JPH11260456A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JPH11260456A
JPH11260456A JP1600199A JP1600199A JPH11260456A JP H11260456 A JPH11260456 A JP H11260456A JP 1600199 A JP1600199 A JP 1600199A JP 1600199 A JP1600199 A JP 1600199A JP H11260456 A JPH11260456 A JP H11260456A
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JP
Japan
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connector
housing
terminal
latch
electrical connector
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JP1600199A
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English (en)
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Xavier Schoenlaub
シェーンローブ ザビエル
Jacques Lalange
ラランジェ ジャッキー
Thierry Mezin
メッチン ティエリー
Jean-Pierre Picaud
ピエール ピカード ジャン
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Whitaker LLC
Original Assignee
Whitaker LLC
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 相手コネクタと嵌合する小型、高信頼性且つ
構成が簡単な電気コネクタを提供すること。 【構成】 電気コネクタ2は、取付部78でハウジング
6に一体形成さればねアーム74及び解除部76を有す
る弾性ラッチ68と安全素子70を具え相手コネクタ4
との嵌合をラッチする。また、剛性の端子ロック用突起
56と、ロック用突起67とを有する二次ロック部材6
4にばね部材60で端子14のガイド及び安全挿入検知
を行う。更に、ワイヤシール部20とコネクタシール部
18を中間部46で連結一体化したシール部材16を使
用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気コネクタ、特に
相手コネクタとの嵌合状態を維持するラッチ付き電気コ
ネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】嵌合相手コネクタの相補ラッチ突起と係
合する弾性ラッチアームを有し、両コネクタを嵌合する
と自動的にラッチ係合して嵌合状態を維持する電気コネ
クタは周知である。また、一度嵌合した電気コネクタの
弾性ラッチアームの下側に安全素子を挿入し、両コネク
タの嵌合が外れるのを阻止する電気コネクタも周知であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の安全装
置付きラッチ機構の欠点は、別部品を必要とし且つ両コ
ネクタが完全嵌合状態であることを保証する為に、作業
者がいくつか操作をする必要があるということである。
斯る個別の安全装置又は素子及びいくつかの操作が必要
であるということは、電気コネクタの嵌合の信頼性に悪
影響を及ぼすこととなる。即ち、個別の安全装置を紛失
すると機能が損なわれ、また作業者の操作ミス又は忘れ
が生じる虞がある。そこで、これらの不安要因を排除
し、高信頼性のカップリング機構付き電気コネクタの提
供が好ましい。特に、作業者の操作を最小とし、迅速且
つ簡単に電気コネクタを嵌合し、この嵌合が保証できる
電気コネクタの提供が好ましい。
【0004】
【発明の目的】従って、本発明の目的は、簡単且つ確実
に相手コネクタと嵌合できしかも迅速に嵌合すると共に
必要時には嵌合解除可能な電気コネクタを提供すること
である。
【0005】本発明の他の目的は、高信頼性且つ安価に
コネクタハウジングに端子(コンタクト)が正しく挿入
且つ固定される電気コネクタを提供することである。
【0006】本発明の別の目的は、効果的にシール(防
水処理)でき且つ組立製造が簡単且つ安価である電気コ
