JP2014011124A - レバー式コネクタ - Google Patents

レバー式コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2014011124A
JP2014011124A JP2012148993A JP2012148993A JP2014011124A JP 2014011124 A JP2014011124 A JP 2014011124A JP 2012148993 A JP2012148993 A JP 2012148993A JP 2012148993 A JP2012148993 A JP 2012148993A JP 2014011124 A JP2014011124 A JP 2014011124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
housing
type connector
rotation
stopper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012148993A
Other languages
English (en)
Inventor
Taisuke Isonaga
泰介 磯永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2012148993A priority Critical patent/JP2014011124A/ja
Publication of JP2014011124A publication Critical patent/JP2014011124A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

【課題】小型化したレバー式コネクタを提供する。
【解決手段】スイッチ端子を介して一対のメイン回路用端子を接続することにより、電源回路を導通状態とするレバー式コネクタであって、一対のメイン回路用端子とガイドピンとを有する第1ハウジング1と、スイッチ端子と回転軸23とを有する第2ハウジング2と、ガイドピン13を挿入するガイド溝35と回転軸23を支持する軸受部33を有し、第2ハウジング2に回転軸を中心に回動可能に支持され、回動操作により第2ハウジング2を第1ハウジング1に嵌合および離脱するレバー3とを備え、レバー3は、回転軸23を中心に、軸受部33を回転軸に挿入する第1の位置から、ガイドピン13をガイド溝35に挿通して第2ハウジング2を第1ハウジング1から離脱可能な状態である第2の位置を介して、第2ハウジング2を第1ハウジング1に嵌合しレバーの回動の終端となる第3の位置まで回動し、第2ハウジング2は、第2の位置から第1の位置へのレバー3の回動を規制するストッパ25を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、レバー式コネクタに関する。
互いに嵌合される一対のコネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジングにレバーが回動可能に軸支され、このレバーにカム溝が設けられ、他方のコネクタハウジングに前記カム溝と係合する係合ピンが突設され、前記カム溝に前記係合ピンを係合させた状態で、前記レバーを回動操作することにより、前記両コネクタハウジングの嵌合と離脱を助勢するレバー式コネクタにおいて、前記両コネクタハウジングを嵌合させる際の前記カム溝の入口への前記係合ピンの受け入れが可能な前記レバーの回動位置を回動始端位置とし、前記レバーの回動操作により前記両コネクタハウジングを完全嵌合させた際の前記レバーの回動位置を回動終端位置とした場合に、前記両コネクタハウジングを嵌合・離脱させるための前記回動始端位置から回動終端位置までの間の通常レバー回動操作範囲の外側に、前記一方のコネクタハウジングに対して前記レバーの組み付けが可能となる組付位置を設定し、前記回動終端位置で前記レバーが止まるように、コネクタハウジングに被さるカバーに、レバーの取っ手の当たるストッパを設けているレバー式コネクタが知られている(特許文献1)。
特開2008−97995号公報
しかしながら、レバーの大型化により、回動させる際にレバーに加わる荷重が大きくなると、上記のレバー式コネクタではレバーの回動防止用のストッパを回動終端位置に設けているため、当該荷重によるレバーの回動を防止するよう、当該ストッパが大きくなり、レバー式コネクタが大型化する、という問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、小型化したレバー式コネクタを提供することである。
本発明は、レバーの軸受部を第2ハウジングの回転軸に組付ける第1の位置から、ガイドピンをガイド溝に挿通し前記第2ハウジングを前記第1ハウジングから離脱可能な状態である第2の位置を介して、前記第2ハウジングを前記第1ハウジングに嵌合し前記レバーの回動の終端となる第3の位置まで回動するレバーと、前記第2の位置から前記第1の位置への前記レバーの回動を規制するストッパを有する第2ハウジングとを備えることにより上記課題を解決する。
