JP5034685B2 - コネクタ - Google Patents

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    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4364Insertion of locking piece from the front

Description

本発明は、互いに嵌合する一対のコネクタに関する。
従来、互いに嵌合する一対のコネクタとして、例えば特許文献1に記載のものが知られている。一対のコネクタのうち雄側のコネクタには、相手の雌側コネクタとの嵌合方向前側に開口するフード部と、このフード部内に突出する雄端子とが備えられている。
雌側コネクタには、雄端子と接続可能な雌端子が収容されるとともに雄側コネクタのフード部に内嵌可能とされた雌ハウジングと、この雌ハウジングの外周を囲う筒状をなして雄側コネクタのフード部に外嵌可能な筒状部とが備えられている。筒状部には、筒状部の一部分を切り欠くことによりロックアームが形成されており、このロックアームは雄側コネクタのロック突部に係合して両コネクタを正規の嵌合状態にロックする。
雌ハウジングの前側には保持キャップが被せられており、この保持キャップの外周面には複数の第1がた詰め部が突設されている。また、筒状部の内周面の奥端側には、複数の第2がた詰め部が設けられている。
そして、一対のコネクタが正規の嵌合状態に至ると、第1がた詰め部がフード部の内周面に、第2がた詰め部がフード部の外周面にそれぞれ密着し、両コネクタのがた付きを防止する。このように、雄端子と雌端子との接触部分の前後において両コネクタのがた付きを防止することで、コネクタの振動時に端子同士が擦れ合って金メッキが剥がれて電気抵抗が増加したり、また損傷等してしまうことを防止している。
特開2007−80737公報
ところが、上記の構造では、筒状部のうちロックアームが設けられている部分(切り欠かれている部分)には第2がた詰め部を設けることができないため、その配置に偏りが生じることが避けられず、コネクタ間のがた止め機能のさらなる向上を図ることが難しいという問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、コネクタ間のがた付きを規制するための機能を高めることが可能なコネクタを提供することを目的とする。
本発明は、互いに嵌合可能な一対のコネクタであって、一方のコネクタは、他方のコネクタとの嵌合方向に開口するフード部を備え、他方のコネクタは、前記フード部内に配された一方の端子と接続可能な他方の端子を内部に収容可能であるとともに前記フード部に内嵌可能とされたインナハウジングと、前記インナハウジングの周りを覆うアウタハウジングと、前記一対のコネクタの嵌合方向と交差する方向に空間を有した状態で前記インナハウジングに外嵌されたゴム製の弾性体とを備え、前記インナハウジングと前記アウタハウジングとは別体に設けられ、前記アウタハウジングと前記インナハウジングとは前記一対のコネクタの嵌合方向に相対的にスライド可能とされ、前記アウタハウジングと前記インナハウジングとをスライドさせることで、前記インナハウジングに外嵌された前記弾性体が前記嵌合方向と交差する方向に前記空間を有した状態で前記アウタハウジングに覆われるようになっており、前記アウタハウジングには、前記一対のコネクタが正規の嵌合状態に至ると、前記一方のコネクタに対して前記嵌合方向に係合するロック機構が設けられ、前記弾性体は、前記一対のコネクタが正規の嵌合状態に至ると、前記アウタハウジングと前記インナハウジングとに押圧されて前記一対のコネクタの嵌合方向に弾性収縮すると共に、前記空間に向かって前記嵌合方向と交差する方向に広がるようになっており、前記インナハウジングは、前記他方の端子を抜け止めするランスを有するものであり、前記インナハウジングのうち前記一方のコネクタとの嵌合方向前側には、前記一対のコネクタが正規の嵌合状態に至ると、前記フード部に接触して前記一対のコネクタ間のがた付きを防止する前側がた止めリブが、前記インナハウジングの全周を包囲する位置に設けられ、前記前側がた止めリブは、前記インナハウジングの外周面に一体に形成され、前記インナハウジングのうち前記一方のコネクタとの嵌合方向後側には、前記フード部の開口端部と対向して配される壁部が設けられ、前記フード部の開口端部と前記壁部とのうち一方には、前記インナハウジングの全周を包囲する位置において前記一対のコネクタの嵌合方向に突出する後側がた止めリブが設けられるとともに、他方には、前記一対のコネクタが正規の嵌合状態に至ると、前記後側がた止めリブが差し込まれて前記一対のコネクタ間のがた付きを防止する溝部が形成されていることに特徴を有する。
