JP2007103044A - シールドコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】個別シールドタイプのコネクタを、一括シールドタイプのワイヤーハーネスに接続させることができるようにする。
【解決手段】ハウジング20に導電路10の前端部を収容し、シールドシェル30の一括包囲部50に筒状シールド部材16を固着することで、シールドコネクタAが一括シールドタイプのワイヤーハーネスWに接続される。シールドシェル30は、導電路10を個別に包囲する個別包囲部39を有しているので、相手側コネクタBが、個別シールドタイプのものであっても、シールドコネクタAを相手側コネクタBに嵌合させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、シールドコネクタに関するものである。
従来、シールド機能を備えたワイヤーハーネスとして、個別シールドタイプのものと一括シールドタイプのものが知られている。
個別シールドタイプのものは、芯線をシールド層で包囲したシールド電線を束ねた形態とされており、ワイヤーハーネスの端末部に設けたコネクタは、各シールド電線の端末部に接続された端子金具を、ハウジングに設けた複数の個別シールドシェル内に個別に収容し、その個別シールドシェルとシールド層の端末部とを接続した構造となっている。
尚、個別シールドタイプのワイヤーハーネスとしては、特許文献1に記載されているもの等が知られている。
一方、一括シールドタイプのものは、シールド層を有しない複数本のノンシールド電線を、編組線等からなる筒状シールド部材内に一括して挿通させた形態とされており、ワイヤーハーネスの端末部に設けたコネクタは、ノンシールド電線の端末部に接続された複数の端子金具を、ハウジング内に設けた一括シールドシェルに一括して収容し、筒状シールド部材と一括シールドシェルとを接続した構造となっている。
尚、一括シールドタイプのコネクタとしては、特許文献2に記載されているもの等が知られている。
特開平8−78071号公報 特開2002−313496公報
上記のように個別シールドタイプのコネクタと一括シールドタイプのコネクタでは、シールドシェルの形態が異なることから、個別シールドタイプのコネクタに一括シールドタイプのコネクタを嵌合させることができない。つまり、個別シールドタイプのコネクタには、一括シールドタイプのワイヤーハーネスを接続することができないという問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、個別シールドタイプのコネクタに、一括シールドタイプのワイヤーハーネスを接続させることができるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、シールド層を有しないノンシールド電線の前端に端子金具を接続した複数本の導電路を、筒状シールド部材により一括して包囲した形態のワイヤーハーネスに接続されるシールドコネクタであって、前記複数本の導電路の前端部が収容されるハウジングと、前記ハウジングに取り付けられ、前記複数の導電路を包囲するシールドシェルとを備えてなり、前記シールドシェルの前端部には、前記導電路を個別に包囲する個別包囲部が設けられ、前記シールドシェルの後端部には、前記複数の導電路を一括して包囲する一括包囲部が設けられ、前記一括包囲部に前記筒状シールド部材が固着されるようになっているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記シールドシェルには、前記ノンシールド電線に外嵌された状態で後方から組み付けられるゴム栓が設けられており、前記シールドシェルが、前記ゴム栓を保持可能な保持部材と、前記一括包囲部を有し前記保持部材に対して後方から組み付け可能とされた接続部材とに分割された形態とされているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記ハウジングと前記シールドシェルのうち一方には、弾性係止片が形成され、他方には前記弾性係止片と係止可能な係止部が形成され、前記弾性係止片と前記係止部との係止により、前記シールドシェルが前記ハウジングに対して組み付け状態に保持されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
