JP6252386B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
本発明の第2発明は、電線に接続される端子金具と、その端子金具が後方から挿入されるキャビティを有するハウジングと、そのハウジングに前方から組み付けられるリテーナとを備え、前記端子金具は、ハウジング受部とリテーナ受部とを有し、前記ハウジングは、前記キャビティの内壁に、前記ハウジング受部に弾性的に係止されて前記端子金具の後方への抜け出しを規制する撓み可能なハウジングランスを有し、前記リテーナは、前記ハウジングランスの撓み空間に進入して前記ハウジングランスの撓み動作を規制する規制部と、前記リテーナ受部に弾性的に係止されて前記端子金具の後方への抜け出しを規制する撓み可能なリテーナランスとを有し、前記ハウジングが相手側ハウジングと嵌合されたときに、前記リテーナランスの撓み空間に前記相手側ハウジングが進入して前記リテーナランスの撓み動作が規制されるところに特徴を有する。
また、第1発明によれば、リテーナ受部がスタビライザとして機能するため、リテーナ受部とスタビライザとが別々に設けられるよりも全体の構造を簡素化することができる。
また、第2発明によれば、ハウジングランスに加えてリテーナランスの撓み動作も規制されるため、端子金具がハウジングのキャビティにより確実に保持される。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。実施例のコネクタは、ハウジング10と、ハウジング10に収容される端子金具40と、ハウジング10に組み付けられるリテーナ60と、ハウジング10に組み付けられる付勢部材としてのシール部材80とを備えている。ハウジング10は、相手側ハウジング100に嵌合可能とされている。なお、以下の説明において、前後方向については、両ハウジング10、100が嵌合開始時に互いに向き合う面側を前側とし、上下方向については、図1及び図3を除く各図を基準とする。また、幅方向は、図5、図6及び図9の左右方向である。
また、図3に示すように、端子収容部11は、その前端部の幅方向両側面に、前後方向に延出する一対の装着溝28を有している。装着溝28の前端は、端子収容部11の前面に開口されている。装着溝28の後端部は、キャビティ22と連通して幅方向に貫通する連通孔29として構成されている。
両ハウジング10、100の嵌合に先立ち、端子金具40がキャビティ22に挿入される。端子金具40がキャビティ22に挿入される過程では、本体部41が係止突起24と干渉してハウジングランス23が撓み空間25に撓み変形させられる。また、端子金具40の挿入過程では、リテーナ受部45がガイド溝31に摺動可能に進入する。これにより、端子金具40のキャビティ22への挿入動作が案内される。この場合に、仮に、端子金具40が正規の挿入姿勢とは異なる上下反転姿勢等の不正姿勢をとっていると、リテーナ受部45がガイド溝31に進入することができず、端子金具40のキャビティ22への挿入動作も規制される。したがって、端子金具40が不正姿勢のままキャビティ22に挿入される事態が回避される。
以下、他の実施例を簡単に説明する。
(1)シール部材に代えて、リテーナに前方への付勢力を付与する専用の付勢部材がハウジングに組み付けられる構成であってもよい。
(2)第2発明の場合、リテーナ受部は、スラビライザとしての機能をもたず、リテーナランスに係止される係止機能のみを有する構造とされるものであってもよい。
(3)リテーナランスの個数は、1つ又は3つ以上であってもよい。この場合に、リテーナ受部は、リテーナランスと対応して設けられていればよい。
22…キャビティ
23…ハウジングランス
31…ガイド溝
40…端子金具
44…ハウジング受部
45…リテーナ受部
60…リテーナ
63…規制部
66…リテーナランス
80…シール部材(付勢部材)
Claims (6)
- 電線に接続される端子金具と、その端子金具が後方から挿入されるキャビティを有するハウジングと、そのハウジングに前方から組み付けられるリテーナとを備え、
前記端子金具は、ハウジング受部とリテーナ受部とを有し、
前記ハウジングは、前記キャビティの内壁に、前記ハウジング受部に弾性的に係止されて前記端子金具の後方への抜け出しを規制する撓み可能なハウジングランスを有し、
前記リテーナは、前記ハウジングランスの撓み空間に進入して前記ハウジングランスの撓み動作を規制する規制部と、前記リテーナ受部に弾性的に係止されて前記端子金具の後方への抜け出しを規制する撓み可能なリテーナランスとを有し、
前記リテーナ受部は、前後方向と交差する方向に突出する形態とされ、前記ハウジングは、前記キャビティと連通し、前記端子金具の挿入過程で前記リテーナ受部が摺動可能に進入するガイド溝を有することを特徴とするコネクタ。 - 電線に接続される端子金具と、その端子金具が後方から挿入されるキャビティを有するハウジングと、そのハウジングに前方から組み付けられるリテーナとを備え、
前記端子金具は、ハウジング受部とリテーナ受部とを有し、
前記ハウジングは、前記キャビティの内壁に、前記ハウジング受部に弾性的に係止されて前記端子金具の後方への抜け出しを規制する撓み可能なハウジングランスを有し、
前記リテーナは、前記ハウジングランスの撓み空間に進入して前記ハウジングランスの撓み動作を規制する規制部と、前記リテーナ受部に弾性的に係止されて前記端子金具の後方への抜け出しを規制する撓み可能なリテーナランスとを有し、
前記ハウジングが相手側ハウジングと嵌合されたときに、前記リテーナランスの撓み空間に前記相手側ハウジングが進入して前記リテーナランスの撓み動作が規制されることを特徴とするコネクタ。 - 前記ハウジングには、前記リテーナに前方への付勢力を付与することにより、前記リテーナランスを前記リテーナ受部に当接させ、且つその当接状態を維持させる付勢部材が組み付けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
- 前記付勢部材は、前記ハウジングが相手側ハウジングと嵌合されたときに、前記ハウジングと前記相手側ハウジングとの間に弾性的に挟まれて両ハウジング間のシールをとることが可能なシール部材からなることを特徴とする請求項3記載のコネクタ。
- 前記リテーナ受部は、前後方向と交差する方向に突出する形態とされ、前記ハウジングは、前記キャビティと連通し、前記端子金具の挿入過程で前記リテーナ受部が摺動可能に進入するガイド溝を有することを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
- 前記ハウジングが相手側ハウジングと嵌合されたときに、前記リテーナランスの撓み空間に前記相手側ハウジングが進入して前記リテーナランスの撓み動作が規制されることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
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