JPH0449076Y2 - - Google Patents

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JPH0449076Y2
JPH0449076Y2 JP1987058782U JP5878287U JPH0449076Y2 JP H0449076 Y2 JPH0449076 Y2 JP H0449076Y2 JP 1987058782 U JP1987058782 U JP 1987058782U JP 5878287 U JP5878287 U JP 5878287U JP H0449076 Y2 JPH0449076 Y2 JP H0449076Y2
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は枠組構造体から成る箱形の運搬用具
(パレツト)の、特に非使用時に上方から順次ネ
ステイングしてかさ低く保管し得る運搬用具に関
するものである。
従来の技術 従来、この種の運搬用具としては、たとえば実
開昭59−30835号公報に開示されている。これは
第6図〜第8図に示すように、左右一対の前部縦
支柱21A,21Bと、左右一対の後部縦支柱2
2A,22Bとを、前部縦支柱21A,21Bの
内面間隔Lよりも後部縦支柱22A,22Bの外
面間隔lが小さくなるように配設し、これら支柱
21A,21B,22A,22Bの底部間を、そ
の巾が前記内面間隔L内に納まる底枠23で連結
し、前後で相対向する縦支柱21A,22A,2
1B,22Bの上部間を前後側枠24A,24B
で連結し、これら前後側枠24A,24Bの前部
支柱21A,21B近くの下面に、ネステイング
時における下段運搬用具の前部縦支柱21A,2
1Bに上方から嵌合する係合部材28A,28B
を設けた構成としたものである。そして、搬送物
を積載した運搬用具の積重ね時には、4本の縦支
柱21A,21B,22A,22Bの上端部に、
上段の運搬用具の縦支柱21A,21B,22
A,22Cの下端に取付けられた着座板26A,
26B,27A,27Bを上方から嵌合して積み
上げる。上記着座板26A,26B,27A,2
7Bは第7図に示すように縦支柱21A,21
B,22A,22Bの下端面に固着された受面a
と、その周部の前後左右面が斜め下方に広がるよ
うに折り曲げられて、嵌合した上段の運搬用具の
ずれを規制するずれ止め板b,c,dとからな
る。
また、この運搬用具を非使用時に上方から順次
ネステイングしてかさ低く保管する場合、第8図
の仮想線で示すように、着地している下段運搬用
具に対して、ネステイングしようとする上段運搬
用具を底枠3の上面と着座板26A,26B,2
7A,27Bとの間の高さH1よりも少く高く持
ち上げ、次に上段運搬用具の後部縦支柱22A,
22Bならびに底枠23を前面から押し込んで下
降し、後部縦支柱22A,22Bの着座板27
A,27Bを下段運搬用具の底枠23上に載置す
るとともに、係合部材28A,28Bを下段運搬
用具の前部縦支柱21A,21Bの上端部に嵌合
させるものであつた。
考案が解決しようとする問題点 しかし、上記従来の構成によれば搬送物を積載
した状態の搬送用具を上下に積重ねて格納を行う
場合、着地した下段の搬送用具上にフオークリフ
トやクレーン等で上段の搬送用具上方に持ち上
げ、下段の縦支柱21A,21B,22A,22
Bの上端部上方に上段の着座板26A,26B,
27A,27Bが対向するように位置決めし、降
下して下段の縦支柱21A,21B,22A,2
2Bの上端部に上段の着座板26A,26B,2
7A,27Bを嵌合させる。しかし、この時の位
置決めは上段の搬送用具を前後左右に移動して、
下段の縦支柱21A,21B,22A,22Bの
上端部上方に着座板26A,26B,27A,2
7Bをそれぞれ同時に対向させねばならず、非常
に手間のかかるものであつた。
本考案の目的とするところは、搬送物の積載時
の搬物用具を上下に容易に積み重ねられる搬送用
具を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案は、左右一対
の前部縦支柱1A,1Bと、左右一対の後部縦支
柱2A,2Bとを、前部縦支柱1A,1Bの内面
間隔Lよりも後部縦支柱2A,2Bの外面間隔l
が小さくなるように配設し、これら支柱1A,1
B,2A,2Bの底部間を、その巾が前記内面間
隔L内に納まる底枠3で連結し、前後で相対向す
る縦支柱1A,2A,1B,2Bの下端部間に、
上面に水平面部を有しかつ下面が開口する断面コ
の字形の被支持部材を連結するとともに、前後で
相対向する縦支柱1A,2A,1B,2Bの上端
部間に、積重ね時に上段の前記被支持部材が嵌合
可能な断面山形状の支持部材を連結し、前記底枠
から垂下した少なくとも1個の補強材を被支持部
材の前記水平面部に接合し、前記支持部材の後端
部に上段の前記被支持部材の後方への移動を規制
する規制板を設けた構成としたものである。
