JP3939126B2 - 折り畳み容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、折り畳み容器を、箱型に組み立てられた状態及び折り畳まれた状態で、収納効率よく保管或いは輸送するための折り畳み容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、箱型に組み立てられた折り畳み容器の相対する一方の側壁を、底部に重なるように倒し、次いで、相対するもう一方の側壁を、上記の底部に重ねられた一方の側壁の上に重ねるように倒すことにより、高さの低いコンパクトな状態に折り畳むことができるように構成された種々の大きさの折り畳み容器が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような折り畳み容器を、箱型に組み立てられた状態或いは折り畳まれた状態で、複数個、段積みした際には、段積みされる折り畳み容器の個数を、どのように調整しても、従来の折り畳み容器においては、段積み高さを同じ高さにすることができなかった。従って、折り畳み容器を、箱型に組み立てられた状態或いは折り畳まれた状態で段積みし、倉庫やトラックやコンテナー等に収容した際には、段積み高さが異なるため、保管効率や輸送効率が悪くなるという問題があった。
【0004】
本発明の目的は、上述した従来の折り畳み容器が有する課題を解決することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した目的を達成するために、四隅に平面形状が略L字状の土手部が形成されているとともに裏面に嵌合段部が形成されている底部と、該底部に重なるように倒すことが可能な相対する長側壁と、前記底部に重なるように倒すことが可能な相対する短側壁とを有し、折り畳み容器を段積みした際には、上に位置する折り畳み容器の底部に形成されている嵌合段部が、箱型に組み立てられた状態の下に位置する折り畳み容器の開口部或いは折り畳まれた状態の下に位置する折り畳み容器の底部に形成された前記土手部に嵌合可能なように構成されている折り畳み容器において、折り畳み容器の底部の裏面に形成されている前記嵌合段部の高さが、所定の高さに形成されており、また、同じ大きさの折り畳み容器の段積み個数を、適宜、調整することにより、箱型に組み立てられた状態で段積みされた前記同じ大きさの折り畳み容器の全体の段積み高さと、折り畳まれた状態で段 積みされた前記同じ大きさの折り畳み容器の全体の段積み高さとが、同じ高さとなるように構成されており、且つ、折り畳まれた状態で段積みされた前記同じ大きさの折り畳み容器の段積み個数が、箱型に組み立てられた状態で段積みされた前記同じ大きさの折り畳み容器の段積み個数の倍数となるように構成したものである。
【0006】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものではない。なお、大きさの異なる折り畳み容器について説明するが、折り畳み容器を構成する底部、長側壁及び短側壁については、便宜的に、それぞれ、同じ符号1、2a、2bを使用する。
【0007】
図1には、本実施例における一番小さな折り畳み容器C1が、箱型に組み立てられた状態が示されており、折り畳み容器C1は、底部1と、相対する一方の側壁(以下、長側壁という。)2aと、相対するもう一方の側壁(以下、短側壁という。)2bとから構成されている。また、底部1の裏面には、底部1の裏面より小さな嵌合段部1aが形成されており、箱型に組み立てられた状態で、折り畳み容器C1を段積みした際には、上に位置する折り畳み容器C1の底部1に形成された嵌合段部1aが、下に位置する折り畳み容器C1の開口部に嵌合されるとともに、上に位置する折り畳み容器C1の底部1の裏面が、下に位置する折り畳み容器C1の長側壁2a及び短側壁2bの上端に載置されるように構成されている。従って、上に位置する折り畳み容器C1の下に位置する折り畳み容器C1に対する水平移動が制限されて、複数の箱型に組み立てられた状態の折り畳み容器C1を、安定した状態で段積みすることができるように構成されている。
【0008】
