JP4038128B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光源からの光ビームを、回転している円盤状の情報担体(以下『光ディスク』と呼ぶ)に向けて収束照射することにより、光ディスクに情報を記録し、あるいは光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク装置に関する。さらに詳細には、情報の記録・再生を行う際の、光ディスクと光ビームを集光する集光レンズとの衝突を回避する機構を備えた光ディスク装置に関する。
従来の光ディスク装置における情報の再生は、比較的弱い一定光量の光ビームを、情報担体である光ディスク上に照射し、光ディスクによって強弱に変調された反射光を検出することにより行われる。また、情報の記録は、記録する情報に応じてその光量を強弱に変調した光ビームを、光ディスク上の記録材料膜に照射することにより行われる(例えば、特許文献1)。
再生専用の光ディスクにおいては、ピットによる情報が予めスパイラル状に記録されている。また、記録・再生が可能な光ディスクは、スパイラル状の凹凸構造のトラックを有する基材表面に、光学的に記録・再生が可能な材料からなる膜(記録材料膜)を蒸着等の手法によって形成することにより作製される。光ディスクに情報を記録し、あるいは光ディスクに記録された情報を再生するためには、光ビームが記録材料膜上で常に所定の収束状態となるように、光ビームの焦点を光ディスクの面の法線方向(以下『フォーカス方向』と呼ぶ)に制御するフォーカス制御が必要となる。
以下、従来の光ディスク装置の制御動作について、図14を参照しながら説明する。図14に示すように、光ヘッド110は、半導体レーザ111と、カップリングレンズ112と、偏光ビームスプリッタ113と、1/4波長板114と、収束手段である集光レンズ115と、フォーカス移動手段であるフォーカスアクチュエータ(以下『Fcアクチュエータ』と呼ぶ)116と、トラック移動手段であるトラッキングアクチュエータ(以下『Tkアクチュエータ』と呼ぶ)117と、検出レンズ118と、円筒レンズ119と、光検出器120とにより構成されている。
半導体レーザ111から出射された光ビームは、カップリングレンズ112によって平行光に変換される。この平行光は、偏光ビームスプリッタ113と1/4波長板114を通過した後、集光レンズ115によって円盤状の光ディスク101の情報面上に集光される。次いで、光ディスク101で反射された光ビームは、集光レンズ115と1/4波長板114を再び通過した後、偏光ビームスプリッタ113で反射される。そして、この反射光は、検出レンズ118と円筒レンズ119を通過した後、4つに分割された光検出器120に照射される。集光レンズ115は、弾性体(図示せず)によって支持されており、Fcアクチュエータ116に電流を流すことにより、電磁気力によってフォーカス方向に移動する。
光検出器120は、検出された光量信号をフォーカスずれ信号検出手段であるフォーカスエラー生成器(以下『FE生成器』と呼ぶ)130に送る。FE生成器130は、光検出器120からの光量信号を用いて、光ディスク101の情報面上における光ビームの収束状態を示すエラー信号、つまり、光ディスク101の情報面に対する光ビームの焦点の位置ずれに応じたフォーカスエラー信号(以下『FE信号』と呼ぶ)を演算する。そして、FE生成器130は、フォーカス制御の制御動作を安定にするために、このFE信号を、位相補償を行うフォーカス制御用フィルタ(以下『Fcフィルタ』と呼ぶ)131と駆動セレクタ132とフォーカスドライバ(以下『Fcドライバ』と呼ぶ)137を介してFcアクチュエータ116に送る。Fcアクチュエータ116は、光ビームが光ディスク101の情報面上に所定の状態で収束するように、集光レンズ115をフォーカス方向に駆動する。
固定駆動信号発生器136は、Fcアクチュエータ116が機械的に自然な状態、すなわち、Fcアクチュエータ116に対して何も力が加わらない状態となる駆動信号を、駆動セレクタ132に送る。光ディスク101の情報面に対する光ビームの焦点の位置ずれが生じており、情報の記録・再生を行う際に、その位置ずれを補正する必要がある場合には、駆動セレクタ132は、Fcフィルタ131からの信号をFcドライバ137に送る。Fcドライバ137は、駆動セレクタ132からの信号に基づいて、Fcアクチュエータ116を駆動する。そして、Fcアクチュエータ116は、光ビームが光ディスク101の情報面上に収束するように、集光レンズ115をフォーカス方向に駆動する。このような状態を、『フォーカス制御が動作状態にある』という。光ディスク101の情報面に対する光ビームの焦点の位置ずれを補正する必要がない場合には、駆動セレクタ132は、固定駆動信号発生器136からの信号をFcドライバ137に送る。このような状態を、『フォーカス制御が不動作状態にある』という。Fcドライバ137は、駆動セレクタ132からの信号に基づいて、Fcアクチュエータ116を駆動する。フォーカス制御が不動作状態にある場合に、Fcアクチュエータ116は自然な状態となる。
また、光検出器120の光量信号は、反射光量検出器161にも送られる。反射光量検出器161は、光検出器120の光量信号に基づいて光ディスク101の反射光量に応じた信号を検出し、それをフォーカス異常検出器(以下『Fc異常検出器』と呼ぶ)181に送る。Fc異常検出器181は、反射光量検出器161からの信号が所定レベル以下となる時間が異常検出時間TW以上連続した場合に、その内部ステータスをフォーカス制御が外れた状態にする。すなわち、Fc異常検出器181は、光ディスク101の情報面に対する光ビームの焦点の位置ずれが発生していると判断する。
特開昭52−80802号公報
光ディスクの高密度化に伴い、光ビームの焦点が光ディスクの情報面上に位置する場合の光ディスクと集光レンズとが接近し、光ディスクと集光レンズとが衝突する可能性が高くなる。そして、この場合の課題としては、以下の二点が挙げられる。すなわち、
(1)フォーカス制御が不動作状態にある場合、すなわち、光ディスク装置を輸送したり移動させたりする場合に、集光レンズと光ディスクとが衝突し易い。
(2)反射光量を用いたフォーカス異常検出では、検出速度が遅く、集光レンズと光ディスクとが衝突し易い。特に、光ヘッドを移送して光ビームの焦点を所望のトラックへ検索する場合や光ディスク装置に外部から振動や衝撃が加わった場合に、フォーカス制御が外れ、集光レンズと光ディスクとが衝突してしまう。
本発明は、従来技術における前記課題を解決するためになされたものであり、フォーカス制御が動作状態にあるか不動作状態にあるかに関わらず、集光レンズと光ディスクとの衝突を回避し、集光レンズや光ディスクが損傷することを防止することのできる、信頼性の高い光ディスク装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係る光ディスク装置の構成は、光源からの光ビームを、回転している情報担体に向けて収束照射する収束手段と、
前記情報担体の情報面に対する前記光ビームの焦点の位置ずれに応じた信号を発生させるフォーカスずれ信号検出手段と、
前記収束手段を前記情報担体の情報面の法線方向に移動させるフォーカス移動手段と、
