JP7298838B2 - 運搬台車 - Google Patents
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Description
このような運搬台車は、操作用のハンドルとして支柱部材を荷受台の角部等に立設して、作業車が支柱部材を持って運搬作業をすることが一般的である。
請求項1に記載の発明は、荷物を積載する荷受台と、前記荷受台に立設される支柱部材と、前記荷受台に設けられ、前記支柱部材を挿入して立設させる支柱保持部と、前記荷受台の下部に配置された複数のキャスターと、を備え、前記支柱部材と前記支柱保持部のいずれか一方には前記支柱部材を前記支柱保持部に挿入する際の挿入方向に沿って長穴が形成され、前記支柱部材と前記支柱保持部の他方には前記長穴の長手方向における第1端と前記長穴の長手方向における前記第1端と反対側に位置される第2端の間を前記長穴と係合して前記長穴に沿って移動する突出部が形成され、前記支柱部材は、前記突出部が前記第1端に位置されたときに前記支柱保持部から上方に抜き出て前記突出部の廻りに回動して傾動可能とされ、かつ前記突出部が前記第2端に位置されたときに前記支柱保持部の挿入が完了して立設される運搬台車であって、前記支柱部材が前記支柱保持部に挿入されたときに、前記支柱部材と前記支柱保持部とを前記長穴の長手方向における設定された相対位置で保持する係止部材を備え、前記支柱部材には第1穴部が形成されるとともに、前記支柱保持部には前記第1穴部と対応する第2穴部が形成されていて、前記第1穴部と前記第2穴部とは前記支柱部材が前記支柱保持部に挿入された状態で互いに重なり合って係合部を形成するように構成され、前記係止部材が前記係合部と係合することにより、前記支柱部材と前記支柱保持部とが前記長穴の長手方向における設定された相対位置で保持され、前記係止部材は、前記第1穴部と前記第2穴部を係止する係止部を備えたプランジャ部材であることを特徴とする。
その結果、支柱部材によって安定的かつ効率的に運搬作業をすることができる。
また、係止部材が、第1穴部と第2穴部を係止する係止部を備えたプランジャ部材であるので、人手を介することなく係止部を容易かつ効率的に係合部に係合させることができる。
ここで、プランジャ部材とは、バネ等の付勢部材やエア等の駆動源によって係合部が進退する部材である。
その結果、運搬台車による作業を安定して行うことができる。
また、支柱部材、支柱保持部に対して、第1穴、第2穴を新たに形成する必要がなく、運搬台車のコストを削減することができる。
また、支柱部材の下側面が荷受台の下面と同一又は下面よりも高い位置に位置されるので、例えば、フォークリフトのフォークを荷受台の下側に差込んで運搬台車を持ち上げても、運搬台車を持ち上げる際の力が傾動された支持部材に付加されることがなく支柱部材が損傷するのを抑制することができる。
また、複数の運搬台車を重ね合わせることにより運搬台車を保管するスペースを小さくすることができる。
ここで、キャスター収容部とは、他の運搬台車のキャスターを収容するために荷受台に形成された部位であり、例えば、凹部、ガイド部材、貫通孔等、種々の形態とされてもよい。
また、他の運搬台車とは、同タイプの運搬台車の他、キャスターの前後方向位置、幅、キャスターのサイズ等が同等であればよく、重ね合せて積載することが可能であれば他社メーカーの運搬台車であってもよい。
以下、図1から図9を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
図1、図2は、本発明の第1実施形態に係る運搬台車の概略構成を説明する図であり、図1は、支柱部材を立設させた状態を示す斜視図であり、図2は、支柱部材を傾動させた状態を示す斜視図である。また、図3、図4は運搬台車の概略構成を説明する側面図、正面図を示している。また、図5は、運搬台車の概略構成を説明する概略構成図であり、図5(A)は運搬台車の平面図であり、図5(B)は図5(A)において矢視VB-VBで示す側面から見た概念図である。また、図6は、支柱部材及び支柱保持部の概略構成を説明する図であり、図6(A)は支柱部材が立設された状態を側面から見た図であり、図6(B)は図6(A)において矢視VIB-VIBで示す正面から見た縦断面図である。また、図7は、差込みピン(係止部材)の概略構成を説明する概念図である。
