JP2803494B2 - 光ディスク装置のフォーカスはずれ判別方法 - Google Patents

光ディスク装置のフォーカスはずれ判別方法

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JP2803494B2 JP26585992A JP26585992A JP2803494B2 JP 2803494 B2 JP2803494 B2 JP 2803494B2 JP 26585992 A JP26585992 A JP 26585992A JP 26585992 A JP26585992 A JP 26585992A JP 2803494 B2 JP2803494 B2 JP 2803494B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク装置のフォー
カスはずれ判別方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に、従来の光ディスク装置のフォー
カスはずれ判別方法について説明する。
【0003】図12は従来の光ディスク装置のフォーカ
スはずれ判別方法を示す構成図である。図12におい
て、1は情報記録媒体である光ディスク、2は光ディス
ク1に光を照射し光ディスク1からの反射光より情報再
生信号10及びフォーカスエラー信号11を生成し出力
するとともにフォーカスドライブ電流14により光ディ
スク1面に垂直方向に駆動される対物レンズ36を有す
る光学装置、3は情報再生信号10を入力とするハイパ
スフィルタ、4はハイパスフィルタ3の出力を入力とす
るエンベロープ検出手段、5はエンベロープ検出手段4
の出力信号29を入力とする比較手段、37は比較手段
5の出力信号30を入力とするモノマルチバイブレー
タ、12はモノマルチバイブレータ37の出力信号を入
力とするマイコン、7はフォーカスエラー信号11を入
力としフィルタ処理した信号をフォーカスドライブ信号
13として出力する制御フィルタ、8は制御フィルタ7
の出力であるフォーカスドライブ信号13を入力としフ
ォーカスドライブ電流14を光学装置2に供給するドラ
イバ、9は光ディスク1を回転させるモータである。
【0004】以上のように構成された光ディスク装置の
フォーカスはずれ判別方法について、以下その動作につ
いて説明する。
【0005】フォーカスエラー信号11は図13(a)
に示すように焦点ずれがゼロ(対物レンズ36の焦点が
光ディスク1面上)の場合ゼロになり、焦点がずれるに
連れてずれ方向によって正または負のピークを持ちゼロ
付近に収束する。焦点ずれがゼロの場合の光学装置2内
の対物レンズ36と光ディスク1間の距離よりも同距離
が短くなればマイナスのピークを持ち、長くなれば正の
ピークを持つよう極性を設定している。制御フィルタ7
はフォーカスエラー信号11を入力とし、低域補償(低
い周波数のゲインを上げる)および位相補償(ゲイン交
点周波数付近での位相遅れの改善のため位相を進める)
のフィルタ処理をしており、制御フィルタ7の出力をフ
ォーカスドライブ信号13にすることで、フォーカスエ
ラー信号11をゼロにするようにサーボループが構成さ
れ、常に光学装置2から照射した光の焦点が光ディスク
1面付近にあるように制御される。光学装置2から出力
された情報再生信号10はハイパスフィルタ3に入力さ
れ高周波成分が抽出される。光学装置2が光ディスク1
に光を照射し、光ディスク1からの反射光量の総和が情
報再生信号10である。情報再生信号10は光学装置2
から照射した光の焦点が光ディスク1面上付近にあると
きに、光ディスク1面上にある光の焦点(スポット)が
ピットとピットの間にある場合はレベルが上がり、ピッ
ト上にある場合は回折等によりレベルが下がる。また、
光の焦点が光ディスク1面上からずれるにつれてピット
の有無によるレベル差がなくなり、レベルはさがってい
く。モータ9により光ディスク1が回転しフォーカスサ
ーボがかかっている(光学装置2から照射した光の焦点
が光ディスク1面付近にあるようサーボループが動作し
ている)場合は光ディスク1の偏心によりスポットはト
ラッククロスしているためピットの凹凸に対応した高周
波信号が情報再生信号10に含まれている。図14
(g)はフォーカスサーボがかかっている場合のハイパ
スフィルタ3の出力信号であり、情報再生信号10の高
周波成分を抽出している。ハイパスフィルタ3の出力信
