JP2900202B2 - コンテナへの梱包容器積込み方法 - Google Patents

コンテナへの梱包容器積込み方法

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JP2900202B2 JP3154670A JP15467091A JP2900202B2 JP 2900202 B2 JP2900202 B2 JP 2900202B2 JP 3154670 A JP3154670 A JP 3154670A JP 15467091 A JP15467091 A JP 15467091A JP 2900202 B2 JP2900202 B2 JP 2900202B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種部品を収納した複
数種類の包装容器を混在して収納する複数種類の梱包容
器をコンテナに混在して積載するためのコンテナへの梱
包容器積込み方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、予め準備されている複数種類の貨
物を、輸送要求に従ってパレットに順次自動的に積付け
るようにしたものが、特開昭61−206730号公報
等で開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、たとえば海
外で自動車を組立てるための多数の部品をコンテナに積
載して搬送するにあたっては、必要とする部品をコンテ
ナに効率よく積載することが必要であり、その場合、コ
ンテナへの積載条件に適合するように、部品を収納した
複数種類の包装容器を収納した複数種類の梱包容器を、
コンテナ内で配列することが必要である。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、コンテナ内での梱包容器の配列計画を容易と
したコンテナへの梱包容器積込み方法を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、各種部品を収納した複数種類の包
装容器を混在して各々収納するサイズの相異なる複数種
類の梱包容器をコンテナに混在して積載するためのコン
テナへの梱包容器積込み方法であって、前記複数種類の
梱包容器は、コンテナの奥行を整数等分した寸法の奥行
と、コンテナ内部の幅と同一寸法又はそれを整数等分し
た寸法の幅と、コンテナ内部の高さを整数等分した寸法
の高さとを有して、その奥行が相等しく且つ幅および高
さの少なくとも一方が梱包容器相互で異なるように形成
され、コンテナに積み込むべき包装容器を各々積載した
複数種類の梱包容器をコンテナ内に配列した仮配列案
を、コンテナ内での配列に必要な条件として予め設定し
た体積要件および重量要件を満足するように変更して最
終的な梱包容器のコンテナ内への配列を定めるようにし
たことを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。
【0007】先ず図1において、たとえば海外で組立て
るための自動車用部品をコンテナ1に積載するための積
込み装置は、複数たとえば第1、第2および第3梱包容
器搬送手段2,3,4と、各梱包容器搬送手段2,3,
4の中間部にたとえば2つずつそれぞれ接続される包装
容器搬送手段7,7……と、各包装容器搬送手段7,7
……にたとえば3つずつそれぞれ接続される部品搬送手
段8,8,8……と、各梱包容器搬送手段2,3,4の
始端2S ,3S ,4S に対応してそれぞれ配設される梱
包容器種類表示盤9,9,9と、各包装容器搬送手段
7,7……の始端7S …に対応してそれぞれ配設される
包装容器種類表示盤11,11……と、各梱包容器搬送
手段2,3,4の終端2E ,3E ,4E に対応して配設
される積載手段12と、前記梱包容器種類表示盤9…お
よび包装容器種類表示盤11…の表示、ならびに梱包容
器搬送手段2,3,4、包装容器搬送手段7…、部品搬
送手段8…および積載手段12の作動をコンテナ1への
積付計画に従って連動制御するためのコンピュータから
成る制御手段13とを備える。
【0008】第2梱包容器搬送手段3は、その始端3S
から終端3E に至るまで一直線状に配設されており、第
1および第3梱包容器搬送手段2,4は、終端2E ,4
E を第2梱包容器搬送手段3の終端3E 近傍に配置する
ように略L字状に屈曲して第2梱包容器搬送手段3の両
