JP2000025769A - 運搬用容器 - Google Patents

運搬用容器

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Publication number
JP2000025769A
JP2000025769A JP10192973A JP19297398A JP2000025769A JP 2000025769 A JP2000025769 A JP 2000025769A JP 10192973 A JP10192973 A JP 10192973A JP 19297398 A JP19297398 A JP 19297398A JP 2000025769 A JP2000025769 A JP 2000025769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
seat
stack
stacked
stack seat
Prior art date
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Pending
Application number
JP10192973A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyohiko Kameyama
豊彦 亀山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Inc filed Critical Mitsubishi Plastics Inc
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Publication of JP2000025769A publication Critical patent/JP2000025769A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スタッキング及びネスティングが可能な運搬
用容器における収容性を向上させるとともに、積載作業
も容易に行える運搬用容器を提供する。 【解決手段】 スタッキング及びネスティングが可能な
運搬用容器1におけるスタック座8,9を容器の角部近
傍にそれぞれ設けるとともに、一方のスタック座8は、
短側壁4aの端部より僅かに内側に位置させ、他方のス
タック座9は、長側壁3の端部より僅かに内側に位置さ
せる。スタック座側壁面10は、上部フランジ側が外方
に広がる斜面とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運搬用容器に関
し、詳しくは、運搬用容器を所定の方向に向けて積重ね
たときにスタッキング状態となり、一方の容器を水平方
向に180度回転させて積重ねたときにネスティング状
態となる運搬用容器に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】スタッ
キング及びネスティングが可能な運搬用容器として、直
方体状容器の両短手側にスタック座を設けたものが知ら
れている。この運搬用容器は、一方の短手側のスタック
座を角部近傍に配置するとともに、他方の短手側のスタ
ック座を中央部近傍に配置するようにしていた。
【0003】しかし、短手側中央部にスタック座を設け
た場合、このスタック座が容器内方に張出した状態にな
るため、収納する物品の数量が制限されてしまい、容器
の大きさを一回り大きくする必要があった。また、スタ
ック座のサイズも不必要に大きく、容積を小さくする原
因となっていた。
【0004】さらに、スタック座の側壁が略垂直に形成
されていたため、運搬用容器をスタッキングさせる際の
積載作業性に難点があった。
【0005】そこで本発明は、スタッキング及びネステ
ィングが可能な運搬用容器における収容性を向上させる
とともに、積載作業も容易に行える運搬用容器を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の運搬用容器は、上方が開口した箱状容器の
四隅部内周にスタック座を凹設し、上下の容器を逆方向
に向けて積み重ねたときに、前記スタック座に対応した
上方の容器の底部四隅部が前記スタック座に載置された
スタッキング状態となり、一方の容器を水平方向に18
0度回転させて上下の容器を同方向に向けて積み重ねた
ときに上方の容器の下半部が下方の容器の開口内に進入
したネスティング状態となる運搬用容器であって、前記
スタック座は、一方の短手側スタック座が容器角部より
短手方向内部側に位置し、他方の短手側スタック座が容
器角部より長手方向内部側に位置していることを特徴と
し、特に、前記スタック座は、その座面から容器開口縁
に至るスタック座側壁面を上部が外方に広がる斜面で形
成したことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】図は本発明の運搬用容器の一形態
例を示すもので、図1は運搬用容器の斜視図、図2は断
面正面図、図3は平面図、図4はスタッキング時の状態
を示す断面正面図、図5はネスティング時の状態を示す
断面正面図である。
【0008】この運搬用容器1は、上方が開口した直方
体状の箱型のものであって、方形状の底板2と、該底板
2の四周に立設した長手方向の側壁(長側壁)3及び短
手方向の側壁(短側壁)4a,4bと、各側壁上縁から
外方に突出したフランジ5とにより形成されている。
【0009】また、各側壁3,4a,4bは、ネスティ
ング時に上方の容器の下半部が下方の容器の開口内に進
入できるように、上方が外側に開いた適度な傾斜角を有
している。さらに、各側壁3,4a,4bの角部には、
容器内側に突出した張出し部6,7が設けられており、
該張出し部6,7の上部にスタック座8,9がそれぞれ
設けられている。
【0010】一方の短側壁4a側の張出し部6は、容器
角部よりも該短側壁4a側に突出した形状に形成されて
おり、該張出し部6に設けられるスタック座8は、容器
角部に対して短手方向内部側に位置するように設定され
ている。
【0011】また、他方の短側壁4b側の張出し部7
は、容器角部よりも長側壁3側に突出した形状に形成さ
