JP2016006725A - レバー式コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】レバーが初期位置から嵌合位置へ向かう方向とは逆方向に回動されるのを高い信頼性をもって防止する。【解決手段】ハウジング10は、相手ハウジング90に嵌合可能なハウジング本体11と、ハウジング本体11の外側を覆い、ハウジング本体11との間にレバー収容室17が後方に開放して設けられた外壁41とを備える。レバー60は、レバー収容室17に収容された状態で初期位置と嵌合位置とに回動可能とされる。レバー60には、初期位置にてレバー収容室17よりも後方に配置され、ハウジング本体11の後端と当接することにより、レバー60が初期位置から嵌合位置へ向かう方向とは逆方向に回動されるのを規制する第1ストッパ73が設けられている。【選択図】図7

Description

本発明は、レバー式コネクタに関する。
特許文献1に開示のレバー式コネクタは、レバー収容室を有する雌側ハウジングと、レバー収容室に収容された状態で初期位置と完了位置(嵌合位置)とに回動可能なレバーとを備えている。雌側ハウジングは、ブロック状をなし、相手側の雄側ハウジングに備わるフード部に内嵌可能とされている。レバーが初期位置から完了位置へ向かう過程では、フード部のカムピンがレバーのカム溝にカム係合して、両ハウジングの嵌合が進行させられる。レバーが完了位置に至ると、両ハウジングが正規嵌合された状態となる。
また、レバーには、回動規制部が設けられている。回動規制部は、初期位置にてレバー収容室の外側を区画する薄肉の壁(以下、外壁という)の後端と当接することにより、レバーが初期位置から完了位置へ向かう方向とは逆方向に回動されるのを規制する役割をはたす。
特開2012−146520号公報
上記の場合、外壁が比較的薄肉であるため、回動規制部が外壁と当接した状態で、レバーに前記逆方向への大きな力が付与されると、外壁が外側へ膨らむように弾性変形するおそれがあった。仮に、外壁が外側へ膨らむと、回動規制部と外壁との係止が外れ、レバーの前記逆方向への回動が許容される事態が起こり得るという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、レバーが初期位置から嵌合位置へ向かう方向とは逆方向に回動されるのを高い信頼性をもって防止することを目的とする。
本発明は、相手ハウジングに嵌合可能なハウジング本体と、前記ハウジング本体の外側を覆うように配置され、前記ハウジング本体との間にレバー収容室が後方に開放して設けられた外壁と、前記レバー収容室に収容された状態で初期位置と嵌合位置とに回動可能とされ、前記初期位置から前記嵌合位置へ向かう際に、前記相手ハウジングとカム係合して、前記ハウジング本体と前記相手ハウジングとの嵌合を進行させ、前記嵌合位置にて、前記ハウジング本体と前記相手ハウジングとを正規嵌合状態に至らすレバーとを備え、前記レバーには、前記初期位置にて前記レバー収容室よりも後方に配置され、前記ハウジング本体の後端と当接することにより、前記レバーが前記初期位置から前記嵌合位置へ向かう方向とは逆方向に回動されるのを規制する第1ストッパが設けられているところに特徴を有する。
ハウジング本体は外壁と違って外側へ膨らむように弾性変形することが実質的に無いため、レバーが初期位置から嵌合位置へ向かう方向とは逆方向に回動されようとしたときに、第1ストッパがハウジング本体の後面と当接する状態が確実に維持される。したがって、本発明によれば、レバーが初期位置から嵌合位置へ向かう方向とは逆方向に回動されるのを高い信頼性をもって防止することができる。
本発明の実施例のレバー式コネクタにおいて、両ハウジングが互いに正対した状態を示す平面図である。 レバーが嵌合位置まで回動され、両ハウジングが正規嵌合された状態を示す平面図である。 レバーが嵌合位置まで回動され、両ハウジングが正規嵌合された状態を示す背面図である。 図3のA−A断面図である。 ハウジングの正面図である。 図5のB−B断面図である。 レバーがハウジングに対して初期位置に留め置かれた状態を示す側面視方向の断面図である。 レバーの平面図である。 レバーの側面図である。 レバーの背面図である。 ハウジングの背面図である。
