JP3284635B2 - 運搬用具 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、枠組構造体から成り、
段積みを行える箱形の運搬用具に関するものである。
段積みを行える箱形の運搬用具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の運搬用具としては例えば
図13に示すものがある。すなわち、左右一対の前部縦支
柱51A,51Bと左右一対の後部縦支柱52A,52Bとの下
部間が底枠53で連結され、前後に相対向する縦支柱51
A,52Aと51B,52Bとの下端部側間に、下面が開口す
るチャンネル形状の被支持部材54A,54Bがそれぞれ設
けられている。また、前後に相対向する縦支柱51A,52
Aと51B,52Bとの上端部側間に、これら運搬用具の積
み重ね時に上段の運搬用具の被支持部材54A,54Bが嵌
合可能なアングル形状の支持部材55A,55Bがそれぞれ
設けられ、前後に相対向する縦支柱51A,52Aと51B,
52Bとの中間部間に側部材(サイドステー)56A,56B
がそれぞれ設けられている。
図13に示すものがある。すなわち、左右一対の前部縦支
柱51A,51Bと左右一対の後部縦支柱52A,52Bとの下
部間が底枠53で連結され、前後に相対向する縦支柱51
A,52Aと51B,52Bとの下端部側間に、下面が開口す
るチャンネル形状の被支持部材54A,54Bがそれぞれ設
けられている。また、前後に相対向する縦支柱51A,52
Aと51B,52Bとの上端部側間に、これら運搬用具の積
み重ね時に上段の運搬用具の被支持部材54A,54Bが嵌
合可能なアングル形状の支持部材55A,55Bがそれぞれ
設けられ、前後に相対向する縦支柱51A,52Aと51B,
52Bとの中間部間に側部材(サイドステー)56A,56B
がそれぞれ設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式では、下段運搬用具の前部から上段運搬用具の
後部を挿入して下段運搬用具上に上段運搬用具を重ねる
(ネスティングする)際、上段運搬用具の側部材56A,
56Bが下段運搬用具の前部縦支柱51A,51Bに干渉して
ネスティングができなかった。
従来形式では、下段運搬用具の前部から上段運搬用具の
後部を挿入して下段運搬用具上に上段運搬用具を重ねる
(ネスティングする)際、上段運搬用具の側部材56A,
56Bが下段運搬用具の前部縦支柱51A,51Bに干渉して
ネスティングができなかった。
【0004】本発明は上記問題を解決するもので、側部
材を有するとともにネスティング可能な運搬用具を提供
することを目的とするものである。
材を有するとともにネスティング可能な運搬用具を提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本第1発明における運搬用具は、左右一対の前部縦支
柱と左右一対の後部縦支柱との下部間を底枠で連結し、
前後に相対向する縦支柱の下端部側間に下面が開口する
被支持部材を設け、前後に相対向する縦支柱の上端部側
間に、これら運搬用具の積み重ね時に上段の運搬用具の
前記被支持部材が嵌合可能な支持部材を設け、前後に相
対向する縦支柱の中間部間に側部材を設け、両前部縦支
柱の内側面間をL1 とし、両後部縦支柱の外側面間をL
2 とし、底枠の幅をL3 とし、両被支持部材の外側面間
をL4 とし、両支持部材の内側面間をL5 とし、両支持
部材の外側面間をL6 とし、両側部材の外側面間をL7
とし、両側部材の内側面間をL8 として、 L1 >L7 >L8 >L3 >L2 L5 >L2 L8 >L4 L8 >L6 に設定したものである。
に本第1発明における運搬用具は、左右一対の前部縦支
柱と左右一対の後部縦支柱との下部間を底枠で連結し、
前後に相対向する縦支柱の下端部側間に下面が開口する
被支持部材を設け、前後に相対向する縦支柱の上端部側
間に、これら運搬用具の積み重ね時に上段の運搬用具の
前記被支持部材が嵌合可能な支持部材を設け、前後に相
対向する縦支柱の中間部間に側部材を設け、両前部縦支
柱の内側面間をL1 とし、両後部縦支柱の外側面間をL
2 とし、底枠の幅をL3 とし、両被支持部材の外側面間
をL4 とし、両支持部材の内側面間をL5 とし、両支持
部材の外側面間をL6 とし、両側部材の外側面間をL7
とし、両側部材の内側面間をL8 として、 L1 >L7 >L8 >L3 >L2 L5 >L2 L8 >L4 L8 >L6 に設定したものである。
【0006】本第2発明における運搬用具は、左右一対
の前部縦支柱と左右一対の後部縦支柱との上部間を天枠
で連結し、両後部縦支柱の下端間を後部横材で連結し、
前後に相対向する縦支柱の下端部側間に、下面が開口す
る被支持部材と、各被支持部材の上方に対向する奥行部
材とを設け、両前部縦支柱の上端に、これら運搬用具の
積み重ね時に上段の運搬用具の前記被支持部材が嵌合可
能な支持部材を設け、前後に相対向する縦支柱の中間部
間に側部材を設け、両前部縦支柱の内側面間をL1 と
し、両後部縦支柱の外側面間をL2 とし、天枠の幅をL
3 とし、両被支持部材の内側面間をL4 とし、両側部材
の外側面間をL5 とし、両側部材の内側面間をL6 とし
て、 L1 >L4 >L5 >L6 >L3 >L2 に設定したものである。
の前部縦支柱と左右一対の後部縦支柱との上部間を天枠
で連結し、両後部縦支柱の下端間を後部横材で連結し、
前後に相対向する縦支柱の下端部側間に、下面が開口す
