JP2012089340A - 機器用コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】端子金具と電線の芯線との圧着部分を覆うために必要な樹脂の充填量を少なくする。
【解決手段】機器のケースCに設けられた取付孔C1に装着される機器用コネクタであって、相手方コネクタが嵌合されるフード部24を有する第一ハウジング20と、第一ハウジング20内に設けられ、複数のキャビティ26を有する端子収容部21と、第一ハウジング20におけるフード部24とは反対側に装着されるゴム栓60と、を備え、第一ハウジング20内には、第一樹脂挿入路28が設けられ、端子収容部21には、第一樹脂挿入路28と各キャビティ26を連通する第二樹脂挿入路29が設けられ、キャビティ26内には、第一及び第二樹脂挿入路28,29を通ったエポキシ樹脂30が充填されており、幅方向に隣り合う第二樹脂挿入路29は、隣り合うキャビティ26間に設けられた隔壁26Aの後端部と、ゴム栓60の前端面とが密着することで区画されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、機器用コネクタに関する。
例えば、自動車のオートマチックトランスミッションなどのケースに取り付けられる機器用コネクタとして特許文献1に記載のものが知られている。この機器用コネクタは、例えば潤滑油が満たされたオートマチックトランスミッションのケースに設けられた取付孔に嵌着されるため、取付孔に嵌合されるケース取付部にはコネクタ内に潤滑油が浸入しないようにゴム栓が取り付けられている。更に、この種の機器用コネクタは、潤滑油中で使用されると機器用コネクタ内に装着された端子金具の位置まで潤滑油が電線を伝って浸入してくるため、機器用コネクタ内に樹脂を充填することで、端子金具と電線の芯線との圧着部分を樹脂で防油し、コネクタ内に潤滑油が浸入することを防止している。
特開2001−126802号公報
ところが、この種の機器用コネクタにおいては、端子金具とゴム栓との間に電線を屈曲させながらゴム栓の位置まで導くための電線収容空間が大きめに形成されている。端子金具と電線の芯線との圧着部分を樹脂で覆うためには、前記した電線収容空間に隙間なく樹脂を充填する必要があるため、樹脂の充填量が多くなるといった問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、端子金具と電線の芯線との圧着部分を覆うために必要な樹脂の充填量を少なくすることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として本発明は、機器のケースに設けられた取付孔に装着される機器用コネクタであって、相手方コネクタが嵌合されるコネクタ嵌合部を有するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジング内に設けられ、横方向に並んで設けられた複数のキャビティを有し、電線に接続された複数の端子金具を前記各キャビティに保持する端子収容部と、前記コネクタハウジングの前記コネクタ嵌合部とは反対側に装着され、前記端子収容部から引き出された前記電線を内部に挿通させることで、前記コネクタハウジングの内周壁と前記電線との間を液密状にシールする弾性材料からなるシール部材と、を備え、前記コネクタハウジング内には、前記相手方コネクタが嵌合される側に前端開口する第一樹脂挿入路が設けられ、前記端子収容部と前記シール部材との間には、前記第一樹脂挿入路と前記キャビティとを連通する第二樹脂挿入路が各キャビティに対して個別に設けられ、前記キャビティ内には、前記第一樹脂挿入路の前端開口から注入された樹脂が前記第二樹脂挿入路を通って前記キャビティの後方から充填されており、隣り合う前記第二樹脂挿入路は、前記端子収容部における隣り合う前記キャビティ間に設けられた隔壁の後端部に前記シール部材が密着することで区画されているところに特徴を有する。