側に配設される。
【0009】ところで、コンテナ1には、図2で示すよ
うに複数たとえば4種類のサイズの梱包容器VF
U ,VA ,VH が混在して積載されるものであり、コ
ンテナ1の内部の奥行を8L、幅をW、高さをHとした
ときに、各梱包容器VF ,VU ,VA ,VH は、コンテ
ナ1の奥行8Lをたとえば8等分した奥行Lをそれぞれ
有する。また梱包容器VF ,VU ,VA はコンテナ1の
内部の幅Wに対応した幅Wを有し、梱包容器VHはコン
テナ1内部の幅Wの半分の幅(1/2)Wを有する。さ
らに梱包容器VF ,VH はコンテナ1内部の高さHの半
分の高さ(1/2)Hをそれぞれ有し、梱包容器VU
前記高さHの1/3の高さ(1/3)Hを有し、梱包容
器VA は前記高さHの1/4の高さ(1/4)Hを有す
る。而して各梱包容器搬送手段2,3,4において、そ
れらの始端2S ,3S ,4S から一定距離の間は、梱包
容器組立工程SA としてそれぞれ設定されるものであ
り、これらの梱包容器組立工程SA では、上記各サイズ
の梱包容器VF ,VU ,VA ,V H が梱包容器種類表示
盤9…の表示に従って組立てられる。
【0010】図3において、梱包容器VF は、矩形状の
荷台16と、該荷台16の奥行Lに沿う方向の両端部に
それぞれ組付けられる側面枠17,17と、荷台16の
幅Wに沿う方向の両端部にそれぞれ組付けられる側面枠
18,18とを有して、ボックス状に構成される。
【0011】荷台16は、前記幅Wに沿う両端に平行に
配置される一対の桁材19,19と、前記幅Wの方向に
沿う略中央部で相互に隣接して前記桁材19,19と平
行に配置される一対の桁材20,20と、桁材19,2
0;19,20間の略中央部に前記各桁材19,10と
平行にそれぞれ配置される桁材21,21と、各桁材1
9,21,20,20,21,19の長手方向両端を相
互に連結する一対の横枠材22,22と、両横枠材2
2,22間で前記各桁材19〜21上に簀子状に設けら
れる複数のデッキボード23…とから成る。
【0012】側面枠17は、前記荷台16における横枠
材22の長手方向両端にそれぞれ立設される支柱24,
24と、両支柱24,24の上端を連結する横連結枠2
5と、前記横枠材22の長手方向略中央部および横連結
枠25の長手方向略中央部間を結ぶ一対の補強柱26,
26と、前記横枠材22の長手方向略中央部および横連
結枠25の長手方両端間を斜めにそれぞれ連結する一対
の補強桟27,27とから成る。
【0013】また側面枠18は、前記支柱24,24の
上端間を連結する縦連結枠28と、荷台16における幅
Wに沿う端部の桁材19における長手方向略中央部およ
び縦連結枠28の長手方向略中央部間を結ぶ一対の補強
柱29,29と、桁材19の長手方向両端および縦連結
枠28の長手方向略中央部間を斜めにそれぞれ連結する
一対の補強桟30,30とから成る。
【0014】また高さが(1/3)Hである梱包容器V
U 、ならびに高さが(1/4)Hである梱包容器V
A は、それらの奥行Lおよび幅Wを前記梱包容器VF
同一にして、基本的には梱包容器VF と同一構造を有す
るように構成される。
【0015】図4、図5および図6において、各梱包容
器VF ,VU ,VA は相互に積み重ね可能なものであ
り、その積み重ね状態での相互の位置ずれが生じること
を回避するために、各梱包容器VF ,VU ,VA の上端
における4つの隅角部には、位置決め部材31がそれぞ
れ固定され、その位置決め部材31に対応して各梱包容
器VF ,VU ,VA の下端における4つの隅角部には位
置決め孔32がそれぞれ設けられる。すなわち位置決め
部材31は、支柱24、横連結枠25および縦連結枠2
8の連結部を覆うようにして各梱包容器VF ,VU ,V
A の上端における4つの隅角部にそれぞれ固設されるも
のであり、該位置決め部材31には位置決め突起33が
それぞれ突設される。一方、荷台16における幅Wに沿
う方向の両端の桁材19,19には、それらの長手方向
両端に前記位置決め突起33をそれぞれ嵌合するための
位置決め孔32がそれぞれ穿設される。また梱包容器に
おける桁材20,20の長手方向両端にも位置決め孔が
それぞれ穿設される。
【0016】図7において、梱包容器VH は、奥行L、
幅(1/2)Wである四角形状に形成される荷台16′
と、該荷台16′の奥行Lに沿う方向の両端部にそれぞ
れ組付けられる側面枠17′,17′と、荷台16′の
幅Wに沿う方向の両端部にそれぞれ組付けられる側面枠
