JP5267374B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関するものである。
特許文献1には、倍力部材であるレバーを用いて第1と第2の2つのハウジングを嵌合するコネクタが開示されている。第1ハウジングにはレバーが取り付けられ、第2ハウジングは、ハウジング本体と電線カバーとを組み付けて構成されている。レバーと電線カバーには、電線カバーがハウジング本体に正しく組み付けられている場合にのみ、レバーの初期位置から嵌合位置への回動を許容する検知手段が設けられている。したがって、両ハウジングを嵌合する際にレバーを初期位置から嵌合位置側へ回動することができないときには、電線カバーが正しく組み付けられていないことが検知される。
特開2009−093930号公報
上記のコネクタでは、電線カバーが不正な組み付け状態であることが両ハウジングを嵌合する現場で検知される。したがって、電線カバーの不正な組付けが検知された場合には、一旦嵌合作業を中断し、電線カバーを正しく組み付けた後に、嵌合作業を再開しなければならない。このような作業の中断は、作業効率低下の原因となるため、改善が望まれる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ハウジング同士の嵌合作業を行う前に、電線カバーが正しく組み付けられるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、ハウジング本体に電線カバーを組み付けた形態の第1ハウジングと、前記ハウジング本体と前記電線カバーのうちいずれか一方の部材に変位可能に設けられ、第1倍力作用部を有する倍力部材と、第1倍力機能部が設けられた第2ハウジングとを備え、前記第1倍力作用部と前記第1倍力機能部が係合した状態で前記倍力部材を変位させることにより、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングに対し嵌合方向へ相対移動させる力が付与されるようになっているコネクタにおいて、前記倍力部材には第2倍力作用部が設けられ、前記ハウジング本体と前記電線カバーのうち前記倍力部材が取り付けられていない側の部材には、第2倍力機能部が設けられ、前記第2倍力作用部と前記第2倍力機能部が係合した状態で前記倍力部材を変位させることにより、前記電線カバーと前記ハウジング本体に対し正規の組付け状態へ相対移動させる力が付与される構成となっているとともに、前記倍力部材は、同一の経路に沿って往復変位し得るようになっており、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングを嵌合させるときの前記倍力部材の変位方向と、前記電線カバーと前記ハウジング本体を組み付けるときの前記倍力部材の変位方向が、互いに逆向きであるところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、記倍力部材は、初期位置と嵌合位置との間で往復変位し得るようになっており、
前記倍力部材が初期位置にある状態では、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングを浅く嵌合したときに、前記第1倍力機能部が前記第1倍力作用部の入口に進入するようになっており、
前記倍力部材が初期位置から嵌合位置に向かって変位することにより、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの嵌合が進行し、
前記倍力部材が嵌合位置に到達すると、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングが正規の嵌合状態に至るようになっており、
前記倍力部材が初期位置に到達したときに、前記電線カバーと前記ハウジング本体とが正規の組付け状態となる構成としたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記倍力部材と前記第1ハウジングには、前記倍力部材が初期位置にある状態で互いに係止することにより、前記倍力部材の嵌合位置側への変位を規制する係止部が設けられているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記ハウジング本体の背面から導出された複数本の電線を液密状に貫通させる複数のシール孔を有し、前記ハウジング本体の背面に当接するとともに、外周を前記ハウジング本体に形成したシール面に密着させた状態で取り付けられる一括ゴム栓と、
前記複数本の電線を貫通させる貫通孔を有し、前記一括ゴム栓の背面に当接されるホルダとを備え、
