JP3882111B2 - レバー式コネクタ - Google Patents

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    • H01R13/62955Pivoting lever comprising supplementary/additional locking means

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電線カバーを備えたレバー式コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のレバー式コネクタの一例として、図14に示すものが知られている。これは、互いに嵌合される雄雌のハウジング1,2のうちの雌ハウジング2に、その上面から引き出された電線3を覆う電線カバー4が装着されている。具体的には、雌ハウジング2の上面の周縁に設けられた係止突起5に、電線カバー4の開口縁に設けられた係止片6が弾性的に係止されている。
一方、雄ハウジング1にはカム溝7を有するレバー8が回動可能に軸支されているとともに、雌ハウジング2にフォロワピン9が立てられていて、レバー8の回動操作に伴うカム溝7とフォロワピン9との間のカム作用により両ハウジング1,2が嵌合・離脱されるようになっている。
なお、このような電線カバーを備えたレバー式コネクタは、特開平8−106949号に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記構造のものでは、電線カバー4を雌ハウジング2に装着する部分の構造が、既述したようにカバー4の開口縁の係止片6を係止突起5に弾性的に係止するものであるため、例えば両ハウジング1,2を嵌合する前の状態で、カバー4に異物が干渉したり、電線3が側方に屈曲して引っ張られたりした場合に、開口縁が開きつつ係止が外れて、カバー4が比較的簡単に雌ハウジング2から外れる嫌いがある。
そのため従来では、剛性を高めて開口縁の開きを抑制できるように、カバー4をPBT(ポリブチレンテレフタレート)で製造することにより対応していた。しかしながら、このPBTは高価であって製造コストの増大に繋がるため、新たな改良が切望されていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、電線カバーの脱落をより有効に防止するところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、互いに嵌合される一対のハウジングと、両ハウジングのうち一方のハウジングから引き出された電線を覆う電線カバーとが備えられ、前記一方のハウジングには係止突起が、前記電線カバーには、前記係止突起が嵌合可能な係止孔を有して弾性変形可能な係止片がそれぞれ設けられ、前記電線カバーは、前記係止片の係止孔に前記係止突起を弾性的に嵌合することにより前記一方のハウジングに対して装着されるとともに、前記一方のハウジングにはカム面を備えて回動可能なレバーが、他方のハウジングにはフォロワがそれぞれ設けられて、前記レバーの回動に伴い前記カム面とフォロワとの間のカム作用により両ハウジングが嵌合・離脱されるようになっており、前記電線カバーの前記係止片が、前記レバーの回動域の全域においてこのレバーで覆われる設定となっており、かつ前記係止突起は、前記電線カバーの係止片の前記係止孔と、前記レバーに設けられた係止孔にわたって嵌合されて、併せて前記レバーを所定位置に保持可能となっているところに特徴を有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
レバーが装着されている限りは、レバーが常に電線カバーの係止片を覆っているから、電線カバーが開きつつ外れることが防止される。そのため、電線カバーの剛性を必要以上に高くすることが不要となって安価な合成樹脂材で製造することが可能となり、もって製造コストの低減を図ることができる
方のハウジングに設けられた係止突起が、電線カバーの係止孔とレバーの係止孔とにともに嵌まって、それぞれを係止する。一方のハウジングに設けられた係止突起を、電線カバーを取り付けるためと、レバーを所定位置に保持するための係止突起として共用したから、シンプルな構造にまとめることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図13に基づいて説明する。
この実施形態では、図1及び図2に示すように、互いに嵌合される雄ハウジング10と雌ハウジング20とを備えており、雌ハウジング20側に、電線カバー30とレバー40とが装着されるようになっている。
雄ハウジング10は、リレーボックス等の機材に一体形成されており、図3にも示すように、機材本体11から略長方形のフード部12が突設された形状となっている。雄ハウジング10の底面からは、タブ状の雄端子(図示せず)が突設されている。
