JPH0433233Y2 - - Google Patents

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JPH0433233Y2
JPH0433233Y2 JP5878187U JP5878187U JPH0433233Y2 JP H0433233 Y2 JPH0433233 Y2 JP H0433233Y2 JP 5878187 U JP5878187 U JP 5878187U JP 5878187 U JP5878187 U JP 5878187U JP H0433233 Y2 JPH0433233 Y2 JP H0433233Y2
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JP
Japan
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tool
struts
vertical
vertical struts
transport tool
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JP5878187U
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JPS63166928U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は枠組構造体から成る箱形の運搬用具
(パレツト)の、特に非使用時に上方から順次ネ
ステイングしてかさ低く保管し得る運搬用具に関
するものである。
従来の技術 従来、この種の運搬用具としては、たとえば実
開昭59−30835号公報に開示されている。これは
第6図および第7図に示すように、左右一対の前
部縦支柱11A,11Bと、左右一対の後部縦支
柱12A,12Bとを、前部縦支柱11A,11
Bの内面間隔Lよりも後部縦支柱12A,12B
の外面間隔小さくなるように配設し、これら支
柱11A,11B,12A,12Bの底部間を、
その巾が前記内面間隔L内に納まる底枠13で連
結し、前後で相対向する縦支柱11A,12A,
11B,12Bの上部間を前後側枠14A,14
Bで連結し、これら前後側枠14A,14Bの前
部縦支柱11A,11B近くの下面に、ネステイ
ング時における下段運搬用具の前部縦支柱11
A,11Bに上方から嵌合する係合部材18A,
18Bを設けた構成としたものである。そして、
搬送物を積載した運搬用具を積重ねる時には、4
本の縦支柱11A,11B,12A,12Bの上
端部に、上端の運搬用具の縦支柱11A,11
B,12A,12Bの下端に一体に取付けられた
着座板16A,16B,17A,17Bを上方か
ら嵌合して積み上げ使用する。また、この運搬用
具を非使用時に上方から順次ネステイングしてか
さ低く保管する場合、第7図の仮想線で示すよう
に、着地している下段運搬用具に対して、ネステ
イングしようとする上段運搬用具を底枠13の上
面と着座板16A,16B,17A,17Bとの
間の高さH1よりも少し高く持ち上げ、次に上段
運搬用具の後部縦支柱12A,12Bならびに底
枠3を前面から押し込んで下降し、後部縦支柱2
A,2Bの着座板7A,7Bを下段運搬用具の底
枠3上に接地するとともに、係合部材8A,8B
を下段運搬用具の前部縦支柱1A,1Bの上端部
に嵌合させるものであつた。
考案が解決しようとする問題点 しかし、上記従来の構成によれば、底枠3の上
面と着座板16A,16B,17A,17Bの下
面との間の高さH1と、前部縦支柱11A,11
Bの上端と係合部材18A,18Bの下面との間
の高さH2とをほぼ等しくして、上部運搬用具を
下部運搬用具上に平行状態でネステイングしてい
る。したがつて、縦支柱14A,14Bの係合部
材18A,18Bが取付けられた前後側枠4A,
4Bの連結部より上方へ突出する部分H3が長く
なり、搬送用具の高さが高くなり取り扱いが不便
で、積重ねる時の全高も高くなるものであつた。
また、ネステイング時において上段の搬送用具
は、後部縦支柱12A,12Bの下端の着座板1
7A,17Bが下段底枠13上に、係合部材18
A,18Bが下段前部縦支柱11A,11Bの上
端部にそれぞれ上下位置で支持されるため、下段
の搬送用具に偏荷重が加わり、複数段にネステイ
ングした場合にはより顕著になつて搬送用具に悪
影響を及ぼす。
本考案の目的とするところは搬送用具の高さが
高くならず取扱いが容易で、しかもネステイング
時に偏荷重が生じることがない搬送用具を提供す
ることにある。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案は、左右一対
の前部縦支柱1A,1Bと、左右一対の後部縦支
柱2A,2Bとを、前部縦支柱1A,1Bの内面
間隔Lよりも後部縦支柱2A,2Bの外面間隔
が小さくなるように配設し、これら支柱1A,1
B,2A,2Bの底部間を、その巾が前記内面間
隔L内に納まる底枠3で連結し、前後で相対向す
る縦支柱1A,2A,1B,2Bの上部間を前後
側枠4A,4Bで連結し、前記前部縦支柱1A,
1Bの前面下部に、ネステイング時に上段の前記
前部縦支柱1A,1Bの下端部を支持する係止部
材8A,8Bを設けたものである。
作 用 上記構成において上段運搬用具を少し持ち上げ
てその後部縦支柱2A,2Bならびに底枠3を下
段運搬用具の前部支柱1A,1B間に前方から通
した後、上段運搬用具の後部支柱2A,2Bを下
段運搬用具の底枠3上に着地させるとともに、上
段運搬用具の前部支柱の下端部を下段運搬用具の
前部支柱に設けられた係止部材に支持させること
により、下段運搬用具に偏荷重が加わることなく
安定してネステイングし得る。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
1A,1Bは左右一対の前部縦支柱、2A,2
Bは左右一対の後部縦支柱で、これらは前部縦支
柱1A,1Bの内面間隔Lよりも後部縦支柱2
