JP2003128070A - 折り畳み容器のモジュールシステム - Google Patents
折り畳み容器のモジュールシステムInfo
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Abstract
C4を、箱型に組み立てられた状態及び/又は折り畳ま
れた状態で段積みした際に、段積み個数Nを、適宜、調
整することにより、所定の均一な高さに段積みすること
ができるように構成されている折り畳み容器のモジュー
ルシステムに関するものである。 【効果】複数の大きさの異なる折り畳み容器を、箱型に
組み立てられた状態及び/又は折り畳まれた状態で段積
みした際に、段積み個数を、適宜、調整することによ
り、所定の均一な高さに段積みすることができるように
構成したので、段積みされた折り畳み容器の保管効率や
輸送効率が向上する。
Description
々の折り畳み容器を、箱型に組み立てられた状態及び折
り畳まれた状態で、収納効率よく保管或いは輸送するた
めの折り畳み容器のモジュールシステムに関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】従来、箱型に組み立てられた折り畳み容
器の相対する一方の側壁を、底部に重なるように倒し、
次いで、相対するもう一方の側壁を、上記の底部に重ね
られた一方の側壁の上に重ねるように倒すことにより、
高さの低いコンパクトな状態に折り畳むことができるよ
うに構成された種々の大きさの折り畳み容器が知られて
いる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】箱型に組み立てられた
状態の高さ及び折り畳まれた状態の高さは、折り畳み容
器の大きさにより異なっており、このような大きさの異
なる折り畳み容器を、箱型に組み立てられた状態或いは
折り畳まれた状態で、複数個、段積みした際には、段積
みされる折り畳み容器の個数を、どのように調整して
も、従来の折り畳み容器においては、段積み高さを同じ
高さにすることができなかった。従って、折り畳み容器
を、箱型に組み立てられた状態或いは折り畳まれた状態
で段積みし、倉庫やトラックやコンテナー等に収容した
際には、段積み高さが、折り畳み容器の大きさにより異
なるため、保管効率や輸送効率が悪くなるという問題が
あった。 【0004】本発明の目的は、上述した従来の折り畳み
容器が有する課題を解決することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、複数の大きさの異なる折り畳み容器
を、箱型に組み立てられた状態及び/又は折り畳まれた
状態で段積みした際に、段積み個数を、適宜、調整する
ことにより、所定の均一な高さに段積みすることができ
るように構成したものである。 【0006】 【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する
が、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定
されるものではない。なお、大きさの異なる折り畳み容
器について説明するが、折り畳み容器を構成する底部、
長側壁及び短側壁については、便宜的に、それぞれ、同
じ符号1、2a、2bを使用する。 【0007】図1には、本実施例における一番小さな折
り畳み容器C1が、箱型に組み立てられた状態が示され
ており、折り畳み容器C1は、底部1と、相対する一方
の側壁(以下、長側壁という。)2aと、相対するもう
一方の側壁(以下、短側壁という。)2bとから構成さ
れている。また、底部1の裏面には、底部1の裏面より
小さな嵌合段部1aが形成されており、箱型に組み立て
られた状態で、折り畳み容器C1を段積みした際には、
上に位置する折り畳み容器C1の底部1に形成された嵌
合段部1aが、下に位置する折り畳み容器C1の開口部
に嵌合されるとともに、上に位置する折り畳み容器C1
の底部1の裏面が、下に位置する折り畳み容器C1の長
側壁2a及び短側壁2bの上端に載置されるように構成
されている。従って、上に位置する折り畳み容器C1の
下に位置する折り畳み容器C1に対する水平移動が制限
されて、複数の箱型に組み立てられた状態の折り畳み容
