JPH0326122Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0326122Y2 JPH0326122Y2 JP10399887U JP10399887U JPH0326122Y2 JP H0326122 Y2 JPH0326122 Y2 JP H0326122Y2 JP 10399887 U JP10399887 U JP 10399887U JP 10399887 U JP10399887 U JP 10399887U JP H0326122 Y2 JPH0326122 Y2 JP H0326122Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- pallet
- glass
- cathode ray
- corners
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 47
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 claims description 21
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 20
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 7
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 5
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 2
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 2
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000011120 plywood Substances 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Pallets (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、ブラウン管用ガラス部品を運搬、貯
蔵保管する際に利用される梱包構体に関するもの
で、特に大型ブラウン管用ガラス部品に好適な梱
包構体に関するものである。
蔵保管する際に利用される梱包構体に関するもの
で、特に大型ブラウン管用ガラス部品に好適な梱
包構体に関するものである。
従来の技術
ブラウン管用ガラス部品であるフエースパネル
並びにフアンネルは、製造後、梱包構体内に多数
個が収容され、この状態で、保管、運搬される。
並びにフアンネルは、製造後、梱包構体内に多数
個が収容され、この状態で、保管、運搬される。
上記の梱包構体は、パレツト上に、ダンボール
紙製等の緩衝部材及び枠体を介在させて1段当り
複数個のガラス部品を多層に積み重ねたものが一
般的であり、例えば、実開昭51−25080号公報、
実開昭55−18461号公報に開示されたものがある。
紙製等の緩衝部材及び枠体を介在させて1段当り
複数個のガラス部品を多層に積み重ねたものが一
般的であり、例えば、実開昭51−25080号公報、
実開昭55−18461号公報に開示されたものがある。
考案が解決しようとする問題点
ところで近年のTV装置は、家庭用VCRや
VDPの普及に伴うAVブームにより、大画面化の
傾向にあり、30インチ以上の大型ブラウン管を用
いたTV装置の需要が高まつている。
VDPの普及に伴うAVブームにより、大画面化の
傾向にあり、30インチ以上の大型ブラウン管を用
いたTV装置の需要が高まつている。
上記の如き大型ブラウン管のガラス部品として
のフエースパネル及びフアンネルは当然ながら大
型で重量も重く、このフエースパネル並びにフア
ンネルを在来のパレツト上に梱包しようとして
も、1段に1個しか収容できず非常にスペースフ
アクターが悪く、しかも上記のように多段に積重
ねると上記の如きダンボール紙製の枠体では強度
が全く不足する。尚、上記スペースフアクターの
問題は、1つのガラス部品当りの運送費並びに運
送効率や、倉庫への収容効率に直接影響してい
る。
のフエースパネル及びフアンネルは当然ながら大
型で重量も重く、このフエースパネル並びにフア
ンネルを在来のパレツト上に梱包しようとして
も、1段に1個しか収容できず非常にスペースフ
アクターが悪く、しかも上記のように多段に積重
ねると上記の如きダンボール紙製の枠体では強度
が全く不足する。尚、上記スペースフアクターの
