JP3685690B2 - 再生専用光ディスク装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、CDやDVD等の光ディスクから記録信号を読み取るための光ピックアップを具えた再生専用の光ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光ディスク装置は、図1に示す如く、スピンドルモータ(7)によって回転駆動される光ディスク(1)から、光ピックアップ(2)により光学的に信号を読み取って、音声信号や映像信号を再生するものであり、信号の読み取りにおいては、スピンドルモータ(7)の回転数を所定の線速度に維持するための回転サーボ、光ピックアップ(2)の焦点を光ディスク(1)の信号面に合わせるためのフォーカシングサーボ、光ピックアップ(2)の位置を信号記録トラックに追従させるためのトラッキングサーボ等、各種のサーボ動作が実行される。
【0003】
ところで、光ディスクには、再生専用の光ディスクと、記録及び再生の両方が可能な光ディスクの2種類があり、これに応じて、光ディスク装置にも、信号再生専用の光ディスクを対象として信号の再生のみを行なう光ディスク装置(再生専用光ディスク装置)と、記録及び再生の両方が可能な光ディスクを対象として、記録及び再生の両方を行なう光ディスク装置(記録再生両用光ディスク装置)とが提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
記録再生両用光ディスク装置においては、記録及び再生の両方が可能な光ディスクのみならず、再生専用の光ディスクからも信号を再生するための構成が装備されているのに対し、再生専用光ディスク装置においては、専ら、再生専用の光ディスクから信号の再生を行なうために必要な最小限の構成が装備されているに過ぎない。従って、再生専用光ディスク装置に未記録の記録再生両用の光ディスクがセットされた場合、次の様な問題があった。
【0005】
例えば、記録再生両用の光ディスク装置における回転サーボは、記録再生両方の光ディスク(未記録又は記録済み)に予め形成されているグルーブ(溝)のウォブリング(蛇行)を検出することによって、光ディスクを一定の線速度で回転させる様、スピンドルモータの回転を制御するものであるが、再生専用の光ディスク装置には、この様なウォブリングを利用したサーボ系は装備されていない。従って、再生専用の光ディスク装置に未記録の光ディスクをセットして再生せんとした場合、該光ディスクに形成されているグルーブのウォブリングに基づく回転サーボは行ない得ない。又、該光ディスクに信号は記録されていないので、再生信号に基づく回転サーボも不可能であり、更に、トラッキングエラー信号に基づくトラッキングサーボも不可能である。
【0006】
従って、再生専用光ディスク装置に未記録の光ディスクがセットされた場合、回転サーボやトラッキングサーボがかからず、場合によってはサーボが暴走する虞があった。
【0007】
そこで本発明の目的は、再生専用光ディスク装置に未記録の光ディスクがセットされた場合に、該光ディスクが未記録であることを出来るだけ早い時期に検知して、サーボの暴走を未然に防止することである。
【0008】
【課題を解決する為の手段】
本発明に係る光ディスク装置は、再生位置にセットされた光ディスク(1)から記録信号を読み取るための光ピックアップ(2)と、該光ピックアップ(2)のトラッキングのずれに応じて生成される位相差法によるトラッキングエラー信号に基づき、トラッキングサーボを実行するトラッキングサーボ回路 (40) とを具えた再生専用の光ディスク装置であって、