前記フォーカスずれ信号検出手段からの信号に応じて前記フォーカス移動手段を駆動し、前記光ビームの焦点が前記情報担体の情報面を追従するように制御するフォーカス制御手段と、
前記フォーカス制御手段が不動作状態にある場合に、前記光ビームの焦点が前記情報担体の情報面近傍にあることを検出する情報面検出手段と、
前記情報面検出手段から信号が発生した場合に、前記収束手段が前記情報担体から離れる方向に変位するような前記フォーカス移動手段への駆動信号を発生させる衝突回避手段とを備えたことを特徴とする。
この光ディスク装置の構成によれば、フォーカス制御手段が不動作状態にある場合に、情報担体と収束手段とが、光ビームの焦点が情報担体の情報面に位置する状態よりも接近しないため、情報担体と収束手段との衝突を回避し、情報担体や収束手段が損傷することを防止して、信頼性の高い光ディスク装置を実現することができる。
また、前記本発明の光ディスク装置の構成においては、前記衝突回避手段が発生させる駆動信号が、前記収束手段が前記情報担体から離れる方向に変位するような所定の波高値を有するパルス信号であるのが好ましい。この好ましい例によれば、衝突回避手段の駆動信号を発生させる時間が短くなるので、低い電力で、情報担体と収束手段との衝突を回避することができる。また、この場合には、前記衝突回避手段が発生させる駆動信号が、予め設定された所定値で出力が飽和するように構成されているのが好ましい。この好ましい例によれば、衝突回避手段から大きな駆動信号を印加することによる、収束手段あるいはフォーカス移動手段の破損を防止しながら、情報担体と収束手段との衝突を回避することができる。
また、前記本発明の光ディスク装置の構成においては、前記衝突回避手段が発生させる駆動信号が、一定の傾きを有するランプ信号であるのが好ましい。この好ましい例によれば、衝突回避手段の発生させる駆動信号が連続信号となるので、収束手段及びフォーカス移動手段に対する負担を少なくした状態で、情報担体と収束手段との衝突を回避することができる。また、この場合には、前記衝突回避手段が発生させる駆動信号が、予め設定された所定値で出力が飽和するように構成されているのが好ましい。この好ましい例によれば、衝突回避手段から大きな駆動信号を印加することによる、収束手段あるいはフォーカス移動手段の破損を防止しながら、情報担体と収束手段との衝突を回避することができる。
また、前記本発明の光ディスク装置の構成においては、前記情報面検出手段から信号が発生していない場合に前記衝突回避手段が発生させる駆動信号は、前記収束手段が前記情報担体に近づく方向に所定の傾きで変位するような信号であるのが好ましい。この好ましい例によれば、情報担体と収束手段とが十分離間したときに、衝突回避手段の発生させる駆動信号が小さくなるので、低い電力で、情報担体と収束手段との衝突を回避することができる。
本発明によれば、フォーカス制御が動作状態にあるか不動作状態にあるかに関わらず、集光レンズと光ディスクとの衝突を回避することができる。
以下、実施の形態を用いて本発明をさらに具体的に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は本発明の第1の実施の形態における光ディスク装置を示すブロック図である。
図1に示すように、光ヘッド10は、光源としての半導体レーザ11と、カップリングレンズ12と、偏光ビームスプリッタ13と、1/4波長板14と、光源からの光ビームを、回転している情報担体としての円盤状の光ディスク1に向けて収束照射する収束手段としての集光レンズ15と、集光レンズ15を光ディスク1の情報面の法線方向に移動させるフォーカス移動手段としてのフォーカスアクチュエータ(以下『Fcアクチュエータ』と呼ぶ)16と、集光レンズ15を光ディスク1のトラックを横切る方向に移動させるトラック移動手段としてのトラッキングアクチュエータ(以下『Tkアクチュエータ』と呼ぶ)17と、検出レンズ18と、円筒レンズ19と、光検出器20とにより構成されている。
半導体レーザ11から出射された光ビームは、カップリングレンズ12によって平行光に変換される。この平行光は、偏光ビームスプリッタ13と1/4波長板14を通過した後、集光レンズ15によって光ディスク1の情報面上に集光される。
光ディスク1で反射された光ビームは、集光レンズ15と1/4波長板14を再び通過した後、偏光ビームスプリッタ13で反射される。そして、この反射光は、検出レンズ18と円筒レンズ19を通過した後、4つに分割された光検出器20に照射される。集光レンズ15は、弾性体(図示せず)によって支持されており、Fcアクチュエータ16に電流を流すことにより、電磁気力によってフォーカス方向に移動する。
光検出器20は、検出された光量信号を、光ディスク1の情報面に対する光ビームの焦点の位置ずれに応じた信号を発生させるフォーカスずれ信号検出手段としてのフォーカスエラー生成器(以下『FE生成器』と呼ぶ)30に送る。FE生成器30は、光検出器20からの光量信号を用いて、光ビームの光ディスク1の情報面上における収束状態を示すエラー信号、つまり、光ディスク1の情報面に対する光ビームの焦点の位置ずれに応じたフォーカスエラー信号(以下『FE信号』と呼ぶ)を演算する。そして、FE生成器30は、フォーカス制御の制御動作を安定にするために、このFE信号を、位相補償を行うフォーカス制御用フィルタ(以下『Fcフィルタ』と呼ぶ)31と駆動セレクタ32とフォーカスドライバ(以下『Fcドライバ』と呼ぶ)37を介してFcアクチュエータ16に送る。Fcアクチュエータ16は、光ビームが光ディスク1の情報面上に所定の状態で収束するように、集光レンズ15をフォーカス方向に駆動する。
反射光量検出器61と情報面検出器62とにより、光ビームの焦点が光ディスク1の情報面近傍にあることを検出する情報面検出手段が構成されており、光検出器20の光量信号は反射光量検出器61に送られる。反射光量検出器61は、光検出器20の光量信号に基づいて光ディスク1の反射光量に応じた信号(反射光量信号)を検出し、それを情報面検出器62に送る。情報面検出器62は、コンパレータ等によって構成することができる。情報面検出器62は、反射光量検出器61からの反射光量信号が比較レベルAよりも大きい場合にはハイレベルの信号を、比較レベルAよりも小さい場合にはローレベルの信号を、衝突回避手段である回避駆動信号生成器63に送る。
駆動リミッタ64は、回避駆動信号生成器63からの信号がゼロレベルよりも大きくならないように制限するための信号を回避駆動信号生成器63に送る。駆動リミッタ64からの信号がローレベルの場合、回避駆動信号生成器63は、情報面検出器62からの信号がハイレベルのときは、集光レンズ15が光ディスク1から離れる方向に所定の速度(傾き)で変位するような駆動信号を生成し、情報面検出器62からの信号がローレベルのときは、集光レンズ15が光ディスク1に近づく方向に所定の速度(傾き)で変位するような駆動信号を生成する。そして、回避駆動信号生成器63は、生成した駆動信号を駆動セレクタ32と駆動リミッタ64に送る。