箱型に組み立てられた状態から、例えば、長側壁2aを底部1に重ねるように倒し、次いで、短側壁2bを、底部1に重ねられた長側壁2aの上に重ねるように倒すことにより、図2に示されているように、一番小さな折り畳み容器C1を、高さの低いコンパクトな状態に折り畳むことができるように構成されている。図2に示されているように、底部1の四隅には、平面形状が略L字状の土手部1bが形成されており、折り畳まれた状態の折り畳み容器C1を段積みした際には、上に位置する折り畳み容器C1の底部1に形成された嵌合段部1aが、下に位置する折り畳み容器C1の底部1に形成された土手部1bに嵌合され、上に位置する折り畳み容器C1の下に位置する折り畳み容器C1に対する水平移動が制限されて、複数の折り畳まれた状態の折り畳み容器C1を、安定した状態で段積みすることができるように構成されている。
【0009】
図1に示されている一番小さな折り畳み容器C1が箱型に組み立てられた状態の高さ(底部1に形成された嵌合段部1aの裏面から、長側壁2a或いは短側壁2bの上端までの高さ)は、H1であり、図2に示されているように、折り畳まれた状態の高さ(底部1に形成された嵌合段部1aの裏面から、底部1に形成された土手部1bの上面までの高さ)は、h1である。
【0010】
図3には、本実施例における二番目に小さな折り畳み容器C2が、箱型に組み立てられた状態が示されており、折り畳み容器C2も、上述した一番小さな折り畳み容器C1と同様に、底部1と、相対する長側壁2aと、相対する短側壁2bとから構成されているとともに、底部1の裏面には、嵌合段部1aが形成されており、また、底部1の四隅には、平面形状が略L字状の土手部1bが形成されている。
【0011】
図3に示されている二番目に小さな折り畳み容器C2が箱型に組み立てられた状態の高さは、H2であり、図4に示されているように、折り畳まれた状態の高さは、h2である。
【0012】
本実施例においては、図3に示されている箱型に組み立てられた状態の二番目に小さな折り畳み容器C2の短側壁2bに沿った幅w2は、図1に示されている箱型に組み立てられた状態の一番小さな折り畳み容器C1の長側壁2aに沿った幅w1’と同じに構成されており、また、図3に示されている箱型に組み立てられた状態の二番目に小さな折り畳み容器C2の長側壁2aに沿った幅w2’は、図1に示されている箱型に組み立てられた状態の一番小さな折り畳み容器C1の短側壁2bに沿った幅w1の2倍になるように構成されている。従って、図5に示されているように、箱型に組み立てられた状態の二番目に小さな折り畳み容器C2に、2個の箱型に組み立てられた状態の一番小さな折り畳み容器C1を段積みすることができる。
【0013】
図6及び図7に示されている折り畳み容器C3は、図3に示されている二番目に小さな折り畳み容器C2とは、図6に示されているように、箱型に組み立てられた状態の高さH3及び図7に示されているように、折り畳まれた状態の高さh3が、それぞれ、図3に示されている二番目に小さな折り畳み容器C2が箱型に組み立てられた状態の高さH2及び図4に示されているように、折り畳まれた状態の高さh2より、高い以外は、同じ構成である。即ち、図6に示されている折り畳み容器C3の長側壁2aに沿った幅w3’及び短側壁2bに沿った幅w3は、図3に示されている折り畳み容器C3の長側壁2aに沿った幅w2’及び短側壁2bに沿った幅w2と同じである。以下、便宜的に、この折り畳み容器C3を、2番目に大きい折り畳み容器C3という。従って、二番目に小さな折り畳み容器C2と折り畳み容器C3とは、箱型に組み立てられた状態及び折り畳まれた状態において、段積み可能であり、また、箱型に組み立てられた状態の折り畳み容器C3には、2個の箱型に組み立てられた状態の一番小さな折り畳み容器C1を段積みすることができる。
【0014】
図8には、本実施例における一番大きな折り畳み容器C4が、箱型に組み立てられた状態が示されており、折り畳み容器C4も、上述した一番小さな折り畳み容器C1、二番目に小さな折り畳み容器C2及び2番目に大きい折り畳み容器C3と同様に、底部1と、相対する長側壁2aと、相対する短側壁2bとから構成されているとともに、底部1の裏面には、嵌合段部1aが形成されており、また、底部1の四隅には、平面形状が略L字状の土手部1bが形成されている。
【0015】
図8に示されている一番大きな折り畳み容器C8が箱型に組み立てられた状態の高さは、H4であり、図9に示されているように、折り畳まれた状態の高さは、h4である。
