JP5049049B2 - パレット段積み治具 - Google Patents

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Description

本発明は、パレット段積み治具に係り、特に、フォークリフト等により荷役作業される汎用パレットに用いる段積み治具に好適なものである。
従来のフォークリフト等による荷役作業で用いられるパレットは、荷物が積載される矩形状上面とフォークリフト等のフォークを挿入するフォークポケットを形成した高さの低い側面とを有して構成され、既存の構内物流の汎用パレット及び車輌の荷台に荷物を積載する際の汎用パレットとして広く使用されている。
しかし、汎用パレットに荷物を積載して車輌で運搬する場合、荷物を高積みできず、車両の荷台上部の空間を有効活用できない場合が多々発生している。荷台上部の空間を有効利用できない主な理由としては、次の理由が挙げられる。
(1)図9(a)に示すように、荷物2を高積みして汎用パレット1をフォークリフト等で荷役する際に重心位置が高くなり、荷物2が転倒・転落する恐れがあること。
(2)図9(b)に示すように、最下段の荷物2aが高積みに伴い発生する荷重に耐えられず、破損する恐れがあること。
(3)図9(c)に示すように、汎用パレット1を2段にして高積みを行う場合に、下段パレット1に積載された荷物2の上面が平滑でないと、上段のパレット2が転倒する恐れがあること。
そこで、例えば特開2005−96823号公報(特許文献1)に示されるような搬送用ボックスパレットが案出されている。このボックスパレットは、矩形の底パネルの上面に開閉自在なゲートパネル、左右両側パネル及び背パネルが立設されて構成され、パレットを2段に段積みすることが可能である。このボックスパレットの具体的構成は次の通りである。
前記底パネルは、左右両側辺に配置された前後方向溝形材と、各前後方向溝形材の両端近傍位置を互いに連結する左右方向溝形材と、これら溝形材の上に載置固着された矩形の格子状パネル材と、これらの溝形材の交差部(底パネルの四隅部)の下側に固着された段積み用脚体とから構成されている。
前記背パネルは、矩形の格子状パネル材で構成され、その下辺の横線材と底パネルの格子状パネル材における後側辺の左右方向線材とをヒンジコイルで結合することにより、底パネルに対してヒンジコイル軸心の周りに揺動自在に構成されている。
前記左右両側パネルは、矩形の格子状パネル材で構成され、その後側辺の縦線材と背パネルの左右両側辺の縦線材とをヒンジコイルで結合することにより、背パネルに対してヒンジコイル軸心の周りに揺動自在に構成されている。
前記ゲートパネルは、その下端部を底パネルの前端から内側に入った位置にヒンジコイルで結合することにより、底パネルに対してヒンジコイル軸心の周りに揺動自在に構成されている。また、ゲートパネルには、左右両側パネルにロックするための左右一対のゲートロック手段が設けられている。この左右一対のゲートロック手段は上下に2組設けられている。
特開2005−96823号公報
最近の車輌による荷物の輸送環境では、複数の積載場所(例えば複数の倉庫や店など)を車輌で回り、それぞれの場所の荷物を順に車輌荷台上に積載して目的地に輸送することが多くなってきている。その場合、積載される荷物は、同じ輸送ルートであっても、輸送の度に変化し、最初から高積みを必要としたり、輸送途中で高積みを必要としたり、目的地まで高積みにならなかったりするので、最初の荷物積載時点では高積みになるか不明なことが多い。
前記輸送環境で特許文献1の搬送用ボックスパレットを適用する場合には、汎用パレットと搬送用ボックスパレットとを使い分けることができず、最初の荷物積載時点から常に搬送用ボックスパレットを使用しなければならない。特許文献1の搬送用ボックスパレットは、汎用パレットに比較して、高価であると共に、ゲートパネルを荷物の積載毎に全て開閉する必要があり、荷役作業が面倒である。
また、特許文献1の搬送用ボックスパレットでは、底パネルの上面にゲートパネル、左右両側パネル及び背パネルからなる4つのパネルが立設されているため、底パネルの有効積載面積が減少し、荷物の積載率が低減してしまう、という問題がある。