18,18とを有してボックス状に構成される。
【0017】荷台16′は、前記幅Wに沿う両端に平行
に配置される一対の桁材19,19と、前記幅Wの方向
に沿う略中央部で前記桁材19,19と平行に配置され
る桁材20′と、各桁材19,19,20′の長手方向
両端を相互に連結する一対の横枠材22′,22′と、
両横枠材22′,22′間で前記各桁材19,19,2
0′上に簀子状に設けられる複数のデッキボード23′
…とから成る。
【0018】側面枠17は、前記荷台16における横枠
材22の長手方向両端にそれぞれ立設される支柱24,
24と、一方の支柱24の上端および他方の支柱24の
下端間を斜めに結ぶ補強枠27′とから成る。
【0019】また梱包容器VH の側面枠18は、前記梱
包容器VF ,VU ,VA の側面枠18と基本的に同一に
構成される。
【0020】しかも梱包容器VH の上端における4つの
隅角部には位置決め部材31がそれぞれ固着されてお
り、桁材19,19の長手方向両端部には、梱包容器V
F ,V U ,VA と同様に位置決め孔32がそれぞれ穿設
される。
【0021】ところで、図8で示すように、コンテナ1
の幅に対応する幅Wを有する梱包容器VF あるいはVA
上に、コンテナ1の幅の1/2の幅(1/2)Wを有す
る一対の梱包容器VH ,VH が並列して積載される場合
があり、その場合、両梱包容器VH ,VH の梱包容器V
F あるいはVA 上での位置決めを果たすために、図9お
よび図10で示すように、梱包容器VF ,VA における
側面枠17,17の幅Wに沿う中央部上端には位置決め
部材34がそれぞれ固着される。この位置決め部材34
は、両側面枠17,17における横連結枠25,25の
長手方向に沿う中央部間を着脱可能に連結する補強材3
5の両端に設けられるものであり、両梱包容器VH ,V
H の相互に隣接した桁材19,19の位置決め孔32,
32にそれぞれ嵌合する一対の位置決め突起36,36
を備える。また相互に並んだ一対の梱包容器VH ,VH
上に梱包容器VA が積載される場合もあり、その場合、
梱包容器VH ,VH の相互に隣接する位置にある位置決
め突起33,33は、梱包容器VA の幅方向中央部で隣
接して並設されている桁材20,20の位置決め孔にそ
れぞれ嵌合される。
【0022】またコンテナ1への積載時に、梱包容器V
F ,VH,VU ,VA の角部が、隣接する梱包容器
F ,VH ,VU ,VA の角部とは異なる位置に接触す
ることがあり、その場合、コンテナ1による搬送時に前
記角部が接触する部分の損傷が生じることを回避するた
めに、図11で示すショワリング材37が用いられる。
【0023】たとえば図11で示すように、梱包容器V
F 上に一対の梱包容器VH ,VH を載せてコンテナ1に
積載した後に、相互に積み重ねた3つの梱包容器VU
U ,VU が積載される場合を想定すると、位置P1
2 で最下段の梱包容器VU の角部が梱包容器VF の高
さ方向中間部に対応し、位置P3 ,P4 で梱包容器V F
の上端角部および両梱包容器VH ,VH の下端角部が中
段の梱包容器VU の高さ方向中間部に対応し、位置P5
で両梱包容器VH ,VH の下端角部が中段の梱包容器V
U の高さ方向中間部に対応し、位置P6 ,P7 で最上段
の梱包容器VU の下端角部が両梱包容器VH ,VH の高
さ方向中間部に対応する。そこで、前記各位置P1 〜P
7 での相互接触を回避して強度を補強するために、位置
1,P 3 ,P6 に対応する位置で一方の梱包容器VH
にショワリング材37が装着され、位置P5 の両側で両
梱包容器VH ,VH にショワリング材37,37が装着
され、位置P2 ,P4 ,P7 に対応する位置でショワリ
ング材37が他方の梱包容器VH に装着される。
【0024】図12において、ショワリング材37は、
たとえば金属板により上下に延びる平板状に形成される
ショワリング材本体38の中間部内面に、桁材19内に
弾発的に嵌合する係止具39が設けられて成るものであ
り、係止具39は、横断面略U字状に形成されるもので
あり、その下部には係止突起33を収容する凹部39a
が設けられる。
【0025】このようなショワリング材37は、各梱包
容器VF ,VH ,VU ,VA の各種積載状況に対応し得
るように、その上下長さおよびショワリング材本体38
への係止具39の固着位置を異ならせた複数種類のもの
が準備される。