号は図14(h)に示すように次のエンベロープ検出手
段4で明レベル側のエンベロープに直される。また、比
較手段5では図14(h)及び(i)に示すようにエン
ベロープ検出手段出力信号29が「しきい値」を越える
とハイレベルの比較手段出力信号30をモノマルチバイ
ブレータ37に出力する。モノマルチバイブレータ37
はマイコン12がモニタしやすいように比較手段出力信
号30のハイレベルの時間を引き延ばしている。図13
(b)は焦点ずれ量とエンベロープ検出手段出力信号2
9の関係を示し、(c)は(b)に対応した比較手段出
力信号30であり焦点ずれがゼロの時、エンベロープ検
出手段出力信号29は最大になり焦点がずれるに連れて
小さくなっている。エンベロープ検出手段出力信号29
が比較手段5内の「しきい値」を越えていれば上述した
動作を行い、ハイレベル信号をモノマルチバイブレータ
37に出力する。マイコン12はモノマルチバイブレー
タ37出力信号にハイレベル区間が含まれているかどう
かをモニタしておりハイレベル区間が含まれていればフ
ォーカスサーボがかかっていると判断していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、情報再生信号10が欠落している場合、
フォーカスサーボがはずれた(図13(a)のS字範囲
からはずれた)状態か、あるいは、フォーカスサーボが
かかっているが光ディスク1の凹凸(ピット)のないと
ころにいる状態なのか判別できないという問題点を有し
ていた。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、情報再生信号が欠落している場合でもフォーカスが
はずれているか否かを判別可能な光ディスク装置のフォ
ーカスはずれ判別方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の光ディスク装置のフォーカスはずれ判別方法
は以下の方法を有する。
【0009】第1の方法は、フォーカスサーボループに
オフセットを注入し、そのオフセット注入中フォーカス
ドライブ信号と所定値とを比較することでフォーカスは
ずれ状態か否かを判断する。
【0010】第2の方法は、フォーカスサーボループに
オフセットを注入し、そのオフセット注入中フォーカス
エラー信号のレベルと所定値とを比較することによりフ
ォーカスはずれ状態か否かを判断する。
【0011】
【作用】本発明は上記した第1の方法により、フォーカ
スサーボがはずれている場合は加えているオフセットが
抑圧されず、フォーカスドライブ信号に蓄積され続け、
フォーカスドライブ信号が所定値を越える(所定値が負
の値なら所定値より小さくなる)ためフォーカスはずれ
と判断する。
【0012】又、本発明は上記した第2の方法により、
フォーカスサーボがはずれている場合はフォーカスエラ
ー信号のレベルが変化せず所定値を越えないためフォー
カスはずれと判断する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0014】図1,図2及び図3は本発明の第1の実施
例における光ディスク装置のフォーカスはずれ判別方法
の構成図を示すものである。図1において、1は情報記
録媒体である光ディスク、2は光ディスク1に光を照射
し光ディスク1からの反射光よりフォーカスエラー信号
11を生成し出力するとともにフォーカスドライブ電流
14により光ディスク1面に垂直方向に駆動される対物
レンズ36を有する光学装置、40はドライブデータ3
8を入力とするマイコン、39は図2に示すようにフォ
ーカスエラー信号11をA/Dコンバータ21でA/D
変換した後、オフセットデータ19と加算手段22で加
算し、制御フィルタ41に入力し、制御フィルタ41の
出力値であるドライブデータ38をD/Aコンバータ2
4でD/A変換し、D/Aコンバータ24の出力をフォ
ーカスドライブ信号13として出力したり、ドライブデ
ータ38をマイコン40へ出力する制御回路、8は制御
回路39の出力であるフォーカスドライブ信号13を入
力としフォーカスドライブ電流14を光学装置2に供給
するドライバ、9は光ディスク1を回転させるモータで
ある。また、図3は制御フィルタ41の内部構成図であ
り、26は加算手段22の出力を入力とし低域補償のフ
ィルタ処理をする低域補償フィルタ、27は加算手段2
2の出力を入力とし位相補償のフィルタ処理をする位相
