JP3020126U - 折畳式ハンドカート - Google Patents

折畳式ハンドカート

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JP3020126U
JP3020126U JP1995007703U JP770395U JP3020126U JP 3020126 U JP3020126 U JP 3020126U JP 1995007703 U JP1995007703 U JP 1995007703U JP 770395 U JP770395 U JP 770395U JP 3020126 U JP3020126 U JP 3020126U
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種夫 若松
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 引き手ハンドルがいずれの方向の力が加わっ
ても折れ曲がることなく使用でき、また、バッグを装着
したままでも折畳が可能となす。 【構成】 本体枠の下部に荷台枠の一端側を、上部に引
き手ハンドル枠の下部を夫々枢着し、本体枠1の下端両
側に車輪を取り付けてなる折畳式ハンドカートにおい
て、引き手ハンドル枠をその両側辺が本体枠の上辺の荷
台枠側を通るように配し本体枠に枢着し、引き手ハンド
ル枠の枢着部位よりさらに下方部位には両端を連結する
連結パイプを固定し、この連結パイプ内には先端を本体
枠に設けた係止孔内にまで差し込むことのできる一対の
係止摺動体と、この係止摺動体を両側方に向けて付勢す
るスプリングとを収納し、両係止摺動体には連結パイプ
より外方に貫出する操作片部を夫々連設してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、立てた本体枠の下部に荷台枠の一端側を軸で、上部に引き手ハンド ル枠の下部を軸で夫々枢着し、該本体枠の下端両側には車輪を取り付けて構成し 、不使用時にはコンパクトに折り畳んでおき、使用時に本体枠と荷台枠とを直交 状となすことができるようになした、折畳式ハンドカートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、立てた本体枠1の下部に荷台枠2の一端側を軸3で、上部に引き手ハン ドル枠6の下部を軸7で夫々枢着し、該本体枠1の下端両側には車輪4,4を取 り付けてなる折畳式ハンドカートが種々提案されている。
【0003】 上記従来の、具体例は「図5」に示すようになっており、立てた本体枠1の下 部に荷台枠2の一端側を軸3で枢着し、荷台枠2は矢印P1方向に回動可能とな してある。
【0004】 そして、該本体枠1の下端両側には車輪4,4を取り付け、上記荷台枠2の他 端側には荷台足枠5の一端を軸9で枢着してあり、この荷台足枠5は矢印P2方 向に回動可能となしてある。
【0005】 また、本体枠1の上部には引き手ハンドル枠6の下端部が軸7で枢着され、こ の引き手ハンドル枠6は矢印P3方向に回動可能となしてある。
【0006】 したがって、「図5」実線で示す状態より、荷台枠2・荷台足枠5・引き手ハ ンドル枠6を夫々一点鎖線で示す状態を経て矢印P1,P2,P3方向に回動す ると、高さ方向は略半分の寸法に、図左右方向の寸法は偏平(少なくとも車輪4 の直径より薄い寸法)となすことができるものである。
【0007】 なお、上記引き手ハンドル枠6の下部は、本体枠1の上辺1cの荷台枠2とは 反対側(「図5」右側)を通り、該上辺1cの下方部位で本体枠1の内側に枢着 してある。したがって、この引き手ハンドル枠6は矢印P3方向へは回動できる が、図に実線で示す状態から、矢印P3と反対方向への回動は該引き手ハンドル 枠6の一部が本体枠1の上辺1c等に衝合して回動不可能となるようになしてあ る。
【0008】 したがって、「図5」従来例では、荷台枠2に図示しない荷物を載せ、図に実 線で示した状態のまま全体を上方が図の右側に傾くように傾斜させ、車輪4を床 面F上等を転動させて曳行することができるようになしてある。なおこの曳行状 態では、本体枠1と引き手ハンドル枠6とは、一端が軸7で枢着され、その上方 部位を上辺1cで係止されるので、本体枠1に荷重が加わり、引き手ハンドル枠 6の上辺を力点として握持しても、本体枠1と引き手ハンドル枠6とが途中で折 れ曲がることなく使用できるものである。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の折畳式ハンドカートは、通常曳行時の荷物の荷重に対して 本体枠1と引き手ハンドル枠6とが折れ曲がらないようになしてあるが、反対方 向に力を加えると、すなわち「図5」実線に示す状態で、荷台枠2に荷物が載っ ていると仮定し、引き手ハンドル枠6の上辺を握持して図に破線で示す方向(図 右側)に引くと、引き手ハンドル枠6は本体枠1に対して折れ曲がってしまうと いう課題を有している。