前記電線カバーには、前記電線カバーが前記ハウジング本体に対して組付け方向へ相対移動する過程で、前記ホルダを背面側から前記一括ゴム栓側へ押圧する押圧部が設けられ、
前記押圧部の押圧作用により、前記一括ゴム栓が前記ハウジング本体の背面と前記ホルダとの間で弾性的に圧縮変形させられる構成としたところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
倍力部材を変位させると、第2倍力作用部と第2倍力機能部との係合により、電線カバーとハウジング本体が正規の組付け状態となる。倍力部材を、第2ハウジング側ではなく、電線カバーとハウジング本体を有する第1ハウジング側に設けているので、第1ハウジングと第2ハウジングを組み付ける前に、電線カバーとハウジング本体を正しく組み付けておくことができる。また、倍力部材は、第1ハウジングと第2ハウジングを嵌合させるための嵌合機能だけでなく、電線カバーとハウジング本体を正しく組み付けるための組付け機能も兼ね備えているので、倍力部材とは別に、組付け機能のための専用の部材を設ける必要がなく、部品点数が少なくて済む。
また、倍力部材は、第1ハウジングと第2ハウジングを嵌合させるときと、電線カバーとハウジング本体を組み付けるときで同じ経路上を逆向きに変位する。したがって、第1ハウジングと第2ハウジングを嵌合させるときの倍力部材の変位経路と、電線カバーとハウジング本体を組み付けるときの倍力部材の変位経路が、互いに別々である場合に比べると、倍力部材の変位に必要なスペースが小さくて済む。
請求項2の発明>
倍力部材を初期位置まで変位させると、電線カバーとハウジング本体との組付けが完了するとともに、第1ハウジングと第2ハウジングとの嵌合準備が整う。電線カバーとハウジング本体を組み付けた後は、倍力部材をそのまま初期位置に留め置けばよいので、倍力部材を無駄に変位させる必要がなく、作業性に優れている。
請求項3の発明>
倍力部材を初期位置へ変位させると、係止部同士の係止作用により、倍力部材を確実に初期位置に保持しておくことができる。
請求項4の発明>
電線をシール孔に貫通させる作業は、電線カバーをハウジング本体に組み付ける前に行われる。電線を貫通した後、電線カバーをハウジング本体に対して組付け方向へ相対移動させると、一括ゴム栓が弾性的に圧縮されることにより、シール孔の内周が縮径方向に変位してシール孔と電線との間の密着度が高まる。電線をシール孔に挿通する時点では、シール孔の内径が比較的大きいので、電線を挿通する際の抵抗が小さく抑えられており、作業性がよい。
実施形態1の第1ハウジングを組み付ける過程において、電線カバーがハウジングに対して正規の組付位置に至る直前の状態をあらわす平面図 レバーを回動操作することにより、電線カバーを正規の組付位置へ移動させている状態をあらわす平面図 レバーの回動操作により、電線カバーが正規の組付位置へ移動した状態をあらわす平面図 第1ハウジングと第2ハウジングの嵌合過程をあらわす平面図 第1ハウジングと第2ハウジングの嵌合状態をあらわす平面図 図1の状態の断面図 図3の状態の断面図 図1の状態の左側面図 電線カバーが正しく組み付けられている状態をあらわす第1ハウジングの左側面図 電線カバーが正しく組み付けられている状態をあらわす第1ハウジングの右側面図 第1ハウジングのハウジング本体の平面図 ハウジング本体の背面図 ハウジング本体の右側面図 電線カバーの平面図 電線カバーの正面図 電線カバーの右側面図 電線カバーの断面図 一括ゴム栓の正面図 ホルダの平面図 ホルダの背面図 ホルダの右側面図 ホルダの断面図 第2ハウジングの平面図 第2ハウジングの左側面図
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図24を参照して説明する。本実施形態のコネクタは、第1ハウジング10と第2ハウジング90をレバー80(本発明の構成要件である倍力部材)を用いて嵌合・離脱させるようにしたものであって、第1ハウジング10を構成するハウジング本体11と電線カバー40の組付けを、上記レバー80を利用して行うようになっている。
第1ハウジング10は、ハウジング本体11と、複数の雌端子金具30と、電線カバー40と、一括ゴム栓60と、ホルダ70と、レバー80とを備えて構成されている。
ハウジング本体11は、合成樹脂製であり、全体として左右方向(両ハウジング10,90の嵌合・離脱方向と直角な方向)に長いブロック状をなす端子収容部12と、端子収容部12の後端に連なって前方へ片持ち状に延出することで端子収容部12を包囲する形態とされた筒状嵌合部13とを一体に形成したものである。端子収容部12の外面と筒状嵌合部13の内面との間には、筒状をなすとともに前方(正面側)へ開放された嵌合空間14が構成されている。