器C1を、安定した状態で段積みすることができるよう
に構成されている。 【0008】箱型に組み立てられた状態から、例えば、
長側壁2aを底部1に重ねるように倒し、次いで、短側
壁2bを、底部1に重ねられた長側壁2aの上に重ねる
ように倒すことにより、図2に示されているように、一
番小さな折り畳み容器C1を、高さの低いコンパクトな
状態に折り畳むことができるように構成されている。図
2に示されているように、底部1の四隅には、平面形状
が略L字状の土手部1bが形成されており、折り畳まれ
た状態の折り畳み容器C1を段積みした際には、上に位
置する折り畳み容器C1の底部1に形成された嵌合段部
1aが、下に位置する折り畳み容器C1の底部1に形成
された土手部1bに嵌合され、上に位置する折り畳み容
器C1の下に位置する折り畳み容器C1に対する水平移
動が制限されて、複数の折り畳まれた状態の折り畳み容
器C1を、安定した状態で段積みすることができるよう
に構成されている。 【0009】図1に示されている一番小さな折り畳み容
器C1が箱型に組み立てられた状態の高さ(底部1に形
成された嵌合段部1aの裏面から、長側壁2a或いは短
側壁2bの上端までの高さ)は、H1であり、図2に示
されているように、折り畳まれた状態の高さ(底部1に
形成された嵌合段部1aの裏面から、底部1に形成され
た土手部1bの上面までの高さ)は、h1である。 【0010】図3には、本実施例における二番目に小さ
な折り畳み容器C2が、箱型に組み立てられた状態が示
されており、折り畳み容器C2も、上述した一番小さな
折り畳み容器C1と同様に、底部1と、相対する長側壁
2aと、相対する短側壁2bとから構成されているとと
もに、底部1の裏面には、嵌合段部1aが形成されてお
り、また、底部1の四隅には、平面形状が略L字状の土
手部1bが形成されている。 【0011】図3に示されている二番目に小さな折り畳
み容器C2が箱型に組み立てられた状態の高さは、H2
であり、図4に示されているように、折り畳まれた状態
の高さは、h2である。 【0012】本実施例においては、図3に示されている
箱型に組み立てられた状態の二番目に小さな折り畳み容
器C2の短側壁2bに沿った幅w2は、図1に示されて
いる箱型に組み立てられた状態の一番小さな折り畳み容
器C1の長側壁2aに沿った幅w1’と同じに構成され
ており、また、図3に示されている箱型に組み立てられ
た状態の二番目に小さな折り畳み容器C2の長側壁2a
に沿った幅w2’は、図1に示されている箱型に組み立
てられた状態の一番小さな折り畳み容器C1の短側壁2
bに沿った幅w1の2倍になるように構成されている。
従って、図5に示されているように、箱型に組み立てら
れた状態の二番目に小さな折り畳み容器C2に、2個の
箱型に組み立てられた状態の一番小さな折り畳み容器C
1を段積みすることができる。 【0013】図6及び図7に示されている折り畳み容器
C3は、図3に示されている二番目に小さな折り畳み容
器C2とは、図6に示されているように、箱型に組み立
てられた状態の高さH3及び図7に示されているよう
に、折り畳まれた状態の高さh3が、それぞれ、図3に
示されている二番目に小さな折り畳み容器C2が箱型に
組み立てられた状態の高さH2及び図4に示されている
ように、折り畳まれた状態の高さh2より、高い以外
は、同じ構成である。即ち、図6に示されている折り畳
み容器C3の長側壁2aに沿った幅w3’及び短側壁2
bに沿った幅w3は、図3に示されている折り畳み容器
C3の長側壁2aに沿った幅w2’及び短側壁2bに沿
った幅w2と同じである。以下、便宜的に、この折り畳
み容器C3を、2番目に大きい折り畳み容器C3とい
う。従って、二番目に小さな折り畳み容器C2と折り畳
み容器C3とは、箱型に組み立てられた状態及び折り畳
まれた状態において、段積み可能であり、また、箱型に
組み立てられた状態の折り畳み容器C3には、2個の箱
型に組み立てられた状態の一番小さな折り畳み容器C1
を段積みすることができる。 【0014】図8には、本実施例における一番大きな折
り畳み容器C4が、箱型に組み立てられた状態が示され
ており、折り畳み容器C4も、上述した一番小さな折り
畳み容器C1、二番目に小さな折り畳み容器C2及び2
番目に大きい折り畳み容器C3と同様に、底部1と、相
