JP5910572B2 - 防水コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、防水コネクタに関する。
従来、シールドシェルを備えた防水コネクタとして下記特許文献1に記載のものが知られている。
この防水コネクタは、複数のシールド電線の芯線にそれぞれ接続される複数の端子と、複数の端子を収容して相手側コネクタ内に嵌合される嵌合部を有する合成樹脂製のハウジングと、嵌合部内に収容されシールド電線の編組線に圧着されたかしめリングが接続されるシールドシェルと、嵌合部の外周面に嵌着されるシール部材とを備えて構成されている。
シール部材は、相手側コネクタと嵌合部とが嵌合すると、相手側コネクタの内面と嵌合部の外面とに密着してシールすることにより、複数の端子とシールドシェルとを一括して防水している。
特開2012−18802号公報
ところが、上記の防水コネクタによると、相手側コネクタと嵌合部とを嵌合させる前に、例えば、嵌合部内に水などが浸入していると、相手側コネクタと嵌合部とを嵌合させた後に、嵌合部内に浸入した水によって端子同士が短絡してしまう虞がある。そうかといって、シール部材を、端子毎にシールするシール部材に変更すると、シールドシェルをシールすることができなくなり、シールドシェルが塩水などにより腐食する虞がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、端子同士の短絡を防止しつつ、シールドシェルの腐食を抑制することを目的とする。
上記の目的を達成する手段として本発明は、相手側コネクタと嵌合可能な防水コネクタであって、複数のシールド電線の芯線にそれぞれ接続される複数の端子と、前記相手側コネクタ内に前方から嵌合可能な筒状の嵌合部を有する合成樹脂製のハウジングと、前記嵌合部に筒状に設けられ、前記複数の端子を個別に後方から収容する複数の端子収容部と、前記嵌合部内に収容され、前記シールド電線のシールド層と接続状態となるシールドシェルと、前記嵌合部の外周面に嵌着され、前記相手側コネクタと前記嵌合部との間をシールする一括シール部材と、前記端子収容部の外周面に嵌着され、前記相手側コネクタと前記端子収容部との間をシールする個別シール部材とを備えるところに特徴を有する。
このような構成の防水コネクタによると、相手側コネクタと端子収容部との間が個別シール部材により個別にシールされているから、相手側コネクタと嵌合部とを嵌合する前に、相手側コネクタや嵌合部内に水が浸入したとしても、相手側コネクタと端子収容部と間を通して端子同士が短絡することを防止できる。
また、相手側コネクタと嵌合部との間が一括シール部材によりシールされているから、相手側コネクタと嵌合部と間から嵌合部内に塩水などが浸入することを防ぐことができ、シールドシェルが腐食することを抑制できる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
前記ハウジングには、前記複数の端子収容部から後方に引き出された前記複数のシールド電線が一括して後方に引き出される電線引出部が設けられており、前記シールド電線には、前記端子収容部内に挿入されることで前記端子収容部の内面と同シールド電線の外周面とを全周に亘ってシールする個別ゴム栓がそれぞれ装着されており、前記電線引出部には、前記複数のシールド電線と同電線引出部との間をシールする一括ゴム栓が装着されている構成としてもよい。
このような構成によると、相手側コネクタや嵌合部内に水が浸入した水などが端子収容部の奥部に浸入したとしても、端子収容部の奥部において端子が短絡を防止することができる。
また、電線引出口とシールド電線との間をシールしているから、電線引出口から塩水などが浸入することでシールドシェルが腐食することを抑制することができる。
前記端子収容部には、前記個別シール部材を前方に抜け止めするフロントキャップが装着されるようになっており、前記フロントキャップには、同フロントキャップの内側に向かって弾性変位し、弾性復帰により前記端子収容部の内部に設けられた被係止部に係止して前記フロントキャップを前記端子収容部に固定する係止片が設けられている構成としてもよい。
例えば、端子収容部の外周面に突設された被係止部に外側に向かって弾性変位する係止片を係止させることでフロントキャップを端子収容部に固定する構成にすると、端子収容部の外周面に個別シール部材を嵌着する際に被係止部によって個別シール部材を傷つけてしまう虞がある。