さらに、特許文献1の搬送用ボックスパレットでは、左右両側パネルが格子状パネル材で構成されているので、左右両側パネルを開かなければパレット側面からの荷物の積み降ろしができない、という問題がある。
本発明の目的は、複数の積載場所の荷物を順に積載する輸送環境で、汎用パレットを共用してコストアップの抑制及び荷役作業の簡便性を図りつつ、輸送時の車両荷台上部の空間を有効活用できるパレット段積み治具を提供することにある。
前述の目的を達成するために、本発明は、2つの段積み治具体を組み合わせて構成されると共に積載面を形成する上面部材とこの上面部材の下面に固着されたスペーサとこのスペーサの下面に固着された底面部材とから構成され且つ側面にフォークポケット有する矩形の汎用パレットに装着されて複数の積載場所の荷物を順に積載する輸送環境で用いられるパレット段積み治具であって、前記段積み治具体は前記汎用パレットの側方から前記フォークポケットに装着するパレット装着部及び支柱部材を備えた支持体と扉体とから構成され、前記支柱部材は、前記汎用パレットの奥行き寸法より僅かに大きな間隔で対向し且つ下端部が前記汎用パレットの前後両側に位置するように前記汎用パレットの側方から組み付けられる2つの垂直支柱部と、この2つの垂直支柱部の上端部を連絡する水平支柱部とを備えた1本の金属パイプで門型に構成され、前記パレット装着部材は、前記垂直支柱部の直径寸法より小さい板厚寸法で且つこの直径寸法より大きい高さ寸法で形成されてパレット当接部及びパレット係止部を備えた板状部材で構成され、前記パレット当接部は、前記垂直支柱部の下端部に固着されており、前記支柱部材が前記汎用パレットに組み付けられた状態で前記汎用パレットの側面に当接して延びるように位置され、前記パレット係止部は、前記パレット当接部の先端部から当該パレット当接部の面に交差する方向に突出して形成されており、前記支柱部材が前記汎用パレットに組み付けられた状態で前記フォークポケットに挿入されて前記段積み治具体の荷重を受けるように前記汎用パレットの底面部材に支持され、前記扉体は、前記支持体側に折り畳んだ状態から前記支持体に対して直角状態となるように一側が前記支持体に前記ヒンジ機構を介して270°回動可能に取付けられ、他側が他の段積み治具体の支持体に組み合わせ機構を介して係着され、前記組み合わせ機構は、前記扉体に設けられた係止レバー、解除レバー及び横移動ガイド金具を備えて構成されており、前記係止レバーは、2つの前記段積み治具体の組み合わせ時に前記他の段積み治具体の支柱部材に係脱可能となるように、前記水平支柱部の下方に位置して前記横移動ガイド金具に横方向に移動可能に支持され、前記解除レバーは、前記係止レバーが前記支柱部材に係止された状態を維持及び解除可能となるように、前記水平支柱部の下方に位置して前記係止レバーに回動可能に取付けられているものである。
係る本発明のより好ましい具体的な構成例は次の通りである。
(1)前記パレット段積み治具は2つの同一構造の前記段積み治具体を組み合わせて構成されていること
係る本発明のパレット段積み治具によれば、複数の積載場所の荷物を順に積載する輸送環境で、汎用パレットを共用してコストアップの抑制及び荷役作業の簡便性を図りつつ、輸送時の車両荷台上部の空間を有効活用できる。
以下、本発明の一実施形態のパレット段積み治具について図を用いて説明する。なお、従来例を含む各図における同一符号は同一物または相当物を示す。
本実施形態における汎用パレット1及びパレット段積み治具3は、複数の積載場所の荷物を順に積載する輸送環境で用いられる。
汎用パレット1は、上記輸送環境で広く用いられている公知のパレットであり、荷物2を積載するための矩形上面とフォークリフト等のフォークを挿入するフォークポケット1dを形成した高さの低い矩形側面とを有して構成されている。具体的には、この汎用パレット1は、積載面を形成する上面平板部材1aと、この上面平板部材1aの下面周縁部に沿って固着された複数のスペーサ1bと、スペーサ1bの下面に固着され且つ上面平板部材1aの下面周縁部に沿って延びる矩形リング状の底面梁部材1cとから構成されている。なお、汎用パレット1は、最も広く普及している、幅寸法1100mm、奥行き寸法900mm或いは幅寸法1100mm、奥行き寸法1100mmの積載面積を有する。