駆動リミッタ64からの信号がハイレベルの場合、回避駆動信号生成器63は、出力する駆動信号を0にクリアして、生成した駆動信号を駆動セレクタ32と駆動リミッタ64に送る。駆動リミッタ64は、回避駆動信号生成器63からの駆動信号が0以上のときは、ハイレベルの信号を、回避駆動信号生成器63からの駆動信号が0よりも小さいときは、ローレベルの信号を回避駆動信号生成器63に送る。駆動セレクタ32は、フォーカス制御が動作状態にある場合には、Fcフィルタ31からの信号を、Fcドライバ37を介してFcアクチュエータ16に送り、フォーカス制御が不動作状態にある場合には、回避駆動信号生成器63からの信号をFcドライバ37を介してFcアクチュエータ16に送るような信号切替を行う。
以下、フォーカス制御が不動作状態にある場合の、集光レンズ15と光ディスク1との衝突回避の動作について、図2を参照しながら説明する。図2Aは反射光量検出器61から出力される反射光量信号を、図2Bは情報面検出器62から出力される信号を、図2Cは回避駆動信号生成器63から出力される駆動信号を、図2Dは駆動リミッタ64から出力される信号をそれぞれ示している。また、図2Eは光ディスク1(破線で表示)と集光レンズ(実線で表示)との位置関係を示している。
フォーカス制御が不動作状態にある場合、駆動セレクタ32は、常に、回避駆動信号生成器63からの信号をFcアクチュエータ16に送る。フォーカス制御が不動作状態にあるため、集光レンズ15と光ディスク1との距離は、光ディスク1の面ぶれ等によって変化する。集光レンズ15と光ディスク1とが近づき、それに伴って光ビームの焦点が光ディスク1の情報面に近づくと、図2Aに示すように、反射光量検出器61から出力される反射光量信号が増加する。光ビームの焦点が光ディスク1の情報面にさらに近づき、反射光量検出器61から出力される反射光量信号が比較レベルAを超えると、図2Bに示すように、情報面検出器62から出力される信号がハイレベルとなる。
情報面検出器62から出力される信号がハイレベルになると、図2Cに示すように、回避駆動信号生成器63は、集光レンズ15が光ディスク1から離れる方向に変位するようなFcアクチュエータ16への駆動信号を発生させる。これにより、集光レンズ15と光ディスク1とが徐々に離れていき、反射光量検出器61から出力される反射光量信号が図2Aに示すように減少していく。
集光レンズ15と光ディスク1とが所定距離以上離れ、反射光量検出器61から出力される反射光量信号が比較レベルAを下回ると、図2Bに示すように、情報面検出器62から出力される信号がローレベルとなる。情報面検出器62から出力される信号がローレベルになると、図2Cに示すように、回避駆動信号生成器63は、集光レンズ15が光ディスク1に近づく方向に変位するようなFcアクチュエータ16への駆動信号を発生させる。
回避駆動信号生成器63から出力される駆動信号(図2C)が0になると、図2Dに示すように、駆動リミッタ64から出力される信号がハイレベルとなる。そして、図2C、図2Dに示すように、駆動リミッタ64から出力される信号がハイレベルの場合、回避駆動信号生成器63から出力される駆動信号は、0よりも大きくなることなく一定値となる。
以上のように、集光レンズ15と光ディスク1とが接近しようとすると、集光レンズ15は光ディスク1から離れる方向に変位するように駆動されるので、集光レンズ15と光ディスク1との衝突を回避することができる。
尚、本実施の形態においては、集光レンズ15と光ディスク1との距離が近づいた度合いを、反射光量を用いて検出しているが、本発明は必ずしもこの構成に限定されるものではない。例えば、光ディスク1の情報面に記録されている信号の振幅、フォーカス制御に用いられる誤差信号であるFE信号の振幅、トラッキング制御に用いられる誤差信号であるトラッキングエラー信号(以下『TE信号』と呼ぶ)の振幅を用いて、集光レンズ15と光ディスク1との距離が近づいた度合いを検出するようにしてもよい。
また、図4Bに示すように、光ディスク1の情報面がウォブルを有するトラックである場合には、情報面検出器62によってそのトラックのウォブル成分に相当する信号を検出し、その信号の振幅を用いて集光レンズ15と光ディスク1との距離が近づいたことを検出するようにしてもよい
また、本実施の形態においては、集光レンズ15と光ディスク1とが近づき始めた場合には、一定の傾きで減少し、その後再び集光レンズ15と光ディスク1とが離れ始めた場合には、一定の傾きで増加する三角状の駆動信号が回避駆動信号生成器63から出力されるように構成されているが(図2C参照)、本発明は必ずしもこの構成に限定されるものではない。例えば、集光レンズ15が光ディスク1から離れる方向に変位するような所定の波高値を有するパルス信号が回避駆動信号生成器63から出力されるように構成しても、同様の効果を得ることができる。また、一定の傾きを有するランプ信号が回避駆動信号生成器63から出力されるように構成しても、同様の効果を得ることができる。
回避駆動信号生成器63から出力される駆動信号は、駆動リミッタ64の作用により、予め設定された所定値で飽和するように構成されている。このため、回避駆動信号生成器63から出力される駆動信号によって必要以上の電流がFcアクチュエータ16に流れることはない。その結果、Fcアクチュエータ16に必要以上の熱が発生することはないので、光ヘッド10の破損を防止することができる。
さらに、集光レンズ15と光ディスク1とが離れている場合に対応する基準レベルの信号と、集光レンズ15と光ディスク1とが近づいたときに集光レンズ15が光ディスク1と衝突することのない微少な一定レベルの信号との2値信号を回避駆動信号生成器63から出力するように構成しても、同様の効果を得ることができる。
[第2の実施の形態(参考実施形態)
図3は本発明の第2の実施の形態における光ディスク装置を示すブロック図である。尚、上記第1の実施の形態の図1と同一の構成要素については、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図3に示すように、本実施の形態においては、半導体レーザとして可変パワーレーザ21が用いられている。また、本実施の形態の光ディスク装置において、FE生成器30は、FE信号を、Fcフィルタ31とFcドライバ37を介してFcアクチュエータ16に送る。つまり、FE生成器30からのFE信号は、上記第1の実施の形態の場合と異なり、駆動セレクタ32(図1参照)を介することなく、Fcフィルタ31とFcドライバ37のみを経由してFcアクチュエータ16に送られる。
光検出器20は、検出された光量信号を、FE生成器30と、光ディスク1のトラックに対する光ビームの焦点の位置ずれに応じた信号を発生させるトラックずれ信号検出手段としてのトラッキングエラー生成器(以下『TE生成器』と呼ぶ)40と、光ディスク1上にある特定の周期で微少な半径方向の揺らぎを持ったスパイラル状のトラックの揺らぎの振幅を検出する揺らぎ振幅検出手段としてのウォブル振幅検出器65と、光ビームが照射している領域が記録済みであるか未記録状態であるかを検出する記録済み領域検出手段としての記録領域検出器70とに送る。