本発明は、第2ハウジングを第1ハウジングから離脱する場合に、ストッパには、離脱のためのレバーの動作による荷重が大きく加わらないため、ストッパを大きな構成にしなくてもよく、その結果とし、レバー式コネクタの小型化することができる。
電気自動車等の電源回路の一部を示す電気回路図である。 本例のレバー式コネクタの斜視図である。 図2の第2ハウジングを第1ハウジングに嵌合させた状態における、A―A線に沿う破断斜視図である。 図2のレバー及び上部ハウジングの側面図である。 (a)は図2の回転軸の端面図を、(b)は軸受部の端面図である。 図2のレバー及び上部ハウジングの側面図である。 (a)は図2の回転軸の端面図を、(b)は軸受部の端面図である。 図6のVIII矢視図である。 図2のレバー及び上部ハウジングの平面図である。 図2のレバー及び上部ハウジングの側面図である。 図10のXI矢視図である。 図2のレバー、上部ハウジング及び下部ハウジングの側面図である。 図2のレバー、上部ハウジング及び下部ハウジングの側面図である。 図2のレバー、上部ハウジング及び下部ハウジングの側面図である。
以下、発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
発明の実施形態に係るレバー式コネクタの一例として、ハイブリッド車両や電気自動車等の車両用電池及び電力負荷と共に用いられるレバー式コネクタを説明する。
図1は、電気自動車もしくはハイブリッド車の電源回路の一部を示す電気回路図である。図1に示すように本実施の形態に係るレバー式コネクタ100(以下、サービスディスコネクトスイッチ、略してSDSWと呼ぶ)は、電源回路の途中に設けられ、バッテリ同士を遮断および接続するメイン回路スイッチとして機能する。すなわちSDSW100は、後述するように着脱可能な一対のコネクタハウジングを有し、コネクタハウジングの着脱によりバッテリの中間電位部abを遮断および接続する。バッテリからの電気はリレースイッチ102を介してインバータ回路(INV)、図示しない14V用および42V用のDC/DCコンバータ等に流れる。なお、バッテリからの電気は電流センサ101で検出される。
図2は、本実施の形態に係るSDSW100の全体構成を示す斜視図であり、第2ハウジング2が第1ハウジングから離脱している状態を示す。なお、以下では説明を容易にするために、便宜上図2に示すように前後左右方向を定義する。
SDSW100は、車両に固定される第1ハウジング1と、第1ハウジング1内に収容される第2ハウジング2とを有する。第2ハウジング2に、上下方向に回動可能にレバー3が取り付けられ、レバー3の回動により第2ハウジング2が第1ハウジング内に押し込まれ、第2ハウジング2が第1ハウジング1に嵌合するとともに、レバー3の先端部が第2ハウジング2に嵌合する。これにより、メイン回路スイッチがオンする。各ハウジング1,2およびレバー3は、それぞれ樹脂等の電気絶縁材料によって形成されている。
第2ハウジング2の上部に、カバー4が取り付けられている。カバー4は、その後端部に設けた把持部4aを把持しつつ、後方に引っ張ることで取り外すことができ、カバー4を取り外した状態で、カバー4の内側に収容されたヒューズ部品の交換等を行う。
第2ハウジング2の上部(上部ハウジング21)は下部(下部ハウジング22)よりも左右方向幅広に形成されている。この上部ハウジング21の左右側面に、回転軸23がそれぞれ突設されている。
また、上部ハウジング21の側面のうち、把持部4aが設けられた側面に対して反対側の側面には、レバー3を係止させるためのロック機構40の一部が設けられている。ロック機構40は、上部ハウジング21に設けられた延在部24a及び爪部24b、及び、レバー3に設けられた係止部34(図を参照)を有している。延在部24aは、上部ハウジング21からの側面に対して外側(図2の前側)に向けて延在した形状であって、湾曲した板状に形成されている。また、延在部24aは、湾曲状に形成することで、上部ハウジング21側のロック機構40は、上部ハウジング21の側面に向けて(図2の後側に向けて)、弾性可能になっている。
延在部24aの両端のうち、一端は、上部ハウジング21の側面と一体になっており、他端は爪部24bを備えている。爪部24bは、延在部24aよりも、さらに外側(図2の前側)にむけた突起した形状に形成されている。また爪部24bは、レバー3の係止部35と当接する面を有している。
ストッパ25は、レバー3の回動操作を規制するための部材であって、上部ハウジング2の両側面(図2の左右側の側面)に、それぞれ対になるよう設けられている。ストッパ25は、上部ハウジング21の両側面から外側に向けて突起した形状に形成されている。ストッパ25は、上部ハウジング21の両側面に一体になっており、当該両側面に沿った方向に対して垂直方向に沿った垂直面25aと、当該垂直面25aから上部ハウジング21に向けて傾斜した傾斜面25bを有している。すなわち、ストッパ25は、垂直面25aと傾斜面25bによりテーパ形状に形成されている。垂直面25aは、図2の前側に、傾斜面25bは図2の後側に臨むように形成されている。
レバー3は、左右一対のアームプレート31と、アームプレート31同士を連結する連結部材32と、軸受部33と、ロック機構40の一部である係止部34と、ガイド溝35とを有する。またアームプレート31に、回転軸23を支持する軸受部33が設けられる。回動軸23を支点に回動可能にレバー3が支持されている。なお、回転軸23及び軸受部33の具体的構成は、後述する。