ハウジングに導電路の前端部を収容し、シールドシェルの一括包囲部に筒状シールド部材を固着することで、シールドコネクタが一括シールドタイプのワイヤーハーネスに接続される。シールドシェルは、導電路を個別に包囲する個別包囲部を有しているので、相手側コネクタが、個別シールドタイプのものであっても、本発明のシールドコネクタを相手側コネクタに接続させることができる。
<請求項2の発明>
組付けに際しては、保持部材をハウジングに組み付けるとともに、端子金具をハウジングに挿入し、その後、ゴム栓を前方へスライドさせつつ後方から保持部材に組み付ける。ゴム栓を組み付ける作業は、ゴム栓を筒状シールド部材の前方へ露出させた状態で行うことができるので、作業性がよい。
<請求項3の発明>
ハウジングとシールドシェルは、弾性係止片と係止部との係止によって組付け状態に保持されるので、ボルト締め等の煩わしい組付け作業が不要である。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図12を参照して説明する。本実施形態のシールドコネクタAは、一括シールドタイプのワイヤーハーネスWの前端部に接続されたものであって、ハウジング20とシールドシェル30とを備えて構成されている。
ワイヤーハーネスWは、3本の導電路10とこの3本の導電路10をまとめて挿通させる筒状シールド部材16とからなる。
導電路10は、芯線の外周を絶縁被覆で包囲した形態であってシールド層を有しないノンシールド電線11の前端に、前後方向に細長い雌形の端子金具12の後端部を接続した形態となっている。端子金具12の略前半部分は角筒部13となっており、角筒部13内には弾性接触片14が設けられている。また、端子金具12の略後半部分は、オープンバレル状の圧着部15となっており、この圧着部15にはノンシールド電線11の前端部が圧着により導通可能に固着されている。
筒状シールド部材16は、金属製の細線をメッシュ状に編み込んだ筒状の編組線からなり、長さ方向及び径方向において自在に変形し得るようになっている。かかる筒状シールド部材16は、3本のノンシールド電線11をまとめて包囲することで、その3本のノンシールド電線11(導電路10)を一括してシールドする。
ハウジング20は、合成樹脂製であり、全体として横長の長円形のブロック状をなす。ハウジング20内には、ハウジング20を前後方向に貫通するとともに横断面形状が円形をなす3つの円筒状の端子収容部21が、横並びに形成され、各端子収容部21内には、上下方向に弾性撓み可能なランス22が形成されている。ハウジング20内には、端子収容部21の略後半領域を同心状に包囲する形態の円筒形断面の3つの収容凹部23が形成されている。端子収容部21の外周における長さ方向中央部と、収容凹部23の内周前端部とは、左右一対の連結部24によって連結されている。ハウジング20には、前方へ突出するとともに、3つの端子収容部21を一括して包囲する形態の横長長円形をなすフード部25が形成されている。また、ハウジング20の後端部外周面における上下一対の水平部には、ハウジング20の後端面よりも後方へ水平板状に突出した形態の左右一対ずつの弾性係止片26が形成されている。弾性係止片26は、上下に貫通する係止孔26aを有し、上下方向に弾性撓み部し得るようになっている。尚、ハウジング20には、左右方向に延びる操作部27aの両端から一対のアーム部27bを突出させた周知の形態のレバー27が、ハウジング20の外側面にアーム部27bと対応するように設けた軸28を中心として回動し得るように取り付けられている。
1つのハウジング20には3本の導電路10が取り付けられている。取付け状態では、端子金具12が後方から端子収容部21内の略前半領域に挿入され、ランス22の係止作用により抜止め状態に保持される。また、端子金具12から後方へ延出するノンシールド電線11は、端子収容部21の略後半領域と、後述するシールドシェル30のゴム栓41とを通過して、ハウジング20の後方へ導出される。そして、導出された3本のノンシールド電線11は、筒状シールド部材16によって一括して包囲されている。
シールドシェル30は、金属製の保持部材31と、同じく金属製の接続部材49とを備えて構成されている。
保持部材31は、アルミダイキャスト製であって、全体として横長長円形の厚板状をなしている。保持部材31には、前後方向に貫通する円形断面の3つの貫通孔32が、端子収容部21と同軸状をなすように並列して形成されている。貫通孔32の内周には、その前端部から内側へ突出する4辺の前止まり部33が形成されている。