【0016】
本実施例においては、図8に示されている箱型に組み立てられた状態の一番大きな折り畳み容器C8の短側壁2bに沿った幅w4は、図3に示されている箱型に組み立てられた状態の二番目に小さな折り畳み容器C2の長側壁2aに沿った幅w2’及び図6に示されている箱型に組み立てられた状態の2番目に大きい折り畳み容器C3の長側壁2aに沿った幅w3’と同じに構成されており、また、図8に示されている箱型に組み立てられた状態の一番大きな折り畳み容器C4の長側壁2aに沿った幅w4’は、図3に示されている箱型に組み立てられた状態の二番目に小さな折り畳み容器C2の短側壁2bに沿った幅w2及び図6に示されている箱型に組み立てられた状態の2番目に大きい折り畳み容器C3の短側壁2bに沿った幅w3の2倍になるように構成されている。従って、図10に示されているように、箱型に組み立てられた状態の一番大きな折り畳み容器C4に、2個の箱型に組み立てられた状態の二番目に小さな折り畳み容器C2或いは2番目に大きい折り畳み容器C3を段積みすることができる。
【0017】
なお、上述した一番小さな折り畳み容器C1、二番目に小さな折り畳み容器C2、2番目に大きい折り畳み容器C3及び一番大きな折り畳み容器C4の底部1に形成された嵌合段部1aの高さは、全て同じ高さHdに形成されている。
【0018】
図11(a)に示されているように、一番小さな折り畳み容器C1を、箱型に組み立てた状態で、N個、段積みした際の全体の高さZ1は、(H1−Hd)×N+Hdであり、また、図11(b)に示されているように、一番小さな折り畳み容器C1を、折り畳んだ状態で、N個、段積みした際の全体の高さz1は、(h1−Hd)×N+Hdである。
【0019】
また、図12(a)に示されているように、二番目に大きな折り畳み容器C3を、箱型に組み立てた状態で、N個、段積みした際の全体の高さZ3は、(H3−Hd)×N+Hdであり、また、図12(b)に示されているように、二番目に大きな折り畳み容器C3を、折り畳んだ状態で、N個、段積みした際の全体の高さz3は、(h3−Hd)×N+Hdである。
【0020】
更に、図13(a)に示されているように、一番大きな折り畳み容器C4を、箱型に組み立てた状態で、N個、段積みした際の全体の高さZ4は、(H4−Hd)×N+Hdであり、また、図13(b)に示されているように、一番大きな折り畳み容器C4を、折り畳んだ状態で、N個、段積みした際の全体の高さz4は、(h4−Hd)×N+Hdである。
【0021】
本発明においては、箱型に組み立てた状態或いは折り畳まれた状態で、段積みされる折り畳み容器C1〜C4の個数Nを、適宜、調整することにより、段積みされた折り畳み容器C1〜C4の全体の高さZ1〜Z4、z1〜z4を、全て同じ高さにすることができるように構成されている。
【0022】
例えば、図1に示されている一番小さな折り畳み容器C1が箱型に組み立てられた状態の高さH1を、8.5cmとし、図2に示されているように、折り畳まれた状態の高さh1を、3.5cmとし、底部1に形成された嵌合段部1aの高さHdを、1cmとした場合、箱型に組み立てた状態の一番小さな折り畳み容器C1を、図11(a)に示されているように、12個、段積みした際の全体の高さZ1は、上述したように、(H1−Hd)×N+Hdであり、従って、Z1は、(8.5cm−1cm)×12+1cm=91cmある。また、一番小さな折り畳み容器C1を、図11(b)に示されているように、折り畳んだ状態で、36個、段積みした際の全体の高さz1は、上述したように、(h1−Hd)×N+Hdであり、従って、z1は、(3.5cm−1cm)×36+1cm=91cmある。このように、段積み個数Nを、適宜、調整することにより、箱型に組み立てたられた折り畳み容器C1の段積み高さZ1と折り畳まれた折り畳み容器C1の段積み高さz1とを同じ高さにすることができる。
【0023】