そして、立設した支柱部材20を手摺りにして、積載した荷物を、キャスター17によって運搬可能とされている。
キャスター17は、例えば、自由輪キャスター171と、固定輪キャスター172とを備えている。
そして、車輪支持部17Bは、車輪部17Aを回転可能に支持するとともに、鉛直方向に形成された回転軸(不図示)の廻りに車輪部17Aを回動可能に構成されている。
また、自由輪キャスター171(17)は、荷受台10の前方側F、及び後方側Rに配置されている。
そして、車輪支持部17Cは、車輪部17Aを回転可能に支持するとともに車輪部17Aを一定方向(前進、後退)のみに移動可能に保持する構成されている。
また、固定輪キャスター172(17)は、車輪部17Aを進行方向に向けて荷受台10の中央部に配置されている。
また、荷受台10における自由輪キャスター171、固定輪キャスター172の配置は任意に設定することが可能である。
また、荷受台10には、荷物を積載する荷受面(荷受台上面)10Aと下面10Bが形成されている。
また、荷受台10の下面10Bは、例えば、枠部材よりも下側に位置される面とされている。
キャスター収容部10Uは、例えば、荷受面(上面)10Aをなすアルミニウム合金製板に形成され平面視して四角形に開口する孔が、荷受台10の下面10Bをなすアルミニウム合金製板に到達する深さ(寸法)まで形成された凹部(空間)によって構成されている。
また、キャスター収容部10Uの前後方向長さ及び幅は、キャスター171(17)が前後方向を向いていなくても収容可能に形成されている。
キャスターガイド部材10Gは、例えば、ガイド部材本体10Cと、ガイド部材本体10Cに形成されキャスター171(17)を収納可能に形成されたガイド凹部10Dとを備えている。
そして、キャスターガイド部材10Gのガイド凹部10Dに、固定輪キャスター172(17)を収容可能とされている。
そして、支持部材傾動ストッパ(傾動位置設定部)18は、傾動された支柱部材20の自由端20F側を支持して、支柱部材20の姿勢、上側面20A及び下側面20Bのたかさを設定するように構成されている。
また、支柱保持部12の上部には、例えば、角材において荷受台10の側面側に位置される対向する壁部に挿入穴12Hを跨ぐように支柱部材係止ボルト(突出部)13が配置されている。
そして、支柱部材20は、支柱保持部12の挿入穴12Hに挿入されることで、荷受台10に対して立設されるようになっている。
長穴22は、図6に示すように、支柱部材自由端20F側が上端部(第2穴部)22Bとされ、支柱保持部12側が下端側(第1穴)22Aとされている。
また、支柱部材係止ピン13が上端側(第2端部)22Bと当接した場合に、支柱部材20は支柱保持部12への挿入が完了するように構成されている。
そして、図6に示すように、係合部に差込みピン(係止部材)15が差込まれることで支柱保持部12と支柱部材20とが係止するようになっている。
図7は、第1実施形態に係る差込みピン(係止部材)の概略構成を説明する概念図である。図において、符号15は差込みピン(係止部材)を、符号15Aは差込みピン本体を、符号15Aは差込みピン本体を、符号15Bは折曲がり部(係合維持部)を、符号15Cは回動軸を示している。
折曲がり部(係合維持部)15Bは、軸部材からなり、回動軸15Cを介して差込みピン本体15Aの他端側に軸支されている。
図8は、支柱部材の動作の概略を説明する概念図であり、図8(A)は支柱部材が水平方向に傾動された状態を、図8(B)は支柱部材が立設された状態を、図8(C)は支柱部材を支柱保持部に収容する状態を、図8(D)は係合部に差込みピン(係止部材)を係合させた状態を示す図である。なお、図8(A)~図8(D)において示す断面は、図7と同様である。
これにより、支柱部材20は下降端まで挿入され、長穴22の下端部(第1端、第1穴部)22Aと、支柱保持部12の支柱係止穴(第2穴)14が重なり合って係合部を構成する。
図9は、第1実施形態に係る運搬台車が重ね合わせて積載した状態の概略を説明する斜視図である。
その結果、使用していない複数の運搬台車100が発生した場合に、運搬台車100を積載することで、運搬台車100の保管スペースを小さくすることができる。
また、支柱部材20が不意に支柱保持部12内に下降することがないので、安定して運搬作業を安定して行うことができる。