このような構成の機器用コネクタによると、端子収容部における隣り合うキャビティ間の隔壁の後端部にシール部材を密着させているため、端子収容部とシール部材との間に充填される樹脂量を少なくすることができる。具体的には、各キャビティに対して個別に樹脂を送りこむ複数の第二樹脂挿入路を形成しているため、全キャビティに一括して樹脂を送り込む単一の第二樹脂挿入路を形成するよりも樹脂量を少なくすることができる。このように、第一及び第二樹脂挿入路を形成したことで、キャビティに樹脂を注入する際に、第一及び第二の樹脂挿入路のみに樹脂が充填される。これにより、コネクタハウジング内に充填される樹脂量を少なくすることができ、製造コストを低減させることができる。
本発明の実施の形態として、以下の構成が望ましい。
前記キャビティは、前記端子収容部において、横方向に複数並んで設けられていると共に、縦方向に複数並んで設けられており、前記第二樹脂挿入路は、縦方向に隣り合う前記キャビティを連通させるように設けられている構成としてもよい。
このような構成によると、キャビティが縦方向に複数並んで形成されている場合においても、第二樹脂挿入路が縦方向に並ぶキャビティを連通させているので、全てのキャビティに対して、樹脂を充填することができる。また、樹脂を注入する際に、縦方向に隣り合うキャビティ間においては第二樹脂挿入路以外に樹脂が充填されることがないため、充填する樹脂量を少なくすることができる。
本発明によれば、端子金具と電線の芯線との圧着部分を覆うために必要な樹脂の充填量を少なくすることができる。
実施形態に係るコネクタの正面図 同側面図 図2のIII−III線断面図 図1のIV−IV線断面図 図4の第一ハウジングと第二ハウジングとの嵌合前の状態を示した分解断面図 実施形態に係る第二ハウジングの平面図 実施形態に係るゴム栓の正面図 実施形態に係る第一ハウジングの背面図 実施形態に係る第一ハウジングを背面から見た一部拡大斜視図
<実施形態>
本発明の実施形態を図1乃至図9によって説明する。
本実施形態の機器用コネクタは、例えば、自動車のオートマチックトランスミッションのケースCに設けられた円孔形状をなす取付孔C1に装着される。また、ケースC内には潤滑油が貯留されており、潤滑油はケースC内で飛散して、取付孔C1まで達するようになっている。尚、以下の説明において、幅方向とは図1における左右方向を基準とし、前後方向とは図2の左右方向を基準として図示左側を前側とする。また、上下方向については図1及び図2を基準とする。
機器用コネクタは、図2及び図4に示すように、電線Wに接続された雄型端子金具(本発明の「端子金具」に相当する)10と、雄型端子金具10を内部に収容した端子収容部21を有する第一ハウジング20と、第一ハウジング20の後方に嵌合される第二ハウジング50と、第一ハウジング20と第二ハウジング50との間に収容されたゴム栓60と、を備えて構成されている。尚、ここで示される第一ハウジング20と第二ハウジング50とが嵌合することで構成されたものが、本発明の「コネクタハウジング」に相当し、ゴム栓60が本発明の「シール部材」に相当する。
雄型端子金具10は、導電性のよい金属板をプレス加工して、所定の曲げ加工を施すことにより形成されている。雄型端子金具10は、図3及び図4に示すように、図示しない相手方コネクタの雌型端子金具に接続される接続部11と、接続部11の後方に連なって角筒状をなす本体筒部12と、本体筒部12の後方に連なるバレル13とを備えて構成されている。
接続部11は、二枚重ね状をなし、かつ、細長い形状をなしている。本体筒部12は、接続部11よりも拡幅して形成され、その下面における中央部には係止孔12Aが設けられている。バレル13は、電線Wに圧着され、雄型端子金具10と電線Wとを導通可能に接続している。
第一ハウジング20は合成樹脂製であって、図1及び図4に示すように、前後方向に開口し、かつ幅方向に長い角筒状をなしている。また、第一ハウジング20の後方部における上下両面には、円弧状に張り出す張り出し部22が設けられている。この張り出し部22は、機器用コネクタがケースCに装着される際に、ケースCの側面に当接し、ケースCに対して機器用コネクタを位置決めする役割を果たしている。また、上方に位置する張り出し部22には、ボルト挿通孔23Aが設けられた固定片23が設けられている。この固定片23は、ボルト挿通孔23Aに固定ボルトVを挿通させて、固定ボルトVをケースCに締め付けることで、ケースCに位置決めされた状態にある機器用コネクタをケースCに固定している。