【0010】 もっとも、上記課題は別途図示しない本体枠1と引き手ハンドル枠6との係止 具を付設することで解決できるが、折り畳みに際して引き手ハンドル枠6を荷台 枠2と反対側に倒すように折り曲げるのが有利であるとは限らない。すなわち、 この種折畳式ハンドカートにバッグを予め装着する使用方法があるが、この場合 は、引き手ハンドル枠6を荷台枠2と反対側に倒すにはバッグを取り外さないと 折り畳むことができず煩雑であるという課題を有している。
【0011】 そこで、本考案は上記課題に鑑みなされたもので、引き手ハンドル枠6に加わ る力が、本体枠1に対していずれの方向であっても、この本体枠1と引き手ハン ドル枠6との連結部が折れ曲がることなく使用できる折畳式ハンドカートを提供 することを目的としたものである。
【0012】 また、本考案はバッグを装着したままでも折り畳みが可能な折畳式ハンドカー トを提供することを目的としたものである。
【0013】 上記の目的に沿い、先述実用新案登録請求の範囲を要旨とする本考案の構成は 前述課題を解決するために、立てた本体枠1の下部に荷台枠2の一端側を軸3で 、上部に引き手ハンドル枠6の下部を軸7で夫々枢着し、該本体枠1の下端両側 には車輪4,4を取り付けてなる折畳式ハンドカートにおいて、 上記引き手ハンドル枠6を、この引き手ハンドル枠6が直立した際にその両側 辺6a,6bが本体枠1の上辺1cの荷台枠2側を通るように配し、この引き手 ハンドル枠6の両側辺6a,6b下部を軸7で本体枠1の両側辺1a,1bの上 部に枢着し、 上記引き手ハンドル枠6の上記軸7よりさらに下方部位には両端を連結する連 結パイプ8を固定し、この連結パイプ8内には先端を本体枠1の両側辺1a,1 bに設けた係止孔11,11内にまで差し込むことのできる一対の係止摺動体1 2,12を摺動可能に収納し、また、この連結パイプ8内には両係止摺動体12 ,12を両側方に向けて付勢するスプリング13を収納し、この両係止摺動体1 2には操作片部12aを夫々連設し、この操作片部12aを連結パイプ8の長手 方向に設けた案内長孔8aより外方に貫出するようになしたことを特徴とする技 術的手段を講じたものである。
【0014】 また、「請求項2」の考案は、立てた本体枠1の下部に荷台枠2の一端側を軸 3で、上部に引き手ハンドル枠6の下部を軸7で夫々枢着し、該本体枠1の下端 両側には車輪4,4を取り付けてなる折畳式ハンドカートにおいて、 上記引き手ハンドル枠6を、この引き手ハンドル枠6が直立した際にその両側 辺6a,6bが本体枠1の上辺1cの荷台枠2側を通るように配し、この引き手 ハンドル枠6の両側辺6a,6b下部を軸7で本体枠1の両側辺1a,1bの上 部に枢着し、 上記引き手ハンドル枠6の上記軸7よりさらに下方部位には両端を連結する連 結パイプ8を固定し、この連結パイプ8内には先端を本体枠1の両側辺1a,1 bに設けた係止孔11,11内にまで差し込むことのできる一対の係止摺動体1 2,12を摺動可能に収納し、また、この連結パイプ8内には両係止摺動体12 ,12を両側方に向けて付勢するスプリング13を収納し、この両係止摺動体1 2には操作片部12aを夫々連設し、この操作片部12aを連結パイプ8の長手 方向に設けた案内長孔8aより外方に貫出するようになし、 上記荷台枠2上には可曲性の生地で製造したバッグ20を載せ、このバッグ2 0の適所を本体枠1、荷台枠2、引き手ハンドル枠6等に連結してなることを特 徴とした技術的手段を講じたものである。
【0015】
【作用】
それ故、本考案折畳式ハンドカートは、引き手ハンドル枠6を本体枠1の上辺 1cに当接するまでに起立させ、本体枠1の延長線に一致させると、連結パイプ 8内の係止摺動体12,12はスプリング13の付勢力で、その先端を本体枠1 の両側辺1a,1bに設けた係止孔11,11内にまで差し込み、該引き手ハン ドル枠6と本体枠1とは、軸7と、この軸より所定の距離を有した位置にある係 止摺動体12,12と、前記本体枠1の上辺1cへの当接とで三点支承状に支承 され、両者は一体化してどのような方向の力が加わっても折れ曲がらないように 作用する。