TE生成器40は、光検出器20からの光量信号を用いて、光ビームの焦点と光ディスク1上のトラックとの位置ずれに応じたトラッキングエラー信号(以下『TE信号』と呼ぶ)を演算する。そして、TE生成器40は、このTE信号をトラッキング制御手段としてのトラッキング制御用フィルタ41(以下『Tkフィルタ』と呼ぶ)41に送る。Tkフィルタ41は、TE生成器40からのTE信号に基づいて、光ビームの焦点がトラック上を追従するような駆動信号を、スイッチ42とトラッキングドライバ(以下『Tkドライバ』と呼ぶ)44を介してTkアクチュエータ17に送る。
Tkアクチュエータ17は、Tkドライバ44からの駆動信号にしたがって、集光レンズ15を光ディスク1の半径方向に移動させる。トラッキング制御動作指示器(以下『Tk制御動作指示器』と呼ぶ)68は、トラッキング制御を行なう場合にはハイレベルの信号を、トラッキング制御を行なわない場合にはローレベルの信号を、異常検出手段としてのフォーカス異常検出器(以下『Fc異常検出器』と呼ぶ)67とスイッチ42とに送る。
スイッチ42は、Tk制御動作指示器68からの信号がハイレベルの場合にはTkフィルタ41からの信号をTkアクチュエータ17に送り、Tk制御動作指示器68からの信号がローレベルの場合には0をTkアクチュエータ17に送るように作動する。
以下、トラックのウォブルについて、図4を参照しながら説明する。図4Aはウォブルがない場合の光ディスク1を示す拡大図であり、図4Bはウォブルがある場合の光ディスク1を示す拡大図である。図4Bに示すトラックのウォブルは、トラッキング制御の帯域よりも高い周波数を有するため、光ビームの焦点はウォブルの有無に関わらずトラックの中心付近を走査する。ウォブル振幅検出器65は、図4Bに示す光ディスク1上のトラックの特定周波数のウォブルの振幅を検出し、それを可変乗算器66に送る。
記録済み領域検出手段としての記録領域検出器70は、光検出器20からの光量信号の振幅値を検出することにより、光ビームが光ディスク1の記録領域を照射している場合にはハイレベルの信号を可変乗算器66に送り、光ビームが光ディスク1の未記録領域を照射している場合にはローレベルの信号を可変乗算器66に送る。
記録動作指示器69は、光ディスク1に記録されている情報を再生する場合にはローレベルの信号を可変乗算器66と可変パワーレーザ21に送り、光ディスク1に情報を記録する場合にはハイレベルの信号を可変乗算器66と可変パワーレーザ21に送る。可変パワーレーザ21は、記録動作指示器69からの信号がローレベルの場合には再生パワーで発光し、記録動作指示器69からの信号がハイレベルの場合には記録パワーでパルス発光する。
可変乗算器66は、記録動作指示器69からの信号と記録領域検出器70からの信号の論理状態に応じて、ウォブル振幅検出器65からの信号に乗算する乗数を切り替え、このようにして得られた信号をFc異常検出器67に送る。Fc異常検出器67は、可変乗算器66からの信号が基準レベルに対し所定レベル以下となる時間が異常検出時間TW以上連続した場合に、その内部ステータスをフォーカス制御が外れた状態にする。Fc異常検出器67は、Tk制御動作指示器68からの信号に基づいて異常検出時間TWを切り替える。
以下、トラッキング制御が不動作状態にある場合のフォーカス異常検出の動作について、図5を参照しながら説明する。図5Aはウォブル振幅検出器65から出力される信号を、図5Bは記録動作指示器69から出力される信号を、図5Cは記録領域検出器70から出力される信号を、図5Dは可変乗算器66から出力される信号をそれぞれ示している。また、図5EはFc異常検出器67の内部ステータスを示している。
以下の説明では、まず、未記録領域において情報の記録を行い、次いで、未記録領域において情報の再生を行い、次いで、記録領域において情報の再生を行い、この記録領域における再生動作中にフォーカス制御が外れる場合を想定する。
トラッキング制御を行なわない場合、すなわち、トラッキング制御が不動作状態にある場合であるから、Tk制御動作指示器68からの信号はローレベルであり、Tkアクチュエータ17に送られる駆動信号は0である。光ディスク1のトラックの偏芯状態に応じて、光ビームはトラックを横断する。ウォブル振幅検出器65は、オントラック状態の場合にはウォブルを検出するが、オフトラック状態となるにしたがってウォブルを検出しなくなる。このため、図5Aに示すように、ウォブル振幅検出器65から出力される信号は揺らいでしまう。
情報を記録する状態から情報を再生する状態に遷移すると、図5Bに示すように、記録動作指示器69から出力される信号がハイレベルからローレベルに変化する。
光ビームが照射する位置が光ディスク1の未記録領域から記録領域へ遷移すると、図5Cに示すように、記録領域検出器70から出力される信号がローレベルからハイレベルに変化する。ウォブル振幅検出器65は反射光からウォブルの振幅を検出するため、反射光量によって検出結果が異なってくる。
すなわち、図5Aに示すように、同じ未記録領域(図5Cの記録領域検出器70から出力される信号がローレベルの場合)であっても、情報を再生する場合(図5Bの記録動作指示器69から出力される信号がローレベルの場合)よりも情報を記録する場合(図5Bの記録動作指示器69から出力される信号がハイレベルの場合)の方がウォブル振幅検出器65によって検出されるウォブルの振幅は大きい。また、同じ情報を再生する状態(図5Bの記録動作指示器69から出力される信号がローレベルの場合)であっても、光ビームが記録領域を照射する場合(図5Cの記録領域検出器70から出力される信号がハイレベルの場合)よりも未記録領域を照射する場合(図5Cの記録領域検出器70から出力される信号がローレベルの場合)の方がウォブル振幅検出器65によって検出されるウォブルの振幅は大きい。
以上のようなウォブル振幅検出器65における検出感度の変化は一定であるため、情報を記録する場合と情報を再生する場合とで、可変乗算器66の乗数を可変パワーレーザ21の発光パワーと光ディスク1の反射率に対応させて切り替える信号を可変乗算器66に送る揺らぎ検出感度切替手段(図示せず)を、ウォブル振幅検出器65に設けることにより、ウォブル振幅検出器65における検出感度の変化を補正することができる。すなわち、情報を記録する場合と情報を再生する場合とで、光ビームの出力が変化して光ディスク1からの反射光量が変化しても、情報を記録する場合と情報を再生する場合とで、ウォブル振幅検出器65の検出感度を切り替えて反射光量の変化を打ち消すことができるので、図5Dに示すように、可変乗算器66から出力される信号の振幅を一定にすることができる。その結果、Fc異常検出器67の誤検出を防止することができる。また、光ビームが照射している領域が記録済みであるか未記録状態であるかによって可変乗算器66の乗数を切り替える信号を可変乗算器66に送る揺らぎ検出感度切替手段(図示せず)を、ウォブル振幅検出器65に設けることにより、光ビームが記録領域を照射する場合と未記録領域を照射する場合とで、光ビームの出力が変化して光ディスク1からの反射光量が変化しても、同様に、ウォブル振幅検出器65の検出感度を切り替えて反射光量の変化を打ち消すことができるので、Fc異常検出器67の誤検出を防止することができる。
