JP4242427B2 - 増幅型固体撮像装置 - Google Patents

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Description

この発明は、増幅型固体撮像装置に関し、より詳しくは、光電変換素子とこの光電変換素子の信号電荷を転送する転送トランジスタとを有する画素を複数備え、上記各画素からの信号をそれぞれ増幅して上記各画素に対して共通の信号線に出力する増幅型固体撮像装置に関する。
一般に、増幅型固体撮像装置としては、増幅機能を持たせた画素部とその画素部の周辺に配置された走査回路を有し、その走査回路により画素部から画素データを読み出すものが普及している。特に、画素部が周辺の駆動回路および信号処理回路と一体化するのに有利なCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor:コンプリメンタリ・メタル・オキサイド・セミコンダクタ)により構成されたAPS(Active Pixel Sensor)型イメージセンサが知られている。
上記APS型イメージセンサは、通常1画素内に光電変換部と増幅部と画素選択部およびリセット部を含む。このため、APS型イメージセンサを構成するには、通常フォトダイオードからなる光電変換部の他に3個〜4個のMOS型トランジスタ(Tr)が用いられているが、1画素当たり3〜4個のMOSトランジスタを設ければ、画素サイズの小型化に制約となる。それ故、複数の光電変換部を1つの増幅部で共有し、1画素当たりのトランジスタの数を低減する技術が有用であるが、この場合、共有する光電変換部の数が多くなればなるほど、フォトダイオードからの信号電荷Qsigを電圧信号Vsigに変換する電荷電圧変換効率η(=Vsig/Qsig)の低下が生じる。
そこで、この問題を解決するため、本発明者は、図10に示すように、電荷電圧変換効率ηの低下が起こらない増幅型固体撮像装置を発明した(特開2005−217607号公報(特許文献1)参照)。
この2次元増幅型固体撮像装置は、図10に示すように、光電変換素子としてフォトダイオード101とこのフォトダイオード101の信号電荷を転送する転送トランジスタ102とを有する光電変換部と、各転送トランジスタ102の出力端子が共通に接続された電荷検出ノード108と、電荷検出ノード108の信号が入力される増幅トランジスタ103Aと、電荷検出ノード108と増幅トランジスタ103Aの出力端子との間に接続されたリセットトランジスタ106と、電荷検出ノード108と増幅トランジスタ103Aの出力端子との間に接続されたキャパシタ107(その容量をCinで表す)と、増幅トランジスタ103Aの出力端子と垂直信号線109との間に接続された選択トランジスタ104と、電荷検出ノード108と昇圧信号線との間に接続されたキャパシタ111(その容量をCupで表す)とを有している増幅部と、垂直信号線109と電源線との間に接続された定電流負荷トランジスタ103Bとからなる。
図11に示すように、期間T1では、選択トランジスタ104に印加されるゲート駆動信号φS(n)がハイレベル、リセットトランジスタ106に印加されるゲート駆動信号φR(n)がハイレベルとなり、増幅トランジスタ103Aと定電流負荷トランジスタ103Bとで構成される定電流負荷型ソース接地反転増幅器の働きによって、電荷検出ノード108と垂直信号線109の電位が、或る一定の電位Vo(リセットレベル)にリセットされる。
上記リセットレベルVoは、次のようにして定められる。すなわち、上述のように増幅トランジスタ103Aと定電流負荷トランジスタ103Bとで構成される定電流負荷型ソース接地反転増幅器の回路は、図12のように表される。ここで、この反転増幅器の入力をVinとし、出力をVoutとし、トランジスタ104,106がオンして短絡すると、Vout=Vinとなるから、リセットレベルVoは、図13に示すように、Vout=Vinなる直線との交点として定められる。
次に、図11に示す期間T2では、ゲート駆動信号φR(n)がローレベルとなって、リセットトランジスタ106はオフ状態になるが、ゲート駆動信号φS(n)はハイレベルのままであり、選択トランジスタ104はオン状態になっている。したがって、電荷検出ノード108の電位を反転増幅した出力(リセットレベルVo)が、オン状態の選択トランジスタ104を介して垂直信号線109に読み出される。
次の期間T3では、ゲート駆動信号φS(n)がローレベルとなって、選択トランジスタ104はオフ状態になる。ここで、ゲート駆動信号φT(n,1)がハイレベルとなって、転送トランジスタ102がオン状態になり、フォトダイオード101に蓄積された信号電荷が、オン状態の転送トランジスタ102を通して電荷検出ノード108に転送される。さらに、ゲート駆動信号φT(n,1)に同期して、昇圧信号φC(n)がハイレベルとなり、キャパシタ111(容量Cup)を介した容量結合により、電荷検出ノード108のポテンシャルが深くなる。したがって、フォトダイオード101から電荷検出ノード108への電荷転送が促進される。
次の期間T4では、ゲート駆動信号φT(n,1)がローレベルになって、転送トランジスタ2がオフ状態になる。また、ゲート駆動信号φC(n)がローレベルとなるので、キャパシタ111を介した容量結合による電荷検出ノード108のポテンシャル変化は解消される。これにより、電荷検出ノード108には、期間T2でのリセットレベル(電位Vo)から期間T3での信号電荷転送による変化分ずれた電位(信号レベル)が保持される。この信号レベルは、増幅トランジスタ103Aと定電流負荷トランジスタ103Bとで構成される定電流負荷型ソース接地反転増幅器によって増幅され、オン状態の選択トランジスタ104を通して垂直信号線109に読み出される。