端子収容部12内には、前後方向(両ハウジング10,90の嵌合・離脱方向と平行な方向)に貫通する複数のキャビティ15が形成され、各キャビティ15内には、ハウジング本体11(端子収容部12)の背面11R(後端面)側から雌端子金具30が挿入されている。各雌端子金具30に接続された電線31は、ハウジング本体11の背面11Rから後方へ導出されている。
筒状嵌合部13(ハウジング本体11)の上下両外面には、上下対称な一対の係合突起16(本発明の構成要件である第2倍力機能部)が形成されている。この係合突起16は、左右方向においてはハウジング本体11の中央よりも少し側方(ハウジング本体11を正面から見たときの左側)の位置に配置され、前後方向においてはハウジング本体11の後端縁に近い位置に配置されている。同じく筒状嵌合部13の上下両外面には、筒状嵌合部13の前縁に沿って左右方向に延びる上下対称な一対の規制壁17が形成されている。規制壁17と筒状嵌合部13とは、その前端縁同士が連なっており、筒状嵌合部13の外面と規制壁17との間には、後方(背面11R側)へ開放された形態の規制空間18が構成されている。
ハウジング本体11の背面11Rは、両ハウジング10,90の嵌合方向と直角な平面である。ハウジング本体11の背面11Rには、後方へ筒状に突出した形態の周壁部19が一体に形成されている。周壁部19は、全てのキャビティ15の開口を一括して包囲するように、背面11Rの周縁部に沿って配置されている。周壁部19の内周面はシール面20となっている。周壁部19を構成する左右両壁部の外面には、抜止め突起21が形成されている。周壁部19を構成する上下両壁部の外面には、左右方向(ハウジング本体11の背面11Rと平行な方向)に直線状に延びる上下一対のガイドリブ22が形成されている。ハウジング本体11の背面11Rにおける左右両端部には、周壁部19の外側領域に配置された上下一対ずつのロック突起23が形成されている。
電線カバー40は、正面(前面)が開放されているとともに、左右両側面のうち一方(ハウジング本体11を正面から見たときに右側)の側面が引出口41として開放された箱状をなす。電線カバー40は、ハウジング本体11に対しその背面11Rを覆うように組み付けられ、ハウジング本体11の背面11Rから導出された複数本の電線31は、電線カバー40の内部でハウジング本体11の背面11Rと略平行をなすように屈曲され、引出口41から電線カバー40の外部へ引き出されている。電線カバー40を構成する左側壁(引出口41とは反対側の側壁)の前端縁部は、ロック用係止縁部42となっている。
電線カバー40を構成する上下両壁部の内面には、電線カバー40の正面側の開口縁に沿って左右方向に直線状に延びた形態の上下対称な一対のガイド溝43が形成されている。電線カバー40の正面側の開口縁は、ガイド溝43と平行に直線状に延びている。電線カバー40の上下両壁部の内面には、ガイド溝43と平行に延びた形態の上下対称な一対のリブ状突起44が形成されている。リブ状突起44の右端部(引出口41側の端部)において正面と側面とが略直角に連なる角縁部は、押圧用角縁部45(本発明の構成要件である押圧部)となっている。
リブ状突起44の左端部(引出口41とは反対側の端部)には、正面側へ突出した形態の押圧用突部46が形成されている。押圧用突部46には、左右方向(ハウジング本体11に対する電線カバー40の組み付け方向と平行な方向)及び前後方向(ハウジング本体11に対する電線カバー40の組み付け方向と直角な方向)の両方向に対して斜めをなす押圧用斜面47(本発明の構成要件である押圧部)が形成されている。リブ状突起44の正面(前面)における右端部(押圧用角縁部45に隣接する領域)と、押圧用突部46の正面(押圧用斜面47に隣接する領域)は、いずれも押圧面48となっている。
電線カバー40の上下両壁部の外面には、支持軸49と、ストッパ50と、嵌合位置用係止突起51と、初期位置用係止突起52(本発明の構成要件である係止部)とが、いずれも上下対称に一対ずつ突出した形態で形成されている。
支持軸49は、軸線を上下方向(両ハウジング10,90の嵌合方向と直角であり、且つハウジング本体11に対する電線カバー40の組み付け方向と直角な方向)に向けて、互いに同軸状に突出形成されている。支持軸49は、左右方向においては電線カバー40のほぼ中央位置に配置され、前後方向においては電線カバー40の正面に近い位置に配置されている。
ストッパ50は、左右方向においては電線カバー40の左端部(支持軸49を挟んで引出口41とは反対側の端部)に近い位置に配置され、前後方向においては支持軸49とほぼ同じ位置に配置されている。嵌合位置用係止突起51は、左右方向においてはストッパ50と支持軸49との間であってストッパ50に近い位置に配置され、前後方向においては支持軸49及びストッパ50よりも少し後方の位置に配置されている。初期位置用係止突起52は、左右方向においては支持軸49と引出口41との間の位置(支持軸49を挟んで嵌合位置用係止突起51とは反対側の位置)に配置され、前後方向においては支持軸49よりも後方の位置に配置されている。
