加される駆動パルスφT(m) がローレベルとなってオフ状態となるが、共通の信号電荷蓄積部208では信号電荷転送時の電位が保持され、共通の画素選択用トランジスタ233のゲートに印加される駆動パルスφS(m)がハイレベルとなってオン状態のため、第m行の信号レベルが共通の増幅用トランジスタ232,画素選択用トランジスタ233を介して垂直信号線235に読み出される。このとき、定電流負荷トランジスタ34のゲートに印加される駆動パルスφLがハイレベルとなってオン状態となる。
そうして、1水平走査期間(1H)の後、第m+1行目の画素に対して、第m+1行のフォトダイオード201からの信号電荷が、第m+1行の転送トランジスタ202を介して、共通のリセットトランジスタ231,増幅用トランジスタ232および画素選択用トランジスタ233に導かれ、上記期間T1からT4におけると同様の動作が行われる。
以上の図10,図11に示す増幅型固体撮像装置の構成および動作において、2画素当り1個の共通部とすると、2.5トランジスタ/画素、4画素当り1個の共通部とすると、1.75トランジスタ/画素となる。即ち、これらの例では、1画素当りのトランジスタ数を1.5ないし2.25個削減することが可能となる。
しかしながら、図10,図11に示す増幅型固体撮像装置の構成および動作において、次のような問題が生じる。即ち、フォトダイオード201からの信号電荷Qsigを電圧信号Vsigに変換する電荷電圧変換効率ηは、共通の信号電荷蓄積部208の容量をCFDとすると、
η = G・Vsig/Qsig = G/CFD ……… (式1)
となる。ここで、Gは増幅用トランジスタ232と定電流負荷トランジスタ234とで構成されるソースフォロワ回路のゲインであり、1より小さい値となる。
上記式1から明らかなように、電荷電圧変換効率ηを大きくするには、容量CFDを小さくする必要がある。上記共通の信号電荷蓄積部208の容量CFDは、信号電荷蓄積部208に接続された転送トランジスタ202のドレイン側接合容量と増幅トランジスタ232のゲート容量の和である。従って、共通の信号電荷蓄積部に接続されるフォトダイオードおよび転送トランジスタの数が多くなる程、転送トランジスタのドレイン接合容量が増大するために、電荷電圧変換効率ηが低下するという問題がある。
特開平9−46596号公報
本発明は、このような問題を解決するものであり、その目的は、ノイズの少ない高画質の画像を得ることができると共に、1画素当たりのトランジスタ数を大幅に削減して画素サイズの小型化ができる増幅型固体撮像装置およびその駆動方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、この発明の増幅型固体撮像装置は、光電変換素子と上記光電変換素子の信号電荷を転送する転送トランジスタとを有する光電変換転送部が画素毎に設けられた増幅型固体撮像装置であって、上記画素毎に設けられた複数の光電変換転送部が所定数毎の光電変換転送部群に分けられ、上記光電変換転送部群がマトリクス状に配列され、上記光電変換転送部群に夫々設けられ、上記光電変換転送部群の各転送トランジスタの出力側に入力側が接続され、出力側が信号線に接続された複数のスイッチトキャパシタアンプ部と、上記光電変換転送部群の夫々において、上記スイッチトキャパシタアンプ部により上記光電変換転送部毎に上記転送トランジスタを介して上記光電変換素子から信号を読み出す動作を繰り返すように、上記転送トランジスタと上記スイッチトキャパシタアンプ部を制御する制御部とを備え、上記スイッチトキャパシタアンプ部は、上記光電変換転送部群の各転送トランジスタの出力側が接続された信号電荷蓄積部と、上記信号電荷蓄積部が入力側に接続された反転増幅器と、上記反転増幅器の入出力間に接続されたリセットトランジスタと、上記反転増幅器の入出力間に接続されたキャパシタンス素子と、上記反転増幅器の出力側と上記信号線との間に接続された選択トランジスタとを有すると共に、上記スイッチトキャパシタアンプ部の上記反転増幅器は、上記反転増幅器を構成するトランジスタのうちの電源側に、負荷としてのダイオード接続された電源側トランジスタを有することを特徴とする。