その後、垂直信号線109に読み出された期間T2のリセットレベルと期間T4の信号レベルとの間の差信号を取れば、画素に入射した光により発生した電荷による実効的な信号が得られる。
1水平走査期間(1H期間)後、ゲート駆動信号φT(n,2)の駆動により上記期間T1からT4における同様の動作が行われる。
このようにして、期間T1からT4までの動作を1水平走査期間(1H期間)ごとにk回繰り返せば、列毎にk個のフォトダイオード101からの信号をそれぞれ増幅して垂直信号線109に出力することができる。
さて、フォトダイオード1から転送された電荷量をQsigとし、上記定電流負荷型ソース接地型反転増幅器のゲインをAとすれば、読み出される実効的な信号は、
Vsig = A・Qsig/[CFD+Cup+(1+A)Cin] ……… (1)
となる。ここで、上記定電流負荷ソース接地型反転増幅器のゲインAは、
Figure 0004242427
である。上記式(2)において、gmは増幅トランジスタ103Aのトランスコンダクタンス、ronは増幅トランジスタ103Aの出力抵抗、ropは定電流負荷トランジスタ103Bの出力抵抗である。
特に、ゲインAが非常に大きい場合は、上記式(1)から、
Vsig≒Qsig/Cin ……… (3)
となる。したがって、電荷電圧変換効率ηは、
η=Vsig/Qsig = 1/Cin ……… (4)
となる。この式(4)から分かるように、ゲインAが非常に大きい場合は、出力される信号に対する電荷検出ノード108の容量CFDの影響は、実質的に殆ど無くなる。したがって、列方向に接続される画素数が増加して、容量CFDが大きくなっても、電荷電圧変換効率ηの低下が発生しない。
しかしながら、特許文献1(特開2005−217607号公報)の技術では、次のような問題が生じる。すなわち、上記定電流負荷ソース接地型反転増幅器は、負荷容量の大きな垂直信号線109を短期間で駆動しなければならない。一方、定電流負荷型ソース接地反転増幅器の出力抵抗ZoutおよびゲインAとバイアス電流Ibiasとの関係は以下の式で表される。
Zout ∝ (Ibias)-1 ……… (5)
gm ∝ (Ibias)1/2 ……… (6)
∴ A ∝ (Ibias)-1/2 ……… (7)
従って、負荷容量の大きな垂直信号線109を駆動するために、バイアス電流Ibiasを増やして出力抵抗Zoutを下げる必要があるが、その場合、逆にゲインAも下がってしまい、電荷電圧変換効率ηが低下するという問題がある。
例えば、垂直信号線109の負荷1pFを1μSで駆動が必要な場合、Zout=140kΩであり、そのときのgm=0.25mS程度、よってゲインA=35となる。
今、1つのスイッチトキャパシタアンプ部20が8画素を共有する構成とした場合、
FD=2fF×8=16fF
Cup=CFD
Cin=1fF
とすれば、
[CFD+Cup+(1+A)Cin]/A = 1.94fF
となり、Cinの約2倍の大きな値になってしまい、電荷電圧変換効率ηが低下してしまう。
特開2005−217607号公報
そこで、この発明の課題は、1画素当たりのトランジスタ数を削減して画素サイズの小型化を図りつつ、ノイズの少ない高画質の画像を得ることができる増幅型固体撮像装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の増幅型固体撮像装置は、
光電変換素子とこの光電変換素子の信号電荷を転送する転送トランジスタとを有する光電変換部を複数備え、上記複数の光電変換部の夫々からの信号を増幅して共通の信号線に出力する増幅型固体撮像装置であって、
上記複数の光電変換部の出力端子が共通に接続された電荷検出ノードに入力側が接続され、上記複数の光電変換部の夫々からの上記信号電荷を電圧に変換するスイッチトキャパシタアンプ部と、
上記スイッチトキャパシタアンプ部により電圧に変換された上記信号を上記共通の信号線に電流増幅して出力する電流増幅部と
を備えたことを特徴とする。
上記構成の増幅型固体撮像装置によれば、上記複数の光電変換部の光電変換素子の夫々から転送トランジスタを介して信号電荷を電荷検出ノードに転送し、各光電変換部から電荷検出ノードに転送された信号電荷をスイッチトキャパシタアンプ部により電圧に変換し、その電圧に変換された信号を電流増幅部により電流増幅して共通の信号線に出力する。このように、複数の光電変換部に対してスイッチトキャパシタアンプ部と電流増幅部が共通になっているので、単位画素当りのトランジスタ数を削減することが可能となる。また、上記光電変換素子の信号電荷を電圧に変換する回路をスイッチトキャパシタ型としているので、上記電荷検出ノードの容量を実効的に低減することが可能となり、電荷電圧変換効率を高めることができる。さらに、上記電流増幅部によって、スイッチトキャパシタアンプ部による電荷検出ノードの容量の低減効果がさらに増し、電荷電圧変換効率をより高めることができる。したがって、1画素当たりのトランジスタ数を削減して画素サイズの小型化を図りつつ、ノイズの少ない高画質の画像を得ることができる。
また、一実施形態の増幅型固体撮像装置では、
上記スイッチトキャパシタアンプ部は、
上記電荷検出ノードに入力端子が接続された反転増幅器と、
上記電荷検出ノードと上記反転増幅器の出力端子との間に接続されたリセットトランジスタと、
上記電荷検出ノードと上記反転増幅器の出力端子との間に接続された第1キャパシタンス素子と
を有する。
上記実施形態によれば、上記電荷検出ノードと入力端子が接続された反転増幅器と、電荷検出ノードと反転増幅器の出力端子との間に接続されたリセットトランジスタと、電荷検出ノードと反転増幅器の出力端子との間に接続された第1キャパシタンス素子とを有するスイッチトキャパシタアンプ部を用いることによって、簡単な構成で光電変換素子の信号電荷を電圧に変換することができる。
また、一実施形態の増幅型固体撮像装置では、上記スイッチトキャパシタアンプ部の上記反転増幅器は、定電流負荷ソース接地型反転増幅器である。