一括ゴム栓60は、板状をなすゴム部材からなり、一括ゴム栓60には、前後方向に貫通する複数のシール孔61が、複数のキャビティ15と対応する配置で形成されている。一括ゴム栓60が弾性変形していない状態におけるシール孔61の内径は、電線31の外径よりも小さい寸法とされており、各シール孔61には電線31が液密状に密着した状態で貫通されるようになっている。また、一括ゴム栓60の外周には、周方向に延びた形態のリップ部62が形成されている。かかる一括ゴム栓60は、ハウジング本体11に対しその後方から周壁部19に内嵌されるようにして組み付けられ、リップ部62がシール面20に対して液密状に密着されている。
ホルダ70は、合成樹脂製であり、一括ゴム栓60と対応する板状部71と、板状部71から前方へ突出する複数のダミー栓72と、板状部71の左右両側縁部から前方へ突出した形態であって、抜止め孔が形成された一対の抜止片73とを一体に形成した形態である。ダミー栓72は、複数のキャビティ15のうち一部のキャビティ15と対応するように配置されている。板状部71には、ダミー栓72とは非対応の複数のキャビティ15と対応する複数の貫通孔74が形成されており、貫通孔74には、雌端子金具30と電線31が挿通されるようになっている。
板状部71の背面における右端部には、後方へ突出した形態の受圧用突部75が、上下対称に一対形成されている。受圧用突部75には、左右方向(ハウジング本体11に対する電線カバー40の組み付け方向と平行な方向)及び前後方向(ホルダ70の板状部71がハウジング本体11の背面11Rとの間で一括ゴム栓60を挟む方向と平行な方向)の両方向に対して斜めをなす受圧用斜面76が形成されている。また、板状部71の左端部のうち背面と側面とが略直角に連なる角縁部は、受圧用角縁部77となっている。
レバー80は、合成樹脂製であり、上下一対の対称なアーム部81と、両アーム部81の端部同士を連結する操作部82とを一体に形成した形態である。アーム部81は、ハウジング本体11の上下両外面とほぼ平行(支持軸49の軸線と直角)な板状をなす。レバー80は、アーム部81の軸受孔83を支持軸49に回動可能に嵌合させることにより、アーム部81をハウジング本体11及び電線カバー40の上下両外側面と対向させた状態で、初期位置(図3,図4を参照)と嵌合位置(図1,図5を参照)との間で約120°の角度範囲で同一の経路に沿って往復移動するようになっている。
アーム部81には、軸受孔83を囲むような湾曲した形態のカム溝84(本発明の構成要件である第1倍力作用部)が形成されている。カム溝84の入口は、アーム部81の外周縁に開口されている。アーム部81における軸受孔83と操作部82との間の領域には、嵌合位置用係止孔85と、初期位置用係止孔86(本発明の構成要件である係止部)が形成されている。
アーム部81には、その外周縁から径方向外側へ張り出した形態の係合リブ87(本発明の構成要件である第2倍力作用部)が、アーム部81の外周縁に沿った所定の領域に亘って連続して形成されている。係合リブ87の外周縁(外周面)は摺接面88となっており、この摺接面88とレバー80の回動中心(軸受孔83及び支持軸49の軸心)との間の径方向の距離は、係合リブ87の長さ方向(周方向)における一方の端部(レバー80の嵌合位置から初期位置への回動方向における先方側の端部であり、図1〜図5の時計回り方向における先方側の端部)において最も短い。そして、摺接面88とレバー80の回動中心との間の距離は、一方の端部から他方の端部に向かうにつれて次第に長くなり、他方の端部において最も長い。
係合リブ87の内面(ハウジング本体11及び電線カバー40との対向面)は、アーム部81の内面に対して面一状に連なっているのに対し、係合リブ87の外面は、アーム部81の外面に対して段差状に凹んだ形態(ハウジング本体11及び電線カバー40側へ変位した形態)となっている。つまり、係合リブ87はアーム部81よりも肉薄である。レバー80が初期位置と嵌合位置との間のいずれの位置にあっても、係合リブ87の一部は、常に、規制空間18内に進入している。したがって、係合リブ87が外面側へ変位しようとしても、規制壁17によってその変位が規制されている。
第2ハウジング90は、回路基板(図示省略)に取り付けられるものであり、図23及び図24に示すように、板状をなす端子保持部91と、端子保持部91の外周縁から正面側(第1ハウジング10側)へ筒状に延出した形態のフード部92とを一体に形成したものである。端子保持部91には、略L字形に屈曲した形態複数本の雄端子金具93が貫通した状態で取り付けられている。雄端子金具93の先端部は、フード部92に包囲されてた状態で第1ハウジング10に向かって突出している。雄端子金具93の基端部は、端子保持部91の背面側へ突出されて回路基板に接続されるようになっている。
