JP2015008047A - 防水コネクタ及びワイヤハーネス - Google Patents

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Abstract

【課題】編組シールドをつたってコネクタハウジングに収容された端子金具側に水が浸入することを防止することが可能な防水コネクタ、及びワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】防水コネクタ1は、電線2に接続された端子金具20を収容するハウジング本体70と、電線2を挿通させると共に、電線2を包囲する編組シールド3が電気的に接続されたシールドパイプ5と、ハウジング本体70の少なくとも一部及びシールドパイプ5の少なくとも一部を覆い、ハウジング本体70に装着されるカバー部材71と、ハウジング本体70とカバー部材71の間をシールするリヤシール72と、シールドパイプ5とカバー部材71の間をシールするアウターシール8と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、防水コネクタ及びワイヤハーネスに関する。
従来、例えば車両に搭載された電装品間を接続するためのワイヤハーネスとして、電線の両端部にコネクタを備え、両コネクタ間における電線を編組シールドによってシールドすると共に可撓性を有する筒状の樹脂部材によって覆い、この筒状の樹脂部材によって防水性を確保したものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のワイヤハーネスは、複数(3本)の電線と、複数の電線の端部に設けられたコネクタと、複数の電線を一括してシールドする編組シールドと、編組シールドの中間部分を覆うコルゲートチューブとを備えている。
コネクタは、複数の電線の先端に接続された端子金具と、端子金具を収容するキャビティが形成されたコネクタハウジングと、コネクタハウジングに収容されたシールドシェルと、シールドシェルに編組シールドを固定するカシメリングと、コネクタハウジングのキャビティの内面と電線の外周面との間をシールするゴム栓とを有している。
特開2011−86396号公報
特許文献1に記載のワイヤハーネスでは、例えば経年劣化や車両の振動等によってコルゲートチューブに亀裂が発生し、この亀裂から水が浸入しても、その水が電線をつたってコネクタハウジングのキャビティ内に浸入することをゴム栓によって防ぐことができる。しかし、編組シールドをつたってコネクタハウジング内に進入する水に対しては、十分な対策が施されていなかった。
そこで、本発明は、編組シールドをつたってコネクタハウジングに収容された端子金具側に水が浸入することを防止することが可能な防水コネクタ、及びワイヤハーネスを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、電線に接続された端子金具を収容するハウジング本体と、前記電線を挿通させると共に、前記電線を包囲する編組シールドが電気的に接続された筒状導電性部材と、前記ハウジング本体の少なくとも一部及び前記筒状導電性部材の少なくとも一部を覆い、前記ハウジング本体に装着されるカバー部材と、前記ハウジング本体と前記カバー部材の間をシールする第1のシール部材と、前記筒状導電性部材と前記カバー部材の間をシールする第2のシール部材と、を備えた防水コネクタを提供する。
また、本発明は、上記課題を解決することを目的として、電線と、前記電線を包囲する編組シールドと、前記編組シールドの外周側を覆うように配置された可撓性を有する筒状の樹脂部材と、前記電線に接続された端子金具を収容するハウジング本体と、前記電線を挿通させると共に、前記電線を包囲する編組シールドが電気的に接続された筒状導電性部材と、前記ハウジング本体の少なくとも一部及び前記筒状導電性部材の少なくとも一部を覆うカバー部材と、前記ハウジング本体と前記カバー部材の間をシールする第1のシール部材と、前記筒状導電性部材と前記カバー部材の間をシールする第2のシール部材と、を備えたワイヤハーネスを提供する。
本発明によれば、編組シールドをつたってコネクタハウジングに収容された端子金具側に水が浸入することを防止することができる。
本発明の実施の形態に係る防水コネクタ及びワイヤハーネスの外観を示し、(a)は平面図、(b)は正面図。 図1に示す防水コネクタ及びワイヤハーネスの断面を示し、(a)は図1(b)のA−A線断面図、(b)は図1(a)のB−B線断面図。 ワイヤハーネスの断面を示し、(a)は図2(b)のC−C線断面図、(b)は図2(b)のD−D線断面図、(c)は図2(b)のE−E線断面図、(d)は図2(b)のF−F線断面図。 防水コネクタに適用されるシールドパイプの斜視図。 防水コネクタに適用されるインナーシールの斜視図。 防水コネクタに適用されるアウターシールの斜視図。 防水コネクタに適用されるリアシールの斜視図。 防水コネクタに適用されるシールドケースの斜視図。 ワイヤハーネスの組立工程の一例を示す説明図。 ワイヤハーネスの組立工程の一例を示す説明図。 ワイヤハーネスの組立工程の一例を示す説明図。 ワイヤハーネスの組立工程の一例を示す説明図。
