JP4943995B2 - レバー式コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば電源回路遮断装置として利用されるレバー式コネクタに関するものである。
電気自動車等に搭載される電源回路遮断装置として、例えば、特許文献1に記載されているようなレバー式コネクタが知られている。
このレバー式コネクタは、互いに嵌合される一対のコネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジングにレバーを回動可能に装着し、このレバーを回動操作することにより、レバーと他方のコネクタハウジングとの間に設けたカム機構の作用によって、両コネクタハウジングの嵌合と離脱を助勢するものである。
図6は同種のレバー式コネクタにおける可動側の構造を示している。符号110はレバー、120は一方のコネクタハウジング120である。レバー110は、左右一対のアームプレート111、111の一端側に、回動支点部としての溝付きの係合孔113を有し、アームプレート111の他端側に両アームプレート111、111間を連結する連結バー112を有している。また、回動支点部である係合孔113の近傍に、アームプレート111の剛性確保のための繋ぎ部150を有している。また、係合孔113の周囲に、他方のコネクタハウジングのカムピンと係合するカム溝114を有している。
このような構造のレバー110をコネクタハウジング120に装着する場合、アームプレート111の一端側を外側に撓ませながら開いて、コネクタハウジング120の外側面に突設してある係合ピン(回動支点部)123に、アームプレート111側の係合孔113を嵌め込んでいる。
特開2002−343169号公報
ところで、上記のようにアームプレート111の一端側を外側に撓ませながら開いて、アームプレート111側の係合孔113とコネクタハウジング120側の係合ピン123を嵌め合わせる場合、上述のレバー110では、繋ぎ部150とアームプレート111の結合点を支点にして、外側にアームプレート111を撓ませなければならない。しかし、特にレバー110を小型化した場合は、回動支点部(係合孔113)から繋ぎ部150までの距離が小さくなるため、アームプレート111をコネクタハウジング120に装着できる程度に外側に撓ませるのに必要な荷重が大きくなり、組み付けが困難となる上、レバー110が破損する原因ともなる。
本発明は、上記事情を考慮し、レバーを小型化した場合にも、小さい力で容易にレバーをコネクタハウジングに組み付けることができ、レバーの破損の原因を除去できるようにしたレバー式コネクタを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、互いに嵌合される一対のコネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジングにレバーが回動可能に装着され、該レバーは、各一端側に回動支点部を有する一対のアームプレートと、該一対のアームプレートの他端同士を連結する連結バーとを備える略U字状をなし、前記一対のアームプレートの一端側を外側に開くことで、前記一方のコネクタハウジングの外側面に設けた回動支点部に自身の回動支点部を回動可能に装着するものであり、前記レバーを回動操作することにより、該レバーと前記他方のコネクタハウジングとの間に設けたカム機構の作用によって前記両コネクタハウジングの嵌合と離脱を助勢するレバー式コネクタにおいて、前記回動支点部に対し前記連結バーよりも近い位置に、前記レバーを前記一方のコネクタハウジングに装着した後で、前記両アームプレート間に装着されることにより、前記両アームプレートを連結する連結部材を設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のレバー式コネクタであって、前記両コネクタハウジングに、パワースイッチを構成するパワー用端子がそれぞれ設けられると共に、前記レバーと他方のコネクタハウジングに、嵌合検知スイッチを構成する嵌合検知用端子がそれぞれ設けられ、それにより、前記両コネクタハウジングの正規嵌合により前記パワースイッチがONとなり、その後の前記嵌合検知用端子の接触により嵌合検知スイッチがONとなり、該嵌合検知スイッチのONにより、電源回路が導通状態とされるレバー嵌合式電源回路遮断装置として構成されており、