A,2Bの外面間隔1が小さくなるようにほぼ
四角形の四隅に配設される。前記各支柱1A,1
B,2A,2Bの底部間は、その巾3が前記内
面間隔L内に納まる格子状の底枠(荷受台)3で
連結している。そして前後で相対向する縦支柱1
Aと2A、ならびに1Bと2Bの上部間を前後側
枠4A,4Bで連結すると共に、両後部縦支柱2
A,2Bの上部間を奥側枠5で連結している。し
たがつて運搬用具は、前面ならびに上面開放の箱
状枠組体となる。各縦支柱1A,1B,2A,2
Bの下端には、その下面側が凹入する着座板6
A,6B,7A,7Bが取付けられる。前記着座
板6A,6B,7A,7Bのうち後部縦支柱2
A,2Bの着座板7A,7Bの外面間隔2は前
記前部支柱1A,1Bの内面間隔L内に納まるよ
うに設定してある。前記前部縦支柱1A,1Bの
前面下部の底枠3の上面と同一高さ位置には、ネ
ステイング時に上段運搬用具の前部縦支柱1A,
1Bの着座板6A,6Bを支持する板状の係止部
材8A,8Bが取付けられている。この係止部材
8A,8Bは、第5図に示すように、下部が縦支
柱1A,1B前面と底枠3の前部とにわたつて固
着された補強板9A,9Bを介して取付けられる
とともに、上部が斜め前方に向つて延びて上段の
着座板6A,6Bの後部傾斜板に係合し、上段の
前部縦支柱1A,1Bを後部縦支柱2A,2Bと
同一レベルで支持する。なお、上記枠組構成部材
は四角パイプ体で構成される。
上記運搬用具は、被搬送物を底枠3上に積載し
た状態で従来の箱形パレツトと同様にフオークリ
フトトラツク等により運搬するものであり、また
被搬送物を格納する場合には、底面上に置いた下
段運搬用具の4本の縦支柱1A,1B,2A,2
Bの上端に、上段運搬用具の着座板6A,6B,
7A,7Bを上方から嵌合させるべく順次積み上
げることのより、各運搬用具における底枠3上の
被搬送物には上段の運搬用具の荷重をかけないで
空間利用により効率良くストツクすることができ
る。
上記運搬用具を搬送物の運搬やストツクに利用
しない場合には、かさ低くネステイングし得る。
すなわち、着地している下段運搬用具に対して、
ネステイングしようとする上段運搬用具を少し持
ち上げる。この持ち上げは高さは下段の係止部材
8A,8Bの上端よりも少し高い位置でよい。次
いで下段運搬用具の前部支柱1A,1B間から上
段運搬用具の後部支柱2A,2Bならびに底枠3
を押し込み、下段運搬用具の前部支柱1A,1B
前面の係止部材8A,8B上に上段運搬用具の前
部支柱1A,1Bと一体の着座板6A,6Bを対
向させる。そして上段運搬用具を下降させ、後部
縦支柱2A,2Bと一体の着座板7A,7Bを下
段運搬用具の底枠3上に着地させるとともに、第
5図に示すように、前部縦支柱1A,1Bの着座
板6A,6Bを下段運搬用具の係止部材8A,8
Bに嵌合させ、よつて第4図に仮想線で示すよう
にネステイングし得る。
考案の効果 以上に述べたごとく本考案によれば、ネステイ
ング時に、上段運搬用具を少し持ち上げて下段運
搬用具の正面から押し込み、上段運搬用具の後部
縦支柱の下端部を底枠で支持するとともに、上段
運搬用具の前部縦支柱の下端部を係止部材で支持
して、上端運搬用具を下段運搬用具により同一水
平面位置で支持するので、下段運搬用具に偏荷重
が加わることもない。さらに、ネステイング時に
従来のように下段運搬用具の前部縦支柱の上段部
で上段運搬用具を支持することがないので、前後
側枠の連結部より上方の縦支柱を短くすることが
でき、したがつて同一の積載量で運搬用具の全高
を低くすることができ、取扱いが容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例の運搬用具
を示し、第1図は斜視図、第2図は平面図、第3
図は正面図、第4図は右側面図、第5図は第4図
に示す部分の拡大図、第6図および第7図はそ
れぞれ従来例を示す斜視図および右側面図であ
る。 1A,1B……前部縦支柱、2A,2B……後
部縦支柱、3……底枠、4A,4B……前後側
枠、8A,8B……係止部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右一対の前部縦支柱1A,1Bと、左右一対
    の後部縦支柱2A,2Bとを、前部縦支柱1A,
    1Bの内面間隔Lよりも後部縦支柱2A,2Bの
    外面間隔が小さくなるように配設し、これら支
    柱1A,1B,2A,2Bの底部間を、その巾が
    前記内面間隔L内に納まる底枠3で連結し、前後
    で相対向する縦支柱1A,2A,1B,2Bの上
    部間を前後側枠4A,4Bで連結し、前記前部縦
    支柱1A,1Bの前面下部に、ネステイング時に
    上段の前記前部縦支柱1A,1Bの下端部を支持
    する係止部材8A,8Bを設けたことを特徴とす
    る運搬用具。
JP5878187U 1987-04-17 1987-04-17 Expired JPH0433233Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5878187U JPH0433233Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

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JP5878187U JPH0433233Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

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Publication Number Publication Date
JPS63166928U JPS63166928U (ja) 1988-10-31
JPH0433233Y2 true JPH0433233Y2 (ja) 1992-08-10

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