問題は、1つのガラス部品当りの運送費並びに運
送効率や、倉庫への収容効率に直接影響してい
る。
問題点を解決するための手段
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、側面にフオーク差込部を有するパレツトと、
上記パレツト上に多段に積層され、夫々の内部に
ブラウン管用ガラス部品としてのフエースパネル
あるいはフアンネルを収容する枠体とからなり、
上記パレツトは上面四隅に凹凸嵌合を利用した係
止手段を有しており、上記枠体は、一対の側板を
一対の連結板で枠状に連結して内側四隅に上記ガ
ラス部品に近接する支柱を固設し、上記対向する
支柱の頂端間に天板を架設して構成され、上記枠
体の下面の四隅には上記パレツトの係合手段と対
応する係合手段を備えると共に上面の四隅には上
記下面の係合手段と対応する係合手段を備えたも
の、上記対向する側板の夫々の内側中央部に支柱
を固設して上記支柱の頂端間に天板を架設固定
し、上記枠体を区画したもの、並びに、上記枠体
を区画する位置に設けた天板は、上面あるいは下
面に仕切部材を有するブラウン管用ガラス部品の
梱包構体である。
で、側面にフオーク差込部を有するパレツトと、
上記パレツト上に多段に積層され、夫々の内部に
ブラウン管用ガラス部品としてのフエースパネル
あるいはフアンネルを収容する枠体とからなり、
上記パレツトは上面四隅に凹凸嵌合を利用した係
止手段を有しており、上記枠体は、一対の側板を
一対の連結板で枠状に連結して内側四隅に上記ガ
ラス部品に近接する支柱を固設し、上記対向する
支柱の頂端間に天板を架設して構成され、上記枠
体の下面の四隅には上記パレツトの係合手段と対
応する係合手段を備えると共に上面の四隅には上
記下面の係合手段と対応する係合手段を備えたも
の、上記対向する側板の夫々の内側中央部に支柱
を固設して上記支柱の頂端間に天板を架設固定
し、上記枠体を区画したもの、並びに、上記枠体
を区画する位置に設けた天板は、上面あるいは下
面に仕切部材を有するブラウン管用ガラス部品の
梱包構体である。
作 用
本考案に係るブラウン管用ガラス部品の梱包構
体は、パレツト上にガラス部品と枠体とを交互に
積み重ねることにより、上記ガラス部品の梱包が
行えるもので、上記枠体の上下面の四隅に形成し
た係止手段により、上記各枠体並びにパレツト
は、互いに位置決めされた状態で、位置ずれする
ことなく垂直に積重ねることができ、更に、各枠
体内に複数個のガラス部品を収容するものにおい
ては、上記各支柱並びに仕切部材が緩衝部材並び
にスペーサとして機能する。
体は、パレツト上にガラス部品と枠体とを交互に
積み重ねることにより、上記ガラス部品の梱包が
行えるもので、上記枠体の上下面の四隅に形成し
た係止手段により、上記各枠体並びにパレツト
は、互いに位置決めされた状態で、位置ずれする
ことなく垂直に積重ねることができ、更に、各枠
体内に複数個のガラス部品を収容するものにおい
ては、上記各支柱並びに仕切部材が緩衝部材並び
にスペーサとして機能する。
実施例
第1図及至第4図は、本考案に係るブラウン管
用ガラス部品の梱包構体の一実施例を示すもの
で、本実施例の梱包構体は、大型〔例えば37イン
チ〕ブラウン管用ガラス部品を1段に2個収容す
るものとしてある。
用ガラス部品の梱包構体の一実施例を示すもの
で、本実施例の梱包構体は、大型〔例えば37イン
チ〕ブラウン管用ガラス部品を1段に2個収容す
るものとしてある。
図面において、W1はフエースパネル、W2はフ
アンネル、1はパレツト、10は枠体を示す。
アンネル、1はパレツト、10は枠体を示す。
上記パレツト1は、4方にフオーク差込部2を
有する一般的な構造の木製パレツトで、上記フエ
ースパネルW1あるいはフアンネルW2を2個所定
の間隔を有する状態で載置し得る寸法としてあ
り、上面の四隅には、夫々、丸孔状の係止用孔3
が垂直に形成されている。
有する一般的な構造の木製パレツトで、上記フエ
ースパネルW1あるいはフアンネルW2を2個所定
の間隔を有する状態で載置し得る寸法としてあ
り、上面の四隅には、夫々、丸孔状の係止用孔3
が垂直に形成されている。
上記枠体10は、平面形状略日字形で側面形状
略横E字形の木製枠状物で、左右のE字形側板1
1、連結板12、支柱13、天板14並びに仕切
部材15とで構成される。
略横E字形の木製枠状物で、左右のE字形側板1
1、連結板12、支柱13、天板14並びに仕切
部材15とで構成される。
上記E字形側板11は、横長板材状の下部側板
11aとこの下部側板11aの長手方向両端並び
に中央部の上縁に配置される略矩形の上部側板1
1bとで構成され、上記下部側板11aと上部側
