JPH08321345A - コネクタハウジング - Google Patents
コネクタハウジングInfo
- Publication number
- JPH08321345A JPH08321345A JP7124858A JP12485895A JPH08321345A JP H08321345 A JPH08321345 A JP H08321345A JP 7124858 A JP7124858 A JP 7124858A JP 12485895 A JP12485895 A JP 12485895A JP H08321345 A JPH08321345 A JP H08321345A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- locking
- connector housing
- locking piece
- accommodating chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/422—Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means
- H01R13/4223—Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means comprising integral flexible contact retaining fingers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/436—Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
- H01R13/4361—Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、端子係止部材を用いて端子を二重
に係止するようにしたコネクタハウジングに関し、端子
係止部材がハウジングの外壁から突出することがなく、
端子係止部材の破損を防止することのできるコネクタハ
ウジングを提供することを目的とする。 【構成】 端子係止部材を屈曲自在な可撓係止片７で形
成し、コネクタハウジング１の外壁１ａに開設した係止
口６の両側縁６ａ、６ａ′間に、可撓係止片７をアーチ
状に湾曲させて架設し、端子収容室２内に端子３を挿入
したのち、可撓係止片７を押圧して係止口６内に可撓係
止片７を没入させて、端子３を係止するようにしてい
る。
に係止するようにしたコネクタハウジングに関し、端子
係止部材がハウジングの外壁から突出することがなく、
端子係止部材の破損を防止することのできるコネクタハ
ウジングを提供することを目的とする。 【構成】 端子係止部材を屈曲自在な可撓係止片７で形
成し、コネクタハウジング１の外壁１ａに開設した係止
口６の両側縁６ａ、６ａ′間に、可撓係止片７をアーチ
状に湾曲させて架設し、端子収容室２内に端子３を挿入
したのち、可撓係止片７を押圧して係止口６内に可撓係
止片７を没入させて、端子３を係止するようにしてい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の電気配線に
接続される電気コネクタに使用され、端子の後抜けを防
止するため、端子収容室に設けられたランスの他に端子
係止部材を用いて端子を二重に係止するようにしたコネ
クタハウジングに関する。
接続される電気コネクタに使用され、端子の後抜けを防
止するため、端子収容室に設けられたランスの他に端子
係止部材を用いて端子を二重に係止するようにしたコネ
クタハウジングに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、端子係止具を備えたコネクタとし
て、たとえば、実開平２−３６１８０号公報には、図１
０および図１１に示すようなコネクタハウジングＫが開
示されている。コネクタハウジングＫは、ハウジングａ
の端子収容室ｂ内に設けたランスｃと、ハウジングａに
開設した係合口ｄの口縁に回動自在に結合した係止板ｅ
とによって、図１２に示すように、端子収容室ｂに挿着
される端子ｆを二重に係止するようにしたものである。
て、たとえば、実開平２−３６１８０号公報には、図１
０および図１１に示すようなコネクタハウジングＫが開
示されている。コネクタハウジングＫは、ハウジングａ
の端子収容室ｂ内に設けたランスｃと、ハウジングａに
開設した係合口ｄの口縁に回動自在に結合した係止板ｅ
とによって、図１２に示すように、端子収容室ｂに挿着
される端子ｆを二重に係止するようにしたものである。
【０００３】端子収容室ｂに端子ｆを挿着するには、先
ず、係止板ｅを開いた状態にして端子ｆを端子収容室に
挿入すると、端子ｆはランスｃによって第一次的に係止