ネクタを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電気コネクタ
は、略中央の取付部でハウジングに旋回自在に固定さ
れ、嵌合端側に相手コネクタとラッチするばねアーム
を、反対側にラッチ解除部を有する弾性ラッチと、更に
この解除部の動きを規制する安全素子がハウジングに一
体形成されている。
【0008】また、本発明の他の電気コネクタによる
と、ハウジングの端子キャビティの一側にロック用突起
を形成し、他側に旋回可能な二次ロック部材及び片持ち
梁状のばね部材を有する。
【0009】更に、本発明の別の電気コネクタによる
と、ワイヤ挿入端と相手コネクタ当接端をシールするワ
イヤシール部とコネクタシール部とが中間部を介して一
体形成されたシール部材を有する。
【0010】少し詳しく説明すると、相手コネクタと嵌
合する本発明の電気コネクタは、ハウジングと、このハ
ウジングに挿入される1個以上の端子(コンタクト)
と、相手コネクタとの相補ラッチと確実に固定される弾
性ラッチ部材とを有する。この弾性ラッチ部材は、両コ
ネクタを完全嵌合状態に維持するものであって、ラッチ
がハウジングに取付けられている取付部からロック部へ
延びているばねアームを有する。このロック部は、ロッ
ク肩を有し、相補ラッチの相補ロック肩と係合する。更
に、ラッチは、ばねアームに連結された解除延長部を有
し、これを操作すると、相補ラッチとの係合を解除する
ようラッチ部を撓める。電気コネクタは、更にラッチと
係合する安全素子を具え、ラッチが誤って係合解除され
るのを阻止する。この安全素子は、解除部と係合し、意
図しないラッチ解除を阻止する。ラッチばねアームは十
分な弾性を有し、解除部が安全素子により固定される
と、嵌合を可能にする。
【0011】両コネクタの嵌合は単一操作で実現でき、
安全素子は固定位置であり、両コネクタが意図に反して
嵌合解除することはないという利点を有する。よって、
電気コネクタは、安全素子が固定位置で供給され、電気
コネクタの嵌合解除は、この安全素子を非固定位置へ移
動させてラッチ解除部を操作することにより容易に行う
ことができる。
【0012】ラッチは、ハウジングの取付部に取付けら
れた片持ち梁ビーム状であるのが好ましく、取付部は実
質的にラッチの旋回領域を形成する。ラッチばねアーム
と解除部とは、旋回取付部から相互に反対方向に延び、
ラッチばねアームは実質的に電気コネクタの嵌合方向に
延びる。安全素子は、ラッチ解除部とハウジング間に挿
入される挿入部を有し、解除部をハウジングに向けて押
圧するのを阻止する。安全素子は、好ましくはハウジン
グに旋回可能に取付けられ、例えばヒンジ部は安価に製
造する為に薄いウェブ状にハウジングと一体モールドさ
れる。この安全素子は、挿入部を含み、解除部とハウジ
ング間に解除部の後方自由端で回転挿入されてもよい。
【0013】上述した本発明の目的を達成する為に、相
手コネクタと嵌合する電気コネクタは、ハウジングと、
このハウジングの対応キャビティに挿入される1個以上
の端子とを有し、各キャビティには端子の相補ロック用
凹部又は切欠きと係合するロック用突起が設けられてい
る。更に、この電気コネクタには、アンロック位置から
完全ロック位置へ移動する二次ロック部材を有する。ア
ンロック位置では、端子がキャビティに挿入でき、完全
ロック位置では、ロック用突起が端子の相補凹部又は切
欠きに係合して端子を完全挿入位置に固定する。キャビ
ティと二次ロック部材のロック用突起は、夫々実質的に
剛性(リジッド)である。電気コネクタには更にばね部
材が設けられている。このばね部材は、キャビティのロ
ック用突起と反対側のキャビティ内に突出する部分を有
し、端子をキャビティのロック用突起に向かって偏奇さ
せる。
【0014】好ましくは、端子はコネクタハウジングに
確実に固定され、作業者に対して完全挿入の確認手段を
提供する。
【0015】また、本発明の別の電気コネクタによる
と、相手コネクタと嵌合するよう構成され、ハウジング
と、このハウジング内に挿入された1個以上の端子と、
コネクタシール部及びワイヤシール部を含むシール手段
とを具える。このコネクタシール部は、両コネクタ間の
シールを行い、ワイヤシール部は、端子に接続されたワ
イヤとコネクタハウジング間をシールする。ワイヤシー
ル部は、ハウジングの端子受容端の近傍に配置され、コ
ネクタシール部は、コネクタハウジングの嵌合端に向け
て配置されている。ここで、コネクタシール部とワイヤ
シール部とは中間部を介して一体的に取付けられる。
【0016】好ましくは、このシールされた電気コネク