板11bとは上記内側面側に固着された支柱13
によつて面一に接合一体化される。そしてこのE
形側板11と同じ高さの連結板12が配設固定さ
れて枠状に組立てられ、更に、対応する3対の支
柱13間に、夫々、天板14を架設してある。
尚、上記3枚の天板14のうち、中央の天板14
には上記支柱13の対向面間の距離よりも短い長
さの仕切部材15が長手方向に沿つて予め固着し
てある。そして、下面四隅の夫々には、前記パレ
ツト1の係止用孔3と対応する係止用ピン16が
下方に向けて垂設されており、この上面四隅の
夫々には、上記係止用ピン16と対応する位置に
係止用孔17が天板14から支柱13にかけて穿
設されている。
11aとこの下部側板11aの長手方向両端並び
に中央部の上縁に配置される略矩形の上部側板1
1bとで構成され、上記下部側板11aと上部側
板11bとは上記内側面側に固着された支柱13
によつて面一に接合一体化される。そしてこのE
形側板11と同じ高さの連結板12が配設固定さ
れて枠状に組立てられ、更に、対応する3対の支
柱13間に、夫々、天板14を架設してある。
尚、上記3枚の天板14のうち、中央の天板14
には上記支柱13の対向面間の距離よりも短い長
さの仕切部材15が長手方向に沿つて予め固着し
てある。そして、下面四隅の夫々には、前記パレ
ツト1の係止用孔3と対応する係止用ピン16が
下方に向けて垂設されており、この上面四隅の
夫々には、上記係止用ピン16と対応する位置に
係止用孔17が天板14から支柱13にかけて穿
設されている。
尚上記枠体10のうち、最上段に積み重ねられ
る枠体10′は上記下部側板11aと同一寸法の
2枚の側板部材11a′,11a′を上下に平行に配
置し、上記側板部材11a′,11a′の内側の両端
及び中央部に前述同様に支柱13を固着すること
によつて上記側板部材11a′,11a′を連結して
側板11′を形成してあり、枠体10′上面の係止
用孔17を省略したものである。
る枠体10′は上記下部側板11aと同一寸法の
2枚の側板部材11a′,11a′を上下に平行に配
置し、上記側板部材11a′,11a′の内側の両端
及び中央部に前述同様に支柱13を固着すること
によつて上記側板部材11a′,11a′を連結して
側板11′を形成してあり、枠体10′上面の係止
用孔17を省略したものである。
更に、上記E形側板11は、板取りの効率化、
加工の容易さのために、下部側板11aと上部側
板11bとで形成しているが、言うまでもなく、
E形側板11は板材から一体に切出したものでも
よい。
加工の容易さのために、下部側板11aと上部側
板11bとで形成しているが、言うまでもなく、
E形側板11は板材から一体に切出したものでも
よい。
上記構成において、ガラス部品の梱包要領を説
明する。
明する。
先ずフエイスパネルW1を梱包する場合は、上
記パレツト1上に、上記フエースパネルW1を2
枚整列させて配置し、このとき上記フエイスパネ
ルW1が、このパレツト1上に載置される枠体1
0の支柱13の下端に当たらないように間隙を調
整しておく。
記パレツト1上に、上記フエースパネルW1を2
枚整列させて配置し、このとき上記フエイスパネ
ルW1が、このパレツト1上に載置される枠体1
0の支柱13の下端に当たらないように間隙を調
整しておく。
上記パレツト1上にフエースパネルW1を載置
した後、このパレツト1に枠体10を、係止用ピ
ン16を係止用孔3に嵌合させた状態に嵌せる。
この状態では上記2枚のフエースパネルW1は、
上記各支柱13によつて適宜の間隔が保たれた状
態で前後方向に保持され、また両側板1によつて
各パネルW1の抜け出しが防止されて、上記枠体
10内に収容される。また、この状態において
は、上記枠体10は係止用ピン16と係止用孔3
の嵌合により、パレツト1上に横ずれすることな
く積み重ねられる。
した後、このパレツト1に枠体10を、係止用ピ
ン16を係止用孔3に嵌合させた状態に嵌せる。
この状態では上記2枚のフエースパネルW1は、
上記各支柱13によつて適宜の間隔が保たれた状
態で前後方向に保持され、また両側板1によつて
各パネルW1の抜け出しが防止されて、上記枠体
10内に収容される。また、この状態において
は、上記枠体10は係止用ピン16と係止用孔3
の嵌合により、パレツト1上に横ずれすることな
く積み重ねられる。
そして上記の枠体10上に更にフエースパネル
W1を積層するには、フエースパネルW1の一端側
を上記隣り合う天板14の一端側間に載せ、上記
中央の天板14に固設された仕切部材15に沿わ
せて上記の隣り合う天板14間に載置し、この状
態で前述要領にて新たに枠体10を上記の枠体1