レバー3と下部ハウジング22の間の左右方向に隙間があり、この隙間に第1ハウジング1が挿入される。略円弧状のガイド溝35は、レバー3のアームプレート31に形成されている。
係止部34は、連結部32に設けられており、レバー3が完全に倒れ、レバー3の回動が終端となった時に、爪部24bを引っ掛けるような形状に形成されている。
アームプレート31の左右内表面に、ガイド溝35に沿ってガイド部35aが突設されている。ガイド部35aは、アームプレート31の周縁部35b以外に形成される。ガイドピン13は、第1ハウジング1及び第2ハウジング2が離脱している状態からのみ、ガイド部35aのない周縁部35bを介してガイド溝35に挿入される。
また第1ハウジング1に、第2ハウジング2を収容する収容部11が設けられている。収容部11は下部ハウジング22の外形形状に対応した形状をなし、下部ハウジング22が収容部11に収容され、上部ハウジング21は収容部11から突出する。第1ハウジング1の左右外側面に、ガイド溝35に挿入されるガイドピン13が突設されている。
次に図3を参照して、SDSW100の内部構造を説明する。図3は、図2の第2ハウジング2を第1ハウジング1に嵌合させた状態で、A―A線に沿う破断斜視図である。第2ハウジング2のカバー4の内側にヒューズ29が配置されている。ヒューズ29の両端に薄板状の端子27a,27bが接続され、ヒューズ29と端子27a,27bはボルト28により固定されている。各端子27a,27bはL字状に折り曲げられて第2ハウジング2の底面を貫通している。第2ハウジング2の底面にケース部2cが突設され、ケース部2cによって各端子27a,27bの周囲が覆われている。端子27a,27bは、その先端がケース部2cよりも下方に突出しないように長さが規定されている。
薄板状の一対の端子14a,14bが第1ハウジング1の底面を貫通している。第1ハウジング1の内側底面に、第2ハウジング2のケース部2cに対応してケース部1cが突設され、端子14a,14bは、その先端がケース部1cよりも上方に突出しないように長さが規定されている。第1ハウジング1のケース部1cは第2ハウジング2のケース部2cの内側に収容されている。
端子14a,14bの先端部は、R状に折り曲げられ、板ばね形状とされている。端子14a,14bとケース部1cの間に端子27a,27bの先端が押し込まれ、端子14aと端子27aおよび端子14bと端子27bが接触している。これにより端子27a,27bおよびヒューズ29を介して端子14a,14b間が接続され、メイン回路スイッチがオンとなる。なお、端子14a,14bにそれぞれケーブル(図示しない)が接続されている。第1ハウジング1の底面に、第1ハウジング1を車両又はバッテリパックに取り付けるためのボルト貫通孔1dが設けられている。
次に、図1、図4〜図10を用いて、レバー3を第1ハウジング2に組付ける工程を説明する。図4はレバー3及び上部ハウジング21の側面図を示し、図5は、図4の状態における、レバー3及び上部ハウジング21の組付け部分を説明するための図であり、(a)は回転軸23の端面図を、(b)は軸受部33の端面図を示す。なお、図4では、説明のためにストッパ25を斜線で示しており、図6、9、10、12〜14でも同様に、ストッパ5を斜線で示している。また、図4、6、9、10〜14の図は、第1ハウジング1、第2ハウジング2及びレバー3を概略化して図示している。
レバー3は、回転軸23を中心とし一定の範囲で回動可能になるよう構成されているが、レバー3を第2ハウジング2へ組付ける場合には、レバー3が所定の角度を維持した状態で、軸受部33を回転軸23に挿通させなければならない。以下、具体的な構成を説明する。
図5(a)に示すように、回転軸23は、軸心23aと突起部23bを有している。軸心23aは、円筒状に形成され、上部ハウジング21の側面に対して垂直方向と平行になるよう形成されている。突起部23bは、軸心23aの表面から、軸心23aの軸に対して垂直方向に突出している。突起部23bは、レバー3の天面36を下方に向けた状態で、当該天面36に対して垂直な上方に向けて突出している。なお、レバー3の天面36とは、第2ハウジング2が第1ハウジング1に完全に嵌合し、レバー3の回動が終端に達している場合に、第2ハウジング2の上面(カバ4の表面)と面一になっているレバー3の面を指している。
軸受部33は、孔部33a、切欠部33b、摺動面33cを有している。孔部33aは、軸心23aを挿通させる円筒状の孔である。切欠部33bは、孔部33aの側面から、孔部33aの軸に対して垂直方向に突出するよう、孔部33aの周囲の一部を切り欠いた孔である。切欠部33bの形状は、突起部23bの形状に対応するよう形成されており、突起部23bの形状よりも、僅かに大きな孔である。
摺動面33cは、切欠部33bを除いた孔部33aの周囲に形成されている。摺動面33cは、回転軸23を軸受部33に挿入された状態で回動させることで、突起部23bの表面と当接する面である。