ところが、上記の構成によると、端子収容部の被係止部が端子収容部の内側に設けられているから、個別シール部材を端子収容部に嵌着する際に個別シール部材が損傷することを防ぐことができる。
前記端子は、前記端子収容部内に片持ち状に設けられたランスによって後方に抜け止めされており、前記フロントキャップにおける前記係止片の撓み空間は前記ランスを前方から操作する治具の挿入路とされている構成としてもよい。
このような構成によると、ランスの撓み空間を治具の挿入する挿入路として兼用しているから、フロントキャップを外すことなくランスを操作することができる。また、例えば、治具の挿入路をフロントキャップ内に設け、端子収容部の外周面に係止する係止片を外側に設けるなど、挿入路と係止片の撓み空間を独立して設けると、挿入路と撓み空間の双方の領域を確保する嫌いがあるところ、上記の構成によると、ランスの撓み空間を治具の挿入する挿入路として兼用しているから、端子収容部間の距離を狭くすることができ、ひいては防水コネクタを小型化することができる。また、フロントキャップに治具を挿入する挿入路を別途設ける必要がないから、フロントキャップの構造を簡素化することができる。
前記係止片は、前記撓み空間を両側から挟み込むように一対設けられており、前記フロントキャップには、前記一対の係止片の並び方向と交差する方向に配され、前記端子収容部に設けられた補助被係止部と係止する補助係止部が設けられている構成としてもよい。
例えば、フロントキャップの内側において、一対の係止片のみでフロントキャップを端子収容部に固定しようとすると、一対の係止片の位置を支点に、フロントキャップが一対の係止片の並び方向と交差する方向にがたつく虞がある。
ところが、上記の構成によると、フロントキャップが一対の係止片によって係止されているだけでなく、一対の係止片の並び方向と交差する方向に配された補助係止部によって係止されているから、フロントキャップを端子収容部に対してがたつかせることなく固定することができる。
本発明によれば、端子間の短絡を防止しつつ、シールドシェルの腐食を抑制することができる。
防水コネクタの斜視図 同正面図 図2のA−A線断面図 図2のB−B線断面図 図2のC−C線断面図 図2のD−D線断面図 機器側コネクタと防水コネクタとが嵌合した状態の断面図であって、図3の断面に相当する断面図 機器側コネクタと防水コネクタとが嵌合した状態の断面図であって、図4の断面に相当する断面図 機器側コネクタと防水コネクタとが嵌合した状態の断面図であって、図5の断面に相当する断面図 機器側コネクタと防水コネクタとが嵌合した状態の断面図であって、図6の断面に相当する断面図 ハウジングの斜視図 同正面図 ハウジングにフロントキャップを装着する前の状態を示す断面図であって、図5の断面に相当する断面図 ハウジングの断面図であって、図6の断面に相当する断面図 フロントキャップの斜視図 同正面図 図16のF−F線断面図
<実施形態>
本発明の実施形態について図1乃至図17を参照して説明する。
本実施形態は、図7乃至図10に示すように、車両に搭載される機器に設けられた機器側コネクタ80に嵌合される防水コネクタ10を例示している。なお、以下の説明において、上下方向とは、図2における上下方向を基準とし、左右方向とは図2における左右方向を基準とする。また、前後方向とは、図7乃至図10における左右方向を基準とし、両コネクタ10,80の嵌合方向を基準として互いに嵌合する側を前側として説明する。
機器側コネクタ80は、図9および図10に示すように、防水コネクタ10に嵌合可能な合成樹脂製の機器側嵌合部81を有している。機器側嵌合部81は、略角筒状の外筒部82の内側に一対の機器側キャビティ84を有する機器側端子収容部83が設けられた形態とされている。一対の機器側キャビティ84は左右に並んで設けられており、機器側キャビティ84の奥壁84Aには平板状の雄端子85が前方に突出した形態で設けられている。
防水コネクタ10は、図1乃至図6に示すように、複数のシールド電線50の端末に接続される複数の雌端子(「端子」に相当する)40と、雌端子40を収容する合成樹製のハウジング11と、ハウジング内に収容されるシールドシェル60とを備えて構成されている。なお、図3、図4、図7および図8においては、雌端子40およびシールド電線50を省略している。