0に、係止用孔17と係止用ピン16の嵌合によ
り位置決め状態で積み重ねる。
W1を積層するには、フエースパネルW1の一端側
を上記隣り合う天板14の一端側間に載せ、上記
中央の天板14に固設された仕切部材15に沿わ
せて上記の隣り合う天板14間に載置し、この状
態で前述要領にて新たに枠体10を上記の枠体1
0に、係止用孔17と係止用ピン16の嵌合によ
り位置決め状態で積み重ねる。
上記梱包作業は、上記の枠体10の段数が増え
ても、上記の重いフエースパネルW1を持ち上げ
た後、上述の如く、仕切部材15に沿つてすべら
せて所定位置に載置でき、従つて、上記梱包作業
の労力のほとんどは天板14にフエースパネル
W1の一端を載置することに費やされ、後は仕切
部材15に沿つてフエースパネルW1をずらせる
だけでよく作業性が極めて良好である。
ても、上記の重いフエースパネルW1を持ち上げ
た後、上述の如く、仕切部材15に沿つてすべら
せて所定位置に載置でき、従つて、上記梱包作業
の労力のほとんどは天板14にフエースパネル
W1の一端を載置することに費やされ、後は仕切
部材15に沿つてフエースパネルW1をずらせる
だけでよく作業性が極めて良好である。
以後は、上記要領で所定段数、例えば7段まで
フエースパネルW1を積層し、最上段にはフエー
スパネルW1を収容した後前述の上面に係止用孔
17のない枠体10′を積み重ねる。そして上記
パレツト1に形成したフオーク差込部2を利用し
て上記梱包構体を適宜の場所に移動させる。
フエースパネルW1を積層し、最上段にはフエー
スパネルW1を収容した後前述の上面に係止用孔
17のない枠体10′を積み重ねる。そして上記
パレツト1に形成したフオーク差込部2を利用し
て上記梱包構体を適宜の場所に移動させる。
上記の如くガラス部品W1を収容した枠体10
を多段に積み上げた状態において、荷重のほとん
どは天板14と支柱13によつて支持されている
ため、上記枠体10は多段に積重ねても十分な強
度を有し、従つて上記の段積みした1梱包構体を
更に多数個積層することもできる。更に、上記の
梱包構体は、ガラス部品W1,W2に対して寸法、
並びに縦横比に準じて形成されているためスペー
スフアクタが良く、しかも、外形寸法が小さいの
でトラツク等の荷台等にも有効に積み込むことが
できる。
を多段に積み上げた状態において、荷重のほとん
どは天板14と支柱13によつて支持されている
ため、上記枠体10は多段に積重ねても十分な強
度を有し、従つて上記の段積みした1梱包構体を
更に多数個積層することもできる。更に、上記の
梱包構体は、ガラス部品W1,W2に対して寸法、
並びに縦横比に準じて形成されているためスペー
スフアクタが良く、しかも、外形寸法が小さいの
でトラツク等の荷台等にも有効に積み込むことが
できる。
次にフアンネルW2を収容する場合は、上記フ
エースパネルW1と略同様に収容すればよいが、
上記フアンネルW2は、漏斗形状をなし、上記フ
エースパネルW1より背が高く、枠体10から上
方に突出するため、最上段の枠体10′には上記
フアンネルW2を収容せず、空のまま積み重ねて
下段の枠体10に収容されたフアンネルW2の保
護枠として利用する。従つてフアンネルW2を収
容する場合は、フエースパネルW1を収容する場
合に比べて枠体10一段分収容数が少なくなる。
エースパネルW1と略同様に収容すればよいが、
上記フアンネルW2は、漏斗形状をなし、上記フ
エースパネルW1より背が高く、枠体10から上
方に突出するため、最上段の枠体10′には上記
フアンネルW2を収容せず、空のまま積み重ねて
下段の枠体10に収容されたフアンネルW2の保
護枠として利用する。従つてフアンネルW2を収
容する場合は、フエースパネルW1を収容する場
合に比べて枠体10一段分収容数が少なくなる。
次に、上記梱包構体に、上記のガラス部品より
も小型のガラス部品、例えば30インチ、33インチ
のブラウン管用ガラス部品を収容する場合につい
ては、ガラス部品W1,W2を収容する枠体10の
隣り合う上面板14間に上記仕切部材15の高さ
より低い厚さの平板〔例えばベニヤ板〕を架設状
態に載置した後、上記ガラス部品W1,W2の収容
を行えばよく、尚、フアンネルW2を収容する場
合は下段の枠体10に収容したフアンネルW2の
テーパー部分と干渉しない寸法の窓孔を上記平板
に設けておけばよい。この場合、平板より仕切部
材15が突出するため、隣り合つて収容されたガ
ラス部品W1あるいはW2同志の衝突が防止され
る。
も小型のガラス部品、例えば30インチ、33インチ
のブラウン管用ガラス部品を収容する場合につい
ては、ガラス部品W1,W2を収容する枠体10の