同様に、例えば、図6に示されている二番目に大きな折り畳み容器C3が箱型に組み立てられた状態の高さH3を、16cmとし、図7に示されているように、折り畳まれた状態の高さh3を、6cmとし、底部1に形成された嵌合段部1aの高さHdを、1cmとした場合、箱型に組み立てた状態の二番目に大きな折り畳み容器C3を、図12(a)に示されているように、6個、段積みした際の全体の高さZ3は、上述したように、(H3−Hd)×N+Hdであり、従って、Z3は、(16cm−1cm)×6+1cm=91cmある。また、二番目に大きな折り畳み容器C3を、折り畳んだ状態で、図12(b)に示されているように、18個、段積みした際の全体の高さz3は、上述したように、(h3−Hd)×N+Hdであり、従って、z3は、(6cm−1cm)×18+1cm=91cmある。このように、段積み個数Nを、適宜、調整することにより、箱型に組み立てたられた折り畳み容器C3の段積み高さZ3と折り畳まれた折り畳み容器C3の段積み高さz3とを同じ高さにすることができるとともに、段積み個数Nを、適宜、調整することにより、二番目に大きな折り畳み容器C3が箱型に組み立てられた状態の段積み高さZ3と、二番目に大きな折り畳み容器C3が折り畳まれた状態の段積み高さz3と、二番目に小さな折り畳み容器C2が箱型に組み立てられた状態の段積み高さZ2と、二番目に小さな折り畳み容器C1が折り畳まれた状態の段積み高さz2と、一番小さな折り畳み容器C1が箱型に組み立てられた状態の段積み高さZ1と、一番小さな折り畳み容器C1が折り畳まれた状態の段積み高さz1とを、全て均一で同じ高さにすることができる。
【0024】
同様に、例えば、図8に示されている一番大きな折り畳み容器C4が箱型に組み立てられた状態の高さH4を、31cmとし、図9に示されているように、折り畳まれた状態の高さh4を、7cmとし、底部1に形成された嵌合段部1aの高さHdを、1cmとした場合、箱型に組み立てた状態の一番大きな折り畳み容器C4を、図13(a)に示されているように、3個、段積みした際の全体の高さZ4は、上述したように、(H4−Hd)×N+Hdであり、従って、Z4は、(31cm−1cm)×3+1cm=91cmある。また、一番大きな折り畳み容器C4を、折り畳んだ状態で、図13(b)に示されているように、15個、段積みした際の全体の高さz4は、上述したように、(h4−Hd)×N+Hdであり、従って、z4は、(7cm−1cm)×15+1cm=91cmある。このように、段積み個数を、適宜、調整することにより、箱型に組み立てたられた折り畳み容器C4の段積み高さZ4と折り畳まれた折り畳み容器C4の段積み高さz4とを同じ高さにすることができるとともに、段積み個数を、適宜、調整することにより、一番大きな折り畳み容器C4が箱型に組み立てられた状態の段積み高さZ4と、一番大きな折り畳み容器C4が折り畳まれた状態の段積み高さz4と、二番目に大きな折り畳み容器C3が箱型に組み立てられた状態の段積み高さZ3と、二番目に大きな折り畳み容器C3が折り畳まれた状態の段積み高さz3と、二番目に小さな折り畳み容器C2が箱型に組み立てられた状態の段積み高さZ2と、二番目に小さな折り畳み容器C1が折り畳まれた状態の段積み高さz2と、一番小さな折り畳み容器C1が箱型に組み立てられた状態の段積み高さZ1と、一番小さな折り畳み容器C1が折り畳まれた状態の段積み高さz1とを、全て均一で同じ高さにすることができる。
【0025】
図14及び図15に示されている段積み例は、箱型に組み立てられた状態の一番小さな折り畳み容器C1、箱型に組み立てられた状態の二番目に小さな折り畳み容器C2、箱型に組み立てられた状態の二番目に大きな折り畳み容器C3及び箱型に組み立てられた状態の一番大きな折り畳み容器C4が、混在して段積みされたものである。
【0026】
図14(a)の段積みは、箱型に組み立てられた状態の1個の一番大きな折り畳み容器C4の上に、2個の箱型に組み立てられた状態の二番目に大きな折り畳み容器C3を並設状態に1段に段積みし、2個、並設された箱型に組み立てられた状態の二番目に大きな折り畳み容器C3の上に、6個の箱型に組み立てられた状態の二番目に小さな折り畳み容器C2を用いて、箱型に組み立てられた状態の二番目に小さな折り畳み容器C2を、3段に段積みし、更に、3段に段積みされた箱型に組み立てられた状態の二番目に小さな折り畳み容器C2の上に、4個の箱型に組み立てられた状態の一番小さな折り畳み容器C1を用いて、箱型に組み立てられた状態の一番小さな折り畳み容器C1を、2段に段積みしたものであり、このように、箱型に組み立てられた状態の折り畳み容器C1〜C4が混在して段積みされた全体の高さZ5は、上述したと同様に、91cmとなる。また、図14(b)の段積みは、箱型に組み立てられた状態の一番小さな折り畳み容器C1が4個、箱型に組み立てられた状態の二番目に小さな折り畳み容器C2が3個及び箱型に組み立てられた状態の二番目に大きな折り畳み容器C3が2個、混在して段積みされたものであり、この場合の全体の高さZ6も、上述したと同様に、91cmとなる。