Tk制御動作指示器68からの信号がローレベルであるため、Fc異常検出器67は、トラッキング制御が不動作状態にある場合の異常検出時間TWを選択する。そして、Fc異常検出器67は、可変乗算器66からの信号が異常検出レベルTLを下回る状態が持続する時間を計測し、この時間が異常検出時間TWよりも長くなった時点で、Fc異常検出器67が、その内部ステータスをフォーカス制御が外れた状態にする。この場合、異常検出時間TWを光ビームがトラックを横断する周期よりも長くすることにより、オフトラック状態における誤検出を防止することができる。フォーカス制御が外れると、ウォブル振幅検出器65から出力される信号は0になるので、Fc異常検出器67は、異常が発生した後で、かつ、異常検出時間TWを経過した後に、その内部ステータスをフォーカス制御が外れた状態にする。
反射光は、光ビームの焦点が光ディスク1の情報面に位置する状態から広い範囲にわたって検出されることから、反射光量を用いたフォーカス異常検出の検出速度には一定の限界がある。これに対して、ウォブルの振幅は、反射光に比べて検出される範囲が狭いため、ウォブルの振幅を用いたフォーカス異常検出では検出速度を速くすることができる。
トラッキング制御が動作状態にある場合には、光ビームは常にトラックを追従しているため、トラッキング制御が不動作状態にある場合のようなウォブル振幅検出器65から出力される信号の揺らぎはない。このため、Fc異常検出器67の異常検出時間TWがウォブル周期よりも長ければ、Fc異常検出器67の誤検出を防止することができるので、トラッキング制御が不動作状態にある場合よりも異常検出時間TWを短く設定することができる。従って、異常検出を迅速に行うことが可能となる。
尚、本実施の形態においては、トラッキング制御が不動作状態にある場合にも異常検出手段としてのFc異常検出器67を動作させている。ところが、トラッキング制御が不動作状態にある場合には、光ビームの焦点が光ディスク1のトラックを横断し、ウォブル振幅検出は、光ビームがトラックを照射する場合とトラック間を照射する場合とで、検出感度が異なる(光ビームがトラック間を照射する場合には、検出感度が下がる)。そのため、正確なウォブル振幅を得ることができず、Fc異常検出器67の誤検出が生じてしまう。従って、トラッキング制御が動作状態にある場合にのみFc異常検出器67を動作させるようにすれば、Fc異常検出器67が偏芯によるトラック横断の影響を受けなくなり、ウォブルの信号成分が強調されるので、Fc異常検出器67の検出精度を上げることが可能となる。
また、本実施の形態においては、光ビームが光ディスク1の記録領域を照射している場合と未記録領域を照射している場合とで、ウォブル振幅検出器65からの信号に異なる値を乗算することにより、Fc異常検出器67の誤検出を防止するようにしているが、光ビームが光ディスク1の記録領域を照射している場合と未記録領域を照射している場合とで、Fc異常検出器67においてフォーカス制御が外れたと判断する信号レベルを変化させるように構成しても、同等の効果を得ることができる。または、光ビームが光ディスク1の記録領域を照射している場合と未記録領域を照射している場合とで、記録領域検出器70によって検出された結果に応じて、フォーカス制御が外れたと判断する、すなわち、異常であると判断するウォブル振幅検出器65の信号変化レベルを切り替える異常レベル切替手段(図示せず)を、Fc異常検出器67に設ける構成としてもよい。
また、本実施の形態においては、情報を記録する場合と情報を再生する場合とで、可変乗算器66においてウォブル振幅検出器65からの信号に乗算する値を切り替えることにより、Fc異常検出器67の誤検出を防止する場合を例に挙げて説明したが、情報を記録する場合と情報を再生する場合とで、Fc異常検出器67においてフォーカス制御が外れたと判断する信号レベルを変化させるように構成してもよい。または、情報を記録する場合と情報を再生する場合とで、記録領域検出器70によって検出された結果に応じて、フォーカス制御が外れたと判断する、すなわち、異常であると判断するウォブル振幅検出器65の信号変化レベルを切り替える異常レベル切替手段(図示せず)を、Fc異常検出器67に設ける構成としてもよい。
[第3の実施の形態(参考実施形態)
図6は本発明の第3の実施の形態における光ディスク装置を示すブロック図である。尚、上記第1の実施の形態の図1と同一の構成要素については、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図6に示すように、本実施の形態においても、上記第2の実施の形態と同様に、半導体レーザとして可変パワーレーザ21が用いられている。また、本実施の形態の光ディスク装置においても、上記第2の実施の形態と同様に、FE生成器30は、FE信号を、Fcフィルタ31とFcドライバ37を介してFcアクチュエータ16に送る。つまり、FE生成器30からのFE信号は、上記第1の実施の形態の場合と異なり、駆動セレクタ32(図1参照)を介することなく、Fcフィルタ31とFcドライバ37のみを経由してFcアクチュエータ16に送られる。また、FE生成器30のFE信号は、乗算手段及びゲイン切替え手段である可変乗算器66にも送られる。
光検出器20は、検出された光量信号を、FE生成器30と、記録領域検出器70とに送る。
記録領域検出器70は、光検出器20からの光量信号の振幅値を検出することにより、光ビームが光ディスク1の記録領域を照射している場合にはハイレベルの信号を、光ビームが光ディスク1の未記録領域を照射している場合にはローレベルの信号をそれぞれ可変乗算器66に送る。
記録動作指示器69は、光ディスク1に記録されている情報を再生する場合にはローレベルの信号を、光ディスク1に情報を記録する場合にはハイレベルの信号をそれぞれ可変乗算器66と可変パワーレーザ21に送る。可変パワーレーザ21は、記録動作指示器69からの信号がローレベルの場合には再生パワーで発光し、記録動作指示器69からの信号がハイレベルの場合には記録パワーでパルス発光する。
可変乗算器66は、記録動作指示器69からの信号と記録領域検出器70からの信号の論理状態に応じて、FE生成器30からの信号に乗算する乗数を切り替えると共に、この乗数とFE生成器30からの信号とを乗算し、これによって得られた信号をレベル変化検出器71に送る。
レベル変化検出器71は、可変乗算器66からの信号が基準レベルに対し所定レベル範囲W以内に入る場合に、カウンタ値を上昇させることにより、フォーカスずれ信号の積分を行う。
また、レベル変化検出器71は、可変乗算器66からの信号が基準レベルに対し所定レベル範囲W以内に入らない(つまり、所定レベル範囲Wを超えている)場合に、レベル変化検出器71に設けられたクリア手段(図示せず)により、カウンタ値を0にクリアし、可変乗算器66の信号レベルを基準レベルにする。さらに、レベル変化検出器71は、レベル変化検出器71に設けられたカウンタによるカウンタ値と基準レベルを乗算器72に送る。乗算器72は、カウンタと乗算器72とにより構成されるフォーカス積分手段において、可変乗算器66のカウンタ値と基準レベルの絶対値を乗算することにより、フォーカスずれ信号を積分したものに対応する値を算出し、その乗算結果を、異常検出手段としてのFc異常検出器73に送る。
Fc異常検出器73は、乗算器72からの信号が異常検出レベル以下である場合に、その内部ステータスをフォーカス制御が正常な状態にし、乗算器72からの信号が異常検出レベルよりも大きい場合に、その内部ステータスをフォーカス制御が外れた状態にする。