【0008】
一方の雌ハウジング20は分割型であって、図4にも示すように、上記した雄ハウジング10内に嵌合可能なフレーム21を備えており、その上面に複数の収容凹部22が形成されている。各収容凹部22内には、雄ハウジング10側の雄端子と接続可能な雌端子を挿入したサブハウジング(図示せず)がそれぞれ収容され、各雌端子から引き出された電線Wが一まとめにされてテープTを巻かれたのち、図8に鎖線に示すように、同図の左端部の奥側から左方に向けて引き出されるようになっている。
【0009】
雌ハウジング20の上面には、上記の引き出された電線Wを覆う電線カバー30が装着されている。この電線カバー30は合成樹脂製であって、略々下面開放の箱状に形成されている。ただし図1に示すように、正面から見た右端側は、後記するレバー40を逃がしてその回動を許容するために傾斜状に形成されているとともに、左側面の奥側は斜めに切除されて、上記した電線Wを外部に導出する導出口31が開口されている(図8参照)。
【0010】
電線カバー30の雌ハウジング20に対する取付構造は、以下のようである。電線カバー30の正面から見た左端部では、手前側の側面の下縁において、係止孔33Aを有する短寸の第1係止片33が、図2に示すように、側面よりも手前に張り出した状態で下向きに突設されている。一方、電線カバー30の右端部では、図5にも示すように、手前側と奥側の側面の下縁において、係止孔34Aを有する第2係止片34がそれぞれ下向きに対称に突設されている。これらの第2係止片34は、第1係止片33よりも長く、また側面と面一の状態で形成されている。
【0011】
雌ハウジング20側では、そのフレーム21の左端部における手前側の側面の上縁に、上記した第1係止片33の係止孔33Aに嵌合可能な第1係止突起23が形成されている。この第1係止突起23は、下面側が垂直に切り立った係止面23Aに、上面側が斜めのガイド面23Bとなっている。
一方、フレーム21の右端部には、手前側と奥側の両側面の上縁側に、上記した第2係止片34を面一に納めることが可能な収納溝24が形成されている。この収納溝24の溝底における上縁側には、第2係止片34の係止孔34Aに嵌合可能な第2係止突起25が形成されている。
【0012】
この第2係止突起25は、第1係止突起23と比べてと長寸であり、下面側が垂直に切り立った係止面25Aに、上面側が斜めのガイド面25Bとなっている。ここで、第2係止突起25は、第1係止突起23のほぼ倍の高さで形成され、収納溝24の溝底から突設されているにも拘わらず、その頂点の位置が第1係止突起23とほぼ同じ位置に突出している。
したがって、第2係止片34が収納溝24内に面一に納められると、第2係止突起25の基端側が係止孔34A内に嵌合し、先端側は、第2係止片34の表面からなお突出した状態とされる。
【0013】
雌ハウジング20にはレバー40が装着されている。このレバー40は合成樹脂製であって、図6及び図7にも示すように、一対の板状をなすアーム部41の基端同士を操作部42で連結した門形状に形成されている。アーム部41には、軸孔43とカム溝44が形成されている。レバー40は雌ハウジング20を跨ぐように装着され、両軸孔43をフレーム21の手前と奥の側面に形成された軸26に嵌めることで、軸26を中心として回動可能に支持されるようになっている。
【0014】
レバー40は、詳しくは後記するように、図10に示す斜め姿勢を採った初期位置と、図13に示す横倒し姿勢を取った終端位置との間で回動されるようになっている。
雄ハウジング10のフード部12における手前と奥の側板には、図10に示すように、雌ハウジング20の軸26を嵌めて逃がす逃がし溝14が形成されているとともに、両側板の内面における逃がし溝14の下方位置には、レバー40のカム溝44に嵌合可能なフォロワピン15が立てられている。
【0015】
次に、レバー40の係止構造を説明する。レバー40の両アーム部41における基端寄りの位置には、軸孔43を中心としたほぼ円弧形をなす仮係止溝45が形成されている。この仮係止溝45内には、上記した第2係止突起25の突出端側が嵌合可能とされている。
また、両アーム部41における仮係止溝45よりも基端側には、当接板46が張り出し形成されている。一方、雌ハウジング20のフレーム21の右端部における手前と奥の側面には、係止板27が上向きに形成され、上端が内外方向に撓み変形可能となっている。係止板27の上端側の外面には係止段部28が突設され、その上面が垂直に切り立った係止面28Aで、下面がテーパ状のガイド面28Bとなっている。
【0016】
したがって、レバー40が雌ハウジング20に装着された場合に、図10に示すように、第2係止突起25の突出端側が仮係止溝45に嵌まってその下縁に係止することで、同図の反時計回り方向の回動が規制され、また、当接板46が係止板27における係止段部28の係止面28Aに当たることで、時計回り方向の回動が規制され、これによりレバー40は初期位置に保持される。この初期位置では、レバー40に形成されたカム溝44の入口44Aが、真っ直ぐ下を向くようになっている。