再生位置にセットされた光ディスク(1)から信号を再生するべく、該光ディスク(1)を回転させた後、前記トラッキングエラー信号のレベルに基づいて、再生位置にセットされた光ディスク(1)が記録済みの光ディスクであるか否かを判断する判断手段を具え、該判断手段は、トラッキングエラー信号が入力されるローパスフィルター手段と、該ローパスフィルター手段の出力信号を所定の基準値と比較してその結果に応じた信号を出力する比較手段と、該比較手段の出力信号に基づいて、再生位置にセットされた光ディスクが記録済みであるか否かを判定する判定手段とを具え、前記ローパスフィルター手段として、前記トラッキングサーボ回路 (40) に帯域毎の位相補償のために装備されているローパスフィルター (43) が用いられ、前記判断手段によって記録済みの光ディスクであると判断されたときに限り、トラッキングサーボを実行して、信号の再生を開始することを特徴とする。
【0009】
上記本発明の光ディスク装置において、再生位置に光ディスク(1)がセットされた場合、先ず光ディスク(1)が任意速度で回転して、光ピックアップ(2)から光ディスク(1)の信号面に光ビームが発せられ、その反射光が光ピックアップ(2)により検出される。ここで、光ディスク(1)が記録済みである場合、光ビームのトラック中心からのずれに応じて、光ピックアップ(2)からは位相差法によるトラッキングエラー信号が得られる。該トラッキングエラー信号は、一定レベルを越えて変動するので、ローパスフィルター手段からは、一定レベルを超えて変動する信号が得られ、該信号が比較手段に入力されることによって、該信号のレベルが基準値を越えていることが検知される。これに応じて判定手段は、光ディスクが記録済みであると判定する。
【0010】
これに対し、光ディスク ( 1 ) が未記録の場合、光ピックアップ ( 2 ) からトラッキングエラー信号は得られない。従って、光ピックアップ ( 2 ) からは、ノイズ成分に応じた僅かなレベルの信号が出力されるに過ぎず、ローパスフィルター手段には僅かなノイズが入力されるに過ぎない。このノイズはローパスフィルター手段を経て除去され、比較手段には、殆ど零の信号が入力されることとなって、入力信号のレベルが基準値を越えていないことが検知される。これに応じて判定手段は、光ディスクが未記録であると判定する。
【0011】
光ディスク ( 1 ) が記録済みと判断されたときは、回転サーボやトラッキングサーボ等の必要なサーボ動作を実行して、信号の再生が開始される。これに対し、光ディスク ( 1 ) が未記録と判断されたときは、その時点で光ディスクの回転を停止させて、再生動作が中止される。
【0015】
【発明の効果】
本発明に係る再生専用光ディスク再生装置によれば、再生位置に未記録の光ディスクがセットされた場合、光ディスクを任意速度で回転させた後、回転サーボやトラッキングサーボを実行する前の早い時期に、該光ディスクが未記録であることを判断することが出来、これによってサーボの暴走を未然に防止することが出来る。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
本発明に係る再生専用光ディスク装置は、図1に示す如く、スピンドルモータ(7)によって回転駆動される光ディスク(1)から光ピックアップ(2)によって記録信号を読み取り、音声信号や映像信号を再生するものであって、光ピックアップ(2)の出力はRFアンプ(3)へ供給されて、各種サーボ動作に必要な誤差信号や信号の再生に必要なRF信号が作成され、これらの信号はデジタルシグナルプロセッサー(DSP)(4)へ供給される。
【0017】
DSP(4)においては、RFアンプ(3)から得られる誤差信号に基づいて各種のサーボ動作が実行され、これによって作成された制御信号がドライバー回路(6)へ供給され、光ピックアップ(2)のアクチュエータの駆動が行なわれると共に、スピンドルモータ(7)の駆動が行なわれる。
RFアンプ(3)から出力されるRF信号は、DSP(4)にて信号再生に必要な処理を受けた後、デコーダ回路(5)にてデコード処理が施され、再生データとして後段回路へ出力される。
DSP(4)及びデコーダ回路(5)の動作はマイクロコンピュータ(8)によって制御されている。
尚、本実施例においては、RFアンプ(3)として、三洋電機株式会社製の「LA9702W」を採用し、DSP(4)として、同社製の「LC78660W」を採用する。
【0018】