上記構成の増幅型固体撮像装置によれば、上記制御部によって、光電変換転送部群の夫々において、スイッチトキャパシタアンプ部により光電変換転送部毎に転送トランジスタを介して光電変換素子から信号を読み出す動作を繰り返すように、上記転送トランジスタとスイッチトキャパシタアンプ部を制御する。上記光電変換転送部群の夫々の複数の画素に対して共通の増幅回路(スイッチトキャパシタアンプ部)を備えることにより、1画素当りのトランジスタ数を削減することが可能となる。また、上記増幅回路をスイッチトキャパシタ型とすることにより、信号電荷蓄積部の容量を実効的に低減することが可能となり、電荷電圧変換ゲインを高めることができる。したがって、ノイズの少ない高画質の画像を得ることができると共に、1画素当たりのトランジスタ数を大幅に削減して画素サイズの小型化ができる。
また、簡単な構成で、上記光電変換転送部群の光電変換素子から転送トランジスタを介して転送された信号電荷を電圧に変換して増幅するスイッチトキャパシタアンプ部を実現できる。
また、一実施形態の増幅型固体撮像装置は、上記光電変換素子が埋め込み型のフォトダイオードであることが望ましい。
また、一実施形態の増幅型固体撮像装置は、上記制御部が、上記光電変換素子から上記転送トランジスタを介して上記スイッチトキャパシタアンプ部の信号電荷蓄積部に信号電荷を転送するとき、上記スイッチトキャパシタアンプ部の反転増幅器の入力側のポテンシャルが深くなるように、上記反転増幅器の接地側端子の電位を制御することを特徴とする。
上記実施形態の増幅型固体撮像装置によれば、上記光電変換素子から転送トランジスタを介して信号電荷蓄積部に電荷を転送するとき、上記制御部によって、上記反転増幅器の接地側端子の電位を制御して反転増幅器の入力側(信号電荷蓄積部)のポテンシャルを深くし、信号電荷の転送を容易にする。これにより、特に上記光電変換素子が埋め込み型のフォトダイオードの場合、フォトダイオードから信号電荷蓄積部への電荷転送を完全にすることが可能となり、読み出しノイズを大幅に低減することが可能となる。
また、一実施形態の増幅型固体撮像装置は、上記スイッチトキャパシタアンプ部の反転増幅器を構成するトランジスタのうちの上記ダイオード接続された上記電源側トランジスタがデプレッション型であることを特徴とする。
上記実施形態の増幅型固体撮像装置によれば、上記反転増幅器を構成するトランジスタのうちの上記ダイオード接続された電源側トランジスタを閾値電圧がより小さいデプレッション型とすることにより、反転増幅器のゲインをより大きくすることができると共に、反転増幅器の接地端子側をハイレベルとしたときの反転増幅器の入力側のポテンシャルを深くする効果が大きくなる。
さらにまた、一実施形態の増幅型固体撮像装置は、オフ時の上記転送トランジスタのチャネル領域のポテンシャルおよびオフ時の上記リセットトランジスタのチャネル領域のポテンシャルが基板電位より深く、かつ、オフ時の上記リセットトランジスタのチャネル領域のポテンシャルがオフ時の上記転送トランジスタのチャネル領域のポテンシャルより深くすることにより、特定のフォトダイオードに過大光が入射した場合に過剰に発生した信号電荷を、転送トランジスタおよびリセットトランジスタを介して反転増幅器の出力側へ排出することが可能となる。従って、過剰に発生した信号電荷が隣接するフォトダイオードへ溢れてブルーミングを発生することを抑えることが可能となる。