【0017】
上記した係止板27の係止段部28の外面には、図10の右側における下部位置に、上下両面をテーパ面とした山形をなす被押圧突部29が形成されている。下側のテーパ面は、係止段部28のガイド面28Bから連続している。
一方、雄ハウジング10のフード部12における手前と奥の側板の内面には、その右端寄りの位置において、上記した被押圧突部29と係合可能な解除部16が形成されている。この解除部16は、同じく上下両面をテーパ面とした山形をなしていて、後記するように、雌ハウジング20を雄ハウジング10内に嵌合して、フォロワピン15がカム溝44の入口44Aに臨んだところで、被押圧突部29の外側に乗り上げ可能となっている。
【0018】
レバー40の操作部42における長さ方向の中央部には、図6,7に示すように、ロックアーム48が下端を中心とした撓み変形可能に設けられている。このロックアーム48にはロック孔49が開口されているとともに、雄ハウジング10のフード部12における正面から見た右側板の上縁には、ロック孔49に嵌合可能なフック部18が形成されている。したがって、レバー40が初期位置から図13に示す終端位置まで回動されると、フック部18がロック孔49に嵌まることで戻りが規制され、終端位置に保持されるようになっている。
なお、レバー40の両アーム部41には、レバー40が終端位置にある場合に、係止板27における被押圧突部29を含む係止段部28を嵌めて逃がす逃がし孔50が開口されている。
【0019】
続いて、本実施形態の作用を説明する。
まず、雌ハウジング20側での組み付けが行われ、フレーム21の収容凹部22内にサブハウジングが収容され、各雌端子から引き出された電線Wが、正面から見た左方に引き出されつつ一まとめにされ、テープTが巻き付けられる。
次に、雌ハウジング20の上面に電線カバー30が被せられる。第1係止片33は、第1係止突起23のガイド面23Bに乗り上げて撓み変形し、また、第2係止片34は、第2係止突起25のガイド面25Bに乗り上げて撓み変形して、電線カバー30が押し込まれる。
【0020】
電線カバー30の下面の開口縁が、雌ハウジング20の上面の周縁部に当たるまで押し込まれると、図8に示すように、第1係止片33が復元変形しつつその係止孔33A内に第1係止突起23が嵌まる。また、両第2係止片34も復元変形して収納溝24に面一に嵌まり、これに伴い、その係止孔34A内に第2係止突起25の基端側が嵌まる。
これにより、電線カバー30が雌ハウジング20の上面に取り付けられ、一まとめにされた電線Wは、導出口31から引き出された状態となる。
【0021】
次に、雌ハウジング20にレバー40が取り付けられる。レバー40は、アーム部41の軸孔43を雌ハウジング20の軸26に嵌めることで回動可能に支持され、図9及び図10に示すように、レバー40が斜め姿勢を取った初期位置に持ち来されると、第2係止突起25の突出端側が仮係止溝45に嵌まってその下縁に係止し、また当接板46が係止板27の係止段部28に当たることで、反時計回りと時計回りの両方向の回動が規制され、レバー40は初期位置に保持される。このとき、カム溝44の入口44Aが真っ直ぐ下を向く。
また、図10に示すように、レバー40のアーム部41、特にその仮係止溝45の形成領域部分が第2係止片34を外側から押さえた状態にあり、電線カバー30の下面の開口が広がり変形することが防止される。
【0022】
この状態から、図10の矢線に示すように、雌ハウジング20が雄ハウジング10内に上方から嵌合される。図11に示すように、雄ハウジング10側のフォロワピン15がカム溝44の入口44Aに臨む位置まで嵌合されると、雄ハウジング10側の解除部16が係止板27における被押圧突部29に乗り上げることで、係止板27が内方に撓み変形し、係止段部28の当接板46に対する係止が解除され、レバー40の同図の時計回り方向の回動が許容される。
続いて、レバー40を同方向に回動させると、図12に示すように、カム溝44とフォロワピン15との間のカム作用によって、雌ハウジング20が雄ハウジング10内に低嵌合力で引き込まれる。
【0023】
さらにレバー40は、ロックアーム48を撓み変形させつつ回動され、図13に示すように、雌ハウジング20のフレーム21の下面が雄ハウジング10の底面に当たる終了位置まで回動されると、ロックアーム48が復元変形してロック孔49内にフック部18が嵌合し、レバー40が戻り止めされる。また解除部16が被押圧突部29の上方に逃げることで、係止板27が復元変形しつつ係止段部28が逃がし孔50に嵌まって逃がされる。係る状態で、雄雌のハウジング10,20が正規の嵌合状態にロックされる。