補償フィルタ、28は低域補償フィルタ26の出力と位
相補償フィルタ27の出力を加算する加算手段であり、
加算手段28の出力であるドライブデータ38はD/A
コンバータ24の入力になっている。
【0015】以上のように構成された本実施例の光ディ
スク装置のフォーカスはずれ判別方法について、以下そ
の動作について説明する。フォーカスエラー信号11は
A/Dコンバータ21により8ビットのデジタルデータ
に変換される。この8ビットのデジタルデータは加算手
段22で8ビットの負のオフセットデータ19と加算し
制御フィルタ41に入力する。オフセットデータ19は
フォーカスエラー信号11のダイナミックレンジを越え
ないようフォーカスエラー信号11の正のピーク値の8
分の1の値を極性反転した値にする。制御フィルタ41
の構成は図3に示すようになっており、加算手段22の
出力を低域補償(低い周波数のゲインを上げる)フィル
タ26および位相補償(ゲイン交点周波数付近での位相
遅れの改善のため位相を進める)フィルタ27に入力し
各々のフィルタ出力を加算手段28で加算しD/Aコン
バータ24に出力している。D/Aコンバータ24は加
算手段28の出力である8ビットのドライブデータ38
をD/A変換している。D/Aコンバータ24の出力は
フォーカスドライブ信号13になっているため、加算手
段22の出力データをゼロにするようにサーボループが
構成される。又、マイコン40は制御フィルタ41の出
力であるドライブデータ38を入力しモニタしている。
ドライブデータ38は8ビットの2の補数表現で現され
10進数に直して−128〜+127の値をとる。マイ
コン40はドライブデータ38が−63より小さな値に
なればフォーカスサーボがはずれていると判断する。所
定値の−63は、光ディスク1の最大の面振れの大きさ
(ピークからピークで約2mm程度)に対物レンズ36が
追従している(フォーカスサーボがかかっている)場合
にドライブデータ38がとりうる値に対し十分小さな値
である−63に設定してある。
【0016】フォーカスサーボがかかっている場合はオ
フセットデータ19の分(数100nm)焦点ぼけを生じ
ドライブデータ38も同様の分(数100nm)だけ変化
するが、上述したように所定値が十分小さな値であるた
め、ドライブデータ38が所定値である−63より小さ
くならず、マイコン40はフォーカスサーボがかかって
いると判断する。
【0017】次に、外乱(振動や傷)でフォーカスサー
ボがはずれた場合について説明する。
【0018】フォーカスサーボがはずれている場合は、
フォーカスエラー信号11は図13(a)に示すように
S字範囲外にいるため、フォーカスエラー信号11は若
干のオフセットを持ちながらもほとんどゼロになる。よ
って、加算手段22の出力はオフセットデータ19の値
が支配的になり、負の値が低域補償フィルタ26に蓄積
され、低域補償フィルタ26の出力データは減少してい
く。一方、位相補償フィルタ27の出力データは加算手
段22の出力がほとんど変動しないため、ゼロ付近の値
となる。よって、ドライブデータ38は減少していく。
マイコン40はドライブデータ38が−63より小さな
値になればフォーカスサーボがはずれていると判断す
る。オフセットを注入してからフォーカスサーボがはず
れていると判断するまでの時間は、光ディスク1の最大
の面振れに対物レンズ36が追従している時のドライブ
データ38と区別するため、対物レンズ36を面振れの
大きさ以上に動かす必要があるため数100ms程度かか
る。
【0019】次に、光ディスク1の凹凸のないところに
フォーカスサーボがかかった場合について説明する。光
ディスク1の凹凸のないところにフォーカスサーボがか
かってしまうのは、アクセス中に無記録領域に入ってし
まった場合等である。光ディスク1の凹凸のないところ
にフォーカスサーボがかかっている場合も、上述したよ
うにドライブデータ38が所定値である−63より小さ
くならないことよりマイコン40はフォーカスサーボが
かかっていると判断する。
【0020】以上のように本実施例によれば、フォーカ
スサーボループにオフセットを注入し、そのオフセット
注入中ドライブデータ38が−63より小さくなるか否
かでフォーカスはずれ状態か否か正確に判断することが
できる。
【0021】図4,図5及び図6は本発明の第2の実施
例における光ディスク装置のフォーカスはずれ判別方法