[実施の形態]
本発明の実施の形態について、図1乃至図12を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る防水コネクタ及びワイヤハーネスの外観を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。図2は、図1に示す防水コネクタ及びワイヤハーネスの断面を示し、(a)は図1(b)のA−A線断面図、(b)は図1(a)のB−B線断面図である。図3は、ワイヤハーネスの断面を示し、(a)は図2(b)のC−C線断面図、(b)は図2(b)のD−D線断面図、(c)は図2(b)のE−E線断面図、(d)は図2(b)のF−F線断面図である。また、図4はシールドパイプの斜視図、図5はインナーシールの斜視図、図6はアウターシールの斜視図、図7はリアシールの斜視図、図8はシールドケースの斜視図である。
このワイヤハーネス100は、防水コネクタ1と、複数(本実施の形態では2本)の電線2と、防水コネクタ1から露出した複数の電線2を一括して包囲する編組シールド3と、編組シールド3の外周側を覆うように配置された可撓性を有する樹脂部材としてのコルゲートチューブ4とを有している。
編組シールド3は、導電性を有する銅等の金属からなる素線を網目状に編み合せ、筒状に形成したものである。コルゲートチューブ4は、可撓性を高めるために蛇腹状に形成された中空のチューブであり、編組シールド3の長手方向の端部を除き、その外周側を覆っている。複数の電線2のそれぞれの先端部には、端子金具20が接続されている。
防水コネクタ1は、複数の電線2を挿通させると共に編組シールド3が外周面50aに電気的に接続された筒状導電性部材としての筒状のシールドパイプ5と、複数の電線2の外周面2aとシールドパイプ5の内周面50bとの間をシールするインナーシール6と、端子金具20を収容する樹脂からなるコネクタハウジング7と、編組シールド3よりも端子金具20側でコネクタハウジング7におけるリアカバー71の内周面711aとシールドパイプ5の外周面50aとの間をシールする第2のシール部材としてのアウターシール8と、コルゲートチューブ4をコネクタハウジング7に固定するための筒状のグロメット9とを有している。
シールドパイプ5は、図4に示すように、円筒形状の本体部50と、本体部50の一端部に設けられ、互いに平行な平板状に形成された一対の平坦部52と、平坦部52と本体部50との間を接続するテーパ状のテーパ部51とを一体に有している。シールドパイプ5は、平坦部52が端子金具20側となるようにコネクタハウジング7内に配置される。シールドパイプ5は、自重により変形しない程度の剛性を有している。また、シールドパイプ5の厚さは、0.3〜2mm程度である。
インナーシール6は、図5に示すように、円柱形状を有し、2本の電線2を挿入するための2つの挿通孔60が軸方向に沿って形成されている。インナーシール6の外周面6aには、複数(4つ)の外周シールリップ61が形成されている。また、2つの挿通孔60の内周面6bには、それぞれ複数(4つ)の内周シールリップ62が形成されている。
アウターシール8は、図6に示すように、円筒形状を有し、外周面8aには、複数(3つ)の外周シールリップ81が形成されている。また、内周面8bには、複数(3つ)の内周シールリップ82が形成されている。
インナーシール6は、図3(b)に示すように、シールドパイプ5の本体部50の内側に配置され、インナーシール6の外周シールリップ61は、シールドパイプ5の本体部50における内周面50bに密着する。また、インナーシール6の内周シールリップ62は、電線2の外周面2aに密着する。
アウターシール8は、図3(c)に示すように、シールドパイプ5の軸方向に直交する断面(E−E線断面)における形状が円形状であり、シールドパイプ5の本体部50の外側に配置されている。アウターシール8の内周シールリップ82は、シールドパイプ5の本体部50における外周面50aに密着する。また、アウターシール8の外周シールリップ81は、コネクタハウジング7における後述するリアカバー71のアウターシール収容部711の内周面711aに密着する。