パレット段積み治具3は、2つの同一構造の段積み治具体4を組み合わせて構成されている。これによって、一種類の段積み治具体を準備すればよく、コストアップを抑制できると共に、2つの段積み治具体4を区別することなく保管することができ、しかも、2つの段積み治具体4の汎用パレット1への装着方法を同一とすることができる。
段積み治具体4は、図1及び図2に示すように、側面を構成する支持41と、正面または背面を構成する扉42とを回動可能に結合した2面体で構成されている。そして、段積み治具体4は支持41と扉42とを2つに折り畳んで保管することが可能であるので、保管スペースの低減を図ることができる。
そして、段積み治具体4を汎用パレット1に装着する場合には、図3(a)に示すように扉42を回動して支持41と扉42とを直角状態とし、次いで、直角状態とされた2つの段積み治具体4を図3(b)に示すように汎用パレット1の両側方から汎用パレット1に装着し、図3(c)に示すように2面体の段積み治具体4を2台、点対称に組み合わせることで4面体を形成する。
このように、2つの段積み治具体4を両側方から汎用パレット1に装着可能な構成とすることにより、汎用パレット1に荷物2を積んだ状態でも容易に汎用パレット1に段積み治具体4を装着してパレット段積み治具3を組み立てることができる。従って、複数の積載場所を車輌で回り、それぞれの場所の荷物を順に車輌荷台上に積載して行く途中で段積みが必要になった場合でも、パレット段積み治具3を組み付けることができる。また、汎用パレット1に荷物2を積載した状態、特に満載した状態でパレット段積み治具3を取り外すことができるので、荷物2の取り出し作業性を向上できる。
支持41は、支柱部材41a、パレット装着部41b及びパレット落下防止部41cを備えて構成されている。
支柱部材41aは、1本の金属パイプで門型に構成され、汎用パレット1の奥行き寸法より僅かに大きな間隔で対向する2つの垂直支柱部41aと、この2つの垂直支柱部41aの上端部を連絡する水平支柱部41aとからなっている。支柱部材41aを汎用パレット1に装着した状態でも、汎用パレット1の側面から支柱部材41a内を通して荷物2を積み込みまたは取り出しすることが可能である。
パレット装着部41bは、支持41を汎用パレット1に装着して支持するためのものであり、2つの垂直支柱部41aの下端部に固着されている。このパレット装着部41bは、図4に示すように、パレット当接部41bとパレット係止部41bとから構成されている。パレット当接部41bは、垂直支柱部41aに溶接され、側面内に延びるように設けられている。パレット係止部41bは、パレット当接部41bの先端部から側面に交差してフォークポケット1dに挿入される方向に突出して形成されている。
係る構成の支柱部材41a及びパレット装着部41bを用いることによって、支持41を汎用パレット1に側方から装着することが可能である。即ち、支持41を汎用パレット1の側面方向から2つの垂直支柱部41aの下端部が汎用パレット1の前後両側に位置するように組み付け、パレット係止部41bを汎用パレット1のフォークポケット1dに挿入することにより、底面梁部材1cで段積み治具体4の荷重を受けるように支持され、パレット当接部41bが汎用パレット1の側面に当接して支持41の位置決めが行われる。
このように汎用パレット1に荷物2が積載された状態であっても、段積み治具体4を汎用パレット1に装着することができるので、複数の積載場所の荷物2を順に積載する輸送環境における高積みを必要とする場所で段積み治具体4を汎用パレット1に装着することによりパレット段積み治具3を組み立てることが可能である。即ち、高積みを必要とする場所で段積み治具体4を装着し、パレットを2段にして荷物の高積みを行うことができる。これにより、汎用パレット1を共用してコストアップの抑制及び荷役作業の簡便性を図りつつ、輸送時の車両荷台上部の空間を有効活用できる。