【0026】上記各種サイズの梱包容器VF ,VH ,V
U ,VA には、積載される部品の種類が同一であるもの
を同一モジュールとしてモジュールNO.がそれぞれ付
される。而して同一の梱包容器VF ,VH ,VU ,VA
でも、積載部品の種類によっては異なるモジュールN
O.が付されることになる。
【0027】再び図1において、包装容器搬送手段7…
…は、各梱包容器搬送手段2,3,4の搬送方向に沿う
梱包容器組立工程SA の前方側で各梱包容器搬送手段
2,3,4にそれぞれ接続されるものであり、たとえば
ダンボール箱から成る複数種類の包装容器が包装容器搬
送手段7……により各梱包容器搬送手段2,3,4に供
給され、組立完了後の梱包容器VF ,VU,VA ,VH
に、ロボット41あるいは作業員の手作業により包装容
器がそれぞれ積載される。
【0028】また各部品搬送手段8……は、包装容器搬
送手段7……で搬送されている各種包装容器に積載すべ
き部品を包装容器搬送手段7……に供給するものであ
り、包装容器に、ロボット42あるいは作業員の手作業
により部品が積載される。
【0029】積載手段12は、各梱包容器搬送手段2,
3,4で搬送されて来た各梱包容器VF ,VH ,VU
A を選択して積み重ねるための積重ねロボット43
と、積重ね状態にある梱包容器VF ,VH ,VU ,VA
をコンテナ1に積載するための積卸しロボット44と、
両ロボット43,44の作動を制御するロボット制御部
45とを備え、ロボット制御部45に制御手段13から
制御信号が入力されることになる。
【0030】ところで、梱包容器種類表示盤9…および
包装容器種類表示盤11…の表示、ならびに梱包容器搬
送手段2,3,4、包装容器搬送手段7…、部品搬送手
段8…および積載手段12の作動を連動制御する制御手
段13には、コンテナ1への積付計画を立案するホスト
コンピュータ46から積付計画が入力されるものであ
り、ホストコンピュータ46では、次のような手順に従
ってコンテナ1への積付計画が立案される。
【0031】すなわちホストコンピュータ46では、荷
受側組立生産計画に基づき、必要な部品の各包装容器へ
の積載パターン、ならびに各包装容器の各梱包容器
F ,V H ,VU ,VA への積載パターンを設定し、そ
のパターンによる梱包容器VF ,VH ,VU ,VA のコ
ンテナ1への仮の配列計画を立案し、予め設定してある
複数の体積要件ならびに複数の重量要件に合致するよう
に前記仮配列計画をチェックして最終的なコンテナ1へ
の各梱包容器VF,VH ,VU ,VA の積載計画を立案
し、制御手段13に伝達する。
【0032】ホストコンピュータ46における体積要件
および重量要件のチェック、ならびにそのチェックに伴
う積載計画の変更処理は、図13〜図15で示す手順に
従って実行される。
【0033】図13〜図15において要件1〜要件1
0,22は表1で示すような体積要件であり、また要件
51〜55は表2で示すような重量要件である。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】図13の手順では、体積要件のうち01,
03,04,06,07,08,09,22をそれぞれ
満足する配置となっているかどうかが確認され、それら
の要件01,03,04,06〜09,22を満足しな
いときには、積載計画データの並べ替えが実行される。
ここで、要件22におけるショワリングケースとは、荷
崩れを防止するために、空きスペースを満たすように配
置する空の梱包容器のことである。
【0037】次いで図14の手順では、積載計画データ
の並べ替え後に、体積要件02,06,09,10,0
5の要件をチェックする必要があるかどうかを確認し、
必要がある場合には、そのチェック後に必要な場合には
各要件02,06,09,10,05を満足するように
配置を変更する処理が実行される。
【0038】このようにして体積要件01〜10,22
を満足する配列が得られた後には、図15で示すような
手順により重量要件のチェックが実行される。この重量
要件のチェックにおいて、要件54における前後、左右
の重量バランスは次のような演算を実行することにより
チェックされる。すなわち、図16で示すように、コン
テナ内への配列状態で、コンテナの前後方向の中心線を
1 、左右方向の中心線をC2 とし、第1列目の左、右
重量をWL1,WR1、第2列目の左、右重量をW L2
R2、第3列目の左、右重量をWL3,WR3、第4列目の