される。次いで、係止板ｅを閉じて係合口ｄ内に嵌入す
ると、端子ｆは係止板ｅの突部ｅ1 と、端子ｆの肩部ｆ
1 とが衝合し、端子ｆを第二次的に係止するようにして
いる。
ず、係止板ｅを開いた状態にして端子ｆを端子収容室に
挿入すると、端子ｆはランスｃによって第一次的に係止
される。次いで、係止板ｅを閉じて係合口ｄ内に嵌入す
ると、端子ｆは係止板ｅの突部ｅ1 と、端子ｆの肩部ｆ
1 とが衝合し、端子ｆを第二次的に係止するようにして
いる。
【０００４】しかしながら、コネクタハウジングＫの係
止板ｅは、係止板ｅの回動軸ｇ（図１０および図１１参
照）がハウジングａの嵌合方向と直角方向に設定されて
おり、係止板ｅが嵌合方向に向かって開閉するようにし
てあるため、操作を誤って係止板ｅを閉じずに相手側の
コネクタと嵌合すると、相手側のコネクタに係止板ｅが
衝合してめくれ上がり、破損する問題点を有している。
止板ｅは、係止板ｅの回動軸ｇ（図１０および図１１参
照）がハウジングａの嵌合方向と直角方向に設定されて
おり、係止板ｅが嵌合方向に向かって開閉するようにし
てあるため、操作を誤って係止板ｅを閉じずに相手側の
コネクタと嵌合すると、相手側のコネクタに係止板ｅが
衝合してめくれ上がり、破損する問題点を有している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、端子係止部材を改良する
ことにより、端子係止部材がハウジングの外壁から突出
することがなく、端子係止部材の破損を防止することの
できるコネクタハウジングを提供することを課題とす
る。
点に着目してなされたもので、端子係止部材を改良する
ことにより、端子係止部材がハウジングの外壁から突出
することがなく、端子係止部材の破損を防止することの
できるコネクタハウジングを提供することを課題とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明は、端子収容室の内壁に設けたランスと、コ
ネクタハウジングの壁に開設した係止口から挿入した端
子係止部材とにより、端子収容室内の端子を二重に係止
するようにしたコネクタハウジングであって、該端子係
止部材を屈曲自在な可撓係止片で形成すると共に、該可
撓係止片を湾曲させて端子収容室と並行する係止口の両
側縁間に架設してなることを特徴とする。
め、本発明は、端子収容室の内壁に設けたランスと、コ
ネクタハウジングの壁に開設した係止口から挿入した端
子係止部材とにより、端子収容室内の端子を二重に係止
するようにしたコネクタハウジングであって、該端子係
止部材を屈曲自在な可撓係止片で形成すると共に、該可
撓係止片を湾曲させて端子収容室と並行する係止口の両
側縁間に架設してなることを特徴とする。
【０００７】可撓係止片は、コネクタハウジングと一体
に形成され、両端部および中央部にヒンジを有する可撓
係止片であることが好ましい（請求項２）。可撓係止片
の中央部のヒンジの両側に相対向する係止斜面を設ける
ことが有効である（請求項３）。係止口を、それぞれの
端子収容室に対応して開設すると共に各々の係止口に可
撓係止片を架設することが好適である（請求項４）。
に形成され、両端部および中央部にヒンジを有する可撓
係止片であることが好ましい（請求項２）。可撓係止片
の中央部のヒンジの両側に相対向する係止斜面を設ける
ことが有効である（請求項３）。係止口を、それぞれの
端子収容室に対応して開設すると共に各々の係止口に可
撓係止片を架設することが好適である（請求項４）。
【０００８】
【作用】本発明のコネクタハウジングは、係止口内に没
入し得る可撓係止片を備えており、端子収容室に挿入し
た端子と該可撓係止片とを衝合させて端子を係止するよ
うにしている。そのため、端子を係止する際には、可撓
係止片がコネクタハウジングから突出することがないの
で、可撓係止片が外力を受けて破損したり、配線の妨げ
となることもなく、コネクタハウジングを小型化するこ
とが可能となる。
入し得る可撓係止片を備えており、端子収容室に挿入し
た端子と該可撓係止片とを衝合させて端子を係止するよ
うにしている。そのため、端子を係止する際には、可撓
係止片がコネクタハウジングから突出することがないの
で、可撓係止片が外力を受けて破損したり、配線の妨げ
となることもなく、コネクタハウジングを小型化するこ
とが可能となる。
【０００９】可撓係止片は、端子収容室に並行する係止
口の両側縁に結合されており、可撓係止片のヒンジ部の
回動軸はコネクタハウジングの嵌合方向に平行となると
共に、可撓係止片の両端部がヒンジ部を介してコネクタ
ハウジングに結合されているため、相手側コネクタとの
嵌合の際などにおいて、突出した可撓係止片に外力が作
用しても可撓係止片がめくれて破損が生じることもな
い。また、可撓係止片の中央部のヒンジの両側に相対向
する係止斜面を設けることにより、可撓係止片を係止口