作 用 搬送物を積載した搬送用具を上下に積重ねる場
合、フオークリフト等により、下段運搬用具の前
部で上段運搬用具を、下段運搬用具の縦支柱1
A,1B,2A,2Bの上端より少し高く持ち上
げ、左右方向に位置調整して下段の支持部材8
A,8Bの前端部に上段の被支持部材4A,4B
の後端部を嵌合可能に対向させて位置決めし、上
段運搬用具を後方に移動して下段運搬用具上に上
段の被支持部材4A,4Bの後端部が下段の規制
板11A,11Bに当接した後、降下させて下段
運搬用具の支持部材8A,8Bに上段運搬用具の
被支持部材4A,4Bを嵌合させ、上段運搬用具
を下段運搬用具上に支持させて、容易に下段運搬
用具上に上段運搬用具を積重ねることができる。
実施例 以上本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
1A,1Bは左右一対の前部縦支柱、2A,2
Bは左右一対の後部縦支柱で、これらは前部縦支
柱1A,1Bの内面間隔Lよりも後部縦支柱2
A,2Bの外面間隔l1が小さくなるようにほぼ四
角形の四隅に配設される。前記各支柱1A,1
B,2A,2Bの底部間は、その巾l3が前記内面
間隔L内に納まる格子状の底枠(荷受台)3で連
結している。
そして前後で相対向する縦支柱1A,2A、な
らびに2A,2Bの各下端間には、上面に水平面
部を有しかつ下面が巾広状に開口する断面コの字
形の被支持部材4A,4Bが底枠3の側辺の下方
に沿つて連結されており、この被支持部材4A,
4Bは、前後端部が縦支柱1A,1B,2A,2
Bと底枠3にわたつて固着された前後補強板5
A,5B,6A,6Bに取付けられるとともに、
中間部および後部を底枠3から垂下された補強材
7が水平面部に接合されて支持され、下面が縦支
柱1A,1B,2A,2Bの下面と同一平面状に
なるように設定される。また、前後で相対向する
縦支柱1A,2Aならびに1B,2Bの各上端部
間には、搬送物を積載した搬送用具を上下に積み
上げる時に上段の被支持部材4A,4Bが嵌合可
能な断面山形状の支持部材8A,8Bが連結さ
れ、また後部縦支柱2A,2Bの上端部間には奥
側枠9が連結される。前記支持部材8A,8B
は、前端部が前部縦支柱1A,1Bの上端部内側
に取付けられた補助部材10A,10Bに支持さ
れるとともに、後端部が奥側枠9の両端部に支持
され、さらにこの支持部材8A,8Bの後端面に
は、格納時に上段の搬送用具の後方への移動を規
制する規制板11A,11Bが取付けられる。こ
こで支持部材8A,8Bの内面間隔l2は前記後部
縦支柱2A,2Bの外面間隔l1よりも大きく設定
してある。したがつて、この運搬用具は前面なら
びに上面が開放された箱状枠組体となり、ネステ
イング時に上段搬送用具を少し持ち上げた状態で
下段搬送用具の前面から挿入可能となる。なお、
図4に示す段積み状態では、下段の支持部材8
A,8Bの全体が上段の被支持部材4A,4Bに
嵌合している状態を示したが、下段の支持部材8
A,8Bの上部のみが上段の被支持部材4A,4
Bに嵌合するように構成してもよい。
前記前部支柱1A,1Bには前部補強板5A,
5Bを介してネステイング時に上段の前部縦支柱
1A,1Bの下端部を下段の底枠3上面と同一レ
ベルで支持する係止板12A,12Bが固定され
ており、この係止板12A,12Bは前部上方に
傾斜する上部が前部支柱1A,1Bの下面開口内
へ嵌入するようになつている。
なお、上記実施例の枠組構成部材は四角パイプ
体が使用される。
つぎに、作用について説明する。
この搬送用具は搬送物を底枠3上に積載してフ
オークリフトやトラツク等で搬送するが、この搬
送時または搬送物の積載状態で格納する場合には
上下に複数段に積重ねて空間を有効利用し得る。
すなわち、上下2段に積重ねる場合には、着地し
た下段搬送用具の前部で上段搬送用具をフオーク
リフト等により下段縦支柱1A,1B,2A,2
B上端よりわずかに高く持ち上げ、左右方向に移
動さて下段の支持部材8A,8Bの前部と上段の
被支持部材4A,4B後部が互いに嵌合可能に位
置決めし、上段搬送用具を後方に押し出して上段
の被支持部材4A,4Bが規制板11A,11B
に当接する位置で降下させ、下段搬送用具の支持
部材8A,8Bに上段搬送用具の被支持部材4
A,4Bを嵌合させて支持する。この時、第4図
に示すように、下段支持部材8A,8Bが断面山
形状であるのに対して、上段被支持部材4A,4
Bが断面が底面が巾広に開口するコの字形に形成
されているため、同一断面形状の支持部材および
被支持部材を嵌合するのに比べてその位置決めの
許容範囲が広く、容易に嵌合し得る。
上記運搬用具を搬送物の運搬やストツクに利用
しない場合には、かさ低くネステイングし得る。
すなわち、着地している下段運搬用具の前部で、
ネステイングしようとする上段運搬用具を下段運
搬用具の係止板12A,12Bの上端よりも少し
高い位置に持ち上げる。次いで下段運搬用具の前
部支柱1A,1B間から上段運搬用具の後部支柱