上記実施形態によれば、上記スイッチトキャパシタアンプ部の反転増幅器に定電流負荷ソース接地型反転増幅器を用いることによって、少ない回路構成で反転増幅器のゲインを大きくでき、電荷電圧変換効率を高めることができる。
また、一実施形態の増幅型固体撮像装置では、上記定電流負荷ソース接地型反転増幅器の定電流負荷は、ディプリージョンタイプのトランジスタである。
上記実施形態によれば、上記定電流負荷ソース接地型反転増幅器の定電流負荷に、ディプリージョンタイプのトランジスタを用いることによって、そのトランジスタのゲートソース間を短絡するだけで簡単に定電流負荷をスイッチトキャパシタアンプ部内に構成できる。
また、一実施形態の増幅型固体撮像装置では、
上記電流増幅部は、上記スイッチトキャパシタアンプ部の出力端子がゲートに接続された電流増幅用MOSトランジスタを有し、
上記電流増幅用MOSトランジスタに上記共通の信号線を介して共通の負荷部が接続されて、
上記電流増幅用MOSトランジスタと上記共通の信号線とで増幅器を構成している。
上記実施形態によれば、上記電流増幅部の電流増幅用MOSトランジスタに共通の信号線を介して共通の負荷部が接続され、電流増幅用MOSトランジスタと共通の負荷部とで増幅器を構成することによって、電流増幅部の負荷部を共通化でき、回路を簡略化できる。
また、一実施形態の増幅型固体撮像装置では、上記電流増幅部は、上記電流増幅用MOSトランジスタと上記共通の信号線との間に接続された選択トランジスタを有している。
上記実施形態によれば、複数の光電変換部群毎にスイッチトキャパシタアンプ部と電流増幅部を備えた構成において、電流増幅用MOSトランジスタと共通の信号線との間に接続された選択トランジスタによって光電変換部群を選択して、選択された光電変換部群から選ばれた光電変換部の信号を共通の信号線に出力することが可能になる。
また、一実施形態の増幅型固体撮像装置では、上記電流増幅用MOSトランジスタと上記共通の負荷部の組み合わせによりドレイン接地型ソースフォロワ回路を構成する。
上記実施形態によれば、上記電流増幅用MOSトランジスタと共通の負荷部とを組み合わせたドレイン接地型ソースフォロワ回路は、入力インピーダンスを高くかつ出力インピーダンスを低くできるので、少ない回路構成で、十分な駆動能力を得ることができる。また、上記ドレイン接地型ソースフォロワ回路の入力容量が小さいため、前段の上記スイッチトキャパシタアンプ部の駆動電流を抑えることができ、ひいてはスイッチトキャパシタアンプ部に大きなゲインが得られ、電荷電圧変換効率を高めることにつながる。
また、一実施形態の増幅型固体撮像装置では、上記光電変換素子が埋め込み型のフォトダイオードである。
上記実施形態によれば、埋め込み型のフォトダイオードからの信号電荷転送を完全とすることによって、極めて低ノイズ化されたより高画質な画像を得ることができる。
また、一実施形態の増幅型固体撮像装置では、
上記電荷検出ノードに一端が接続された第2キャパシタンス素子と、
上記第2キャパシタンス素子の他端に接続され、上記第2キャパシタンス素子を介した容量結合によって上記電荷検出ノードのポテンシャルを深くするための昇圧部と
を備えた。
上記実施形態によれば、光電変換素子から転送トランジスタを介して電荷検出ノードに電荷を転送するとき、昇圧部によって、第2キャパシタンス素子の他端の電位を制御して電荷検出ノードのポテンシャルを深くすることによって、信号電荷の転送を容易にする。これにより、光電変換素子に蓄積された信号電荷が失われることなく完全に転送され、極めて低ノイズ化でき、高画質の画像を得ることが可能となる。
また、一実施形態の増幅型固体撮像装置では、
上記スイッチトキャパシタアンプ部は、電圧に変換された上記信号を選択トランジスタを介して出力する選択型スイッチトキャパシタアンプ部であって、
上記選択型スイッチトキャパシタアンプ部を複数備え、
上記複数の選択型スイッチトキャパシタアンプ部の出力端子が共通に接続されたノードが上記電流増幅部の入力側に接続されている。
上記実施形態によれば、上記複数の選択型スイッチトキャパシタアンプ部の出力端子が共通に接続されたノードが電流増幅部の入力側に接続されていることによって、複数の選択型スイッチトキャパシタアンプ部で電流増幅部が共有されるため、単位画素あたりに必要な上記電流増幅部の数が減少し、ひいては単位画素あたりに占めるトランジスタ数をさらに削減できる。特に、共有する光電変換部の数が多いほど効果があり、その分だけ光電変換素子の占める面積を大きくすることができ、ひいては高感度化を実現できる。
また、一実施形態の増幅型固体撮像装置では、上記スイッチトキャパシタアンプ部の上記反転増幅器の電源線の電位を制御する制御部を備えた。
上記実施形態によれば、上記反転増幅器の電源線の電位を制御部により制御することによって、光電変換部が非選択行の場合に動作を停止させることが可能となり、従来必要であった選択トランジスタが不要となり、単位画素あたりのトランジスタ数を削減できる。
また、一実施形態の増幅型固体撮像装置では、上記制御部によって、上記スイッチトキャパシタアンプ部の上記反転増幅器の電源線の電位をハイレベルとローレベルのうちの上記ローレベルにすることにより、上記反転増幅器の出力をローレベルとして上記電流増幅部の動作を停止させる。
上記実施形態によれば、上記制御部によって、スイッチトキャパシタアンプ部の反転増幅器の電源線の電位をハイレベルからローレベルにすることにより、容易に電流増幅部の動作を停止させることができる。
以上より明らかなように、この発明の増幅型固体撮像装置によれば、1画素当たりのトランジスタ数を削減して画素サイズの小型化を図りつつ、ノイズの少ない高画質の画像を得ることができる増幅型固体撮像装置を実現することができる。