内に没入させた際に、係止斜面相互が密着するため可撓
係止片の湾曲が安定した状態で保持される。
口の両側縁に結合されており、可撓係止片のヒンジ部の
回動軸はコネクタハウジングの嵌合方向に平行となると
共に、可撓係止片の両端部がヒンジ部を介してコネクタ
ハウジングに結合されているため、相手側コネクタとの
嵌合の際などにおいて、突出した可撓係止片に外力が作
用しても可撓係止片がめくれて破損が生じることもな
い。また、可撓係止片の中央部のヒンジの両側に相対向
する係止斜面を設けることにより、可撓係止片を係止口
内に没入させた際に、係止斜面相互が密着するため可撓
係止片の湾曲が安定した状態で保持される。
【００１０】端子が端子収容室内に中途挿入状態である
場合は、可撓係止片の係止口内への没入が不可能とな
り、相手側コネクタと嵌合できないため端子の中途挿入
状態が容易に発見できる。さらに、それぞれの端子収容
室に対応して複数の係止口を開設し、各々の係止口に可
撓係止片を架設することにより、端子収容室毎に可撓係
止片の状態を確認することができ、端子が中途挿入状態
となっている端子収容室が容易に発見できる。
場合は、可撓係止片の係止口内への没入が不可能とな
り、相手側コネクタと嵌合できないため端子の中途挿入
状態が容易に発見できる。さらに、それぞれの端子収容
室に対応して複数の係止口を開設し、各々の係止口に可
撓係止片を架設することにより、端子収容室毎に可撓係
止片の状態を確認することができ、端子が中途挿入状態
となっている端子収容室が容易に発見できる。
【００１１】
【実施例】図１は、本発明の実施例に係わるコネクタハ
ウジング１を示す斜視図である。コネクタハウジング１
は、電気絶縁性合成樹脂材の成形加工により形成された
もので、内部に複数の端子収容室２が上下２段に設けら
れており、各々の端子収容室２内には雌型の端子３を収
容するようにしている。４は端子３に接続された電線で
ある。
ウジング１を示す斜視図である。コネクタハウジング１
は、電気絶縁性合成樹脂材の成形加工により形成された
もので、内部に複数の端子収容室２が上下２段に設けら
れており、各々の端子収容室２内には雌型の端子３を収
容するようにしている。４は端子３に接続された電線で
ある。
【００１２】端子収容室２の内壁２ａには、図２に示す
ように、ランス５が上下動自在に設けられており、端子
３の係止孔３ａと係合して端子３を第一次的に係止する
ようにしている。コネクタハウジング１の上下の外壁１
ａ、１ａ′には、各端子収容室２に対応して開口した複
数の係止口６が開設されており、端子係止部材を嵌入し
て端子３を第二次的に係止するようにしている。
ように、ランス５が上下動自在に設けられており、端子
３の係止孔３ａと係合して端子３を第一次的に係止する
ようにしている。コネクタハウジング１の上下の外壁１
ａ、１ａ′には、各端子収容室２に対応して開口した複
数の係止口６が開設されており、端子係止部材を嵌入し
て端子３を第二次的に係止するようにしている。
【００１３】係止口６は、長方形に形成されており、図
３に示すように、端子収容室２と並行する両側縁部６
ａ、６ａ′間に、端子係止部材としての可撓係止片７が
ヒンジ７ａ、７ａ′を介して湾曲した状態で結合されて
いる。すなわち、ヒンジ７ａ、７ａ′の回動軸の方向
は、コネクタハウジング１の嵌合方向に設定されてい
る。
３に示すように、端子収容室２と並行する両側縁部６
ａ、６ａ′間に、端子係止部材としての可撓係止片７が
ヒンジ７ａ、７ａ′を介して湾曲した状態で結合されて
いる。すなわち、ヒンジ７ａ、７ａ′の回動軸の方向
は、コネクタハウジング１の嵌合方向に設定されてい
る。
【００１４】可撓係止片７は、コネクタハウジング１と
一体に成形され、図４に示すように、両端部に薄肉のヒ
ンジ７ａ、７ａ′を有し、中央部にも薄肉のヒンジ７ｂ
が設けられている。中央部のヒンジ７ｂの両側には、係
止斜面７ｃ、７ｃ′が形成されている。中央部のヒンジ
７ｂの近傍を矢印方向へ押圧すると、係止口６内に可撓
係止片７が没入し、図５に示すように、可撓係止片７が
逆向きに湾曲して係止斜面７ｃ、７ｃ′相互が密着し、
この逆向きに湾曲した状態が保持される。
一体に成形され、図４に示すように、両端部に薄肉のヒ
ンジ７ａ、７ａ′を有し、中央部にも薄肉のヒンジ７ｂ
が設けられている。中央部のヒンジ７ｂの両側には、係
止斜面７ｃ、７ｃ′が形成されている。中央部のヒンジ
７ｂの近傍を矢印方向へ押圧すると、係止口６内に可撓
係止片７が没入し、図５に示すように、可撓係止片７が
逆向きに湾曲して係止斜面７ｃ、７ｃ′相互が密着し、
この逆向きに湾曲した状態が保持される。
【００１５】端子収容室２内に端子３を挿入すると、端
子３は、先ずランス５が端子３の係止孔３ａに嵌入して
係止される。次いで、図６および図７に示すように、可
撓係止片７を押圧して係止口６内に可撓係止片７を没入