シールド電線50は、図5および図6に示すように、芯線51、絶縁性を有する内側被覆52、編組線(「シールド層」に相当する)53および絶縁性を有する外側被覆54が内側から同心円状に配されたものである。
雌端子40は、機器側コネクタ80の雄端子85に接続される接続筒部41と、シールド電線50に圧着される電線接続部42とを前後方向に連結した構成とされている。
接続筒部41は前後方向に開口する角形状をなし、接続筒部41の前端開口から雄端子85が挿入可能とされている。接続筒部41の内部には、雄端子85に弾性的に接触する弾性片43が設けられており、弾性片43は、機器側コネクタ80と防水コネクタ10とが嵌合した際に、接続筒部41内に前方から進入する雄端子85に弾性的に接触する。これにより、雄端子85と雌端子40とが電気的に接続される。
電線接続部42は、シールド電線50の端末において露出した芯線51に圧着されるワイヤバレル44と、シールド電線50の内側被覆52に圧着されるインシュレーションバレル45とを前後に並べた形態とされている。
各シールド電線50の内側被覆52には、含油性の合成樹脂材からなる個別ゴム栓46がそれぞれ嵌着されている。個別ゴム栓46は、略円筒状をなしており、個別ゴム栓46の外周面には、複数条(本実施形態では二条)のリップ46Aが設けられている。また、個別ゴム栓46の前端部がシールド電線50の内側被覆52と共にインシュレーションバレル45によってかしめられることで、個別ゴム栓46がシールド電線50の端末に装着されている。
ハウジング11は、図1乃至図6に示すように、機器側コネクタ80の機器側嵌合部81が前方から内部に嵌合されるフード部12と、フード部12の奥壁12Aを前後方向に貫通するハウジング本体13とを備えて構成されている。
フード部12は前方に向かって開口しており、フード部12の上部には、図8に示すように、機器側嵌合部81の上部に突設されたロック部86と係止するロックアーム14が設けられている。このロックアーム14は、前後方向略中央部を支点にシーソー状に傾動可能とされており、ロックアーム14の前端よりもやや後方の位置にはロック部86と係止するロック爪14Aが設けられている。そして、フード部12と機器側嵌合部81とが嵌合すると、ロックアーム14のロック爪14Aと機器側嵌合部81ロック部86とが係止することで、機器側コネクタ80と防水コネクタ10とが嵌合状態に保持される。
ハウジング本体13は、図1乃至図6に示すように、前後方向に開口する略角筒状に形成されている。ハウジング本体13のうち、フード部12内に配されるハウジング本体13の前側部分は、図9および図10に示すように、機器側嵌合部81の外筒部82と機器側端子収容部83との間に嵌合される嵌合部15とされ、フード部12の外側に配されるハウジング本体13の後側部分は複数のシールド電線50を後方に一括して引き出す電線引出部16とされている。
ハウジング本体13の内部には、図2乃至図6に示すように、ハウジング本体13の内周面に沿うような略角筒状のシールドシェル60が嵌合部15から電線引出部16に亘って収容されている。
嵌合部15は、図1乃至図6に示すように、四隅が丸みを帯びた略角筒状をなし、前方に開口している。嵌合部15の外周面には、略矩形状の一括シールリング18が緊密に嵌着する一括シール装着部17が設けられている。一括シール装着部17は、嵌合部15の前後方向略中央部に設けられており、嵌合部15の後端部よりも小径とされている。一括シール装着部17の後方には、後方に向かって凹んだ形態の一括シール用後側収容溝17Aが一括シール装着部17に連なって設けられており、一括シールリング18が一括シール装着部17に対して正規の位置に嵌着されると、図5に示すように、一括シールリング18の後縁が一括シール用後側収容溝17A内に収容される。
一括シールリング18は、含油性の合成樹脂材からなり、図3乃至図6に示すように、一括シールリング18の外周面には複数条(本実施形態では二条)のリップ18Aが周設されている。各リップ18Aは、嵌合部15と機器側嵌合部81とが嵌合すると、図9および図10に示すように、外筒部82の内周面に全周に亘って密着する。これにより、外筒部82の内周面と嵌合部15の外周面との間がシールされ、嵌合部15の前端開口から嵌合部15内に水などが浸入しないように防止されている。