タは、小型且つ安価に製造可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気コネクタの好
適実施形態例の構成及び作用を添付図を参照して詳細に
説明する。
【0018】先ず、図1乃至図7を参照して説明する。
相手コネクタ4と嵌合する本発明の電気コネクタ2は、
嵌合端8から端子受容端10に延びる絶縁ハウジング6
を有する。このハウジング6は、貫通する複数のキャビ
ティ12を有し、電気コネクタ2の電気端子14(図1
1参照)を受容する。この電気コネクタ2は、更に両コ
ネクタ2,4間をシールするコネクタシール部18とハ
ウジング6のワイヤ受容端10から延出するワイヤの如
き入力導体と電気コネクタ2間のシールを行うワイヤシ
ール部20とを有するシール部材16を具える。電気コ
ネクタ2は、更にラッチ機構22を具え、電気コネクタ
2を相手コネクタ4の相補ラッチ24に固定する。
【0019】ハウジング6は、端子受容部26と、この
端子受容部26が受容される外部シュラウド28とを具
える。ラッチ機構22は、ハウジング6、特にこの特定
例にあってはその外部シュラウド部28と一体形成され
ている。
【0020】ワイヤシール部20は、外部シュラウド部
28のワイヤ受容端壁30と端子受容部26の端子受容
端32間に挟持されている。端子受容部26は、その端
子受容端32から延びるラッチ又はロックアーム34を
設けて外部シュラウド28に確実に固定される。ロック
アーム34は、その端近傍にロック用突起36を有し、
これはシュラウド部端壁30の窓40に形成された相補
ロック肩38(図6及び図3参照)と係合する。ワイヤ
シール20をサンドイッチすることにより、ばね力によ
り両ハウジング部26,28を離し、その間のラッチ3
6,38がタイトな係合をするようにする。端子受容部
ラッチアーム34は、ワイヤシール部20の対応するキ
ャビティから突出する、これにより、端子受容部26と
外部シュラウド部28間を特に小型(コンパクト)ラッ
チ構成とする。また、この配置は複数のワイヤ導体と電
気コネクタ間をシールするべく保護され且つ安全に保持
されたファミリー(一括)シールを提供し、シール用キ
ャビティ42を介して挿入された導体は、ワイヤシール
部20を介して延びる。更に、ワイヤシール部20は、
ラジアルシールリップ44を有し、シュラウドの内面4
5に対するシールを行う。
【0021】ワイヤシール部20は、薄膜状の中間部4
6によりコネクタシール部18に一体的に接続され、こ
の中間部46はワイヤシール部20からコネクタシール
部18へ、僅かに外方にテーパして延び、これによりシ
ール部材16を端子受容部26に容易に挿入可能にす
る。シールの導入は、最初端子受容端32上に行う。
【0022】コネクタシール部18は、内部周辺シール
リップ47,48を有するラジアルシールよりなり、夫
々相手コネクタ4への端子部26をシールする。シール
部材16の中間部46には、窓49を有し、端子受容部
26の延長部50を受容する。この延長部50は、案内
及びポーライズ(極性又は方向付け)機能を有し、シュ
ラウド受容部28の側壁内の溝52上の相補案内部材に
摺動的に受動され、端子受容部26をシュラウド受容部
28内に正しく位置決めする。更に、この延長部50に
は挿入制限ストッパ又は肩53が設けられ、シュウドガ
イド52の相補肩54と係合して、内部に端子受容部2
6が入り込みすぎるのを阻止する。ワイヤシール部20
とコネクタシール部18の一体形成により、電気コネク
タの製造及び管理コストを低減すると共にシール効果を
保証する。
【0023】次に、図7乃至図11を参照して説明す
る。端子受容部26は、端子受容キャビティ12内に実
質的に剛性のロック用突起56を具え、端子14の相補
ロック凹部又は切欠き58に係合する。剛性ロック用突
起56は、キャビティ12の第1側57に設けられ、キ
ャビティ12の反対の第2側59には、ばね部材60が
設けられ、キャビティ12内に端子14を挿入中に、こ
の端子14を第1側に偏奇させる。ばね部材60は、片
持ち梁状ばねアームであって、その自由端62近傍に突
起又は拡大部61を有する。これは、嵌合端8を向いて
いる。剛性ロック用突起56は、キャビティ12内に端
子14を堅牢に保持し、ばね部材60は、端子14が図
10に示す如く完全挿入位置にスナップし、これにより
作業者が完全挿入を音又は他の感覚で確認できるように
し、一度完全挿入された端子の固定を保証する。図10
に示す完全挿入の後、可撓性ヒンジ66を介して端子受
容部26に旋回可能に取付けられた二次ロック部材64
が図11に示す完全ロック位置に旋回される。この二次