フード部92の上下両外面には、軸線を上下方向(両ハウジング10,90の嵌合・離脱方向及びレバー80の回動方向に対して直角な方向)に且つ同軸状に向けた略円柱状をなす上下対称な一対のカムフォロア94(本発明の構成要件である第1倍力機能部)が、突出して形成されている。
次に、第1ハウジング10の組み付け手順を説明する。まず、電線カバー40をハウジング本体11から外した状態で、一括ゴム栓60を周壁部19内に嵌入してハウジング本体11の背面11Rに当接させる。次に、一括ゴム栓60の背面11R側からホルダ70をハウジング本体11に対して仮組みする。このとき、ダミー栓72をシール孔61に嵌入しながら、板状部71を一括ゴム栓60の背面に当接させることにより、板状部71とハウジング本体11の背面11Rとの間で一括ゴム栓60を前後方向に挟む。また、ホルダ70を仮組みした状態では、図5に示すように、抜止片73の抜止孔が抜止め突起21に係止することにより、ホルダ70は、ハウジング本体11に対し後方への相対変位(離脱)を規制されているとともに、板状部71の正面と周壁部19の後端縁との間にクリアランスが空いている。
この後、電線31が接続されている雌端子金具30を、ホルダ70の背面側から、貫通孔74とシール孔61を順に挿通させながら押し込んで、キャビティ15内に挿入する。雌端子金具30が挿入された状態では、電線31の外周とシール孔61の内周とが液密状に密着することにより、シール孔61を通る経路での浸水が防止される。また、一括ゴム栓60の外周のリップ部62がシール面20に対して液密状に密着することにより、一括ゴム栓60の外周と周壁部19との間を通る経路での浸水が防止される。
全ての雌端子金具30が挿入されたら、電線カバー40をハウジング本体11に仮組みする。組付けに際しては、レバー80を電線カバー40から外しておき、電線カバー40を、ハウジング本体11に対し斜め左後方に配置する。そして、ガイド溝43の右端部をガイドリブ22の左端部に係合させ、電線カバー40の正面側の開口縁をハウジング本体11の背面11Rに摺接させながら、電線カバー40をハウジング本体11に対して右方へスライドさせる。この間、ガイドリブ22とガイド溝43との係合、及び電線カバー40の正面側の開口縁がハウジング本体11の背面11Rに当接することにより、電線カバー40はハウジング本体11に対して前後方向及び上下方向への相対移動を規制される。
電線カバー40のスライド動作が進むのに伴い、ホルダ70の後方へ導出されている複数本の電線31が電線カバー40内に収容されていくとともに、収容された電線31が、引出口41の開口縁と電線カバー40の背面壁に当接することにより右方へ曲げられていく。電線カバー40は、図6に示すように、ロック用係止縁部42がロック突起23に対して左方から当接する位置まで、スライドさせる。
この後、仮組みされている電線カバー40に対しレバー80を組み付ける。組み付けに際しては、レバー80を嵌合位置と同じ姿勢にして後方から電線カバー40に接近させ、アーム部81を弾性的に拡開させながら、軸受孔83を支持軸49に嵌合し、係合リブ87を規制空間18内に進入させ、嵌合位置用係止孔85を嵌合位置用係止突起51に嵌合させる。すると、図1に示すように、嵌合位置用係止突起51と嵌合位置用係止孔85との係止により、レバー80は初期位置側への回動を規制されるとともに、アーム部81がストッパ50に当接することによりレバー80の初期位置とは反対方向への回動を規制され、もって、レバー80が嵌合位置に保持される。
レバー80が嵌合位置にある状態では、図1に示すように、係合リブ87の摺接面88と係合突起16とは非対応の位置関係にあり、アーム部81の外周縁が係合突起16に対して隙間を空けて対向している。そして、この状態からレバー80を初期位置側へ回動させる。このとき、レバー80に嵌合位置用係止突起51と嵌合位置用係止孔85との係止力を上回る操作力を操作部82に付与すれば、レバー80の回動が開始する。
レバー80が回動する過程では、図2に示すように、係合リブ87の摺接面88が係合突起16に対して右方(つまり、ハウジング本体11に対する電線カバー40の組み付け方向と平行な方向)から当接し、その状態から更にレバー80の回動が進むと、摺接面88が係合突起16に摺接する。この間、摺接面88における係合突起16との接触位置は、レバー80の回動中心(支持軸49)からの距離が最も短い位置から最も長い位置に向かってずれていくので、摺接面88から係合突起16に対して左向きの押圧力が作用する。このレバー80側からの押圧作用により、係合突起16からレバー80に対して右向きの反力が生じるので、この反力により、電線カバー40がハウジング本体11に対して相対的に右方へ移動する。
