JP2010153072A - 防水コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】相手ハウジングとのシールをとることも可能で、かつ高いシール性を有する一括ゴム栓を備えた防水コネクタを提供する。
【解決手段】コネクタは、アウタハウジング30と、その内部に組み付けられ、複数の端子金具80が後方から挿入されるインナハウジング10と、アウタハウジング30内の第1収容部46に収容され、各端子金具80に接続された電線90を密着状態で通す複数の電線通し孔64を有するとともに、第1収容部46の内周面に密着される一括ゴム栓部61と、筒状の相手ハウジング90にその内側から密着されるハウジングシール部62とを備える。ハウジングシール部62と一括ゴム栓部61とは連結部63によって互いに一体に連結される。アウタハウジング30内には、第1収容部46から前方へ向けて突出する壁部48が設けられる。連結部63は、壁部48の内面に沿ってされ、ハウジングシール部62は、壁部48の外面に沿って配される。
【選択図】図1

Description

本発明は、防水コネクタに関する。
特許文献1に記載の防水コネクタは、アウタハウジングと、アウタハウジング内に組み付けられ、複数の端子金具が後方から挿入されるインナハウジングと、インナハウジングとアウタハウジングとの間に前後方向に挟持され、端子金具に接続された電線を密着状態で通す複数の電線通し孔を有する一括ゴム栓とを備えて構成されている。アウタハウジングの内周面とインナハウジングの外周面との間には嵌合相手である筒状の相手ハウジングが嵌入され、この相手ハウジングの内周面に一括ゴム栓の外周面が密着される。この構成によれば、一括ゴム栓が、電線との間のシールをとる機能と、相手ハウジングとの間のシールをとる機能の両機能を兼備することになるため、シール部材の個数を削減することができる。
特開平5−326066号公報
ところで、上記の場合、一括ゴム栓の外周面と電線通し孔の内周面との間に高硬度の部材が介在していないため、フード部の内周面が一括ゴム栓の外周面から十分な反力を得られない可能性がある。したがって、フード部の内周面と一括ゴム栓の外周面との密着状態を保てなくなり、シール性の低下をまねくおそれがある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、相手ハウジングとのシールをとることも可能で、かつ高いシール性を有する一括ゴム栓を備えた防水コネクタを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、合成樹脂製のアウタハウジングと、前記アウタハウジング内に組み付けられ、複数の端子金具が後方から挿入される合成樹脂製のインナハウジングと、前記アウタハウジング内に設けられた収容部に収容され、前記各端子金具に接続された電線を密着状態で通す複数の電線通し孔を有するとともに、前記収容部の内周面に密着される一括ゴム栓と、前記アウタハウジングにおいて前記一括ゴム栓よりも前方に配され、前記アウタハウジングの嵌合相手である筒状の相手ハウジングにその内側から密着されるハウジングシールとを備え、前記ハウジングシールと前記一括ゴム栓とは連結部によって互いに一体に連結され、前記アウタハウジング内には、前記収容部から前方へ向けて突出する壁部が設けられ、前記連結部は、前記壁部の内面に沿って配され、前記ハウジングシールは、前記壁部の外面に沿って配されている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記インナハウジングにはロック部が設けられ、前記壁部の内面にはロック受け部が設けられ、前記ロック部が前記ロック受け部を係止することにより、前記インナハウジングの前記アウタハウジングからの離脱が規制され、前記連結部には、前記ロック部が進入可能な逃がし溝が切り欠いて設けられているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のものにおいて、前記収容部には、前記一括ゴム栓の抜けを規制する後壁が前記アウタハウジングの一部として設けられ、前記一括ゴム栓は、前記後壁と前記インナハウジングとの間に前後方向に挟持されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