シールドパイプ5のインナーシール6及びアウターシール8によってシールされる部分(本体部50)は、円筒形状であるので、インナーシール6の外周シールリップ61及びアウターシール8の内周シールリップ82が内周面50b及び外周面50aに周方向に均等な面圧で密着し、高い液密性を発揮することができる。なお、シールドパイプ5は、例えば楕円状の筒形状でもよい。楕円状の筒形状でも、矩形状の筒形状と比べて高い液密性を得ることができる。
また、防水コネクタ1は、シールドパイプ5の軸方向一方側(端子金具20側)及び軸方向他方側(コルゲートチューブ4側)へのインナーシール6及びアウターシール8の位置を規定する部材として、インナーシール6の軸方向一方側への移動を規制するインナーハウジング11と、インナーシール6の軸方向他方側への移動を規制するリアホルダ12と、インナーシール6及びリアホルダ12の軸方向他方側への抜け出しを防止すると共に及びアウターシール8の軸方向他方側への移動を規制するパイプエンドホルダ13と、アウターシール8の軸方向一方側への移動を規制するフロントホルダ14とを備える。
インナーハウジング11は、後述する図9(b)にも示すように、シールドパイプ5の平坦部52側からシールドパイプ5の内側に挿入されるパイプ挿入部110と、シールドパイプ5の外部でコネクタハウジング7における後述する端子ホルダ部703の内側に挿入されるホルダ挿入部111とを備える。パイプ挿入部110には、2本の電線2が挿通される2つの挿通孔110aが形成されている。ホルダ挿入部111には、2本の電線2が共に挿通される挿通孔111aが形成されている。ホルダ挿入部111は、2本の電線2の並び方向の幅が、パイプ挿入部110の同方向の幅よりも広く形成されている。
リアホルダ12は、円柱形状を有し、2本の電線2を挿入するための2つの挿入孔120が軸方向に沿って形成されている。リアホルダ12は、インナーシール6とパイプエンドホルダ13の後述する内鍔部132との間に配置されたスペーサとして機能する。
パイプエンドホルダ13は、黄銅等の導電性を有する金属からなる略円筒形状の部材であり、円筒部130と、円筒部130の一方の端部(端子金具20側の端部)に外側に向かって形成された外鍔部131と、円筒部130の他方の端部(コルゲートチューブ4側の端部)に内側に向かって形成された内鍔部132とを有している。外鍔部131は、シールドパイプ5の軸方向他方側におけるアウターシール8の端面に対向している。内鍔部132は、シールドパイプ5における軸方向他方側の端部からシールドパイプ5の本体部50の内周面50bよりも内方に突出し、リアホルダ12のシールドパイプ5からの抜け出しを防止している。
フロントホルダ14は、後述する図10(b)にも示すように、円筒状の本体部140と、本体部140から2本の電線2の並び方向に沿って外方に張り出した突出部141とを一体に有している。突出部141は、本体部140における軸方向の端子金具20側の端部に設けられ、突出部141とは反対側の本体部140の端面は、アウターシール8の端面に対向している。フロントホルダ14の本体部140は、シールドパイプ5のテーパ部51及び平坦部52を挿通させて、本体部50におけるテーパ部51側の一部を収容している。この構成により、フロントホルダ14は、シールドパイプ5のテーパ部51及び平坦部52側へのアウターシール8の移動を規制している。
インナーハウジング11、リアホルダ12、及びフロントホルダ14は、例えば、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PA(ポリアミド)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)等の電気絶縁性を有する樹脂からなり、例えば射出成型により成形される。
シールドパイプ5には、パイプエンドホルダ13を介して編組シールド3が電気的に接続されている。編組シールド3は、その長手方向の一方の端部3aが、環状の締付部材15によってパイプエンドホルダ13の外周面に加締められている。また、締付部材15の締め付け力によってパイプエンドホルダ13がシールドパイプ5に押し付けられ、パイプエンドホルダ13とシールドパイプ5とが電気的に接続されている。つまり、編組シールド3は、シールドパイプ5の本体部50の外周面50aにパイプエンドホルダ13と共に締付部材15によって加締められることにより、シールドパイプ5に電気的に接続されている。
図3(a)に示すように、締付部材15は、シールドパイプ5の軸方向に直交する断面の形状が少なくとも一部において多角形状を呈している。本実施の形態では、締付部材15の断面形状が六角形状である。これにより、多角形を構成する各辺の中央部では編組シールド3及びパイプエンドホルダ13が強く締め付けられ、多角形の頂点にあたる部分では、比較的弱い締め付け力で締め付けられている。このため、パイプエンドホルダ13及びシールドパイプ5は、締付部材15の多角形を構成する各辺の中央部にあたる位置で内方に押し込まれるように変形する。なお、締付部材15の断面形状としては、六角形状に限らず、例えば四角形状や五角形状、あるいは七角形状や八角形状等であってもよい。