また、この発明の増幅型固体撮像装置の駆動方法は、上記増幅型固体撮像装置を駆動する増幅型固体撮像装置の駆動方法であって、上記スイッチトキャパシタアンプ部のリセットトランジスタをオンして、リセット動作を行う第1ステップと、上記第1ステップの後に、上記リセットトランジスタをオフして、上記スイッチトキャパシタアンプ部の選択トランジスタがオン状態で上記スイッチトキャパシタアンプ部の反転増幅器から出力されるリセットレベルの読み出し動作を行う第2ステップと、上記第2ステップの後に、上記選択トランジスタをオフし、上記光電変換転送部の転送トランジスタをオンして、上記光電変換転送部から上記スイッチトキャパシタアンプ部に電荷転送を行う第3ステップと、上記第3ステップの後に、上記選択トランジスタをオンして、上記スイッチトキャパシタアンプ部の反転増幅器から出力される信号レベルの読み出し動作を行う第4ステップとを有し、上記光電変換転送部群の夫々において、上記スイッチトキャパシタアンプ部の信号電荷蓄積部に接続された上記光電変換転送部毎に上記第1ステップから上記第4ステップまでの動作を繰り返すことにより、上記光電変換転送部群の各光電変換素子から信号を読み出すことを特徴とする。
上記増幅型固体撮像装置の駆動方法によれば、上記構成の増幅型固体撮像装置の画素毎の信号電荷の転送を確実に区別して行うことができる。また、画素の光電変換転送部の結線やタイミングを発生させる回路を簡単に構成できる。
また、一実施形態の増幅型固体撮像装置の駆動方法は、上記第3ステップにおいて、上記スイッチトキャパシタアンプ部の反転増幅器の入力側のポテンシャルが深くなるように、上記反転増幅器の接地側端子の電位を制御することを特徴とする。
上記実施形態の増幅型固体撮像装置の駆動方法によれば、上記反転増幅器の接地側端子をハイレベルにすることにより、信号電荷蓄積部の電位を深くすることが可能となり、電荷の転送を完全化することが可能となる。
以上より明らかなように、この発明の増幅型固体撮像装置およびその駆動方法によれば、複数の画素に共通のスイッチトキャパシタ型のアンプを用いることにより、1画素当りのトランジスタ数を大幅に削減することが可能となる。例えば8画素に共通のスイッチトキャパシタ型のアンプを用いた場合、1画素当りのトランジスタ数は4個から1.5個となる。これにより、画素サイズの縮小に極めて有利となる。更に、フォトダイオードを埋め込み型とすると共に、フォトダイオードからの信号電荷転送を高める動作が可能となり、完全電荷転送化により極めて低ノイズの画像を得ることが可能となる。
以上により、小型で高性能なイメージセンサの形成に本発明の増幅型固体撮像装置は極めて有用となる。
以下、この発明の増幅型固体撮像装置およびその駆動方法を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態の増幅型固体撮像装置の一例としての2次元増幅型固体撮像装置の要部の回路構成を示す回路図であり、この2次元増幅型固体撮像装置は、複数の画素をマトリックス状に2次元配列している。図1において、10は全ての画素に存在する光電変換転送部、20は上記光電変換転送部10からの信号電荷を電圧に変換して増幅するスイッチトキャパシタアンプ部、25は制御部の一例としての垂直走査回路である。図1では、複数行,複数列の光電変換転送部10のうちのi列目とi+1列目の2列のみを示しており、各列において光電変換転送部群としてのk個の光電変換転送部10毎にスイッチトキャパシタアンプ部20を接続している。但し、k,iは2以上の整数である。
上記光電変換転送部10は、アノードがグランドに接続された光電変換素子の一例としてのフォトダイオード1と、上記フォトダイオード1のカソードにドレインが接続された転送トランジスタ2からなる。また、上記スイッチトキャパシタアンプ部20は、トランジスタ3とトランジスタ4からなる反転増幅器9と、上記反転増幅器9の入出力間に挿入されたリセットトランジスタ6およびキャパシタンス素子の一例としてのキャパシタ7と、反転増幅器9の出力側と垂直信号線11との間に挿入された選択トランジスタ5からなる。また、上記反転増幅器9の入力側は、k個の光電変換転送部10の出力側(転送トランジスタ2のソース)が共通接続された信号電荷蓄積部8となる。ここで、信号電荷蓄積部8の容量をCFD、キャパシタ7の容量をCinで表す。なお、図1において、信号電荷蓄積部8は、スイッチトキャパシタアンプ部20の入力端から各転送トランジスタ2の出力側まで延びている。