対する長側壁2aと、相対する短側壁2bとから構成さ
れているとともに、底部1の裏面には、嵌合段部1aが
形成されており、また、底部1の四隅には、平面形状が
略L字状の土手部1bが形成されている。 【0015】図8に示されている一番大きな折り畳み容
器C8が箱型に組み立てられた状態の高さは、H4であ
り、図9に示されているように、折り畳まれた状態の高
さは、h4である。 【0016】本実施例においては、図8に示されている
箱型に組み立てられた状態の一番大きな折り畳み容器C
8の短側壁2bに沿った幅w4は、図3に示されている
箱型に組み立てられた状態の二番目に小さな折り畳み容
器C2の長側壁2aに沿った幅w2’及び図6に示され
ている箱型に組み立てられた状態の2番目に大きい折り
畳み容器C3の長側壁2aに沿った幅w3’と同じに構
成されており、また、図8に示されている箱型に組み立
てられた状態の一番大きな折り畳み容器C4の長側壁2
aに沿った幅w4’は、図3に示されている箱型に組み
立てられた状態の二番目に小さな折り畳み容器C2の短
側壁2bに沿った幅w2及び図6に示されている箱型に
組み立てられた状態の2番目に大きい折り畳み容器C3
の短側壁2bに沿った幅w3の2倍になるように構成さ
れている。従って、図10に示されているように、箱型
に組み立てられた状態の一番大きな折り畳み容器C4
に、2個の箱型に組み立てられた状態の二番目に小さな
折り畳み容器C2或いは2番目に大きい折り畳み容器C
3を段積みすることができる。 【0017】なお、上述した一番小さな折り畳み容器C
1、二番目に小さな折り畳み容器C2、2番目に大きい
折り畳み容器C3及び一番大きな折り畳み容器C4の底
部1に形成された嵌合段部1aの高さは、全て同じ高さ
Hdに形成されている。 【0018】図11(a)に示されているように、一番
小さな折り畳み容器C1を、箱型に組み立てた状態で、
N個、段積みした際の全体の高さZ1は、(H1−H
d)×N+Hdであり、また、図11(b)に示されて
いるように、一番小さな折り畳み容器C1を、折り畳ん
だ状態で、N個、段積みした際の全体の高さz1は、
(h1−Hd)×N+Hdである。 【0019】同様に、図12(a)に示されているよう
に、二番目に小さな折り畳み容器C2を、箱型に組み立
てた状態で、N個、段積みした際の全体の高さZ2は、
(H2−Hd)×N+Hdであり、また、図12(b)
に示されているように、二番目に小さな折り畳み容器C
2を、折り畳んだ状態で、N個、段積みした際の全体の
高さz2は、(h2−Hd)×N+Hdである。 【0020】更に、図13(a)に示されているよう
に、二番目に大きな折り畳み容器C3を、箱型に組み立
てた状態で、N個、段積みした際の全体の高さZ3は、
(H3−Hd)×N+Hdであり、また、図13(b)
に示されているように、二番目に大きな折り畳み容器C
3を、折り畳んだ状態で、N個、段積みした際の全体の
高さz3は、(h3−Hd)×N+Hdである。 【0021】更にまた、図14(a)に示されているよ
うに、一番大きな折り畳み容器C4を、箱型に組み立て
た状態で、N個、段積みした際の全体の高さZ4は、
(H4−Hd)×N+Hdであり、また、図14(b)
に示されているように、一番大きな折り畳み容器C4
を、折り畳んだ状態で、N個、段積みした際の全体の高
さz4は、(h4−Hd)×N+Hdである。 【0022】本発明においては、箱型に組み立てた状態
或いは折り畳まれた状態で、段積みされる折り畳み容器
C1〜C4の個数Nを、適宜、調整することにより、段
積みされた折り畳み容器C1〜C4の全体の高さZ1〜
Z4、z1〜z4を、全て同じ高さにすることができる
ように構成されている。 【0023】例えば、図1に示されている一番小さな折
り畳み容器C1が箱型に組み立てられた状態の高さH1
を、8.5cmとし、図2に示されているように、折り
畳まれた状態の高さh1を、3.5cmとし、底部1に
形成された嵌合段部1aの高さHdを、1cmとした場
合、箱型に組み立てた状態の一番小さな折り畳み容器C
1を、図11(a)に示されているように、12個、段
積みした際の全体の高さZ1は、上述したように、(H
1−Hd)×N+Hdであり、従って、Z1は、(8.