電線カバー40がハウジング本体11に対して右方へ相対移動(スライド)する過程では、移動の開始直後に、電線カバー40の側面壁が弾性変形しながらロック用係止縁部42がロック突起23を乗り越える。ここで、レバー80の回動中心(支持軸49)から摺接面88と係合突起16との接触位置までの距離は、レバー80の回動中心から操作部82までの距離よりも短いので、倍力効果が発揮される。この倍力効果により、小さい操作力でも、ロック突起23とロック用係止縁部42の係止力を上回る力が電線カバー40に付与され、電線カバー40を確実に移動させることができる。
電線カバー40のスライド動作の前半では、電線カバー40の右端部に位置する押圧用角縁部45が、ホルダ70の受圧用斜面76に対し斜め左後方から押圧力を付与しながら摺接するとともに、電線カバー40の左端部に位置する押圧用斜面47が、ホルダ70の受圧用角縁部77に対し斜め左後方から押圧力を付与しながら摺接する。これらの摺接作用により、ホルダ70がハウジング本体11に対して前方へ相対的に平行移動し、ホルダ70の移動に伴って一括ゴム栓60がホルダ70の板状部71とハウジング本体11の背面11Rとの間で前後方向に押し潰されていく。
このとき、ホルダ70の左右両抜止片73が周壁部19に対して左右から挟むように当接しているとともに、電線カバー40がホルダ70に対して左右両端部(つまり、左右方向に大きく離間した2位置)で押圧しているので、ホルダ70は左右に傾くことなく安定した姿勢で前方へ移動することができる。これにより、一括ゴム栓60の弾性撓み量が左右方向全領域に亘って概ね均一化される。一括ゴム栓60が弾性的に潰れ変形することにより、シール孔61の内周が縮径方向に変位してシール孔61と電線31との間の密着度が高まるとともに、リップ部62とシール面20との間の密着度が高まる。
また、電線カバー40のスライド動作の後半では、電線カバー40のリブ状突起44の押圧面48が、ホルダ70の右端部に位置する受圧用突部75に対し後方から押圧力を付与しながら右方へ摺接するとともに、電線カバー40の押圧用突部46の押圧面48が、ホルダ70の背面における左端部に対し後方から押圧力を付与しながら右方へ摺接する。この押圧面48は前後方向に対して直角な平面なので、ホルダ70は前後方向には移動せず、一括ゴム栓60の弾性撓み量が変動することはない。
そして、図3に示すように、レバー80が初期位置に到達すると、電線カバー40はハウジング本体11に対する正しい組付け位置に到達し、電線カバー40の組み付け作業が完了する。また、初期位置用係止孔86と初期位置用係止突起52との係止作用により、レバー80は、嵌合位置側への回動を規制された状態で初期位置に保持される。
また、電線カバー40がハウジング本体11に対して正しく組み付けられると、図7に示すように、電線カバー40のロック用係止縁部42がハウジング本体11のロック突起23に対して右方から係止(当接)するので、電線カバー40はハウジング本体11に対して左方(外れる方向)への相対移動を規制される。また、電線カバー40の左側壁がホルダ70に対して左方から当接するので、電線カバー40はハウジング本体11に対し右方への相対移動を規制される。これにより、電線カバー40はハウジング本体11に対し正規の組付け状態にロックされる。
電線カバー40がハウジング本体11に対して正しく組み付けられた後は、レバー80は初期位置に保持したままにしておく。レバー80が初期位置にある状態では、カム溝84の入口が正面側に開口し、前方からカムフォロア94がカム溝84内に進入し得る状態となる。したがって、この後、第1ハウジング10と第2ハウジング90を嵌合する際には、レバー80を回動させる必要はない。
両ハウジング10,90を嵌合する際には、図4に示すように、第2ハウジング90のフード部92を第1ハウジング10の嵌合空間14に対して浅く進入させ、カムフォロア94をカム溝84の入口に進入させる。この状態から、レバー80に対し初期位置用係止孔86と初期位置用係止突起52の係止力を上回る操作力を操作部82に付与すると、レバー80が嵌合位置側へ回動を始める。レバー80の回動が進むのに伴い、カム溝84とカムフォロア94との係合によるカム作用により倍力効果が発揮され、両ハウジング10,90が引き寄せられる。そして、レバー80が嵌合位置に到達すると、両ハウジング10,90が正規の嵌合状態に到達する。このとき、レバー80は嵌合位置用係止孔85と嵌合位置用係止突起51の係止作用によって嵌合位置に保持されるので、両ハウジング10,90は正規の嵌合状態にロックされる。