【0027】
図15(a)の段積みは、箱型に組み立てられた状態の1個の一番大きな折り畳み容器C4の上に、8個の箱型に組み立てられた状態の二番目に大きな折り畳み容器C3を用いて、箱型に組み立てられた状態の二番目に大きな折り畳み容器C3を、4段に段積みしたものであり、このように、箱型に組み立てられた状態の折り畳み容器C3、C4が混在して段積みされた全体の高さZ7は、上述したと同様に、91cmとなる。また、図15(b)の段積みは、箱型に組み立てられた状態の二番目に大きな折り畳み容器C3が2個及び箱型に組み立てられた状態の二番目に小さな折り畳み容器C2が6個、混在して段積みされたものであり、この場合の全体の高さZ8も、上述したと同様に、91cmとなる。
【0028】
上述したように、箱型に組み立てられた状態の一番小さな折り畳み容器C1、箱型に組み立てられた状態の二番目に小さな折り畳み容器C2、箱型に組み立てられた状態の二番目に大きな折り畳み容器C3及び箱型に組み立てられた状態の一番大きな折り畳み容器C4を、混在して段積みした場合にも、それぞれ、箱型に組み立てられた折り畳み容器C1〜C4の段積み個数Nを、適宜、調整することにより、段積み高さを同じにすることができる。
【0029】
図16(a)の段積み例は、折り畳まれた状態の5個の一番大きな折り畳み容器C4の上に、12個の折り畳まれた状態の二番目に大きな折り畳み容器C3を用いて、折り畳まれた状態の二番目に大きな折り畳み容器C3を、6段に段積みし、更に、6段に段積みされた折り畳まれた状態の二番目に大きな折り畳み容器C3の上に、20個の折り畳まれた状態の二番目に小さな折り畳み容器C2を用いて、折り畳まれた状態の二番目に小さな折り畳み容器C2を、10段に段積みしたものであり、このように、折り畳まれた状態の折り畳み容器C2〜C4が混在して段積みされた全体の高さZ9は、上述したと同様に、91cmとなる。また、図16(b)の段積みは、折り畳まれた状態の二番目に大きな折り畳み容器C3が6個、折り畳まれた状態の二番目に小さな折り畳み容器C2が10個及び折り畳まれた状態の一番小さな折り畳み容器C1が12個、混在して段積みされたものであり、この場合の全体の高さZ10も、上述したと同様に、91cmとなる。
【0030】
なお、箱型に組み立てられた状態の一番小さな折り畳み容器C1、箱型に組み立てられた状態の二番目に小さな折り畳み容器C2、箱型に組み立てられた状態の二番目に大きな折り畳み容器C3、箱型に組み立てられた状態の一番大きな折り畳み容器C4、折り畳まれた状態の一番小さな折り畳み容器C1、折り畳まれた状態の二番目に小さな折り畳み容器C2、折り畳まれた状態の二番目に大きな折り畳み容器C3及び折り畳まれた状態の一番大きな折り畳み容器C4が、混在するように段積みした場合でも、段積み個数Nを、適宜、調整することにより、所定の均一な高さに段積みすることができる。
【0031】
例えば、折り畳み容器C1〜C4を、パレットに段積み状態に載置して、コンテナーに収容し輸送する場合に、パレットの高さが、15cmで、上述したように、折り畳み容器C1〜C4を、パレットに、全て均一な高さである91cmに段積みすることができると、折り畳み容器C1〜C4とパレットを含め全体の高さを、全て、106cmとすることができる。従って、例えば、内寸高さが、220cm程度のコンテナーに、2段状態に、折り畳み容器C1〜C4が段積みされたパレットを収容する際には、折り畳み容器C1〜C4が段積みされた如何なるパレットを、フォークリフト等を用いて、コンテナーに収容しても、確実に、2段に収容することができるとともに、無駄なスペースが少なくなり、保管効率や輸送効率が向上することになる。従来の折り畳み容器のように、段積み高さがバラバラであると、折り畳み容器が段積みされたパレットを選択して、コンテナー等に収容しなければならず、従って、コンテナー等への折り畳み容器が段積みされたパレットの収容作業の作業性が悪いとともに、折り畳み容器が段積みされたパレットが収容されたコンテナー等の上方に大きな無駄なスペースが生じ、保管効率や輸送効率が悪化することになる。