編組シールド3及びパイプエンドホルダ13は、リアホルダ12の外周側にあたる位置で締付部材15によって加締められている。インナーシール6は、リアホルダ12よりもシールドパイプ5の先端側(端子金具20側)に配置されているので、インナーシール6は、編組シールド3が締付部材15によって加締められる位置よりも端子金具20側に配置されている。これにより、締付部材15の加締めによる応力がインナーシール6に接触する部分のシールドパイプ5の内周面50bに直接的に作用することがなく、インナーシール6によるシール性を良好に保つことができる。
パイプエンドホルダ13は、締付部材15の加締めによってシールドパイプ5に固定されることにより、シールドパイプ5に対するアウターシール8の編組シールド3側への移動を規制している。また、パイプエンドホルダ13は、リアホルダ12の抜け出しを防止することで、リアホルダ12を介してインナーシール6の軸方向他方側への移動を規制している。
締付部材15は、コネクタハウジング7とコルゲートチューブ4との間で、グロメット9の内側に配置されている。コルゲートチューブ4は、グロメット9を介してコネクタハウジング7に固定されている。より具体的には、グロメット9の一端部が金属バンド91によってコルゲートチューブ4の開口端部に固定され、グロメット9の他端部が金属バンド92によってコネクタハウジング7の後述するリアカバー71に固定されている。そして、かかる構造によって、コネクタハウジング7内への水の浸入の防止(防水)が図られている。
(コネクタハウジング7の構成)
次に、コネクタハウジング7の構成について説明する。なお、以降の説明では、説明の便宜上、コネクタハウジング7において端子金具20が配置された側(図1及び図2の左側)を先端側とし、その反対側(図1及び図2の右側)を後端側という。
コネクタハウジング7は、端子金具20を保持するハウジング本体70と、ハウジング本体70の後端側の一部の外周を覆うリアカバー71と、ハウジング本体70とリアカバー71との間をシールする第1のシール部材としてのリアシール72と、ハウジング本体70の内側に配置されたシールドケース73と、図示しない相手コネクタとハウジング本体70との間をシールするハウジングシール74と、相手コネクタとの嵌合を保証する嵌合保証部品(CPA;Connector Position Assurance Device)75(図1(a)及び図2(b)に示す)とを備える。
ハウジング本体70は、両端部に長方形状の開口を有する角筒状であり、相手コネクタが装着される先端側開口部700と、先端側開口部700に連結部701を介して連結された後端側開口部702と、先端側開口部700及び連結部701の内側に形成され、端子金具20を保持する端子ホルダ部703と、先端側開口部700の内側に形成され、ハウジングシール74が装着されるハウシングシール装着部704と、連結部701の外側に形成され、嵌合保証部品75が装着される嵌合保証部品装着部705と、リアカバー71の2箇所に形成された開口710bに係止される2つの係止突起706とを備える。
先端側開口部700及び後端側開口部702は、その開口の形状が複数の電線2の並び方向(図2(a)の上下方向)が長手方向となる長方形状である。また、後端側開口部702における開口の長手方向の幅、及びこの長手方向に直交する短手方向(図2(b)の上下方向)の高さは、先端側開口部700における開口の幅及び高さよりも小さくなっている。後端側開口部702の内周面702bは、フロントホルダ14の突出部141に対向する。シールドパイプ5は、平坦部52が設けられた端子金具20側の一部が後端側開口部702における開口からハウジング本体70内に挿入されている。
また、後端側開口部702の断面形状は、シールドパイプ5の本体部50の外径よりも長さが短い短辺と、シールドパイプ5の本体部50の外径よりも長さが長い長辺とを有する長方形状である。後端側開口部702には、シールドパイプ5のテーパ部51の一部、及び平坦部52が挿入される。換言すれば、シールドパイプ5には、断面形状が本体部50の外径よりも長さが長い短辺を有する長方形状の後端側開口部702のへ挿入を可能とすべく、平坦部52が形成されている。