5cm−1cm)×12+1cm=91cmある。ま
た、一番小さな折り畳み容器C1を、図11(b)に示
されているように、折り畳んだ状態で、36個、段積み
した際の全体の高さz1は、上述したように、(h1−
Hd)×N+Hdであり、従って、z1は、(3.5c
m−1cm)×36+1cm=91cmある。このよう
に、段積み個数Nを、適宜、調整することにより、箱型
に組み立てたられた折り畳み容器C1の段積み高さZ1
と折り畳まれた折り畳み容器C1の段積み高さz1とを
同じ高さにすることができる。 【0024】同様に、例えば、図3に示されている二番
目に小さな折り畳み容器C2が箱型に組み立てられた状
態の高さH2を、11cmとし、図4に示されているよ
うに、折り畳まれた状態の高さh2を、4cmとし、底
部1に形成された嵌合段部1aの高さHdを、1cmと
した場合、箱型に組み立てた状態の二番目に小さな折り
畳み容器C2を、図11(a)に示されているように、
9個、段積みした際の全体の高さZ2は、上述したよう
に、(H2−Hd)×N+Hdであり、従って、Z2
は、(11cm−1cm)×9+1cm=91cmあ
る。また、二番目に小さな折り畳み容器C2を、折り畳
んだ状態で、図11(b)に示されているように、30
個、段積みした際の全体の高さz2は、上述したよう
に、(h2−Hd)×N+Hdであり、従って、z2
は、(4cm−1cm)×30+1cm=91cmあ
る。このように、段積み個数Nを、適宜、調整すること
により、箱型に組み立てたられた折り畳み容器C2の段
積み高さZ2と折り畳まれた折り畳み容器C2の段積み
高さz2とを同じ高さにすることができるとともに、段
積み個数Nを、適宜、調整することにより、二番目に小
さな折り畳み容器C2が箱型に組み立てられた状態の段
積み高さZ2と、二番目に小さな折り畳み容器C1が折
り畳まれた状態の段積み高さz2と、一番小さな折り畳
み容器C1が箱型に組み立てられた状態の段積み高さZ
1と、一番小さな折り畳み容器C1が折り畳まれた状態
の段積み高さz1とを、全て均一の同じ高さにすること
ができる。 【0025】同様に、例えば、図6に示されている二番
目に大きな折り畳み容器C3が箱型に組み立てられた状
態の高さH3を、16cmとし、図7に示されているよ
うに、折り畳まれた状態の高さh3を、6cmとし、底
部1に形成された嵌合段部1aの高さHdを、1cmと
した場合、箱型に組み立てた状態の二番目に大きな折り
畳み容器C3を、図13(a)に示されているように、
6個、段積みした際の全体の高さZ3は、上述したよう
に、(H3−Hd)×N+Hdであり、従って、Z3
は、(16cm−1cm)×6+1cm=91cmあ
る。また、二番目に大きな折り畳み容器C3を、折り畳
んだ状態で、図13(b)に示されているように、18
個、段積みした際の全体の高さz3は、上述したよう
に、(h3−Hd)×N+Hdであり、従って、z3
は、(6cm−1cm)×18+1cm=91cmあ
る。このように、段積み個数Nを、適宜、調整すること
により、箱型に組み立てたられた折り畳み容器C3の段
積み高さZ3と折り畳まれた折り畳み容器C3の段積み
高さz3とを同じ高さにすることができるとともに、段
積み個数Nを、適宜、調整することにより、二番目に大
きな折り畳み容器C3が箱型に組み立てられた状態の段
積み高さZ3と、二番目に大きな折り畳み容器C3が折
り畳まれた状態の段積み高さz3と、二番目に小さな折
り畳み容器C2が箱型に組み立てられた状態の段積み高
さZ2と、二番目に小さな折り畳み容器C1が折り畳ま
れた状態の段積み高さz2と、一番小さな折り畳み容器
C1が箱型に組み立てられた状態の段積み高さZ1と、
一番小さな折り畳み容器C1が折り畳まれた状態の段積
み高さz1とを、全て均一で同じ高さにすることができ
る。 【0026】同様に、例えば、図8に示されている一番
大きな折り畳み容器C4が箱型に組み立てられた状態の