前記嵌合検知用端子を収容した嵌合検知スイッチの可動子が、前記連結部材として、前記レバーの一対のアームプレート間に装着されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載のレバー式コネクタであって、前記嵌合検知スイッチの可動子が、前記レバーに対し互いに係合するレールを介してスライド自在に設けられており、前記レバーと他方のコネクタハウジングには、該レバーを嵌合初期位置から嵌合終端位置に回動させるまでの間は定位置に前記可動子をロックし、嵌合終端位置にレバーが回動した際には定位置への前記可動子のロックを解除して、他方のコネクタハウジングに設けた嵌合検知スイッチの固定側への可動子のスライド嵌合を許容するロック機構およびロック解除機構が設けられ、更に、前記他方のコネクタハウジングと前記嵌合検知スイッチの可動子とには、嵌合検知スイッチの固定側と前記可動子が嵌合したときその状態でロックする嵌合検知スイッチロック機構が設けられていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、レバーを一方のコネクタハウジングに装着する段階では、アームプレート間の回動支点部から近い位置に連結部材を装着していないので、回動支点部から遠い位置にある連結バーを支点にして、小さい力で容易にアームプレートを外側に撓ませることができ、一方のコネクタハウジングの外側面にある回動支点部にアームプレート側の回動支点部を嵌め込むことができる。従ってレバーを小型化した場合であっても、レバーの組み付けが容易にできるようになり、無理に大きい力でアームプレートを外側に開くことによるレバーの破損の原因を無くすことができる。
また、レバーを一方のコネクタハウジングに装着した後で、連結部材をアームプレート間に装着することにより、最終組立状態において、回動支点部に近い位置で両アームプレート間を連結することができるので、アームプレートの開きを防止することができ、回動支点部に近い部分のレバーの剛性アップを図ることができる。従って、レバーの回動により一方のコネクタハウジングを他方のコネクタハウジングに嵌合させる際に、レバーが無用に変形したりすることを防止でき、スムーズなレバー操作により確実な嵌合を行うことができる。
請求項2の発明によれば、レバー嵌合式電源回路遮断装置の嵌合検知スイッチの可動子を、レバーの一対のアームプレート間をつなぐ連結部材として設けているので、嵌合検知スイッチの可動子の設置スペースを他の箇所に求める必要がなく、レバーの構成のコンパクト化を図ることができる。
請求項3の発明によれば、連結部材として設けた可動子をスライドできるようにして、コネクタハウジング同士が適正に嵌合したときに初めて、可動子が嵌合検知スイッチの固定側と嵌合できるようにしたので、誤操作のおそれがなく、確実に一定の手順を踏んで、電源回路を導通状態とすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は実施形態のレバー式コネクタの可動側の構成要素を示す分解斜視図、図2は可動側の組立状態の構成を示す斜視図、図3は可動側と固定側を組み合わせたコネクタ嵌合初期状態を一部破断して示す側面図、図4は図3の状態からレバーを回動させてコネクタハウジング同士を嵌合させた状態を一部破断して示す側面図、図5はコネクタハウジング同士を嵌合させた状態から嵌合検知スイッチの可動子を固定側に嵌合させた嵌合完了状態を一部破断して示す側面図である。
このレバー式コネクタは、電源回路遮断装置として構成されたもので、図3に示すように、互いに嵌合される共に合成樹脂製の固定側と可動側の一対のコネクタハウジング50、20と、可動側のコネクタハウジング20に矢印A方向に回動可能に装着されたレバー10と、レバー10をコネクタハウジング20に装着した後でレバー10に後付けされる嵌合検知スイッチの可動子30とを備えている。
固定側のコネクタハウジング50は、ベース板51に、メインコネクタ用のハウジング52と、嵌合検知スイッチ用の固定側ハウジング53とを設けたものであり、メインコネクタ用のハウジング52の内部には、パワースイッチを構成する一対の固定側パワー端子(図示略)が配設され、嵌合検知スイッチ用の固定側ハウジング53の内部には、嵌合検知スイッチを構成する一対の嵌合検知用端子(図示略)が配設されている。また、メインコネクタ用ハウジング52の両外側面には、一対の係合ピン55、55が設けられている。