リアカバー71は、ハウジング本体70の連結部701及び後端側開口部702の外側に装着されるハウジング装着部710と、アウターシール8を収容するアウターシール収容部711と、パイプエンドホルダ13を収容するホルダ収容部712とを一体に備える。つまり、リアカバー71は、ハウジング装着部710がハウジング本体70の一部を覆い、アウターシール収容部711及びホルダ収容部712がシールドパイプ5の一部を覆っている。また、リアカバー71は、後端側開口部702における開口を塞ぐように配置されている。このリアカバー71は、本発明のカバー部材の一態様である。
ハウジング装着部710の内周面710aには、リアシール72の外周面72aが接触している。アウターシール収容部711の内周面711aには、アウターシール8の外周面8aが接触している。また、ハウジング装着部710には、2つの開口710bが形成されており、この開口710bにハウジング本体70の係止突起706が係止されることで、リアカバー71からハウジング本体70が抜け出さないようになっている。
リアカバー71は、先端側の開口が長方形状であり、後端側の開口が円形状である。リアカバー71の先端側の開口と後端側の開口を異形状とすることで、ハウジング本体70の短手方向(電線2の並び方向に直交する方向)の寸法の小型化と、円筒状のシールドパイプ5を用いたシール性の向上が図られている。
リアシール72は、図3(d)及び図7に示すように、シールドパイプ5の軸方向に直交する断面(F−F線断面)における形状が矩形状であり、シールドパイプ5の軸方向に所定の幅を有する四角筒形状である。ここで、矩形状とは、四隅の角部に丸みを有する形状も含むものである。リアシール72の外周面72aには、複数(3つ)のシールリップ720が形成されている。リアシール72は、その内周面72bがハウジング本体70の後端側開口部702の外周面702aに装着される。リアシール72は、ハウジング本体70とリアカバー71との隙間からハウジング本体70の内部への水の浸入を防いでいる。
シールドケース73は、例えばアルミニウム等の導電性を有する金属からなり、図2(b)及び図8に示すように、それぞれが平板状の上壁730、下壁731、及び側壁732,733を備えた四角筒形状を有する。シールドケース73には、上壁730及び下壁731には、それぞれの後端側にシールドパイプ5の平坦部52に接触する一対の内方突起730a,731aが形成されている。この内方突起730a,731aとシールドパイプ5の平坦部52との接触により、シールドケース73が編組シールド3と同電位となっている。また、シールドケース73には、上壁730及び下壁731の先端側に、ハウジング本体70の端子ホルダ部703に係合する一対の係合爪730b,731bが形成されている。
ハウジングシール74は、四角筒形状を有し、ハウシングシール装着部704の外周に装着されている。嵌合保証部品75は、相手コネクタとの嵌合によってコネクタハウジング7の先端側にスライド可能となり、相手コネクタの意図しない離脱を抑止する。
ハウジング本体70、リアカバー71、フロントホルダ14及び嵌合保証部品75は、例えば、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PA(ポリアミド)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)等の電気絶縁性を有する樹脂からなり、例えば射出成型により成形される。
(組立手順)
次に、防水コネクタ1及びワイヤハーネス100の組立手順を図面を参照して説明する。図9〜図12は、ワイヤハーネス100の組立手順の一例を示す斜視図である。なお、ハウジング本体70,シールドケース73,ハウジングシール74,及び嵌合保証部品75は、予め組み立てられているものとする。
まず、図9(a)に示すように、ハウジング本体70に端子金具20が接続された2本の電線2を後端側開口部702から挿入する。
次に、図9(b)に示すように、予め2本の電線2に挿通させておいたインナーハウジング11及びシールドパイプ5を装着する。この際、インナーハウジング11のパイプ挿入部110がシールドパイプ5内に挿入される。
次に、図10(a)に示すように、リアシール72をハウジング本体70の後端側開口部702の外側に装着し、さらにシールドパイプ5の後端側からインナーシール6をシールドパイプ5の本体部50の内部に挿入する。
次に、図10(b)に示すように、フロントホルダ14の本体部140をシールドパイプ5の外周側に嵌め合せ、シールドパイプ5に沿って移動させることによりハウジング本体70の後端側開口部702の内周側に装着する。またさらに、アウターシール8をシールドパイプ5の外周面50aに装着する。