その結果、支柱部材を手に持って操作する場合に、運搬台車を安定して移動させることができる。
その結果、運搬台車100による作業を安定的かつ安全に行うことができる。
以下、図10を参照して、第1実施形態の第1変形例に係る運搬台車について説明する。
図10は、第1実施形態の第1変形例に係る運搬台車の概略構成を説明する正面から見た図である。
図10において、符号100Aは運搬台車を、符号12は支柱保持部を、符号20は支柱部材を、符号20Aは支柱部材を倒した状態における上側面を、符号20Bは支柱部材を倒した状態における下側面を示している。
運搬台車100Aは、例えば、支柱保持部12に形成される支柱部材20を傾動させて倒す側に形成される凹部(図6(A)に示す12C参照)の底部、及び支柱部材係止ボルト(突出部)13が、第1実施形態よりも低い位置に配置されている。
その他は、第1実施形態と同様であるので同じ符号を付して説明を省略する。
以下、図11を参照して、第1実施形態の第2変形例に係る運搬台車について説明する。
図11は、第1実施形態の第2変形例に係る運搬台車の概略構成を説明する正面から見た図である。
図11において、符号100Bは運搬台車を、符号12は支柱保持部を、符号20は支柱部材を、符号20Aは支柱部材を倒した状態における上側面を、符号20Bは支柱部材を倒した状態における下側面を示している。
運搬台車100Bは、例えば、支柱保持部12に形成される支柱部材20を傾動させて倒す側に形成される凹部(図6(A)に示す12C参照)の底部、及び支柱部材係止ボルト(突出部)13が、第1実施形態よりも高い位置に配置されている。
その他は、第1実施形態と同様であるので同じ符号を付して説明を省略する。
以下、図12を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。
図12は、本発明の第2実施形態に係る運搬台車の支柱保持部の概略構成を説明する縦断面図である。
図12において、符号200は運搬台車を、符号212は支柱保持部を、符号220は支柱部材を、符号212Hは長穴を、符号212Aは長穴の上端部(第1端)を、符号212Bは長穴の下端部(第2端)を、符号224は支柱被係止穴(第1穴)を、符号213は支柱部材係止ピン(突出部)を、符号214は支柱係止穴(第2穴)を、符号30はプランジャ部材(係止部材)を、符号32は係止ピン(係止部)を示している。
運搬台車200は、第1実施形態における支柱保持部212、支柱部材20に代えて、支柱保持部212、支柱部材220とを備えた構成とされている。
長穴212Hには、上端部(第1端)212Aと、下端部(第2端)212Bが形成されている。
また、支柱保持部212の長穴212Hの上側には、支柱係止穴(第2穴)214が形成されている。
支柱部材係止ピン(突出部)213は、長穴212H内に挿入されて、長穴212Hと係合可能であれば任意のピン部材を適用することが可能である。
また、支柱部材220には、支柱部材220が立設された状態で、支柱係止穴(第2穴)214と重なり合う位置に支柱被係止穴(第1穴)224が形成されている。
そして、コイルバネ(付勢部材)31の付勢力によって係止ピン(係止部)32が進退する構成とされている。
その他は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
なお、支柱部材220と支柱保持部212との係合は、人手によって解除する構成としてもよい。
以下、図13を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。
図13は、本発明の第3実施形態に係る運搬台車の概略構成を説明する平面図である。
図13において、符号300は運搬台車を、符号10は荷受台を、符号312は支柱保持部を、符号313は支柱部材係止ボルト(突出部)を、符号320は支柱部材を示している。
運搬台車300は、支柱保持部312が荷受台10の前方側Fの端部及び後方側Rの端部に、幅方向における中央寄りの途中位置に配置されている。
また、荷受台10には、長手方向に沿って、支柱部材320を格納する凹部(不図示)が形成されている。
その他は、第1実施形態、第2実施形態と同様であるので説明を省略する。