高さH4を、31cmとし、図9に示されているよう
に、折り畳まれた状態の高さh4を、7cmとし、底部
1に形成された嵌合段部1aの高さHdを、1cmとし
た場合、箱型に組み立てた状態の一番大きな折り畳み容
器C4を、図14(a)に示されているように、3個、
段積みした際の全体の高さZ4は、上述したように、
(H4−Hd)×N+Hdであり、従って、Z4は、
(31cm−1cm)×3+1cm=91cmある。ま
た、一番大きな折り畳み容器C4を、折り畳んだ状態
で、図14(b)に示されているように、15個、段積
みした際の全体の高さz4は、上述したように、(h4
−Hd)×N+Hdであり、従って、z4は、(7cm
−1cm)×15+1cm=91cmある。このよう
に、段積み個数を、適宜、調整することにより、箱型に
組み立てたられた折り畳み容器C4の段積み高さZ4と
折り畳まれた折り畳み容器C4の段積み高さz4とを同
じ高さにすることができるとともに、段積み個数を、適
宜、調整することにより、一番大きな折り畳み容器C4
が箱型に組み立てられた状態の段積み高さZ4と、一番
大きな折り畳み容器C4が折り畳まれた状態の段積み高
さz4と、二番目に大きな折り畳み容器C3が箱型に組
み立てられた状態の段積み高さZ3と、二番目に大きな
折り畳み容器C3が折り畳まれた状態の段積み高さz3
と、二番目に小さな折り畳み容器C2が箱型に組み立て
られた状態の段積み高さZ2と、二番目に小さな折り畳
み容器C1が折り畳まれた状態の段積み高さz2と、一
番小さな折り畳み容器C1が箱型に組み立てられた状態
の段積み高さZ1と、一番小さな折り畳み容器C1が折
り畳まれた状態の段積み高さz1とを、全て均一で同じ
高さにすることができる。 【0027】図15及び図16に示されている段積み例
は、箱型に組み立てられた状態の一番小さな折り畳み容
器C1、箱型に組み立てられた状態の二番目に小さな折
り畳み容器C2、箱型に組み立てられた状態の二番目に
大きな折り畳み容器C3及び箱型に組み立てられた状態
の一番大きな折り畳み容器C4が、混在して段積みされ
たものである。 【0028】図15(a)の段積みは、箱型に組み立て
られた状態の1個の一番大きな折り畳み容器C4の上
に、2個の箱型に組み立てられた状態の二番目に大きな
折り畳み容器C3を並設状態に1段に段積みし、2個、
並設された箱型に組み立てられた状態の二番目に大きな
折り畳み容器C3の上に、6個の箱型に組み立てられた
状態の二番目に小さな折り畳み容器C2を用いて、箱型
に組み立てられた状態の二番目に小さな折り畳み容器C
2を、3段に段積みし、更に、3段に段積みされた箱型
に組み立てられた状態の二番目に小さな折り畳み容器C
2の上に、4個の箱型に組み立てられた状態の一番小さ
な折り畳み容器C1を用いて、箱型に組み立てられた状
態の一番小さな折り畳み容器C1を、2段に段積みした
ものであり、このように、箱型に組み立てられた状態の
折り畳み容器C1〜C4が混在して段積みされた全体の
高さZ5は、上述したと同様に、91cmとなる。ま
た、図15(b)の段積みは、箱型に組み立てられた状
態の一番小さな折り畳み容器C1が4個、箱型に組み立
てられた状態の二番目に小さな折り畳み容器C2が3個
及び箱型に組み立てられた状態の二番目に大きな折り畳
み容器C3が2個、混在して段積みされたものであり、
この場合の全体の高さZ6も、上述したと同様に、91
cmとなる。 【0029】図16(a)の段積みは、箱型に組み立て
られた状態の1個の一番大きな折り畳み容器C4の上
に、8個の箱型に組み立てられた状態の二番目に大きな
折り畳み容器C3を用いて、箱型に組み立てられた状態
の二番目に大きな折り畳み容器C3を、4段に段積みし
たものであり、このように、箱型に組み立てられた状態
の折り畳み容器C3、C4が混在して段積みされた全体
の高さZ7は、上述したと同様に、91cmとなる。ま
た、図16(b)の段積みは、箱型に組み立てられた状
態の二番目に大きな折り畳み容器C3が2個及び箱型に