次に、図11(a)に示すように、リアホルダ12をシールドパイプ5の後端側から本体部50の内部に挿入する。これにより、インナーシール6がシールドパイプ5の先端側に押し込まれる。またさらに、パイプエンドホルダ13をシールドパイプ5の外周面50aの後端側に装着する。
次に、図11(b)に示すように、リアカバー71をハウジング本体70に装着する。すなわち、リアカバー71のハウジング装着部710の開口710bにハウジング本体70の係止突起706を係止する。
次に、図12(a)に示すように、編組シールド3をパイプエンドホルダ13の一部を覆うように装着し、編組シールド3の端部3aを締付部材15で加締めることにより、パイプエンドホルダ13に固定する。
次に、図12(b)に示すように、コルゲートチューブ4をグロメット9を介してリアカバー71に装着する。このとき、コルゲートチューブ4には、予めグロメット9の後端部を金属バンド91で固定しておき、グロメット9の先端部をリアカバー71に金属バンド92で固定する。以上のようにして図12(c)に示す防水コネクタ1及びワイヤハーネス100が組み立てられる。
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明した第1の実施の形態によれば、以下に述べる作用及び効果が得られる。
(1)アウターシール8によってシールドパイプ5とリアカバー71との間をシールすることにより、編組シールド3からの水の浸入を防ぐことができる。また、このリアカバー71とハウジング本体70との間の隙間はリアシール72によってシールされるので、ハウジング本体70内への水の浸入を確実に防ぐことができる。
(2)アウターシール8の外周面8a及びリアシール72の外周面72aを共にリアカバー71で受けることができるので、防水コネクタ1の構成の簡略化によって小型化及び軽量化を図ることが可能となる。
(3)シールドパイプ5は、その端部がハウジング本体70内に挿入された状態で配置されるので、例えばフロントホルダ14によってハウジング本体70とシールドパイプ5との相対的な位置関係を規定することができる。これにより、アウターシール8及びリアシール72のシール性をより確実にすることができる。
(4)リアシール72は、その断面形状が矩形状であるので、ハウジング本体70を2本の電線の並び方向の寸法が長い長方形状に形成しても、リアカバー71とハウジング本体70との間をシールすることができる。また、アウターシール8は、その断面が円形状であるので、円筒形状のシールドパイプ5の外周を確実にシールすることができる。これにより、編組シールド3からの水の浸入を確実に防ぎながら、ハウジング本体70の寸法の増大を抑制することができる。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]電線(2)に接続された端子金具(20)を収容するハウジング本体(70)と、前記電線(2)を挿通させると共に、前記電線(2)を包囲する編組シールド(3)が電気的に接続された筒状導電性部材(5)と、前記ハウジング本体(70)の少なくとも一部及び前記筒状導電性部材(5)の少なくとも一部を覆い、前記ハウジング本体(70)に装着されるカバー部材(71)と、前記ハウジング本体(70)と前記カバー部材(71)の間をシールする第1のシール部材(72)と、前記筒状導電性部材(5)と前記カバー部材(71)の間をシールする第2のシール部材(8)と、を備えた防水コネクタ(1)。
[2]前記筒状導電性部材(5)は、前記端子金具(20)側の端部が前記ハウジング本体(70)に形成された開口から前記ハウジング本体(70)内に挿入され、前記カバー部材(71)は、前記開口を塞ぐように配置された、[1]に記載の防水コネクタ(1)。
[3]前記第1のシール部材(72)は、前記筒状導電性部材(5)の軸方向に直交する断面における形状が矩形状であり、前記第2のシール部材(8)は、前記筒状導電性部材(5)の軸方向に直交する断面における形状が円形状である、[1]又は[2]に記載の防水コネクタ。
[4]電線(2)と、前記電線(2)を包囲する編組シールド(3)と、前記編組シールド(3)の外周側を覆うように配置された可撓性を有する筒状の樹脂部材(4)と、前記電線(2)に接続された端子金具(20)を収容するハウジング本体(70)と、前記電線(2)を挿通させると共に、前記電線(2)を包囲する編組シールド(3)が電気的に接続された筒状導電性部材(5)と、前記ハウジング本体(70)の少なくとも一部及び前記筒状導電性部材(5)の少なくとも一部を覆うカバー部材(71)と、前記ハウジング本体(70)と前記カバー部材(71)の間をシールする第1のシール部材(72)と、前記筒状導電性部材(5)と前記カバー部材(71)の間をシールする第2のシール部材(8)と、を備えたワイヤハーネス(100)。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態では、ワイヤハーネス100が2本の電線2を有する場合について説明したが、これに限らず、電線の数は1本でもよく、3本以上でもよい。