軸受部33を回転軸23に挿入する際には、切欠部33bの向きが突起部23bの向きと合うように、レバー3の回転位置を第2ハウジング2に合わせた状態にして、孔部33aが回転軸23aに挿通されるように、レバー3を第2ハウジング2に取り付ける(図4の状態)。これにより、レバー3は、第2ハウジング2に対して所定の回転位置で、第2ハウジング2に取り付けられる。そして、図4に示すレバーの位置が、軸受部33を回転軸23に挿入した位置となる。
次に、図6〜図10を用いて、軸受部33を回転軸23に挿入した後、レバー3を回動させて第2ハウジング2に組付ける工程を説明する。図6、10はレバー3及び上部ハウジング21の側面図を示し、図7は、図6の状態における、レバー3及び上部ハウジング21の組付け部分を説明するための図であり、(a)は回転軸23の端面図を、(b)は軸受部33の端面図を示す。図8は図6のVIII矢視図(部分拡大図)である。図9は、レバー3がストッパ25に係っている状態の、レバー3及び上部ハウジング21の平面図である。
図4に示す状態から、レバー3を、回転軸23を中心として時計回りに回動させると、レバー3はストッパ25の傾斜面25bに当接する。この時、図7に示すように、軸受部33の切欠部33bの位置は、突起部23bの位置に対してずれており。突起部23bには、摺動面33cが位置合わせされる。これにより、軸受部33は回転軸23から外れないようなる。
図8に示すように、レバー3が傾斜面25bに当接すると、ストッパ25はテーパ形状になっているため、レバー3の回動は続けられ、レバー3は、時計回りに、すなわち図8の矢印A方向に回動する。レバー3は撓むような形状に形成されているため、レバー3の接点が傾斜面25bを滑る際、レバー3は図9に示すように撓む。そして、レバー3の回動に伴い、レバー3はストッパ部25を乗り上げて、レバー3は、図10に示す状態になる。すなわち、レバー3の天面36が第2ハウジング21の上面に対して垂直な関係となる。
レバー3がストッパ25を完全に乗り越えると、図11に示すように、レバー3の天面36がストッパ25の垂直面25aと当接する。レバー3の天面36と垂直面25aは面同士が重なるようになる。そのため、レバー3の反時計回りの回動、すなわち図11の矢印Bに示す向きの動作が規制される。
すなわち、ストッパ25は、軸受部33を回転軸23に挿入する際の位置(以下、第1の位置と称す。)から、レバー3がストッパ25を乗り上げた直後のレバー3の位置(以下、第2の位置と称す。)へのレバー3の回動を許可し、軸受部33を回転軸23に組み付けた状態で、第2の位置から第1の位置へのレバーの回動を規制する形状に形成されている。
これにより、軸受部33と回転軸23とを組付けて、レバー3を回動させてストッパ25を乗り上げた後には、組付ける際の回転動作の方向と逆方向への、レバー3の回動が規制される。
次に、図12〜図14を用いて、第2ハウジング2が第1ハウジング1に嵌合され、第1ハウジング1と第2ハウジング2との嵌合状態がロックされるまでを説明する。図12〜図14は、第1ハウジング1、第2ハウジング2及びレバー3の側面図であって、図12は第2ハウジング2が第1ハウジング1に係止している状態を示し、図13は図12の状態に対してレバー3をさらに回動させた状態を示し、図14は第1ハウジング1と第2ハウジング2との嵌合状態がロックされる状態を示す。なお、図14では、説明のために係止部34を斜線で示している。
図12に示すように、レバー3が第2の位置であって、レバー3を起立させた状態(図10と同様の状態)で、第2ハウジング2を第1ハウジング1に嵌合させると、ガイドピン13がガイド溝35の周縁部35bに挿入され、第2ハウジング2が第1ハウジング1に係止される。
図12の状態から、操作者がレバー3を回動操作すると、ガイドピン13はガイド溝35に対して相対的に移動する(図13を参照)。ガイドピン13の相対移動に伴い、第2ハウジング2が第1ハウジング1の収容部11へ押し込まれる。
さらに、操作者がレバー3を回動操作すると、レバー3の先端部分に設けられた係止部34が、爪部24bに当接する。そして、延在部24aがレバー3の荷重により撓んで、係止部34と爪部24bとが係合する。レバー3の位置は、レバー3の回動が終端となる位置となる(以下、第3の位置と称す。)。これにより、レバー3が、ロック機構40によりロックされて、第1ハウジング1と第2ハウジング2との嵌合状態がロックされる。
これにより、第1ハウジング1及び第2ハウジング2を嵌合させる際には、第2ハウジングが移動する方向及びレバー3が操作される方向が、共に下方になるため、ハウジングに加わる負荷を減少することができる。
また、レバー式コネクタを使用する際の、レバー3の回転軌跡において、突起部23bが摺動面33cに当接しているため、レバー3が第2ハウジングから外れる角度がなくなる。
そして、第2ハウジング2を第1ハウジング1から離脱させる際には、ロック機構40を外して、レバー3を反時計回りに回動させる。レバー3をストッパ25に当接させると、レバー3が図12に示すように起立した状態(レバー3の位置が第2の位置になる状態)になる。そして、レバー3を上方に上げることで、ガイドピン13がガイド溝35から外れ、第2ハウジング2が第1ハウジング1から離脱する。
これにより、本例は、第2ハウジング2を第1ハウジング1から離脱させる際には、レバー3の回動操作がストッパ25で規制されるため、レバー3が、レバー3を第2ハウジング2に組付ける際の回転軌跡側に移動しないように構成することができる。