光ピックアップ(2)は、図2に示す如く、4つのフォトディテクターa、b、c、dを交叉する2本の対角線上に配置して構成されており、これら4つのフォトディテクターの出力信号が図1に示すRFアンプ(3)に入力される。
RFアンプ(3)においては、図2に示す様に、光ピックアップ(2)の1本の対角線上に配置された2つのフォトディテクターa、cの出力が加算器(31)に入力されて、第1加算信号が作成されると共に、他の1本の対角線上に配置された2つのフォトディテクターb、dの出力が加算器(32)に入力されて、第2加算信号が作成される。更に、第1加算信号と第2加算信号は加算器(33)に入力されてRF信号が作成される。又、第1加算信号と第2加算信号は位相比較器(34)に入力されて、両信号の位相差を示す信号が出力され、該出力信号はLPF(35)を通過して、位相差法によるトラッキングエラー信号(TE信号)が作成される。
【0019】
尚、RF信号は、図8に示す如く一定幅の範囲内で変動するアイパターンを呈しており、上記RFアンプ(3)は、該RF信号のピークホールド値PHとボトムホールド値BHの出力端子を具えている。
【0020】
図4は、DSP(4)に装備されているトラッキングサーボ回路(40)の構成を表わしている。トラッキングエラー信号は、A/D変換器(41)を経てデジタル信号に変換された後、デジタルのハイパスフィルター(42)及びローパスフィルター(43)をそれぞれ通過して、帯域毎に位相補償のための処理が施される。これによって得られた2つのデジタル信号は加算器(44)にて互いに加算された後、D/A変換器(45)を経てアナログ信号に変換され、アクチュエータ制御信号Sdとして、図1に示すドライバー回路(6)へ供給される。
【0021】
判断回路の第1構成例
本発明の再生専用光ディスク装置においては、スピンドルモータ(7)上の信号再生位置に光ディスク(1)がセットされたとき、該光ディスク(1)が記録済みであるか否かをいち早く判断し、未記録の光ディスクがセットされた場合には再生動作を中止するべく、図3に示す如き判断回路が装備されている。
該判断回路による判断に際しては、マイクロコンピュータ(8)による制御の下、先ず光ディスク(1)が任意速度で回転駆動され、続いてDSP(4)によってフォーカスサーボが実行される。この結果、RFアンプ(3)から得られる位相差法によるトラッキングエラー信号は、図3に示す如く比較器(9)に入力されて、その信号レベルが所定の基準値と比較される。ここで、光ディスク(1)が記録済みディスクである場合、トラッキングのずれに伴って、トラッキングエラー信号は図7(a)に示す如く鋸歯状の波形を示し、前記基準値を上回ることになる。これに対し、光ディスク(1)が未記録の場合は、トラッキングエラー信号は得られず、RFアンプ(3)からは、図7(b)に示す如き僅かなノイズが出力されるに過ぎない。
【0022】
従って、光ディスク(1)が記録済みの場合には、図3に示す比較器(9)からは、トラッキングエラー信号が基準値を上回る度にハイとなるパルス列が出力されるのに対し、光ディスク(1)が未記録の場合には、比較器(9)からパルス列が出力されることはない。
比較器(9)の出力信号はモノマルチ発振回路(91)へ入力される。モノマルチ発振回路(91)は、パルス列が入力されたときにはハイの信号を出力し、それ以外はローの信号を出力する。
【0023】
モノマルチ発振回路(91)の出力信号は判定回路(92)へ入力される。判定回路(92)は、入力信号がハイのとき、光ディスク(1)が記録済みと判定する一方、入力信号がローのとき、光ディスク(1)が未記録と判定して、その判定結果を図1に示すマイクロコンピュータ(8)へ入力する。
マイクロコンピュータ(8)は、光ディスク(1)が記録済みと判定されたときには、DSP(4)に対して、回転サーボやトラッキングサーボ等の必要なサーボ動作の実行を指令する。これによって、信号の再生が開始される。これに対し、光ディスク(1)が未記録と判定されたとき、マイクロコンピュータ(8)は、DSP(4)に対して以後のサーボ動作の停止を指令し、光ディスクの回転を停止させる。これによって再生動作が中止される。