る被支持部材と、各被支持部材の上方に対向する奥行部
材とを設け、両前部縦支柱の上端に、これら運搬用具の
積み重ね時に上段の運搬用具の前記被支持部材が嵌合可
能な支持部材を設け、前後に相対向する縦支柱の中間部
間に側部材を設け、両前部縦支柱の内側面間をL1 と
し、両後部縦支柱の外側面間をL2 とし、天枠の幅をL
3 とし、両被支持部材の内側面間をL4 とし、両側部材
の外側面間をL5 とし、両側部材の内側面間をL6 とし
て、 L1 >L4 >L5 >L6 >L3 >L2 に設定したものである。
【0007】
【作用】上記第1発明の構成によると、運搬用具を複数
段積み重ねる場合は、上段運搬用具の被支持部材を下段
運搬用具の支持部材に上方から嵌合させればよい。ま
た、底枠上に載置された荷は、側部材に保持されること
により、運搬用具の側方から脱落することを防止され
る。
段積み重ねる場合は、上段運搬用具の被支持部材を下段
運搬用具の支持部材に上方から嵌合させればよい。ま
た、底枠上に載置された荷は、側部材に保持されること
により、運搬用具の側方から脱落することを防止され
る。
【0008】運搬用具を使用しない場合は、下段運搬用
具の前部に上段運搬用具の後部を挿入することにより、
複数台の運搬用具をかさ低くネスティングし得る。すな
わち、着地している下段運搬用具の前方で、ネスティン
グしようとする上段運搬用具を下段運搬用具の底枠の上
面よりも少し高い位置に持ち上げる。次いで、下段運搬
用具の両前部縦支柱間から上段運搬用具の両後部縦支柱
と底枠と両被支持部材とを挿入するとともに、下段運搬
用具の両支持部材間から上段運搬用具の両後部縦支柱を
挿入し、上段運搬用具の両被支持部材を下段運搬用具の
底枠上に着地させる。
具の前部に上段運搬用具の後部を挿入することにより、
複数台の運搬用具をかさ低くネスティングし得る。すな
わち、着地している下段運搬用具の前方で、ネスティン
グしようとする上段運搬用具を下段運搬用具の底枠の上
面よりも少し高い位置に持ち上げる。次いで、下段運搬
用具の両前部縦支柱間から上段運搬用具の両後部縦支柱
と底枠と両被支持部材とを挿入するとともに、下段運搬
用具の両支持部材間から上段運搬用具の両後部縦支柱を
挿入し、上段運搬用具の両被支持部材を下段運搬用具の
底枠上に着地させる。
【0009】この際、底枠の幅L3 と両後部縦支柱の外
側面間L2 と両被支持部材の外側面間L4 とは両側部材
の内側面間L8 よりも小さいため、上段運搬用具の底枠
と両後部縦支柱と両被支持部材とは、下段運搬用具の両
側部材間に挿入され、これら両側部材に干渉することは
ない。また、両側部材の外側面間L7 は両前部縦支柱の
内側面間L1 よりも小さいため、上段運搬用具の両側部
材は、下段運搬用具の両前部縦支柱間に挿入され、前部
縦支柱に干渉することはない。さらに、両支持部材の外
側面間L6 は側部材の内側面間L8 よりも小さいため、
上段運搬用具の両側部材が下段運搬用具の両支持部材に
干渉することはない。
側面間L2 と両被支持部材の外側面間L4 とは両側部材
の内側面間L8 よりも小さいため、上段運搬用具の底枠
と両後部縦支柱と両被支持部材とは、下段運搬用具の両
側部材間に挿入され、これら両側部材に干渉することは
ない。また、両側部材の外側面間L7 は両前部縦支柱の
内側面間L1 よりも小さいため、上段運搬用具の両側部
材は、下段運搬用具の両前部縦支柱間に挿入され、前部
縦支柱に干渉することはない。さらに、両支持部材の外
側面間L6 は側部材の内側面間L8 よりも小さいため、
上段運搬用具の両側部材が下段運搬用具の両支持部材に
干渉することはない。
【0010】上記第2発明の構成によると、運搬用具を
複数段積み重ねる場合は、上段運搬用具の被支持部材を
下段運搬用具の支持部材に上方から嵌合させればよい。
これにより、上段運搬用具の被支持部材が下段運搬用具
の支持部材に支持され、上段運搬用具の後部横材が下段
運搬用具の天枠に支持される。また、下段運搬用具の天
枠上に載置された荷は、上段運搬用具の側部材に保持さ
れることにより、運搬用具の側方から脱落することを防
止される。
複数段積み重ねる場合は、上段運搬用具の被支持部材を
下段運搬用具の支持部材に上方から嵌合させればよい。
これにより、上段運搬用具の被支持部材が下段運搬用具
の支持部材に支持され、上段運搬用具の後部横材が下段
運搬用具の天枠に支持される。また、下段運搬用具の天
枠上に載置された荷は、上段運搬用具の側部材に保持さ
れることにより、運搬用具の側方から脱落することを防
止される。
【0011】運搬用具を使用しない場合は、下段運搬用
具の後部に上段運搬用具の前部を挿入することにより、
複数台の運搬用具をかさ低くネスティングし得る。すな
わち、着地している下段運搬用具の後方で、ネスティン
グしようとする上段運搬用具を持ち上げ、上段運搬用具
の天枠を下段運搬用具の天枠よりも少し高い位置にす
る。次いで、下段運搬用具の両後部縦支柱の外側方に上
段運搬用具の両前部縦支柱と両被支持部材と両奥行部材
とを挿入し、上段運搬用具の両被支持部材を下段運搬用
具の両奥行部材上に着地させる。
具の後部に上段運搬用具の前部を挿入することにより、
複数台の運搬用具をかさ低くネスティングし得る。すな
わち、着地している下段運搬用具の後方で、ネスティン
グしようとする上段運搬用具を持ち上げ、上段運搬用具
の天枠を下段運搬用具の天枠よりも少し高い位置にす
る。次いで、下段運搬用具の両後部縦支柱の外側方に上
段運搬用具の両前部縦支柱と両被支持部材と両奥行部材