の構成図を示すものである。図4において、1は情報記
録媒体である光ディスク、2は光ディスク1に光を照射
し光ディスク1からの反射光より情報再生信号10及び
フォーカスエラー信号11を生成し出力するとともにフ
ォーカスドライブ電流14により光ディスク1面に垂直
方向に駆動される対物レンズ36を有する光学装置、3
は情報再生信号10を入力とするハイパスフィルタ、4
はハイパスフィルタ3の出力を入力とするエンベロープ
検出手段、5はエンベロープ検出手段4の出力信号29
を入力とする比較手段、37は比較手段5の出力信号3
0を入力とするモノマルチバイブレータ、6はモノマル
チバイブレータ37の出力信号及び低域項データ20を
入力とすると共にオフセットデータ19を制御回路18
に出力するマイコン、18は図5に示すようにフォーカ
スエラー信号11をA/Dコンバータ21でA/D変換
した後、マイコン6の出力であるオフセットデータ19
と加算手段22で加算し、制御フィルタ23に入力し、
制御フィルタ23の出力値であるドライブデータ38を
D/Aコンバータ24でD/A変換し、D/Aコンバー
タ24の出力をフォーカスドライブ信号13として出力
したり、制御フィルタ23内の低域項データ20をマイ
コン6へ出力する制御回路、23は低域補償及び高域補
償のフィルタ処理をする制御フィルタ、8は制御回路1
8の出力であるフォーカスドライブ信号13を入力とし
フォーカスドライブ電流14を光学装置2に供給するド
ライバ、9は光ディスク1を回転させるモータである。
また、図6は制御フィルタ23の内部構成図であり、2
6は加算手段22の出力を入力とし低域補償のフィルタ
処理をする低域補償フィルタ、27は加算手段22の出
力を入力とし位相補償のフィルタ処理をする位相補償フ
ィルタ、28は低域補償フィルタ26の出力と位相補償
フィルタ27の出力を加算する加算手段であり、加算手
段28の出力であるドライブデータ38はD/Aコンバ
ータ24の入力になっている。また、低域補償フィルタ
26の出力は低域項データ20としてマイコン6に入力
されている。
【0022】以上のように構成された本実施例の光ディ
スク装置のフォーカスはずれ判別方法について、以下そ
の動作について説明する。光学装置2からハイパスフィ
ルタ3を介してモノマルチバイブレータ37の出力信号
までの経路は従来例と同一の構成であり説明は省略す
る。マイコン6はモノマルチバイブレータ37の出力信
号をモニタしており、モノマルチバイブレータ37の出
力信号がハイレベルになればフォーカスサーボがかかっ
ていると判断している。
【0023】まず、モノマルチバイブレータ37の出力
信号がハイレベルの場合、マイコン6の出力であるオフ
セットデータ19はゼロ(オフセットを加えていない)
である。フォーカスエラー信号11はA/Dコンバータ
21により8ビットのデジタルデータに変換される。こ
の8ビットのデジタルデータは加算手段22で6ビット
のオフセットデータ19と加算するが、この場合オフセ
ットデータ19はゼロであるためA/Dコンバータ21
の出力データがそのまま制御フィルタ23に入る。制御
フィルタ23の構成は図6に示すようになっている。加
算手段22の出力(この場合はA/Dコンバータ21の
出力)を低域補償(低い周波数のゲインを上げる)フィ
ルタ26および位相補償(ゲイン交点周波数付近での位
相遅れの改善のため位相を進める)フィルタ27に入力
し、各々のフィルタ出力を加算手段28で加算し、D/
Aコンバータ24に出力している。D/Aコンバータ2
4は加算手段28の出力である8ビットのドライブデー
タ38をD/A変換している。D/Aコンバータ24の
出力はフォーカスドライブ信号13になっているため、
制御回路18はフォーカスエラー信号11をゼロにする
ようにサーボループが構成され、常に光学装置2から照
射した光の焦点が光ディスク1面付近にあるように制御
される。
【0024】次に、外乱(振動や傷)でフォーカスサー
ボがはずれた場合について説明する。
【0025】外乱でフォーカスサーボがはずれた場合は
フォーカスエラー信号11はS字範囲外になりピットの
凹凸に対応した情報再生信号10の高周波成分が検出で
きないためモノマルチバイブレータ37の出力信号はロ
ーレベルになる。マイコン6は一定時間以上モノマルチ
バイブレータ37の出力信号がローレベルであればオフ
セットデータ19を制御回路18に出力する。このオフ