また、嵌合部15の前端には、一括シールリング18を前方に抜け止めする一括シール押さえ19が組み付けられている。一括シール押さえ19は、図5および図6に示すように、嵌合部15の前端開口縁を内外から包むようにして嵌合部15に組み付けられるようになっており、一括シール押さえ19の内側に設けられた爪部19Aと嵌合部15の前端内面に設けられた押さえ係止部15Aとを前後方向に係止させることで、一括シール押さえ19が嵌合部15に保持固定されている。
一括シール押さえ19の後端部には、図5に示すように、前方に向かって凹んだ形態の一括シール用前側収容溝19Bが設けられており、一括シール押さえ19が嵌合部15に組み付けられると、一括シールリング18の前縁が一括シール用前側収容溝19B内に収容されるようになっている。
つまり、一括シール押さえ19が嵌合部15に組み付けられると、一括シールリング18の前縁および後縁が一括シール用前側収容溝19Bおよび一括シール用後側収容溝17Aに収容されるから、嵌合部15と機器側嵌合部81とを嵌合する際に、一括シールリング18がめくれあがることがなく円滑に嵌合が行われる。
嵌合部15の内側には、嵌合部15の後端部から前方に向かって延びる一対の端子収容部20が設けられている。
一対の端子収容部20は、図5に示すように、嵌合部15の前端から前方に突出する前後方向に長い略円筒状に形成されており、図1および図2に示すように、正面から視ると上下方向に長い長円形状をなしている。また、一対の端子収容部20は、左右に一対並んで配されており、嵌合部15と機器側嵌合部81とが嵌合すると、端子収容部20が機器側端子収容部83の機器側キャビティ84内にそれぞれ嵌合されるようになっている。
端子収容部20の内部には、図5に示すように、雌端子40を後方から収容するキャビティ21が設けられており、キャビティ21の下側内面には、雌端子40の接続筒部41に設けられた係止孔41Aに嵌まり込むことで雌端子40を後方に抜け止めするランス22が設けられている。ランス22は、斜め前上方に向かって延出された片持ち状をなし、上下方向に弾性変位可能とされている。また、ランス22は、キャビティ21へ雌端子40を後方から挿入する際に、雌端子40の接続筒部41に押圧されて下方に弾性変位し、弾性復帰することで接続筒部41の係止孔41Aに嵌まり込み、雌端子40を後方に抜け止めする。
キャビティ21における後側内周面には、シールド電線50の端末に装着された個別ゴム栓46の各リップ46Aが密着可能とされており、雌端子40がキャビティ21内に収容されると、個別ゴム栓46がキャビティ21の後側内周面とシールド電線50の内側被覆52の外周面とに密着する。これにより、キャビティ21の後側内周面と内側被覆52の外周面との間がシールされ、端子収容部20の後端開口からキャビティ21内に水が浸入しないようになっている。
各端子収容部20の外周面には、図5、図6、図11乃至図14に示すように、個別シールリング23が緊密に嵌着する個別シール装着部24が設けられている。個別シール装着部24は、端子収容部20の前後方向略中央部よりもやや前寄りの位置に配されており、個別シール装着部24は、端子収容部20の後端部よりも小径に形成されている。個別シール装着部24の後方には、後方に向かって凹んだ形態の個別シール用後側収容溝24Aが個別シール装着部24に連なって設けられており、個別シールリング23が個別シール装着部24に対して正規の位置に嵌着されると、個別シールリング23の後縁が個別シール用後側収容溝24A内に収容されるようになっている。
個別シールリング23は、図1乃至図6に示すように、端子収容部20の外周面に沿うように上下方向に長い長円形状をなし、個別シールリング23のうち左右に位置する長辺部分の前後両側縁には、図4に示すように、前後方向に突出する回り止め片25がそれぞれ形成されている。回り止め片25のうち後方に突出する後側回り止め片25Rは、個別シール装着部24の左右両端部から後方に向けて切り欠かれた一対の後方切欠部24Bにそれぞれ嵌合可能とされており、各後側回り止め片25Rを後方切欠部24Bに嵌合して、個別シールリング23を個別シール装着部24に装着することにより、個別シールリング23が正しい姿勢に位置決めされて装着されるようになっている。