また、図1において、21は転送トランジスタ駆動信号ライン、22は選択トランジスタ駆動信号ライン、23はリセットトランジスタ駆動信号ライン、24はスイッチトキャパシタアンプ接地側信号ラインである。上記転送トランジスタ駆動信号ライン21を、行方向に配列された各光電変換転送部10の転送トランジスタ2のゲートに接続している。また、上記選択トランジスタ駆動信号ライン22を、スイッチトキャパシタアンプ部20の選択トランジスタ5のゲートに接続している。また、上記リセットトランジスタ駆動信号ライン23を、スイッチトキャパシタアンプ部20の反転増幅器9の接地側端子に接続している。また、上記スイッチトキャパシタアンプ接地側信号ライン24を、スイッチトキャパシタアンプ部20のリセットトランジスタ6のゲートに接続している。
図1において、上側がn番目(nは整数)の光電変換転送部群およびスイッチトキャパシタアンプ部20であり、下側がn+1番目の光電変換転送部群およびスイッチトキャパシタアンプ部20である。n番目のスイッチトキャパシタアンプ部20に接続された1行目の画素を(n,1)、2行目の画素を(n,2)、…、k行目の画素を(n,k)で表す。従って、2次元増幅型固体撮像装置が垂直方向にp個のスイッチトキャパシタアンプ部20からなる場合、垂直方向には全部でn×p個の画素からなる。(n,1)画素、(n,2)画素、…、(n,k)画素の転送トランジスタ2のゲートには、それぞれ垂直走査回路25からの駆動パルスφT(n,1)、φT(n,2)、…、φT(n,k)が転送トランジスタ駆動信号ライン21を介して印加される。
また、n番目のスイッチトキャパシタアンプ部20のリセットトランジスタ6のゲートに駆動パルスφR(n)がリセットトランジスタ駆動信号ライン23を介して印加され、選択トランジスタ5の駆動パルスφS(n)が選択トランジスタ駆動信号ライン22を介して印加される。
また、上記反転増幅器9のハイ側トランジスタ4のベースとドレインに一定電圧の電源VDDが印加され、反転増幅器9のロー側トランジスタ3のソースに駆動パルスφSS(n)がスイッチトキャパシタアンプ接地側信号ライン24を介して印加される。
そうして、i列目の出力信号線11からは出力信号Vs,iが得られ、i+1列目の出力信号線11からは出力信号Vs,i+1が得られる。
図2は図1で示した2次元増幅型固体撮像装置の動作を説明するタイミングチャートである。
期間T1では、n番目のスイッチトキャパシタアンプ部20のリセットトランジスタ6に印加される駆動パルスφR(n)がハイレベルとなり、リセットトランジスタ6がオン状態となって、反転増幅器9の入出力間が短絡され、信号電荷蓄積部8の電位が、後述する理由(図4(a),(b)の説明参照)により一定電圧Voにリセットされる。
次の期間T2では、駆動パルスφR(n)がローレベルとなりリセットトランジスタ6はオフ状態となるが、駆動パルスφS(n)がハイレベルのため、選択トランジスタ5はオン状態となる。また、反転増幅器9のハイ側トランジスタ4のゲートがハイレベルとなり、ロー側トランジスタ3のソースが接地電位となるため、反転増幅器9は信号電荷蓄積部8の電位を反転増幅し、選択トランジスタ5を介してリセットレベルが垂直信号線11に読み出される。
次の期間T3Bでは、駆動パルスφS(n)がローレベルとなり、選択トランジスタ5はオフとなる。また、(n,1)行目の画素に印加される駆動パルスφT(n,1)がハイレベルとなり、ゲートのポテンシャル電位が上がるため、(n,1)行目の画素のフォトダイオード1に蓄積された信号電荷が信号電荷蓄積部8に転送される。更にこの時、反転増幅器9のロー側トランジスタ3のソース電位(駆動パルスVSS(n))がハイレベルとなることにより、上記トランジスタ3のゲート側電位が上昇する。即ち、信号電荷蓄積部8の電位が上昇することにより、信号電荷(電子)に対する信号電荷蓄積部8のポテンシャルが深くなって、フォトダイオード1から信号電荷蓄積部8への電荷転送が促進され、完全電荷転送化が可能となる。