とを挿入し、上段運搬用具の両被支持部材を下段運搬用
具の両奥行部材上に着地させる。
【0012】この際、両側部材の内側面間L6 は両後部
縦支柱の外側面間L2 と天枠の幅L 3 よりも大きいた
め、上段運搬用具の両側部材は、下段運搬用具の両後部
縦支柱の外側方および天枠の外側方に挿入され、これら
後部縦支柱および天枠に干渉することはない。また、両
前部縦支柱の内側面間L1 および両被支持部材の内側面
間L4 は側部材の外側面間L5 よりも大きいため、上段
運搬用具の前部縦支柱および被支持部材は、下段運搬用
具の両側部材の外側方に挿入され、側部材に干渉するこ
とはない。
縦支柱の外側面間L2 と天枠の幅L 3 よりも大きいた
め、上段運搬用具の両側部材は、下段運搬用具の両後部
縦支柱の外側方および天枠の外側方に挿入され、これら
後部縦支柱および天枠に干渉することはない。また、両
前部縦支柱の内側面間L1 および両被支持部材の内側面
間L4 は側部材の外側面間L5 よりも大きいため、上段
運搬用具の前部縦支柱および被支持部材は、下段運搬用
具の両側部材の外側方に挿入され、側部材に干渉するこ
とはない。
【0013】
【実施例】以下、本第1発明の実施例を図1〜図6に基
づいて説明する。図2〜図4に示すように、1A,1B
は左右一対の前部縦支柱、2A,2Bは左右一対の後部
縦支柱で、これらはほぼ四角形の四隅に配設される。各
縦支柱1A,1B,2A,2Bの下部間は、格子状の底
枠(荷受台)3で連結される。
づいて説明する。図2〜図4に示すように、1A,1B
は左右一対の前部縦支柱、2A,2Bは左右一対の後部
縦支柱で、これらはほぼ四角形の四隅に配設される。各
縦支柱1A,1B,2A,2Bの下部間は、格子状の底
枠(荷受台)3で連結される。
【0014】前後で相対向する縦支柱1A,2A、なら
びに1B,2Bの各下端側間には、下面が開口する断面
門形状の被支持部材4A,4Bが底枠3の両側辺3a,
3bの下方に沿って連結されている。この被支持部材4
A,4Bは、前端部が前部縦支柱1A,1Bと底枠3に
亘って固着された前補強板5A,5Bに取り付けられる
とともに、後端部が後部縦支柱2A,2Bと底枠3に亘
って固着された後補強板6A,6Bに取り付けられ、か
つ中間部および後部が底枠3から垂下されたステー材7
に支持されている。
びに1B,2Bの各下端側間には、下面が開口する断面
門形状の被支持部材4A,4Bが底枠3の両側辺3a,
3bの下方に沿って連結されている。この被支持部材4
A,4Bは、前端部が前部縦支柱1A,1Bと底枠3に
亘って固着された前補強板5A,5Bに取り付けられる
とともに、後端部が後部縦支柱2A,2Bと底枠3に亘
って固着された後補強板6A,6Bに取り付けられ、か
つ中間部および後部が底枠3から垂下されたステー材7
に支持されている。
【0015】また、前後で相対向する縦支柱1A,2A
ならびに1B,2Bの各上端部側間には、上記被支持部
材4A,4Bが上方から嵌合可能な支持部材8A,8B
が連結される。すなわち、支持部材8A,8Bは断面山
形状で角部を頂辺とし、支持部材8A,8Bの前端部は
前部縦支柱1A,1Bの上端部内側に取付けられた補助
部材10A,10Bに支持されるとともに、後端部は後部縦
支柱2A,2Bの上端間に連結された後部横材9の両端
部に支持される。また、前記支持部材8A,8Bの後端
には、格納時に上段運搬用具の後方への移動を規制する
ストッパ体11が左右一対取り付けられる。
ならびに1B,2Bの各上端部側間には、上記被支持部
材4A,4Bが上方から嵌合可能な支持部材8A,8B
が連結される。すなわち、支持部材8A,8Bは断面山
形状で角部を頂辺とし、支持部材8A,8Bの前端部は
前部縦支柱1A,1Bの上端部内側に取付けられた補助
部材10A,10Bに支持されるとともに、後端部は後部縦
支柱2A,2Bの上端間に連結された後部横材9の両端
部に支持される。また、前記支持部材8A,8Bの後端
には、格納時に上段運搬用具の後方への移動を規制する
ストッパ体11が左右一対取り付けられる。
【0016】前後で相対向する縦支柱1A,2Aならび
に1B,2Bの各中間部間には、側部材14A,14Bが設
けられる。すなわち、これら側部材14A,14Bは平板状
であり、前端部は台板15を介して各前部縦支柱1A,1
Bの内側面に取付けられ、両後端間は奥横材16により連
結されている。この奥横材16は各後部縦支柱2A,2B
の後側面に取付けられる。
に1B,2Bの各中間部間には、側部材14A,14Bが設
けられる。すなわち、これら側部材14A,14Bは平板状
であり、前端部は台板15を介して各前部縦支柱1A,1
Bの内側面に取付けられ、両後端間は奥横材16により連
結されている。この奥横材16は各後部縦支柱2A,2B
の後側面に取付けられる。
【0017】上記各部材の寸法は以下の関係にある。す
なわち、図1に示すように、両前部縦支柱1A,1Bの
内側面間をL1 とし、両後部縦支柱2A,2Bの外側面
間をL2 とし、底枠3の幅をL3 とし、両被支持部材4
A,4Bの外側面間をL4 とし、両支持部材8A,8B
の内側面間をL5 とし、両支持部材8A,8Bの外側面
間をL6 とし、両側部材14A,14Bの外側面間をL7 と
し、両側部材14A,14Bの内側面間をL8 として、 L1 >L7 >L8 >L3 >L2 L5 >L2 L8 >L4 L8 >L6 と設定される。したがって、この運搬用具は前面ならび
に上面が開放された箱状枠組体となり、前記寸法L1 〜
L8 の設定により、ネスティング時に上段運搬用具を少