また、各張り出し部22の内部には、前後方向に貫通する貫通孔22Aが横並びに間隔をあけて二つずつ設けられており、各貫通孔22Aの内壁に係止突起22Bが設けられている。
第一ハウジング20の内部には、図3及び図4に示すように、前後方向略中央部に端子収容部21が第一ハウジング20と一体に設けられている。また、端子収容部21の前後方向略中央部よりも前方部の外周には、前方に向かって開口する隙間空間21Aが全周に亘って設けられている。
端子収容部21の内部には、図1及び図4に示すように、上下二段で横方向に複数のキャビティ26が並んで形成されている。尚、ここでいう「上下」とは、本発明の「縦方向」に相当する。このキャビティ26は前後方向に貫通して形成され、その内部には、下面から前方に向かって片持ち状に延出する合成樹脂製のランス27が端子収容部21と一体に設けられている。
ランス27は下方に向かって弾性変形可能に設けられており、キャビティ26の後端開口より挿入される雄型端子金具10の係止孔12Aに係止することで、雄型端子金具10をキャビティ26内に保持している。
また、第一ハウジング20における端子収容部21の前方は、図示しない相手方コネクタを収容可能とするフード部(本発明の「コネクタ嵌合部」に相当する)24とされ、後方はゴム栓60が収容されるゴム栓収容部25とされている。
また、全キャビティ26のうち幅方向両端に位置する両キャビティ26間の幅寸法(幅方向両端に位置する各キャビティ26自身の幅寸法を含む)は、図3に示すように、フード部24内の幅寸法及びゴム栓収容部25の幅寸法よりも小さく設定されており、上下二段のキャビティ26間の高さ寸法(上下二段の各キャビティ26自身の高さ寸法を含む)は、図4に示すように、フード部24内の高さ寸法及びゴム栓収容部25の高さ寸法よりも小さく設定されている。これにより、第一ハウジング20を成形する成形金型を前後方向に型開きすることによって、合成樹脂製のランス27を第一ハウジング20と一体に成形することができるようになっている。
フード部24は、図3及び図4に示すように、第一ハウジング20の外形にほぼ沿うように前方に向かって開口している。このフード部24の内部には、同フード部24の奥壁から前方に向かって雄型端子金具10の接続部11が突出している。このフード部24は、その内部に図示しない相手方コネクタが嵌合可能とされ、相手方コネクタが嵌合された際には、相手方コネクタに装着された雌型端子金具と雄型端子金具10の接続部11とが導通可能に接続されるようになっている。
ゴム栓収容部25は、図3及び図4に示すように、第一ハウジング20と第二ハウジング50に亘って形成されており、略前半部が第一ハウジング20に設けられた第一収容凹部31とされ、略後半部が後述する第二ハウジング50に設けられた第二収容凹部53とされている。
第一収容凹部31は、後述するゴム栓60の外形に対応して幅方向に横長に設けられ、上下四隅が丸みを帯びた形状とされている。また、第一収容凹部31は、端子収容部21の各キャビティ26が形成された領域よりも全周に亘って段付状に拡幅した形態に設けられ、その内部には、ゴム栓60の前方部が後方から収容されるようになっている。また、第一収容凹部31の後方には、ゴム栓60の後方部を収容する第二収容凹部53が組み付けられるようになっている。
また、第一ハウジング20には、第一収容凹部31の後方に、全周に亘って段付状に拡幅したハウジング収容部32が形成されている。このハウジング収容部32内には、第二ハウジング50が嵌合可能とされ、第一収容凹部31から露出したゴム栓60の残りの部分と第二ハウジング50とが収容されるようになっている。
第二ハウジング50は合成樹脂製であって、図3及び図4に示すように、大まかには前後方向に開口する筒状をなしている。また、第二ハウジング50は、前方が第一ハウジング20のハウジング収容部32内に嵌合される嵌合筒部51とされ、後方がケースCの取付孔C1に嵌合されるケース取付部52とされている。