【0024】
尚、図3に示す判断回路は、例えば図1に示すDSP(4)に組み込むことが可能であり、或いは同じ機能をマイクロコンピュータ(8)のソフトウエアによって実現することも可能である。
【0025】
上記判断回路を具えた再生専用光ディスク装置によれば、再生位置に未記録の光ディスクがセットされた場合、光ディスクを任意速度で回転させた後、位相差法によるトラッキングエラー信号のレベルに基づいて該光ディスクが未記録であると判定されるので、判定結果の信頼性は高く、然も、その判定は回転サーボやトラッキングサーボを実行する前の早い時期に行なわれるので、サーボが暴走する虞はない。
【0026】
判断回路の第2構成例
図5は、図4に示すトラッキングサーボ回路(40)のローパスフィルター(43)から出力される信号Sfを利用して、光ディスク(1)が記録済みであるかどうかを判断する判断回路の構成例を表わしている。
前記ローパスフィルター(43)の出力信号Sfは、図5に示すサンプリング回路(93)へ入力され、一定周期でサンプリングされた後、比較器(94)へ入力されて、所定の基準値と比較される。光ディスク(1)が記録済みの場合、ローパスフィルター(43)の出力信号は、図7に示す鋸歯状波形の高周波成分を除去した波形となるが、所定の基準値を上回る振幅で変動するので、比較器(94)からは、サンプリング回路(93)の出力信号が基準値を上回る度にハイとなる信号が得られ、該信号が判定回路(95)に入力されることによって、該光ディスク(1)が記録済みであると判定される。これに対し、光ディスク(1)が未記録の場合、トラッキング信号は作成されないため、図4に示すローパスフィルター(43)には僅かなノイズが入力されるに過ぎず、該ノイズはローパスフィルター(43)を経て除去される。従って、図5に示すサンプリング回路(93)には殆ど零レベルの信号が入力されることとなり、この結果、比較器(94)の出力信号はローとなって、判定回路(95)では、該光ディスク(1)が未記録であると判定される。
判定回路(95)による判定結果は、図1に示すマイクロコンピュータ(8)に入力される。
【0027】
同様に、図5に示す判断回路は、図1に示すDSP(4)に組み込むことが可能であり、或いは同じ機能をマイクロコンピュータ(8)のソフトウエアによって実現することも可能である。
【0028】
上記判断回路を具えた再生専用光ディスク装置によれば、再生位置に未記録の光ディスクがセットされた場合、光ディスクを任意速度で回転させた後、トラッキングサーボ回路のローパスフィルターから得られるノイズを含まない信号のレベルに基づいて該光ディスクが未記録であると判定されるので、判定結果の信頼性は高く、然も、その判定は回転サーボやトラッキングサーボを実行する前の早い時期に行なわれるので、サーボが暴走する虞はない。
【0029】
判断回路の第3構成例
更に図6は、光ディスク(1)が記録済みであるかどうかを判断する判断回路をマイクロコンピュータ(8)のソフトウエアによって実現した構成例を表わしている。
先ずステップS1では、マイクロコンピュータ(マイコン)からDSPに対してフォーカスサーチを指示する。これによって、フォーカスサーボが開始される。続いてステップS2では、任意速度で光ディスクを回転させる。この結果、ステップS3ではフォーカスイン(光ピックアップの合焦状態)となり、ステップS4にて、図8に示すRF信号のピークホールド値PHとボトムホールド値BHを測定する。
ここで、光ディスクが記録済みである場合は、一定値以上のピークホールド値PHと一定値以下のボトムホールド値BHが得られるが、光ディスクが未記録の場合は、この様なピークホールド値やボトムホールド値は得られない。
【0030】