本発明の好ましい形態を以下に示す。
前記レバーには、前記初期位置にて前記レバー収容室よりも後方に配置され、前記外壁の後端と当接することにより、前記レバーが前記初期位置から前記嵌合位置へ向かう方向とは逆方向に回動されるのを規制する第2ストッパが設けられている。レバーの逆方向への回動操作を規制する手段として、第1ストッパと第2ストッパとが設けられているため、いずれか一方のストッパだけしか設けられていない場合と比較して、レバーの逆方向への回動操作をいっそう高い信頼性をもって防止することができる。
前記レバーには、前記嵌合位置にて前記ハウジング本体と前記相手ハウジングとを嵌合状態に保持する撓み可能な片持ち状のロックアームと、このロックアームの自由端部の周りを覆う保護壁とが設けられ、前記第1ストッパが前記保護壁と一体に設けられている。第1ストッパによって保護壁の剛性が高められ、保護壁による保護機能の信頼性を向上させることができる。
前記ハウジング本体には、前記電線を保護する電線カバーが取り付けられ、前記第1ストッパが前記電線カバーの壁面に沿って当接可能とされている。これによれば、ハウジング本体に対する電線カバーの遊動が第1ストッパによって抑えられる。とくに、第1ストッパとは別に電線カバーの遊動を抑える構造を設けなくて済むため、全体の構成を簡素化することができる。
<実施例>
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。本実施例のレバー式コネクタは、ハウジング10と、ハウジング10に回動可能に取り付けられるレバー60とを備えている。ハウジング10は、相手ハウジング90に嵌合可能とされている。なお、以下の説明において、前後方向については、両ハウジング10、90が嵌合開始時に互いに向き合う側を前側とし、上下方向については、図3〜図5、図7、図10及び図11を基準とする。幅方向は、図1〜図3、図5、図6及び図11の左右方向と同義である。
相手ハウジング90は合成樹脂製であって、図1に示すように、前方に開口する筒状のフード部91を有している。フード部91内には、図示しない雄端子金具のタブ部が突出して配置されている。フード部91の上壁上面には、幅方向中央から一方(図1の向かって右側)へ寄った位置に、円柱状のカムフォロア92が突設されている。
ハウジング10は合成樹脂製であって、図4及び図5に示すように、ハウジング本体11を備えている。ハウジング本体11は、ブロック状の端子収容部12と、端子収容部12の周囲を覆う嵌合筒部13と、端子収容部12と嵌合筒部13とをつなぐ径方向に沿った連結部14とからなる。端子収容部12と嵌合筒部13との間で、且つ連結部14の前方は、嵌合空間15として前方に開放されている。
図11に示すように、嵌合筒部13の上壁上面には、略円柱状の支軸16が突設されている。支軸16は、後述するレバー収容室17に臨むように配置されている。また、支軸16は、ハウジング10の幅方向中央から一方(図1の向かって右側)へ寄った位置に配置されている。図6に示すように、嵌合筒部13の上壁には、支軸16の前方に、前後方向に延出して前端に開口する導入溝18が設けられている。導入溝18は、嵌合筒部13の上壁と後述する周縁壁42の前壁とに跨って開口している(図5を参照)。
図4に示すように、端子収容部12には、複数のキャビティ21が前後方向に延出して設けられている。各キャビティ21の内壁下面には、撓み可能なランス22が前方に突出して設けられている。
図11に示すように、端子収容部12の後端部には、各キャビティ21の後部を区画するシールタワー部23が後方に突出して設けられている。さらに、端子収容部12には、シールタワー部23の周囲に、枠板状の包囲部24が設けられている。包囲部24の上壁は、幅方向に沿った平板状の庇部26とされている。庇部26の上面は、嵌合筒部13の上面とほぼ面一で連続し、嵌合筒部13の上面とともに後述するレバー収容室17を区画している。そして、庇部26は、幅方向に間隔をあけた設けられた複数の支持部27を介して、シールタワー部23側に連結されている。支持部27は、連結部14の後面に一体に連結されている。