し持ち上げた状態で下段運搬用具の前面から挿入可能と
なる。
なわち、図1に示すように、両前部縦支柱1A,1Bの
内側面間をL1 とし、両後部縦支柱2A,2Bの外側面
間をL2 とし、底枠3の幅をL3 とし、両被支持部材4
A,4Bの外側面間をL4 とし、両支持部材8A,8B
の内側面間をL5 とし、両支持部材8A,8Bの外側面
間をL6 とし、両側部材14A,14Bの外側面間をL7 と
し、両側部材14A,14Bの内側面間をL8 として、 L1 >L7 >L8 >L3 >L2 L5 >L2 L8 >L4 L8 >L6 と設定される。したがって、この運搬用具は前面ならび
に上面が開放された箱状枠組体となり、前記寸法L1 〜
L8 の設定により、ネスティング時に上段運搬用具を少
し持ち上げた状態で下段運搬用具の前面から挿入可能と
なる。
【0018】以下、上記構成における作用を説明する。
この運搬用具は荷を底枠3上に積載してフォークリフト
やトラック等で搬送するが、この搬送時または荷の積載
状態で格納する場合には、上下に複数段に積み重ねて空
間を有効利用し得る。
この運搬用具は荷を底枠3上に積載してフォークリフト
やトラック等で搬送するが、この搬送時または荷の積載
状態で格納する場合には、上下に複数段に積み重ねて空
間を有効利用し得る。
【0019】この際、図5に示すように、上段運搬用具
の被支持部材4A,4Bが、着地した下段運搬用具の支
持部材8A,8Bに上方から嵌合して支持されるため、
上段運搬用具の位置決めおよびセンタリングが容易かつ
正確に行える。また、下段運搬用具のストッパ体11に当
接するまで上段運搬用具を押し込むことにより、上段運
搬用具の前後のずれを防止できる。
の被支持部材4A,4Bが、着地した下段運搬用具の支
持部材8A,8Bに上方から嵌合して支持されるため、
上段運搬用具の位置決めおよびセンタリングが容易かつ
正確に行える。また、下段運搬用具のストッパ体11に当
接するまで上段運搬用具を押し込むことにより、上段運
搬用具の前後のずれを防止できる。
【0020】搬送時または積み重ね時に運搬用具が傾斜
したり振動しても、底枠3上に積載されている荷は側部
材14A,14Bおよび奥横材16に保持されるため、両側方
および後方に脱落することは防止される。
したり振動しても、底枠3上に積載されている荷は側部
材14A,14Bおよび奥横材16に保持されるため、両側方
および後方に脱落することは防止される。
【0021】上記運搬用具を荷の運搬やストックに利用
しない場合には、下段運搬用具の前部から上段運搬用具
の後部を挿入することにより、かさ低くネスティングし
得る。すなわち、着地している下段運搬用具の前方で、
ネスティングしようとする上段運搬用具を下段運搬用具
の底枠3の上面よりも少し高い位置に持ち上げる。次い
で、下段運搬用具の前部縦支柱1A,1B間から上段運
搬用具の後部縦支柱2A,2Bと底枠3と被支持部材4
A,4Bとを挿入するとともに、下段運搬用具の支持部
材8A,8B間から上段運搬用具の後部縦支柱2A,2
Bを挿入し、上段運搬用具の被支持部材4A,4Bを下
段運搬用具の底枠3上に着地させる。
しない場合には、下段運搬用具の前部から上段運搬用具
の後部を挿入することにより、かさ低くネスティングし
得る。すなわち、着地している下段運搬用具の前方で、
ネスティングしようとする上段運搬用具を下段運搬用具
の底枠3の上面よりも少し高い位置に持ち上げる。次い
で、下段運搬用具の前部縦支柱1A,1B間から上段運
搬用具の後部縦支柱2A,2Bと底枠3と被支持部材4
A,4Bとを挿入するとともに、下段運搬用具の支持部
材8A,8B間から上段運搬用具の後部縦支柱2A,2
Bを挿入し、上段運搬用具の被支持部材4A,4Bを下
段運搬用具の底枠3上に着地させる。
【0022】この際、底枠3の幅L3 と両後部縦支柱2
A,2Bの外側面間L2 と両被支持部材4A,4Bの外
側面間L4 とは両側部材14A,14Bの内側面間L8 より
も小さいため、上段運搬用具の底枠3と両後部縦支柱2
A,2Bと両被支持部材4A,4Bとは、下段運搬用具
の両側部材14A,14B間に挿入され、これら両側部材14
A,14Bに干渉することはない。また、両側部材14A,
14Bの外側面間L7 は両前部縦支柱1A,1Bの内側面
間L1 よりも小さいため、上段運搬用具の両側部材14
A,14Bは、下段運搬用具の両前部縦支柱1A,1B間
に挿入され、前部縦支柱1A,1Bに干渉することはな
い。さらに、両支持部材8A,8Bの外側面間L6 は側
部材14A,14Bの内側面間L8 よりも小さいため、上段
運搬用具の両側部材14A,14Bが下段運搬用具の両支持
部材8A,8Bに干渉することはない。
A,2Bの外側面間L2 と両被支持部材4A,4Bの外
側面間L4 とは両側部材14A,14Bの内側面間L8 より
も小さいため、上段運搬用具の底枠3と両後部縦支柱2
A,2Bと両被支持部材4A,4Bとは、下段運搬用具
の両側部材14A,14B間に挿入され、これら両側部材14
A,14Bに干渉することはない。また、両側部材14A,
14Bの外側面間L7 は両前部縦支柱1A,1Bの内側面
間L1 よりも小さいため、上段運搬用具の両側部材14
A,14Bは、下段運搬用具の両前部縦支柱1A,1B間
に挿入され、前部縦支柱1A,1Bに干渉することはな
い。さらに、両支持部材8A,8Bの外側面間L6 は側
部材14A,14Bの内側面間L8 よりも小さいため、上段
運搬用具の両側部材14A,14Bが下段運搬用具の両支持
部材8A,8Bに干渉することはない。