れており、該張出し部7に設けられるスタック座9は、
容器角部に対して長手方向内部側に位置するように設定
されている。
【0012】すなわち、各スタック座8.9は、容器上
部の角部近傍にそれぞれ設けられ、一方のスタック座8
は、短側壁4aの端部より僅かに内側に位置し、他方の
スタック座9は、長側壁3の端部より僅かに内側に位置
した状態に形成されている。
【0013】さらに、各スタック座8,9の座面は、容
器の底部四隅部を載置できる範囲で最小限の大きさに形
成されており、各スタック座8,9の側壁の内面、すな
わち、スタック座8,9の座面からフランジ5の上面に
至るスタック座側壁面10は、上部フランジ側が外方に
広がる斜面となるように形成されている。
【0014】また、張出し部6,7を設けたことによ
り、そのままではフランジ5の容器角部における幅が不
必要に大きくなるため、フランジ5の角部外周5aを斜
めに耳取りしている。
【0015】このように形成した運搬用容器1は、図4
に示すように、運搬用容器1を積重ねる際に、一方の運
搬用容器1を水平方向に180度回転させて上下の容器
を逆方向に向けて積み重ねると、図3の想像線にも示す
ように、下方の運搬用容器1の各スタック座8,9の座
面に、上方の運搬用容器1の底板2の四隅部が載置され
た状態、即ちスタッキング状態となる。
【0016】また、図5に示すように、上下の容器を同
方向に向けて積み重ねると、上方の運搬用容器1の下半
部が下方の運搬用容器1の開口内に進入してネスティン
グ状態となる。
【0017】このようなスタッキング及びネスティング
が可能な運搬用容器1において、各スタック座8,9を
容器角部に位置させたことにより、容積を大きくするこ
とができ、収容性を向上させることができる。特に、座
面の大きさをスタッキング可能な範囲で、かつ、上下の
容器で位置ズレを生じても上方の容器の下方の容器内へ
の落込みを防止できる範囲で最小限に形成することによ
り、大きな収容性向上効果が得られる。
【0018】さらに、スタック座側壁面10を適度な勾
配を有する傾斜面で形成したことにより、上方に積重ね
る運搬用容器1の底板2の四隅部が下方の運搬用容器1
の各スタック座8,9の座面に確実にガイドされるの
で、スタッキング時における運搬用容器1の積載作業を
容易に行うことができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の運搬用容
器によれば、各スタック座を容器角部に配置し、かつ、
座面を最小限の大きさとしたことによって容器内容積の
拡大が図れ、物品収納数の増加、輸送効率の向上、輸送
コストの低減が図れる。また、スタック座側壁面を斜面
としたことにより、スタッキング時の積載作業性を向上
させることができる。さらに、フランジの角部を耳取り
することにより、フランジ幅が極端に大きくなることが
なく、外観の向上や材料費の節減となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の運搬用容器の一形態例を示す斜視図
である。
【図2】 同じく断面正面図である。
【図3】 同じく平面図である。
【図4】 スタッキング時の状態を示す断面正面図であ
る。
【図5】 ネスティング時の状態を示す断面正面図であ
る。
【符号の説明】
1…運搬用容器、2…底板、3…長側壁、4a,4b…
短側壁、5…フランジ、6,7…張出し部、8,9…ス
タック座、10…スタック座側壁面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方が開口した箱状容器の四隅部内周に
    スタック座を凹設し、上下の容器を逆方向に向けて積み
    重ねたときに、前記スタック座に対応した上方の容器の
    底部四隅部が前記スタック座に載置されたスタッキング
    状態となり、一方の容器を水平方向に180度回転させ
    て上下の容器を同方向に向けて積み重ねたときに上方の
    容器の下半部が下方の容器の開口内に進入したネスティ
    ング状態となる運搬用容器であって、前記スタック座
    は、一方の短手側スタック座が容器角部より短手方向内
    部側に位置し、他方の短手側スタック座が容器角部より
    長手方向内部側に位置していることを特徴とする運搬用
    容器。
  2. 【請求項2】 前記スタック座は、その座面から容器開
    口縁に至るスタック座側壁面を上部が外方に広がる斜面
    で形成したことを特徴とする請求項1記載の運搬用容
    器。
JP10192973A 1998-07-08 1998-07-08 運搬用容器 Pending JP2000025769A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10192973A JP2000025769A (ja) 1998-07-08 1998-07-08 運搬用容器

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JP2000025769A true JP2000025769A (ja) 2000-01-25

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ID=16300125

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JP10192973A Pending JP2000025769A (ja) 1998-07-08 1998-07-08 運搬用容器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015003014A (ja) * 2014-06-16 2015-01-08 有限会社エコー商事 弁当箱
JP2018177292A (ja) * 2017-04-12 2018-11-15 ダイセルパックシステムズ株式会社 トレイ
CN111284814A (zh) * 2018-12-10 2020-06-16 瑞仪(广州)光电子器件有限公司 承载盘及承载盘堆叠组件

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