例えば、上記実施形態においては、支柱部材20の長手方向に沿って長穴22が形成され、支柱保持部12に支柱部材係止ボルト(突出部)13が配置されている場合について説明したが、支柱保持部12の上下方向に沿って長穴が形成され、支柱部材20に支柱部材係止ボルト(突出部)等が配置された構成としてもよい。
例えば、係合部材が駆動源により駆動するシリンダー(エアー、油圧駆動等)であってもよい。
10A 荷受面(荷受台上面)
10B 荷受台下面
10U、10V キャスター収容部
12、212、312 支柱保持部
12C 凹部
12H 挿入穴
13、313 支柱部材係止ボルト(突出部)
14 支柱係止穴(第2穴)
15 差込みピン(係止部材)
15A 差込みピン本体
15B 折曲がり部(係合維持部)
17 キャスター
171 自由輪キャスター
172 固定輪キャスター
17A 車輪(キャスター)
17B、17C 車輪支持部(キャスター)
18 支持部材傾動ストッパ(傾動位置設定部)
20 支柱部材
20A 支持部上側面(傾動状態)
20B 支持部下側面(傾動状態)
20F 支柱部材自由端
22 長穴
22A 長穴の下端部(第1端、第1穴部)
22B 長穴の上端部(第2端)
30 プランジャ部材(係止部材)
31 コイルバネ(付勢部材)
32 係止ピン(係止部)
212 支柱保持部
212H 長穴
212A 長穴の上端部(第1端)
212B 長穴の上端部(第2端)
213 支柱部材係止ピン(突出部)
214 支柱係止穴(第2穴)
220 支柱部材
224 支柱被係止穴(第1穴)
100、100A、100B、200、300 運搬台車
Claims (6)
- 荷物を積載する荷受台と、
前記荷受台に立設される支柱部材と、
前記荷受台に設けられ、前記支柱部材を挿入して立設させる支柱保持部と、
前記荷受台の下部に配置された複数のキャスターと、
を備え、
前記支柱部材と前記支柱保持部のいずれか一方には前記支柱部材を前記支柱保持部に挿入する際の挿入方向に沿って長穴が形成され、
前記支柱部材と前記支柱保持部の他方には前記長穴の長手方向における第1端と前記長穴の長手方向における前記第1端と反対側に位置される第2端の間を前記長穴と係合して前記長穴に沿って移動する突出部が形成され、
前記支柱部材は、前記突出部が前記第1端に位置されたときに前記支柱保持部から上方に抜き出て前記突出部の廻りに回動して傾動可能とされ、かつ前記突出部が前記第2端に位置されたときに前記支柱保持部の挿入が完了して立設される運搬台車であって、
前記支柱部材が前記支柱保持部に挿入されたときに、前記支柱部材と前記支柱保持部とを前記長穴の長手方向における設定された相対位置で保持する係止部材を備え、
前記支柱部材には第1穴部が形成されるとともに、前記支柱保持部には前記第1穴部と対応する第2穴部が形成されていて、前記第1穴部と前記第2穴部とは前記支柱部材が前記支柱保持部に挿入された状態で互いに重なり合って係合部を形成するように構成され、
前記係止部材が前記係合部と係合することにより、前記支柱部材と前記支柱保持部とが前記長穴の長手方向における設定された相対位置で保持され、
前記係止部材は、前記第1穴部と前記第2穴部を係止する係止部を備えたプランジャ部材である
ことを特徴とする運搬台車。 - 荷物を積載する荷受台と、
前記荷受台に立設される支柱部材と、
前記荷受台に設けられ、前記支柱部材を挿入して立設させる支柱保持部と、
前記荷受台の下部に配置された複数のキャスターと、
を備え、
前記支柱部材と前記支柱保持部のいずれか一方には前記支柱部材を前記支柱保持部に挿入する際の挿入方向に沿って長穴が形成され、
前記支柱部材と前記支柱保持部の他方には前記長穴の長手方向における第1端と前記長穴の長手方向における前記第1端と反対側に位置される第2端の間を前記長穴と係合して前記長穴に沿って移動する突出部が形成され、
前記支柱部材は、前記突出部が前記第1端に位置されたときに前記支柱保持部から上方に抜き出て前記突出部の廻りに回動して傾動可能とされ、かつ前記突出部が前記第2端に位置されたときに前記支柱保持部の挿入が完了して立設される運搬台車であって、
前記支柱部材が前記支柱保持部に挿入されたときに、前記支柱部材と前記支柱保持部とを前記長穴の長手方向における設定された相対位置で保持する係止部材を備え、
前記支柱部材には第1穴部が形成されるとともに、前記支柱保持部には前記第1穴部と対応する第2穴部が形成されていて、前記第1穴部と前記第2穴部とは前記支柱部材が前記支柱保持部に挿入された状態で互いに重なり合って係合部を形成するように構成され、