図1に示すように、可動側のコネクタハウジング20は、固定側コネクタハウジング50のメインコネクタ用ハウジング52(図3参照)に嵌合される嵌合部21を有すると共に、両外側面に突設された一対の回動ピン(回動支点部)23、23を有するもので、内部に、前記一対の固定側パワー端子に接触することで該一対の固定側パワー端子間を導通させるショート端子(図示略のパワー端子)を備えている。
レバー10は、各一端側に回動支点部としての係合孔13を有する一対のアームプレート11、11と、これら一対のアームプレート11、11の他端同士を連結する連結バー12とを備える略U字状をなしており、一対のアームプレート11、11の一端側を外側に撓ませて開くことで、可動側コネクタハウジング20の外側面に設けた回動ピン(回動支点部)23に、自身の係合孔(回動支点部)13を回動可能に装着することができるようになっている。
アームプレート11は、係合孔13の周囲にカム溝14を有すると共に、係合孔13と連結バー12との間の内側面に、スライドレール15とストッパ16とを有している。カム溝14は、係合孔13からの距離が徐々に変化する湾曲形状に形成されており、固定側コネクタハウジング50の係合ピン55に係合されることで、係合ピン55と共に、レバー10の回動操作によって固定側コネクタハウジング50に対して可動側コネクタハウジング20を近接・離間させ両コネクタハウジング50、20の嵌合と離脱を助勢するカム機構を構成するものである。
回動支点部である係合孔13に対し連結バー12よりも近い位置にあるスライドレール15には、レバー10をコネクタハウジング20に装着した後で、嵌合検知スイッチの可動子30が装着される。この可動子30は、嵌合検知スイッチ用の固定側ハウジング53(図3参照)に嵌合される嵌合部31を有しており、この嵌合部31には、嵌合検知スイッチの固定側ハウジング53(図3参照)に内蔵された一対の嵌合検知用端子(図示略)に接触することで該一対の嵌合検知用端子を導通させるショート端子(嵌合検知用端子)が内蔵されている。
この可動子30は、両アームプレート11、11の内側面のスライドレール15に自身の両側面の係合レール35を係合させることで、両アームプレート11、11を連結する連結部材としての機能を果たすものであり、別の両側面には第1ロックアーム32と第2ロックアーム33とを有している。
この可動子30は、スライドレール15の一端側から装着され、図1及び図2に示すように、第1ロックアーム32のロック部32aがストッパ16を乗り越えると共に第2ストッパ17がストッパ当接面37に当接して定位置に保持されるようになっている。
また、固定側コネクタハウジング50には、レバー10が終端位置まで回動操作されたときに、第1ロックアーム32のロック解除部32bに当たることで、第1ロックアーム32を内方に撓ませて、ストッパ16に対するロック部32aの突き当て(ロック)を解除するロック解除アーム54が設けられている。従ってここでは、第1ロックアーム32のロック部32aとストッパ16とによりロック機構が構成され、第1ロックアーム32のロック解除部32bとロック解除アーム54とによりロック解除機構が構成されている。
ストッパ16に対する第1ロックアーム32の突き当てが解除されると、可動子30は、スライドレール15の他端側へとスライドできるようになる。つまり、可動子30を押し込むことができるようになる。
また、固定側コネクタハウジング50には、嵌合検知スイッチの固定側ハウジング53に可動子30の嵌合部31を嵌合したときに、可動子30側の第2ロックアーム33を係止して、可動子30の抜けをロックする係止部56が設けられており、可動子30側の第2ロックアーム33と固定側コネクタハウジング50の係止部56とで、嵌合検知スイッチロック機構が構成されている。
このレバー式コネクタは、電源回路遮断装置として構成されている関係で、両コネクタハウジング20、50の正規嵌合によりパワースイッチがONとなり、その後の可動子30と固定側ハウジング31の嵌合による嵌合検知用端子の接触により嵌合検知スイッチがONとなり、その嵌合検知スイッチのONにより、電源回路が導通状態となるように、電源回路中に接続されて使用される。
次に作用を説明する。