嵌合筒部51は幅方向に横長であって、その外周壁を第一ハウジング20におけるハウジング収容部32の内周壁に全体に亘って接触可能に形成されている。また、嵌合筒部51の内部には、前記した第二収容凹部53が形成されている。第二収容凹部53は、幅寸法や高さ寸法が第一ハウジング20の第一収容凹部31とほぼ同一に形成されており、第一収容凹部31と共に、ゴム栓60を内部に収容して保持するようになっている。また、第二収容凹部53は、後方に向かって開口しており、ケース取付部52の内部に連通している。また、第二収容凹部53の後端開口は第二収容凹部53の前端開口よりも一回り小さくに設けられている。したがって、第二収容凹部53の内周壁と第二収容凹部53の後端開口との境界は、全周に亘って段付状に形成されている。
すなわち、第一収容凹部31と第二収容凹部53とから構成されるゴム栓収容部25は、図3及び図4に示すように、幅方向に横長で前後方向に延びる上下の角部が丸みを帯びた形状をなしている。したがって、ゴム栓収容部25の前壁25Aは端子収容部21の後面であって、前壁25Aには上下二段に複数のキャビティが幅方向に並んで形成されている。また、ゴム栓収容部25の後壁25Bは、第二収容凹部53の内周壁と第二収容凹部53の後端開口との境界に全周に亘って形成された段付部分となっている。
また、ゴム栓収容部25に収容されたゴム栓60は、図3及び図4に示すように、ゴム栓60の前面がゴム栓収容部25の前壁25Aと、ゴム栓60の後面がゴム栓収容部25の後壁25Bとの双方に接触することで、ゴム栓収容部25の前後両壁25A,25Bによって前後方向から挟持された状態となっている。
ケース取付部52は、嵌合筒部51よりも幅狭で、且つ嵌合筒部51よりも上下方向に大きい円筒形状に設けられている。ケース取付部52の外周面にはOリング55が装着されたリング収容溝54が設けられており、ケース取付部52をケースCの取付孔C1に嵌合させた際にOリング55がケース取付部52と取付孔C1の内周壁との間を液密状にシールするようになっている。
また、ケース取付部52における嵌合筒部51側の前端面には、図6に示すように、係止孔56Aを有する係止片56が上下に各一対設けられている。この係止片56は弾性変形可能に形成されており、係止片56の係止孔56Aを第一ハウジング20における張り出し部22内の係止突起22Bに係止させることで、第一ハウジング20に対して第二ハウジング50を抜け止めした状態に保持している。
ゴム栓60は、図7に示すように、ゴム材からなる横長な箱型形状であって、外周面の上下四隅が丸みを帯びた形態に形成されている。このゴム栓60の外周面には、図3及び図4に示すように、複数条の外周リップ61が膨出して設けられている。この外周リップ61は、ゴム栓収容部25における第一及び第二収容凹部31,53に亘って設けられた内周壁に密着することで、ゴム栓60の外周面とゴム栓収容部25の内周壁との間を液密状にシールする役割を果たしている。すなわち、ゴム栓60の前方部における外周リップ61が第一ハウジング20の第一収容凹部31の内周壁に密着し、ゴム栓60の後方部における外周リップ61が第二ハウジング50の第二収容凹部53の内周壁に密着した状態となっている。
また、ゴム栓60の内部には、図7に示すように、前後方向に貫通した電線挿通孔62が各キャビティ26の位置に対応して上下二段で複数設けられている。この電線挿通孔62の内周壁には、図5に示すように、複数条の内周リップ63が膨出して設けられている。この内周リップ63は、図3及び図4に示すように、電線Wが挿通された際に電線Wの外周面に密着することで、電線Wの外周面と電線挿通孔62の内周面との間を液密状にシールする役割を果たしている。これにより、ケースCから第二ハウジング50に流れ込んだ潤滑油などが第一ハウジング20に浸入したりしないように防油することができるようになっている。
また、ゴム栓60の外周面には、その前後方向中央部に全周に亘って張り出すフランジ64が設けられている。このフランジ64は、その張り出し寸法が外周リップ61の膨出寸法よりも長く設定されており、ゴム栓60がゴム栓収容部25に収容された際には、第一収容凹部31と第二収容凹部53との間から全周に亘ってはみ出すように設定されている。また、このフランジ64は、第一ハウジングの第一収容凹部31の後端開口縁部(ハウジング収容部32の前面壁)と、第二ハウジング50の第二収容凹部53の前端開口縁部(嵌合筒部の前端面)とによって、前後方向から挟持されるように設定されており、第一収容凹部31の後端開口縁部と第二収容凹部53の前端開口縁部とに対して弾性的に密着した状態となっている。これにより、ゴム栓60の外周リップ61に加え、フランジ64が面シールの役割を果たし、第一ハウジング20と第二ハウジング50との界面から両ハウジング20,50の内部へ至る経路と、ゴム栓60の外周面における第一ハウジング20の内部と第二ハウジング50の内部とを繋ぐ経路とを長くすることができる。したがって、外部から両ハウジング20,50内に水が浸入したり、第二ハウジング50から第一ハウジング20内に油が浸入したりすることを防ぐことができる。