このような構成によれば、一対のコネクタが正規の嵌合状態に至ると、インナハウジングの前後両側で、インナハウジングの全周を包囲する位置において、両コネクタ間のがた付きが防止される。これにより、例えばインナハウジングの前後両側のうち一方では、インナハウジングの周方向において偏った位置にがた止め構造を設けざるを得ない場合等に比べて、コネクタ間のがた付きを規制するための機能を高めることが可能となる。
前記前側がた止めリブは、前記インナハウジングの外周面に一体に形成されているこれにより、別部材を介すことなく端子が収容されたインナハウジングのがた止めがなされるから、端子同士の擦れ合いを防止できる。
前記他方のコネクタには、前記インナハウジングの周りを覆うアウタハウジングが同インナハウジングとは別体に設けられ、このアウタハウジングには、前記一対のコネクタが正規の嵌合状態に至ると、前記一方のコネクタに対して前記嵌合方向に係合するロック機構が設けられている
そして、前記アウタハウジングと前記インナハウジングとは前記一対のコネクタの嵌合方向に相対的にスライド可能とされており、前記アウタハウジングと前記インナハウジングとの間には、前記一対のコネクタが正規の嵌合状態に至ると、前記アウタハウジングと前記インナハウジングとに押圧されて前記一対のコネクタの嵌合方向に弾性収縮する弾性体が備えられている
これにより、一対のコネクタが正規の嵌合状態に至ると、弾性体の弾性力によりインナハウジングが嵌合方向前方へ押圧された状態になり、両コネクタ間の前後方向のがた付きを防止できる。また、アウタハウジングは嵌合方向後方へ押圧された状態になり、ロック機構における前後方向のがた付きを防止できる。
前記弾性体はゴム製であるこれにより、弾性体は、インナハウジングとアウタハウジングとの間で押圧されると広がるから、インナハウジングとアウタハウジングに作用する接触圧は分散されて小さくなり、接触圧によるクリープ対策をしなくて済む。
前記弾性体と前記インナハウジングおよび前記アウタハウジングとには、凹凸状態に嵌まり合う位置決め部が設けられているものとしてもよい。これにより、弾性体は、アウタハウジングとインナハウジングとの間で押圧されても位置がずれないから、インナハウジングおよびアウタハウジングに作用する弾性力に偏りが生じることを防止できる。
そして、前記位置決め部は、前記弾性体に設けられた位置決め突部と、前記インナハウジングおよび前記アウタハウジングに設けられた位置決め凹部とにより構成されているものとしてもよい。
前記後側がた止めリブおよび前記溝部は、前記インナハウジングの全周を包囲するリング状をなしているものとしてもよい。
前記後側がた止めリブは前記フード部の開口端部に形成され、前記溝部は前記壁部側に形成されているものとしてもよい。
前記溝部または前記後側がた止めリブには、前記一対のコネクタが正規の嵌合状態に至ると、前記溝部と前記後側がた止めリブとの間で押圧される突起部が設けられているものとしてもよい。これにより、溝部と後側がた止めリブとが強固に固定された状態になる。
また、前記突起部は、前記インナハウジングの全周を包囲する位置に配されているものとしてもよい。
前記フード部と前記インナハウジングとの間であって前記フード部の開口端側には、前記フード部と前記インナハウジングとに押圧されて両者間をシールするシールリングが装着されているものとしてもよい。このような構成によれば、シールリングの弾性力により後側がた止めリブが外側へ押圧され、溝部の周面に押し付けられた状態になり、溝部と後側がた止めリブとが強固に固定された状態になる。
前記アウタハウジングの内周面または前記フード部の外周面には、前記一対のコネクタが正規の嵌合状態に至ると、前記外周面または前記内周面に接触して前記一対のコネクタ間のがた付きを防止する外側がた止めリブが設けられているものとしてもよい。
前記フード部の内周面のうち前記前側がた止めリブと対応する部分には内側へ突出する突出部が設けられ、前記前側がた止めリブは、同突出部の突出端に接触するものとしてもよい。
本発明によれば、コネクタ間のがた付きを規制するための機能を高めることが可能なコネクタを提供することができる。
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態1を図1〜図4によって説明する。
本実施形態におけるコネクタは、互いに嵌合可能な雄コネクタ10(本発明の一方のコネクタに該当する)と雌コネクタ20(同他方のコネクタに該当する)とからなるものである。