【0023】このように、側部材14A,14Bが干渉する
ことなく、上段運搬用具は下段運搬用具にネスティング
されるため、図6に示すように、狭い場所でも多数の運
搬用具イ〜ニを保管することができる。
ことなく、上段運搬用具は下段運搬用具にネスティング
されるため、図6に示すように、狭い場所でも多数の運
搬用具イ〜ニを保管することができる。
【0024】尚、ネスティング時、上位の運搬用具の側
部材14A,14Bが下位の運搬用具の補助部材10A,10B
に干渉することを防止するために、側部材14A,14Bは
下位の運搬用具の補助部材10A,10Bに相当するレベル
から上下にずらして取付けられている。
部材14A,14Bが下位の運搬用具の補助部材10A,10B
に干渉することを防止するために、側部材14A,14Bは
下位の運搬用具の補助部材10A,10Bに相当するレベル
から上下にずらして取付けられている。
【0025】上記実施例では、被支持部材4A,4Bと
して断面門形状のチャンネル材などを用いたが、これは
断面山形状のアングル材を用いてもよい。上記実施例で
は、支持部材8A,8Bとして断面山形状のアングル材
などを用いたが、これは断面門形状のチャンネル材を用
いてもよい。
して断面門形状のチャンネル材などを用いたが、これは
断面山形状のアングル材を用いてもよい。上記実施例で
は、支持部材8A,8Bとして断面山形状のアングル材
などを用いたが、これは断面門形状のチャンネル材を用
いてもよい。
【0026】上記実施例では、底枠3を格子状に形成し
ているが、これは平板状に形成したものでもよい。上記
実施例において、被支持部材4A,4Bを底枠3の両側
辺3a,3bと兼用または一体化させてもよい。
ているが、これは平板状に形成したものでもよい。上記
実施例において、被支持部材4A,4Bを底枠3の両側
辺3a,3bと兼用または一体化させてもよい。
【0027】以下、本第2発明の実施例を図7〜図12に
基づいて説明する。図8〜図10に示すように、31A,31
Bは左右一対の前部縦支柱、32A,32Bは左右一対の後
部縦支柱で、これらはほぼ四角形の四隅に配設される。
各縦支柱31A,31B,32A,32Bの上部間は、格子状の
天枠(荷受台)33で連結される。
基づいて説明する。図8〜図10に示すように、31A,31
Bは左右一対の前部縦支柱、32A,32Bは左右一対の後
部縦支柱で、これらはほぼ四角形の四隅に配設される。
各縦支柱31A,31B,32A,32Bの上部間は、格子状の
天枠(荷受台)33で連結される。
【0028】後部縦支柱32A,32Bの下端間には後部横
材34が連結され、前後で相対向する縦支柱31A,32Aな
らびに31B,32Bの各下端側間には、下面が開口する断
面門形状の被支持部材35A,35Bが連結されている。こ
のうち、前部縦支柱31A,31Bの下端は被支持部材35
A,35Bの上面前端部に立設され、後部縦支柱32A,32
Bの下端は後部横材34の上面左右両端に立設されてい
る。
材34が連結され、前後で相対向する縦支柱31A,32Aな
らびに31B,32Bの各下端側間には、下面が開口する断
面門形状の被支持部材35A,35Bが連結されている。こ
のうち、前部縦支柱31A,31Bの下端は被支持部材35
A,35Bの上面前端部に立設され、後部縦支柱32A,32
Bの下端は後部横材34の上面左右両端に立設されてい
る。
【0029】被支持部材35A,35Bの上方には、奥行部
材36A,36Bが前記被支持部材35A,35Bに対向して平
行に設けられる。これら奥行部材36A,36Bの前端はそ
れぞれ前部縦支柱31A,31Bの後側面に接続され、後端
は各後部縦支柱32A,32Bの下端部と被支持部材35A,
35Bの後端部とにわたって連結された連結板37に接続さ
れ、中間部はステー材38を介して被支持部材35A,35B
に接続されている。
材36A,36Bが前記被支持部材35A,35Bに対向して平
行に設けられる。これら奥行部材36A,36Bの前端はそ
れぞれ前部縦支柱31A,31Bの後側面に接続され、後端
は各後部縦支柱32A,32Bの下端部と被支持部材35A,
35Bの後端部とにわたって連結された連結板37に接続さ
れ、中間部はステー材38を介して被支持部材35A,35B
に接続されている。
【0030】また、両前部縦支柱31A,31Bの上端に
は、被支持部材35A,35Bが上方から嵌合可能な支持部
材39A,39Bが設けられる。これら支持部材39A,39B
は断面山形状で角部を頂辺として設けられる。また、前
記天枠33の後面には、格納時に上段運搬用具の後方への
移動を規制するストッパ体40が左右一対取り付けられ
る。
は、被支持部材35A,35Bが上方から嵌合可能な支持部
材39A,39Bが設けられる。これら支持部材39A,39B
は断面山形状で角部を頂辺として設けられる。また、前
記天枠33の後面には、格納時に上段運搬用具の後方への
移動を規制するストッパ体40が左右一対取り付けられ
る。
【0031】前後で相対向する縦支柱31A,32Aならび
に31B,32Bの各中間部間には、側部材43A,43Bが設
けられる。すなわち、これら側部材43A,43Bは平板状
であり、前端部は台板44を介して各前部縦支柱31A,31
Bの内側面に取付けられ、両後端部間は奥横材45により
連結されている。この奥横材45は各後部縦支柱32A,32
Bの後側面に取付けられる。
に31B,32Bの各中間部間には、側部材43A,43Bが設
けられる。すなわち、これら側部材43A,43Bは平板状