ハウジングシールと一括ゴム栓とは連結部によって互いに一体に連結されているから、電線との間のシールをとる機能と、相手ハウジングとの間のシールをとる機能の両機能が1つのシール部材で賄われ、シール部材の個数が削減される。また、このようにハウジングシールと一括ゴム栓とが一体化しているという事情があっても、相手ハウジングがハウジングシールに密着されたときに、連結部が壁部の内面に沿って配され、ハウジングシールが壁部の外面に沿って配されているため、相手ハウジングが壁部からの反力を得てハウジングシールと緊密に密着される。このため、高いシール性が実現される。
<請求項2の発明>
連結部にロック部が進入可能な逃がし溝が切り欠いて設けられているが、この連結部は壁部の内面に沿って配されていてシール性に直接関与しないから、シール性の低下をまねくことはない。
<請求項3の発明>
一括ゴム栓の抜けを規制する後壁がアウタハウジングの一部として設けられているから、一括ゴム栓の抜けを規制するゴム栓押さえを別に用意する必要がなく、その分、部品点数が削減される。また、一括ゴム栓が後壁とインナハウジングとの間に前後方向に挟持されるから、一括ゴム栓の前後方向の位置決めがなされる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図8によって説明する。本実施形態に係る防水コネクタは、インナハウジング10、アウタハウジング30及びシール部材60を備えて構成され、相手ハウジング90に嵌合可能とされている。なお、以下の説明において前後方向については、相手ハウジング90との嵌合面側を前方とする。
相手ハウジング90は合成樹脂製であって、前方へ突出する略角筒状のフード部91を有している。フード部91内には図示しない複数の雄タブが突出して配されている。また、フード部91の上面にはロック突起92が設けられている。
アウタハウジング30は合成樹脂製であって、図2及び図3に示すように、前方に開放される第1筒部31と、その内側に位置して第1筒部31よりも一回り小さくされて前方に開放される第2筒部32とを有し、第1筒部31と第2筒部32との間には相手ハウジング90が嵌合可能な嵌合空間33が保有されている。第1、第2筒部31、32はいずれも四隅が丸みをおびた角筒状をなしている。
第1、第2筒部31、32は架壁34を介して互いに連結され、第2筒部32の上面には、架壁34とほぼ同じ前後位置に、ロックアーム35の脚部36が接続されている。ロックアーム35は脚部36の上端から前後両方向に細長く延びるアーム部37を有し、アーム部37の先端部にはロック孔38が貫通して形成されている。ロックアーム35は、脚部36を支点として高さ方向(上下方向)に揺動変位可能(弾性変位可能)とされ、図1に示すように、相手ハウジング90のロック突起92を弾性的に係止することにより、相手ハウジング90をアウタハウジング30から離脱規制状態に保持する役割をはたす。アーム部37の後端部はロックアーム35とロック突起92との係止状態を解除する際に押圧される操作部39とされている。第1筒部31の上壁には、ロックアーム35の操作部39と対応する部位に切り欠き部40が設けられ、切り欠き部40を通して操作部39への解除操作が可能とされている。
第2筒部32は、後壁41とその外周から前方に突出する突壁42とからなる。後壁41は、ロッカアーム(アーム部37)の後端よりも前方で、かつ脚部36よりも後方に位置している。後壁41には、後方から端子金具80を挿通可能な複数の挿通孔43が貫通して形成されている。挿通孔43は、端子金具80の外形と対応する内面形状を有し、端子金具80のスタビライザ(後述する)と対応する位置には凹部44が切り欠いて設けられている。また、この挿通孔43には、端子金具80に接続された電線90が遊嵌状態で挿通されている。
第2筒部32には、架壁34及び脚部36の両前端と同じ前後位置に微小な段差45が設けられ、段差45よりも後方に、シール部材60を収容可能な第1収容部46が設けられ、段差45よりも前方に、インナハウジング10を収容可能な第2収容部47が設けられている。