以下、この発明の増幅型固体撮像装置を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、この発明の第1実施形態の2次元増幅型固体撮像装置の一部を示す回路図である。それらの画素は、マトリックス(行列)状に2次元配列され、簡単のため、i列内のn行目を示しており、各行内でm個の画素群が含まれている(ただし、m≧2、n≧2、i≧2である)。
図1では、複数行,複数列の光電変換部10のうちのi列目のm個の光電変換部10からなる光電変換部群と、その光電変換部群に接続された1つのスイッチトキャパシタアンプ部20と、その1つのスイッチトキャパシタアンプ部20に接続された1つの電流増幅部21を示している。
この2次元増幅型固体撮像装置は、図1に示すように、光電変換部10と、スイッチトキャパシタアンプ部20と、電流増幅部21と、共通の負荷部の一例としての垂直信号線負荷部22と、昇圧部と制御部を含む垂直走査回路25とからなる。上記光電変換部10は、光電変換素子の一例としての埋め込み型のフォトダイオード1と、このフォトダイオード1の信号電荷を転送する転送トランジスタ2とを備えている。
また、上記スイッチトキャパシタアンプ部20は、各光電変換部10の転送トランジスタ2の出力端子が共通に接続された電荷検出ノード8(その容量をCFDで表す)と、その電荷検出ノード8がゲートに接続された増幅トランジスタ3Aとディプリージョンタイプの定電流負荷トランジスタ3Bからなる定電流負荷型ソース接地反転増幅器と、電荷検出ノード8と反転増幅器(3A,3B)の出力との間に接続されたリセットトランジスタ6と、電荷検出ノード8と反転増幅器(3A,3B)の出力との間に接続された第1キャパシタンス素子の一例としてのキャパシタ7(その容量をCinで表す)と、この電荷検出ノード8と後述する昇圧信号線との間に、第2キャパシタンス素子の一例としてのキャパシタ11(その容量をCupで表す)とを有する。
また、上記電流増幅部21は、スイッチトキャパシタアンプ部20の出力と共通の信号線の一例としての垂直信号線9との間に挿入され、スイッチトキャパシタアンプ部20の出力端子がゲートに接続された電流増幅用MOSトランジスタである電流増幅トランジスタ5Aと、電流増幅トランジスタ5Aの出力と垂直信号線9との間に接続された選択トランジスタ4とを有する。
また、垂直信号線負荷部22は、垂直信号線9と接地電位との間に接続された定電流負荷トランジスタ5Bからなる。上記電流増幅部21内の電流増幅トランジスタ5Aと定電流負荷トランジスタ5Bとの組み合わせにより、ドレイン接地ソースフォロワ回路を構成する。
図1において、T(n,1)、T(n,2)、…、T(n,m)は、各転送トランジスタ2を制御するためのゲート駆動信号線であり、R(n)は、リセットトランジスタ6を制御するためのゲート駆動信号線であり、S(n)は、選択トランジスタ4を制御するためのゲート駆動信号線である。
また、C(n)は昇圧信号線であり、この昇圧信号線C(n)は、第2キャパシタンス素子としてのキャパシタ11が接続されている。動作時には、垂直走査回路25の制御部によって、所定のタイミングで昇圧信号φC(n)が高電位に持ち上げられ、キャパシタ11を介した容量結合によって電荷検出ノード8のポテンシャルを深くすることができる。
上記ゲート駆動信号線T(n,1)、T(n,2)、…、T(n,m)を介して、垂直走査回路25からのゲート駆動信号φT(n,1)、φT(n,2)、…、φT(n,m)が各転送トランジスタ2のゲートに印加される。また、上記ゲート駆動信号線R(n)を介して、垂直走査回路25からのゲート駆動信号φR(n)がスイッチトキャパシタアンプ部20のリセットトランジスタ6のゲートに印加される。また、上記ゲート駆動信号線S(n)を介して、垂直走査回路25からのゲート駆動信号φS(n)が電流増幅部21の選択トランジスタ4のゲートに印加される。さらに、上記昇圧信号線C(n)を介して、垂直走査回路25からの昇圧信号φC(n)がスイッチトキャパシタアンプ部20のキャパシタ11の他端に印加される。
図2は、上記2次元増幅型固体撮像装置の動作タイミングを示している。
図2に示す期間T1では、まず選択トランジスタ4に印加されるゲート駆動信号φS(n)がハイレベルとなり、リセットトランジスタ6に印加されるゲート駆動信号φR(n)がハイレベルとなる。これによりリセットトランジスタ6がオン状態になり、増幅トランジスタ3Aと定電流負荷トランジスタ3Bとで構成される定電流負荷型ソース接地反転増幅器の働きによって、電荷検出ノード8と定電流負荷型ソース接地反転増幅器の出力電位が或る一定の電位Vo(リセットレベル)にリセットされる。
上記リセットレベルVoは、次のようにして定められる。増幅トランジスタ3Aと定電流負荷トランジスタ3Bとで構成される定電流負荷型ソース接地反転増幅器の回路は、図3のように表される。そして、図4に示すように、この反転増幅器の入力をVinとし、出力をVoutとし、上述のようにリセットトランジスタ6がオンして入出力が短絡すると、Vout=Vinとなるから、リセットレベルVoは、Vout=Vinなる直線との交点として定められる。
リセットレベルVoを入力とする、電流増幅用トランジスタ5Aと定電流負荷トランジスタ5Bとで構成されたドレイン接地ソースフォロワ回路(5A,5B)の出力Vsig(i)が、垂直信号線9に出力される。
次の期間T2では、ゲート駆動信号φR(n)がローレベルとなって、リセットトランジスタ6はオフ状態になる。一方、ゲート駆動信号φS(n)はハイレベルのままであり、選択トランジスタ4はオン状態になっている。したがって、電荷検出ノード8の電位を反転増幅した出力、つまり上記リセットレベルVoを入力としたソースフォロワ回路(5A,5B)の出力Vsig(i)が、オン状態の選択トランジスタ4を介して垂直信号線9に読み出される。