セットデータ19の大きさはフォーカスエラー信号のダ
イナミックレンジを越えないようフォーカスエラー信号
11の正のピーク値の8分の1の値を極性反転した値を
オフセットデータ19として加える。
【0026】マイコン6は低域補償フィルタ26の出力
である低域項データ20を入力しモニタしている。本実
施例ではフォーカスエラー信号11に高周波成分のノイ
ズがある場合を考慮し、オフセット注入中のフォーカス
はずれ検出を低域項データ20で行っている。フォーカ
スエラー信号11に高周波成分のノイズがある場合、位
相補償フィルタ26の出力値が大きく変動し、ドライブ
データ38が所定値である−63より小さくなることが
ある。よって、高周波ノイズの影響がない低域項データ
20でフォーカスはずれ検出を行うようにしている。低
域項データ20は8ビットの2の補数表現で現され10
進数に直して−128〜+127の値をとる。マイコン
6は低域項データ20が−63より小さな値になればフ
ォーカスはずれと判断する。なお、低域項データ20が
−63より小さくなる動作は第1の実施例と同様であ
る。
【0027】このようにしてフォーカスはずれの場合は
低域項データ20が−63より小さくなることをマイコ
ン6で検出する。
【0028】また、制御フィルタ23の出力が負の値の
時に光学装置2内の対物レンズ36が光ディスク1から
離れる方向に駆動されるよう極性を決めておけば、フォ
ーカスはずれ時に必ず対物レンズ36が光ディスク1か
ら離れるようになるので対物レンズ36と光ディスク1
の接触防止にもなる。
【0029】次に、光ディスク1の凹凸のないところに
フォーカスサーボがかかった場合について説明する。光
ディスク1の凹凸のないところにフォーカスサーボがか
かってしまうのは、アクセス中に無記録領域にはいって
しまった場合等である。光ディスク1の凹凸のないとこ
ろにフォーカスサーボがかかっている場合はピットの凹
凸に対応した情報再生信号10の高周波成分が検出でき
ないためモノマルチバイブレータ37出力信号はローレ
ベルになる。マイコン6は外乱(振動や傷)でフォーカ
スサーボがはずれた場合と同様、一定時間以上モノマル
チバイブレータ37の出力信号がローレベルであればオ
フセットデータ19を制御回路18に出力する。フォー
カスサーボがかかっているため、加わっている負のオフ
セットデータ19を蓄積した低域項データ20で光学装
置2内の対物レンズ36が光ディスク1から離れる方向
に駆動されると、フォーカスエラー信号11がオフセッ
トデータ19と逆極性(正)で同じ大きさ分変化し、平
衡状態になり制御フィルタ23に入力されるデータとし
てはオフセットデータ19を加える前と同様にゼロ中心
になる。又、第1の実施例で述べたように、フォーカス
サーボがかかっている場合はオフセットデータ19を注
入しても低域項データ20は所定値−63より小さくな
らない。マイコン6は低域補償フィルタ26の出力であ
る低域項データ20を入力しモニタしており、一定時間
低域項データ20が−63より小さくならなければフォ
ーカスサーボがかかっているとマイコン6は判断する。
また、フォーカスサーボがかかっていると判断すると同
時にオフセットデータ19をゼロに戻す。というのはフ
ォーカスはずれ検出用に注入したオフセットデータ19
分だけ光学装置2から照射した光の焦点が光ディスク1
面からずれて焦点ぼけを生じており、オフセットデータ
の注入をやめる(オフセットデータ19をゼロにする)
ことで、焦点ぼけをなくす。
【0030】このようにして光ディスク1の凹凸のない
ところにフォーカスサーボがかかった場合はオフセット
データ19を注入後一定時間経過しても低域項データ2
0が所定値である−63より小さくならないことよりフ
ォーカスサーボがかかっていると判断する。
【0031】以上のように本実施例によれば、第1の効
果としてフォーカスサーボループにオフセットを注入
し、そのオフセット注入中フォーカスドライブ信号の低
域成分である低域項データ20が−63より小さくなる
か否かでフォーカスはずれ状態か否かを判断すること
で、フォーカスエラー信号11に高周波成分のノイズが
ある場合でも正確にフォーカスはずれ状態か否かを判断
することができる。
【0032】又、第2の効果として、情報再生信号10
が欠落した場合のみ、フォーカスサーボループにオフセ
ットを注入することにより、情報再生信号10が存在す
る場合のオフセットによる焦点ぼけをなくしている。