第2収容部47を画成する突壁42の部分は、第1収容部46を画成する突壁42の部分よりも少し厚みの薄い壁部48とされている。壁部48は、アウタハウジング30内で前方へ向けて筒状に突出する形状とされ、その前端がロックアーム35のロック孔38よりも後方に位置している。壁部48の内面には、高さ方向に対をなす複数のロック受け部49が切り欠いて設けられている。ロック受け部49は、その後端が段差45の前端と同じ前後位置にあって、第2収容部47における後端に設置されている。
続いてインナハウジング10について説明すると、インナハウジング10は合成樹脂製であって、図5に示すように、複数(図示する場合は3つ)の縦長のブロックハウジング11からなり、これらブロックハウジング11を幅方向に順次結合して構成されている。各ブロックハウジング11には後方から端子金具80が挿入可能な複数のキャビティ12が前後方向に形成されている。これらキャビティ12は、各ブロックハウジング11毎に横二列でかつ高さ方向に多数段(図示する場合は4段)に亘って設けられている。各キャビティ12の内面には、高さ方向に撓み可能なランス13が前方へ突出して設けられている。
ここで、端子金具80は、図1に示すように、相手側の雄タブを受容してこれと接続可能な筒状の接続部81と、接続部81よりも後方に位置して電線90の端末にかしめ付けして接続されるオープンバレル状のバレル部82とからなる。接続部81の外面には、端子金具80のキャビティ12への挿入動作を案内するとともに、端子金具80のキャビティ12への誤挿入を規制するスタビライザ(図示せず)が突出して設けられている。また、接続部81にはランス13の先端部が引っ掛け係止されるランス孔(図示せず)が設けられている。
インナハウジング10の上下両面の長さ方向途中には、図4に示すように、後方へ向けて略垂直に切り立つ段差面14が設けられている。インナハウジング10のうち段差面14を境とする後方領域は、前方領域よりも一段落ちて配され、ここが第2収容部47内に嵌合可能なハウジング嵌合部15とされている。
インナハウジング10の各段差面14には、後方へ向けて略水平に突出する複数のロック部16が、各ブロックハウジング11毎に設けられている。各ロック部16は、その後端がインナハウジング10の後端に達するように細長く延出する形状とされ、段差面14を支点として高さ方向に撓み変形可能とされている。各ロック部16とハウジング嵌合部15の上下両面との間にはロック部16の撓み空間17が保有されている。また、ロック部16の後端部(延出端部)には、ロック受け部49と対応する形状のロック爪18が外側に突出して設けられている。なお、インナハウジング10の前面には、相手ハウジング90に装着された雄タブの挿入口を有するフロントホルダ(図示せず)が被着可能とされている。
一方、シール部材60はゴム製であって、図6ないし図8に示すように、後方に位置して第1収容部46内に嵌合される一括ゴム栓部61と、前方に位置して壁部48の外面に沿って配されるハウジングシール部62と、一括ゴム栓部61とハウジングシール部62とを互いに連ねつつ壁部48の内面に沿って配される連結部63とから一体に構成されている。
一括ゴム栓部61は、背面視略方形のマット状をなし、その後面が第1収容部46の後壁41の前面に当接可能に配され、その前面がインナハウジング10の前面に当接可能に配される。詳細には一括ゴム栓部61は、インナハウジング10と後壁41との間に前後方向に圧縮状態で挟持される。
一括ゴム栓部61には、端子金具80に接続された電線90を密着状態で通す複数の円形の電線通し孔64が貫通して形成されている。アウタハウジング30にインナハウジング10が組み付けられたときに、各電線通し孔64と各キャビティ12とが前後方向に連通するようになっている。電線通し孔64の内周面には、電線90の外周面に弾縮状態で密着可能な複数条の第1リップ65が周方向に設けられ、一括ゴム栓部61の外周面には、第1収容部46の内周面に弾縮状態で密着可能な複数条の第2リップ66が周方向に設けられている。第1、第2リップ65、66は互いに前後方向に位置ずれして配置されている。