ロック部材64には、ロック用突起67が設けられ、端
子14の相補ロック凹部又は切欠き58内に係合する。
端子14の相互に反対側のロック用突起56,57は、
実質的に剛性であって、ハウジング6内に端子14を特
に堅牢に保持する。
【0024】二次ロック部材64を図11に示すロック
位置に閉じるのは、図9に示す如く端子14が半挿入の
場合には不可能である。剛性ロック用突起56の為に、
二次ロック部材64を閉じると、反対のロック用突起5
6を偏奇できず、これは、ロック用突起が弾性の場合と
異なる。よって、ばね部材60は、挿入中に端子14を
ロック位置にスナップする利点を失うことなく剛性ロッ
ク突起56,67を設けることができる。
【0025】図1に示す如く、二次ロック部材64がオ
ープン即ちアンロック位置のとき、その嵌合端9は相手
コネクタ4の嵌合端11と当接する。これにより、二次
ロック部材64が完全ロック位置にない限り、両コネク
タ2,4の嵌合を阻止する。二次ロック部材64を端子
受容部26の嵌合端8に設けることにより、その操作の
為のアクセスを容易にする。
【0026】次に、図3乃至図6及び図8乃至図10を
参照して説明する。コネクタラッチ機構22は、ラッチ
68と安全素子70及び保護カバー部72により構成さ
れる。このラッチ機構22は、ハウジング6と一体モー
ルドされ、この特定実地形態例にあっては、ハウジング
6のシュラウド部28と一体モールドされている。ラッ
チ68は、弾性ラッチ部74と、取付部78から反対方
向に延びるラッチ解除部76より成る。取付部78は旋
回支点を形成し、ラッチ68をハウジング6のシュラウ
ド部28に取付ける。ラッチ部74は、ばねアーム75
を有する。このばねアーム75は、取付部78から自由
端80近傍のロック部77へ延びている。ロック部77
は、図10に最も良く示す如く、ロック肩79を具え、
相補コネクタラッチ24の相補ロック肩81(図1参
照)と係合する。ばねアーム75は、嵌合中にロック部
77を相手コネクタ4のラッチ突起24上に偏奇させる
十分な弾性を有する。その後、解除部76の旋回を行う
ことなく肩81の後方に止める。換言すると、解除部7
6が図9に示す如く安全素子70でブロックされている
と、電気コネクタ2はラッチが完全ロック位置にスナッ
プされるまで両コネクタ2,4を押すのみで嵌合可能で
ある。従って、この電気コネクタ2は、安全素子70を
図9乃至図11に示す固定位置にした状態で供給可能で
ある。
【0027】次に、図8に示す如く、安全素子70を解
除又は非固定位置にすると、作業者は解除部76が押圧
できる。この解除部76は片持ち梁状ビームが取付部7
8から延びている形状であり、ラッチ部74は取付部7
8を中心に回転できる。これにより、ラッチ部74のロ
ック肩79が相手コネクタ4の相補ラッチ突起24上に
偏奇して、両コネクタ2,4の嵌合解除を可能にする。
この安全素子70は、ハウジング6に可撓性ヒンジ84
を介して一体に取付けられる。このヒンジ84は、安全
素子70とカバー部72間に延びる薄いウェブ状であ
る。
【0028】安全素子70は、インサート部86により
成り、これは図9に示す如く、解除部76とコネクタハ
ウジング6間に挿入され、解除部76がハウジング6に
向けて偏奇するのを阻止する。図6に最も良く示す如
く、この実施形態例の電気コネクタ2の安全素子70
は、1対のインサート部86が安全素子70の両側88
から延出し、解除部76は両側90に相補ブロック肩8
9を有し、その下側にインサート部86が挿入されるよ
う構成されている。解除部76はブロック部89を越え
て位置するワイヤ受容端92に延び、十分長い指グリッ
プ延長部91を形成し、作業者が容易に操作可能にす
る。安全素子70のインサート部86が旋回可能にする
為に、指グリップ延長部91の側部90’は側部90に
対して凹んでいる。この凹みは側部90,90’を連結
する略円弧状の肩93を形成する。ラッチ(図示せず)
が安全素子70とハウジングシュラウド部28間に設け
られ、安全素子70を安全固定位置に保持してもよい。
【0029】また、安全素子70は、側壁88と上壁9
4を含みラッチ68の解除部76を部分的に包囲するカ
バー又はキャップを形成する。これにより、安全素子7
0が安全固定位置のときは、作業者が解除部76にアク
セスするのを阻止する。安全嵌合状態のコネクタ2,4
を解除するには、作業者はこの安全素子70をある程度
の力で持ち上げて開き、解除部76にアクセス可能にし
て、この解除部76を押圧してラッチ部77を旋回して
持ち上げればよい。
【0030】以上、本発明の電気コネクタの好適実施形