図4に示すように、各キャビティ21には、後方から雌端子金具30が挿入される。雌端子金具30は、正規挿入時にランス22に弾性的に係止されて、キャビティ21に抜け止め状態に保持される。ここで、雌端子金具30は、筒状の本体部31と、本体部31の後方に連なるオープンバレル状のバレル部32とを有する。バレル部32は、電線35の導体部分に圧着されるとともに、電線35に嵌着されたゴム栓34に圧着される。雌端子金具30がキャビティ21に正規挿入された状態では、ゴム栓34がシールタワー部23に液密に挿入され、キャビティ21内のシールがとられる。
図4に示すように、ハウジング10には、後方から電線カバー33が取り付けられる。電線カバー33は合成樹脂製であって、全体としてキャップ状をなしている。雌端子金具30に接続された電線35は、シールタワー部23の後端から引き出され、電線カバー33内で屈曲させられたあと外部へ導出させられる。
また、図4、図7及び図11に示すように、ハウジング10は、ハウジング本体11の嵌合筒部13の上方(外側)を覆う幅方向に沿った外壁41と、外壁41とハウジング本体11とをつなぐ上下方向に沿った周縁壁42とを備えている。外壁41と周縁壁42とにより全体として扁平袋状のポケット構造が形成されている。外壁41とハウジング本体11との間で、且つ周縁壁42により区画される内側は、レバー収容室17として後方に開放されている。図4及び図11に示すように、外壁41の後端部には、ハウジング10の幅方向中央から他方(図11の右側)へ寄った位置に、レバーロック部43が設けられている。レバーロック部43は、レバー収容室17に突出する爪状の形態とされている。
続いてレバー60について説明する。レバー60は合成樹脂製であって、図8に示すように、一枚板状のカム板61により構成されている。カム板61には、軸受部62が設けられている。そして、レバー60は、ハウジング10に対し、軸受部62に嵌合支持された支軸16を中心として初期位置(図1、図5〜図7を参照)と嵌合位置(図2〜図4を参照)との間を回動可能に支持される。初期位置では、カム板61の前部がレバー収容室17に収容され、カム板61の後部がレバー収容室17よりも後方に大きく突出して配置される。初期位置から嵌合位置へ向かう過程では、カム板61がレバー収容室17から後方に突出する突出量を次第に減少させる。そして、嵌合位置では、カム板61の大部分がレバー収容室17に収容され、カム板61の後端縁部のみがレバー収容室17の後縁に沿って露出して配置されるようになっている。
図6及び図8に示すように、カム板61には、所定方向に延出して外周縁に開口するカム溝63が設けられている。また、カム板61には、カム溝63の入り口部分から外周縁との間に間隔をあけて突出する弾性係止片64が設けられている。
さらに、図6及び図8に示すように、カム板61の後端縁部には、軸受部62を挟んで弾性係止片64が設けられる側とは反対側の端部に、軸受部62から離れる方向へ突出する形態の操作部65が設けられている。レバー60の回動操作は、操作部65を摘みながら行うことが可能となっている。軸受部62から操作部65までの距離は、軸受部62から弾性係止片64までの距離よりも長くされている。
図8に示すように、カム板61には、操作部65と隣接する位置に、ロックアーム66が設けられている。ロックアーム66は、嵌合位置にて前後方向に延出する一対のスリット67間に配置されている。具体的には、ロックアーム66は、両スリット67間でカム板61の前端部から後方へ片持ち状に延出する形態とされている。ロックアーム66の自由端部(後端部)は、カム板61の後端縁部に臨んでいる。図4及び図8に示すように、ロックアーム66の上面には、ロック突起68が設けられている。
図8及び図10に示すように、カム板61の後端縁部には、ロックアーム66の自由端部の周囲を全周に亘って覆う保護壁69が設けられている。図10に示すように、保護壁69は、背面視で矩形枠状をなし、カム板61の板状部71から上下両方向に突出する部分を有している。保護壁69の上壁の後端縁には、凹部72が湾曲状に切り欠くように設けられている。また、保護壁69の端部寄りの側壁(図10の向かって右側の側壁)は、操作部65に一体に連結されている。言い換えれば、操作部65は、保護壁69の端部寄りの側壁から突出する形態とされている。