左、右重量をWL4,WR4、第5列目の左、右重量を
L5,WR5、第6列目の左、右重量をWL6,WR6、第7
列目の左、右重量をWL7,WR7、第8列目の左、右重量
をWL8,WR8としたときに、第(1)式で表されるコンテ
ナ前後の重量バランスXが0.1未満(X<0.1)で
あるときに前後の重量バランスがとれていると判断す
る。
【0039】 X=(WF −WB )/(MF +MB )……(1) ここでWF は中心線C1 よりも前方側の総重量であり、 WF =WL1+WR1+WL2+WR2+WL3+WR3+WL4+WR4 で表され、またWR は中心線C1 よりも後方側の総重量
であり、 WB =WL5+WR5+WL6+WR6+WL7+WR7+WL8+WR8 で表される。さらにMF ,MB はそれぞれ次式で得られ
る。 MF =(WL1+WR1)×4L+(WL2+WR2)×3L+
(WL3+WR3)×2L+(WL4+WR4)×L MB =(WL5+WR5)×L+(WL6+WR6)×2L+
(WL7+WR7)×3L+(WL8+WR8)×4L また第(2)式で表されるコンテナ左右の重量バランスY
が0.05未満(Y<0.05)であるときに左、右の
重量バランスがとれていると判断する。
【0040】 Y=(WL −WR )/(WL +WR )……(2) ここでWL は中心線C2 よりも左側の総重量であり、 WL =WL1+WL2+WL3+WL4+WL5+WL6+WL7+WL8 で表され、WR は中心線C2 よりも右側の総重量であ
り、 WR =WR1+WR2+WR3+WR4+WR5+WR6+WR7+WR8 で表される。
【0041】次にこの実施例の作用について説明する
と、ホストコンピュータ46は、荷受側組立生産計画に
基づき、必要な部品の各包装容器への積載、ならびに各
包装容器の各梱包容器VF ,VH ,VU ,VA への積載
パターンを設定し、そのパターンによる梱包容器VF
H ,VU ,VA のコンテナ1への積載計画が、表1お
よび表2で示した体積要件ならびに重量要件を満足する
ようにチェックして最終的なコンテナ1への各梱包容器
F ,VH ,VU ,VA の積載計画を立案し、その積載
計画に基づく信号を制御手段13に伝達する。
【0042】而して、制御手段13は、ホストコンピュ
ータ46からの指令信号に基づいて梱包容器種類表示盤
9…および包装容器種類表示盤11…の表示、ならびに
梱包容器搬送手段2,3,4、包装容器搬送手段7…、
部品搬送手段8…および積載手段12の作動を連動制御
するので、コンテナ1への積載条件に適合するようにし
て、部品を収納した複数種類の包装容器を積載した複数
種類の梱包容器VF ,VH ,VU ,VA を順次効率よく
コンテナ1に積載することができる。
【0043】しかも、ホストコンピュータ46により立
案される積載計画は、コンテナ1内をその奥行方向に等
分割した奥行Lを有する梱包容器VF ,VH ,VU ,V
A に基づいてなされるものであり、体積要件および重量
要件のチェック、ならびにそれに伴う配置変更が容易と
なり、コンテナ1に体積要件および重量要件を満たした
配置で各梱包容器VF ,VH ,VU ,VA を積み込むこ
とができる。
【0044】以上の実施例では、梱包容器種類表示盤9
…および包装容器種類表示盤11…の表示、ならびに梱
包容器搬送手段2,3,4、包装容器搬送手段7…、部
品搬送手段8…および積載手段12の作動を制御手段1
3により連動制御するようにしたが、ホストコンピュー
タ46で立案した積込み計画をプリントアウトし、その
積込み計画に基づいて梱包容器搬送手段2,3,4、包
装容器搬送手段7…、部品搬送手段8…および積載手段
12を個別に作動させるようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、各種部品
を収納した複数種類の包装容器を混在して各々収納する
複数種類の梱包容器をコンテナに混在して積載するに当
り、サイズの相異なる複数種類の梱包容器を予め準備し
ておき、コンテナに積み込むべき包装容器を各々積載し
た複数種類の梱包容器をコンテナ内に配列した仮配列案
を、コンテナ内での配列に必要な条件として予め設定し
た体積要件および重量要件を満足するように変更して最
終的な梱包容器のコンテナ内への配列を定めるので、各
種部品を纏めて複数種類の包装容器の各々に収納し、そ
れら包装容器を更に纏めて個々の梱包容器に混在、収納