以下、本実施の形態におけるフォーカス異常検出の動作について、図7〜図9を参照しながら説明する。
図7に、光ビームの焦点が光ディスク1の情報面をフォーカス方向に通過した場合のFE生成器30の信号を示す。図7に示すように、光ビームの焦点が光ディスク1の情報面近傍にある場合には、フォーカス方向の誤差信号が現れ、光ビームの焦点が光ディスク1の情報面からある程度離れると、FE生成器30の信号は一定値となる。
図8に、検出信号生成の様子を示す。図8AはFE生成器30から出力される信号を、図8Bは記録動作指示器69から出力される信号を、図8Cは記録領域検出器70から出力される信号を、図8Dは可変乗算器66から出力される信号をそれぞれ示している。
以下では、動作を分かり易くするために、まず、未記録領域において情報の記録を行ない、未記録領域から記録領域にかけて情報の再生を行なう場合について説明する。フォーカス制御が動作状態にある場合においても、完全に誤差がなくなるのではなく、図8Aに示すように、面振れやディスクの傷や表面荒さに応じた残差が残る。
情報を記録する状態から情報を再生する状態に遷移すると、図8Bに示すように、記録動作指示器69から出力される信号がハイレベルからローレベルに変化する。
光ビームが照射する位置が光ディスク1の未記録領域から記録領域に遷移すると、図8Cに示すように、記録領域検出器70から出力される信号がローレベルからハイレベルに変化する。
FE生成器30は反射光からFE信号を検出するため、反射光量によって検出結果が異なってくる。すなわち、図8Aに示すように、同じ未記録領域(図8Cの記録領域検出器70から出力される信号がローレベルの場合)であっても、情報を再生する場合(図8Bの記録動作指示器69から出力される信号がローレベルの場合)よりも情報を記録する場合(図8Bの記録動作指示器69から出力される信号がハイレベルの場合)の方がFE生成器30によって生成されるFE信号の振幅は大きい。また、同じ情報を再生する状態(図8Bの記録動作指示器69から出力される信号がローレベルの場合)であっても、光ビームが記録領域を照射する場合(図8Cの記録領域検出器70から出力される信号がハイレベルの場合)よりも未記録領域を照射する場合(図8Cの記録領域検出器70から出力される信号がローレベルの場合)の方がFE生成器30によって生成されるFE信号の振幅は大きい。
以上のようなFE生成器30における検出感度の変化は一定であるため、情報を記録する場合と情報を再生する場合とで、可変乗算器66の乗数を可変パワーレーザ21の発光パワーと光ディスク1の反射率に対応させて切り替えるゲイン切替手段(図示せず)を、可変乗算器66に設けることにより、情報を記録する場合と情報を再生する場合とで、光ビームの出力が変化して光ディスク1からの反射光量が変化しても、情報を記録する場合と情報を再生する場合とで、可変乗算器66の乗数を切り替えて反射光量の変化を打ち消すことができるので、図8Dに示すように、可変乗算器66から出力される信号の振幅を一定にすることができる。その結果、Fc異常検出器73の誤検出を防止することができる。
また、光ビームが記録領域を照射する場合と未記録領域を照射する場合とで、可変乗算器66の乗数を切り替えるゲイン切替手段(図示せず)を、可変乗算器66に設けることにより、光ビームが記録領域を照射する場合と未記録領域を照射する場合とで、光ビームの出力が変化して光ディスク1からの反射光量が変化しても、同様に、可変乗算器66の乗数を切り替えて反射光量の変化を打ち消すことができるので、Fc異常検出器73の誤検出を防止することができる。
図9に、フォーカス制御が動作状態にある場合に、フォーカス制御が正常な状態から外れる様子を示す。図9Aは可変乗算器66から出力される信号を、図9Bはレベル変化検出器71の基準レベルを、図9Cはレベル変化検出器71のカウンタ値を、図9Dは乗算器72から出力される信号をそれぞれ示している。また、図9EはFc異常検出器73の内部ステータスを示している。
図9Aに示すように、レベル変化検出器71の基準レベルを変更する条件である、比較するレベル範囲Wを、フォーカス制御の残差量よりも小さくすることにより、フォーカス制御が正常な状態にある場合には、図9Bに示すように、レベル変化検出器71の基準レベルがフォーカス制御の残差によって頻繁に書き換わるため、図9Cに示すように、レベル変化検出器71のカウンタ値は大きくならない。
フォーカス制御が正常な状態から外れると、図9Aに示すように、可変乗算器66から出力される信号が一定値となるので、図9Cに示すように、レベル変化検出器71のカウンタ値がカウントアップし、同時に、図9Dに示すように、乗算器72から出力される信号も大きくなっていく。この乗算器72から出力される信号が異常検出レベルに達したところで、図9Eに示すように、Fc異常検出器73は、その内部ステータスをフォーカス制御が外れた状態にする。
ここで、光ディスク1からの反射光量は、光ビームの焦点が光ディスク1のトラック上に位置する場合とトラック間に位置する場合とで異なる。このため、トラッキング制御が不動作状態にある場合に反射光量によるフォーカス異常検出の検出速度を速くすると、Fc異常検出器73が誤検出することがある。
本実施の形態に示すフォーカス異常検出によれば、トラッキング制御が動作状態にあるか不動作状態にあるかに関わらず、検出速度を速くすることが可能となる。
尚、本実施の形態においては、レベル変化検出器71の基準レベルとカウンタ値との乗算結果をFc異常検出器73に送るようにしているが、必ずしもこの構成に限定されるものではない。例えば、カウンタ値のみをFc異常検出器73に送り、カウンタ値と異常検出レベルとを比較して、カウンタ値が異常検出レベル以上である場合に、Fc異常検出器73が、その内部ステータスをフォーカス制御が外れた状態とするようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、光ビームが記録領域を照射する場合と未記録領域を照射する場合とで、あるいは情報を記録する場合と情報を再生する場合とで、それぞれ可変乗算器66の乗数を切り替え、この乗数とFE生成器30からの信号とを乗算することにより、Fc異常検出器73の誤検出を防止するようにしているが、必ずしもこの構成に限定されるものではない。例えば、レベル変化検出器71の基準レベルを変更する条件である、比較するレベル範囲Wを、情報を記録する場合と情報を再生する場合とで変化させることにより、異常であると判断するFc生成器30の信号レベルを切り替える判断レベル切替え手段(図示せず)を設けるような構成にしても、可変乗算器66を設けることなく同等の効果を得ることができる。または、比較するレベル範囲Wを、光ビームが記録領域を照射する場合と未記録領域を照射する場合とで変化させることにより、異常であると判断するFc生成器30の信号レベルを切り替える判断レベル切替え手段(図示せず)を設けるような構成にしてもよい。
[第4の実施の形態(参考実施形態)