させると、端子３の肩部３ｂと可撓係止片７の側縁部７
ｂとが衝合し、端子３の後抜けが確実に阻止される。
子３は、先ずランス５が端子３の係止孔３ａに嵌入して
係止される。次いで、図６および図７に示すように、可
撓係止片７を押圧して係止口６内に可撓係止片７を没入
させると、端子３の肩部３ｂと可撓係止片７の側縁部７
ｂとが衝合し、端子３の後抜けが確実に阻止される。
【００１６】一方、図６および図７における下段の端子
収容室２′に示すように、端子３′が中途挿入状態であ
ると、可撓係止片７を押圧しても可撓係止片７′が端子
３′の背部３ｃ′に当接して係止口６内への可撓係止片
７′の没入が阻止される。したがって、作業者は端子
３′が中途挿入状態であることを容易に発見することが
できる。図８は、可撓係止片７を係止口６内に没入させ
て端子３を係止した状態のコネクタハウジング１の外観
を示す斜視図である。
収容室２′に示すように、端子３′が中途挿入状態であ
ると、可撓係止片７を押圧しても可撓係止片７′が端子
３′の背部３ｃ′に当接して係止口６内への可撓係止片
７′の没入が阻止される。したがって、作業者は端子
３′が中途挿入状態であることを容易に発見することが
できる。図８は、可撓係止片７を係止口６内に没入させ
て端子３を係止した状態のコネクタハウジング１の外観
を示す斜視図である。
【００１７】上記の実施例においては、係止口６および
可撓係止片７をそれぞれの端子収容室２に対応して複数
設けた例を説明したが、図９に示すコネクタハウジング
８のように、複数の端子収容室９の後方に連通した一つ
の係止口１０を開設し、係止口１０の側縁１０ａ、１０
ａ′に長大な可撓係止片１１を架設することにより、全
ての端子収容室９内に収容される端子を一括して係止す
ることもできる。すなわち、可撓係止片１１には、前記
可撓係止片７と同様に、両端部にヒンジ１１ａ、１１
ａ′、および中央部にヒンジ１１ｂと係止斜面１１ｃ、
１１ｃ′が設けられており、可撓係止片１１の中央部を
押圧して係止口１０内に没入させることにより、各端子
収容室９内の端子が係止される。
可撓係止片７をそれぞれの端子収容室２に対応して複数
設けた例を説明したが、図９に示すコネクタハウジング
８のように、複数の端子収容室９の後方に連通した一つ
の係止口１０を開設し、係止口１０の側縁１０ａ、１０
ａ′に長大な可撓係止片１１を架設することにより、全
ての端子収容室９内に収容される端子を一括して係止す
ることもできる。すなわち、可撓係止片１１には、前記
可撓係止片７と同様に、両端部にヒンジ１１ａ、１１
ａ′、および中央部にヒンジ１１ｂと係止斜面１１ｃ、
１１ｃ′が設けられており、可撓係止片１１の中央部を
押圧して係止口１０内に没入させることにより、各端子
収容室９内の端子が係止される。
【００１８】
【発明の効果】本発明のコネクタハウジングは、係止口
内に没入し得る可撓係止片を備えているため、コネクタ
ハウジングの端子収容室内に収容した端子を係止する際
に可撓係止片がコネクタハウジングから突出することが
ない。したがって、可撓係止片が外力を受けて破損した
り、配線の妨げとなることもなく、コネクタハウジング
を小型化することが可能となると共に、相手側コネクタ
との嵌合の際などにおいて、突出した可撓係止片に外力
が作用しても可撓係止片がめくれて破損が生じることも
ない。
内に没入し得る可撓係止片を備えているため、コネクタ
ハウジングの端子収容室内に収容した端子を係止する際
に可撓係止片がコネクタハウジングから突出することが
ない。したがって、可撓係止片が外力を受けて破損した
り、配線の妨げとなることもなく、コネクタハウジング
を小型化することが可能となると共に、相手側コネクタ
との嵌合の際などにおいて、突出した可撓係止片に外力
が作用しても可撓係止片がめくれて破損が生じることも
ない。
【００１９】また、端子が中途挿入状態である場合は、
可撓係止片の係止口内への没入が不可能となり、相手側
コネクタと嵌合できないため端子の中途挿入状態が容易
に発見できる。さらに、それぞれの端子収容室に対応し
て複数の係止口を開設し、各々の係止口に可撓係止片を
架設することにより、端子が中途挿入状態となっている
端子収容室を容易に発見することができるなどの多くの
利点がある。
可撓係止片の係止口内への没入が不可能となり、相手側
コネクタと嵌合できないため端子の中途挿入状態が容易
に発見できる。さらに、それぞれの端子収容室に対応し
て複数の係止口を開設し、各々の係止口に可撓係止片を
架設することにより、端子が中途挿入状態となっている
端子収容室を容易に発見することができるなどの多くの
利点がある。
【図１】本発明の実施例に係わるコネクタハウジングお
よび雌型の端子を示す斜視図である。
よび雌型の端子を示す斜視図である。
【図２】図１のコネクタハウジングおよび端子の縦断面
図である。