2A,2Bおよび底枠3ならびに被支持部材4
A,4Bを押し込み、下段前部支柱1A,1Bの
係止板12A,12B上方に上段の前部支柱1
A,1Bを対向させて下降する。そして、上段運
搬用具の後部支柱2A,2Bならびに被支持部材
4A,4Bを下段運搬用具の底枠3上に着地させ
るとともに、上段運搬用具の前部縦支柱1A,1
Bの下端部を下段運搬用具の係止板12A,12
Bに嵌合させて、第5図に仮想線で示すようにネ
ステイングし得る。この時、上段運搬用具はそれ
ぞれの縦支柱1A,1B,2A,2Bの下端部な
らびに被支持部材4A,4Bが下段運搬用具の底
枠3ならびに係止板12A,12Bにより同一水
平面上で支持されるため、下段運搬用具に偏荷重
が加わることなく安定してネステイングし得る。
考案の効果 以上に述べたごとく本考案によれば、搬送物を
積載した状態で上下に搬送用具を積重ねる場合、
下段搬送用具の前部で、上段運搬用具を下段運搬
用具の縦支柱上端より少し高く持ち上げて上段の
被支持部材を下段の支持部材に嵌合可能に対向す
るように位置決めし、その後上段搬送用具を被支
持部材が下段の規制板に当接するまで押し出して
降下させることにより、下段の支持部材に上段の
被支持部材を嵌合させて支持させることができ、
前記被支持部材を、断面山形状の支持部材とは異
なる断面を底面が開口するコの字形状としたの
で、同一断面形状の被支持部材を支持部材に嵌合
させるのに比べて、左右方向の位置決めがきわめ
て容易となり、また、前後方向の位置決め作業も
不要となり、下段運搬用具上に容易に上段運搬用
具を積重ねることができる。さらに、支持部材を
をコの字形状としたことにより、支持部材の負荷
を底枠に支持させるための補強部材は、補強部材
となる角形パイプ材やアングル材を垂直にカツト
して支持部材の水平面部に容易に接合することが
でき、極めて製造を容易に行うことができ、製造
コストの低減に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示し、第
1図は斜視図、第2図は平面図、第3図は正面
図、第4図は第3図に示す部拡大図、第5図は
右側面図、第6図〜第8図は従来例を示し、第6
図は斜視図、第7図は着座板の拡大斜視図、第8
図は右側面図である。 1A,1B……前部縦支柱、2A,2B……後
部縦支柱、3……底枠、4A,4B……被支持部
材、7……補強部材、8A,8B……支持部材、
11A,11B……規制板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右一対の前部縦支柱1A,1Bと、左右一対
    の後部縦支柱2A,2Bとを、前部縦支柱1A,
    1Bの内面間隔Lよりも後部縦支柱2A,2Bの
    外面間隔lが小さくなるように配設し、これら支
    柱1A,1B,2A,2Bの底部間を、その巾が
    前記内面間隔L内に納まる底枠3で連結し、前後
    で相対向する縦支柱1A,2A,1B,2Bの下
    端部間に、上面に水平面部を有しかつ下面が開口
    する断面コの字形の被支持部材4A,4Bを連結
    するとともに、前後で相対向する縦支柱縦支柱1
    A,2A,1B,2Bの上端部間に、積重ね時に
    上段の前記被支持部材4A,4Bが嵌合可能な断
    面山形状の支持部材8A,8Bを連結し、前記底
    枠3から垂下した少なくとも1個の補強材7を被
    支持部材4A,4Bの前記水平面部に接合し、前
    記支持部材8A,8Bの後端部に上段の前記被支
    持部材4A,4Bの後方への移動を規制する規制
    板11A,11Bを設けたことを特徴とする運搬
    用具。
JP1987058782U 1987-04-17 1987-04-17 Expired JPH0449076Y2 (ja)

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JPS63166929U JPS63166929U (ja) 1988-10-31
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5248554A (en) * 1975-10-16 1977-04-18 Sumitomo Electric Industries Method of and mold for producing curved surface of revolution
JPS6047222B2 (ja) * 1979-07-29 1985-10-21 松下電工株式会社 耐火物用結合材

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6047222U (ja) * 1983-09-09 1985-04-03 株式会社ダイフク ネスティング可能な運搬容器

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