また、上記実施の形態では、リアカバー71がハウジング本体70の一部を覆うように形成された場合について説明したが、これに限らず、リアカバー71がハウジング本体70の全体を覆ってもよい。また、上記実施の形態では、リアカバー71がシールドパイプ5の一部を覆うように形成された場合について説明したが、これに限らず、リアカバー71がシールドパイプ5の全体を覆ってもよい。つまり、リアカバー71は、ハウジング本体70の少なくとも一部を覆うと共に、シールドパイプ5の少なくとも一部を覆っていればよい。
また、ワイヤハーネス100は、コルゲートチューブ4及びグロメット9を必ずしも有していなくともよい。この場合でも、防水コネクタ1のインナーシール6及びアウターシール8によって防水性を確保することができる。
1…防水コネクタ、2…電線、2a…外周面、3…編組シールド、3a…端部、4…コルゲートチューブ(筒状の樹脂部材)、5…シールドパイプ(筒状導電性部材)、6…インナーシール、6a…外周面、6b…内周面、7…コネクタハウジング、8…アウターシール(第2のシール部材)、8a…外周面、8b…内周面、9…グロメット、11…インナーハウジング、12…リアホルダ、13…パイプエンドホルダ、14…フロントホルダ、15…締付部材、20…端子金具、50…本体部、50a…外周面、50b…内周面、51…テーパ部、52…平坦部、60…挿通孔、61…外周シールリップ、62…内周シールリップ、70…ハウジング本体、71…リアカバー(カバー部材)、72…リアシール(第1のシール部材)、72a…外周面、72b…内周面、73…シールドケース、74…ハウジングシール、75…嵌合保証部品、81…外周シールリップ、82…内周シールリップ、91,92…金属バンド、100…ワイヤハーネス、110…パイプ挿入部、110a…挿通孔、111…ホルダ挿入部、111a…挿通孔、120…挿入孔、130…円筒部、131…外鍔部、132…内鍔部、140…本体部、141…突出部、700…先端側開口部、701…連結部、702…後端側開口部、702a…外周面、702b…内周面、703…端子ホルダ部、704…ハウシングシール装着部、705…嵌合保証部品装着部、706…係止突起、710…ハウジング装着部、710a…内周面、710b…開口、711…アウターシール収容部、711a…内周面、712…ホルダ収容部、720…シールリップ、730…上壁、730a,731a…内方突起、730b,731b…係合爪、731…下壁、732,733…側壁

Claims (4)

  1. 電線に接続された端子金具を収容するハウジング本体と、
    前記電線を挿通させると共に、前記電線を包囲する編組シールドが電気的に接続された筒状導電性部材と、
    前記ハウジング本体の少なくとも一部及び前記筒状導電性部材の少なくとも一部を覆い、前記ハウジング本体に装着されるカバー部材と、
    前記ハウジング本体と前記カバー部材の間をシールする第1のシール部材と、
    前記筒状導電性部材と前記カバー部材の間をシールする第2のシール部材と、
    を備えた防水コネクタ。
  2. 前記筒状導電性部材は、前記端子金具側の端部が前記ハウジング本体に形成された開口から前記ハウジング本体内に挿入され、
    前記カバー部材は、前記開口を塞ぐように配置された、
    請求項1に記載の防水コネクタ。
  3. 前記第1のシール部材は、前記筒状導電性部材の軸方向に直交する断面における形状が矩形状であり、
    前記第2のシール部材は、前記筒状導電性部材の軸方向に直交する断面における形状が円形状である、
    請求項1又は2に記載の防水コネクタ。
  4. 電線と、
    前記電線を包囲する編組シールドと、
    前記編組シールドの外周側を覆うように配置された可撓性を有する筒状の樹脂部材と、
    前記電線に接続された端子金具を収容するハウジング本体と、
    前記電線を挿通させると共に、前記電線を包囲する編組シールドが電気的に接続された筒状導電性部材と、
    前記ハウジング本体の少なくとも一部及び前記筒状導電性部材の少なくとも一部を覆うカバー部材と、
    前記ハウジング本体と前記カバー部材の間をシールする第1のシール部材と、
    前記筒状導電性部材と前記カバー部材の間をシールする第2のシール部材と、
    を備えたワイヤハーネス。

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