組み立てられた状態の二番目に小さな折り畳み容器C2
が6個、混在して段積みされたものであり、この場合の
全体の高さZ8も、上述したと同様に、91cmとな
る。 【0030】上述したように、箱型に組み立てられた状
態の一番小さな折り畳み容器C1、箱型に組み立てられ
た状態の二番目に小さな折り畳み容器C2、箱型に組み
立てられた状態の二番目に大きな折り畳み容器C3及び
箱型に組み立てられた状態の一番大きな折り畳み容器C
4を、混在して段積みした場合にも、それぞれ、箱型に
組み立てられた折り畳み容器C1〜C4の段積み個数N
を、適宜、調整することにより、段積み高さを同じにす
ることができる。 【0031】図17(a)の段積み例は、折り畳まれた
状態の5個の一番大きな折り畳み容器C4の上に、12
個の折り畳まれた状態の二番目に大きな折り畳み容器C
3を用いて、折り畳まれた状態の二番目に大きな折り畳
み容器C3を、6段に段積みし、更に、6段に段積みさ
れた折り畳まれた状態の二番目に大きな折り畳み容器C
3の上に、20個の折り畳まれた状態の二番目に小さな
折り畳み容器C2を用いて、折り畳まれた状態の二番目
に小さな折り畳み容器C2を、10段に段積みしたもの
であり、このように、折り畳まれた状態の折り畳み容器
C2〜C4が混在して段積みされた全体の高さZ9は、
上述したと同様に、91cmとなる。また、図17
(b)の段積みは、折り畳まれた状態の二番目に大きな
折り畳み容器C3が6個、折り畳まれた状態の二番目に
小さな折り畳み容器C2が10個及び折り畳まれた状態
の一番小さな折り畳み容器C1が12個、混在して段積
みされたものであり、この場合の全体の高さZ10も、
上述したと同様に、91cmとなる。 【0032】なお、箱型に組み立てられた状態の一番小
さな折り畳み容器C1、箱型に組み立てられた状態の二
番目に小さな折り畳み容器C2、箱型に組み立てられた
状態の二番目に大きな折り畳み容器C3、箱型に組み立
てられた状態の一番大きな折り畳み容器C4、折り畳ま
れた状態の一番小さな折り畳み容器C1、折り畳まれた
状態の二番目に小さな折り畳み容器C2、折り畳まれた
状態の二番目に大きな折り畳み容器C3及び折り畳まれ
た状態の一番大きな折り畳み容器C4が、混在するよう
に段積みした場合でも、段積み個数Nを、適宜、調整す
ることにより、所定の均一な高さに段積みすることがで
きる。 【0033】例えば、折り畳み容器C1〜C4を、パレ
ットに段積み状態に載置して、コンテナーに収容し輸送
する場合に、パレットの高さが、15cmで、上述した
ように、折り畳み容器C1〜C4を、パレットに、全て
均一な高さである91cmに段積みすることができる
と、折り畳み容器C1〜C4とパレットを含め全体の高
さを、全て、106cmとすることができる。従って、
例えば、内寸高さが、220cm程度のコンテナーに、
2段状態に、折り畳み容器C1〜C4が段積みされたパ
レットを収容する際には、折り畳み容器C1〜C4が段
積みされた如何なるパレットを、フォークリフト等を用
いて、コンテナーに収容しても、確実に、2段に収容す
ることができるとともに、無駄なスペースが少なくな
り、保管効率や輸送効率が向上することになる。従来の
折り畳み容器のように、段積み高さがバラバラである
と、折り畳み容器が段積みされたパレットを選択して、
コンテナー等に収容しなければならず、従って、コンテ
ナー等への折り畳み容器が段積みされたパレットの収容
作業の作業性が悪いとともに、折り畳み容器が段積みさ
れたパレットが収容されたコンテナー等の上方に大きな
無駄なスペースが生じ、保管効率や輸送効率が悪化する
ことになる。 【0034】 【発明の効果】本発明は、以上説明した構成を有してい
るので、以下に記載する効果を奏するものである。 【0035】複数の大きさの異なる折り畳み容器を、箱
型に組み立てられた状態及び/又は折り畳まれた状態で
段積みした際に、段積み個数を、適宜、調整することに