さて、端子収容部21の外周に設けられた隙間空間21Aのうち、上方に位置する隙間空間21Aの後方には、図1及び図4に示すように、第一樹脂挿入路28が隙間空間21Aと連通して設けられている。この第一樹脂挿入路28は、前方に向かって開口する形態をなし、隙間空間21Aを介してフード部24の内部空間と連通している。また、第一樹脂挿入路28は、端子収容部21の上面に沿って後方に延びて設けられている。また、第一樹脂挿入路28は、幅方向において全キャビティ26が設けられている領域に対応して設けられている。
第一樹脂挿入路28の後端部には、図4、図8及び図9に示すように、下方に延びる第二樹脂挿入路29が第一樹脂挿入路28と連通して設けられている。この第二樹脂挿入路29は、幅方向において各キャビティ26と対応する位置に個別に設けられ、第一樹脂挿入路28と各キャビティ26を連通させるように形成されている。さらに、第二樹脂挿入路29は、上下方向に並んだ各キャビティ26を連通させるように形成されている。一方、各キャビティ26間にはこれらを仕切る隔壁26Aが形成されている。この隔壁26Aの後端部には、ゴム栓収容部25の内部に収容されたゴム栓60の前端面が密着している。これにより、幅方向に隣り合う第二樹脂挿入路29は、隔壁26A及びゴム栓60によって区画されている。すなわち、第二樹脂挿入路29を構成する後壁は、ゴム栓60によって形成されている。
また、第一樹脂挿入路28と第二樹脂挿入路29とは、第一ハウジング20を成形する金型を前後方向に型開きすることで形成されている。詳しくは、前方に型抜きする金型によって第一樹脂挿入路28を成形し、後方に型抜きする金型によって第二樹脂挿入路29を成形し、これらの金型が当接した位置において第一樹脂挿入路28と第二樹脂挿入路29とが連通した形態に形成されるようになっている。
この第一樹脂挿入路28と第二樹脂挿入路29とには、フード部24の前端開口を上方に向けた姿勢で、第一樹脂挿入路28の前端開口から溶融状態となった熱可塑性のエポキシ樹脂(本発明の「樹脂」に相当する)30が注入される。このエポキシ樹脂30は、第一樹脂挿入路28の後端部から第二樹脂挿入路29を通り、キャビティ26を回り込むようにしてキャビティ26の後端開口からキャビティ26内に流れ込む。また、キャビティ26内に流れ込んだエポキシ樹脂30は、少なくともキャビティ26内において雄型端子金具10と電線Wとの圧着部分を覆う位置まで充填されている。これにより、図3及び図4に示すように、キャビティ26の後方部と第一樹脂挿入路28と第二樹脂挿入路29とは、エポキシ樹脂30によって満たされている。したがって、第一樹脂挿入路28から第二樹脂挿入路29に流し込んだエポキシ樹脂30は、キャビティ26や第一及び第二樹脂挿入路28,29のみに充填され、従来の機器用コネクタのように、コネクタハウジング内に大量のエポキシ樹脂が充填されないようになっている。
本実施形態は以上のような構成であって、続いて機器用コネクタの組み立て手順を簡単に説明する。
まず、図5に示すように、第一ハウジング20の後方からゴム栓60を第一収容凹部31に嵌合させ、ゴム栓60におけるフランジ64の前面が第一ハウジング20の第一収容凹部31の後端開口縁部に当接するまで挿入する。ここで、ゴム栓60のフランジ64より前方に設けられた外周リップ61は第一収容凹部31の内周壁によって押し潰され、第一収容凹部31の内周壁に密着した状態となる。
次に、更にその後方から電線Wに接続された雄型端子金具10をゴム栓60の電線挿通孔62に挿入し、続けて端子収容部21のキャビティ26に挿入する。すると、雄型端子金具10によってキャビティ26内のランス27が下方に撓み変形し、雄型端子金具10が正規の位置まで挿入されるとランス27が弾性復帰することで、雄型端子金具10がキャビティ26内に抜け止め状態に保持される。また、電線Wが電線挿通孔62に挿入されたことで、電線挿通孔62内の内周リップ63が電線Wの外周面に押し潰され、電線Wに密着した状態となる。