尚、レバー80を初期位置から嵌合位置へ回動させる過程では、係合リブ87の摺接面88が係合突起16から次第に離間していくので、電線カバー40はハウジング本体11に対し正しく組み付けられた状態を維持する。
また、両ハウジング10,90を離脱する際には、レバー80を嵌合位置から初期位置へ回動させれば、カム溝84とカムフォロア94との係合によるカム作用により、倍力効果が発揮され、両ハウジング10,90が離間される。
上述のように、本実施形態のコネクタは、カム溝84とカムフォロア94を係合させた状態でレバー80を変位させることにより、両ハウジング10,90に対し嵌合方向へ相対移動させる力が付与されるようになっているのであるが、レバー80に係合リブ87を設けるとともに、ハウジング本体11(ハウジング本体11と電線カバー40のうちレバー80が取り付けられていない側の部材)に係合突起16を設け、係合リブ87と係合突起16を係合させた状態でレバー80を変位させることにより、電線カバー40とハウジング本体11に対し正規の組付け状態へ相対移動させる力が付与されるようになっている。
この構成によれば、倍力部材としてのレバー80を、第2ハウジング90側ではなく、電線カバー40とハウジング本体11を有する第1ハウジング10側に設けているので、第1ハウジング10と第2ハウジング90を組み付ける前に、電線カバー40とハウジング本体11を正しく組み付けておくことができる。また、レバー80は、両ハウジング10,90を嵌合させるための嵌合機能だけでなく、電線カバー40とハウジング本体11を正しく組み付けるための組付け機能も兼ね備えているので、レバー80とは別に、組付け機能のための専用の部材を設ける必要がなく、部品点数が少なくて済んでいる。
また、レバー80が、初期位置と嵌合位置との間で同一の経路に沿って往復変位する形態であることに着目し、両ハウジング10,90を嵌合させるときのレバー80の変位方向と、電線カバー40とハウジング本体11を組み付けるときのレバー80の変位方向が、互いに逆向きとなるようにしている。したがって、両ハウジング10,90を嵌合させるときのレバー80の変位経路と、電線カバー40とハウジング本体11を組み付けるときのレバー80の変位経路が、互いに別々である場合に比べると、レバー80の変位に必要なスペースが小さくて済んでいる。
また、レバー80を初期位置まで変位させると、電線カバー40とハウジング本体11との組付けが完了するとともに、両ハウジング10,90の嵌合準備が整うようになっている。したがって、電線カバー40とハウジング本体11を組み付けた後は、レバー80をそのまま初期位置に留め置けばよいので、レバー80を無駄に変位させる必要がなく、作業性に優れている。
また、電線31をシール孔61に貫通させる作業は、電線カバー40をハウジング本体11に組み付ける前に行われるのであるが、本実施形態では、この点に着目し、電線カバー40には、電線カバー40がハウジング本体11に対して組付け方向へ相対移動する過程で、ホルダ70を背面側から一括ゴム栓60側へ押圧する押圧部(押圧用角縁部45と押圧用斜面47)を設けている。そして、電線カバー40をハウジング本体11に対して組付け方向へ相対移動させることにより、一括ゴム栓60が弾性的に圧縮され、シール孔61の内周が縮径方向に変位してシール孔61と電線31との間の密着度が高まるようにしている。この構成によれば、電線31をシール孔61に挿通する時点では、シール孔61の内径が比較的大きいので、電線31を挿通する際の抵抗が小さく抑えられ、作業性に優れている。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、倍力部材を電線カバーに取り付け、第2倍力機能部をハウジング本体に設けたが、倍力部材をハウジング本体に取り付けて、第2倍力機能部を電線カバーに設けてもよい。
(2)上記実施形態では、第2倍力作用部と第2倍力機能部は、倍力部材の変位過程の途中から終了時まで継続して係合するようにしたが、第2倍力作用部と第2倍力機能部の係合は、倍力部材の変位の初期(つまり、倍力部材が嵌合位置にある状態)から変位の終了(つまり、倍力部材が初期位置に到達した状態)まで継続して行われるようにしてもよく、倍力部材の変位の終期にのみ行われるようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、倍力部材が回動するように変位したが、倍力部材の変位形態は平行移動であってもよい。
)上記実施形態では、倍力部材が初期位置に到達したときに電線カバーとハウジング本体の正規の組付けが完了するようにしたが、電線カバーとハウジング本体の正規の組付けが完了したときの倍力部材の位置は、初期位置以外の位置であってもよい。