また、第2ハウジング2を第1ハウジング1から離脱させる際には、第2ハウジング2が離脱する方向とレバー3が操作される方向が、共に上方になり、ストッパ25に向かって荷重が直接加わらないため、ストッパ25に加わる負荷を軽減させることができる。
上記のように、本例において、レバー3は、回転軸23を中心にして、第1の位置から、第2の位置を介して、第3の位置までの範囲で回動し、第2ハウジング2は、第2の位置から第1の位置へのレバー3の回動を規制するストッパ25を有している。これにより、第2ハウジング2を第1ハウジング1から離脱する場合には、レバー3の動作によってストッパ25に加わる荷重が抑制されるため、ストッパ25を小型化することができ、その結果とし、レバー式コネクタの小型化することができる。
また、本例は、第2の位置に回動されたレバー3と当接する位置に、ストッパを形成している。これにより、第2ハウジング2を第1ハウジング1から離脱させる際に、レバー3の位置合わせを容易にすることできる。
また、本例において、ストッパ25は、第1の位置から第2の位置へのレバー3の回動を許可する形状に形成されている。これにより、レバー3を組付ける際には、一方向へのレバー3の回動操作を可能とするため、レバー3の組付の作業性を向上させることができる。
また、本例において、第1の位置と第3の位置との間で形成されるレバー3の回転角度は、第2の位置と第3の位置とで形成されるレバー3の回転角度より大きい。これにより、レバー3を組付ける際の回動軌跡と、本例のコネクタを使用する際の回動軌跡を分けることができるため、コネクタ使用時に、レバー3が外れる可能性を抑えることができる。
なお、本例の端子14a,14bが本発明の「一対のメイン回路用端子」に相当し、端子27a,27bが「スイッチ端子」に相当する。
1…第1ハウジング
2…第2ハウジング
3…レバー
4…カバー
4a…把持部
11…収容部
13…ガイドピン
14a、14b…端子
21…上部ハウジング
22…下部ハウジング
23…回転軸
23a…軸心
23b…突起部
24a…延在部
24b…爪部
25…ストッパ
25a…垂直面
25b…傾斜面
27a、27b…端子
28…ボルト
29…ヒューズ
31…アームプレート
32…連結部材
33…軸受部
33a…孔部
33b…切欠部
33c…摺動面
34…係止部
35…ガイド溝
35a…ガイド部
35b…周縁部
36…天面
40…ロック機構

Claims (4)

  1. スイッチ端子を介して一対のメイン回路用端子を接続することにより、電源回路を導通状態とするレバー式コネクタであって、
    前記一対のメイン回路用端子とガイドピンとを有する第1ハウジングと、
    前記スイッチ端子と回転軸とを有する第2ハウジングと、
    前記ガイドピンを挿入するガイド溝と前記回転軸を支持する軸受部を有し、前記第2ハウジングに前記回転軸を中心に回動可能に支持され、回動操作により前記第2ハウジングを前記第1ハウジングに嵌合および離脱するレバーとを備え、
    前記レバーは、前記回転軸を中心に、
    前記軸受部を前記回転軸に挿入する第1の位置から、前記ガイドピンを前記ガイド溝に挿通して前記第2ハウジングを前記第1ハウジングから離脱可能な状態である第2の位置を介して、前記第2ハウジングを前記第1ハウジングに嵌合し前記レバーの回動の終端となる第3の位置まで回動し、
    前記第2ハウジングは、
    前記第2の位置から前記第1の位置への前記レバーの回動を規制するストッパを有する
    ことを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 前記ストッパは、
    前記第2の位置に回動された前記レバーと当接する位置に形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載のレバー式コネクタ。
  3. 前記ストッパは、
    前記第1の位置から前記第2位置への前記レバーの回動を許可する形状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のレバー式コネクタ。
  4. 前記第1の位置と前記第3の位置との間で形成される前記レバーの回動角度は、
    前記第2の位置と前記第3の位置との間で形成される前記レバーの回動角度より大きい
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のレバー式コネクタ。
JP2012148993A 2012-07-03 2012-07-03 レバー式コネクタ Pending JP2014011124A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012148993A JP2014011124A (ja) 2012-07-03 2012-07-03 レバー式コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012148993A JP2014011124A (ja) 2012-07-03 2012-07-03 レバー式コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014011124A true JP2014011124A (ja) 2014-01-20