個別シールリング23の外周面には、図3乃至図6に示すように、機器側キャビティ84の内周面に密着する複数条(本実施形態では二条)外周リップ23Aが周設されており、個別シールリング23の内周面には、端子収容部20の外周面に密着する内周リップ23Bが周設されている。そして、端子収容部20が機器側キャビティ84内に嵌合されると、図7乃至図10に示すように、外周リップ23Aが機器側キャビティ84の内周面に全周に亘って密着し、内周リップ23Bが端子収容部20の外周面に密着する。これにより、機器側キャビティ84の内周面と端子収容部20の外周面との間がシールされ、端子収容部20の前端開口から端子収容部20内に水などが浸入しないようになっている。
端子収容部20の前端には、図1乃至図6に示すように、個別シールリング23を前方に抜け止めするフロントキャップ26が前方から装着されている。
フロントキャップ26は、図13、図15乃至図17に示すように、前後方向に開口する略円筒状のキャップ本体27を有しており、フロントキャップ26が端子収容部20に装着されると、端子収容部20の前端部と後述するキャップ本体27の立設壁28とによって端子挿入孔20Bが構成されるようになっている。
キャップ本体27は、正面から視ると上下方向に長い長円形状をなしており、キャップ本体27の後端開口縁には、図5に示すように、前方に向かって凹んだ形態の個別シール用前側収容溝27Aが設けられている。この個別シール用前側収容溝27Aには、フロントキャップ26が端子収容部20に組み付けられると、個別シールリング23の前縁が個別シール用前側収容溝27A内に収容されるようになっている。
つまり、フロントキャップ26が端子収容部20に組み付けられると、個別シールリング23の前縁および後縁が個別シール用前側収容溝27Aおよび個別シール後側収容溝24Aに収容されるから、端子収容部20と機器側嵌合部81とを嵌合する際に、個別シールリング23がめくれあがることがなく円滑に嵌合が行われる。
また、キャップ本体27の左右に位置する長辺部分の後縁には前方に向けて切り欠いた一対の前方切欠部27Bが設けられている。この前方切欠部27Bには、フロントキャップ26を端子収容部20に装着した際に、個別シールリング23の回り止め片25のうちの前側に突出する前側回り止め片25Fが嵌合されるようになっている。
キャップ本体27の前端開口における下縁には、図15および図16に示すように、上方に向かって立ち上がった後、その上端が左右に連結された一対の立設壁28が設けられている。各立設壁28の後縁には、後方に向かって延出された係止片29がそれぞれ設けられている。
各係止片29は、図17に示すように、両係止片29の間の空間を撓み空間Sとして互いに近づく内側方向に弾性変位可能とされており、各係止片29の先端(後端)には、外側に向かって突出する係止爪29Aが設けられている。
一方、端子収容部20におけるキャビティ21の左右の内側面には、係止片29が後方から係止する一対の被係止部20Aが設けられている。フロントキャップ26を端子収容部20の前端に組み付ける際に、係止爪29Aが端子収容部20の前端開口縁に押圧されることで係止片29が内側に向かって弾性変形し、フロントキャップ26が正規の組付け位置に至ると、図6に示すように、係止片29が弾性復帰することで、被係止部20Aに係止爪29Aが後方から係止する。
また、キャップ本体27の上側内周面には、図13に示すように、下方に突出する係止突起30が設けられている。この係止突起30は、前面がテーパ面30Aとされており、フロントキャップ26を端子収容部20の前端部に組み付ける際に、このテーパ面30Aに端子収容部20の前端開口縁が無理に乗り上げ、いわゆる無理嵌め状態で端子収容部20の前端部に設けられた上側被係止部(「補助係止部」に相当する)31に係止突起30が後方から係止する(図5参照)。これにより、フロントキャップ26は、上部および左右の三箇所で端子収容部20の前端部に保持固定されている。
すなわち、例えば、左右に配された一対の係止片の位置のみでフロントキャップが端子収容部に固定される場合には、係止片の位置を支点にフロントキャップが上下する方向にがたつく嫌いがあるところ、上側被係止部31に係止する係止突起30がフロントキャップ26の上部に設けられているから、端子収容部20に対してフロントキャップ26を上下左右にがたつかせることなく固定することができるようになっている。