図10は本発明の第4の実施の形態における光ディスク装置を示すブロック図である。尚、上記第1の実施の形態の図1と同一の構成要素については、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図10に示すように、本実施の形態においては、バランス演算器33と差動増幅器34と加算器35とにより、図1のFE生成器30に相当するフォーカスずれ信号検出手段が構成されている。また、光検出器としては、図1の光検出器20と異なる光検出器22が用いられている。図1の光検出器20は、検出器内の複数の受光部からそれぞれ受光量に応じた信号を出力するのに対し、本実施の形態の光検出器22は、さらにフォーカスずれ信号を生成するための差動信号を演算してから出力する。
光検出器22は、検出された光量信号からフォーカスエラーを検出するための2つの差動入力信号を生成し、それらをバランス演算器33に送る。
バランス演算器33は、バランス信号発生器76からのバランス信号が0(基準レベル)よりも大きい場合には、光検出器22から出力された2つの差動入力信号の一方を大きく増幅し、他方を小さく増幅するバランス演算を行なう。すなわち、例えば、“差動入力信号の一方”×(1+バランス信号)、“差動入力信号の他方”×(1−バランス信号)のようなバランス演算が行われる。そして、バランス演算器33は、両方の信号を差動増幅器34に送る。差動増幅器34は、バランス演算器33からの2つの信号の差動出力を生成し、それを加算器35に送る。
加算器35は、差動増幅器34からの信号とオフセット発生器75からの信号を加算し、これによって得られた信号をFcフィルタ31に送る。
振動検出手段としての圧電素子等のデバイスからなる加速度センサ74は、光ディスク装置に加わる振動を電荷量として検出し、これを電圧に変換することにより、光ディスク装置の振動を検出する。この加速度センサ74によって検出された振動量に応じた加速度信号は、オフセット発生器75を介してリミッタ77に送られる。
図11に、オフセット発生器75の入出力特性の一例を示す。図11に示すように、オフセット発生器75は、加速度センサ74からの加速度信号が大きいほど、その出力が大きくなるように設計されている。
リミッタ77は、オフセット発生器75からの信号を、所定レベル以下となるように制限し、その信号を加算器35とバランス信号発生器76に送る。バランス信号発生器76は、オフセット発生器75からの信号に応じて、加算器35の動作点が変化しないようにバランス演算器33の各ゲインを切り替えるためのバランス信号を生成し、それをバランス演算器33に送る。加算器35の動作点が変化しないようにすることにより、Fcフィルタ31の動作点は変化しなくなる。
以下、本実施の形態における衝突回避の動作について、図12を参照しながら説明する。図12Aは振動がない場合の加算器35から出力される信号を、図12Bは振動が検出された場合で、かつ、バランス信号発生器76から出力がない場合の加算器35から出力される信号を、図12Cは振動が検出された場合で、かつ、バランス信号発生器76からの出力がある場合の加算器35から出力される信号を示している。図12はすべて、フォーカス制御が不動作状態で、かつ、光ビームの焦点が光ディスク1の情報面を通過する際の信号である。
振動がない場合には、加算器35から出力される信号が図12Aに示すような状態となり、フォーカス制御によって光ビームの焦点が光ディスク1の情報面に制御される。
振動が発生すると、その量に応じたオフセット信号がオフセット発生器75で発生し、もし、振動が発生し、オフセット発生器75からのオフセット信号が変化する前と後において、バランス信号が変化しなければ、加算器35から出力される信号が図12Bに示すような状態となる。すなわち、フォーカスエラー(FE)検出範囲外において加算器35から出力される信号がより小さくなる。Fcフィルタ31は、加算器35から出力される信号が小さくなるほど(装置に加わる振動が大きいほど)、集光レンズ15が光ディスク1から遠ざかる方向に大きく変位するようなFcアクチュエータ16への駆動信号を発生させることができる。
このように、振動や衝撃によってフォーカス制御が外れ、光ビームの焦点がFE検出範囲外に出たとしても、光ディスク装置に加わる振動量に応じて、集光レンズ15が光ディスク1から遠ざかる方向に大きく変位するような駆動信号がFcアクチュエータ16に印加されるので、集光レンズ15と光ディスク1との衝突を防止することができる。
図12Bに示すように、フォーカス制御が正常な状態の場合に振動が発生すると、光ビームの焦点は光ディスク1の情報面に制御されなくなる。この場合には、バランス信号発生器76がオフセット発生器75のオフセット値に応じたバランス信号をバランス演算器33に送り、バランス演算器33でバランス演算が行なわれることにより、図12Cに示すように、光ビームの焦点が光ディスク1の情報面に制御される。
また、オフセット発生器75が過度に大きなオフセット量を発生させると、フォーカス制御が外れた場合にFcアクチュエータ16への大きな駆動信号が発生し、Fcアクチュエータ16が発生する熱によって光ヘッド10が破損する可能性がある。これを防止するために、オフセット発生器75が発生させるオフセット信号はリミッタ77によって所定のレベルで飽和するように構成されている。
以上説明したように、本実施の形態によれば、フォーカス制御が正常な状態の場合にのみ光ビームの焦点が光ディスク1の情報面に制御される状態を維持しつつ、フォーカス制御が外れた場合に、集光レンズ15を光ディスク1から遠ざける方向に駆動する力を、光ディスク装置に加わる振動に応じて増やすことができるので、集光レンズ15と光ディスク1との衝突を防止することができる。
[第5の実施の形態(参考実施形態)
図13は本発明の第5の実施の形態における光ディスク装置を示すブロック図である。尚、上記第1の実施の形態の図1と同一の構成要素については、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図13に示すように、Fcフィルタ31からの信号は、スイッチ42とFcドライバ37を介してFcアクチュエータ16に送られる。光ビームが光ディスク1内の所望のトラックを照射するように集光レンズ15を移動させる検索手段としての検索動作指示器78から指令される移動距離に関する信号は、検索駆動信号発生器79、フォーカス制御動作指示器(以下『Fc制御動作指示器』と呼ぶ)80に送られる。
また、検索駆動信号発生器79からの駆動信号は、移送モータ43とFc制御動作指示器80に送られる。
移送モータ43は、検索駆動信号発生器79からの駆動信号にしたがって、光ヘッド10を光ディスク1の半径方向へ移送する。ここで、光ディスク1は、その外周で面ぶれ量が増えるため、フォーカス制御が不動作状態にある場合に、光ディスク1の外周で集光レンズ15と光ディスク1とが衝突する可能性が極めて高い。
また、長距離の検索を行なうと、その振動等により光ヘッド10の筐体を通じて集光レンズ15が振られ、フォーカス制御が外れる危険性がある。
そこで、光ビームの焦点がトラックを横切って移動する方向が光ディスク1の外周方向で、かつ、フォーカス制御が外れる危険性がある検索距離を危険距離Kと定義し、検索動作指示器78から指令される移動距離が危険距離K以上である場合に、Fc制御動作指示器80からスイッチ42に次のような信号を出力させるようにした。すなわち、Fc制御動作指示器80は、検索駆動信号発生器79で駆動信号が発生している場合にはローレベルの信号を、検索駆動信号発生器79で駆動信号が発生していない場合にはハイレベルの信号をスイッチ42に送る。