次の期間T3では、ゲート駆動信号φT(n,1)がハイレベルとなって、転送トランジスタ2がオン状態になる。フォトダイオード1に蓄積された信号電荷が、オン状態の転送トランジスタ2を通して電荷検出ノード8に転送される。さらに、ゲート駆動信号φT(n,1)に同期して、昇圧信号φC(n)がハイレベルとなる。これにより、キャパシタ11(容量Cup)を介した容量結合により、電荷検出ノード8のポテンシャルが深くなる。したがって、フォトダイオード1から電荷検出ノード8への電荷転送が促進される。なお、電荷検出ノード8のポテンシャル変化は、昇圧信号線C(n)の電位上昇分をキャパシタ11の容量Cupと電荷検出ノード8の容量CFDとで分配したものに相当する。
次の期間T4では、ゲート駆動信号φT(n,1)がローレベルになって、転送トランジスタ2がオフ状態になる。また、ゲート駆動信号φC(n)がローレベルとなるので、キャパシタ11を介した容量結合による電荷検出ノード8のポテンシャル変化は解消される。これにより、電荷検出ノード8には、期間T2でのリセットレベル(電位Vo)から期間T3での信号電荷転送による変化分ずれた電位(信号レベル)が保持される。この信号レベルは、増幅トランジスタ3Aと定電流負荷トランジスタ3Bとで構成される定電流負荷型ソース接地反転増幅器によって増幅され、その増幅された信号を入力としたドレイン接地ソースフォロワ回路(5A,5B)の出力Vsig(i)が、オン状態の選択トランジスタ4を介して垂直信号線9に読み出される。
そして、垂直信号線9に読み出された期間T2のリセットレベルと期間T4の信号レベルとの間の差信号を既知のCDS(相関2重サンプリング)回路や差動回路などで取れば、1番目の光電変換部10のフォトダイオード1に入射した光により発生した電荷による実効的な信号が得られる。
1水平走査期間(1H期間)後、2番目の光電変換部10に対して、上記期間T1からT4における同様の動作が、ゲート駆動信号φT(n,1)に代わってφT(n,2)を駆動することで行われる。
このようにして、光電変換部10毎に期間T1からT4までの動作を繰り返せば、列毎に各フォトダイオード1からの信号をそれぞれ増幅して垂直信号線9に出力することができる。垂直信号線9に読み出された信号Vsig(i)は、各垂直信号線に対して共通に設けられた図示しない水平信号線を通して順次出力される。
さて、フォトダイオード1から転送された電荷量をQsigとし、上記定電流負荷型ソース接地型反転増幅器のゲインをAとし、上記ソースフォロワ回路のゲインをBとすれば、読み出される実効的な信号は、
Vsig=B・A・Qsig/[CFD+Cup+(1+A)Cin] ……… (8)
となる。ここで、ソースフォロワ回路のゲインBは0.9程度、定電流負荷ソース接地型反転増幅器のゲインAは、
Figure 0004242427
である。式(9)中のgmは増幅トランジスタ3Aのトランスコンダクタンス、ronは増幅トランジスタ3Aの出力抵抗、ropは定電流負荷トランジスタ3Bの出力抵抗である。特に、ゲインAが非常に大きい場合は、式(8)から
Vsig≒B・Qsig/Cin ……… (10)
となる。したがって、電荷電圧変換効率ηは
η=Vsig/Qsig=B/Cin ……… (11)
となる。この式(11)から分かるように、ゲインAが非常に大きい場合は、出力される信号に対する電荷検出ノード8の容量CFDの影響は、実質的に殆ど無くなる。
ところが、従来の増幅型固体撮像装置の場合、スイッチトキャパシタアンプ部20が垂直信号線9を直接駆動するため、出力抵抗Zoutを下げる必要があり、反転増幅器のゲインAがあがらず、結果として電荷電圧変換効率ηが低下するという問題があった。これに対して、この発明では、スイッチトキャパシタアンプ部20と垂直信号線9との間に電流増幅部21を設けているため、スイッチトキャパシタアンプ部20の出力抵抗Zoutを下げる必要がなく、反転増幅器のゲインAを高く保つことができる。
例えば、電流増幅部21の入力負荷は垂直信号線9の100分の1以下であり、出力抵抗Zoutを従来例より100倍にした場合、
Zout=14MΩ
であり、ゲインA=350となる。
今、1つのスイッチトキャパシタアンプ部20が8画素を共有する構成とした場合、同様に、
FD=2fF×8=16fF
Cup=CFD
Cin=1fF
とすれば、
[CFD+Cup+(1+A)Cin]/A = 1.09fF
となり、Cinとほとんど同じ値になり、電荷電圧変換効率ηが低下を防ぐことができる。
したがって、列方向に共通に接続される光電変換部10の数mが増加して、電荷検出ノード8の容量CFDが大きくなっても、電荷電圧変換効率ηの低下が発生しない。これは従来の増幅型固体撮像装置に比べて、この発明により若干のトランジスタの数の増加分(定電流負荷トランジスタ3Bと電流増幅トランジスタ5A)を補って余りある。
つまり、従来の増幅型固体撮像装置の場合、1つのスイッチトキャパシタアンプ部20が8画素を共有する構成として、
1画素あたりの占有トランジスタ数は、
画素あたりの占有トランジスタ数 = 11/8 = 1.375トランジスタ/画素
となり、
FD=2fF×8=16fF
Cup=CFD
Cin=1fF
とし、ゲインA=35とすれば、電荷電圧変換率は、
電荷電圧変換率 = 1/1.94(fF)
= 5.15×1014(V/クーロン)
= 8.24×10−5(V/電子)
= 82.4(μV/電子)
である。この発明の増幅型固体撮像装置の場合、同様に1つのスイッチトキャパシタアンプ部20が8画素を共有する構成として、ゲインA=350とし、ソースフォロワ回路のゲインB=0.9とすれば、
画素あたりの占有トランジスタ数 = 13/8 = 1.625トランジスタ/画素
電荷電圧変換率 = 1/1.09(fF)×B
= 9.17×1014(V/クーロン)×0.9
= 13.2×10−5(V/電子)