隣り合う上面板14間に上記仕切部材15の高さ
より低い厚さの平板〔例えばベニヤ板〕を架設状
態に載置した後、上記ガラス部品W1,W2の収容
を行えばよく、尚、フアンネルW2を収容する場
合は下段の枠体10に収容したフアンネルW2の
テーパー部分と干渉しない寸法の窓孔を上記平板
に設けておけばよい。この場合、平板より仕切部
材15が突出するため、隣り合つて収容されたガ
ラス部品W1あるいはW2同志の衝突が防止され
る。
また、上記実施例において、一方側にフエース
パネルW1、他方側にフアンネルW2を収容するよ
うにしてもよい。
パネルW1、他方側にフアンネルW2を収容するよ
うにしてもよい。
更に、上記実施例において各枠体10並びにパ
レツト1の上面4隅に係止用孔3,17を形成
し、各枠体10の下面4隅に係止用ピン16を形
成したが、考案において、上記係止用孔3,17
と係止用ピン16は逆に取付けたものであつても
よい。
レツト1の上面4隅に係止用孔3,17を形成
し、各枠体10の下面4隅に係止用ピン16を形
成したが、考案において、上記係止用孔3,17
と係止用ピン16は逆に取付けたものであつても
よい。
第5図乃至第9図は、本考案に係るブラウン用
ガラス部品の梱包構体の他の実施例を示すもの、
第1図乃至第4図に示した梱包構体と同一参照番
号を附して説明を省略する。
ガラス部品の梱包構体の他の実施例を示すもの、
第1図乃至第4図に示した梱包構体と同一参照番
号を附して説明を省略する。
相違点は、側板21と仕切部材25である。
上記側板21は、本実施例においては前記E字
形側板1と同じ高さ、幅の横長矩形形状のものと
してあり、このような形状にすることにより、枠
体20の周面の開口部分がなくなり、内部に収容
したガラス部品W1,W2へのほこりの付着等が防
止できる。
形側板1と同じ高さ、幅の横長矩形形状のものと
してあり、このような形状にすることにより、枠
体20の周面の開口部分がなくなり、内部に収容
したガラス部品W1,W2へのほこりの付着等が防
止できる。
上記仕切部材25は、本実施例では上記側板2
1と略同等の高さの木製平板部材で、中央に配設
された天板14の下面側に、上記連結板12と平
行に固定されている。
1と略同等の高さの木製平板部材で、中央に配設
された天板14の下面側に、上記連結板12と平
行に固定されている。
上記仕切部材25は具体的には、第9図に示す
ように上記の高さで、上記両側板21同志の間隔
と略同じ長さの板材であつて、上記仕切部材25
の表裏の両端に夫々、上記第1実施例における支
柱13を方向に2分した寸法の木片23,23を
固着して、この木片23,23′間に上記仕切部
材25′の両端を夫々介在させた状態としたもの
を上記両側板21,21の中央部間に架設固定し
てあり、従つて、この梱包構体では上記仕切部材
25によつて枠体20内が2つの収容スペースに
区画されている。
ように上記の高さで、上記両側板21同志の間隔
と略同じ長さの板材であつて、上記仕切部材25
の表裏の両端に夫々、上記第1実施例における支
柱13を方向に2分した寸法の木片23,23を
固着して、この木片23,23′間に上記仕切部
材25′の両端を夫々介在させた状態としたもの
を上記両側板21,21の中央部間に架設固定し
てあり、従つて、この梱包構体では上記仕切部材
25によつて枠体20内が2つの収容スペースに
区画されている。
上記梱包構体により、ガラス部品W1,W2を収
容するには、前述と略同様に行えばよく、この枠
体20を用いた場合は、前記したように枠体20
側面の開口部分が極小であるため、内部にゴミや
ホコリ等の侵入が防止され、収容されたガラス部
品W1,W2の汚染が防止できる。また、この枠体
20を用いて、30〜33インチの小型のブラウン管
用ガラス部品を収容する場合は、前記実施例同様
に天板14間に平板材を載置して行えばよい。
容するには、前述と略同様に行えばよく、この枠
体20を用いた場合は、前記したように枠体20
側面の開口部分が極小であるため、内部にゴミや
ホコリ等の侵入が防止され、収容されたガラス部
品W1,W2の汚染が防止できる。また、この枠体
20を用いて、30〜33インチの小型のブラウン管
用ガラス部品を収容する場合は、前記実施例同様
に天板14間に平板材を載置して行えばよい。
考案の効果
以上説明したように、本考案に係るブラウン管
用ガラス部品の梱包構体は、パレツト上にガラス
部品と枠体とを交互に積み重ねることにより、上
記ガラス部品の梱包が行えるもので、上記枠体の
上下面の四隅に形成した係止手段により、上記各
枠体並びにパレツトは、互いに位置決めされた状
態で、位置ずれすることなく垂直に積重ねること