【0016】 そこで、本考案折畳式ハンドカートを折り畳む際は、荷台枠2は軸3で、荷台 足枠5は軸9で夫々枢着されているので、該荷台枠2は「図2」「図3」に示す ように矢印P1,P2方向に回動させることで折り畳めるのは従来と同じである 。
【0017】 そして、引き手ハンドル枠6を折り畳むには、操作片部12a,12aによっ て両係止摺動体12,12をスプリング13の付勢力に抗して中央側に移動させ る。すると、係止摺動体12,12の係止孔11,11への係入が脱着されるの で、前記軸7と、この軸7より所定の距離を有した位置にある係止摺動体12, 12と、前記本体枠1の上辺1cへの当接との三点支承は、前記軸7と、本体枠 1の上辺1cへの当接との二点支承状の支承となり、上辺1cより離れる方向へ の、すなわち、「図2」「図3」の矢印P3方向への回動が可能となる作用を呈 する。
【0018】 また、「請求項2」は予めバッグ20を装着してあるが、このバッグ20は可 曲性の生地で製造してあるので、荷台枠2と引き手ハンドル枠6との回動によっ て「図3」に一点鎖線で示すように押し潰され、該荷台枠2と引き手ハンドル枠 6と共に偏平に折り畳まれる作用を呈するものである。
【0019】
【実施例】
次に、本発明の実施例を添附図面に従って説明すれば以下の通りである。図中 、1が立てた本体枠で、この立てた本体枠1の下部に荷台枠2の一端側を軸3で 、上部に引き手ハンドル枠6の下部を軸7で夫々枢着し、該本体枠1の下端両側 には車輪4,4を取り付けてなるのは従来と同じである。
【0020】 上記本体枠1は通常円形パイプを逆U字状に折り曲げて構成し、下端を連結パ イプ1dで連結して方形の枠となしてある。そして、この本体枠1の左右から車 輪4,4の図示しない車軸を上記連結パイプ1d内に挿入固定して車輪4,4を 取り付けてある。
【0021】 また、上記荷台枠2も、本実施例では円形パイプをU字状に折り曲げて構成し 、その一端側(U字状の開口側先端側)を本体枠1の両側辺1a,1bの下部内 側に位置させて、軸3で本体枠1に枢着してある。なお、この軸3は図示例で一 連のものを一本使用しているが、荷台枠2の両側に夫々別個の短い軸を使用して も良いのは無論である。
【0022】 上記荷台枠2は、この荷台枠2の先端に或は本体枠1に固定したストッパー3 0で、本体枠1に直角の状態で回動が停止するようになし、本体枠1と直交状態 より矢印P1方向に90度未満で回動可能となしてあるのは従来と同じである。 なお、この回動範囲を限定するには、従来行なわれているように、荷台枠2の一 端側(U字状の開口側先端側)を本体枠1の両側辺1a,1bの下部に軸3で枢 着する部分を押し潰す部分の形状を適宜に設定することで実現するようになして もよいし、後記するバッグ20を取り付ける場合はストッパー30等は省略して もバッグ20自体でこの回動範囲を限定することも可能である。
【0023】 また、荷台枠2の他端側には荷台足枠5が設けられている。この荷台足枠5は 、荷台枠2の他端側が床面Fより所定の高さを保ち、この荷台枠2が水平状態と なるようになすためのもので、荷台枠2に固定して設けても良いが、図示例では 、該荷台足枠5も円形パイプをU字状に折り曲げて構成し、荷台枠2の下方から その一端側(U字状の開口側先端側)を、荷台枠2の両側辺2a,2bの内側に 位置させて軸9で荷台枠2に枢着することで、ある回動位置で該荷台足枠5の両 側辺5a,5bが荷台枠2の一端辺2cの下端部位に衝合して回動が停止するよ うになしてある。すなわち、荷台枠2上に荷物を載せて荷重が加わっても所定回 動位置以上には回動しないようになしてある。
【0024】 そして、上記引き手ハンドル枠6は、上記本体枠1の両側辺1a,1bの上部 に軸7で枢着してあるのは従来と同じであるが、従来この引き手ハンドル枠6は 前記荷台枠2と反対側に向けて折り曲げるようになしてあるが、本考案では逆方 向に折り曲がるようになしてある。
【0025】 すなわち、本考案では上記引き手ハンドル枠6を、この引き手ハンドル枠6が 直立した際にその両側辺6a,6bが本体枠1の上辺1cの荷台枠2側を通るよ うに配し、この引き手ハンドル枠6の両側辺6a,6b下部を軸7で本体枠1の 両側辺1a,1bの上部に枢着してある。具体的には図示例では、本体枠1の両 側辺1a,1bの上部が荷台枠2とは反対方向に折り曲げられ、その上辺1cが この本体枠1の略直径距離分片寄るようになしてある。このように上辺1cを片 寄らせたのは、引き手ハンドル枠6を取り付けるための逃げで、上辺1cが荷台 枠2と反対側に片寄らせて、本体枠1と引き手ハンドル枠6とが略同一平面上に 直立できるようになしてある。