以下、各構成部材において、両コネクタ10,20における嵌合面側を前方とし、また、図1の上側を上方、下側を下方として説明する。
雄コネクタ10は、前後方向に長い2本の雄端子11(本発明の一方の端子に該当する)と、この雄端子11を保持する雄ハウジング12とを備えている。雄ハウジング12は合成樹脂製であって、雄端子11を前後方向に貫通させた姿勢で保持する端子保持部13と、端子保持部13の周縁から前方へ突出する筒状のフード部14とにより構成されている。フード部14は、雄端子11のうち端子保持部13から前方に突出した部分を囲う若干横長の形状をなしている。
フード部14の上面には、ロック突部15が突設されている。ロック突部15は、フード部14の前後方向の略中央位置に配され、幅方向においてはその略中央位置に配されている。ロック突部15の前面は、前方へ向かって少しずつ突出寸法が小さくなる傾斜の乗り上げ面15Aとされている。
フード部14の外周面には、図2に示すように、複数のガイドリブ16が設けられている。これらガイドリブ16は、フード部14の上面においてはロック突部15の両側位置に一対、両側面においては上下両端位置と中央位置とに一対ずつ、また下面においては幅方向両端位置に一対の計10箇所に設けられている。各ガイドリブ16は、前後方向に延びる形状をなしている。
フード部14の内周面の奥側(嵌合方向における後側)には、複数の突出部17が内側へ突出して設けられている。各突出部17は、図11に示すように、フード部14の前後方向ほぼ中央位置から奥端(後端)までの部分(フード部14の略後半部分)、言い換えると、フード部14のうち雄端子11が配されている部分にわたる前後に細長い形状をなしている。各突出部17の前後方向寸法は、雄端子11のうちフード部14内に突出している部分の長さ寸法よりも若干大きい寸法とされている。突出部17の前面には、前方へ向かって突出部17の突出寸法が少しずつ小さくなる傾斜をなす案内面17Aが形成されている。突出部17は、図2に示すように、フード部14の内周面のうち上面においては幅方向両側寄り位置に一対、両側面においては上下方向中央位置に一対、下面においては幅方向中央に一対の計6箇所に設けられている。
フード部14の開口端部(前端部)には、環状リブ18(本発明の後側がた止めリブに該当する)が設けられている。環状リブ18は、フード部14の内周面に沿って前方へ突出するリング状、言い換えると、フード部14の外周面側を切り欠くことで薄肉化されたリング状をなしている。環状リブ18の厚さ寸法(フード部14の内外方向の寸法)は、フード部14の厚さ寸法のほぼ半分の寸法とされている。
雌コネクタ20には、雄端子11と接続可能な雌端子21(本発明の他方の端子に該当する)が備えられている。雌端子21は、全体として前後方向に長い形状をなし、前側には雄端子11と接続可能な略箱形の接続部21Aが、後側にはバレル部21Bが備えられている。このバレル部21Bには、電線Wの端末とともに電線用ゴム栓22が圧着されている。電線用ゴム栓22は、後述する端子収容室24の内周面に密着し、端子収容室24内の防水を図る。
雌コネクタ20は、雌端子21を内部に収容可能なインナハウジング23(本発明のハウジング部に該当する)を備えている。インナハウジング23は合成樹脂製であって、雄ハウジング12のフード部14に内嵌可能な前後方向に長い略ブロック状をなしている。
インナハウジング23には、雌端子21を後方から挿入して収容可能な2つの端子収容室24が横並びに形成されている。また、インナハウジング23の後端部は、各端子収容室24と連通して円筒部分が横並びに配された端子挿入部23Aとされている。
インナハウジング23のうち各端子収容室24の下壁には、前方へ向けて片持ち状に突出するランス25が設けられている。ランス25は上下方向に撓み変形可能とされている。なお、インナハウジング23のうちランス25の前方はそれぞれ開放されている。
インナハウジング23の前後方向中央部よりもやや後側位置には、リテーナ装着部26が設けられている。リテーナ装着部26は、各端子収容室24と連通してインナハウジング23の下面側に開口している。
リテーナ装着部26に装着されるリテーナ27は、いわゆるサイドタイプのリテーナ27であって、合成樹脂材により形成されている。このリテーナ27には、雌端子21の接続部21Aに後方から係合して雌端子21の抜止めを図る係止部28が設けられている。
インナハウジング23の前壁のうち各端子収容室24と対応する位置には、挿入口29が前後方向に貫通して形成され、この挿入口29を介して前方から雄端子11が挿入され、端子収容室24内へ誘導される。