ハウジングシール部62は、一括ゴム栓部61よりも外側に位置して正面視略四角形の環状をなし、その後端と一括ゴム栓部61の前端との間には前後方向のクリアランスが保有されている。ハウジングシール部62の肉厚は、一括ゴム栓部61における各電線通し孔64間の肉厚又は一括ゴム栓部61の外周面と外側の電線通し孔64との間の肉厚よりも薄くされている。ハウジングシール部62の内周面には、壁部48の外周面に弾縮状態で密着可能な複数条の第3リップ67が周方向に設けられ、ハウジングシール部62の外周面には、相手ハウジング90のフード部91の内周面に弾縮状態で密着可能な複数条の第4リップ68が周方向に設けられている。第3、第4リップ67、68は互いの前後位置をほぼ揃えて配置されている。
連結部63は、一括ゴム栓部61の前端外周縁から前方へ突出する略角筒状をなし、ハウジングシール部62よりもやや薄肉とされている。連結部63の前端とハウジングシール部62の前端との間には高さ方向の折り返し部69が介設されている。ハウジングシール部62は、折り返し部69を介して連結部63の前端から後方へ捲れるような形態とされている。そして、連結部63の上下両側には、インナハウジング10のロック部16が進入して逃がされる逃がし溝70が切り欠いて設けられている。逃がし溝70は、連結部63の全長に亘って延びるとともに折り返し部69の前面に開口する形状とされている。
次に、本実施形態に係る防水コネクタの作用効果を説明する。
まず、第1収容部46に前方から一括ゴム栓部61を挿入し、さらに壁部48の外面にハウジングシール部62を嵌着するようにして、アウタハウジング30にシール部材60を組み付ける。このとき、シール部材60の逃がし溝70がロック受け部49を内側から臨む位置に配されるようにする。
また、アウタハウジング30にシール部材60を直接組み付けるのではなく、インナハウジング10にシール部材60を予め組み付けておくことも可能である。この場合、インナハウジング10のハウジング嵌合部15にシール部材60の連結部63を外嵌するとともに、連結部63の逃がし溝70にロック部16が進入するようにする。
続いて、アウタハウジング30の第2収容部47に前方からインナハウジング10のハウジング嵌合部15を挿入する。インナハウジング10のアウタハウジング30への組み付け過程では、ロック爪18が壁部48の内面を摺動して、ロック部16が内側(撓み空間17側)へ撓み変形する。インナハウジング10のアウタハウジング30への組み付け完了時には、図1に示すように、ロック部16が弾性的に復帰して、ロック爪18がロック受け部49に嵌り、もってインナハウジング10がアウタハウジング30から離脱規制状態に保持される。
このとき、一括ゴム栓部61は、第1収容部46内にて後壁41とインナハウジング10との間に前後方向に挟持され、連結部63は、第2収容部47内にて壁部48の内面に当接可能に配され、折り返し部69は、インナハウジング10の段差面14と壁部48の前端面とに当接可能に配され、ハウジングシール部62は、壁部48の外面に当接可能に配される。また、ロック部16の先端は一括ゴム栓部61の前端と当接可能に配される。次いで、アウタハウジング30の挿通孔43に後方から端子金具80を挿入する。端子金具80は、挿通孔43から電線通し孔64を経てキャビティ12内に挿入され、キャビティ12内にてランス13に弾性的に係止されて抜け止めされる。このとき、一括ゴム栓部61の第1リップ65が電線90の外周面に密着されることで電線90と一括ゴム栓部61との間が液密状とされ、かつ、一括ゴム栓部61の第2リップ66が第1収容部46の内周面に密着されることでアウタハウジング30と一括ゴム栓部61との間が液密状とされる。
その後、アウタハウジング30内に前方から相手ハウジング90が嵌合される。相手ハウジング90がアウタハウジング30内に正規嵌合されると、ロックアーム35がロック突起92を弾性的に係止するとともに、フード部91の内周面がハウジングシール部62にその外側から覆い被さる。すると、一括ゴム栓部61の第3リップ67が壁部48の外周面に密着されることでアウタハウジング30と一括ゴム栓部61との間が液密状とされ、かつ、一括ゴム栓部61の第4リップ68がフード部91の内周面に密着されることで相手ハウジング90と一括ゴム栓部61との間が液密状とされる。ハウジングシール部62は、相手ハウジング90(フード部91)とアウタハウジング30(壁部48)との間に高さ方向に圧縮状態で挟持される。