保持部材31には、各貫通孔32の内周から保持部材31の外周へ上下に貫通する形態の抜止孔34が、各貫通孔32について一対ずつ形成されている。保持部材31の外周上面及び外周下面には、隣り合う貫通孔32の中間位置と対応する位置が部分的に凹んであり、この凹みには、突起状の係止部35が形成されている。また、保持部材31には、その右端部から下方へ耳状に且つ保持部材31の後端面と面一状に延出する形態の取付部36が形成されているとともに、左端部から上方へ耳状に且つ保持部材31の後端面と面一状に延出する形態の取付部36が形成されている。各取付部36には、前後方向に貫通する円形の雌ネジ孔36aが形成されている。
保持部材31の前端面には、貫通孔32と同心であって、貫通孔32よりも内径が大きい筒状保持部37が突出形成されている。各筒状保持部37には、夫々、金属板材を曲げ加工してなる円筒部材38の後端部が前方から嵌入されている。保持部材31における貫通孔32の内周壁を構成する肉部と、円筒部材38とにより、導電路10の前端部を個別に包囲してシールドする個別包囲部39が構成されている。尚、円筒部材38には、その前端から後方へ切欠した形態の逃がし溝40が左右一対ずつ形成されている。
各貫通孔32内には、後方から円筒形をなすゴム栓41が挿入されている。ゴム栓41は、内周面と外周面に周方向に延びるリップ部を形成した周知の形態のものであり、ゴム栓41の外周は貫通孔32の内周に密着されている。また、保持部材31の後端面には、隣り合う貫通孔32の間の領域を切欠した形態の取付け凹部42が形成されており、この取付け凹部42には、後方からホルダ43が組み付けられている。ホルダ43は、図10に示すように、左右方向に細長い上下一対の保持片44を、その一端部においてヒンジ45で連結した形態であり、両保持片44を合体させた状態では、保持片44が取付け凹部42に嵌合されるとともに、双方の保持片44に形成された半円弧部46が貫通孔32の後端部に嵌合され、貫通孔32内に嵌入されたゴム栓41は半円弧部46によって後方への抜けを規制される。また、半円弧部46の外周に形成した抜止め突起47が、抜止孔34に係止することで、ホルダ43が保持部材31に対して組み付け状態に保持されている。
接続部材49は、金属製の板材を曲げ加工又は深絞り加工することによって形成され、全体として横長の長円形の筒状をなしている。接続部材49は、長円形筒状をなす一括包囲部50と、この一括包囲部50の前端縁から外周側へ延出するフランジ部51と、フランジ部51の外周縁から後方へ延出する補強部52とからなる。また、一括包囲部50には、上記した筒状シールド部材16の前端部が導通可能に接続されている。接続部分では、一括包囲部50の外周に筒状シールド部材16を被せ、更にその筒シールド部材の外周にカシメリング53を被せ、このカシメリング53を縮径変形させるようにカシメ付ける手段により、筒状シールド部材16の前端部が一括包囲部50(接続部材49)の外周とカシメリング53の内周との間で径方向に挟み付けられた状態となっている。また、フランジ部51には、その右端部を下方へ延出されるとともに、左端部を上方へ延出させた形態の一対の取付板部54が形成されている。そして、各取付板部54には、前後方向に貫通する円形の取付孔54aが形成されている。
かかるシールドシェル30の組付けとハウジング20に対する取付け手段について説明する。まず、各ノンシールド電線11にゴム栓41を外嵌し、3本の導電路10を筒状シールド部材16内に挿通させ、接続部材49に筒状シールド部材16の前端部を固着しておく。
次に、保持部材31をハウジング20の後端部に組み付ける。組付けに際しては、ハウジング20の後方から円筒部材38を収容凹部23内に嵌入するとともに、筒状保持部37及びその外周に装着させておいたシールリング55も収容凹部23に嵌入する。組付け状態では、円筒部材38が、その逃がし溝40に連結部24を嵌合させつつ、端子収容部21をほぼ全長に亘ってを個別に包囲する。また、シールリング55により、収容凹部23の内周と保持部材31の筒状保持部37の外周との隙間が液密状にシールされる。さらに、ハウジング20の弾性係止片26と保持部材31の係止部35が係止することにより、保持部材31がハウジング20に対して後方への離脱を規制された状態にロックされ、ハウジング20の後端面に対して保持部材31の前端面が面接触状態(突き当て状態)に保持される。
このようにしてハウジング20に保持部材31を組み付けた後は、導電路10の前端部を、接続部材49の前方へ突出させた状態で、後方からハウジング20内に取り付ける。このとき、端子金具12を、保持部材31の後方から貫通孔32に貫通させ、端子収容部21内に挿入してランス22により抜止めする。この後、予めノンシールド電線11に外嵌させておいたゴム栓41を、前方へずらしながら、貫通孔32内に嵌入し、前止まり部33に突き当てる。全てのゴム栓41を組み付けた後、ホルダ43を保持部材31に組み付けて、ゴム栓41を抜止めする。