また、キャップ本体27の一対の立設壁28の間には、図5、図15および図17に示すように、係止片29の撓み空間Sと連通する治具挿入孔32が設けられており、この治具挿入孔32から撓み空間Sを通して端子収容部20内にランス操作治具(図示せず)を挿入することでランス22を操作できるようになっている。つまり、ランス22の撓み空間Sを、ランス操作治具を挿入する挿入路として兼用することができるから、フロントキャップ26を外すことなくランス22を操作することができ、作業性を向上させることができる。
また、例えば、治具を挿入する治具の挿入路をフロントキャップの内側に設けつつ、端子収容部の外周面に係止する一対の係止片を外側に設けるなど、挿入路と係止片の撓み空間とを独立して設けると、双方の領域を個別に確保する必要がある。ところが、本実施形態によると、ランス22の撓み空間Sを、ランス操作治具を挿入する挿入路として兼用しているから、端子収容部20間の距離を狭くすることができ、ひいては防水コネクタ10を小型化することができる。また、キャップ本体27に治具の挿入路を別途設ける必要がないから、フロントキャップ26の構造を簡素化することができる。
また、治具挿入孔32から撓み空間Sに亘る領域の左右方向の幅寸法は、ランス操作治具の幅寸法よりも大きく、かつ一対の係止片29が左右に変位する変位量の合計よりも僅かに大きくなるように設定されている。つまり、一対の係止片29同士が干渉しない大きさに撓み空間Sの幅寸法を設定したから、フロントキャップ26を装着する際に係止片同士が干渉することを防ぐことができると共に、フロントキャップ26が無駄に大型化することを抑制することができる。
一方、ハウジング本体13の後側に設けられた電線引出部16は、後方に開口する略角筒状をなし、電線引出部16の内部には、図5および図6に示すように、各端子収容部20の後端開口から引き出された複数のシールド電線50が一括して配されている。
電線引出部16内に配された各シールド電線50の外側被覆54の外周面には、シールド電線50の端末において露出された編組線53が折り返され、この折り返された編組線53には、かしめリング(「シールド部」に相当する)55が接続されている。
かしめリング55は、導電性を有する金属からなり、前半分が後半分よりも小径な段付の円筒形状に形成されている。
かしめリング55の前半分は、編組線53に接続される小径部56とされ、この小径部56を、編組線53の内側に配した下敷リング57に径方向外側から圧着し、小径部56と下敷リング57とによって編組線53を挟持することで、かしめリング55が編組線53に電気的に接続されている。
かしめリング55の後半分は、大径部58とされ、大径部58の外周面にはシールドシェル60が接続されるようになっている。
シールドシェル60は、図5および図6に示すように、端子収容部20の後部からかしめリング55までの範囲を外側から囲う角筒部61を有しており、角筒部61の後部には片持ち状の弾性接触片62が複数設けられている。
弾性接触片62は、後方に向かうほど内側に突出する山形状に形成されており、頂点部となる突出端62Aが大径部58の外周面に接触することで、シールドシェル60とかしめリング55とが電気的に接続されるようになっている。
また、角筒部61の前端部は、機器側端子収容部83を外側から囲む機器側シェル(図示せず)と接続可能とされており、機器側コネクタ80と防水コネクタ10とが嵌合すると、機器側シェルと角筒部61の前端部とが電気的に接続されるようになっている。
電線引出部16の後端部には、一括ゴム栓70を後方から収容するゴム栓収容部33が設けられている。
一括ゴム栓70は、ゴム栓収容部33の奥端面33Aに後方から当接可能に収容され、電線引出部16の後端部に装着されるゴム栓ホルダ34によって後方に抜け止めされている。
一括ゴム栓70には、電線引出部16内に配されるシールド電線50を緊密に挿通させる複数(本実施形態では二つ)の電線挿通孔71が設けられている。電線挿通孔71は、前後方向に貫通した形態で左右に並んで形成されており、各電線挿通孔71の内周面には、シールド電線50における外側被覆54の外周面に全周に亘って密着する複数条(本実施形態では二条)の内周リップ71Aが周設されている。また、一括ゴム栓70の外周面には、ゴム栓収容部33の内周面に密着する複数条(本実施形態では三条)の外周リップ70Aが周設されている。そして、一括ゴム栓70がゴム栓収容部33内に収容されると、外周リップ70Aがゴム栓収容部33の内周面に密着し、内周リップ71Aが外側被覆54の外周面に密着する。これにより、ゴム栓収容部33の内周面と各シールド電線50のとの間がシールされ、電線引出部16の後端開口から電線引出部16内に水などが浸入しないようになっている。