このレバー式コネクタを組み立てる場合は、まず、図1に示すコネクタハウジング20にレバー10を装着する。即ち、嵌合検知スイッチの可動子30を装着しない状態で、レバー10の左右一対のアームプレート11、11を外側に撓ませて開き、その状態でレバー10の係合孔13をコネクタハウジング20の回動ピン23に嵌め込む。
このように、レバー10をコネクタハウジング20に装着する段階では、両アームプレート11、11間の係合孔13から近い位置に連結部材としての可動子30を装着していないので、係合孔13から遠い位置にある連結バー12を支点にして、小さい力で容易にアームプレート11を外側に撓ませることができ、コネクタハウジング20の外側面にある回動ピン23にアームプレート11側の係合孔13を嵌め込むことができる。
従って、レバー10を小型化した場合であっても、レバー10の組み付けが容易にできるようになり、無理に大きい力でアームプレート11を外側に開くことによるレバー10の破損の原因を無くすことができる。
従って、後述するようにレバー10の回動によりコネクタハウジング20、50に嵌合させる際に、レバー10が無用に変形したりすることを防止でき、スムーズなレバー操作により確実な嵌合を行うことができるようになる。
そして、レバー10をコネクタハウジング20に装着したら、その後で、可動子30を両アームプレート11、11間に装着する。即ち、可動子30の係合レール35を、アームプレート11のスライドレール15にその一端側(下側)からスライド係合させ、両アームプレート11、11を可動子30で機械的に連結する。こうすることにより、アームプレート11の開きを防止することができ、係合孔13に近い部分のレバー10の剛性アップを図ることができる。
このように可動子30をスライドレール15に装着すると、可動子30の第1ロックアーム32のロック部32aがストッパ16に突き当たることで、可動子30が定位置に保持される。
この状態で、図3に示すように、コネクタハウジング20とレバー10と可動子30よりなる可動側を固定側コネクタハウジング50に組み付ける。その場合、最初は、可動側コネクタハウジング20の嵌合部21を、固定側コネクタハウジング50のメインコネクタ用のハウジング52の入口に進入させ、係合ピン55を垂直な位置に立てたレバー10のカム溝14の入口に挿入する。
次にその状態で、レバー10を矢印A方向に回動させる。そうすると、レバー10を回動させるに従い、係合ピン55が係合するカム溝14の位置が、回動支点部(係合孔13および回動ピン23)から近くなるので、カム溝14と係合ピン55によるカム作用により、図4に示すように、可動側コネクタハウジング20の嵌合部21が、固定側のメインコネクタ用のハウジング51に嵌合される。そして、可動側と固定側のパワー端子が接触して、パワースイッチがONとなる。
この状態になると、固定側コネクタハウジング50に設けたロック解除アーム54が、可動子30の第1ロックアーム32のロック解除部32bに当たることで、第1ロックアーム32を内方に撓ませるので、第1ロックアーム32のロック部32aのストッパ16に対する突き当て(ロック)が解除され、可動子30を押し込める状態になる。
そこで、可動子30を矢印B方向に押し込む。すると、可動子30の嵌合部31が、固定側コネクタハウジング50の嵌合検知スイッチ用のハウジング53に嵌合し、可動側と固定側の嵌合検知用端子が接触して、嵌合検知スイッチがONとなる。
嵌合検知スイッチがONとなると、電源回路に介在させたリレー(図示略)がONとなり、それにより、電源回路が導通状態となる。
また、このように可動子30を押し込むと、固定側コネクタハウジング50の係止部56に可動子30の第2ロックアーム33が係合することにより、可動子30がロックされる。これにより、嵌合完了状態となる。
以上のように、嵌合検知スイッチの可動子30を、レバー10の一対のアームプレート11、11間をつなぐ連結部材として設けているので、嵌合検知スイッチの可動子30の設置スペースを他の箇所に求める必要がなく、レバー10の構成のコンパクト化を図ることができる。
また、可動子30をスライドできるようにして、コネクタハウジング20、50同士が適正に嵌合したときに初めて、可動子30が嵌合検知スイッチの固定側と嵌合できるようにしたので、誤操作のおそれがなく、確実に一定の手順を踏んで、電源回路を導通状態とすることができる。