次の期間T4では、駆動パルスφT(n,1)がローレベルとなり転送トランジスタ2はオフ状態となり、反転増幅器9のロー側トランジスタ3のソース電位(駆動パルスVSS(n))が接地電位に戻り、信号電荷蓄積部8では期間T2での電位から信号電荷転送による変化分ずれた電位が保持され、駆動パルスφS(n)がハイレベルでオン状態のため、信号レベルが反転増幅器9で増幅され、選択トランジスタ5を介して垂直信号線11に読み出される。
なお、図2おいて、期間T3Bは選択トランジスタ5がオフとなる期間であり、期間T3Aは反転増幅器9の接地側端子をハイレベルとする期間である。反転増幅器9の接地側端子をハイレベルにするとき、選択トランジスタ5がオンであると、垂直信号線11が負荷となって出力信号Vout(図5)がすばやく立ち上がることができず、出力信号Voutが立ち上がらないと、キャパシタ7の容量Cnを介して結合した入力側電位(信号電荷蓄積部8の電位)FD(n)をすばやく上げることができなくなる。すなわち、上記スイッチトキャパシタアンプ部20の信号電荷蓄積部8のポテンシャルを深くすることが困難になることから、反転増幅器9の接地側端子をハイレベルとする期間は、選択トランジスタ5が確実にオフであるようにするのが望ましい。
なお、図2のタイミングチャートの電位FD(n)の点線で示されているレベル変化は、光電変換転送部10で発生した信号電荷が大きい場合を示している。
以上の動作により、垂直信号線11における期間T2の信号と期間T4の信号との差信号を取れば、(n,1)行目の画素に入射した光により発生した電荷による実効的な信号が読み出される。ここで、「実効的な信号」とは「オフセット電圧がキャンセルされた正味の信号」のことである。一般的にアンプの出力電圧は、アンプ毎にオフセット電圧がばらつき、そのまま読み出すと、アンプ毎のオフセット電圧ばらつきが画像に表れ、ザラザラした固定パターンノイズが発生する。このとき、期間T2の信号と期間T4の信号には同じオフセット電圧ばらつきがあるため、両者の差信号(図2でΔVout)を取ることによりばらつきを消している(相関2重サンプリング法)。
図3は、図1における1画素の断面およびスイッチトキャパシタアンプ部を示す図である。なお、ここでは信号電荷が電子の場合について説明するが、正孔の場合についても極性を逆にすることにより同様に議論することが可能である。
図3に示すように、p型の半導体基板100にn層101が形成され、n層101上を高濃度のp+層102で覆われており、n層101は埋め込みフォトダイオードの信号蓄積領域となる。また、高濃度のn+層103は電荷蓄積部である。トランスファゲート電極104に印加される駆動パルスΦT(n,1)がハイレベルになると、転送トランジスタ(101,103,104で形成)を介してフォトダイオードのn層101の信号電荷が高濃度のn層103に転送される。上記高濃度のn層103に転送された信号電荷は、入出力間にキャパシタ107が接続された反転増幅器108により増幅され、選択トランジスタ109を介して出力信号が垂直信号線(図示せず)に出力される。また、リセットゲート電極105に印加される駆動パルスΦR(n)がハイレベルになると、高濃度のn+層103の電荷は、リセットトランジスタ(103,105,106で形成)により高濃度のn+層106に排出されて、高濃度のn+層103の電位がリセットされる。
また、図4は、図1における反転増幅器9の動作を示したもので、図4(a)は回路構成図、図4(b)は入出力の関係を示す図である。図4(a)のロー側トランジスタTR1、ハイ側トランジスタTR2のチャネル長、チャネル幅をそれぞれ、L1,W1,L2,W2とすると、ゲインGは次式で表される。
Figure 0004071190
但し、K=Co/(Co+Cb)、Co:ゲート・チャネル間容量、Cb:チャネル・バルク間容量である。上記(式2)より、(W1/L1)/(W2/L2)を大きくするほどゲインGは増大する。