次に、ステップS5では、光ディスク1回転におけるピークホールド値PHの平均値PH′とボトムホールド値BHの平均値BH′とを計算し、ステップS6にて、両平均値の差(PH′−BH′)が所定の閾値以上であるか否かを判断する。光ディスクが記録済みの場合は、ステップS6にてイエスと判断されることとなるので、ステップS7にて光ディスクが記録済みディスクであると判別し、ステップS8にて再生を開始する。これに対し、光ディスクが未記録の場合は、ステップS6にてノーと判断されることとなるので、ステップS9にて、光ディスクがブランクディスク(未記録ディスク)であると判別し、ステップS10にて光ディスクの回転を停止させ、制御手続きを終了する。
【0031】
尚、図6の制御手続きと同じ機能をハードウエア回路によって実現することも可能であり、該回路は、例えばDSP(4)に組み込むことが出来る。
【0032】
上記判断回路を具えた再生専用光ディスク装置によれば、再生位置に未記録の光ディスクがセットされた場合、光ディスクを任意速度で回転させた後、RF信号のピークホールド値PHとボトムホールド値BHの差に基づいて、該光ディスクが未記録であると判定されるので、判定結果の信頼性は高く、然も、その判定は回転サーボやトラッキングサーボを実行する前の早い時期に行なわれるので、サーボが暴走する虞はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る再生専用光ディスク装置の構成を表わすブロック図である。
【図2】光ピックアップ及びRFアンプの要部の構成を示すブロック図である。
【図3】判断回路の第1構成例を表わすブロック図である。
【図4】トラッキングサーボ回路のブロック図である。
【図5】判断回路の第2構成例を表わすブロック図である。
【図6】判断回路の第3構成例を表わすフローチャートである。
【図7】記録済みディスクと未記録ディスクについて得られるトラッキングエラー信号の波形図である。
【図8】RF信号のアイパターンを表わす図である。
【符号の説明】
(1) 光ディスク
(2) 光ピックアップ
(3) RFアンプ
(4) DSP
(40) トラッキングサーボ回路
(5) デコーダ回路
(6) ドライバー回路
(7) スピンドルモータ
(8) マイクロコンピュータ
(9) 比較器
(91) モノマルチ発振回路
(92) 判定回路
Claims (2)
- 再生位置にセットされた光ディスク(1)から記録信号を読み取るための光ピックアップ(2)と、該光ピックアップ(2)のトラッキングのずれに応じて生成される位相差法によるトラッキングエラー信号に基づき、トラッキングサーボを実行するトラッキングサーボ回路 (40) とを具えた再生専用の光ディスク装置において、再生位置にセットされた光ディスク(1)から信号を再生するべく、該光ディスク(1)を回転させた後、前記トラッキングエラー信号のレベルに基づいて、再生位置にセットされた光ディスク(1)が記録済みの光ディスクであるか否かを判断する判断手段を具え、該判断手段は、トラッキングエラー信号が入力されるローパスフィルター手段と、該ローパスフィルター手段の出力信号を所定の基準値と比較してその結果に応じた信号を出力する比較手段と、該比較手段の出力信号に基づいて、再生位置にセットされた光ディスクが記録済みであるか否かを判定する判定手段とを具え、前記ローパスフィルター手段として、前記トラッキングサーボ回路 (40) に帯域毎の位相補償のために装備されているローパスフィルター (43) が用いられ、前記判断手段によって記録済みの光ディスクであると判断されたときに限り、トラッキングサーボを実行して、信号の再生を開始することを特徴とする再生専用光ディスク装置。
- 光ピックアップ ( 2 ) は、4つのフォトディテクターを配置して構成され、これら4つのフォトディテクターの内、1本の対角線上に配置された2つのフォトディテクターの出力を加算した第1加算信号と、他の1本の対角線上に配置された2つのフォトディテクターの出力を加算した第2加算信号とを入力信号とし、第1加算信号と第2加算信号の位相差に基づいて、トラッキングエラー信号を作成する請求項1に記載の再生専用光ディスク装置。
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