【0033】又、第3の効果として、制御フィルタ23
の出力が負の値の時に光学装置2内の対物レンズ36が
光ディスク1から離れる方向に駆動されるよう極性を決
めておくことにより、フォーカスはずれ時に必ず対物レ
ンズ36が光ディスク1から離れるようになるので対物
レンズ36と光ディスク1の接触防止にもなる。
【0034】又、第4の効果として、フォーカスサーボ
がかかっていると判断すると同時にオフセットデータ1
9をゼロに戻すことにより、オフセットによる焦点ぼけ
をなくす。
【0035】図7及び図8は本発明の第3の実施例にお
ける光ディスク装置のフォーカスはずれ判別方法の構成
図である。同図において、図4及び図5と異なるのは低
域項データ20の代わりにA/Dコンバータ出力データ
31をマイコン15に入力するように設けた点である。
情報再生信号10が欠落してからマイコン15がオフセ
ットデータ19を注入するまでの動作は第2の実施例と
同様である。マイコン15はオフセットデータ19を注
入してから一定時間(数ms)経過後のフォーカスエラー
信号11を検出するためフォーカスエラー信号11をA
/D変換したA/Dコンバータ出力データ31を入力し
ている。オフセットデータ19を注入した後のフォーカ
スエラー信号11は第2の実施例の中で述べたように、
フォーカスがはずれている場合はフォーカスエラー信号
11はS字範囲外にありほぼゼロであり、また光ディス
ク1の凹凸のないところにフォーカスサーボがかかった
場合についてはフォーカスエラー信号11がオフセット
データ19と逆極性(正)で同じ大きさ分変化し平衡状
態になる。オフセットデータ19を注入してから平衡状
態に達するまでの時間は対物レンズ36が数100nm変
位する時間であるため数msでよい。よって、オフセット
を注入してから数ms経過後のフォーカスエラー信号11
のレベルを検出し判断すればフォーカスはずれか否かを
判断できる。具体的には図9(d)に示すような比較デ
ータ値aをマイコン15内部に持っておき、A/Dコン
バータ出力データ31と比較データ値aの大小比較を行
い比較データ値aよりA/Dコンバータ出力データ31
が大きければフォーカスサーボがかかっていると判断
し、A/Dコンバータ出力データ31が比較データ値a
以下であればフォーカスサーボがはずれていると判断す
る。
【0036】以上のように本実施例によればフォーカス
サーボループにオフセットを注入し、そのオフセット注
入中フォーカスエラー信号のレベルが比較データ値aよ
り大きければフォーカスがかかっている状態と判断し、
比較データ値a以下であればフォーカスはずれ状態と判
断することにより、高速にフォーカスはずれ状態を検出
できる。
【0037】図10は本発明の第4の実施例を示す光デ
ィスク装置のフォーカスはずれ判別方法の図である。同
図において、図4と異なるのは光学装置2が光ディスク
1の半径方向のどの位置にいるかを示す位置検出信号3
4と、位置検出信号34をA/D変換しマイコン17へ
出力するA/Dコンバータ35と、光学装置2を光ディ
スク1の半径方向に動かす送り信号32と、送り手段3
3を設けた点である。
【0038】本実施例ではフォーカスはずれの判別は第
2の実施例と同一であり説明は省略する。光ディスク1
の凹凸のないところにフォーカスサーボがかかっている
場合に第2の実施例の動作によりフォーカスサーボがか
かっていると判断しオフセット注入をやめた後の動作が
第4の実施例特有の動作である。
【0039】第4の実施例では、オフセット注入をやめ
た後位置検出信号34をモニタする。
【0040】位置検出信号34は図11(e)に示す信
号である。位置検出信号34のレベルは光学装置2の位
置が光ディスク1の最内周にいる場合に最も低く、光学
装置2が光ディスク1の外周に向かうにつれて高くな
る。又、光ディスク1は図11(f)に示すように内周
や外周には凹凸のないところがある。光ディスク1の凹
凸のないところにフォーカスサーボがかかっている場合
に位置検出信号34のレベルの高低により光学装置2が
外周にいるかあるいは内周にいるのかがわかる。マイコ
ン17が位置検出信号34をA/Dコンバータ35で変
換したデータをモニタし、比較データ値bをマイコン1
7内部に持っておき、A/Dコンバータ35の出力デー
タと比較データ値bの大小比較を行う。比較データ値b
よりA/Dコンバータ35の出力データが大きければ光