雄型端子金具10が第一ハウジング20に装着されたところで、第一ハウジング20のハウジング収容部32に第二ハウジング50の嵌合筒部51を後方から嵌合させる。ハウジング収容部32に対して嵌合筒部51を正規の位置まで挿入すると、第一ハウジング20の係止突起22Bに第二ハウジング50の係止片56が係止して、第一ハウジング20に第二ハウジング50が組み付けられる。ここで、ゴム栓60におけるフランジ64より後方に設けられた外周リップ61は第二収容凹部53の内周壁によって押し潰され、第二収容凹部53の内周壁に密着した状態となる。また、ゴム栓60のフランジ64の後面は、第二ハウジング50の第二収容凹部53の前端開口縁部に当接すると共に、第一収容凹部31の開口縁部と、第二収容凹部53の開口縁部とによって、前後方向から挟持された状態となる。これにより、第一収容凹部31と第二収容凹部53との間のシールと、電線Wと両ハウジング20,50との間のシールとは、一つのゴム栓60によって行われる。
最後に、機器用コネクタのフード部24の前端開口を上方に向けた状態で、第一樹脂挿入路28における前端開口からエポキシ樹脂30を注入する。このとき、第一樹脂挿入路28は、幅方向において全キャビティ26が設けられている領域に対応して設けられているので、各キャビティ26に対してエポキシ樹脂30を注入する必要はなく、全キャビティ26に対して一括してエポキシ樹脂30を注入することができる。
第一樹脂挿入路28に注入されたエポキシ樹脂30は、第一樹脂挿入路28の後端部から各第二樹脂挿入路29に分割されて流れ込み、各第二樹脂挿入路29を通して各キャビティ26内にエポキシ樹脂30が充填される。このとき、ゴム栓60の前端面は、第二樹脂挿入路29を構成する後壁となって、第二樹脂挿入路29から第二ハウジング50内にエポキシ樹脂30が浸入すること防いでいる。
エポキシ樹脂30は、キャビティ26内において、少なくとも雄型端子金具10と電線Wとの圧着部分がエポキシ樹脂30によって覆われる高さ位置まで充填され、エポキシ樹脂30が冷却されて硬化することで、雄型端子金具10と電線Wとの圧着部分を含むキャビティ26内が液密状にシールされる。これにより、第一樹脂挿入路28に注入したエポキシ樹脂30は、キャビティ26の後方部と、第一及び第二樹脂挿入路28,29とにのみ充填され、従来の機器用コネクタのように、コネクタハウジング内に大量のエポキシ樹脂が充填されないようになっている。すなわち、コネクタハウジング内に充填する総樹脂量を少なくすることができ、製造コストを低減させることができる。
また、上下方向(縦方向)に並んだキャビティ26間にも、各第二樹脂挿入路29が上下方向に隣り合う両キャビティ26を連通させるように形成されているので、全キャビティ26に対してエポキシ樹脂30を充填することができる。更に、上下方向に隣り合うキャビティ26間を繋ぐ第二樹脂挿入路29以外に樹脂を充填する必要がないため、第一ハウジング20内に充填する樹脂量を少なくすることができる。
この後、完成した機器用コネクタは、取付孔C1に装着され、機器のケースCにボルト締結される。この状態では、雄型端子金具10と電線Wとの圧着部分がエポキシ樹脂30によって覆われているので、第二ハウジング50の内部から電線Wの内部を通って第一ハウジング20の内部に潤滑油などが浸入することを回避できるようになっている。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、雄型端子金具10を装着した機器用コネクタを構成する例を示したが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、雌型端子金具を装着した機器用コネクタに適用することも可能である。
(2)ゴム栓60及びゴム栓収容部25の形状を上下四隅が丸みを帯びた箱型状に構成したが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、例えば、ゴム栓60及びゴム栓収容部25の形状が円柱や前面の外形形状が楕円であってもよい。