であり、前端部は台板44を介して各前部縦支柱31A,31
Bの内側面に取付けられ、両後端部間は奥横材45により
連結されている。この奥横材45は各後部縦支柱32A,32
Bの後側面に取付けられる。
【0032】上記各部材の寸法は以下の関係にある。す
なわち、図7に示すように、両前部縦支柱31A,31Bの
内側面間をL1 とし、両後部縦支柱32A,32Bの外側面
間をL2 とし、天枠33の幅をL3 とし、両被支持部材35
A,35Bの内側面間をL4 とし、両側部材43A,43Bの
外側面間をL5 とし、両側部材43A,43Bの内側面間を
L6 として、 L1 >L4 >L5 >L6 >L3 >L2 と設定される。したがって、この運搬用具は、前面なら
びに下面が開放された箱状枠組体となり、前記寸法L1
〜L6 の設定により、ネスティング時に上段運搬用具を
少し持ち上げた状態で下段運搬用具の後面から挿入可能
となる。
なわち、図7に示すように、両前部縦支柱31A,31Bの
内側面間をL1 とし、両後部縦支柱32A,32Bの外側面
間をL2 とし、天枠33の幅をL3 とし、両被支持部材35
A,35Bの内側面間をL4 とし、両側部材43A,43Bの
外側面間をL5 とし、両側部材43A,43Bの内側面間を
L6 として、 L1 >L4 >L5 >L6 >L3 >L2 と設定される。したがって、この運搬用具は、前面なら
びに下面が開放された箱状枠組体となり、前記寸法L1
〜L6 の設定により、ネスティング時に上段運搬用具を
少し持ち上げた状態で下段運搬用具の後面から挿入可能
となる。
【0033】以下、上記構成における作用を説明する。
この運搬用具は荷を天枠33上に積載してフォークリフト
やトラック等で搬送するが、この搬送時または荷の積載
状態で格納する場合には、上下に複数段に積み重ねて空
間を有効利用し得る。
この運搬用具は荷を天枠33上に積載してフォークリフト
やトラック等で搬送するが、この搬送時または荷の積載
状態で格納する場合には、上下に複数段に積み重ねて空
間を有効利用し得る。
【0034】この際、図11に示すように、上段運搬用具
の被支持部材35A,35Bが、着地した下段運搬用具の支
持部材39A,39Bに上方から嵌合して支持されるため、
上段運搬用具の位置決めおよびセンタリングが容易かつ
正確に行える。また、下段運搬用具のストッパ体40に当
接するまで上段運搬用具を押し込むことにより、上段運
搬用具の前後のずれを防止できる。これにより、上段運
搬用具の被支持部材35A,35Bの前部が下段運搬用具の
支持部材39A,39Bに支持され、上段運搬用具の後部横
材34が下段運搬用具の天枠33の後辺33aに支持される。
の被支持部材35A,35Bが、着地した下段運搬用具の支
持部材39A,39Bに上方から嵌合して支持されるため、
上段運搬用具の位置決めおよびセンタリングが容易かつ
正確に行える。また、下段運搬用具のストッパ体40に当
接するまで上段運搬用具を押し込むことにより、上段運
搬用具の前後のずれを防止できる。これにより、上段運
搬用具の被支持部材35A,35Bの前部が下段運搬用具の
支持部材39A,39Bに支持され、上段運搬用具の後部横
材34が下段運搬用具の天枠33の後辺33aに支持される。
【0035】搬送時または積み重ね時に運搬用具が傾斜
したり振動しても、下段運搬用具の天枠33上に積載され
ている荷は上段運搬用具の側部材43A,43Bおよび奥横
材45に保持されるため、両側方および後方に脱落するこ
とは防止される。
したり振動しても、下段運搬用具の天枠33上に積載され
ている荷は上段運搬用具の側部材43A,43Bおよび奥横
材45に保持されるため、両側方および後方に脱落するこ
とは防止される。
【0036】上記運搬用具を荷の運搬やストックに利用
しない場合には、下段運搬用具の後部から上段運搬用具
の前部を挿入することにより、かさ低くネスティングし
得る。すなわち、着地している下段運搬用具の後方で、
ネスティングしようとする上段運搬用具を持ち上げ、上
段運搬用具の天枠33を下段運搬用具の天枠33よりも少し
高い位置にする。次いで、下段運搬用具の天枠33の外側
方に上段運搬用具の前部縦支柱31A,31Bを挿入すると
ともに、下段運搬用具の後部縦支柱32A,32Bの外側方
に上段運搬用具の前部縦支柱31A,31Bと被支持部材35
A,35Bと奥行部材36A,36Bとを挿入し、上段運搬用
具の被支持部材35A,35Bを下段運搬用具の奥行部材36
A,36B上に着地させる。
しない場合には、下段運搬用具の後部から上段運搬用具
の前部を挿入することにより、かさ低くネスティングし
得る。すなわち、着地している下段運搬用具の後方で、
ネスティングしようとする上段運搬用具を持ち上げ、上
段運搬用具の天枠33を下段運搬用具の天枠33よりも少し
高い位置にする。次いで、下段運搬用具の天枠33の外側
方に上段運搬用具の前部縦支柱31A,31Bを挿入すると
ともに、下段運搬用具の後部縦支柱32A,32Bの外側方
に上段運搬用具の前部縦支柱31A,31Bと被支持部材35
A,35Bと奥行部材36A,36Bとを挿入し、上段運搬用
具の被支持部材35A,35Bを下段運搬用具の奥行部材36
A,36B上に着地させる。
【0037】この際、両側部材43A,43Bの内側面間L
6 は両後部縦支柱32A,32Bの外側面間L2 と天枠33の
幅L3 よりも大きいため、上段運搬用具の両側部材43
A,43Bは、下段運搬用具の両後部縦支柱32A,32Bの
外側方および天枠33の外側方に挿入され、これら後部縦