ゴム栓ホルダ34は、電線引出部16の後端部を外側から覆うキャップ状に形成されており、電線引出部16の外周面に設けられたホルダ係止部16Aとゴム栓ホルダ34の四隅に設けられた係止枠35とを前後方向に係止させることで、ゴム栓ホルダ34が電線引出部16に保持固定されている。
本実施形態の防水コネクタ10は、以上のような構成であって、続いて機器側コネクタ80に防水コネクタ10を嵌合させた際の作用効果を説明する。
機器側コネクタ80と防水コネクタ10とが嵌合した状態では、図7乃至図10に示すように、機器側コネクタ80の機器側嵌合部81における外筒部82と機器側端子収容部83との間に防水コネクタ10の嵌合部15が嵌合され、嵌合部15の外周面に嵌着された一括シールリング18が外筒部82の内周面に密着することで、外筒部82と嵌合部15との間がシールされている。また、電線引出部16の後端部におけるゴム栓収容部33には、一括ゴム栓70が装着されることで、電線引出部16の内周面と各シールド電線50のとの間がシールされている。このため、両コネクタ10,80が嵌合した状態で水に晒されたとしても、機器側端子収容部83と嵌合部15との間から水が浸入することが防止されると共に、電線引出部16の後端開口から水が浸入することが防止される。
ところで、例えば、機器側端子収容部と端子収容部との間に防水機能が設けられていない場合、機器側コネクタと防水コネクタとを嵌合させる前に、嵌合部や機器側嵌合部内に水が浸入していると、機器側コネクタと防水コネクタとを嵌合させた後に、機器側端子収容部と端子収容部との間において端子同士が短絡する虞がある。
ところが、本実施形態によると、嵌合部15の外周面に嵌着された一括シールリング18だけでなく、各端子収容部20の外周面に個別シールリング23が嵌着されている。つまり、機器側コネクタ80と防水コネクタ10とが嵌合すると、個別シールリング23が機器側端子収容部83における機器側キャビティ84の内周面と端子収容部20の外周面とに密着して機器側嵌合部81と端子収容部20との間をシールするから、機器側端子収容部83と端子収容部20との間において雌端子40同士が短絡することを防止することができる。
また、本実施形態によると、嵌合部15内に浸入した水が端子収容部20の奥部(後端部)にまで流れ込んだとしても、端子収容部20の後端開口には、キャビティ21の内周面とシールド電線50の内側被覆52の外周面とに密着する個別ゴム栓46が装着されているから、端子収容部20の後端部において雌端子40同士が短絡を防止することができる。
以上のように、本実施形態によると、個別シールリング23と個別ゴム栓46によって、各雌端子40が個別に防水されているから、両コネクタ10,80の嵌合前に嵌合部15内に水が浸入したとしても、雌端子40同士が短絡することを確実に防止することができる。
また、本実施形態によると、個別シールリング23や個別ゴム栓46による個別防水機能を端子収容部20と機器側端子収容部83との間に設けただけでなく、機器側嵌合部81と嵌合部15との間に一括シールリング18を設けると共に、電線引出部16に一括ゴム栓70を装着したことで、ハウジング本体13内に水が浸入することも防止しているから、両コネクタ10,80が嵌合した状態で塩水などに晒されても、シールドシェル60が腐食することを抑制することができる。
ところで、端子収容部20と機器側端子収容部83との間をシールするために、端子収容部20に対して個別シールリング23を緊密に嵌着することになるけれども、例えば、端子収容部の外周面にフロントキャップを係止する被係止部が突設されていると、被係止部によって個別シールリング23を傷つけてしまう虞がある。また、キャップ本体27の左右の側面には前側回り止め片25Fが嵌合する前方切欠部27Aを設ける必要があるから、フロントキャップを端子収容部に係止する係止片を設けることができない。
ところが、本実施形態によると、フロントキャップ26の一対の係止片29と係止する一対の被係止部20Aがキャビティ21の内側面に設けられているから、端子収容部20に個別シールリング23を嵌着する際に、個別シールリング23が損傷することを防ぎつつ、フロントキャップ26を端子収容部20に固定することができる。