この後、保持部材31に対し、その後方から接続部材49を組み付ける。組付けに際しては、後方から接続部材49の取付孔54aに通したボルト(図示せず)を保持部材31の雌ネジ孔36aに螺合して締め付けることで、接続部材49が保持部材31に固定され、接続部材49のフランジ部51が保持部材31の後端面に対して面接触状態に当接され、もって、接続部材49と保持部材31が導通可能に組み付けられる。以上で、ハウジング20に対する導電路10の取付けと、シールドシェル30の組付けが完了する。この状態では、3本の導電路10の前端部が、シールドシェル30の個別包囲部39により個別にシールドされるとともに、3本の導電路10のうち個別シールド領域よりも後方の領域が、シールドシェル30の一括包囲部50と筒状シールド部材16によって一括してシールドされる。
相手側コネクタBは、個別シールドタイプのものであって、図示しない機器に取り付けられるようになっている。相手側コネクタBは、合成樹脂製の端子保持体60と、金属製のシェル体61と、3つのバスバー62とを有する。シェル体61は、端子保持体60に対し包囲するように組み付けられ、端子保持体60を前後に貫通するバスバー62の前端部が、シェル体61に前方へ開口するように形成した3つの嵌合凹部63内に、個別に収容されている。また、各嵌合凹部63内には、弾性接触部材64が導通可能に収容されている。尚、シェル体61は、機器のシールドケース(図示せず)の外面に対して導通可能に固定され、バスバー62の後端部は、機器の端子部(図示せず)に接続されるようになっている。
かかる相手側コネクタBとシールドコネクタAを嵌合する際には、端子収容部21を嵌合凹部63に嵌入するとともに、フード部25をシェル体61に外嵌し、その状態からレバー27を回動させることで両コネクタを接近させて正規嵌合状態とする。両コネクタが嵌合した状態では、各端子収容部21に個別に外嵌されている円筒部材38が、夫々、対応する嵌合凹部63内に進入し、円筒部材38の外周に弾性接触部材64が弾性接触することにより、シールドシェル30がシェル体61を介してシールドケースに導通可能に接続される。また、各端子金具12の弾性接触部14が、対応するバスバー62の前端部に弾性接触することで、端子金具12とバスバー62が導通可能に接続される。
上述のように、本実施形態のシールドコネクタAは、ハウジング20に設けたシールドシェル30の前端部に、3本の導電路10を個別に包囲する個別包囲部39を設けるとともに、シールドシェル30の後端部に、3本の導電路10を一括して包囲する一括包囲部50を設けたものであって、ワイヤーハーネスWに接続する際には、ハウジング20に導電路10の前端部を収容し、シールドシェル30の一括包囲部50に筒状シールド部材16を固着するようになっている。そして、シールドシェル30は、導電路10を個別に包囲する個別包囲部39を有しているので、相手側コネクタBが、バスバー62を個別に包囲してシールドする個別シールドタイプのものであっても、本実施形態のシールドコネクタAは相手側コネクタBに接続させることができ、ひいては、一括シールドタイプのワイヤーハーネスWを個別シールドタイプの相手側コネクタBに接続させることができるようになっている。
また、シールドシェル30には、ノンシールド電線11に外嵌された状態で後方から組み付けられるゴム栓41が設けられているが、本実施形態では、シールドシェル30を、ゴム栓41を保持可能な保持部材31と、一括包囲部50を有していて保持部材31に対して後方から組み付け可能とされた接続部材49とに分割した形態としている。そして、組付けに際しては、保持部材31をハウジング20に組み付けるとともに、端子金具12をハウジング20に挿入し、その後、ゴム栓41を前方へスライドさせつつ後方から保持部材31に組み付けるようになっている。本実施形態では、ゴム栓41を組み付ける作業を、ゴム栓41を筒状シールド部材16の前方へ露出させた状態で行うことができるので、ゴム栓41が筒状シールド部材16の内部に収容されたままで行う場合に比べて、作業性がよい。