学装置2が光ディスク1の外周に位置していると判断
し、送り信号32を内周送り(例えば正電圧)に設定す
る。送り信号32が内周送りに設定されると、送り手段
33は光学装置2を内周に動かす。光学装置2が内周方
向に動いている途中に光学装置2の光の焦点が光ディス
ク1の凹凸のあるところにはいれば情報再生信号10に
高周波成分があらわれ従来例で説明した動作を行いモノ
マルチバイブレータ37の出力信号がハイレベルにな
る。マイコン17はモノマルチバイブレータ37の出力
信号がハイレベルになれば送り信号32をゼロにし光学
装置2の移動をやめる。また、A/Dコンバータ35の
出力データが比較データ値b以下であれば光学装置2が
光ディスク1の内周に位置していると判断し、送り信号
32を外周送り(例えば負電圧)に設定する。送り信号
32が外周送りに設定されると、送り手段33は光学装
置2を外周に動かす。光学装置2が外周方向に動いてい
る途中に光学装置2の光の焦点が光ディスク1の凹凸の
あるところにはいれば情報再生信号10に高周波成分が
あらわれ従来例で説明した動作を行い比較手段5の出力
がハイレベルになる。マイコン17は比較手段5の出力
がハイレベルになれば送り信号32をゼロにし光学装置
2の移動をやめる。
【0041】以上のように本実施例は光ディスク1の凹
凸のないところにフォーカスサーボがかかっている場合
に光学装置2を光ディスク1の半径方向に動かすことに
より光ディスク1の凹凸のある場所にフォーカスサーボ
をかけることができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明は、フォーカスサー
ボループにオフセットを注入し、そのオフセット注入中
フォーカスドライブ信号と所定値を比較することにより
フォーカスはずれ状態か否かを判断することができる。
【0043】又、フォーカスサーボループにオフセット
を注入し、そのオフセット注入中フォーカスエラー信号
のレベルと所定値を比較することにより高速にフォーカ
スはずれ状態か否かを判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における光ディスク装置
を示すブロック図
【図2】図1における制御回路39の内部構成を示すブ
ロック図
【図3】図2における制御フィルタ41の内部構成を示
すブロック図
【図4】本発明の第2の実施例における光ディスク装置
の構成を示すブロック図
【図5】図4における制御回路18の内部構成を示すブ
ロック図
【図6】図5における制御フィルタ23の内部構成を示
すブロック図
【図7】本発明の第3の実施例における光ディスク装置
の構成を示すブロック図
【図8】図7における制御回路16の内部構成を示すブ
ロック図
【図9】同第3の実施例の動作を説明するためのフォー
カスエラー信号の波形図
【図10】本発明の第4の実施例における光ディスク装
置の構成を示すブロック図
【図11】同第4の実施例の動作を説明するための説明
【図12】従来例の光ディスク装置の構成を示すブロッ
ク図
【図13】同従来例における焦点ずれ量と各信号の関係
を示す特性図
【図14】同従来例における各信号の関係を示す波形図
【符号の説明】
1 光ディスク 2 光学装置 3 ハイパスフィルタ 4 エンベロープ検出手段 5 比較手段 6 マイコン 8 ドライバ 9 モータ 18 制御回路 37 モノマルチバイブレータ

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクに光を照射し、前記光ディス
    クからの反射光によりフォーカスエラー信号を生成し出
    力するとともにフォーカスドライブ電流により前記光デ
    ィスク面に垂直方向に駆動される対物レンズを有する光
    学装置と、 前記フォーカスエラー信号を入力とし、少なくとも低域
    補償のフィルタ処理をする制御フィルタを有し、前記制
    御フィルタの出力信号をフォーカスドライブ信号として
    出力する制御回路と、 前記フォーカスドライブ信号を入力し、前記フォーカス
    ドライブ電流を前記光学装置に供給するドライバと、 を有する光ディスク装置において、 前記光学装置および前記制御回路および前記ドライバ
    が、前記フォーカスエラー信号をゼロにするように動作
    するフォーカスサーボループ動作状態において、 前記制
    御フィルタの前段にオフセットを注入し、前記オフセッ