また、図10に示すように、カム板61の後端縁部には、第1ストッパ73が下方に突出して設けられている。第1ストッパ73は、カム板61の後端縁部に沿ってリブ状に延出する形態とされている。第1ストッパ73の延出方向の一端は、保護壁69の中央寄りの側壁(図10の向かって左側の側壁)下部に一体に連結されている。そして、第1ストッパ73の下面は、保護壁69の下面とほぼ面一で連続する形態とされている。
さらに、カム板61の後端縁部には、第2ストッパ74が上方に突出して設けられている。第2ストッパ74は、カム板61の後端縁部に沿ってリブ状に延出する形態とされている。第2ストッパ74の延出方向の一端は、保護壁69の中央寄りの側壁上部に一体に連結されている。第1ストッパ73と第2ストッパ74とは、互いに同一形状とされ、カム板61の板状部71に対し、上下方向に対称な形態とされている。
次に、本実施例のレバー式コネクタの作用を説明する。
まず、レバー60がハウジング10に対して初期位置に留め置かれる。図1及び図6に示すように、初期位置では、操作部65がハウジング10の後方に大きく離れて配置され、カム溝63の入り口が導入溝18と連通しつつ前方に開口して配置される。また、図6に示すように、初期位置では、弾性係止片64がレバー収容室17内に形成された係止部49に弾性的に係止される。これにより、レバー60の初期位置から嵌合位置への回動操作が規制される。
さらに、初期位置では、図7に示すように、第1ストッパ73の延出方向の他端部(保護壁69に連結されない側の端部)がハウジング10の庇部26の後端と当接することにより、レバー60が初期位置から嵌合位置へ向かう方向とは逆方向(以下、単に逆方向という)に回動されるのが規制される。しかも、初期位置では、第2ストッパ74の延出方向の他端部もハウジング10の外壁41の後端と当接するため、レバー60が逆方向に回動されるのがより確実に規制される。
ここで、仮に、レバー60に逆方向への過大な外力が作用し、外壁41が外側へ弾性的に膨出変形することで、第2ストッパ74と外壁41との係止が外れても、第1ストッパ73と庇部26との係止は確実に維持されることから、レバー60が逆方向に不用意に回動されることはない。また、第1ストッパ73の下面及び保護壁69の下壁の下面が電線カバー33の上壁上面に沿って当接可能に配置されることにより、電線カバー33が上下方向にがた付くように遊動するのが抑えられる(図3及び図7を参照)。
続いて、相手ハウジング90のフード部91がハウジング10の嵌合空間15に嵌合される。両ハウジング10、90が浅く嵌合されると、相手ハウジング90のカムフォロア92が導入溝18を介してカム溝63の入り口に進入する。また、相手ハウジング90に形成された図示しない解除部が弾性係止片64と当接することにより、弾性係止片64と係止部49との係止が外れ、レバー60の嵌合位置への回動操作が許容される。
上記の状態で、操作部65を摘みながらレバー60が嵌合位置へ向けて回動される。レバー60の回動過程では、カムフォロア92がカム溝63の溝面を摺動して、レバー60と相手ハウジング90とがカム係合し、両ハウジング10、90が次第に深く嵌合される。図2に示すように、レバー60が嵌合位置に達すると、カムフォロア92がカム溝63の奥端側に移行し、両ハウジング10、90が正規嵌合状態になる。こうして両ハウジング10、90が正規嵌合されると、雄端子金具のタブ部が雌端子金具30の本体部31に正規深さで挿入され、両端子金具が電気的に接続される。
また、図4に示すように、嵌合位置では、ロックアーム66のロック突起68がハウジング10のレバーロック部43に弾性的に係止されることにより、レバー60が初期位置へ戻る方向に回動されるのが規制される。さらに、保護壁69の上壁が外壁41の後端と当接し、且つ、保護壁69の下壁が庇部26の後端と当接することにより、レバー60が嵌合位置を越えてそれ以上に回動されるのが規制される。
一方、メンテナンス等の事情により、嵌合状態にある両ハウジング10、90を互いに引き離す際には、凹部72を通してロックアーム66の自由端部が指で押圧される。すると、ロックアーム66がレバーロック部43との係止を解除する方向に撓み変形させられる。その状態で、レバー60が初期位置へ向けて回動されることにより、両ハウジング10、90が互いに離脱させられる。なお、両ハウジング10、90が嵌合状態にある場合、ロックアーム66の自由端部の周囲は保護壁69により覆われて保護されているため、ロックアーム66が不用意に係止解除方向に撓み変形されることはない。