【0026】 なお、上記上辺1cを片寄らせたのに代え、引き手ハンドル枠6の下端部を曲 げて本体枠1の上辺1cを避けて、その下端を両側辺1a,1bの上部に枢着し てもよいものである。
【0027】 そして、上記引き手ハンドル枠6の上記軸7よりさらに下方部位には両端を連 結する連結パイプ8を固定し、この連結パイプ8内には先端を本体枠1の両側辺 1a,1bに設けた係止孔11,11内にまで差し込むことのできる一対の係止 摺動体12,12を摺動可能に収納し、また、この連結パイプ8内には両係止摺 動体12,12を両側方に向けて付勢するスプリング13を収納し、この両係止 摺動体12には操作片部12aを夫々連設し、この操作片部12aを連結パイプ 8の長手方向に設けた案内長孔8aより外方に貫出するようになしてある。
【0028】 すなわち、本考案は引き手ハンドル枠6が本体枠1の上辺1cの荷台枠2側を 通るように設定したので、軸7で枢着した該引き手ハンドル枠6の上辺6cを「 図1」乃至「図3」の右方向に引くと、その両側辺6a,6bは本体枠1の上辺 1cに衝合して折れ曲がらないが、引き手ハンドル枠6の上辺6cを力点として 握持し本体枠1を上方が右側に傾くようになすと、図示しない荷物の荷重の一部 が本体枠1に加わり、この荷重の力は見かけ上、該引き手ハンドル枠6の上辺6 cを「図1」乃至「図3」の左方向に引くことになり、この力に抗するようにな したのが、上記両係止摺動体12,12である。
【0029】 そして、上記両係止摺動体12,12は、引き手ハンドル枠6の上記軸7より さらに下方部位に位置し、先端を本体枠1の両側辺1a,1bに設けた係止孔1 1,11内にまで差し込むことのできるようになしてあるので、本体枠1と引き 手ハンドル枠6とは、下方を両係止摺動体12,12で、その上方を軸7で連結 されるので、上記いずれの方向の力を加えても折れ曲がらないようになすことが できるものである。
【0030】 そして、「請求項2」の考案は、上記構成に加え、上記荷台枠2上には可曲性 の生地で製造したバッグ20を載せ、このバッグ20の適所を本体枠1、荷台枠 2、引き手ハンドル枠6等に連結してなる。
【0031】 上記バッグ20は布地、合成樹脂シート 、天然比較等の折り曲げ可能な生地 で製造すればよく、その形状も特に限定される者ではない。そして、このバッグ 20の適所を本体枠1、荷台枠2、引き手ハンドル枠6等に連結するには、両端 をバッグ20に連結する図示しない帯に本体枠1、荷台枠2、引き手ハンドル枠 6の一部を挿通するようになせばよく、この帯は通常一端を縫合等でバッグ20 に固定し、他端はホック等で着脱可能に連結できるようになしてある。なお、図 示例ではこの、バッグ20は単に方形で示してあるが、適宜個所に開口、ファス ナー付き開口、ポケット等を可曲性を阻害しない程度に取り付けても良いのは無 論である。
【0032】
【考案の効果】
本考案は上記のごときであるので、使用時は本体枠1と引き手ハンドル枠6と を一平面上に位置させ、荷台枠2をこれらと直交状態となすことができ、不使用 時は本体枠1と引き手ハンドル枠6とを二つ折状態に、同じく本体枠1と荷台枠 2とを二つ折状態に折り畳める折畳式ハンドカートを提供できるものである。
【0033】 また、本考案は、引き手ハンドル枠6の上記軸7よりさらに下方部位には両端 を連結する連結パイプ8を固定し、この連結パイプ8内には先端を本体枠1の両 側辺1a,1bに設けた係止孔11,11内にまで差し込むことのできる一対の 係止摺動体12,12を摺動可能に収納し、また、このこの連結パイプ8内には 両係止摺動体12,12を両側方に向けて付勢するスプリング13を収納し、こ の両係止摺動体12には操作片部12aを夫々連設し、この操作片部12aを連 結パイプ8の長手方向に設けた案内長孔8aより外方に貫出するようになしてあ るので、本体枠1と引き手ハンドル枠6とを上下二箇所(二箇所づつ合計4箇所 )で連結でき、両者が使用時に折れ曲がらない折畳式ハンドカートを提供できる ものである。
【0034】 また、本考案は引き手ハンドル枠6を荷台枠2側に倒すことができるようにな してあるので、荷台枠2に予め可曲性生地で製造したバッグ20を装着しておい て、このバッグ20を取り外すことなく折り畳むことのできる折畳式ハンドカー トを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案折畳式ハンドカートの一実施例を示す斜