支柱32A,32Bおよび天枠33に干渉することはない。ま
た、両前部縦支柱31A,31Bの内側面間L1 および両被
支持部材35A,35Bの内側面間L4 は側部材43A,43B
の外側面間L5 よりも大きいため、上段運搬用具の前部
縦支柱31A,31Bおよび被支持部材35A,35Bは、下段
運搬用具の両側部材43A,43Bの外側方に挿入され、側
部材43A,43Bに干渉することはない。
6 は両後部縦支柱32A,32Bの外側面間L2 と天枠33の
幅L3 よりも大きいため、上段運搬用具の両側部材43
A,43Bは、下段運搬用具の両後部縦支柱32A,32Bの
外側方および天枠33の外側方に挿入され、これら後部縦
支柱32A,32Bおよび天枠33に干渉することはない。ま
た、両前部縦支柱31A,31Bの内側面間L1 および両被
支持部材35A,35Bの内側面間L4 は側部材43A,43B
の外側面間L5 よりも大きいため、上段運搬用具の前部
縦支柱31A,31Bおよび被支持部材35A,35Bは、下段
運搬用具の両側部材43A,43Bの外側方に挿入され、側
部材43A,43Bに干渉することはない。
【0038】このように、側部材43A,43Bが干渉する
ことなく、上段運搬用具は下段運搬用具にネスティング
されるため、図12に示すように、狭い場所でも多数の運
搬用具イ〜ニを保管することができる。
ことなく、上段運搬用具は下段運搬用具にネスティング
されるため、図12に示すように、狭い場所でも多数の運
搬用具イ〜ニを保管することができる。
【0039】上記実施例では、被支持部材35A,35Bと
して断面門形状のチャンネル材などを用いたが、これは
断面山形状のアングル材を用いてもよい。上記実施例で
は、支持部材39A,39Bとして断面山形状のアングル材
などを用いたが、これは断面門形状のチャンネル材を用
いてもよい。
して断面門形状のチャンネル材などを用いたが、これは
断面山形状のアングル材を用いてもよい。上記実施例で
は、支持部材39A,39Bとして断面山形状のアングル材
などを用いたが、これは断面門形状のチャンネル材を用
いてもよい。
【0040】上記実施例では、天枠33を格子状に形成し
ているが、これは平板状に形成したものでもよい。上記
実施例において、被支持部材35A,35Bを奥行部材36
A,36Bと兼用または一体化させてもよい。
ているが、これは平板状に形成したものでもよい。上記
実施例において、被支持部材35A,35Bを奥行部材36
A,36Bと兼用または一体化させてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように本第1発明によれば、底枠
上に載置された荷は、側部材に保持されることにより、
運搬用具の側方から脱落することを防止される。
上に載置された荷は、側部材に保持されることにより、
運搬用具の側方から脱落することを防止される。
【0042】また、下段運搬用具の両前部縦支柱間から
上段運搬用具の両後部縦支柱と底枠と両被支持部材とを
挿入するとともに、下段運搬用具の両支持部材間から上
段運搬用具の両後部縦支柱を挿入し、上段運搬用具の両
被支持部材を下段運搬用具の底枠上に着地させることに
より、複数台の運搬用具をかさ低くネスティングするこ
とができる。
上段運搬用具の両後部縦支柱と底枠と両被支持部材とを
挿入するとともに、下段運搬用具の両支持部材間から上
段運搬用具の両後部縦支柱を挿入し、上段運搬用具の両
被支持部材を下段運搬用具の底枠上に着地させることに
より、複数台の運搬用具をかさ低くネスティングするこ
とができる。
【0043】この際、底枠の幅L3 と両後部縦支柱の外
側面間L2 と両被支持部材の外側面間L4 とは両側部材
の内側面間L8 よりも小さいため、上段運搬用具の底枠
と両後部縦支柱と両被支持部材とは、下段運搬用具の両
側部材間に挿入され、これら両側部材に干渉することは
ない。また、両側部材の外側面間L7 は両前部縦支柱の
内側面間L1 よりも小さいため、上段運搬用具の両側部
材は、下段運搬用具の両前部縦支柱間に挿入され、前部
縦支柱に干渉することはない。さらに、両支持部材の外
側面間L6 は側部材の内側面間L8 よりも小さいため、
上段運搬用具の両側部材が下段運搬用具の両支持部材に
干渉することはない。このように、側部材を有する運搬
用具でもネスティングできるため、運搬用具の保管スペ
ースを縮小できる。
側面間L2 と両被支持部材の外側面間L4 とは両側部材
の内側面間L8 よりも小さいため、上段運搬用具の底枠
と両後部縦支柱と両被支持部材とは、下段運搬用具の両
側部材間に挿入され、これら両側部材に干渉することは
ない。また、両側部材の外側面間L7 は両前部縦支柱の
内側面間L1 よりも小さいため、上段運搬用具の両側部
材は、下段運搬用具の両前部縦支柱間に挿入され、前部
縦支柱に干渉することはない。さらに、両支持部材の外
側面間L6 は側部材の内側面間L8 よりも小さいため、
上段運搬用具の両側部材が下段運搬用具の両支持部材に
干渉することはない。このように、側部材を有する運搬
用具でもネスティングできるため、運搬用具の保管スペ
ースを縮小できる。
【0044】本第2発明によれば、下段運搬用具の天枠
上に載置された荷は、上段運搬用具の側部材に保持され
ることにより、運搬用具の側方から脱落することを防止
される。
上に載置された荷は、上段運搬用具の側部材に保持され
ることにより、運搬用具の側方から脱落することを防止
される。
【0045】また、下段運搬用具の両後部縦支柱の外側
方に上段運搬用具の両前部縦支柱と両被支持部材と両奥