= 132(μV/電子)
となり、1画素あたりのトランジスタ数18%増加に対して、電荷電圧変換率は60%向上する。このように、本発明が高感度化に有用であることは明らかである。
上記構成の2次元増幅型固体撮像装置によれば、複数の光電変換部10のフォトダイオード1の夫々から転送トランジスタ2を介して信号電荷を電荷検出ノード8に転送し、各光電変換部10から電荷検出ノード8に転送された信号電荷をスイッチトキャパシタアンプ部20により電圧に変換し、その電圧に変換された信号を電流増幅部21により電流増幅して垂直信号線9に出力する。このように、複数の光電変換部10に対してスイッチトキャパシタアンプ部20と電流増幅部21が共通になっているので、単位画素当りのトランジスタ数を削減することが可能となる。また、上記フォトダイオード1の信号電荷を電圧に変換する回路をスイッチトキャパシタ型としているので、上記電荷検出ノード8の容量を実効的に低減することが可能となり、電荷電圧変換効率を高めることができる。さらに、上記電流増幅部21によって、スイッチトキャパシタアンプ部20による電荷検出ノード8の容量の低減効果がさらに増し、電荷電圧変換効率をより高めることができる。したがって、1画素当たりのトランジスタ数を削減して画素サイズの小型化を図りつつ、ノイズの少ない高画質の画像を得ることができる。
また、上記電荷検出ノード8と入力端子が接続された反転増幅器(3A,3B)、電荷検出ノード8と反転増幅器(3A,3B)の出力端子との間に接続されたリセットトランジスタと、電荷検出ノード8と反転増幅器(3A,3B)の出力端子との間に接続されたキャパシタ7とを有するスイッチトキャパシタアンプ部20を用いることによって、簡単な構成でフォトダイオード1の信号電荷を電圧に変換することができる。
また、上記スイッチトキャパシタアンプ部20の反転増幅器(3A,3B)に定電流負荷ソース接地型反転増幅器を用いることによって、少ない回路構成で反転増幅器のゲインを大きくでき、電荷電圧変換効率を高めることができる。
また、上記定電流負荷ソース接地型反転増幅器(3A,3B)の定電流負荷に、ディプリージョンタイプの定電流負荷トランジスタ3Bを用いることによって、そのゲートソース間を短絡するだけで簡単に定電流負荷をスイッチトキャパシタアンプ部20内に構成できる。
なお、エンハンスメント型でゲートソース間を短絡した場合、電流が流れず、また、エンハンスメント型でドレインソース間を短絡した場合、電流は流れても定電流負荷にはならず、大きなアンプゲインが得られない。したがって簡易構成で大きなアンプゲインが得られる定電流負荷を構成するためには、ディプリージョンタイプのトランジスタであることが必要である。
また、上記電流増幅部21は、スイッチトキャパシタアンプ部20の出力端子がゲートに接続された電流増幅用MOSトランジスタを用いた電流増幅トランジスタ5Aを有し、その電流増幅トランジスタ5Aに垂直信号線9を介して垂直信号線負荷部22が接続されて、電流増幅トランジスタ5Aと垂直信号線負荷部22とで増幅器を構成しているので、電流増幅部21の負荷部を共通化でき、回路を簡略化できる。
また、上記電流増幅部21は、電流増幅トランジスタ5Aと垂直信号線9との間に選択トランジスタ4を接続することによって、複数の光電変換部群毎にスイッチトキャパシタアンプ部20と電流増幅部21を備えた構成において、電流増幅トランジスタ5Aと垂直信号線9の間に接続された選択トランジスタ4によって光電変換部群を選択して、選択された光電変換部群から選ばれた光電変換部10の信号を垂直信号線9に出力することが可能となる。
また、上記電流増幅トランジスタ5Aと垂直信号線負荷部22とを組み合わせたドレイン接地型ソースフォロワ回路は、出力インピーダンスを低くできるので、少ない回路構成で、十分な駆動能力を得ることができる。また、上記ドレイン接地型ソースフォロワ回路の入力容量が小さいため、前段の上記スイッチトキャパシタアンプ部20の駆動電流を抑えることができ、ひいてはスイッチトキャパシタアンプ部20に大きなゲインが得られ、電荷電圧変換効率を高めることにつながる。
また、フォトダイオード1は埋め込み型のフォトダイオードであるから、このフォトダイオード1に蓄積された信号電荷が失われることなく転送され、低ノイズ化でき、高画質な画像を得ることが可能となる。
また、フォトダイオード1から転送トランジスタ2を介して電荷検出ノード8に電荷を転送するとき、垂直走査回路25の昇圧部によって、キャパシタ11の他端の電位を制御して電荷検出ノード8のポテンシャルを深くし、信号電荷の転送を容易にする。これにより、フォトダイオード1に蓄積された信号電荷が失われることなく完全に転送され、極めて低ノイズ化でき、高画質の画像を得ることが可能となる。
(第2実施形態)
図5A,図5Bは、この発明の第2実施形態の2次元増幅型固体撮像装置の一部を示す回路図である。
第1実施形態の場合、スイッチトキャパシタアンプ部20と電流増幅部21は同じ数だけ2次元増幅型固体撮像装置に含まれるが、この第2実施形態では、複数の選択型スイッチトキャパシタアンプ部20Aが電流増幅部21を共有している。その他の構成要素で第1実施形態と同じ構成要素には同じ符号を用いており、個々の説明を省略する。
図5A,図5Bでは、複数行,複数列の光電変換部10のうちのi列目の夫々m個の光電変換部10からなる2つの光電変換部群と、その2つの光電変換部群毎に接続された2つの選択型スイッチトキャパシタアンプ部20Aと、その2つの選択型スイッチトキャパシタアンプ部20Aに接続された1つの電流増幅部21を示している。
また、T(n,1,1)、…、T(n,1,m)、T(n,2,1)、…、T(n,2,m)は、各転送トランジスタ2を制御するためのゲート駆動信号線であり、R(n,1)、R(n,2)は、リセットトランジスタ6を制御するためのゲート駆動信号線であり、S(n)は、選択トランジスタ4を制御するためのゲート駆動信号線である。また、S2(n,1)、S2(n,2)は、選択型スイッチトキャパシタアンプ部20Aの選択トランジスタ41を制御するためのゲート駆動信号線であり、C(n,1)、C(n,2)は昇圧信号線である。