視図である。
【図2】側面図である。
【図3】別の実施態様での側面図である。
【図4】A−A線断面図である。
【図5】従来例側面図である。
【符号の説明】
1 本体枠 1a 側辺 1b 側辺 1c 上辺 2 荷台枠 3 軸 4 車輪 6 引き手ハンドル 6a 側辺 6b 側辺 6c 上辺 7 軸 8 連結パイプ 8a 案内長孔 11 係止孔 12 係止摺動体 13 スプリング 12a 操作片部 20 バッグ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立てた本体枠(1)の下部に荷台枠
    (2)の一端側を軸(3)で、上部に引き手ハンドル枠
    (6)の下部を軸(7)で夫々枢着し、該本体枠(1)
    の下端両側には車輪(4,4)を取り付けてなる折畳式
    ハンドカートにおいて、 上記引き手ハンドル枠(6)を、この引き手ハンドル枠
    (6)が直立した際にその両側辺(6a,6b)が本体
    枠(1)の上辺1cの荷台枠(2)側を通るように配
    し、この引き手ハンドル枠(6)の両側辺(6a,6
    b)下部を軸(7)で本体枠(1)の両側辺(1a,1
    b)の上部に枢着し、 上記引き手ハンドル枠(6)の上記軸(7)よりさらに
    下方部位には両端を連結する連結パイプ(8)を固定
    し、この連結パイプ(8)内には先端を本体枠(1)の
    両側辺(1a,1b)に設けた係止孔(11,11)内
    にまで差し込むことのできる一対の係止摺動体(12,
    12)を摺動可能に収納し、また、この連結パイプ
    (8)内には両係止摺動体(12,12)を両側方に向
    けて付勢するスプリング(13)を収納し、この両係止
    摺動体(12)には操作片部(12a)を夫々連設し、
    この操作片部(12a)を連結パイプ(8)の長手方向
    に設けた案内長孔(8a)より外方に貫出するようにな
    したことを特徴とする折畳式ハンドカート。
  2. 【請求項2】 立てた本体枠(1)の下部に荷台枠
    (2)の一端側を軸(3)で、上部に引き手ハンドル枠
    (6)の下部を軸(7)で夫々枢着し、該本体枠(1)
    の下端両側には車輪(4,4)を取り付けてなる折畳式
    ハンドカートにおいて、 上記引き手ハンドル枠(6)を、この引き手ハンドル枠
    (6)が直立した際にその両側辺(6a,6b)が本体
    枠(1)の上辺1cの荷台枠(2)側を通るように配
    し、この引き手ハンドル枠(6)の両側辺(6a,6
    b)下部を軸(7)で本体枠(1)の両側辺(1a,1
    b)の上部に枢着し、 上記引き手ハンドル枠(6)の上記軸(7)よりさらに
    下方部位には両端を連結する連結パイプ(8)を固定
    し、この連結パイプ(8)内には先端を本体枠(1)の
    両側辺(1a,1b)に設けた係止孔(11,11)内
    にまで差し込むことのできる一対の係止摺動体(12,
    12)を摺動可能に収納し、また、この連結パイプ
    (8)内には両係止摺動体(12,12)を両側方に向
    けて付勢するスプリング(13)を収納し、この両係止
    摺動体(12)には操作片部(12a)を夫々連設し、
    この操作片部(12a)を連結パイプ(8)の長手方向
    に設けた案内長孔(8a)より外方に貫出するようにな
    し、 上記荷台枠(2)上には可曲性の生地で製造したバッグ
    (20)を載せ、このバッグ(20)の適所を本体枠
    (1)、荷台枠(2)、引き手ハンドル枠(6)等に連
    結してなることを特徴とした折畳式ハンドカート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020157841A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 三伸機材株式会社 運搬台車

Cited By (2)

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JP2020157841A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 三伸機材株式会社 運搬台車
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