ができ、更に、各枠体内に複数個のガラス部品を
収容するものにおいては、上記各支柱並びに仕切
部材が緩衝部材並びにスペーサとして機能するた
め、収容したガラス部品を確実に安全な状態で収
容でき、上記各枠体は、上記ガラス部品を囲繞し
得る最小寸法であり、また上記パレツトは、上記
枠体の外形寸法と同一であるため空間利用率が高
く、従つて在来のものに比べて同一スペースで多
数個のガラス部品の収容が可能になり、また、天
板に沿つて滑らせて所定位置に収容できるため作
業性もよい。
用ガラス部品の梱包構体は、パレツト上にガラス
部品と枠体とを交互に積み重ねることにより、上
記ガラス部品の梱包が行えるもので、上記枠体の
上下面の四隅に形成した係止手段により、上記各
枠体並びにパレツトは、互いに位置決めされた状
態で、位置ずれすることなく垂直に積重ねること
ができ、更に、各枠体内に複数個のガラス部品を
収容するものにおいては、上記各支柱並びに仕切
部材が緩衝部材並びにスペーサとして機能するた
め、収容したガラス部品を確実に安全な状態で収
容でき、上記各枠体は、上記ガラス部品を囲繞し
得る最小寸法であり、また上記パレツトは、上記
枠体の外形寸法と同一であるため空間利用率が高
く、従つて在来のものに比べて同一スペースで多
数個のガラス部品の収容が可能になり、また、天
板に沿つて滑らせて所定位置に収容できるため作
業性もよい。
更に、本考案に係る上記梱包構体は、上記天板
間に平板部材を架設することにより、より小型の
ブラウン管用ガラス部品であつても収容すること
ができ、この場合は、上記天板の上面あるいは天
板下面の支柱間に形成した棒状あるいは平板状の
仕切部材によつてガラス部品同志の接触が防止さ
れ、安全に収容することができる。
間に平板部材を架設することにより、より小型の
ブラウン管用ガラス部品であつても収容すること
ができ、この場合は、上記天板の上面あるいは天
板下面の支柱間に形成した棒状あるいは平板状の
仕切部材によつてガラス部品同志の接触が防止さ
れ、安全に収容することができる。
第1図乃至第4図は、本考案に係るブラウン管
用ガラス部品の梱包構体の一実施例を示すもの
で、第1図は正面図、第2図は側面図、第3図は
平面図、第4図は枠体の外観斜視図である。第5
図乃至第9図は、本考案に係る梱包構体の他の実
施例を示すもので、第5図は正面図、第6図は側
面図、第7図は平面図、第8図は枠体の外観斜視
図、第9図は第8図の要部の斜視図である。 1……パレツト、2……フオーク差込部、3…
…係止用孔〔係止手段〕、10,10′,20……
枠体、11,11′,21……側板、12……連
結板、13……支柱、14……天板、15,25
……仕切部材、16……係止用ピン〔係止手段〕、
17……係止用孔〔係止手段〕、W1……フエース
パネル〔ガラス部品〕、W2……フアンネル〔ガラ
ス部品〕。
用ガラス部品の梱包構体の一実施例を示すもの
で、第1図は正面図、第2図は側面図、第3図は
平面図、第4図は枠体の外観斜視図である。第5
図乃至第9図は、本考案に係る梱包構体の他の実
施例を示すもので、第5図は正面図、第6図は側
面図、第7図は平面図、第8図は枠体の外観斜視
図、第9図は第8図の要部の斜視図である。 1……パレツト、2……フオーク差込部、3…
…係止用孔〔係止手段〕、10,10′,20……
枠体、11,11′,21……側板、12……連
結板、13……支柱、14……天板、15,25
……仕切部材、16……係止用ピン〔係止手段〕、
17……係止用孔〔係止手段〕、W1……フエース
パネル〔ガラス部品〕、W2……フアンネル〔ガラ
ス部品〕。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 側面にフオーク差込部を有するパレツトと、 上記パレツト上に多段に積層され、夫々の内
部にブラウン管用ガラス部品としてのフエース
パネルあるいはフアンネルを収容する枠体とか
らなり、 上記パレツトは上面四隅に凹凸嵌合を利用し
た係止手段を有しており、 上記枠体は、一対の側板を一対の連結板で枠
状に連結して内側四隅に上記ガラス部品に近接
する支柱を固設し、上記対向する支柱の頂端間
に天板を架設して構成され、 上記枠体の下面の四隅には上記パレツトの係
合手段と対応する係合手段を備えると共に上面
の四隅には上記下面の係合手段と対応する係合
手段を備えたことを特徴とするブラウン管用ガ
ラス部品の梱包構体。 (2) 上記対向する側板の夫々の内側中央部に支柱
を固設して上記支柱の頂端間に天板を架設固定
し、上記枠体を区画したことを特徴とする実用
新案登録請求の範囲第1項記載のブラウン管用