行部材とを挿入し、上段運搬用具の両被支持部材を下段
運搬用具の両奥行部材上に着地させることにより、複数
台の運搬用具をかさ低くネスティングし得る。
方に上段運搬用具の両前部縦支柱と両被支持部材と両奥
行部材とを挿入し、上段運搬用具の両被支持部材を下段
運搬用具の両奥行部材上に着地させることにより、複数
台の運搬用具をかさ低くネスティングし得る。
【0046】この際、両側部材の内側面間L6 は両後部
縦支柱の外側面間L2 と天枠の幅L 3 よりも大きいた
め、上段運搬用具の両側部材は、下段運搬用具の両後部
縦支柱の外側方および天枠の外側方に挿入され、これら
後部縦支柱および天枠に干渉することはない。また、両
前部縦支柱の内側面間L1 および両被支持部材の内側面
間L4 は側部材の外側面間L5 よりも大きいため、上段
運搬用具の前部縦支柱および被支持部材は、下段運搬用
具の両側部材の外側方に挿入され、側部材に干渉するこ
とはない。このように、側部材を有する運搬用具でもネ
スティングできるため、運搬用具の保管スペースを縮小
できる。
縦支柱の外側面間L2 と天枠の幅L 3 よりも大きいた
め、上段運搬用具の両側部材は、下段運搬用具の両後部
縦支柱の外側方および天枠の外側方に挿入され、これら
後部縦支柱および天枠に干渉することはない。また、両
前部縦支柱の内側面間L1 および両被支持部材の内側面
間L4 は側部材の外側面間L5 よりも大きいため、上段
運搬用具の前部縦支柱および被支持部材は、下段運搬用
具の両側部材の外側方に挿入され、側部材に干渉するこ
とはない。このように、側部材を有する運搬用具でもネ
スティングできるため、運搬用具の保管スペースを縮小
できる。
【図1】本第1発明の一実施例における運搬用具の正面
図である。
図である。
【図2】同運搬用具の上方から見た斜視図である。
【図3】同運搬用具の下方から見た斜視図である。
【図4】同運搬用具の横断面図である。
【図5】同運搬用具を段積みした際、上段運搬用具と下
段運搬用具との嵌合部を示す拡大正面図である。
段運搬用具との嵌合部を示す拡大正面図である。
【図6】複数台の運搬用具をネスティングした際の側面
図である。
図である。
【図7】本第2発明の一実施例における運搬用具の正面
図である。
図である。
【図8】同運搬用具の上方から見た斜視図である。
【図9】同運搬用具の下方から見た斜視図である。
【図10】同運搬用具の底面図である。
【図11】同運搬用具を段積みした際、上段運搬用具と下
段運搬用具との嵌合部を示す拡大正面図である。
段運搬用具との嵌合部を示す拡大正面図である。
【図12】複数台の運搬用具をネスティングした際の側面
図である。
図である。
【図13】従来例における運搬用具の斜視図である。
1A,1B 前部縦支柱 2A,2B 後部縦支柱 3 底枠 4A,4B 被支持部材 8A,8B 支持部材 14A,14B 側部材 31A,31B 前部縦支柱 32A,32B 後部縦支柱 33 天枠 34 後部横材 35A,35B 被支持部材 36A,36B 奥行部材 39A,39B 支持部材 43A,43B 側部材
Claims (2)
- 【請求項1】 左右一対の前部縦支柱と左右一対の後部
縦支柱との下部間を底枠で連結し、前後に相対向する縦
支柱の下端部側間に下面が開口する被支持部材を設け、
前後に相対向する縦支柱の上端部側間に、これら運搬用
具の積み重ね時に上段の運搬用具の前記被支持部材が嵌
合可能な支持部材を設け、前後に相対向する縦支柱の中
間部間に側部材を設け、両前部縦支柱の内側面間をL1
とし、両後部縦支柱の外側面間をL2 とし、底枠の幅を
L3 とし、両被支持部材の外側面間をL4 とし、両支持
部材の内側面間をL5 とし、両支持部材の外側面間をL
6 とし、両側部材の外側面間をL7 とし、両側部材の内
側面間をL8 として、 L1 >L7 >L8 >L3 >L2 L5 >L2 L8 >L4 L8 >L6 に設定したことを特徴とする運搬用具。 - 【請求項2】 左右一対の前部縦支柱と左右一対の後部
縦支柱との上部間を天枠で連結し、両後部縦支柱の下端
間を後部横材で連結し、前後に相対向する縦支柱の下端
部側間に、下面が開口する被支持部材と、各被支持部材
の上方に対向する奥行部材とを設け、両前部縦支柱の上
端に、これら運搬用具の積み重ね時に上段の運搬用具の
前記被支持部材が嵌合可能な支持部材を設け、前後に相
対向する縦支柱の中間部間に側部材を設け、両前部縦支
柱の内側面間をL1 とし、両後部縦支柱の外側面間をL
2 とし、天枠の幅をL3 とし、両被支持部材の内側面間
をL4 とし、両側部材の外側面間をL5 とし、両側部材
の内側面間をL6 として、 L1 >L4 >L5 >L6 >L3 >L2 に設定したことを特徴とする運搬用具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00012593A JP3284635B2 (ja) | 1993-01-05 | 1993-01-05 | 運搬用具 |
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-
1993
- 1993-01-05 JP JP00012593A patent/JP3284635B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH06199347A (ja) | 1994-07-19 |
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