インナハウジング23の後側であって端子挿入部23Aの前側位置には、インナハウジング23の外周面から全周にわたって外側(両コネクタ10,20の嵌合方向に対して直交方向)に突出する壁部31が設けられている。壁部31の外形は、フード部14の外形とほぼ等しい形状とされ、言い換えると、壁部31とフード部14とを向き合わせたときにはフード部14の外周面と壁部31の突出端面とが前後方向にほぼ面一に配される。なお、端子挿入部23Aは、壁部31から後方に突出する形態をなしている。
壁部31の前面には、環状リブ18を差し込み可能な環状溝部32(本発明の溝部に該当する)が形成されている。環状溝部32は、図3に示すように、インナハウジング23の全周を包囲する若干横長のリング状をなし、両コネクタ10,20の嵌合方向に対して略直交方向をなす底面32Aと、その底面32Aの内外両側縁に沿って嵌合方向に略平行方向に切り立つ内側面32Bと外側面32Cとにより構成されている。
環状溝部32は、壁部31の突出端面から一定寸法だけ内側に入った位置に形成され、すなわち壁部31の突出端面と環状溝部32の外側面32Cとは一定の間隔を空けて略平行に形成されている。また、環状溝部32の溝幅は一定の寸法とされ、内外両側面32B,32Cは互いに略平行をなして対向している。
環状溝部32の外側面32C(環状溝部32に差し込まれた環状リブ18と内外方向に対向する面)には、複数の突起部33が設けられている。突起部33は、環状溝部32の上下左右に2箇所ずつ互いに対向する位置、計8箇所に設けられている。言い換えると、突起部33は、インナハウジング23の全周を包囲する位置に配されている。
壁部31の突出端面には、複数のガイド突部35が突設されている。ガイド突部35は、フード部14のガイドリブ16と対応する位置に設けられ(図3および図4を参照)、詳しくは壁部31の両側面の上下両端位置と中央位置とに一対ずつと、下面の両端位置に一対との計8箇所に設けられている。壁部31の突出端面のうちの上面は、平坦な面とされている。壁部31のガイド突部35のうち両側面の中央に設けられた一対のガイド突部35Aは、後述するアウタハウジング38の被係合部43に係合可能とされている。
壁部31の後面は、インナハウジング23の外周面に対して略垂直方向に切り立った凹凸のないフラットな面とされている。
壁部31の前面のうちインナハウジング23に連なる根元側には環状凹部34が形成されている(図1参照)。環状凹部34は、環状溝部32を構成する内側の壁部分とインナハウジング23の外周面との間に形成されたリング状をなしている。環状凹部34の深さ寸法は、環状溝部32よりも浅い寸法とされている。
インナハウジング23の外周面において壁部31の前側位置には、シールリング36が嵌め付けられている。シールリング36は、前後方向の中央部が径方向外側に膨出する形状をなし、前端部と後端部とは薄肉化されている。シールリング36は、その後端部が環状凹部34に嵌入され、膨出部分が環状溝部32の前方に張り出した状態でインナハウジング23に装着される。
インナハウジング23の前側部分には、複数の前側がた止めリブ37が設けられている。前側がた止めリブ37は、インナハウジング23の外周面に一体に形成され、外周面から外側に突出するとともに前後方向に長い形状をなしている。前側がた止めリブ37は、図2に示すように、雄ハウジング12の突出部17に対応する位置、詳しくはインナハウジング23の上面においては両端寄りの位置に2箇所、両側面においては略中央位置に1箇所ずつ、下面においては幅方向中央寄りの位置(一対のランス25の間の位置)に2箇所の計6箇所に設けられている。言い換えると、前側がた止めリブ37は、インナハウジング23の上下左右(四方)、すなわちインナハウジング23の全周を包囲する位置に配されている。
インナハウジング23の上面に配された前側がた止めリブ37は、インナハウジング23の前端からシールリング36の直前位置まで延びており、それ以外の面に形成された前側がた止めリブ37は、リテーナ装着部26の直前位置まで延びる形態とされている。
雌コネクタ20は、インナハウジング23の周りを覆うアウタハウジング38を備えている。アウタハウジング38はインナハウジング23と別体とされ、インナハウジング23に対して相対的に前後方向にスライド可能に組み付けられている。アウタハウジング38は合成樹脂製であって、壁部31よりも一回り大きい外形形状をなす奥壁38Aと、奥壁38Aの周縁から前方へ突出し、壁部31を包囲可能な略筒状をなす外筒部38Bとにより構成されている。外筒部38Bとインナハウジング23との間には、雄コネクタ10のフード部14を嵌合可能な間隔があけられている。奥壁38Aには、インナハウジング23の端子挿入部23Aを遊挿可能な遊挿孔39が前後方向に貫通して形成されている。奥壁38Aの前面は、壁部31の後面と略平行をなして対向する平坦な面とされている。