ガラス部品の梱包構体。 (3) 上記枠体を区画する位置に設けた天板は、上
面あるいは下面に仕切部材を有することを特徴
とする実用新案登録請求の範囲第1項並びに第
2項記載のブラウン管用ガラス部品の梱包構
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10399887U JPH0326122Y2 (ja) | 1987-07-06 | 1987-07-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10399887U JPH0326122Y2 (ja) | 1987-07-06 | 1987-07-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01100729U JPH01100729U (ja) | 1989-07-06 |
JPH0326122Y2 true JPH0326122Y2 (ja) | 1991-06-06 |
Family
ID=31335326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10399887U Expired JPH0326122Y2 (ja) | 1987-07-06 | 1987-07-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0326122Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4192219B2 (ja) * | 2003-02-10 | 2008-12-10 | 積水化成品工業株式会社 | 陰極線管ガラスパネル保管・運搬用保持材およびその保持方法 |
KR100673405B1 (ko) * | 2005-07-13 | 2007-01-24 | 지피에스코리아(주) | 보강수단이 구비된 수평적재되는 박막디스플레이 패널용포장대 |
WO2021033375A1 (ja) * | 2019-08-16 | 2021-02-25 | 日本碍子株式会社 | 焼成用ラック及び焼成用治具 |
-
1987
- 1987-07-06 JP JP10399887U patent/JPH0326122Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01100729U (ja) | 1989-07-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5918551A (en) | Trestle stage | |
US4454946A (en) | Collapsible partitioned corrugated cardboard container | |
US20040089572A1 (en) | Pallet and transportation container | |
US4267780A (en) | Load supporting and handling means | |
JPH0326122Y2 (ja) | ||
KR200469015Y1 (ko) | 화물운반용 팔레트 | |
CN216510641U (zh) | 一种货架 | |
KR101984837B1 (ko) | 펜스를 구비한 파렛트 | |
JPH1159678A (ja) | パレット | |
JPS6326338Y2 (ja) | ||
KR200365606Y1 (ko) | 화물 운반용 팔레트 | |
JPH076096Y2 (ja) | ボックスパレット | |
JP3156559U (ja) | パレットサポートセット | |
JP2000255568A (ja) | リタナーブルパレット | |
JPH06227539A (ja) | パレット | |
JP2001171664A (ja) | 輸送用コンテナ | |
JP3079799U (ja) | パレット | |
JPS6326337Y2 (ja) | ||
JP3288851B2 (ja) | 積み荷の積載補助装置 | |
JP3284635B2 (ja) | 運搬用具 | |
JP2556711Y2 (ja) | 瓶収納箱 | |
JPH0619467Y2 (ja) | ブラウン管用ガラス部品の梱包構体 | |
JPS5940282Y2 (ja) | 支柱付パレツトの積重ね構造 | |
JP3980879B2 (ja) | パレット | |
JP2024106123A (ja) | 搬送用梱包体及び被搬送物の搬送方法 |