前記係止部材が前記係合部と係合することにより、前記支柱部材と前記支柱保持部とが前記長穴の長手方向における設定された相対位置で保持され、
前記係止部材は、前記係合部との係合を維持する係合維持部を備えている
ことを特徴とする運搬台車。 - 請求項2に記載の運搬台車であって、
前記係止部材は、
前記係合部に挿通されるピン部材である
ことを特徴とする運搬台車。 - 荷物を積載する荷受台と、
前記荷受台に立設される支柱部材と、
前記荷受台に設けられ、前記支柱部材を挿入して立設させる支柱保持部と、
前記荷受台の下部に配置された複数のキャスターと、
を備え、
前記支柱部材と前記支柱保持部のいずれか一方には前記支柱部材を前記支柱保持部に挿入する際の挿入方向に沿って長穴が形成され、
前記支柱部材と前記支柱保持部の他方には前記長穴の長手方向における第1端と前記長穴の長手方向における前記第1端と反対側に位置される第2端の間を前記長穴と係合して前記長穴に沿って移動する突出部が形成され、
前記支柱部材は、前記突出部が前記第1端に位置されたときに前記支柱保持部から上方に抜き出て前記突出部の廻りに回動して傾動可能とされ、かつ前記突出部が前記第2端に位置されたときに前記支柱保持部の挿入が完了して立設される運搬台車であって、
前記支柱部材が前記支柱保持部に挿入されたときに、前記支柱部材と前記支柱保持部とを前記長穴の長手方向における設定された相対位置で保持する係止部材を備え、
前記支柱部材には第1穴部が形成されるとともに、前記支柱保持部には前記第1穴部と対応する第2穴部が形成されていて、前記第1穴部と前記第2穴部とは前記支柱部材が前記支柱保持部に挿入された状態で互いに重なり合って係合部を形成するように構成され、
前記係止部材が前記係合部と係合することにより、前記支柱部材と前記支柱保持部とが前記長穴の長手方向における設定された相対位置で保持され、
前記第1穴部が前記支柱部材に形成された長穴の下端部により構成され、又は前記第2穴部が前記支柱保持部に形成された長穴の上端部により構成されている
ことを特徴とする運搬台車。 - 荷物を積載する荷受台と、
前記荷受台に立設される支柱部材と、
前記荷受台に設けられ、前記支柱部材を挿入して立設させる支柱保持部と、
前記荷受台の下部に配置された複数のキャスターと、
を備え、
前記支柱部材と前記支柱保持部のいずれか一方には前記支柱部材を前記支柱保持部に挿入する際の挿入方向に沿って長穴が形成され、
前記支柱部材と前記支柱保持部の他方には前記長穴の長手方向における第1端と前記長穴の長手方向における前記第1端と反対側に位置される第2端の間を前記長穴と係合して前記長穴に沿って移動する突出部が形成され、
前記支柱部材は、前記突出部が前記第1端に位置されたときに前記支柱保持部から上方に抜き出て前記突出部の廻りに回動して傾動可能とされ、かつ前記突出部が前記第2端に位置されたときに前記支柱保持部の挿入が完了して立設される運搬台車であって、
前記支柱部材が前記支柱保持部に挿入されたときに、前記支柱部材と前記支柱保持部とを前記長穴の長手方向における設定された相対位置で保持する係止部材を備え、
前記支柱部材には第1穴部が形成されるとともに、前記支柱保持部には前記第1穴部と対応する第2穴部が形成されていて、前記第1穴部と前記第2穴部とは前記支柱部材が前記支柱保持部に挿入された状態で互いに重なり合って係合部を形成するように構成され、
前記係止部材が前記係合部と係合することにより、前記支柱部材と前記支柱保持部とが前記長穴の長手方向における設定された相対位置で保持され、
前記支柱部材が傾動されたときに、前記支柱部材の自由端側を支持して前記支柱部材の傾動停止位置を設定する傾動位置設定部を備え、
前記支柱部材は、
前記傾動位置設定部に支持された状態で上側面が前記荷受台の荷受面の上面よりも低い位置に位置されるとともに、下側面が前記荷受台の下面と同一又は前記下面よりも高い位置に位置される
ことを特徴とする運搬台車。 - 請求項1~5のいずれか一項に記載の運搬台車であって、
前記荷受台には、
他の運搬台車を上下方向に重ね合わせたときに、上側に配置される運搬台車のキャスターが収容されるキャスター収容部が形成されている
ことを特徴とする運搬台車。
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