上記ゲート駆動信号線T(n,1,1)、…、T(n,1,m)、T(n,2,1)、…、T(n,2,m)を介して、垂直走査回路25からのゲート駆動信号φT(n,1,1)、…、φT(n,1,m)、φT(n,2,1)、…、φT(n,2,m)が各転送トランジスタ2のゲートに印加される。また、上記ゲート駆動信号線R(n,1)、R(n,2)を介して、垂直走査回路25からのゲート駆動信号φR(n,1)、φR(n,2)が選択型スイッチトキャパシタアンプ部20Aのリセットトランジスタ6のゲートに印加される。また、上記ゲート駆動信号線S(n)を介して、垂直走査回路25からのゲート駆動信号φS(n)が電流増幅部21の選択トランジスタ4のゲートに印加される。また、上記ゲート駆動信号線S2(n,1)、S2(n,2)を介して、垂直走査回路25からのゲート駆動信号φS2(n,1)、φS2(n,2)が選択型スイッチトキャパシタアンプ部20Aの選択トランジスタ41のゲートに印加される。さらに、上記昇圧信号線C(n,1)、C(n,2)を介して、垂直走査回路25からの昇圧信号φC(n,1)、φC(n,2)が選択型スイッチトキャパシタアンプ部20Aのキャパシタ11の他端に印加される。
この第2実施形態の2次元増幅型固体撮像装置では、選択型スイッチトキャパシタアンプ部20Aには、新たに選択トランジスタ41が付加されるが、電流増幅部21が複数の選択型スイッチトキャパシタアンプ部20Aで共有されるため、単位画素あたりの占めるトランジスタ数が第1実施形態の2次元増幅型固体撮像装置に比べて、1画素当たりのトランジスタ数をさらに削減することができる。これは共有する光電変換部10の数mが多いほど効果があり、そして、その分だけフォトダイオード1の占める面積を大きくすることができ、ひいては高感度化を実現できる。
なお、図6に駆動タイミングを示すが、第1実施形態の2次元増幅型固体撮像装置と同じ駆動原理である。
また、上記複数の選択型スイッチトキャパシタアンプ部20Aの出力端子が共通に接続されたノードが電流増幅部21の入力側に接続されていることによって、複数の選択型スイッチトキャパシタアンプ部20Aが電流増幅部21を共有するため、単位画素あたりに必要な電流増幅部の数が減少し、ひいては単位画素あたりに占めるトランジスタ数をさらに削減できる。特に、共有する光電変換部10の数が多いほど効果があり、その分だけフォトダイオード1の占める面積を大きくすることができ、ひいては高感度化を実現できる。
(第3実施形態)
図7は、この発明の第3実施形態の2次元増幅型固体撮像装置の一部を示す回路図である。
この第3実施形態の2次元増幅型固体撮像装置の第1実施形態との違いは、電流増幅部21Aは選択トランジスタを含まず、またスイッチトキャパシタアンプ部20Bは反転増幅器(3A,3B)の電源線を電源電位に固定せず、V(n)なる制御線で制御している。その他の構成要素は第1実施形態と同じであり、同じ構成には同じ符号を用い、個々の説明を省略する。
図8にn行目が選択行の場合の駆動タイミングを示す。これは第1実施形態と同じであるため、説明を省略する。
図9にn行目が非選択行の場合の駆動タイミングを示す。この場合、各転送トランジスタ2を制御するためのゲート駆動信号線T(n,1)、T(n,2)、…、T(n,m)、リセットトランジスタ6を制御するためのゲート駆動信号線R(n)、選択トランジスタ4を制御するためのゲート駆動信号線S(n)、昇圧信号線C(n)は非選択のためローレベルである。
また、T1からT4の間は、制御線V(n)を介して反転増幅器(3A,3B)の電源線に印加された制御信号φV(n)がローレベルとなるため、定電流負荷トランジスタ3Bを通じて反転増幅器(3A,3B)の出力(すなわち電流増幅部21Aの電流増幅トランジスタ5Aの入力)が接地レベルになる。
このため、電流増幅トランジスタ5Aがオフ状態となるので、第1実施形態のような選択トランジスタを含まずとも、n行の非選択動作を実現することができる。この選択トランジスタの削除により、単位画素あたりの占めるトランジスタ数が第1実施形態に比べて、1画素当たりのトランジスタ数をさらに削減することができる。そして、その分だけフォトダイオード1の占める面積を大きくすることができ、ひいては高感度化を実現できる。
また、上記反転増幅器(3A,3B)の電源線の電位を垂直走査回路25の制御部により制御することによって、光電変換部10が非選択行の場合に動作を停止させることができ、従来必要であった選択トランジスタが不要となり、単位画素あたりのトランジスタ数を削減できる。
また、上記垂直走査回路25の制御部によって、上記スイッチトキャパシタアンプ部20Bの反転増幅器(3A,3B)の電源線の電位をローレベルにすることにより、反転増幅器(3A,3B)の出力をローレベルとして電流増幅部21Aの動作を停止させることができる。
また、上記第1〜第3実施形態では、増幅型固体撮像装置の一例としての画素が2次元配列された2次元増幅型固体撮像装置について説明したが、画素が1次元配列された増幅型固体撮像装置に本発明を適用してもよい。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記第1〜第3実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