より、所定の均一な高さに段積みすることができるよう
に構成したので、段積みされた折り畳み容器の保管効率
や輸送効率が向上する。
テムを構成する折り畳み容器が箱型に組み立てられた状
態の斜視図である。 【図2】図2は本発明の折り畳み容器のモジュールシス
テムを構成する図1に示されている折り畳み容器が折り
畳まれた状態の斜視図である。 【図3】図3は本発明の折り畳み容器のモジュールシス
テムを構成する他の折り畳み容器が箱型に組み立てられ
た状態の斜視図である。 【図4】図4は本発明の折り畳み容器のモジュールシス
テムを構成する図3に示されている折り畳み容器が折り
畳まれた状態の斜視図である。 【図5】図5は図3に示されている折り畳み容器に、図
1に示されている2個の折り畳み容器が段積みされた状
態の斜視図である。 【図6】図6は本発明の折り畳み容器のモジュールシス
テムを構成する更に他の折り畳み容器が箱型に組み立て
られた状態の斜視図である。 【図7】図7は本発明の折り畳み容器のモジュールシス
テムを構成する図6に示されている折り畳み容器が折り
畳まれた状態の斜視図である。 【図8】図8は本発明の折り畳み容器のモジュールシス
テムを構成する更にまた他の折り畳み容器が箱型に組み
立てられた状態の斜視図である。 【図9】図9は本発明の折り畳み容器のモジュールシス
テムを構成する図8に示されている折り畳み容器が折り
畳まれた状態の斜視図である。 【図10】図10は図8に示されている折り畳み容器
に、図3に示されている2個の折り畳み容器が段積みさ
れた状態の斜視図である。 【図11】図11は図1及び図2に示されている折り畳
み容器が所定数段積みされた状態の正面図である。 【図12】図12は図3及び図4に示されている折り畳
み容器が所定数段積みされた状態の正面図である。 【図13】図13は図6及び図7に示されている折り畳
み容器が所定数段積みされた状態の正面図である。 【図14】図14は図8及び図9に示されている折り畳
み容器が所定数段積みされた状態の正面図である。 【図15】図15は本発明の折り畳み容器のモジュール
システムを構成する箱型に組み立てられた状態の折り畳
み容器が混在して段積みされた状態の正面図である。 【図16】図16は本発明の折り畳み容器のモジュール
システムを構成する箱型に組み立てられた状態の折り畳
み容器が混在して段積みされた状態の他の実施例の正面
図である。 【図17】図17は本発明の折り畳み容器のモジュール
システムを構成する折り畳まれた状態の折り畳み容器が
混在して段積みされた状態の更に他の実施例の正面図で
ある。 【符号の説明】 C1〜C4・・・・・・・・・・・・折り畳み容器 1・・・・・・・・・・・・・・・・底部 2a・・・・・・・・・・・・・・・長側壁 2b・・・・・・・・・・・・・・・短側壁
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】複数の大きさの異なる折り畳み容器を、箱
型に組み立てられた状態及び/又は折り畳まれた状態で
段積みした際に、段積み個数を、適宜、調整することに
より、所定の均一な高さに段積みすることができるよう
に構成されていることを特徴とする折り畳み容器のモジ
ュールシステム。
Priority Applications (1)
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ID=19143685
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- 2001-10-25 JP JP2001327463A patent/JP3939126B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP3939126B2 (ja) | 2007-07-04 |
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