また、支持41及び扉42が図5に示すように汎用パレット1の側面に沿ってその外方に位置されるので、支持41及び扉42による汎用パレット1の積載面積の低減を防止することができると共に、段積み治具体4が汎用パレット1の前後面から突出する寸法を垂直支柱部41aの直径寸法(例えば58mm)に抑えることができると共に、両側面から突出する寸法をパレット当接部41bの板厚寸法(例えば8mm)に抑えることができる。これによって、上述した幅寸法1100mm、奥行き寸法900mm或いは幅寸法1100mm、奥行き寸法1100mmの汎用パレット1に段積み治具体4を組み込んだ場合でも、車輌の荷台上に2列配置することができる。
パレット落下防止部材41cは、図6に示すように、パレット段積み治具3に上段の汎用パレット1を載置した際に汎用パレット1を支持する支持部41cと、この支持部41cから上方へ突出されて汎用パレット1が水平方向に移動することを制限する係止部41c とからなっている。支持部41cは、水平支柱部41aに溶接され、水平支柱部41aの上端と同じ高さの上面を有して中央側に延びている。パレット落下防止部材41cは、水平支柱部41aに前後一対で設置されている。係るパレット落下防止部材41cの構成によって、上段に載置される汎用パレット1の支持及び落下防止を確実に図ることができる。
42は、一側が支持41にヒンジ機構5を介して回動可能に取付けられ、他側が他の段積み治具体4の支持41に組み合わせ機構6を介して係着される。扉42の幅寸法は、汎用パレット1の幅寸法より若干小さく設定されている。
ヒンジ機構5は、図7に示すように、支柱側ヒンジ51、扉側ヒンジ52、ヒンジ回転軸53及びC型止め輪54から構成されている。
支柱側ヒンジ51は、一側端部が支柱部材41aに溶接により固定され、他側の遊端部に軸係止穴を有している。扉側ヒンジ52は、一側端部が扉42に溶接により固定され、他側の遊端部に軸係止穴を有している。回転軸53は、下方から扉側ヒンジ52及び支柱側ヒンジ51の軸係止穴に嵌合され、C型止め輪54で係止されている。これによって、支柱部材41aと扉42とは、支柱側ヒンジ51、ヒンジ回転軸53及び扉側ヒンジ52を介して回動可能に結合されることとなる。
C型止め輪54は、ヒンジ回転軸53が外れないようにするためのものであり、ヒンジ回転軸53の上端部に着脱可能に取付けられている。C型止め輪54を取り外すことにより、支持41と扉42との組み合わせを解除することができる。従って、支持41及び扉42の一方のみが損傷した場合に、その損傷した方のみの交換が容易に行えるため、修繕費用が安価となる。
組み合わせ機構6は、各段積み治具体4に上下に2つ設けられ、図8に示すように、係止レバー61、解除レバー62、横移動ガイド金具63及び上下移動防止金具64から構成されている。係止レバー61、解除レバー62及び横移動ガイド金具63は扉42側に取付けられ、上下移動防止金具64は支持41側に取付けられている。
係止レバー61は、横移動ガイド金具63に横方向に移動可能に支持され、2つの段積み治具体4の組み合わせ時には支柱部材41aの側方まで突出されて係止される。解除レバー62は、係止レバー61に回動可能に取付けられ、係止レバー61が支柱部材41aの側方まで突出された状態を維持及び解除できるようになっている。上下移動防止金具64は、支柱部材41aの側方まで突出された係止レバー61の上下の移動を制限するように設けられている。係る構成によって、2つの段積み治具体4をボックス状に組み合わせ、それを維持及び解除することが可能となる。
本実施形態によれば、次のような効果も奏することができる。
(1)パレット段積み状態でのフォークリフト・ハンドリフト荷役が可能であり、車輌積込み・荷降し・運搬作業の効率化が図れる。
(2)後付け部品等が無くパレット段積み治具3の種類も全て統一されているため、組立て方法が単純であり日常的な脱着を要する運用に適している。
(3)日常的な脱着が容易であることから、パレット段積み治具3の適用範囲を物流の輸送工程のみに限定できるため、既存の構内物流に影響を及ぼさない。