なお、上記実施形態では、コネクタハウジング20側に回動ピン23を設け、レバー10側に係合孔13を設けているが、レバー10のアームプレート11の内側面に回動ピンを突設し、コネクタハウジング20側に回動ピンの嵌まる係合穴を設けてもよい。
電源回路遮断装置として適用された本発明の実施形態のレバー式コネクタの可動側の構成要素を示す分解斜視図である。 同可動側の組立状態の構成を示す斜視図である。 同可動側と固定側を組み合わせたコネクタ嵌合初期状態を一部破断して示す側面図である。 図3の状態からレバーを回動させてコネクタハウジング同士を嵌合させた状態を一部破断して示す側面図である。 コネクタハウジング同士を嵌合させた状態から嵌合検知スイッチの可動子を固定側に嵌合させた嵌合完了状態を一部破断して示す側面図である。 従来のレバー式コネクタの可動側の構成を示す斜視図である。
符号の説明
10 レバー
11、11 一対のアームプレート
13 係合孔(回動支点部)
12 連結バー
14 カム溝(カム機構)
15 スライドレール
16 ストッパ(ロック機構)
20 可動側のコネクタハウジング(一方のコネクタハウジング)
23 回動ピン(回動支点部)
30 可動子(連結部材)
32 第1ロックアーム
32a ロック部(ロック機構)
32b ロック解除部(ロック解除機構)
33 第2ロックアーム(嵌合検知スイッチロック機構)
35 係合レール
50 固定側のコネクタハウジング(他方のコネクタハウジング)
54 ロック解除アーム(ロック解除機構)
55 係合ピン(カム機構)
56 係止部(嵌合検知スイッチロック機構)

Claims (3)

  1. 互いに嵌合される一対のコネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジングにレバーが回動可能に装着され、該レバーは、各一端側に回動支点部を有する一対のアームプレートと、該一対のアームプレートの他端同士を連結する連結バーとを備える略U字状をなし、前記一対のアームプレートの一端側を外側に開くことで、前記一方のコネクタハウジングの外側面に設けた回動支点部に自身の回動支点部を回動可能に装着するものであり、前記レバーを回動操作することにより、該レバーと前記他方のコネクタハウジングとの間に設けたカム機構の作用によって前記両コネクタハウジングの嵌合と離脱を助勢するレバー式コネクタにおいて、
    前記回動支点部に対し前記連結バーよりも近い位置に、前記レバーを前記一方のコネクタハウジングに装着した後で、前記両アームプレート間に装着されることにより、前記両アームプレートを連結する連結部材を設けたことを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 請求項1に記載のレバー式コネクタであって、
    前記両コネクタハウジングに、パワースイッチを構成するパワー用端子がそれぞれ設けられると共に、前記レバーと他方のコネクタハウジングに、嵌合検知スイッチを構成する嵌合検知用端子がそれぞれ設けられ、それにより、前記両コネクタハウジングの正規嵌合により前記パワースイッチがONとなり、その後の前記嵌合検知用端子の接触により嵌合検知スイッチがONとなり、該嵌合検知スイッチのONにより、電源回路が導通状態とされるレバー嵌合式電源回路遮断装置として構成されており、前記嵌合検知用端子を収容した嵌合検知スイッチの可動子が、前記連結部材として、前記レバーの一対のアームプレート間に装着されていることを特徴とするレバー式コネクタ。
  3. 請求項2に記載のレバー式コネクタであって、
    前記嵌合検知スイッチの可動子が、前記レバーに対し互いに係合するレールを介してスライド自在に設けられており、前記レバーと他方のコネクタハウジングには、該レバーを嵌合初期位置から嵌合終端位置に回動させるまでの間は定位置に前記可動子をロックし、嵌合終端位置にレバーが回動した際には定位置への前記可動子のロックを解除して、他方のコネクタハウジングに設けた嵌合検知スイッチの固定側への可動子のスライド嵌合を許容するロック機構およびロック解除機構が設けられ、更に、前記他方のコネクタハウジングと前記嵌合検知スイッチの可動子とには、嵌合検知スイッチの固定側と前記可動子が嵌合したときその状態でロックする嵌合検知スイッチロック機構が設けられていることを特徴とするレバー式コネクタ。
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