JP2735124B2 - 情報記録装置の対物レンズ駆動装置 - Google Patents

情報記録装置の対物レンズ駆動装置

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JP2735124B2
JP2735124B2 JP63257799A JP25779988A JP2735124B2 JP 2735124 B2 JP2735124 B2 JP 2735124B2 JP 63257799 A JP63257799 A JP 63257799A JP 25779988 A JP25779988 A JP 25779988A JP 2735124 B2 JP2735124 B2 JP 2735124B2
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実透 矢部
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、情報記録装置の再生または記録に用いら
れ、情報記録面に集光される光スポットのトラックずれ
および焦点ずれを制御する対物レンズ駆動装置に関する
ものである。
[従来の技術] 従来の情報記録装置の対物レンズ駆動装置を第5図乃
至第8図を用いて説明する。図において、10は基材であ
るベースヨークであり、このベースヨーク10は、中央に
植設された支持軸13と、両側端部より上方に突出する立
上り片11a,11bとを有する。2は上記支持軸13に軸受3
を介して回動自在にかつ支持軸13の軸線方向(矢印A方
向)に摺動自在に設けられ、かつ上記支持軸13の軸線と
平行な光軸を有する対物レンズ1と、カウンタウエイト
25とを備えた可動ホルダ、20a,20bは上記可動ホルダ2
を回動するトラック制御用駆動部、30は上記可動ホルダ
2を軸線方向に駆動する焦点制御用駆動部である。上記
トラック制御用駆動部20a,20bは、上記可動ホルダ2の
両側側面の取付部6a,6bに固定された矩形状のトラック
制御用コイル7a,7bと、上記ベースヨーク10の立上り片1
1a,11bに上記トラック制御用コイル7a,7bと対向するよ
うに設けられたトラック制御用永久磁石12a,12bとから
なる。上記トラック制御用永久磁石12a,12bは、トラッ
ク制御用コイル7a,7bの対物レンス1の光軸と略々平行
な辺の一辺と他辺とで鎖交する磁束のベクトルの向きが
逆行するように2極着磁されている。上記焦点制御用駆
動部30は、上記可動ホルダ2の下部取付部4に上記支持
軸13を囲む如く設けられたリング状の焦点制御用コイル
5と、この焦点制御用コイル5に対向するようにベース
ヨーク10のヨーク8に設けられた弓状の焦点制御用永久
磁石9a,9bとからなる。上記焦点制御用永久磁石9a,9b
は、ラジアル方向すなわち軸線と直角方向に着磁されて
いる。14は上記可動ホルダ2を中立状態に保持する弾性
材である支持ゴムであり、上記可動ホルダ2の両端に設
けられた支持ゴム取付部17a,17bに固定される可動側取
付片15a,15bと、上記ベースヨーク10の立上り片11a,11b
に設けられた支持ゴム取付部18a〜18dに固定される固定
側取付片16a〜16dとを有して一体に成形され、上記ベー
スヨーク10と可動ホルダ2とを弾性的に連結している。
以上により情報記録装置の対物レンズ駆動装置22を構成
している。21は情報記録媒体である光ディスクであり、
この光ディスク21は、ポリカーボネイトにより成形され
ており、上記対物レンズ駆動装置22の上方に載置されて
モータなどにより回転される。
次に動作について説明する。焦点制御用コイル5に焦
点ずれ量に応じた制御電流を流すことによって可動ホル
ダ2が矢印A方向に摺動し、上記対物レンズ1と光ディ
スク21との距離を変化させて焦点制御を行なう。また、
トラック制御用コイル7a,7bにトラックずれ量に応じた
制御電流を流すことによって可動ホルダ2が矢印B方向
に回動して上記対物レンズ1のトラック制御を行なう。
上記トラック制御用コイル7a,7bの電流がオフされたと
きに、支持ゴム14によって回動され、上記可動ホルダ2
は中立状態に復帰,保持される。このようにして焦点お
よびトラック制御された対物レンズ駆動装置22を介し
て、図示しない光出射装置(半導体レーザなど)からの
出射光束を上記光ディスク21に出射し、その反射光束を
図示しない再生装置で読取る。また上記出射光束により
光ディスクに記録する。
[発明が解決しようとする課題] 従来の情報記録装置の対物レンズ駆動装置は以上のよ
うに構成されているので、第8図に示すように、フォー
カスサーボ起動時の初期引込みを失敗したり、何らかの
衝撃力が加わったときなどにより、可動ホルダ2が上動
しすぎて対物レンズ1が光ディスク21に接触し、上記対
物レンズ1や光ディスク21が損傷してしまうなどの問題
点があった。また、軸受3の上端は開放されているの
で、ゴミなどが入り込み可動ホルダ2の摺動特性や回動
特性が劣化するなどの問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、可動ホルダと光ディスクとの接触による対
物レンズ又は光ディスクの損傷を防止できるとともに、
支軸と可動ホルダとの間に異物が混入しにくく、さらに
は、より薄型化が図れる情報記録装置の対物レンズ駆動
装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る対物レンズ駆動装置は、可動ホルダの
上面側に支持軸を被うキャップを設け、当該キャップ
は、情報の記録,再生媒体であるディスクの表面の材質
より軟らかい材質からなるとともに、上面が、対物レン
ズの上面より高くなるよう配置され、当該上面がディス