図4(b)において、入力信号VinがトランジスタTR1の閾値電圧Vth1(ゲート電位から見た閾値電圧)を越えると、出力信号Voutが低下し始める。上記出力信号Voutの開始電圧は、電源電圧VDDからトランジスタTR2の閾値電圧Vth2(ソース電位から見た閾値電圧)だけ低下した値である。
ゲインGは、上記(式2)に従い、可能な限り大きい値とする。ゲインGが十分大であれば、図1において、トランジスタ3および4で構成される反転増幅器9、リセットスイッチ6、キャパシタ7はスイッチトキャパシタアンプを構成することになる。従って、信号電荷蓄積部8の信号電荷は、キャパシタ7(容量Cn)に転送され、蓄積される。即ち、信号電荷を電圧に変換する容量は実効的にCFDからCnになり、CFD≫Cnとすることにより上記(式1)で表される電荷電圧変換効率ηを大きくすることが可能となる。
ここで、反転増幅器9の入出力間を短絡すると、信号電荷蓄積部8の電位が電位Voに固定される。即ち、入力側電位がVoにリセットされることになる。
図4(b)において、トランジスタTR2をデプレッション型とし、閾値電圧Vth2をより小さい値Vth2’とすると、出力側の信号振幅を拡大できると共に、ゲインも若干増大させることが可能となる。また、詳細な理由は省くが、図2において、駆動パルスVSS(n)を0VからVDDにした時の信号電荷蓄積部8の電位上昇をより拡大することができ、フォトダイオード1から電荷検出部8への電荷転送が一層促進される。
図5(a),(b)は、トランジスタTR1,TR2により構成される反転増幅器(図1の反転増幅器9に相当)の接地側端子の電位を接地電位と電源電位VDDの間で変動させることにより、入力ゲート電位Vinを高める手法を示した図である。上記トランジスタTR1の入力ゲート電位Vinは、図4のVoに近い電位であり、トランジスタTR1の閾値電圧Vth1より高い電圧である。トランジスタTR2がオン状態のまま、ソース電位VSSを接地電位(0V)から電源電圧VDDに高めると、トランジスタTR1の電流は、オン領域からサブスレッショルド領域を経てオフ領域に至る。トランジスタTR2の電流はトランジスタTR1の電流と等しいから、トランジスタTR2も同様の経過をたどる。これにより出力電圧Voは、トランジスタTR2の閾値電圧まで上昇することになる。図1に示す信号電荷蓄積部8は、電圧Voが出力された反転増幅器9の出力側とキャパシタ7(容量C)を介して接続されているから、Voの電位上昇は信号電荷蓄積部8の電位上昇をもたらす。即ち、フォトダイオード1から信号電荷蓄積部8への電荷転送が容易となる。
図6は、本実施の形態の2次元増幅型固体撮像装置においてブルーミングを抑圧する手法を示したものである。ここで、図6(a)は画素断面およびスイッチトキャパシタアンプ部を示し、図6(b)はそのポテンシャル分布を示し、図5(c)は反転増幅器の入出力の関係を示している。なお、この図6(a)に示す画素断面およびスイッチトキャパシタアンプ部は、選択トランジスタを省略しているのを除いて図3に示す画素断面およびスイッチトキャパシタアンプ部と同一の構成をしている。
図6(b)において、オフ時の転送トランジスタ(101,103,104で形成)のチャネル領域のポテンシャルおよびオフ時のリセットトランジスタ(103,105,106で形成)のチャネル領域のポテンシャルをそれぞれVTL、VRLで表したとき、
0 < VTL < VRL
となるよう設定される。このため、特定のフォトダイオードに過大光が入射した場合に過剰に発生した信号電荷は、転送トランジスタ(101,103,104で形成)およびリセットトランジスタ(103,105,106で形成)を介して、反転増幅器108の出力側へ接続される。このとき、図6(c)に示すように、反転増幅器108の入力側のポテンシャルはVRLとなり、その出力側のポテンシャルはV1となって、電位が高くインピーダンスが低い状態になっている。従って、過剰に発生した信号電荷が隣接するフォトダイオードへ溢れてブルーミングを発生することを抑えることが可能となる。