    ト注入中、前記制御フィルタの後段の前記フォーカスド
    ライブ信号と所定値とを比較し前記フォーカスドライブ
    信号が前記所定値を超えるか否かで フォーカスはずれ状
    態か否かを判断することを特徴とする光ディスク装置の
    フォーカスはずれ判別方法。
  2. 【請求項2】 光ディスクに光を照射し、前記光ディス
    クからの反射光によりフォーカスエラー信号を生成し出
    力するとともにフォーカスドライブ電流により前記光デ
    ィスク面に垂直方向に駆動される対物レンズを有する光
    学装置と、 前記フォーカスエラー信号を入力とし、少なくとも低域
    補償のフィルタ処理をする制御フィルタを有し、前記制
    御フィルタの出力信号をフォーカスドライブ信号として
    出力する制御回路と、 前記フォーカスドライブ信号を入力し、前記フォーカス
    ドライブ電流を前記光学装置に供給するドライバと、 を有する光ディスク装置において、 前記光学装置および前記制御回路および前記ドライバ
    が、前記フォーカスエラー信号をゼロにするように動作
    するフォーカスサーボループ動作状態において、 前記制御フィルタの前段にオフセットを注入し、前記オ
    フセット注入中、前記制御フィルタの後段の前記フォー
    カスドライブ信号の低域成分と所定値とを比較 し前記フ
    ォーカスドライブ信号の低域成分が前記所定値を超える
    か否かで フォーカスはずれ状態か否かを判断することを
    特徴とする光ディスク装置のフォーカスはずれ判別方
    法。
  3. 【請求項3】 光ディスクに光を照射し、前記光ディス
    クからの反射光によりフォーカスエラー信号を生成し出
    力するとともにフォーカスドライブ電流により前記光デ
    ィスク面に垂直方向に駆動される対物レンズを有する光
    学装置と、 前記フォーカスエラー信号を入力とし、少なくとも低域
    補償のフィルタ処理をする制御フィルタを有し、前記制
    御フィルタの出力信号をフォーカスドライブ信号として
    出力する制御回路と、 前記フォーカスドライブ信号を入力し、前記フォーカス
    ドライブ電流を前記光学装置に供給するドライバと、 を有する光ディスク装置において、 前記光学装置および前記制御回路および前記ドライバ
    が、前記フォーカスエラー信号をゼロにするように動作
    するフォーカスサーボループ動作状態において、 前記制
    御フィルタの前段にオフセットを注入し、前記オフセッ
    ト注入中、前記オフセットの注入点前段の前記フォーカ
    スエラー信号と所定値とを比較し前記フォーカスエラー
    信号が前記所定値を超えるか否かで フォーカスはずれ状
    態か否かを判断することを特徴とする光ディスク装置の
    フォーカスはずれ判別方法。
  4. 【請求項4】 情報再生信号が欠落したことを検知した
    場合に、オフセットを注入することを特徴とする請求項
    ないし3のいずれかに記載の光ディスク装置のフォー
    カスはずれ判別方法。
  5. 【請求項5】 オフセットの極性は、光学装置内の対物
    レンズが光ディスクから離れる方向に設定することを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の光ディス
    ク装置のフォーカスはずれ判別方法。
  6. 【請求項6】 フォーカスはずれ状態でないことが確認
    された後、オフセット注入をやめることを特徴とする請
    求項1ないし3のいずれかに記載の光ディスク装置のフ
    ォーカスはずれ判別方法。
  7. 【請求項7】 フォーカスはずれ状態でないことが確認
    された後、光学装置が光ディスクの半径方向のどの位置
    にあるかを位置検出信号により判断し、前記光 学装置が
    前記光ディスクの半径方向の内周にある場合は前記光学
    装置を外周に送り、前記光学装置が前記光ディスクの半
    径方向の外周にある場合は前記光学装置を内周に送り、
    情報再生信号を検出した時点で前記光学装置の送りを停
    止することを特徴とする請求項4記載の光ディスク装置
    のフォーカスはずれ判別方法。
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