【0032】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した構成を有しているので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0033】
折り畳み容器を、箱型に組み立てられた状態及び/又は折り畳まれた状態で段積みした際に、段積み個数を、適宜、調整することにより、所定の均一な高さに段積みすることができるように構成したので、段積みされた折り畳み容器の保管効率や輸送効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の折り畳み容器が箱型に組み立てられた状態の斜視図である。
【図2】 図2は図1に示されている折り畳み容器が折り畳まれた状態の斜視図である。
【図3】 図3は本発明の他の折り畳み容器が箱型に組み立てられた状態の斜視図である。
【図4】 図4は図3に示されている折り畳み容器が折り畳まれた状態の斜視図である。
【図5】 図5は図3に示されている折り畳み容器に、図1に示されている2個の折り畳み容器が段積みされた状態の斜視図である。
【図6】 図6は本発明の更に他の折り畳み容器が箱型に組み立てられた状態の斜視図である。
【図7】 図7は図6に示されている折り畳み容器が折り畳まれた状態の斜視図である。
【図8】 図8は更にまた他の折り畳み容器が箱型に組み立てられた状態の斜視図である。
【図9】 図9は図8に示されている折り畳み容器が折り畳まれた状態の斜視図である。
【図10】 図10は図8に示されている折り畳み容器に、図3に示されている2個の折り畳み容器が段積みされた状態の斜視図である。
【図11】 図11は図1及び図2に示されている折り畳み容器が所定数段積みされた状態の正面図である。
【図12】 図12は図6及び図7に示されている折り畳み容器が所定数段積みされた状態の正面図である。
【図13】 図13は図8及び図9に示されている折り畳み容器が所定数段積みされた状態の正面図である。
【図14】 図14は本発明の箱型に組み立てられた状態の折り畳み容器が混在して段積みされた状態の正面図である。
【図15】 図15は本発明の箱型に組み立てられた状態の折り畳み容器が混在して段積みされた状態の他の実施例の正面図である。
【図16】 図16は本発明の折り畳まれた状態の折り畳み容器が混在して段積みされた状態の更に他の実施例の正面図である。
【符号の説明】
C1〜C4・・・・・・・・・・・・折り畳み容器
1・・・・・・・・・・・・・・・・底部
2a・・・・・・・・・・・・・・・長側壁
2b・・・・・・・・・・・・・・・短側壁

Claims (1)

  1. 四隅に平面形状が略L字状の土手部が形成されているとともに裏面に嵌合段部が形成されている底部と、該底部に重なるように倒すことが可能な相対する長側壁と、前記底部に重なるように倒すことが可能な相対する短側壁とを有し、折り畳み容器を段積みした際には、上に位置する折り畳み容器の底部に形成されている嵌合段部が、箱型に組み立てられた状態の下に位置する折り畳み容器の開口部或いは折り畳まれた状態の下に位置する折り畳み容器の底部に形成された前記土手部に嵌合可能なように構成されている折り畳み容器において、折り畳み容器の底部の裏面に形成されている前記嵌合段部の高さが、所定の高さに形成されており、また、同じ大きさの折り畳み容器の段積み個数を、適宜、調整することにより、箱型に組み立てられた状態で段積みされた前記同じ大きさの折り畳み容器の全体の段積み高さと、折り畳まれた状態で段積みされた前記同じ大きさの折り畳み容器の全体の段積み高さとが、同じ高さとなるように構成されており、且つ、折り畳まれた状態で段積みされた前記同じ大きさの折り畳み容器の段積み個数が、箱型に組み立てられた状態で段積みされた前記同じ大きさの折り畳み容器の段積み個数の倍数であることを特徴とする折り畳み容器。
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