(4)下段パレットの荷姿上面が平滑でない場合にのみ、冶具を適用することで、用途限定による導入台数・投資費用の低減が図れる。
本発明の一実施形態のパレット段積み治具を汎用パレットに装着した状態の斜視図である。 図1のパレット段積み治具を用いて荷物を段積みした状態の斜視図である。 図1のパレット段積み治具の組み込み工程を説明する図である。 図1のパレット段積み治具のパレット装着部の拡大図である。 図1のパレット段積み治具を汎用パレットに装着した状態を説明する図である。 図1のパレット段積み治具のパレット支持部の拡大図である。 図1のパレット段積み治具のヒンジ機構部の拡大図である。 図1の段積み治具体の組み合わせ機構部の拡大図である。 従来の汎用パレットのみによる輸送状態の説明図である。
符号の説明
1…汎用パレット、1a…上面平板部材、1b…スペーサ、1c…底面梁部材、1d…フォークポケット、2…荷物、3…パレット段積み治具、4…段積み治具体、5…ヒンジ機構、6…組み合わせ機構、41…支持体、41a…支柱部材、41b…パレット装着部材、41b…パレット当接部、41b…パレット係止部、41c…パレット落下防止部材、42…扉体、51…支柱側ヒンジ、52…扉側ヒンジ、53…ヒンジ回転軸、54…C型止め輪、61…係止レバー、62…解除レバー、63…横移動ガイド金具、64…上下移動防止金具

Claims (2)

  1. 2つの段積み治具体を組み合わせて構成されると共に積載面を形成する上面部材とこの上面部材の下面に固着されたスペーサとこのスペーサの下面に固着された底面部材とから構成され且つ側面にフォークポケット有する矩形の汎用パレットに装着されて複数の積載場所の荷物を順に積載する輸送環境で用いられるパレット段積み治具であって、
    前記段積み治具体は前記汎用パレットの側方から前記フォークポケットに装着するパレット装着部及び支柱部材を備えた支持体と扉体とから構成され、
    前記支柱部材は、前記汎用パレットの奥行き寸法より僅かに大きな間隔で対向し且つ下端部が前記汎用パレットの前後両側に位置するように前記汎用パレットの側方から組み付けられる2つの垂直支柱部と、この2つの垂直支柱部の上端部を連絡する水平支柱部とを備えた1本の金属パイプで門型に構成され、
    前記パレット装着部材は、前記垂直支柱部の直径寸法より小さい板厚寸法で且つこの直径寸法より大きい高さ寸法で形成されてパレット当接部及びパレット係止部を備えた板状部材で構成され、
    前記パレット当接部は、前記垂直支柱部の下端部に固着されており、前記支柱部材が前記汎用パレットに組み付けられた状態で前記汎用パレットの側面に当接して延びるように位置され、
    前記パレット係止部は、前記パレット当接部の先端部から当該パレット当接部の面に交差する方向に突出して形成されており、前記支柱部材が前記汎用パレットに組み付けられた状態で前記フォークポケットに挿入されて前記段積み治具体の荷重を受けるように前記汎用パレットの底面部材に支持され、
    前記扉体は、前記支持体側に折り畳んだ状態から前記支持体に対して直角状態となるように一側が前記支持体に前記ヒンジ機構を介して270°回動可能に取付けられ、他側が他の段積み治具体の支持体に組み合わせ機構を介して係着され
    前記組み合わせ機構は、前記扉体に設けられた係止レバー、解除レバー及び横移動ガイド金具を備えて構成されており、
    前記係止レバーは、2つの前記段積み治具体の組み合わせ時に前記他の段積み治具体の支柱部材に係脱可能となるように、前記水平支柱部の下方に位置して前記横移動ガイド金具に横方向に移動可能に支持され、
    前記解除レバーは、前記係止レバーが前記支柱部材に係止された状態を維持及び解除可能となるように、前記水平支柱部の下方に位置して前記係止レバーに回動可能に取付けられている
    ことを特徴とするパレット段積み治具。
  2. 請求項1において、
    前記パレット段積み治具は2つの同一構造の前記段積み治具体を組み合わせて構成されている
    ことを特徴とするパレット段積み治具
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