Family

ID=50107609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012148993A Pending JP2014011124A (ja) 2012-07-03 2012-07-03 レバー式コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014011124A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020004511A (ja) * 2018-06-26 2020-01-09 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 ヒューズクリップおよびコネクタ
CN114227233A (zh) * 2021-12-20 2022-03-25 江苏未来式科技有限公司 一种进行自动锁付螺丝机及其测试方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003317853A (ja) * 2002-04-22 2003-11-07 Sumitomo Wiring Syst Ltd レバー式コネクタ
JP2008176969A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Nissan Motor Co Ltd 電源回路接続装置および電源回路接続方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003317853A (ja) * 2002-04-22 2003-11-07 Sumitomo Wiring Syst Ltd レバー式コネクタ
JP2008176969A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Nissan Motor Co Ltd 電源回路接続装置および電源回路接続方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020004511A (ja) * 2018-06-26 2020-01-09 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 ヒューズクリップおよびコネクタ
JP7115918B2 (ja) 2018-06-26 2022-08-09 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 ヒューズクリップおよびコネクタ
CN114227233A (zh) * 2021-12-20 2022-03-25 江苏未来式科技有限公司 一种进行自动锁付螺丝机及其测试方法
CN114227233B (zh) * 2021-12-20 2024-05-14 江苏未来式科技有限公司 一种进行自动锁付螺丝机及其测试方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4875993B2 (ja) 電源回路接続装置
KR101503507B1 (ko) 차량용 커넥터
EP2905845B1 (en) Charging connector
JP5858745B2 (ja) 電源回路遮断装置
JP5913874B2 (ja) 電源回路遮断装置
WO2012033082A1 (ja) レバー嵌合式コネクタ
JP5594896B2 (ja) 迅速接続型バッテリ端子
JP5278180B2 (ja) 電源回路接続装置
JP5278181B2 (ja) 電源回路接続装置
JP2010287427A (ja) 電源回路接続装置
JP2014011124A (ja) レバー式コネクタ
JP5052321B2 (ja) レバー嵌合式電源回路遮断装置
KR20180126873A (ko) 충전 커넥터 잠금장치
JP7132278B2 (ja) 電気接続箱
JP3985726B2 (ja) バッテリー充電器
JP4943995B2 (ja) レバー式コネクタ
JP2012186074A (ja) 電源回路遮断装置
JP2012223074A (ja) 車両用充電装置の充電コネクタ保持構造
JP2012205329A (ja) 電気接続箱
CN111313341B (zh) 电连接部位的罩结构
TWM627233U (zh) 第一連接器、第二連接器以及連接器組合
JP3449947B2 (ja) 電気接続箱のレバー構造
JP6244227B2 (ja) 電源回路遮断装置
US20230062271A1 (en) Connector device
JP2014049360A (ja) コネクタの嵌合構造および電気接続箱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150422

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160219

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160726