更に、本実施形態によると、左右に配された一対の係止片29だけでなく、キャップ本体27の上部に設けられた係止突起30を含む三箇所においてフロントキャップ26を端子収容部20に固定しているから、フロントキャップ26が一対の係止片29の位置を支点に上下にがたつくことを抑制することができるようになっている。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、端子収容部が二本形成された構成としたが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、例えば、端子収容部が三本以上に形成されていてもよい。
(2)上記実施形態では、嵌合部が略角筒状に形成された構成としたが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、例えば、嵌合部が円筒状に形成されていてもよい。
(3)上記実施形態では、ロックアームがシーソー状に傾動する構成としたが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、例えば、ロックアームが片持ち状に形成され基端側を支点として先端側が揺動する構成としてよい。
10:防水コネクタ
11:ハウジング
15:嵌合部
16:電線引出部
18:一括シールリング(一括シール部材)
20:端子収容部
20A:被係止部
22:ランス
23:個別シールリング(個別シール部材)
26:フロントキャップ
29:係止片
30:係止突起(補助係止部)
31:上側被係止部(補助被係止部)
40:雌端子(端子)
46:個別ゴム栓
50:シールド電線
51:芯線
53:編組線(シールド層)
60:シールドシェル
70:一括ゴム栓
80:機器側コネクタ(相手側コネクタ)
S:撓み空間(挿入路)

Claims (5)

  1. 相手側コネクタと嵌合可能な防水コネクタであって、
    複数のシールド電線の芯線にそれぞれ接続される複数の端子と、
    前記相手側コネクタ内に前方から嵌合可能な筒状の嵌合部を有する合成樹脂製のハウジングと、
    前記嵌合部に筒状に設けられ、前記複数の端子を個別に後方から収容する複数の端子収容部と、
    前記嵌合部内に収容され、前記シールド電線のシールド層と接続状態となるシールドシェルと、
    前記嵌合部の外周面に嵌着され、前記相手側コネクタと前記嵌合部との間をシールする一括シール部材と、
    前記端子収容部の外周面に嵌着され、前記相手側コネクタと前記端子収容部との間をシールする個別シール部材とを備える防水コネクタ。
  2. 前記ハウジングには、前記複数の端子収容部から後方に引き出された前記複数のシールド電線が一括して後方に引き出される電線引出部が設けられており、
    前記シールド電線には、前記端子収容部内に挿入されることで前記端子収容部の内面と同シールド電線の外周面とを全周に亘ってシールする個別ゴム栓がそれぞれ装着されており、
    前記電線引出部には、前記複数のシールド電線と同電線引出部との間をシールする一括ゴム栓が装着されている請求項1記載の防水コネクタ。
  3. 前記端子収容部には、前記個別シール部材を前方に抜け止めするフロントキャップが装着されるようになっており、
    前記フロントキャップには、同フロントキャップの内側に向かって弾性変位し、弾性復帰により前記端子収容部の内部に設けられた被係止部に係止して前記フロントキャップを前記端子収容部に固定する係止片が設けられている請求項1または請求項2記載の防水コネクタ。
  4. 前記端子は、前記端子収容部内に片持ち状に設けられたランスによって後方に抜け止めされており、
    前記フロントキャップにおける前記係止片の撓み空間は前記ランスを前方から操作する治具の挿入路とされている請求項3記載の防水コネクタ。
  5. 前記係止片は、前記撓み空間を両側から挟み込むように一対設けられており、
    前記フロントキャップには、前記一対の係止片の並び方向と交差する方向に配され、前記端子収容部に設けられた補助被係止部と係止する補助係止部が設けられている請求項3および請求項4記載の防水コネクタ。
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