(3)上記実施形態では、第一ハウジング20の係止突起22Bに第二ハウジング50の係止孔56Aを係止させることで第一ハウジング20に第二ハウジング50を組み付ける構成としたが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、例えば、係止溝に係止爪を係止させることで第一ハウジング20に第二ハウジング50を組み付ける構成としてもよい。
(4)上記実施形態では、端子収容部21に雄型端子金具10を上下二段に保持する構成としたが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、例えば、雄型端子金具10が一段や、上下方向に三段以上に構成されていてもよい。
(5)上記実施形態では、雄型端子金具10と電線Wとの圧着部分を覆うための樹脂としてエポキシ樹脂を用いたが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、例えば、樹脂としては、シリコン樹脂などを用いてもよい。
(6)上記実施形態では、コネクタ嵌合部をフード部24として構成したが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、例えば、コネクタ嵌合部は、相手方コネクタに設けられたフード部内に嵌合可能な円柱や角柱形状に形成されていてもよい。
(7)上記実施形態では、コネクタハウジングを第一ハウジング20と第二ハウジング50とに二分割可能な構成としたが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、コネクタハウジングは一つのコネクタハウジングによって構成されていてもよい。
(8)上記実施形態では、端子収容部21の後端側を凹設することで第二樹脂挿入路29を形成した構成としたが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、ゴム栓60の前端側を凹設することで第二樹脂挿入路を形成してもよい。
10 :雄型端子金具(端子金具)
20 :第一ハウジング(コネクタハウジング)
21 :端子収容部
24 :フード部(コネクタ嵌合部)
25 :ゴム栓収容部
26 :キャビティ
26A:隔壁
28 :第一樹脂挿入路
29 :第二樹脂挿入路
30 :エポキシ樹脂(樹脂)
50 :第二ハウジング(コネクタハウジング)
60 :ゴム栓(シール部材)
C :ケース
C1 :取付孔
W :電線

Claims (2)

  1. 機器のケースに設けられた取付孔に装着される機器用コネクタであって、
    相手方コネクタが嵌合されるコネクタ嵌合部を有するコネクタハウジングと、
    前記コネクタハウジング内に設けられ、横方向に並んで設けられた複数のキャビティを有し、電線に接続された複数の端子金具を前記各キャビティに保持する端子収容部と、
    前記コネクタハウジングの前記コネクタ嵌合部とは反対側に装着され、前記端子収容部から引き出された前記電線を内部に挿通させることで、前記コネクタハウジングの内周壁と前記電線との間を液密状にシールする弾性材料からなるシール部材と、を備え、
    前記コネクタハウジング内には、前記相手方コネクタが嵌合される側に前端開口する第一樹脂挿入路が設けられ、
    前記端子収容部と前記シール部材との間には、前記第一樹脂挿入路と前記キャビティとを連通する第二樹脂挿入路が各キャビティに対して個別に設けられ、
    前記キャビティ内には、前記第一樹脂挿入路の前端開口から注入された樹脂が前記第二樹脂挿入路を通って前記キャビティの後方から充填されており、
    隣り合う前記第二樹脂挿入路は、前記端子収容部における隣り合う前記キャビティ間に設けられた隔壁の後端部に前記シール部材が密着することで区画されていることを特徴とする機器用コネクタ。
  2. 前記キャビティは、前記端子収容部において、横方向に複数並んで設けられていると共に、縦方向に複数並んで設けられており、
    前記第二樹脂挿入路は、縦方向に隣り合う前記キャビティを連通させるように設けられていることを特徴とする請求項1記載の機器用コネクタ。
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