図1はこの発明の第1実施形態の2次元増幅型固体撮像装置の構成を示す図である。 図2は上記2次元増幅型固体撮像装置の動作タイミングを示すチャート図である。 図3は上記2次元増幅型固体撮像装置の要素で構成される定電流負荷型ソース接地反転増幅器の回路構成を示す図である。 図4は図3に示す反転増幅器の特性を示す図である。 図5Aはこの発明の第2実施形態の2次元増幅型固体撮像装置の構成を示す図である。 図5Bは図5Aに続く上記2次元増幅型固体撮像装置の構成を示す図である。 図6は図5A,図5Bの2次元増幅型固体撮像装置の動作タイミングを示すチャート図である。 図7はこの発明の第3実施形態の2次元増幅型固体撮像装置の構成を示す図である。 図8は上記2次元増幅型固体撮像装置の選択行の動作タイミングを示すチャート図である 図9は上記2次元増幅型固体撮像装置の非選択行の動作タイミングを示すチャート図である 図10は従来の2次元増幅型固体撮像装置の構成を示す図である。 図11は上記2次元増幅型固体撮像装置の動作タイミングを示すチャート図である。 図12は上記2次元増幅型固体撮像装置の要素で構成される定電流負荷型ソース接地反転増幅器の回路構成を示す図である。 図13は図12に示す反転増幅器の特性を示す図である。
符号の説明
1…フォトダイオード
2…転送トランジスタ
3A…増幅トランジスタ
3B…定電流負荷トランジスタ
4,41…選択トランジスタ
5A…電流増幅トランジスタ
5B…定電流負荷トランジスタ
6…リセットトランジスタ
7…第1キャパシタンス素子
8…電荷検出ノード
9…垂直信号線
10…光電変換部
11…第2キャパシタンス素子
20,20B…スイッチトキャパシタアンプ部
20A…選択型スイッチトキャパシタアンプ部
21,21A…電流増幅部
22…垂直信号線負荷部
25…垂直走査回路

Claims (12)

  1. 光電変換素子とこの光電変換素子の信号電荷を転送する転送トランジスタとを有する光電変換部を複数備え、上記複数の光電変換部の夫々からの信号を増幅して共通の信号線に出力する増幅型固体撮像装置であって、
    上記複数の光電変換部の出力端子が共通に接続された電荷検出ノードに入力側が接続され、上記複数の光電変換部の夫々からの上記信号電荷を電圧に変換するスイッチトキャパシタアンプ部と、
    上記スイッチトキャパシタアンプ部により電圧に変換された上記信号を上記共通の信号線に電流増幅して出力する電流増幅部と
    を備えたことを特徴とする増幅型固体撮像装置。
  2. 請求項1に記載の増幅型固体撮像装置において、
    上記スイッチトキャパシタアンプ部は、
    上記電荷検出ノードに入力端子が接続された反転増幅器と、
    上記電荷検出ノードと上記反転増幅器の出力端子との間に接続されたリセットトランジスタと、
    上記電荷検出ノードと上記反転増幅器の出力端子との間に接続された第1キャパシタンス素子と
    を有することを特徴とする増幅型固体撮像装置。
  3. 請求項2に記載の増幅型固体撮像装置において、
    上記スイッチトキャパシタアンプ部の上記反転増幅器は、定電流負荷ソース接地型反転増幅器であることを特徴とする増幅型固体撮像装置。
  4. 請求項3に記載の増幅型固体撮像装置において、
    上記定電流負荷ソース接地型反転増幅器の定電流負荷は、ディプリージョンタイプのトランジスタであることを特徴とする増幅型固体撮像装置。
  5. 請求項1に記載の増幅型固体撮像装置において、
    上記電流増幅部は、上記スイッチトキャパシタアンプ部の出力端子がゲートに接続された電流増幅用MOSトランジスタを有し、
    上記電流増幅用MOSトランジスタに上記共通の信号線を介して共通の負荷部が接続されて、
    上記電流増幅用MOSトランジスタと上記共通の信号線とで増幅器を構成していることを特徴とする増幅型固体撮像装置。
  6. 請求項5に記載の増幅型固体撮像装置において、
    上記電流増幅部は、上記電流増幅用MOSトランジスタと上記共通の信号線との間に接続された選択トランジスタを有していることを特徴とする増幅型固体撮像装置。
  7. 請求項5に記載の増幅型固体撮像装置において、
    上記電流増幅用MOSトランジスタと上記共通の負荷部の組み合わせによりドレイン接地型ソースフォロワ回路を構成することを特徴とする増幅型固体撮像装置。
  8. 請求項1に記載の増幅型固体撮像装置において、
    上記光電変換素子が埋め込み型のフォトダイオードであることを特徴とする増幅型固体撮像装置。
  9. 請求項1に記載の増幅型固体撮像装置において、
    上記電荷検出ノードに一端が接続された第2キャパシタンス素子と、
    上記第2キャパシタンス素子の他端に接続され、上記第2キャパシタンス素子を介した容量結合によって上記電荷検出ノードのポテンシャルを深くするための昇圧部と
    を備えたことを特徴とする増幅型固体撮像装置。
  10. 請求項1に記載の増幅型固体撮像装置において、
    上記スイッチトキャパシタアンプ部は、電圧に変換された上記信号を選択トランジスタを介して出力する選択型スイッチトキャパシタアンプ部であって、
    上記選択型スイッチトキャパシタアンプ部を複数備え、
    上記複数の選択型スイッチトキャパシタアンプ部の出力端子が共通に接続されたノードが上記電流増幅部の入力側に接続されていることを特徴とする増幅型固体撮像装置。
  11. 請求項3に記載の増幅型固体撮像装置において、
    上記スイッチトキャパシタアンプ部の上記反転増幅器の電源線の電位を制御する制御部を備えたことを特徴とする増幅型固体撮像装置。
  12. 請求項11に記載の増幅型固体撮像装置において、
    上記制御部によって、上記スイッチトキャパシタアンプ部の上記反転増幅器の電源線の電位をハイレベルとローレベルのうちの上記ローレベルにすることにより、上記反転増幅器の出力をローレベルとして上記電流増幅部の動作を停止させることを特徴とする増幅型固体撮像装置。
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