アウタハウジング38には、雄コネクタ10のロック突部15と係合して両コネクタ10,20を正規の嵌合状態にロックするロックアーム41(本発明のロック機構に該当する)が設けられている。ロックアーム41は、外筒部38Bの上壁を切り欠いて形成され、前端側が自由端とされた片持ち状をなして上下方向に弾性変位可能とされている。ロックアーム41の前端部には、ロック突部15が嵌合可能な係合孔41Aが開口されている。
外筒部38Bには、図4に示すように、フード部14のガイドリブ16および壁部31のガイド突部35を前後方向に挿通可能なガイド溝42が各ガイドリブ16およびガイド突部35に対応する位置に設けられている。ガイドリブ16およびガイド突部35は、ガイド溝42に進入することでその前後方向の移動が案内される。インナハウジング23は、壁部31のガイド突部35がガイド溝42に嵌められた状態でアウタハウジング38に組み付けられ、ガイド突部35がガイド溝42に嵌合した状態で前後方向にスライドする。
複数のガイド溝42のうち壁部31のガイド突部35Aに対応するものには、被係合部43が形成されている。この被係合部43にガイド突部35Aが係合することにより、インナハウジング23はアウタハウジング38からの前方への離脱を防止される。なお、インナハウジング23は、被係合部43よりも後側においてガイド突部35Aが前後に移動可能な範囲で前後方向のスライドを許容される。
また、ガイド溝42のうち外筒部38Bの両側面の上下両端位置に配されたものには、それぞれ外側がた止めリブ44が設けられている。外側がた止めリブ44は、各ガイド溝42に2つずつ設けられ、詳しくは、上側のガイド溝42においてはその側面と上面、下側のガイド溝42においてはその側面と下面とに設けられている。
そして、アウタハウジング38の奥壁38Aとインナハウジング23の壁部31との間には、弾性体45が装着されている(図1参照)。弾性体45はゴム製であって、端子挿入部23Aに外嵌可能な横長の筒状をなしている。弾性体45は、前後方向中央部が径方向外側に膨出する形状をなし、内周面には、2条のリップ46が形成されている。
次に、上記のように構成された実施形態1の作用および効果について説明する。
両コネクタ10,20を互いに向き合わせて接近させると、インナハウジング23の前端部がフード部14内に挿入され、フード部14はインナハウジング23とアウタハウジング38の外筒部38Bとの間に挿入されていく。このとき、フード部14のガイドリブ16は外筒部38Bのガイド溝42に差し込まれ、ガイドリブ16はガイド溝42の外側がた止めリブ44を押し潰すようにして案内される。また、インナハウジング23の前端部は、フード部14の奥側に設けられた突出部17の案内面17Aに接触してその姿勢が正されスムーズに突出部17の間に差し込まれていく。このとき、インナハウジング23の前側がた止めリブ37は、突出部17の突出端に押圧された状態となる。そして、雄端子11はインナハウジング23の挿通口29に挿入されて雌端子21の接続部21A内に進入していく。
さらに両コネクタ10,20を接近方向に押し付けると、フード部14の先端部がシールリング36の外側に達し、シールリング36を内側に押し潰すようにしながら奥へと進む。そして、フード部14の環状リブ18は、シールリング36の弾性復元力により外側へ押されつつ壁部31の環状溝部32に差し込まれ、突起部33を押圧した状態で環状溝部32に収容される。
さらに両コネクタ10,20を接近方向に押し付けると、フード部14の先端部が壁部31を押圧し、壁部31と奥壁38Aとの間に配された弾性体45が押し潰されて弾性的に収縮していく。そして、アウタハウジング38はインナハウジング23に対して相対的に前進し、端子挿入部23Aが遊挿孔39から奥壁38Aの後方へ少しずつ突出する。また、ロックアーム41の先端部がロック突部15の乗り上げ面15Aに乗り上げ、ロックアーム41が上方へ弾性変形する。