態例を詳述した。しかし、本発明は斯る特定例のみに限
定されるべきではなく、用途に応じて適宜変形変更が可
能であることが理解できよう。
【0031】
【発明の効果】上述の説明から理解される如く、本発明
の電気コネクタによると次の如き効果が得られる。
【0032】先ず請求項1の電気コネクタによると、ば
ねアームのラッチ部を操作するラッチ解除部に安全素子
を設け、作業者の解除部へのアクセスを規制するので、
誤って電気コネクタの相手コネクタとの嵌合を解除する
虞が阻止できる。
【0033】また、請求項2の電気コネクタによると、
ロック用突起が端子受容キャビティの一側と反対側の旋
回型二次ロック部材に形成されているので、確実に端子
ロックが可能であると共にばね部材により、端子挿入を
ガイドし、完全挿入状態がスナップ音等により確認でき
る。
【0034】更に、請求項3の電気コネクタによると、
ワイヤ挿入端及び相手コネクタの当接端のシールを行う
ワイヤシール部及びコネクタシール部が中間部で一体形
成されたシールを用いるので、作業性が良好であり、安
価に製造組立可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気コネクタの好適実施形態例と相手
コネクタの側面図である。
【図2】図1の電気コネクタの嵌合面側から見た斜視図
である。
【図3】図2の電気コネクタの端子挿入端側から見た斜
視図である。
【図4】図2の電気コネクタの線4−4に沿う断面図で
ある。
【図5】図2の電気コネクタの分解斜視図である。
【図6】図2の電気コネクタの安全素子が非固定位置の
分解斜視図である。
【図7】図2の電気コネクタの二次ロック部材を示す斜
視図である。
【図8】図2の電気コネクタの線8−8に沿う断面図で
ある。
【図9】端子が完全挿入位置に近づいている図8と同様
の断面図である。
【図10】端子が完全挿入位置にある図2の電気コネク
タの線10−10に沿う断面図である。
【図11】図2の電気コネクタの完全組立状態の断面図
である。
【符号の説明】
2 電気コネクタ 4 相手コネクタ 6 ハウジング 8 嵌合面 10 端子(ワイヤ)挿入面 12 端子受容キャビティ 14 端子 16 シール部材 18 コネクタシール部 20 ワイヤシール部 46 中間部 56,67 ロック用突起 60 ばね部材 64 二次ロック部材 68 弾性ラッチ 70 安全素子 74 ばねアーム 76 解除部 77 ラッチ部 78 取付部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ティエリー メッチン フランス国 ウィーユ 78800 プラス アンドレ マルロー 80 (72)発明者 ジャン ピエール ピカード フランス国 オーボンヌ 95600 リュー エデュアールヴァイヤン 44

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手コネクタとの嵌合状態を維持する弾
    性ラッチがハウジングと一体に形成された電気コネクタ
    において、 前記弾性ラッチは、前記ハウジングに旋回可能に固定さ
    れた取付部、該取付部から前記ハウジングの嵌合端側に
    延びるばねアーム部と、前記取付部から前記ばねアーム
    部と反対側に延びる解除部と、該解除部に対し旋回自在
    に形成され該解除部の動きを規制する安全素子とを有す
    ることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 端子受容キャビティの一面に端子ロック
    用突起が形成されたハウジングを有し、 該ハウジングの相手コネクタとの嵌合端側且つ前記端子
    ロック用突起と反対側にロック用突起が形成された二次
    ロック部材を旋回自在に形成し、 前記ハウジングの前記二次ロック部材側に前記端子受容
    キャビティと平行して延びる片持ち梁状のばね部材を有
    することを特徴とする電気コネクタ。
  3. 【請求項3】 ワイヤに成端された少なくとも1個の端
    子を有し、相手コネクタと嵌合する電気コネクタにおい
    て、 前記ワイヤの挿入口及び前記相手コネクタとの当接部を
    シールする夫々ワイヤシール部及びコネクタシール部が
    中間部を介して一体形成されたシール部材を有すること
    を特徴とする電気コネクタ。
JP1600199A 1998-02-03 1999-01-25 電気コネクタ Pending JPH11260456A (ja)

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