Fc制御動作指示器80は、検索動作指示器78から指令される移動距離が危険距離Kよりも小さければ、常に、ハイレベルの信号をスイッチ42に送る。そして、スイッチ42は、Fc制御動作指示器80からの信号がハイレベルの場合にはFcフィルタ31からの信号をFcアクチュエータ16に送り、Fc制御動作指示器80からの信号がローレベルの場合には0をFcアクチュエータ16に送る。
次に、検索動作指示器78から指令される移動距離(検索距離)が危険距離Kよりも長い場合の動作について説明する。検索動作を行なっている間、検索駆動信号発生器79から駆動信号が発生し、Fc制御動作指示器80からスイッチ42にローレベルの信号が送られる。その間、スイッチ42は、0をFcアクチュエータ16に送るため、フォーカス制御は不動作状態となり、集光レンズ15は光ディスク1と衝突しない位置に離間する。
検索動作が終わって、検索駆動信号発生器79から駆動信号が発生しなくなると、スイッチ42にハイレベルの信号が送られるため、フォーカス制御は再び動作状態となる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、例えば、光ディスク1の外周方向で1/3ストローク以上の長い距離を検索する場合に、フォーカス制御を不動作状態にし、さらに集光レンズ15と光ディスク1との距離を大きく離間することにより、集光レンズ15と光ディスク1との衝突を防止することができるので、その実用的効果は極めて大きい。
また、光ビームの焦点が横切って移動するべき目的トラックが光ディスク1の最外周から所定距離の範囲内にある場合に、検索動作指示器78がフォーカス制御を不動作状態にするように構成してもよい。
また、光ビームの焦点が横切って移動する距離を、これに対応するトラックの本数に換算し、換算したトラックの本数が所定本数(例えば、危険距離Kに対応するトラックの本数)以上である場合に、検索動作指示器78がフォーカス制御を不動作状態にするように構成してもよい。
本発明の第1の実施の形態における光ディスク装置を示すブロック図 図2Aは本発明の第1の実施の形態における反射光量検出器から出力される信号を示す図、図2Bは本発明の第1の実施の形態における情報面検出器から出力される信号を示す図、図2Cは本発明の第1の実施の形態における回避駆動信号生成器から出力される信号を示す図、図2Dは本発明の第1の実施の形態における駆動リミッタから出力される信号を示す図、図2Eは本発明の第1の実施の形態における光ディスクと集光レンズとの位置関係を示す図 本発明の第2の実施の形態における光ディスク装置を示すブロック図 図4Aは本発明の第2の実施の形態における、ウォブルがない場合の光ディスクの拡大図、図4Bは本発明の第2の実施の形態における、ウォブルがある場合の光ディスクの拡大図 図5Aは本発明の第2の実施の形態におけるウォブル振幅検出器から出力される信号を示す図、図5Bは本発明の第2の実施の形態における記録動作指示器から出力される信号を示す図、図5Cは本発明の第2の実施の形態における記録領域検出器から出力される信号を示す図、図5Dは本発明の第2の実施の形態における可変乗算器から出力される信号を示す図、図5Eは本発明の第2の実施の形態におけるFc異常検出器の内部ステータスを示す図 本発明の第3の実施の形態における光ディスク装置を示すブロック図 本発明の第3の実施の形態における光ビームの焦点が光ディスクの情報面をフォーカス方向に通過した場合のFE生成器の信号を示す図 図8Aは本発明の第3の実施の形態におけるFE生成器から出力される信号を示す図、図8Bは本発明の第3の実施の形態における記録動作指示器から出力される信号を示す図、図8Cは本発明の第3の実施の形態における記録領域検出器から出力される信号を示す図、図8Dは本発明の第3の実施の形態における可変乗算器から出力される信号を示す図 図9Aは本発明の第3の実施の形態における可変乗算器から出力される信号を示す図、図9Bは本発明の第3の実施の形態におけるレベル変化検出器の基準レベルを示す図、図9Cは本発明の第3の実施の形態におけるレベル変化検出器のカウンタ値を示す図、図9Dは本発明の第3の実施の形態における乗算器から出力される信号を示す図、図9Eは本発明の第3の実施の形態におけるFc異常検出器の内部ステータスを示す図 図10は本発明の第4の実施の形態における光ディスク装置を示すブロック図 本発明の第4の実施の形態におけるオフセット発生器の入出力特性図 図12Aは本発明の第4の実施の形態における振動がない場合の加算器から出力される信号を示す図、図12Bは本発明の第4の実施の形態における振動が検出された場合で、かつ、バランス信号発生器から出力がない場合の加算器から出力される信号を示す図、図12Cは本発明の第4の実施の形態における振動が検出された場合で、かつ、バランス信号発生器からの出力がある場合の加算器から出力される信号を示す図 本発明の第5の実施の形態における光ディスク装置を示すブロック図 従来の光ディスク装置を示すブロック図

Claims (6)

  1. 光源からの光ビームを、回転している情報担体に向けて収束照射する収束手段と、
    前記情報担体の情報面に対する前記光ビームの焦点の位置ずれに応じた信号を発生させるフォーカスずれ信号検出手段と、
    前記収束手段を前記情報担体の情報面の法線方向に移動させるフォーカス移動手段と、
    前記フォーカスずれ信号検出手段からの信号に応じて前記フォーカス移動手段を駆動し、前記光ビームの焦点が前記情報担体の情報面を追従するように制御するフォーカス制御手段と、
    前記フォーカス制御手段が不動作状態にある場合に、前記光ビームの焦点が前記情報担体の情報面近傍にあることを検出する情報面検出手段と、
    前記情報面検出手段から信号が発生した場合に、前記収束手段が前記情報担体から離れる方向に変位するような前記フォーカス移動手段への駆動信号を発生させる衝突回避手段とを備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記衝突回避手段が発生させる駆動信号が、前記収束手段が前記情報担体から離れる方向に変位するような所定の波高値を有するパルス信号である請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 前記衝突回避手段が発生させる駆動信号が、予め設定された所定値で出力が飽和するように構成されている請求項2に記載の光ディスク装置。
  4. 前記衝突回避手段が発生させる駆動信号が、一定の傾きを有するランプ信号である請求項1に記載の光ディスク装置。
  5. 前記衝突回避手段が発生させる駆動信号が、予め設定された所定値で出力が飽和するように構成されている請求項4に記載の光ディスク装置。
  6. 前記情報面検出手段から信号が発生していない場合に前記衝突回避手段が発生させる駆動信号は、前記収束手段が前記情報担体に近づく方向に所定の傾きで変位するような信号である請求項1に記載の光ディスク装置。
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