クと衝突することにより可動ホルダの軸線方向の可動量
を規制するよう構成されたものである。
[作用] この発明における対物レンズ駆動装置は、ディスクの
表面の材質より軟らかい材質からなるとともに、上面が
対物レンズの上面より高くなるよう配置されたキャップ
を備えており、仮に何らかの原因で可動ホルダが摺動し
すぎてディスクに近づいた場合、対物レンズの上面より
先にキャップの上面がディスクに衝突し、これにより、
可動ホルダの軸線方向の可動量が規制される。また、可
動ホルダの支軸上端が被われており、可動ホルダと支軸
との間へ異物が入り込まない。
[実施例] 以下、この発明の一実施例である情報記録装置の対物
レンズ駆動装置を第1図乃至第3図を用いて説明する。
なお、第5図乃至第8図と同じものは同一の符号を用い
て説明を省略する。図において、23は円筒状に成形され
たキャップであり、光ディスク21の材質(ポリカーボネ
イト)より軟らかい硬質ゴムからなり、支持軸13を被う
ように軸受3の上部に固定されている。また、このキャ
ップ23は、上面が対物レンズ1の上端(可動ホルダ2の
最上部)より上に位置しており、キャップ23の上端面か
ら光ディスク21までの距離は、対物レンズ1から光ディ
スク21までの距離(対物レンズ1のワーキングディスタ
ンス)より短く設定されている。
次に動作について説明する。この対物レンズ駆動装置
23にフォーカスサーボ起動時の初期引込みの失敗や衝撃
力が加わったりして異常に上動しようとしても、第3図
に示すように光ディスク21にキャップ23が当接する。す
なわち対物レンズ1が光ディスク21に接触することがな
い。また、上記キャップ23は硬質ゴムにより成形されて
いるので、光ディスク21が損傷することなく、かつ上記
光ディスク21に接触することで発生する衝撃力を軟らげ
て、装置への影響を緩和することができる。また支持軸
13を被っているので、軸受3の上方よりゴミが混入する
ことによる可動ホルダ2の回動および摺動特性の劣化を
防止できる。
なお、本実施例においては、キャップ23を硬質ゴムよ
り成形するとしたが、これに限定されず、光ディスク21
の材質より軟らかく傷つけないような材質であればよ
い。
また、本実施例においては、軸受3の上部にキャップ
23を設けて、対物レンズ又は光ディスクの損傷を防止す
るとともに、支軸と可動ホルダとの間に異物が混入する
のを防止するとしたが、上記キャップ23の形状はこれに
限定されず、第4図に示すように、支持軸13の周囲が光
の出射方向に突出し、この部分が可動ホルダ2の最上部
である場合に、この上面に円盤状のキャップ23を設ける
ようにしても同様の効果を奏する。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば情報記録装置の対物
レンズ駆動装置に、可動ホルダの上面側に上記支持軸を
被うキャップを設け、当該キャップは、情報の記録,再
生媒体であるディスクの表面の材質より軟らかい材質か
らなるとともに、上面が、対物レンズの上面より高くな
るよう配置され、当該上面がディスクと衝突することに
より可動ホルダの軸線方向の可動量を規制するよう構成
されているので、キャップにより、対物レンズとディス
クの衝突を避けることができ、ワーキングディスタンス
の短い対物レンズでも構成することが可能で、かつ、可
動ホルダの軸線方向の可動量をキャップ(の上面)とデ
ィスクとで規制する構成なので、ハウジングを必要とし
ない構成とできるため、より薄型の対物レンズ駆動装置
を得ることができ、さらに可動ホルダと支軸との間に異
物が入り、摺動回動特性を劣化させることがないため信
頼性の高い装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である情報記録装置の対物
レンズ駆動装置の平面図、第2図は第1図のI−I断面
図、第3図は対物レンズ駆動装置の側面断面図、第4図
は他の実施例の情報記録装置の対物レンズ駆動装置の側
面断面図、第5図は従来の情報記録装置の対物レンズ駆
動装置、第6図は第5図のII−II断面図、第7図は第5
図のIII−III断面図、第8図は従来の情報記録装置の対
物レンズ駆動装置の平面図である。 1……対物レンズ、2……可動ホルダ、10……ベースヨ
ーク、13……支持軸、14……支持ゴム、20a,20b……ト
ラック制御用駆動部、21……光ディスク、22……対物レ
ンズ駆動装置、23……キャップ、30……焦点制御用駆動
部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材に植設された支持軸に回動自在にかつ
    軸線方向に摺動自在に設けられ、かつ上記支持軸と平行
    な光軸を有する対物レンズを備えた可動ホルダと、上記
    可動ホルダを回動及び軸線方向に駆動する駆動部とから
    なる情報記録再生装置の対物レンズ駆動装置において、
    上記可動ホルダの上面側に上記支持軸を被うキャップを
    設け、当該キャップは、情報の記録,再生媒体であるデ
    ィスクの表面の材質より軟らかい材質からなるととも
    に、上面が、上記対物レンズの上面より高くなるよう配
    置され、当該上面が上記ディスクと衝突することにより
    上記軸線方向の可動量を規制するよう構成されたことを
    特徴とする情報記録再性装置の対物レンズ駆動装置。
JP63257799A 1988-10-13 1988-10-13 情報記録装置の対物レンズ駆動装置 Expired - Lifetime JP2735124B2 (ja)

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