また、ハウジング20に弾性係止片26を形成するとともに、シールドシェル30は係止部35を形成し、弾性係止片26と係止部35との係止によりシールドシェル30がハウジング20に対して組み付け状態に保持されるようにしたので、ボルト締め等の煩わしい組付け作業が不要となっている。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では相手側コネクタが機器に設けられる場合について説明したが、本発明は、相手側コネクタがワイヤーハーネスに接続されている場合にも適用できる。
(2)上記実施形態では個別包囲部を接続部材とは別体の部品としたが、本発明によれば、個別包囲部を接続部材と一体の部品としてもよい。
(3)上記実施形態ではシールドシェルを保持部材と接続部材とに分離可能としたが、本発明によれば、保持部材と接続部材を一体部品化した形態のシールドシェルとしてもよい。この場合、個別包囲部を構成する円筒部材は分離可能としてもよく、円筒部材も合わせて一体部品化してもよい。
(4)上記実施形態では筒状シールド部材を編組線によって構成したが、本発明によれば、筒状シールド部材は、金属製のパイプや、導電性樹脂からなるパイプ等でもよい。
(5)上記実施形態では1つのハウジングに収容される導電路(端子金具)の数を3つとしたが、本発明は、1つのハウジングに収容される導電路(端子金具)の数が2つまたは4つ以上のシールドコネクタにも適用できる。
(6)上記実施形態ではハウジングに収容される端子金具が雌形である場合について説明したが、本発明は、端子金具が雄形である場合にも適用できる。
(7)上記実施形態ではゴム栓が1本のノンシールド電線を貫通させる個別タイプのものとしたが、本発明によれば、ゴム栓は、複数本の電線を貫通させる一括タイプのものであってもよい。
(8)上記実施形態では防水タイプのシールドコネクタについて説明したが、本発明は、非防水タイプのシールドコネクタにも適用できる。
(9)上記実施形態ではハウジングに弾性係止片を設け、シールドシェルに係止部を設けたが、本発明によれば、ハウジングに係止部を設け、シールドシェルに弾性係止片を設けてもよい。
(10)上記実施形態ではハウジングに取り付けたレバーを利用して相手側コネクタと嵌合するようにしたが、本発明は、レバーを用いない形態のシールドコネクタにも適用できる。
実施形態1のシールドコネクタの水平断面図 シールドコネクタの縦断面図 ハウジングに保持部材を組み付けた状態をあらわす平面図 ハウジングの背面図 ハウジングと保持部材を分離した状態をあらわす縦断面図 保持部材の平面図 保持部材の正面図 保持部材の背面図 接続部材の正面図 ホルダの背面図 相手側コネクタの水平断面図 相手側コネクタの縦断面図
符号の説明
A…シールドコネクタ
W…ワイヤーハーネス
10…導電路
11…ノンシールド電線
12…端子金具
16…筒状シールド部材
20…ハウジング
26…弾性係止片
30…シールドシェル
31…保持部材
35…係止部
39…個別包囲部
41…ゴム栓
49…接続部材
50…一括包囲部

Claims (3)

  1. シールド層を有しないノンシールド電線の前端に端子金具を接続した複数本の導電路を、筒状シールド部材により一括して包囲した形態のワイヤーハーネスに接続されるシールドコネクタであって、
    前記複数本の導電路の前端部が収容されるハウジングと、
    前記ハウジングに取り付けられ、前記複数の導電路を包囲するシールドシェルとを備えてなり、
    前記シールドシェルの前端部には、前記導電路を個別に包囲する個別包囲部が設けられ、
    前記シールドシェルの後端部には、前記複数の導電路を一括して包囲する一括包囲部が設けられ、
    前記一括包囲部に前記筒状シールド部材が固着されるようになっていることを特徴とするシールドコネクタ。
  2. 前記シールドシェルには、前記ノンシールド電線に外嵌された状態で後方から組み付けられるゴム栓が設けられており、
    前記シールドシェルが、前記ゴム栓を保持可能な保持部材と、前記一括包囲部を有し前記保持部材に対して後方から組み付け可能とされた接続部材とに分割された形態とされていることを特徴とする請求項1記載のシールドコネクタ。
  3. 前記ハウジングと前記シールドシェルのうち一方には、弾性係止片が形成され、他方には前記弾性係止片と係止可能な係止部が形成され、
    前記弾性係止片と前記係止部との係止により、前記シールドシェルが前記ハウジングに対して組み付け状態に保持されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のシールドコネクタ。
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