この間、レバー40のアーム部41における仮係止溝45の形成領域部分が、引き続いて第2係止片34を外側から押さえた状態にあり、同様に電線カバー30の下面の開口の広がり変形が抑制される。
【0024】
メンテナンス等において雄雌のハウジング10,20の嵌合を外す場合は、図13に示す状態からロックアーム48の上端を内方に押して撓み変形させることで、フック部18に対する係止を解除する。ここで、係止段部28の下面がテーパ状のガイド面28Bで、セミロック構造となっているから、続いて、係止板27を撓み変形させつつレバー40を同図の反時計回り方向に回動することが許容され、同様にカム溝44とフォロワピン15との間のカム作用で、雌ハウジング20が雄ハウジング10から上方に次第に引き抜かれる。この間、解除部16が被押圧突部29に逆向きに乗り上げることで係止板27をさらに撓み変形させる。
【0025】
図11に示すように、仮係止溝45の下縁に第1係止突起23が当たる初期位置までレバー40が回動されると、フォロワピン15がカム溝44の入口44Aまで戻るから、そのまま雌ハウジング20を引き上げれば雄ハウジング10から外すことができる。その間に、解除部16が被押圧突部29の下方に抜けることで係止板27が復元変形し、係止段部28の係止面28Aが当接板46に係止して、レバー40は再び初期位置に保持された状態となる。
【0026】
以上説明したように本実施形態によれば、レバー40が装着されている限りは、雌ハウジング20を雄ハウジング10に嵌合する前から正規嵌合に至るまでの間、レバー40のアーム部41における仮係止溝45の形成領域付近の部分が、常に第2係止片34を押さえているから、電線カバー30の下縁開口が広がって係止が外れることが確実に防止される。そのため、電線カバー30の剛性を必要以上に高くすることが不要となって、例えば、PP(ポリプロピレン)のような安価な合成樹脂材で製造することが可能となり、もって製造コストの低減を図ることができる。
また、雌ハウジング20に設けた第2係止突起25を、電線カバー30を取り付けることと、レバー40を初期位置に保持することの係止部として共用したから、シンプルな構造にまとめることができる。
【0027】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)ハウジングの形状等によっては、上記実施形態とは逆に、雄ハウジング側に電線カバーとレバーとが装着されるようになっていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の分解正面図
【図2】図1のA−A線断面図
【図3】雄ハウジングの平面図
【図4】雌ハウジングの平面図
【図5】図1のB−B線断面図
【図6】レバーの平面図
【図7】図6のD−D線断面図
【図8】雌ハウジングにカバーを装着した状態の斜視図
【図9】さらにレバーを初期位置に装着した状態の斜視図
【図10】雌ハウジングを嵌合する前の状態に係る図3のC−C線断面図
【図11】雄雌のハウジングの嵌合初期状態の一部切欠正面図
【図12】レバーの回動操作途中の一部切欠正面図
【図13】レバーが終端位置まで回動された状態の一部切欠正面図
【図14】従来例の斜視図
【符号の説明】
W…電線
10…雄ハウジング(他方のハウジング)
15…フォロワピン(フォロワ)
20…雌ハウジング(一方のハウジング)
23…第1係止突起
25…第2係止突起(係止部)
26…軸
30…電線カバー
33…第1係止片
33A…係止孔
34…第2係止片(係止部)
34A…係止孔
40…レバー
41…アーム部
44…カム溝(カム面)
45…仮係止溝(係止孔)

Claims (1)

  1. 互いに嵌合される一対のハウジングと、両ハウジングのうち一方のハウジングから引き出された電線を覆う電線カバーとが備えられ、前記一方のハウジングには係止突起が、前記電線カバーには、前記係止突起が嵌合可能な係止孔を有して弾性変形可能な係止片がそれぞれ設けられ、前記電線カバーは、前記係止片の係止孔に前記係止突起を弾性的に嵌合することにより前記一方のハウジングに対して装着されるとともに、
    前記一方のハウジングにはカム面を備えて回動可能なレバーが、他方のハウジングにはフォロワがそれぞれ設けられて、前記レバーの回動に伴い前記カム面とフォロワとの間のカム作用により両ハウジングが嵌合・離脱されるようになっており、
    前記電線カバーの前記係止片が、前記レバーの回動域の全域においてこのレバーで覆われる設定となっており、
    かつ前記係止突起は、前記電線カバーの係止片の前記係止孔と、前記レバーに設けられた係止孔にわたって嵌合されて、併せて前記レバーを所定位置に保持可能となっていることを特徴とするレバー式コネクタ。
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