以上の説明においては、スイッチトキャパシタアンプ部20に接続される光電変換転送部群(複数の光電変換転送部10)は、配列方向が垂直方向の場合についてであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、配列方向が水平方向であってもよいし、水平方向と垂直方向に2次元配列されたものでもよい。しかし、これらの場合には回路構成も変わるので、それに対応した駆動パルスのタイミングチャートにする必要がある。
例えば、図7は、垂直方向にk個、水平方向に2個の光電変換転送部10が1つのスイッチトキャパシタアンプ部20に接続された2次元増幅型固体撮像装置の要部の回路図を示す。なお、図1の2次元増幅型固体撮像装置と同一構成部は、同一参照番号を付して説明を省略する。
この2次元増幅型固体撮像装置と図1の2次元増幅型固体撮像装置との相違は、奇数列の光電変換転送部10と偶数列の光電変換転送部10とで転送トランジスタ2の駆動パルスを分け、φT(n,O1)、φT(n,O2)、φT(n,Ok)、およびφT(n,E1)、φT(n,E2)、φT(n,Ek)のようにしたことである。これにより、共通のスイッチトキャパシタアンプ部20に接続された同一行上の光電変換転送部10を、区別して読み出すことが可能となる。
図1は本発明の一実施形態による2次元増幅型固体撮像装置の要部の回路構成を示す回路図である。 図2は上記2次元増幅型固体撮像装置における駆動パルスのタイミングチャートである。 図3は上記2次元増幅型固体撮像装置における画素の断面およびスイッチトキャパシタアンプ部を示す図である。 図4は上記2次元増幅型固体撮像装置における反転増幅器の動作説明図である。 図5は上記2次元増幅型固体撮像装置における反転増幅器の昇圧動作を説明するための図である。 図6(a)は図1に示す増幅型固体撮像装置における画素の他の例の断面図を示し、図6(b)はポテンシャル分布図を示し、図6(c)は反転増幅器の入出力電圧の関係を示す図である。 図7は本発明の他の実施形態による2次元増幅型固体撮像装置の要部を示す回路図である。 図8は従来の増幅型固体撮像装置における複数画素の回路図である。 図9は上記増幅型固体撮像装置における駆動パルスのタイミングチャートである。 図10は従来の他の増幅型固体撮像装置における複数画素の回路図である。 図11は上記増幅型固体撮像装置における駆動パルスのタイミングチャートである。
符号の説明
1…フォトダイオード
2…転送トランジスタ
3…トランジスタ
4…トランジスタ
5…選択トランジスタ
6…リセットトランジスタ
7…キャパシタ
8…信号電荷蓄積部
9…反転増幅器
10…光電変換転送部
11…垂直信号線
20…スイッチトキャパシタアンプ部
21…転送トランジスタ駆動信号ライン
22…選択トランジスタ駆動信号ライン
23…リセットトランジスタ駆動信号ライン
24…スイッチトキャパシタアンプ接地側信号ライン
25…垂直走査回路
100…p型の半導体基板
101…n層
102…高濃度のp+
103…高濃度のn+
104…トランスファゲート電極
105…リセットゲート電極
106…高濃度のn+
107…キャパシタ
108…反転増幅器
109…選択トランジスタ

Claims (7)

  1. 光電変換素子と上記光電変換素子の信号電荷を転送する転送トランジスタとを有する光電変換転送部が画素毎に設けられた増幅型固体撮像装置であって、
    上記画素毎に設けられた複数の光電変換転送部が所定数毎の光電変換転送部群に分けられ、
    上記光電変換転送部群がマトリクス状に配列され、
    上記光電変換転送部群に夫々設けられ、上記光電変換転送部群の各転送トランジスタの出力側に入力側が接続され、出力側が信号線に接続された複数のスイッチトキャパシタアンプ部と、