図である。
【図３】図１のコネクタハウジングのＸ−Ｘ線断面図で
ある。
ある。
【図４】図３の可撓係止片の構造を示す正面図である。
【図５】図４の可撓係止片を押圧して係止口内に没入さ
せた状態を示す正面図である。
せた状態を示す正面図である。
【図６】図１の端子収容室に端子を挿入した状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図７】図４の可撓係止片の状態を示す断面図である。
【図８】図４のコネクタハウジングの外観を示す斜視図
である。
である。
【図９】本発明の別の実施例を示すコネクタハウジング
の断面図である。
の断面図である。
【図１０】従来の、端子を抜け止めする係止板を備えた
コネクタハウジングの斜視図である。
コネクタハウジングの斜視図である。
【図１１】図７のコネクタハウジングの縦断面図であ
る。
る。
【図１２】図８の端子収容室に端子を挿入した状態を示
す断面図である。
す断面図である。
１ コネクタハウジング ２ 端子収容室 ２ａ 内壁 ３ 端子 ５ ランス ６ 係止口 ６ａ、６ａ′ 側縁 ７ 可撓係止片 ７ａ、７ａ′、７ｂ ヒンジ ７ｃ、７ｃ′ 係止斜面
【手続補正書】
【提出日】平成７年１０月５日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１５
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１５】端子収容室２内に端子３を挿入すると、端
子３は、先ずランス５が端子３の係止孔３ａに嵌入して
係止される。次いで、図６および図７に示すように、可
撓係止片７を押圧して係止口６内に可撓係止片７を没入
させると、端子３の肩部３ｂと可撓係止片７の側縁部と
が衝合し、端子３の後抜けが確実に阻止される。
子３は、先ずランス５が端子３の係止孔３ａに嵌入して
係止される。次いで、図６および図７に示すように、可
撓係止片７を押圧して係止口６内に可撓係止片７を没入
させると、端子３の肩部３ｂと可撓係止片７の側縁部と
が衝合し、端子３の後抜けが確実に阻止される。
Claims (4)
- 【請求項１】 端子収容室の内壁に設けたランスと、コ
ネクタハウジングの壁に開設した係止口から挿入した端
子係止部材とにより、端子収容室内の端子を二重に係止
するようにしたコネクタハウジングであって、 該端子係止部材を屈曲自在な可撓係止片で形成すると共
に、該可撓係止片を湾曲させて端子収容室と並行する係
止口の両側縁間に架設してなることを特徴とするコネク
タハウジング。 - 【請求項２】 可撓係止片が、コネクタハウジングと一
体に形成され、両端部および中央部にヒンジを有する可
撓係止片である請求項１記載のコネクタハウジング。 - 【請求項３】 可撓係止片の中央部のヒンジの両側に相
対向する係止斜面を設けたことを特徴とする請求項２記
載のコネクタハウジング。 - 【請求項４】 係止口を、それぞれの端子収容室に対応
して開設すると共に各々の係止口に可撓係止片を架設し
たことを特徴とする請求項１、請求項２または請求項３
記載のコネクタハウジング。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7124858A JPH08321345A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | コネクタハウジング |
| US08/647,322 US5733144A (en) | 1995-05-24 | 1996-05-09 | Electrical connector with flexible retaining piece |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7124858A JPH08321345A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | コネクタハウジング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08321345A true JPH08321345A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=14895846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7124858A Pending JPH08321345A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | コネクタハウジング |
Country Status (2)
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