そして、両コネクタ10,20が正規の嵌合状態に至ると、ロックアーム41の先端部がロック突部15を乗り越えてロックアーム41が弾性復帰し、係合孔41Aにロック突部15が嵌合する。これにより、ロックアーム41とロック突部15とが前後方向に係合し、両コネクタ10,20が正規の嵌合状態にロックされる。このとき弾性体45は、壁部31と奥壁38Aとの間で弾性的に潰された状態となっている。また、フード部14とインナハウジング23との間においては、シールリング36が弾性的に挟み付けられて液密状態となっている。そして、シールリング36の弾発力により、環状リブ18は環状溝部32の外側面32Cに押し付けられた状態になっており、その外側面32Cに形成された突起部33に食い込んで、環状リブ18と環状溝部32とが全周にわたって強固に固定された状態で保持される。こうしてインナハウジング23の後端部においては、環状リブ18と環状溝部32とが全周にわたって嵌合することにより、壁部31のフード部14に対する径方向への相対移動が不可能となり、インナハウジング23とフード部14との間でのがた付きが規制される。
また、インナハウジング23の前端部においては、全部の前側がた止めリブ37がフード部14の突出部17に押圧された状態で密着しており、インナハウジング23とフード部14との間でのがた付きが規制される。ここで、例えば前側がた止めリブが、インナハウジングとは別部品のフロントホルダやフロントリテーナ等に形成された場合には、結局別部品とインナハウジングとの間でがた付きが生じ、端子の接触部分の擦れ合いが生じるおそれがある。しかし、本実施形態においては、そのような別部材を介すことなく、雌端子21を収容するインナハウジング23のがた止めが直接なされるから、確実に端子11,21の擦れ合いを防止できる。
このように、両コネクタ10,20が正規の嵌合状態にあるときには、インナハウジング23の前側および後側の両側(端子11,21の接続部分の前後両側)で、ともにインナハウジング23の全周を包囲する位置において雄ハウジング12とインナハウジング23とのがた付きが規制される。ここで、インナハウジングの全周ではなく、例えばその両側および下側のみにおいてがた止めされている場合には、やはり上下方向のがた付きが多少は許容されてしまう。しかしながら、本実施形態においては、インナハウジング23の全周を包囲する位置においてがた止めされることにより、そのようながた付きが許容される部分が生じることはなく、両コネクタ10,20間のがた止め機能は向上する。
そして、このようながた止めがインナハウジング23の前後両側においてなされるから、両コネクタ10,20が強い振動を受けても両端子11,21の擦れ合いを防止できる。
また、弾性体45により、インナハウジング23は前方(インナハウジング23の前端部が端子保持部13に押し付けられる側)へ押圧された状態になってがた付きが防止され、アウタハウジング38は後方(ロックアーム41がロック突部15に対する係合方向)へ押圧された状態になってロック部分における前後方向のがた付きが防止される。さらに、フード部14のガイドリブ16によってアウタハウジング38のガイド溝42の外側がた止めリブ44が押圧された状態になっているから、これによりフード部14とアウタハウジング38とのがた付きが防止されている。これらにより、両コネクタ10,20のがた付きは一層確実に防止されて、高振動にも耐え得るものとなっている。
加えて、弾性体45は、インナハウジング23とアウタハウジング38との間で押圧されると、壁部31と奥壁38Aの壁面に沿って広がるから、壁部31と奥壁38Aとに作用する接触圧は分散されて小さくなる。ここで、例えば金属製のバネ部材等を用いた場合には、ゴムのように接触部分の面積が広がることはなく、接触圧が分散されずに一点に集中して作用することになるので、クリープ対策のために壁部31および奥壁38Aの壁厚寸法を大きくする必要がある。しかしながら、本願においてはそのような対策を施さなくてもよいため、コネクタを大型化しなくて済む。
以上説明したように実施形態1によれば、両コネクタ10,20が正規の嵌合状態にあるときには、インナハウジング23の前側および後側の両側で、しかもインナハウジング23の全周を包囲する位置において、インナハウジング23と雄ハウジング12との間のがた付きが防止される。これにより、コネクタ10,20同士のがた付きを規制するための機能を格段に高めることができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2に係るコネクタを図5〜図8によって説明する。
本実施形態のコネクタは、弾性体50とインナハウジング23およびアウタハウジング38とに、凹凸状態に嵌まり合う位置決め部を設けた点で、実施形態1とは相違する。なお、実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
弾性体50は、実施形態1と同様ゴム製であって、端子挿入部23Aに外嵌可能な横長の筒状をなしている(図7参照)。弾性体50は、前後方向中央部が径方向外側に膨出する形状をなし、内周面には、2条のリップ51が形成されている。