    上記光電変換転送部群の夫々において、上記スイッチトキャパシタアンプ部により上記光電変換転送部毎に上記転送トランジスタを介して上記光電変換素子から信号を読み出す動作を繰り返すように、上記転送トランジスタと上記スイッチトキャパシタアンプ部を制御する制御部とを備え
    上記スイッチトキャパシタアンプ部は、上記光電変換転送部群の各転送トランジスタの出力側が接続された信号電荷蓄積部と、上記信号電荷蓄積部が入力側に接続された反転増幅器と、上記反転増幅器の入出力間に接続されたリセットトランジスタと、上記反転増幅器の入出力間に接続されたキャパシタンス素子と、上記反転増幅器の出力側と上記信号線との間に接続された選択トランジスタとを有すると共に、
    上記スイッチトキャパシタアンプ部の上記反転増幅器は、上記反転増幅器を構成するトランジスタのうちの電源側に、負荷としてのダイオード接続された電源側トランジスタを有することを特徴とする増幅型固体撮像装置。
  2. 請求項1に記載の増幅型固体撮像装置において、
    上記光電変換素子が埋め込み型のフォトダイオードであることを特徴とする増幅型固体撮像装置。
  3. 請求項1または2に記載の増幅型固体撮像装置において、
    上記制御部は、上記光電変換素子から上記転送トランジスタを介して上記スイッチトキャパシタアンプ部の信号電荷蓄積部に信号電荷を転送するとき、上記スイッチトキャパシタアンプ部の反転増幅器の入力側のポテンシャルが深くなるように、上記反転増幅器の接地側端子の電位を制御することを特徴とする増幅型固体撮像装置。
  4. 請求項1から3までのいずれか1つに記載の増幅型固体撮像装置において、
    上記スイッチトキャパシタアンプ部の反転増幅器を構成するトランジスタのうちの上記ダイオード接続された上記電源側トランジスタがデプレッション型であることを特徴とする増幅型固体撮像装置。
  5. 請求項1または2に記載の増幅型固体撮像装置において、
    オフ時の上記転送トランジスタのチャネル領域のポテンシャルおよびオフ時の上記リセットトランジスタのチャネル領域のポテンシャルが基板電位より深く、かつ、オフ時の上記リセットトランジスタのチャネル領域のポテンシャルがオフ時の上記転送トランジスタのチャネル領域のポテンシャルより深いことを特徴とする増幅型固体撮像装置。
  6. 請求項1に記載の増幅型固体撮像装置を駆動する増幅型固体撮像装置の駆動方法であって、
    上記スイッチトキャパシタアンプ部のリセットトランジスタをオンして、リセット動作を行う第1ステップと、
    上記第1ステップの後に、上記リセットトランジスタをオフして、上記スイッチトキャパシタアンプ部の選択トランジスタがオン状態で上記スイッチトキャパシタアンプ部の反転増幅器から出力されるリセットレベルの読み出し動作を行う第2ステップと、
    上記第2ステップの後に、上記選択トランジスタをオフし、上記光電変換転送部の転送トランジスタをオンして、上記光電変換転送部から上記スイッチトキャパシタアンプ部に電荷転送を行う第3ステップと、
    上記第3ステップの後に、上記選択トランジスタをオンして、上記スイッチトキャパシタアンプ部の反転増幅器から出力される信号レベルの読み出し動作を行う第4ステップとを有し、
    上記光電変換転送部群の夫々において、上記スイッチトキャパシタアンプ部の信号電荷蓄積部に接続された上記光電変換転送部毎に上記第1ステップから上記第4ステップまでの動作を繰り返すことにより、上記光電変換転送部群の各光電変換素子から信号を読み出すことを特徴とする増幅型固体撮像装置の駆動方法。
  7. 請求項に記載の増幅型固体撮像装置の駆動方法において、
    上記第3ステップにおいて、上記スイッチトキャパシタアンプ部の反転増幅器の入力側のポテンシャルが深くなるように、上記反転増幅器の接地側端子の電位を制御することを特徴とする増幅型固体撮像装置の駆動方法。
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