して、各種部品や包装容器に比べ大型の梱包容器単位に
コンテナへの積込みを能率よく行うことができ、また輸
送後においてもコンテナから各梱包容器単位に包装容器
(従って各種部品)の取出しを纏めて行うことができる
ため、その取出し作業も能率よく行うことができる。ま
た特に前記複数種類の梱包容器は、コンテナの奥行を整
数等分した寸法の奥行と、コンテナ内部の幅と同一寸法
又はそれを整数等分した寸法の幅と、コンテナ内部の高
さを整数等分した寸法の高さとを有していて、その奥行
が相等しく且つ幅および高さの少なくとも一方が梱包容
器相互で異なるように複数種類に規格化(但し奥行は統
一)されたサイズであるため、積載すべき包装容器(従
って各種部品)の積載量や形態等に応じて最適サイズの
梱包容器を選択可能であり、しかもコンピュータによる
コンテナ内での梱包容器の配列計画を、個々の梱包容器
についての重量情報とパターン化された(従って極めて
単純化された)サイズ識別情報とに基づいて、コンテナ
内における全体の重量バランスや種々の配置要求に十分
配慮しながら比較的容易に立案することが可能となり、
コンテナへの積載条件に適合した合理的な積載配列計画
を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体配置図である。
【図2】コンテナへの梱包容器の積込み例を示す概略斜
視図である。
【図3】梱包容器の斜視図である。
【図4】図3の部分拡大図である。
【図5】梱包容器の積重ね時の位置決め構造を示す縦断
面図であって図6の5−5線断面図である。
【図6】図5の6−6線断面図である。
【図7】図3の梱包容器とはサイズの異なる梱包容器の
斜視図である。
【図8】梱包容器の積重ね状態を示す分解斜視図であ
る。
【図9】図8の要部拡大図である。
【図10】図9の10−10線断面図である。
【図11】ショワリング材の配置を示す斜視図である。
【図12】ショワリング材の係合構造を示す断面図であ
る。
【図13】体積要件のチェック手順を示すフローチャー
トである。
【図14】図13に続く体積要件のチェック手順を示す
フローチャートである。
【図15】図14に続く重量要件のチェック手順を示す
フローチャートである。
【図16】コンテナ内の前後および左右重量バランスを
説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 コンテナ L 奥行 VA ,VF ,VH ,VU 梱包容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 間瀬戸 悦男 埼玉県坂戸市八幡1−11−25 (56)参考文献 特開 昭62−161631(JP,A) 特開 平3−95028(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 67/02 B65G 57/03 B65G 61/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種部品を収納した複数種類の包装容器
    を混在して各々収納するサイズの相異なる複数種類の梱
    包容器(VF ,VH ,VU ,VA )をコンテナ(1)に
    混在して積載するためのコンテナへの梱包容器積込み方
    法であって、前記複数種類の梱包容器(V F ,V H ,V U ,V A
    は、 コンテナ(1)の奥行(8L)を整数等分した寸法
    の奥行(L)と、コンテナ(1)内部の幅(W)と同一
    寸法又はそれを整数等分した寸法の幅と、コンテナ
    (1)内部の高さ(H)を整数等分した寸法の高さとを
    有して、その奥行が相等しく且つ幅および高さの少なく
    とも一方が梱包容器(V F ,V H ,V U ,V A )相互で
    異なるように形成され、 コンテナに積み込むべき包装容器を各々積載した複数種
    類の梱包容器(VF ,VH ,VU ,VA )をコンテナ
    (1)内に配列した仮配列案を、コンテナ(1)内での
    配列に必要な条件として予め設定した体積要件および重
    量要件を満足するように変更して最終的な梱包容器(V
    F ,VH ,VU ,VA )のコンテナ(1)内への配列を
    定めるようにしたことを特徴とする、コンテナへの梱包
    容器積込み方法。
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