そして、弾性体50の前後方向の両端部には、位置決め突部52がそれぞれ設けられている。位置決め突部52は、弾性体50の前端面および後端面の径方向中央位置にそれぞれ形成されたリング状をなし、前端面から前方に、後端面から後方に向かってそれぞれ突出している。
インナハウジング23およびアウタハウジング38には、弾性体50の位置決め突部52が嵌合可能な位置決め凹部53が設けられている。なお、この位置決め突部52と位置決め凹部53とが位置決め部を構成している。位置決め凹部53は、インナハウジング23の壁部31の後面においては、端子挿入部23Aの全周を囲むリング状に形成され、また、アウタハウジング38の奥壁38Aの前面においては、遊挿孔の全周を囲むリング状に形成されている。両位置決め凹部53は、同形状をなして前後に対向して形成されている。
弾性体50は、図5に示すように、位置決め突部52がそれぞれインナハウジング23およびアウタハウジング38の位置決め凹部53に嵌合した状態で組み付けられる。そして、位置決め突部52と位置決め凹部53との嵌合により、弾性体50は、インナハウジング23とアウタハウジング38との間で押し潰されても、壁部31および奥壁38Aの壁面に沿う方向への位置ずれが規制される。これにより、弾性体50からの弾性力はインナハウジング23およびアウタハウジング38に偏りなく作用し、もって、両コネクタ10,20のがた付きを確実に防止できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、環状リブ18および環状溝部32は、インナハウジング23の全周を包囲するリング状とされているが、これに限らず、インナハウジング23の全周を包囲可能な位置に設けられていればリング状でなくても構わず、例えば、インナハウジングの上下左右に間欠的に形成されたリブおよび溝部であってもよい。
(2)上記実施形態では、フード部14側に環状リブ18が、壁部31側に環状溝部32が形成されているが、フード部側に環状溝部、壁部側に環状リブを形成してもよい。
(3)上記実施形態では、環状溝部32に突起部33が形成されているが、必ずしも突起部は形成されていなくてもよく、また例えば環状リブ側に突起部を設けるようにしてもよい。
(4)上記実施形態では、前側がた止めリブ37は、フード部14内に突設された突出部17に接触しているが、これに限らず、例えばフード部の平坦な内周面に直接接触するようにしてもよい。
)上記実施形態では、ガイド溝42に外側がた止めリブ44が設けられているが、必ずしも外側がた止めリブは設けられていなくてもよく、また例えばガイドリブ側、もしくは外筒部のうちガイド溝ではない部分に設けるようにしてもよい。
)上記実施形態では、フード部14とインナハウジング23との間にシールリング36が装着されているが、必ずしもシールリングは装着されていなくてもよい。
)実施形態2では、弾性体50に位置決め突部52、インナハウジング23およびアウタハウジング38に位置決め凹部53が形成されているが、弾性体側に位置決め凹部、インナハウジングおよびアウタハウジング側に位置決め突部を形成するようにしてもよい。
実施形態1に係るコネクタの側断面図 フード部の奥端部とインナハウジングの前端部との嵌合状態を表す断面図 環状リブと環状溝部との嵌合状態を表す断面図 雌コネクタの正面図 実施形態2に係るコネクタの側断面図 弾性体の側面図 弾性体の正面図 弾性体の断面図
符号の説明
10…雄コネクタ(一方のコネクタ)
11…雄端子(一方の端子)
14…フード部
17…突出部
18…環状リブ(後側がた止めリブ)
20…雌コネクタ(他方のコネクタ)
21…雌端子(他方の端子)
23…インナハウジング(ハウジング部)
31…壁部
32…環状溝部(溝部)
33…突起部
36…シールリング
37…前側がた止めリブ
38…アウタハウジング
41…ロックアーム(ロック機構)
44…外側がた止めリブ
45(50)…弾性体
52…位置決め突部
53…位置決め凹部

Claims (10)

  1. 互いに嵌合可能な一対のコネクタであって、
    一方のコネクタは、他方のコネクタとの嵌合方向に開口するフード部を備え、