)上記実施形態では、電線カバーの組付け時の移動方向をハウジング本体の背面と平行な向き(両ハウジングの嵌合方向と直交する方向)としたが、電線カバーの組付け時の移動経路は、ハウジング本体の背面と交差する直線経路であってもよく、軸を支点として回動する経路であってもよい。
)上記実施形態では、一括ゴム栓を設けることにより防水を図るようにしたが、本発明は、非防水タイプのコネクタにも適用できる。
10…第1ハウジング
11…ハウジング本体
16…係合突起(第2倍力機能部)
40…電線カバー
45…押圧用角縁部(押圧部)
47…押圧用斜面(押圧部)
52…初期位置用係止突起(係止部)
60…一括ゴム栓
61…シール孔
70…ホルダ
74…貫通孔
80…レバー(倍力部材)
84…カム溝(第1倍力作用部)
86…初期位置用係止孔(係止部)
87…係合リブ(第2倍力作用部)
90…第2ハウジング
94…カムフォロア(第1倍力機能部)

Claims (4)

  1. ハウジング本体に電線カバーを組み付けた形態の第1ハウジングと、
    前記ハウジング本体と前記電線カバーのうちいずれか一方の部材に変位可能に設けられ、第1倍力作用部を有する倍力部材と、
    第1倍力機能部が設けられた第2ハウジングとを備え、
    前記第1倍力作用部と前記第1倍力機能部が係合した状態で前記倍力部材を変位させることにより、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングに対し嵌合方向へ相対移動させる力が付与されるようになっているコネクタにおいて、
    前記倍力部材には第2倍力作用部が設けられ、
    前記ハウジング本体と前記電線カバーのうち前記倍力部材が取り付けられていない側の部材には、第2倍力機能部が設けられ、
    前記第2倍力作用部と前記第2倍力機能部が係合した状態で前記倍力部材を変位させることにより、前記電線カバーと前記ハウジング本体に対し正規の組付け状態へ相対移動させる力が付与される構成となっているとともに、
    前記倍力部材は、同一の経路に沿って往復変位し得るようになっており、
    前記第1ハウジングと前記第2ハウジングを嵌合させるときの前記倍力部材の変位方向と、前記電線カバーと前記ハウジング本体を組み付けるときの前記倍力部材の変位方向が、互いに逆向きであることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記倍力部材は、初期位置と嵌合位置との間で往復変位し得るようになっており、
    前記倍力部材が初期位置にある状態では、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングを浅く嵌合したときに、前記第1倍力機能部が前記第1倍力作用部の入口に進入するようになっており、
    前記倍力部材が初期位置から嵌合位置に向かって変位することにより、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの嵌合が進行し、
    前記倍力部材が嵌合位置に到達すると、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングが正規の嵌合状態に至るようになっており、
    前記倍力部材が初期位置に到達したときに、前記電線カバーと前記ハウジング本体とが正規の組付け状態となる構成としたことを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記倍力部材と前記第1ハウジングには、前記倍力部材が初期位置にある状態で互いに係止することにより、前記倍力部材の嵌合位置側への変位を規制する係止部が設けられていることを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記ハウジング本体の背面から導出された複数本の電線を液密状に貫通させる複数のシール孔を有し、前記ハウジング本体の背面に当接するとともに、外周を前記ハウジング本体に形成したシール面に密着させた状態で取り付けられる一括ゴム栓と、
    前記複数本の電線を貫通させる貫通孔を有し、前記一括ゴム栓の背面に当接されるホルダとを備え、
    前記電線カバーには、前記電線カバーが前記ハウジング本体に対して組付け方向へ相対移動する過程で、前記ホルダを背面側から前記一括ゴム栓側へ押圧する押圧部が設けられ、
    前記押圧部の押圧作用により、前記一括ゴム栓が前記ハウジング本体の背面と前記ホルダとの間で弾性的に圧縮変形させられる構成としたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のコネクタ。
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