以上説明したように、レバー60が初期位置にあるときに、レバー60に逆方向への外力が作用しても、ハウジング本体11の庇部26と第1ストッパ73との係止が安易に外れることがないため、レバー60が不用意に逆方向へ回動されるのが防止される。また、第1ストッパ73に加えて第2ストッパ74の係止作用もはたらくため、レバー60の逆方向への回動操作がいっそう確実に防止される。
さらに、第1ストッパ73及び第2ストッパ74が保護壁69と一体に設けられているため、保護壁69の剛性が高められ、保護壁69による保護機能の信頼性が向上する。さらにまた、第1ストッパ73が電線カバー33の上壁上面に沿って当接可能とされるため、ハウジング本体11に対する電線カバー33の遊動が第1ストッパ73によって抑えられる。とくに、第1ストッパ73とは別に電線カバー33の遊動を抑える構造を設けなくて済むため、全体の構成を簡素化することができる。
<他の実施例>
以下、他の実施例の概略を説明する。
(1)レバーは、一対のカム板と両カム板をつなぐ連結板とにより全体として門型に形成されるものであってもよい。
(2)レバーを支持する支軸は、外壁に突設されるものであってもよい。
(3)レバーから第2ストッパを省略してもよい。
(4)第1ストッパは、ハウジング本体の端子収容部の後端に当接することにより、レバーの逆方向への回動操作を規制するものであってもよい。
(5)ハウジングは、雄端子金具のタブ部が突出するフード部を備えた雄側ハウジングとして構成されるものであってもよい。
10…ハウジング
11…ハウジング本体
17…レバー収容室
33…電線カバー
35…電線
41…外壁
60…レバー
61…カム板
63…カム溝
66…ロックアーム
69…保護壁
73…第1ストッパ
74…第2ストッパ
90…相手ハウジング

Claims (4)

  1. 相手ハウジングに嵌合可能なハウジング本体と、
    前記ハウジング本体の外側を覆うように配置され、前記ハウジング本体との間にレバー収容室が後方に開放して設けられた外壁と、
    前記レバー収容室に収容された状態で初期位置と嵌合位置とに回動可能とされ、前記初期位置から前記嵌合位置へ向かう際に、前記相手ハウジングとカム係合して、前記ハウジング本体と前記相手ハウジングとの嵌合を進行させ、前記嵌合位置にて、前記ハウジング本体と前記相手ハウジングとを正規嵌合状態に至らすレバーとを備え、
    前記レバーには、前記初期位置にて前記レバー収容室よりも後方に配置され、前記ハウジング本体の後端と当接することにより、前記レバーが前記初期位置から前記嵌合位置へ向かう方向とは逆方向に回動されるのを規制する第1ストッパが設けられていることを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 前記レバーには、前記初期位置にて前記レバー収容室よりも後方に配置され、前記外壁の後端と当接することにより、前記レバーが前記初期位置から前記嵌合位置へ向かう方向とは逆方向に回動されるのを規制する第2ストッパが設けられていることを特徴とする請求項1記載のレバー式コネクタ。
  3. 前記レバーには、前記嵌合位置にて前記ハウジング本体と前記相手ハウジングとを嵌合状態に保持する撓み可能な片持ち状のロックアームと、このロックアームの自由端部の周囲を覆う保護壁とが設けられ、前記第1ストッパが前記保護壁と一体に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のレバー式コネクタ。
  4. 前記ハウジング本体には、前記電線を保護する電線カバーが取り付けられ、前記第1ストッパが前記電線カバーの壁面に沿って当接可能とされていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載のレバー式コネクタ。
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