以上説明したように、本実施形態によれば、ハウジングシール部62と一括ゴム栓部61とが連結部63によって互いに一体に連結されているから、電線90との間のシールをとる機能と、相手ハウジング90との間のシールをとる機能の各機能が1つのシール部材60で賄われ、各機能毎にシール部材60を用意する必要がなくなる。また、このようにハウジングシール部62と一括ゴム栓部61とが一体化しているという事情があっても、相手ハウジング90がハウジングシール部62に密着されたときに、連結部63が壁部48の内面に沿って配され、ハウジングシール部62が壁部48の外面に沿って配されているため、相手ハウジング90が壁部48からの反力を得てハウジングシール部62と緊密に密着される。このため、高いシール性が実現される。
また、連結部63にロック部16が進入可能な逃がし溝70が切り欠いて設けられているが、この連結部63は壁部48の内面に沿って配されていてシール性に直接関与しないから、シール性の低下をまねくことはない。
さらに、一括ゴム栓部61の抜けを規制する後壁41がアウタハウジング30の一部として設けられているから、一括ゴム栓部61の抜けを規制するゴム栓押さえを別に用意する必要がなく、その分、部品点数が削減される。また、一括ゴム栓部61が後壁41とインナハウジング10との間に前後方向に挟持されるから、一括ゴム栓部61の前後方向の位置決めがなされる。このとき、インナハウジング10の組み付け深さを深くすることにより、一括ゴム栓部61の圧縮量が増加され、一括ゴム栓部61の電線90への密着力がより高められる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)ロック部、ロック受け部の個数、形状、配置は任意である。
(2)アウタハウジング、インナハウジングの形状は任意である。例えば、インナハウジングはブロックハウジングによって分割されることなく一体に設けられていてもよい。
本発明の実施形態1に係る防水コネクタの断面図である。 アウタハウジングの断面図である。 アウタハウジングの正面図である。 インナハウジングの断面図である。 インナハウジングの正面図である。 シール部材の断面図である。 シール部材の正面図である。 シール部材の側面図である。
符号の説明
10…インナハウジング
16…ロック部
30…アウタハウジング
41…後壁
46…第1収容部(収容部)
48…壁部
49…ロック受け部
61…一括ゴム栓部(一括ゴム栓)
62…ハウジングシール部(ハウジングシール)
63…連結部
64…電線通し孔
70…逃がし溝
80…端子金具

Claims (3)

  1. 合成樹脂製のアウタハウジングと、
    前記アウタハウジング内に組み付けられ、複数の端子金具が後方から挿入される合成樹脂製のインナハウジングと、
    前記アウタハウジング内に設けられた収容部に収容され、前記各端子金具に接続された電線を密着状態で通す複数の電線通し孔を有するとともに、前記収容部の内周面に密着される一括ゴム栓と、
    前記アウタハウジングにおいて前記一括ゴム栓よりも前方に配され、前記アウタハウジングの嵌合相手である筒状の相手ハウジングにその内側から密着されるハウジングシールとを備え、
    前記ハウジングシールと前記一括ゴム栓とは連結部によって互いに一体に連結され、
    前記アウタハウジング内には、前記収容部から前方へ向けて突出する壁部が設けられ、
    前記連結部は、前記壁部の内面に沿って配され、前記ハウジングシールは、前記壁部の外面に沿って配されていることを特徴とする防水コネクタ。
  2. 前記インナハウジングにはロック部が設けられ、前記壁部の内面にはロック受け部が設けられ、前記ロック部が前記ロック受け部を係止することにより、前記インナハウジングの前記アウタハウジングからの離脱が規制され、前記連結部には、前記ロック部が進入可能な逃がし溝が切り欠いて設けられていることを特徴とする請求項1記載の防水コネクタ。
  3. 前記収容部には、前記一括ゴム栓の抜けを規制する後壁が前記アウタハウジングの一部として設けられ、前記一括ゴム栓は、前記後壁と前記インナハウジングとの間に前後方向に挟持されていることを特徴とする請求項1又は2記載の防水コネクタ。
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