    他方のコネクタは、前記フード部内に配された一方の端子と接続可能な他方の端子を内部に収容可能であるとともに前記フード部に内嵌可能とされたインナハウジングと、前記インナハウジングの周りを覆うアウタハウジングと、前記一対のコネクタの嵌合方向と交差する方向に空間を有した状態で前記インナハウジングに外嵌されたゴム製の弾性体とを備え、前記インナハウジングと前記アウタハウジングとは別体に設けられ、前記アウタハウジングと前記インナハウジングとは前記一対のコネクタの嵌合方向に相対的にスライド可能とされ、前記アウタハウジングと前記インナハウジングとをスライドさせることで、前記インナハウジングに外嵌された前記弾性体が前記嵌合方向と交差する方向に前記空間を有した状態で前記アウタハウジングに覆われるようになっており、
    前記アウタハウジングには、前記一対のコネクタが正規の嵌合状態に至ると、前記一方のコネクタに対して前記嵌合方向に係合するロック機構が設けられ、
    前記弾性体は、前記一対のコネクタが正規の嵌合状態に至ると、前記アウタハウジングと前記インナハウジングとに押圧されて前記一対のコネクタの嵌合方向に弾性収縮すると共に、前記空間に向かって前記嵌合方向と交差する方向に広がるようになっており、
    前記インナハウジングは、前記他方の端子を抜け止めするランスを有するものであり、前記インナハウジングのうち前記一方のコネクタとの嵌合方向前側には、前記一対のコネクタが正規の嵌合状態に至ると、前記フード部に接触して前記一対のコネクタ間のがた付きを防止する前側がた止めリブが、前記インナハウジングの全周を包囲する位置に設けられ、前記前側がた止めリブは、前記インナハウジングの外周面に一体に形成され、
    前記インナハウジングのうち前記一方のコネクタとの嵌合方向後側には、前記フード部の開口端部と対向して配される壁部が設けられ、前記フード部の開口端部と前記壁部とのうち一方には、前記インナハウジングの全周を包囲する位置において前記一対のコネクタの嵌合方向に突出する後側がた止めリブが設けられるとともに、他方には、前記一対のコネクタが正規の嵌合状態に至ると、前記後側がた止めリブが差し込まれて前記一対のコネクタ間のがた付きを防止する溝部が形成されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記弾性体と前記インナハウジングおよび前記アウタハウジングとには、凹凸状態に嵌まり合う位置決め部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記位置決め部は、前記弾性体に設けられた位置決め突部と、前記インナハウジングおよび前記アウタハウジングに設けられた位置決め凹部とにより構成されていることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記後側がた止めリブおよび前記溝部は、前記インナハウジングの全周を包囲するリング状をなしていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のコネクタ。
  5. 前記後側がた止めリブは前記フード部の開口端部に形成され、前記溝部は前記壁部側に形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のコネクタ。
  6. 前記溝部または前記後側がた止めリブには、前記一対のコネクタが正規の嵌合状態に至ると、前記溝部と前記後側がた止めリブとの間で押圧される突起部が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のコネクタ。
  7. 前記突起部は、前記インナハウジングの全周を包囲する位置に配されていることを特徴とする請求項6に記載のコネクタ。
  8. 前記フード部と前記インナハウジングとの間であって前記フード部の開口端側には、前記フード部と前記インナハウジングとに押圧されて両者間をシールするシールリングが装着されていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載のコネクタ。
  9. 前記アウタハウジングの内周面または前記フード部の外周面には、前記一対のコネクタが正規の嵌合状態に至ると、前記外周面または前記内周面に接触して前記一対のコネクタ間のがた付きを防止する外側がた止めリブが設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載のコネクタ。
  10. 前記フード部の内周面のうち前記前側がた止めリブと対応する部分には内側へ突出する突出部が設けられ、前記前側がた止めリブは、同突出部の突出端に接触することを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載のコネクタ。
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